JP2972042B2 - 光記録再生装置 - Google Patents

光記録再生装置

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JP2972042B2
JP2972042B2 JP5008018A JP801893A JP2972042B2 JP 2972042 B2 JP2972042 B2 JP 2972042B2 JP 5008018 A JP5008018 A JP 5008018A JP 801893 A JP801893 A JP 801893A JP 2972042 B2 JP2972042 B2 JP 2972042B2
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晃一 丸山
俊一郎 若宮
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光により記録媒体に
情報を記録し、再生する光記録再生装置に関し、特に、
記録媒体上に複数のスポットを形成して同時に複数のト
ラックに対する記録、再生が可能な光記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録再生の速度をより向上さ
せるために、複数のビームにより形成したスポットをそ
れぞれ異なるトラック上に走査させるマルチビーム方式
を採用した光記録再生装置が用いられている。
【0003】また、例えばコンパクトディスク、ビデオ
ディスク、あるいは光磁気ディスク等のディスク状の媒
体に情報を記録し、再生する従来の光記録/再生装置で
は、光束を記録媒体上に結像させる対物レンズを光軸方
向に移動させることにより、スポットの焦点合わせ(フ
ォーカシング)を行なうものが一般的である。
【0004】これに対して、例えば、記録媒体としてテ
ープを用いるシステムのように、対物レンズが回転ヘッ
ド内に設けられる等の理由で、対物レンズ以外のレンズ
でフォーカシングを行ないたい場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
インナーフォーカスのレンズはフォーカシングによりそ
の焦点距離、結像倍率も変化するため、例えばコリメー
トレンズを駆動してフォーカシングを行う場合には、な
んら対策を講じないと、マルチビーム方式で記録媒体上
に形成されたスポットの間隔が変化するという問題が生
じる。
【0006】
【発明の目的】この発明は、上述した課題に鑑みてなさ
れたものであり、マルチビーム方式の光記録再生装置に
おいて、対物レンズ以外のレンズでフォーカシングを行
ないつつ、記録媒体上に形成される複数のスポットの間
隔の変化を抑えることができる装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる光記録
再生装置は、上記の目的を達成させるため、複数の光束
を発する光源と、光源から入射する複数の光束を光記録
媒体上に複数のスポットとして結像させる対物レンズ
と、光源と対物レンズとの間の光路中に設けられ、光軸
方向に移動可能に設けられたフォーカシングレンズと、
フォーカシングレンズと対物レンズとの間に設けられた
リレーレンズとを備え、リレーレンズに、フォーカシン
グレンズへの入射光源位置からフォーカシングレンズの
前側主点までの距離をdxとして、フォーカシングレン
ズの後側主点から距離dx分対物レンズ側の点と、対物
レンズの前側焦点とをほぼ共役にする機能を持たせたこ
とを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【0009】まず、3つのレンズ要素により構成される
光学系の倍率について説明し、この発明の原理を説明す
る。
【0010】以下の説明では、フォーカシングレンズの
パワーをA、リレーレンズのパワーをB、対物レンズの
パワーをC、光源からフォーカシングレンズの前側主点
までの距離をdx、フォーカシングレンズの後側主点か
らリレーレンズの前側主点までの距離をd1、リレーレ
ンズの後側主点から対物レンズの前側主点までの距離を
d2とし、定数Dをdx+d1で定義する。Dは、フォー
カシングレンズの移動によっても変化しない。
【0011】この光学系の合成結像倍率mは、X=(B
−BCd2+C)として以下の式(1)のとおりとなる。
【0012】
【数1】 m=(1−dx A)(1−Cd2−(D−dx)X)−dxX …(1)
【0013】そして、フォーカシングによる倍率の変化
は、以下の式(2)のとおりとなる。
【0014】
【数2】 δm/δdx=−A(1−Cd2−(D−2dx)(B−BCd2+C)) =−AC((d2−1/C)−(d1−dx)(d2−1/C)B+ (d1−dx)) …(2)
【0015】フォーカシングによる倍率変化をなくすた
めには、(2)式の値を0とすればよい。この式の中で、
A、Cは0でない。Aが0であるとフォーカシングがで
きず、Cはスポットを形成するために正のパワーを持た
ねばならないからである。
【0016】したがって、倍率変化を抑えるためには
(2)式のA,Cを除いて(3)式が成り立つように設定する
必要がある。
【0017】
【数3】 ((d2−1/C)−(d1−dx)(d2−1/C)B+(d1−dx))= 0 …(3)
【0018】この(3)式からBの値を解くと、以下の(4)
式が得られる。
【0019】
【数4】 B=1/(d1−dx) + 1/(d2−1/C) …(4)
【0020】(4)式から、リレーレンズはリレーレンズ
から(d1−dx)の点と、(d2−1/C)の点すなわち対
物レンズ前側焦点位置とを共役にする作用を持たせるこ
とにより、倍率変化が0となることが理解できる。
【0021】次に、この発明の実施例を説明する。図1
は、この発明を光テープシステムの光学系に適用した実
施例の概略を示す。
【0022】光テープの表面には、磁性体膜が形成され
ており、記録再生装置は、一般に用いられている光磁気
ディスク装置と同様に、光の熱と磁界とにより情報を記
録し、反射時の磁気カー効果を利用して記録された情報
を再生する。
【0023】光源としての多点発光半導体レーザー1か
ら発した複数のビームは、コリメートレンズ2によりそ
れぞれ平行光束とされ、第1のビームスプリッター3を
透過する。
【0024】実施例では、コリメートレンズ2がフォー
カシングレンズを兼ねており、フォーカシングのために
光軸方向に移動可能に、かつ、トラッキングのために光
軸に対して垂直な面内でも移動可能に設けられている。
【0025】ビームスプリッター3を透過した光束は、
リレーレンズ4,5によりリレーされる。半導体レーザ
ー1からリレーレンズ5までの光学素子は、固定部Aに
設けられている。
【0026】リレーレンズ5を射出した光束は、回転ヘ
ッドB内に設けられた偏向部材としてのプリズム6の第
1反射面6aにより入射光束の光軸外に反射され、第2
反射面6bにより、再び入射光束と平行な方向に反射さ
れる。回転ヘッドBは、固定部Aに対してその光軸Ax
回りに回転する。Rは回転半径である。
【0027】プリズム6からの反射光束は、対物レンズ
7に入射し、記録媒体である光テープ8上に複数のスポ
ットを形成する。スポットは、回転ヘッドの回転軸と垂
直な面内で円を描いて移動する。
【0028】リレーレンズ4,5は、コリメートレンズ
2への入射光源位置からコリメートレンズの前側主点ま
での距離をdxとして、コリメートレンズの後側主点か
ら距離dx分対物レンズ7側の点と、対物レンズ7の前
側焦点とをほぼ共役にする機能を有している。
【0029】光テープ8からの反射光束は、再び対物レ
ンズ7を介して平行光束となり、リレーレンズ4,5を
介して第1のビームスプリッター3に入射する。第1の
ビームスプリッター3で反射された光束は、1/2波長
板9によりその偏光方向を45度回転され、偏光ビーム
スプリッター10によりP,S両偏光成分に分離され
る。
【0030】偏光ビームスプリッター10を透過したP
偏光成分は、集光レンズ11により第1の受光素子12
上に集光される。偏光ビームスプリッター10で反射さ
れたS偏光成分は、集光レンズ13により第2の受光素
子14上に集光される。
【0031】偏光成分の強度の大小は、光テープ上でス
ポットが位置する領域の磁界の方向によって変化するた
め、光テープからの再生信号は、それぞれの受光素子1
2,14の出力を引算器15により引算することによっ
て得られる。また、トラックエラー、フォーカスエラー
の各信号は、少なくともいずれか一方の受光素子の出力
を用いて検出され、コリメートレンズ2はこれらのエラ
ーをなくすよう図示せぬアクチュエータにより駆動され
る。エラー信号検出のためには、受光素子の受光領域を
複数に分割する必要があるが、これらは光磁気ディスク
装置の技術として一般に知られているため、ここでは詳
述を省略する。
【0032】実施例は、コリメートレンズ2によりフォ
ーカシング、トラッキング動作を行なわせる構成であ
る。また、リレーレンズ4,5は、パワーの等しい正レ
ンズをそれぞれの焦点位置が一致するように向かい合わ
せて配置し、パワーを持たず角倍率が−1であるように
構成されており、共役距離dが、正レンズの焦点距離を
f、正レンズの主点間隔をHHとして、 d=4f+2HH の定数になっているものを利用している。
【0033】実施例の場合には、コリメートレンズ2と
リレーレンズ4との間隔によらず共役距離が一定となる
ため、コリメートレンズ2の射出端面と対物レンズ7の
入射端面との間隔がリレーレンズ4,5の共役距離dと
ほぼ一致していれば、リレーレンズはその間のどの位置
に配置してもよい。
【0034】
【実施例1】図2は、実施例の光学系をより詳細に示す
説明図であり、その具体的な数値構成は以下の表に示さ
れる。なお、表中の面番号は半導体レーザー1側から付
されており、記号rは曲率半径、dはレンズ厚若しくは空
気間隔、ndはd-line(588nm)での屈折率、νはアッベ
数、n780は波長780nmにおける屈折率である。
【0035】また、本実施例では偏向手段をプリズムで
構成しているため 共役距離の計算の際プリズムの厚さ
を空気換算の厚さで計算してある。
【0036】表1は、コリメートレンズ2の構成を示
す。コリメートレンズは、5枚のレンズで構成される。
第2レンズと第3レンズとは貼り合わされている。表中
の記号d0は、半導体レーザー1からコリメートレンズ2
の第1面までの距離である。
【0037】
【表1】 d0 = 4.861 面番号 r d nd ν n780 1 -7.871 1.900 1.88300 40.8 1.86888 2 -6.230 1.970 3 16.830 1.900 1.61800 63.4 1.61139 4 -7.241 1.200 1.84666 23.8 1.82484 5 -15.563 6.280 6 36.250 1.300 1.84666 23.8 1.82484 7 14.372 0.450 8 116.842 1.600 1.72916 54.7 1.72007 9 -17.350
【0038】コリメートレンズの前側主点は第1面の後
方5.139mm、後側主点は第9面の前方9.600mmに位置す
る。
【0039】表2は、ビームスプリッター3の構成を示
す。表中の記号d0は、コリメートレンズ2の最終面から
ビームスプリッター3の第1面までの距離である。ま
た、ビームスプリッターの空気換算厚さは3.972mmであ
る。
【0040】
【表2】 d0 = 25.000 面番号 r d nd ν n780 1 ∞ 6.000 1.51633 64.1 1.51072 2 ∞
【0041】表3は、リレーレンズ4,5の構成を示
す。リレーレンズ4,5は、それぞれ正レンズと負レン
ズとが貼り合わされた正のパワーを持つレンズとして構
成され、互いの焦点距離は同一である。記号d0は、コリ
メートレンズ2の最終面からリレーレンズ4の第1面ま
での間隔である。リレーレンズの共役距離は199.984mm
である。
【0042】
【表3】 d0 = 12.846 面番号 r d nd ν n780 1 34.000 2.000 1.69350 53.2 1.68468 2 -24.500 1.500 1.80518 25.4 1.78565 3 -180.770 94.841 4 180.770 1.500 1.80518 25.4 1.78565 5 24.500 2.000 1.69350 53.2 1.68468 6 -34.000
【0043】表4は、偏向プリズム6の構成を示す。空
気換算厚さは、37.068mmである。記号d0は、リレ
ーレンズ5の最終面からプリズム6の第1面までの間隔
である。
【0044】
【表4】 d0 = 10.000 面番号 r d nd ν n780 1 ∞ 56.000 1.51633 64.1 1.51072 2 ∞
【0045】表5は、対物レンズ7の構成を示す。記号
d0は、プリズム6の最終面から対物レンズ7の第1面ま
での間隔である。
【0046】
【表5】 d0 = 10.000 面番号 r d nd ν n780 1 7.056 1.170 1.77250 49.6 1.76203 2 -80.922 0.430 3 -6.667 0.800 1.84666 23.8 1.82484 4 4.194 1.420 1.77250 49.6 1.76203 5 -65.760 0.780 6 16.720 1.220 1.77250 49.6 1.76203 7 -8.327 0.050 8 3.300 1.150 1.77250 49.6 1.76203 9 6.818 1.783 10 ∞ 1.200 1.51633 64.1 1.51072 11 ∞
【0047】本実施例では、フォーカシングレンズへの
入射光源位置からフォーカシングレンズの前側主点まで
の距離dxは10.000mmであり、フォーカシングレンズの
後側主点からdx分対物レンズ側の点は、フォーカシン
グレンズの射出側端面から0.400mm対物レンズ寄りの点
と成る。
【0048】一方、対物レンズの前側焦点は、対物レン
ズの入射側端面の前方0.344mmにあり、ビームスプリッ
ター3、プリズム6の厚さを空気換算厚さと下場合、2
点間の間隔は199.984mmとなり、リレーレンズの共役距
離と一致する。
【0049】実施例1では、基準状態の倍率は0.408、
光テープ側をプラスとして+30μmにフォーカシング
するためにフォーカシングレンズを−180μm移動さ
せた際の倍率は0.408、−30μmにフォーカシング
するためにフォーカシングレンズを+180μm移動さ
せた際の倍率も0.408であり、倍率の変化がない。
【0050】実施例1の構成でリレーレンズ設けられて
いない場合には、基準状態の倍率は−0.408、+3
0μmにフォーカシングするためにフォーカシングレン
ズを−280μm移動させた際の倍率は−0.261、
−30μmにフォーカシングするためにフォーカシング
レンズを+130μm移動させた際の倍率は−0.55
0となり、倍率が大きく変化し、スポットの間隔も変化
してしまう。
【0051】
【実施例2】図3は、この発明にかかる光情報記録再生
装置の実施例2を示す。実施例2では、偏向部材として
1枚のミラー20を用いており、スポットは回転ヘッド
Bの回転軸を中心とする円筒の内面を走査する。他の構
成は実施例1と同様であるため、同一部材に同一符号を
付して説明を省略する。
【0052】実施例2では、一方のリレーレンズ4が固
定部に設けられると共に、他方のリレーレンズは回転ヘ
ッド内で対物レンズ7に近接して設けられている。
【0053】コリメートレンズ2の構成は表1に示した
実施例1と同一であるので、説明を省略する。表6と表
7とは、実施例2のリレーレンズと対物レンズ7との数
値構成を示す。表6中のd0は、コリメートレンズ2の最
終面とリレーレンズ4の第1面との間隔、表7中のd0
は、リレーレンズ5の最終面と対物レンズ7の第1面と
の間隔である。共役距離は199.984mmであり、対物レン
ズの前側焦点は第1面の後方0.165mmに位置する。
【0054】
【表6】 d0 = 98.178 面番号 r d nd ν n780 1 34.000 2.000 1.69350 53.2 1.68468 2 -24.500 1.500 1.80518 25.4 1.78565 3 -180.770 94.841 1 180.770 1.500 1.80518 25.4 1.78565 2 24.500 2.000 1.69350 53.2 1.68468 3 -34.000
【0055】
【表7】 d0 = 0.100 面番号 r d nd ν n780 1 9.763 1.700 1.77250 49.6 1.76203 2 -323.222 0.650 3 -11.336 1.100 1.84666 23.8 1.82484 4 7.040 2.100 1.72916 54.7 1.72007 5 -69.476 2.000 6 26.500 1.830 1.77250 49.6 1.76203 7 -12.800 0.080 8 4.161 2.000 1.77250 49.6 1.76203 9 6.530 2.340 10 ∞ 1.200 1.51633 64.1 1.51072 11 ∞
【0056】実施例2においても、フォーカシングレン
ズへの入射光源位置からフォーカシングレンズの前側主
点までの距離をdxとして、フォーカシングレンズの後
側主点から距離dx分対物レンズ寄りの点の距離は、19
9.984mmとなり、リレーレンズの共役距離と等しくな
る。
【0057】実施例2では、基準状態の倍率は0.60
0、光テープ側をプラスとして+30μmにフォーカシ
ングするためにフォーカシングレンズを−83μm移動
させた際の倍率は0.600、−30μmにフォーカシン
グするためにフォーカシングレンズを+83μm移動さ
せた際の倍率も0.600であり、倍率の変化がない。
【0058】なお、上記の実施例では、この発明を光テ
ープシステムに適用する例についてのみ述べたが、従来
の光ディスク装置等にも同様に適用することができる。
【0059】また、上記の実施例では、共役距離が定数
になる角倍率−1倍のリレーレンズの例を示したが、リ
レーレンズ系の角倍率が-1倍以外のアフォーカルなも
の、焦点距離が有限の大きさのものを用いてもフォーカ
シングによる倍率変化を抑えることができることは(4)
式にリレーレンズ系の倍率等を規定する項が無いことか
ら明かである。角倍率−1倍は、リレーレンズの配置を
自由にするために特に要求される条件である。
【0060】さらに、上述した実施例では、いずれもコ
リメートレンズをフォーカシング、トラッキングのため
に移動する構成についてのみ述べたが、リレーレンズと
コリメートレンズとの間に、フォーカシング、トラッキ
ングのために移動されるレンズを別個設けてもよい。ま
た、フォーカシング、トラッキングの機能をそれぞれ別
のレンズに独立して持たせてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、マルチビーム方式の光記録再生装置において、対物
レンズ以外のレンズをフォーカシングのために光軸方向
に移動する場合にも、結像倍率の変化を抑えることがで
き、スポット間隔の変化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかる光記録再生装置の実施例の
概略を示す説明図である。
【図2】 実施例1の光学系の具体的な構成を示す説明
図である。
【図3】 実施例2の光学系の具体的な構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
1…半導体レーザー 2…コリメートレンズ 3…ビームスプリッター 4,5…リレーレンズ 6…プリズム 6a…第1反射面 6b…第2反射面 7…対物レンズ 8…光テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若宮 俊一郎 東京都板橋区前野町2丁目36番9号旭光 学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−96467(JP,A) 特開 平6−215388(JP,A) 特開 平5−325188(JP,A) 特開 平6−34880(JP,A) 特開 昭63−177123(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/135

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光束を発する光源と、 前記光源から入射する複数の光束を光記録媒体上に複数
    のスポットとして結像させる対物レンズと、 前記光源と前記対物レンズとの間の光路中に設けられ、
    光軸方向に移動可能に設けられたフォーカシングレンズ
    と、 前記フォーカシングレンズと前記対物レンズとの間に設
    けられたリレーレンズとを有し、 前記リレーレンズは、前記フォーカシングレンズへの入
    射光源位置から前記フォーカシングレンズの前側主点ま
    での距離をdxとして、前記フォーカシングレンズの後
    側主点から距離dx分対物レンズ側の点と、前記対物レ
    ンズの前側焦点とをほぼ共役にする機能を有することを
    特徴とする光記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記距離dxが、フォーカシング可能な範
    囲内で前記フォーカシングレンズの焦点距離と一致する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記リレーレンズを射出した光束が、フォ
    ーカシング可能な範囲内で平行光束となることを特徴と
    する請求項1に記載の光記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記リレーレンズは、パワーが0で角倍率
    が−1であることを特徴とする請求項1に記載の光記録
    再生装置。
  5. 【請求項5】前記光源から入射する光束をその入射方向
    外へ偏向させて前記対物レンズへ入射させる偏向部材
    と、前記対物レンズとが、前記入射光束の方向を軸とし
    て回転自在に設けられた回転ヘッド内に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光記録再生装置。
JP5008018A 1993-01-21 1993-01-21 光記録再生装置 Expired - Fee Related JP2972042B2 (ja)

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US08/184,447 US5471456A (en) 1993-01-21 1994-01-21 Optical medium recording apparatus with a rotatable optical beam deflector

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