JPS62153366A - 印刷インキ用組成物 - Google Patents

印刷インキ用組成物

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JPS62153366A
JPS62153366A JP60292488A JP29248885A JPS62153366A JP S62153366 A JPS62153366 A JP S62153366A JP 60292488 A JP60292488 A JP 60292488A JP 29248885 A JP29248885 A JP 29248885A JP S62153366 A JPS62153366 A JP S62153366A
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acid
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Jiro Ayukawa
鮎川 二朗
Sakuzo Tsukada
塚田 作三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産−のfl 本発明は、印刷インキ用組成物に関する。更に詳しくは
複印i1物としてプラスチック、殊にポリプロピレン、
ポリエステル及びナイロンフィルムのいずれのフィルム
に対しても優れた密着性及び印刷適性を有する一液型の
印刷インキ用組成物に関する。
L!立韮遣 近年、包装材料としてのプラスチックフィルムは、包装
内容物の複雑化、包装技術の高度化に伴ない各種のもの
が開発され、その結果内容物に適合しうるフィルムを適
宜選択して使用されるようになった。かかる包装形態等
の多様化により1例えば包装材料の高性能化のため印a
Sにドライラミネート加工、エクストルージョン加工な
どが行われるようになった。
従来、プラスチックフィルム印刷インキ用組成物のビヒ
クル成分として、ロジン変性マレイン酸樹脂、硝化綿、
ポリアミド樹脂、塩素化ポリプロピレン、ポリウレタン
樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエステ
ル樹脂などが使用されているが、被印刷物としてのポリ
プロピレン。
ポリエステル及びナイロンフィルムのいずれのフィルム
に対しても優れた密着性を有するものはない。そのため
必然的に、使用されるフィルムの特性に合致するインキ
が個々に設計されねばならずこれらインキの種類は多岐
に亘っている。
一般に、ポリプロピレンフィルム用には、硝化綿とポリ
アミド樹脂とを組合せたビヒクルあるいは塩素化ポリプ
ロピレンが用いられているが、ポリエステルフィルムや
ナイロンフィルムに対しては好適ではない、即ち、ポリ
エステルフィルムやナイロンフィルムは、食品包装後に
ボイル殺菌、レトルト殺菌工程を経由する食品の包装基
材として用いられることが多く、これらに用いられる印
刷インキ用ビヒクルも当然に耐ボイル性、耐レトルト性
が要求されるが、上記ビヒクルはいずれもこれらの点を
満足しえない欠点を有する。またポリウレタン樹脂もポ
リプロピレンフィルム用インキのビヒクルに用いられる
が、単独では十分な密着性を有しないため、ポリイソシ
アネート化合物を配合せしめ二液反応型インキとして使
用されている。しかしながら該インキは印刷直前に、硬
化剤を配合しなければならず取扱いが不便であり、更に
はポットライフ(可使時間)の点でも実用北種々の制限
を受けるという不利を伴なう。
ポリエステルフィルムについては、熱可塑性ポリエステ
ル樹脂がビヒクルとして使用されているが、このものは
乾燥性に劣り、ブロッキングなどのトラブルを生じやす
く印刷速度が著しく低下するため印刷物の生産性に劣る
。また食品を包装後、レトルト殺菌を行った場合にはラ
ミネート強度が低下する欠へを有し、包装形態に制約を
受けるなど、必ずしも満足しうるちのではない。
またポリエステル、ナイロンフィルムの双方に使用しう
るインキとして塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂と熱
可塑性ポリウレタン樹脂とを組合せたものをビヒクルと
して使用する場合もあるがラミネート強度が尚、不十分
であり、より高性能のインキの開発が要望されている。
既述の如く、使用フィルムの種類によりインキを適宜選
択して使用している現状にあり、印刷インキメーカーは
勿論、印刷会社においてもこれらインキの品質管理、在
庫調整など、煩雑化を余儀なくされており、またその性
能も決して満足できるものではない。
L記技術的背景に鑑み、被印刷物としてのポリプロピレ
ン、ポリエステル及びナイロンフィルムのいずれのフィ
ルムに対しても優れた密着性及び印刷適性を有する汎用
性に富む一液型の印刷インキ用組成物の開発が斯界にお
いて切望されている近時、上記問題点を解決せんとして
ポリウレタン樹脂を主バインダーとする一液型の印刷イ
ンキ組成物の開発が盛んに行われている0例えばポリプ
ロピレンフィルムに対する密着性改良手段としてロジン
系樹脂、ケトン系樹脂、ポリスチレンオリゴマー等を混
合使用する方法も検討されており、これら樹脂の添加に
よりかなり密着性が改良されるが、印刷後にポリエチレ
ンやポリプロピレンフィルムをドライラミネ°−ト、エ
クストルージョンラミネート加工を行った後のラミネー
ト強度はほとんど改良されず、耐油性3耐ブロツキング
性。
耐氷性等の点ではむしろ低下する傾向にあり好ましくな
い。
が 7 しよ−  る間 点 本発明は、従来技術で解決しえなかった問題点即ち、被
印刷物としてのポリプロピレン、ポリエステル及びナイ
ロンフィルムのいずれのフィルムに対しても優れた密着
性及び印刷適性を有する一液型の印刷インキ用組成物を
開発すべく鋭意研究を行った結果、ポリウレタン樹脂に
対して特定のポリアミド樹脂を特定割合で配合し、これ
らをバインダーとして用いることにより前記問題点を悉
く解決しうることを見い出した。本発明は、かかる新し
い知見に基づいて完成されたものである。
間 点  りするーめの手 本発明は、高分子ポリオール、ジイソシアネート化合物
及び鎖伸長剤を反応させて得られるポリウレタン樹脂を
主たるバインダーとする印刷インキ用組成物において、
該ポリウレタン樹脂固形分100重量部に対し10〜8
00のアミン価を有するポリアミド樹脂を0.1〜30
改量部配合することを特徴とする印刷インキ用組成物に
関する。
即ち本発明は、各種ポリウレタン樹脂に加えて特定のア
ミン価を有するポリアミド樹脂を配合しこれらをバイン
ダーとして使用することにより、従来のポリウレタン樹
脂を主バインダーとする一液型印刷インキでは到底解決
しえなかった前記問題点を解消しうるちのである。
本発明の主バインダーであるポリウレタン樹脂の構成成
分は次の通りである。まず、高分子ポリオール成分とし
ては、酸化エチレン、酸化プロピレン、テトラヒドロフ
ラン等の重合体もしくは共重合体等のポリエーテルポリ
オール類:エチレングリコール、1.2−プロパンジオ
ール、1.3−プロ/ぐンジオール、1.3−ブタンジ
オール、1.4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、ベンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタン
ジオール、1.4−ブチンジオール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル等の飽和および不飽和の低分子グリコール類ならびに
アジピン酸、無水フタル酸、イソフタル酸。
テレフタル酸、マレイン酸、フマル酸、コl\り酸、シ
帰う酸、マロン酸、グルタル酸、ピメリン酸。
スペリン酸、アゼライン酸、セ/ヘシン酸等の二塩基酸
もしくはこれらに対応する酸無水物を脱水縮合せしめて
得られるポリエステルポリオール類:環状エステル化合
物を開環重合して得られるポリエステルポリオール類:
その他ポリカーボネートポリオール類、ポリブタジェン
グリコール類ビスフェノールAに酸化エチレンもしくは
酸化プロピレンを付加して得られるグリコール類等の一
般にポリウレタンの製造に用いられる各種公知の高分子
ポリオールが例示される。尚、上記の内、グリコール類
と二塩基酸から得られる高分子ポリオールの場合には、
該グリコール成分の5モル2までは以下の各種ポリオー
ルに置換しうる。即ちグリセリン、トリメチロールプロ
パン、トリメチロールエタン、1,2.8−ヘキサント
リオール、1.2.4−ブタントリオール、ペンタエリ
スリトール、ソルビトール等を例示しうる0以上各種の
高分子ポリオールの分子量は、得られるポリウレタン樹
脂の溶解性、乾燥性、耐ブロッキング性等を考慮して適
宜決定され1通常は500〜3000の範囲内とするの
がよい、該分子量が500未満であれば溶解性の低下に
伴ない印刷適性が劣る傾向にあり、他方3000を越え
ると乾燥性及び耐ブロッキング性が低下するため好まし
くない。
更には、上記ポリウレタン樹脂の性能を逸脱しない範囲
内で、前記高分子ポリオール成分の一部を低分子ポリオ
ール類に置換して使用することもでき1通常その使用量
は20重量2以下、好ましくは10重13%以下とされ
る。該低分子ポリオール類としては、前記高分子ポリオ
ールの製造に用いられる各種の低分子ポリオールを例示
しうる。低分子ポリオール類の使用割合が20重1%を
越えた場合は、得られる印刷インキ用組成物のプラスチ
ックフィルムに対する密着性や稀釈溶剤に対する溶解性
が低下する傾向にあり好ましくない。
本発明のポリウレタン樹脂の他の構成成分であるジイソ
シアネート化合物としては、芳香族、脂肪族及び脂環族
のジイソシアネート類である0例えば、l、5−ナフチ
レンジイソシアネート、4.4’−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、4.4’−ジフェニルジメチルメタン
ジイソシアネート、4.4’−ジベンジルイソシアネー
ト、ジアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、テ
トラアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、1.
3−フェニレンジイソシアネート、1.4−フェニレン
ジイソシアネート。
トリレンジイソシアネート、ブタン−1,4−ジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、2.2.
4− トリメチルへキサメチレンジイソシアネート、2
,4.4−)リメチルへキサメチレンジイソシアネート
、リジンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4
,4′−ジイソシアネート、1.3−ビス(イソシアネ
ートメチル)シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンジ
イソシアネート等がその代表例である。
また鎖伸長剤としては、エチレンジアミン、プロピレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミン、イソホロンジアミン、
ジシクロヘキシルメタン−4、4′−ジアミンがあげら
れる。また分子内に水酸基を有するジアミン類、例えば
2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、2−ヒドロキ
シエチルプロピレンジアミン、ジー2−ヒドロキシエチ
ルエチレンジアミン、ジー2−ヒドロキシエチルプロピ
レンジアミン、 2−ヒドロキシプロピルエチレンジア
ミンジ−2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミン等も
同様に使用できる。更には必要に応じて、重合停止ヒ剤
としてジアルキルアミン、例えばジ−n−ブチルアミン
を使用することもできる。
本発明のポリウレタン樹脂を製造する方法としては、ま
ず高分子ポリオール成分とジイソシアネート化合物とを
、イソシアネート基過剰の条件で反応させ、高分子ポリ
オールの両末端にイソシアネrト基を有するプレポリマ
ーを調製し、次いでこれを適当な溶媒中で鎖伸長剤及び
/または重合停止剤と反応させる二段法ならびに高分子
ポリオール成分、ジイソシアネート化合物、鎖伸長剤及
び/または重合停止剤を、適当な溶媒中で一度に反応さ
せる一段法のいずれの方法をも採用しうるが、均一なポ
リマー溶液をうる目的には前者方法が好ましい、これら
製造法において、使用される溶剤としては通常、印刷イ
ンキ用の溶剤としてよく知られているベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族溶剤:酢酸エチル、酢酸ブチル
等のエステル系溶剤:メタノール、エタノール、インプ
ロパツール、n−ブタノール等のアルコール系溶剤:ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
等のケトン系溶剤を単独または混合して使用できる。
本発明のポリウレタン樹脂を二段法で製造する場合、鎖
伸長剤及び/または重合停[ヒ剤をプレポリマーに対し
、以下の基準で配合するのがよl、X。
即ち、プレポリマーがその両末端に有する遊離のイソシ
アネート基1当量とした場合に、鎖伸長剤及び/または
重合停止剤中の7ミノ基の合計邑量が0.9〜1.30
当蟻の範囲内とされる。アミン基が1.30当量より過
剰になった場合には、鎖伸長剤及び/または重合停止剤
が未反応のまま残存し、臭気の点で印刷物に悪影響を与
えるため好ましくない。
叙ヒの如くして得られる本発明のポリウレタン樹脂の分
子量は、5000〜100000の範囲内とするのが好
適である0分子量が5000に満たない場合にはこれを
ビヒクルとして用いた印刷インキの乾燥性。
耐ブロッキング性、皮膜強度、耐油性等が劣り、一方t
oooooを越える場合にはポリウレタン樹脂溶液の粘
度が高くなり、印刷インキの光沢、再溶解性が低下し、
あるいは版かぶり現象を生じやすくなり好ましくない。
本発明の方法で得られたポリウレタン樹脂溶液の横脂固
形分儂度は特に制限はされず、印刷時の作業性等を考慮
して適宜決定され、通常は15%〜6ozトサレ、マタ
粘度は50〜100000cP/25℃とするのが実用
上好適である。
本発明の他のバインダー成分であるポリアミド樹脂は、
該樹脂固形分1g当りのアミン価がlθ〜800、好ま
しくは50〜500であるものでなければならない。ア
ミン価が10未満のポリアミド樹脂を用いた場合には、
密着性、ラミ木−ト適性の改良の効果がな(,800を
越えるポリアミド樹脂では臭気の点に問題がある0本発
明において好適に使用できるポリアミド樹脂としては、
重合脂肪酸または重合脂肪酸を主たる成分とする混合多
塩基酸と有機ポリアミンから合成されたアミン価が10
〜。
800のポリアミド樹脂があげられる。ここに重合脂肪
酸は、例えばトール油脂肪酸から製造され、通常はダイ
マー酸と称されるものであり以下の組成物とされている
C5,単量体酸(単量体)     0〜15%C3&
 二量体酸(三量体)80〜99%C54及び高次重合
体酸(三量体) 2〜35%ヒ記未分上記重合脂肪酸中
の単量体、二量体及び三量体の組成比率は原料のトール
油脂肪酸、重合触媒の種類及び重合条件等のよって決ま
る。上記でいう二罎体脂肪酸は七ツマー酸の三量体を意
味し、単品・体脂肪酸は未重合のモノマー酸を意味し、
三量体とはCK の三准体脂肪酸と更に高次重合脂肪酸
を一部含有する混合重合体酸成分を意味する。
以−ヒにように重合脂肪酸とは、脂肪酸を重合してえら
れる重合体酸の総称であり、上記の単量体、三量体及び
三量体の混合物である。また混合多塩基酸とは、上記の
重合脂肪酸を主たる成分としこれに他の有機多塩基酸を
加えた酸混合物であり、混合しうる有機多塩基酸として
は、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸及びドデカンジカルボン酸等の脂肪族多
塩基酸:フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の芳
香族多塩基酸;1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、
1.3−シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族多塩基
酸を例示しうる。かかる混合多塩基酸の主成分は重合脂
肪酸であり、その成分比率は、好ましくは70重量2以
とである。′ 一方、有機ポリアミンとしては、エチレンジアミン、1
.2−ジアミノプロパン、1,3−ジアミノプロパン、
テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、キシリレンジアミン、シクロヘ
キシレンジアミン、1.3−ビスアミノメチルシクロヘ
キサン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ン等があげられる。
尚、本発明のポリアミド樹脂は、重合脂肪酸または重合
脂肪酸を主°たる成分とする混合多塩基酸に辷記有機ア
ミンをポリアミン過剰の条件で反応させることにより容
易に製造しうる。該ポリアミド樹脂は、市販品を容易に
入手することができ、例えば、富士化成工業(株)製の
トーマイド#558#535 、 #210 、 #2
15X、# 225X、# 245S、#255、三洋
化成工業(株)製のポリマイド)11035、H22?
O、L−15−3、L−45−5、I、−2810、L
−4051等あるいはヘンケル白水社のパーサミド10
G 、 125゜150 、228等をそのまま本発明
に用いることができる。
叙上の如くして得られたポリウレタン樹脂及びポリアミ
ド樹脂を用いて本発明の印刷インキ用組成物を製造する
には、ポリウレタン樹脂100重量部に対してポリアミ
ド樹脂0.1〜30重量部(固形分比)、好ましくは0
.3〜20  重量部(固形分比)の範囲で添加混合し
、更に着色剤、溶剤、必要に応じてインキ流動性改良お
よび表面皮膜の改良のための界面活性剤、ワックス、そ
の他の添加剤を適宜配合し、ボールミル、アトライター
、サンドミル等の通常のインキ製造装置を用いて混練す
ればよい、ポリアミド樹脂の配合比率がポリウレタン樹
脂固形分100重鎖部に対して0.1重量部に満たない
場合には、密着性及びラミネート適性につきほとんどの
改良効果が認められず、また30重量部を越えて用いた
場合でも過剰に使用する効果は認められず、むしろ臭気
、黄変性、耐ブロッキング性、乾燥性、耐油性、耐水性
等の点で問題を生じるため好ましくない。
1亙J 以下、製造例、実施例及び比較例を挙げて本発明の詳細
な説明するが、本発明はこれら各個に限定されるもので
はない、尚、各例中1部及び工は特記しない限りすべて
重量基準である。
製造例1 攬はん機、温度計及び窒素ガス導入管を備えた丸底フラ
スコに、分子量2000のポリ(1,2−プロピレンア
ジペート)グリコール1000部とインホロンジインシ
アネート222部を仕込み、窒素気流下に100℃で6
時間反応させ遊離インシアネート価3.38%のプレポ
リマーとなし、これにメチルエチルケトン815部を加
えてウレタンプレポリマーの均一溶液とした0次いで、
イソホロンジアミン77.6部、ジ−n−ブチルアミン
2.1部、メチルエチルケトン1214部及びインプロ
ピルアルコール1018部からなる混合物の存在下に上
記ウレタンプレポリマー溶液2037部を添加し、次い
で50”Oで3時間反応させた。こうして得られたポリ
ウレタン樹脂溶液は、樹lI!lI固形分濃度が30駕
、粘度が830 cP /25℃であった・ 製造例2 分子82000のポリ(ブチレンアジベニト)グリコー
ル1000部及びインホロンジイソシアネート222部
を仕込み、製造例1と同様にして反応させ。
Mg&イソシアネート価3.4(Hのプレポリマーとな
し、これにメチルエチルケトン815部を加えてウレタ
ンプレポリマーの均−溶液とした6次いで。
イソホロンジアミン78.6部、ジ−n−ブチルアミン
2.0部、メチルエチルケトン1216部及びインプロ
ビルアルコール1018部からなる混合物の存在下に一
上記ウレタンプレポリマー溶液2037部を添加し、次
いで、50”Cで3時間反応させた。こうして得られた
ポリウレタン樹脂溶液は、樹脂固形分一度が3oz、粘
度が3800 cP /25℃であった。
製造例3 分子!31000のポリオキシテトラメチレングリコー
ル1000部及びインホロンジイソシアネート444部
を仕込み、製造例1と同様にして反応させ、遊離インシ
アネート価5.60%のプレポリマーとなし、これにメ
チルエチルケトン963部を加えてウレタンプレポリマ
ーの均一溶液とした0次いで、インホロンジアミン13
6.2部、ジ−n−ブチルアミン29.3部、メチルエ
チルケトン1550部及びイソプロピルアルコール12
B2部からなる混合物の存在下に上記ウレタンプレポリ
マー溶液2407部を添加し。
次いで50℃で3時間反応させた。こうして得られたポ
リウレタン樹脂溶液は、樹脂固形分濃度が302、粘度
が80 cP /25℃であった。
製造例4 製造例1と同様の反応装置に、分子4:’2000のポ
リカプロラクトングリコール1000部、ネオペンチル
グリコール52部及び1,3−ビス(インシアネートメ
チル)シクロヘキサン291部を仕込み、窒素気流下に
100℃で10時間反応させ遊離インシアネート価3.
lO%のプレポリマーとなし、これにメチルx4−ルケ
トン885部を加えてウレタンプレポリマーの均一溶液
とした。次いでインホロンジアミン73.3部、ジ−n
−ブチルアミン10.2部、メチルエチルケトン132
9部及びイソプロピルアルコール1115部からなる混
合物の存在下に上記ウレタンプレポリマー溶液2238
部を添加し、次いで50’Cで3時間反応させた。こう
して得られたポリウレタン樹脂溶液は、樹脂固形分濃度
が3oz、粘度が700 cP /25℃であった。
実施例1〜4 チタン白(ルチル型)         30部表1に
示すポリウレタン樹脂溶液50部トルエン      
          10部イソプロピルアルコール 
       8部ポリアミド樹脂「トーマイド210
4   1部(アミン価100) 上記組成の混合物をそれぞれボールミルで練肉し、白色
印刷インキ4点を調製した。得られた白色印刷インキ1
00部に対して、さらにトルエン35部およびイソプロ
ピルアルコール15部を加えて粘度を調整したものを用
いて、版深35濤■のグラビア版を備えたグラビア輪転
印刷機により、厚さ20gmのコロナ放電延伸処理ポリ
プロピレンフィルム「パイレン2181J  (東洋紡
績(株)製、以下、OPPと略す、)および厚さ15g
mのコロナ放電処理ナイロンフィルム「エンブレム」(
ユニチカ(株)製。以下、 NYと略す、)の放電処理
面、および厚さ111のポリエチレンテレフタレートフ
ィルム「エステルE5100 J  (東洋紡績(株)
製、以下、 PETと略す。)の片面に、印刷速度lo
om/分で印刷を施し、40〜50℃で乾燥し、印刷フ
ィルムを得た。
得られた印刷フィルムにおける白色印刷インキの接着性
、および得られた印刷フィルムの印刷面上に、ポリエチ
レンイミンr EL−420J  (東洋モートン(株
)製)をアンカーコート剤として、低密度ポリエチレン
「ユカロンLK−30J  (三菱油化(株)製)をエ
クストルージョンラミネートした時のラミネート強度を
表1に示す。
比較例1〜4 白色印刷インキの組成から「トーマイド21o」を除い
た以外は、実施例1〜4と同様にして、白色印刷インキ
の接着性およびラミネート物のラミネート強度を試験し
た。結果を表1に示す。
実施例5〜7および比較例5〜7 チタン白(ルチル型)30部 製造例2で得たポリウレタン樹脂溶液 50部トルエン
                10部上記組成物の
混合物80部に、表2に示す著のポリアミド樹脂「トー
マイド215XJ  (アミン価220)およびイソプ
ロピルアルコールを混合して100部としたものをそれ
ぞれボールミルにて練肉し、白色印刷インキ6点を得た
。以下、実施例1〜4と同様にして、OF2上に印刷し
、白色印刷インキの接着性、ラミネート物のラミネート
強度を試験するとともに、印刷フィルムの官悌臭気を試
験した。結果を表2に示す。
実施例8〜11および比較例8〜9 チタン白(ルチル型)30部 製造例2で得たポリウレタン樹脂溶液 50部表3に示
すポリアミド樹脂      0.5部トルエン   
             10部イソプロピルアルコ
ール       0.85部上記組成の混合物をそれ
ぞれボールミルで練肉し、白色印刷インキ8をtA製し
た。以下、実施例1〜4と同様にして、0PP−ヒに印
刷し、印刷フィルムにおける白色印刷インキの接着性お
よび官能臭気を試験した。結果を表3に示す。
表1゜ 本接着性:セロハンテーブを印刷面に貼り、角度60°
で急激に剥離させ、l刷インキの剥離の程度により評価
した。
評価結果の表示は次の通りである。なお、2は面積比で
ある。
1 : 70% ヲMjlQ(+11:u下カN離Lり
、2 : 50% t1Mエフ0X 以下カ剥離しり。
3:20χを越え50%以下がA離した。4:OXを越
え20%以下が剥離した。
5:兼11#シなかった。
表2゜ 表3゜ 本花王(株)製 発明の効果 本発明により、プラスチンクフィルム、特にポリプロピ
レンフィルム、ポリエステルフィルムおよびナイロンフ
ィルムのいずれに対しても、優れた密着性および印刷通
性を有する汎用性の高い一液型の印刷インキ用組成物が
得られるようになった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高分子ポリオール、ジイソシアネート化合物及び鎖
    伸長剤を反応させて得られるポリウレタン樹脂を主たる
    バインダーとする印刷インキ組成物において、該ポリウ
    レタン樹脂固形分100重量部に対し10〜800のア
    ミン価を有するポリアミド樹脂を0.1〜30重量部配
    合することを特徴とする印刷インキ用組成物。 2、前記ポリアミド樹脂の配合割合がポリウレタン樹脂
    固形分100重量部に対して0.3〜20重量部である
    特許請求の範囲第1項記載の印刷インキ用組成物。
JP60292488A 1985-12-27 1985-12-27 印刷インキ用組成物 Granted JPS62153366A (ja)

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