JPH01162238A - 光学ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光学式ディスクの情報記録面に集光される光
スポットのトラックずれおよび焦点ずれを制御するよう
にしたディスク記録再生装置に関するものである。

〔従来の技術〕

′ｆＩＴ図および第８図はそれぞれ従来のこの種装置の
光学系の構成図および部分側面図である。同図において
、（１）は半導体レーザ、（２）はコリメータレンズ、
（３）はハーフプリズム、　（４）は反射ミラー、（５
）は対物レンズ、（８）は集光レンズ、　（７）はハー
フミラ−１（８）はウェッジプリズム、（９）はトラッ
クずれおよび信号検出用光検出器、（１０）はフォーカ
スずれ検出用光検出器、（１１）は半導体レーザから出
射した光ビーム、（１２）はディスクである。

つぎに、動作について説明する。半導体レーザ（１）か
ら出射した光ビーム（１１）は、コリメータレンズ（２
）によシ平行光となシ反射ミラー（４）を介して対物レ
ンズ（５）に入射し、ディスク（１２）の記録面に集光
される。ディスク（１２）によシ反射した光ビームは逆
行し、ハーフプリズム（３）によシ光路が変換され、集
光レンズ（６）を介してハーフミラ−（７）によシそれ
ぞれ光検出器（９）、（１０）に受光される。

詳細は省略するが、光検出器（９）は２分割で構成され
、差動出力によ、９）ラッキングずれを検出し、和出力
によシ信号検出を行なう。また、光検出器（１０）は２
分割もしくは、４分割で構成され、フォーカシングずれ
を検出する。

このような光学系において検出される光ディスク（１２
）上の光スポットの焦点ずれやトラックずれを補正する
方法として、対物レンズ（５）を矢印ａで示すトラッキ
ング方向と矢印すで示すフォーカシング方向に制御する
ものが一般的である。このような対物レンズ駆動装置と
して、第９図に示すものが提案されている。すなわち、
固定台（２８）に保持された上下２枚ずつの平行な板ば
ね（２７ａ）〜（２７ｄ）によシばね保持プレー）　（
２６）を上下方向（矢印す方向）へ移動可能に保持し、
さらにはネ保持プレー）　（２６）とフォーカス制御用
コイル（２２）を左右２枚ずつの平行な板ばね（２５ａ
）〜（２５ｄ）によシ保持する。フォーカス制御用コイ
μ（２２）の外周には４個のトラッキング制御用コイ／
Ｉ／（２８ａ）〜（２８ｄ）が貼設されておシ、さらに
ホルダ（２１）を介して対物レンズ（５）が固定されて
いる。

これらのコイμは固定側に設けられたヨーク（８０）と
永久磁石（２９ａ）　、　（２９ｂ）で構成される磁気
回路中に配置され、それぞれのコイμＫ（２２）　。

（２８ａ　）〜（２８ｄ）、ＰＫすることによシ、対物
レンズ（５）を矢印ａで示すトラッキング方向と矢印す
で示すフォーカシング方向に制御する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のこの種装置は以上のように構成されていたため、
第８図に示す反射ミラー（４）と対物レンズ（５）の部
分のみを分離してディスク（１２）のラジアル方向にア
クセスする場合、対物レンズ駆動装置の１董が問題とな
る。また、光学系すべてを一体に構成する場合において
も薄形化が難しいという問題があった。これは、対物レ
ンズ（５）を駆動するために永久磁石（２９ａ）　、　
（２９ｂ）とヨーク（８０）による磁気回路を構成しな
ければならないからである。さらに詳しく述べると、第
１０図に示すように、ディスク（１２）の反シ等による
対物レンズ（５）とディスク（１２）面の距離変化Ｈ１
，Ｈ，に対応するため、大きな可動量を必要とするため
磁気回路構成が大形化することによる。

この発明は、上記従来のものの問題点を解消するために
なされたものであシ、構成の簡素化および小形化を図る
ことができるディスク記録再生装置を提供することを目
的とする。

〔問題点を解決するだめの手段〕

この発明に係るディスク記録再生装置は、変位のＤＣ成
分を含めてディスク振動の比較的周波数の低い変位制御
用としての第１の位置制御装置で対物レンズの位置を制
御し、それ以外の高い周波数変位制御用としての第２の
制御装置で対物レンズ以外の光学部品を位置制御するよ
うに構成しだものである。

〔作用〕

この発明においては、対物レンズの位置制御を行なり第
１の位置制御装置が比較的低周波で、大きな変位量のみ
を分担するので、対物レンズ厖勤部分の構成が簡単とな
シ、小形化、軽量化および薄形化が容易となる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図および第２図はそれぞれこの発明に係るディスク記録
再生装置の一例を示す光学系の構成図および対物レンズ
駆動手段の構成を示す斜視図であシ、従来のものと同一
部所には、同一符号を付して説明を省略する。

同図において、（５１）は対物レンズ（５）の駆動手段
としてのｊｇｌの位置制御装置であシ、ディスク振動の
ＤＣ成分を含めて比較的周波数の低い変位制御用として
設定されている。（５２）は半導体レーザ（１）に対す
る位置制御手段でｓｂ、これはディスク振動の比較的高
い周波数の変位に対応する第２の位置制御装置として設
定されている。

上記＠ｉの位置制御装置（５１）は、第２図に示すよう
に互に平行に配置された１対のパイ七μフ形圧電素子（
５１１）、（５１２）と、両圧電素子（５１１）。

（５１２）の各基端部を保持する固定ホルダ（５１Ｂ）
と、両圧電素子（５１１Ｌ（５１２）の各先端同志を連
結する対物レンズホルダ（５１４）とからなシ、対物レ
ンズ（５）は上記先端部側に固定されて矢印す方向へ駆
動制御されるようになっている。

上記半導体レーザ（１）の位置制御装置（５２）は、た
とえば第８図に示すように積層形圧電素子（５２１）と
、この圧電素子（５２１）に装着されて半導体レーザ（
１）を保持する半導体レーザ保持プレート（５２２）と
からなる。

つぎに、動作について説明する。ディスク（１２）の面
振れや偏心は第４図に示すように周波数が高くなるにつ
れてその変位量は小さくなる傾向にある。

いま、ディスク（１２）上の光スポットの焦点ずれがあ
ると、第１の位置制御装置（５１）によシ、上記対物レ
ンズ（５）が焦点制御方向（矢印す方向）へ駆動される
。この際、上記第１の位置制御装置（５１）は、ディス
ク（１２）振動の比較的周波数の低い大変位部分のみに
対応して動作し、それ以上の高い周波数成分ならびにト
ラッキング制御は、半導体レーザ（１）を位置制御する
第２の位置制御装置（５２）Ｋよって行なわれる。

ここで、上記対物レンズ（５）の駆動は、ディスク（１
２）の大変位で、比較的低い周波数成分のみを制御すれ
ばよいので、この対物レンズ（５）の駆動手段である第
１の位置制御装置（５１）は簡素な構成で、小形化が可
能となる。

また、第２の位置制御装置（５２）は変位量が小さくて
よいため、制御性能を高めることに対応が容易である。

ところで、上記実施例では、第１の位置制御装置（５１
）が対物レンズ（５）　Ｋ対して焦点方向（矢印す方向
）のみに位置制御するもので説明したが、第５図に示す
ように上記矢印す方向へ沿った溝（６１１）、（６１２
）を有する固定ホルダ（６１Ｂ）の上記溝（６１１）、
（６１２）にそれぞれ圧電素子（６１４）、（６１５）
を貼設して第１の位置制御装置（６１）を構成すること
によシ、矢印ａで示すトラッキング方向の比較的変位量
の大きい低周波成分を制御するようにしてもよい。この
場合、第２の位置制御装置（５２）によるトラッキング
制御量を軽減させることができ、光学特性に対する影響
を大幅に改善することができる。

また、上記実施例では、第２の位置制御装置（５２）が
光源である半導体レーザ（１）の位置制御を行なう例で
説明したが、光学部品、たとえば第６図に示すようにコ
リメータレンズ（２）を位置制御するものを第２の位置
制御装置としてもよい。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、対物レンズを焦点制御
方向およびトラッキング制御方向の少なくとも一方向に
位置制御する第１の位置制御装置と、他の光学部品を焦
点制御方向およびトラッキング制御方向の少なくとも一
方向へ位置制御する第２の位置制御装置とに分けて構成
し、第１０位置制御装置には、ディスク振動の大変位で
、かつ比較的低周波のみを分担して制御させるようにし
たので、機械的共振による性能劣化を特別に考慮する必
要がなくなシ、構成を大幅に簡素化できるうえ、薄形化
も進め易くなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るディスク記録再生装置の一例を
示す光学系の構成図、第２図は同装置における対物レン
ズ駆動装置としての第１の位置制御装置の一例を示す斜
視図、第８図は同装置における半導体レーザ位置制御装
置の一例を示す斜視図、第４図はデイ゛スク面振れ量と
周波数との関係を示す特性図、第５図は第１の位置制御
装置の変形構造を示す斜視図、第６図は光学部品を位置
制御する第２の位置制御装置を配置した場合の光学系の
構成図、第７図は従来のディスク記録再生装置の光学系
の構成図、第８図は従来の光学系の部分側面図、第９図
は従来のものにおける対物レンズ駆動装置の構成を示す
分解斜視図、第１０図はディスクと対物レンズの位置関
係の説明図である。 （１）・・・光源、（２）・・・光学部品、（５）・・
・対物レンズ、（１１）・・・光ビーム、（１２）・・
・ディスク、（５１）、（６１）・・・第１の位置制御
装置、（５２）、（５Ｂ）・・・第２の位置制御装置、
（５１１）、（５１２）・・・圧電素子。 なお、図中、同一符号は同一もしくは相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、ディスク上の情報面のずれおよびトラツクずれ
   を光学的に検出し、この情報をもとに上記ディスク上の
   光スポットの焦点ずれおよびトラツクずれを制御し、上
   記ディスク上の情報を再生もしくは記録するディスク記
   録再生装置において、上記ディスク上に光スポットを形
   成するための対物レンズを焦点制御方向およびトラツキ
   ング制御方向の少なくとも一方向へ位置制御する第１の
   位置制御装置と、上記対物レンズ以外の光学部品もしく
   は光源を焦点制御方向およびトラツキング制御方向の少
   なくとも一方向へ位置制御する第２の位置制御装置とを
   備え、第１の位置制御装置をディスク振動の低い周波変
   位の制御用とし、第２の位置制御装置をディスク振動の
   高い周波数変位の制御用として設定したことを特徴とす
   るディスク記録再生装置。
2. （２）、上記第１の位置制御装置を圧電素子を用いて構
   成してなる特許請求の範囲第１項記載のディスク記録再
   生装置。