JPS62147435A - 走査型光学顕微鏡 - Google Patents

走査型光学顕微鏡

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JPS62147435A
JPS62147435A JP28739985A JP28739985A JPS62147435A JP S62147435 A JPS62147435 A JP S62147435A JP 28739985 A JP28739985 A JP 28739985A JP 28739985 A JP28739985 A JP 28739985A JP S62147435 A JPS62147435 A JP S62147435A
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JP
Japan
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aod
light
diffracted light
power
scanning
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Pending
Application number
JP28739985A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Horikawa
嘉明 堀川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62147435A publication Critical patent/JPS62147435A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走査型光学顕微鏡に関する。
〔従来の技術〕
従来、走査型光学顕微鏡としては、回転多面鏡。
ガルバノメータミラー等を使用して観察すべき物体を二
次元的に走査するようにしたものが知られているが、こ
のような走査型光学顕微鏡は走査スピードが遅いため非
実時間型になってしまうという欠点があった。そのため
、本件出願人による特願昭60−62262号及び特願
昭60−107155号においては、回転多面鏡、ガル
バノメータミラー等の反射鏡の代りに所謂音響光学光偏
向素子(以下AODという)を使用することにより走査
スピードを速(して実時間型とした走査型光学顕微鏡が
提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、AODは音響光学効果による光の回折によっ
て光を偏向させる素子であるが、AODに加える信号と
光の回折角即ち偏向角は線型な関係にはなく、また回折
効率も偏向角によって異なっているため、AODを用い
て走査型光学顕微鏡を構成すると像が歪んだり、明るさ
にむらが生したりするという問題があった。
この点について詳述するために、第8図にAODの基本
的な構成を示す。1は音響光学結晶であり、2は圧電素
子である。圧電素子2に高周波を加えると、結晶1中に
超音波3が生じる。ここに光4がある定められた角度で
もって入射すると、O次回折光5の他に二次回折光6が
得られる。ここで高周波の周波数を変化させると、超音
波3の周波数が変化して一次回折光6の回折角が変化す
る。即ち光が偏向する。
この時印加する高周波の周波数と偏向角の関係は、第9
図に示す如く非線型となっている。従って、像の歪みが
生じる。又、この時回折効率も変化する。従って、像の
明るさむらが生じる。
又、回折効率はAODに加えられる高周波の電力より変
化する超音波の振幅に依存して変化する。
振幅が大になれば回折効率が大となり、振幅が小になれ
ば、回折効率が小となる関係がある。尚、回折効率とは
、全入射光に対する一次回折光の割合を意味している。
テレビカメラであれば、検出した画像信号をシェーディ
ング補正等をすることによって明るさを補正できる。し
かし、走査型光学顕微鏡の場合には光励起電流法等の応
用があり、試料に到達する光量自体を一定に保って走査
する必要があるため、−i的なシェーディング補正では
都合の悪い場合がある。従って、偏向角の変化を線型に
すると同時に、回折効率も偏向角によらず一定に保つ必
要がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、偏向角の変化を線型にす
ると同時に回折効率も偏向角によらず一定に保つように
して像の歪みと明るさむらを除去した実時間型の走査型
光学顕微鏡を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明による
走査型光学1微鏡は、周波数と偏向角との関係の非線型
性を相殺するスイープ波形によってAODを駆動すると
同時に、0次光を検出してその光量変化に従ってAOD
に加える高周波の電力を制御して回折効率を一定に保つ
ようにしたものである。
以下詳しく説明する。入力電圧と出力周波数とが第1図
のようなV−F変換特性を有する駆動回路を用いたとす
ると、第9図のようなAODの特性を相殺するためには
、第2図のような駆動波形で駆動すれば良い。即ち、第
3図(alのような鋸歯状波の代りに第3図fblのよ
うな走査波形で駆動すれば良い。
第1図乃至第3図は一例を示すだけで、AOD及びV−
F変換器の特性が第9図及び第1図と異なれば、補正曲
線の形も当然具なるが、要は第3図talのような線型
の鋸歯状波ではなく第3図(blのように非線型に変化
する鋸歯状波を用いることが要点である。尚、図の関係
をもう少し詳しく説明すると、V−F変換特性が第1図
のように電圧が高くなるにつれて周波数が下がる形を有
しているので、第3図+a+のような波形で駆動すると
、電圧が低いところでは周波数が高く、従って偏向角θ
は大きいが、電圧が上がるにつれて周波数が下がり、偏
向角θも小さくなる。このとき第3図Ta)ではT(時
間)と■(電圧)が線型の関係にあり、第1図でVとF
(周波数)がやはり線型の関係にあるから、偏向角θの
変化は第4図+a+に示すように丁度第9図を左右逆に
した形となる。一方、第3図(blのように電圧が高(
なるにつれて上昇率周波数の低いところでその変化率が
小さくなるので偏向角θの変化も第4図中)に示したよ
うに周波数の低いところで、緩やかになり、線型性が良
くなる。
実際に第3図(blのような波形を得るには、RC回路
の放電特性を利用しても良いし、1通常TVの走査回路
で用いられているように線型鋸歯状波にパラボラ波を重
ねたものを用いてもよい。
次に、回折効率の補正について説明する。
通常レーザ光の光量変動等を検出してフィードバック制
御により出力安定化を行なう場合、光路中にビームスプ
リッタ等をおいて光束を別売路に取り出し光電変換器を
用いて検出する。そして検出器でとらえた出力が増加す
れば、光源に入力する電力を減少させて光源の出力を減
少させる。また検出器の出力が減少すれば、光源に入力
する電力を増加させて光源の出力を増加させる。この場
合、何らかの原因例えば光路がふさがれること等によっ
てヰ食出器の出力が異常に減少したとすると、壊する恐
れがあるので、通常リミッタを設けである。
ところが、光学的な観点に立てば、光路中にビームスプ
リンタのような平面を設けると、不要な反射や干渉が生
じ、性能を劣化させる原因となる。
本願による方法は、AODのO次回指光を検出してAO
Dに加える電力を制御することによりAODの回折効率
を制御する方法である。この場合0次回指光が減少すれ
ば、偏向に用いている一次回折光が増加していることを
示すから、AODに加える電力を減少させて回折効率を
減少させる。
又、O次回指光が増加すれば、−次回指光が減少してい
ることを示すから、AODに加える電力を増加させて回
折効率を増加させる。このようなフィードバンク制御を
行なうことにより、0次回折光検出を用いて回折効率を
偏向角によらずに一定にすることができる。
この場合、何らかの原因で検出器の出力が異常に減少し
てもAODに加える電力も減少するので、AODを破壊
する恐れもない、また、検出用の光学素子を新たに用い
ることもないので、反射、干渉等の問題点を新たに発生
させない。
〔実施例〕
以下、図示した一実施例に基づき本発明の詳細な説明す
る。第5図は一実施例の構成を示しており、これはAO
Dを二個用いた走査型レーザ顕微鏡を示している。11
はレーザ光源であり、その光はスペーシャルフィルタ1
3(これはレーザ光源からの光を単一モード化するため
のもので例えばピンホールが用いられる。)を含むビー
ムエクスパンダ12により適切な光束に整形される。そ
して、光はビームスプリッタ14を通過してAOD15
(X方向用)に入射し、瞳投影レンズ16゜17により
次のAO018(Y方向用)に入射し、補正用シリンド
リカルレンズ19.瞳投影レンズ20、鏡筒レンズ21
を通り対物レンズ22に入射する。そして、試料23を
透過した光はコレクタレンズ24と検出器25.アンプ
26により信号化される。又、試料23からの反射光は
入射光と同じ経路を逆に通り、ビームスプリッタ14で
反射され検出レンズ27.検出器28.アンプ29によ
り信号化される。30はコントローラ、31は操作パネ
ル、33は信号処理器、34はCRT、35はフレーム
メモリ、36.37は夫々15.18の駆動回路である
次に第6図を用いて偏向角の変化を線型にする駆動方法
と回折効率の均一化について説明する。
これは第5図のAOD18の近辺を詳細に表わしたもの
で、偏向に用いられる一次回折光38はミラー39で反
射されて瞳投影レンズ20に入射する。この−次回指光
38は矢印40で示されるようにAO018により偏向
される。一方、0次回指光41はAOD18中を真直ぐ
進みミラー39′とプリズム42によってPD(フォト
ダイオード)43に導かれる。そして、PD43の出力
は、プリアンプ44を通ってフィードバック回路45に
加えられる。フィードバック回路45による電力制御用
信号はAOD18の駆動回路46 (駆動回路37と同
一)の電力制御端子47に加えられる。一方、通常の駆
動波形である第3図(alで示す鋸歯状波に補正信号の
加わった第3図(blで示す走査波形が波形発振回路4
9から駆動回路46の走査波形入力端子48に入力され
る。従って、第4図(blに示した如く偏向角の変化が
線型となる。又、駆動回路46にはブイ−ドパツク回路
45により制御される例えばゲインコートロールアンプ
が組み込まれていて、該アンプによって・AOD18の
圧電素子に加えるパワーを大きくすると回折効率が大と
なり、パワーを小さくすると回折効率が小となる。
第7図はフィードバック回路45の一例を示しており、
プリアンプ44はオペアンプ44aを用いた増幅器とし
て構成されている。50はローパスフィルター、51は
゛ンエナーダイオードを用いた定電圧回路、52はコン
パレーク及びループゲイン調整回路、53はバッファア
ンプである。44.50乃至53は何れもオペアンプを
用いた回路構成を例示しているが、各構成それ自体は慣
用されているものである。
フォトダイオード43の光電出力信号は、初段のプリア
ンプ44で適当な大きさに増幅された後ローパスフィル
ター50を通ることによりノイズ成分(高周波成分が多
い)が除去される。一方、定電圧回路51はリファレン
ス電圧を出力するものである。従って、ローパスフィル
ター50と定電圧回路51の両出力は回路52のコンパ
レータ52aで比較され、比較出力がバッファアンプ5
3を介してAOD 18の駆動回路46に供給される。
ローパスフィルター50の出力が定電圧回路51からの
リファレンスレベルより低い場合は、フォトダイオード
43への入射光量が少ない即ち回折効率が高すぎる状態
なので、駆動回路46が圧電素子に供給する電力が小さ
くなるように制御される。また回折効率が低くなってフ
ォトダイオード=t 3への入射光量が増大すると、ロ
ーパスフィルター50の出力がリファレンスレベルを越
えコンパレーク52aの出力が反転するので、これによ
り駆動回路46の駆動電力が増加するよう制御される。
こうして回折効率が一定に保たれる。
尚、リファレンスレベルの電源としてローパスフィルタ
ー50の出力を更に平均化したものを用いるようにする
と、例えば複数のレーザー光源を物体に応じて切換え使
用する場合等に切換毎にリファレンスレベルを調整する
手間が省けるので好ましい。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明による走査型光学顕微鏡は、像の歪
みと明るさむらを除いた実時間型の走査型光学顕微鏡で
あるという重要な利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は走査型光学顕微鏡のAOD駆動回路のV−F変
喚特性を示す図、第2図はAOD駆動回路の駆動波形を
示す図、第3図は実際の走査波形を示す図、第4図は第
3図の走査波形でAODを駆動した場合の偏向角の変化
を示す図、第5図は本発明による走査型光学a m鏡の
一実施例の構成を示す図、第6図は上記実施例のAOD
の近辺を示す拡大図、第7図は上記実施例のフィードバ
ック回路の一例を示す図、第8図はAODの基本的な構
成を示す図、第9図はAODに印加する高周波と偏向角
との関係を示す図である。 11・・・・レーザ光i、12.・・、ビームエクスパ
ンダ、13・・・・スペーシャルフィルタ、14・・・
・ビームスプリッタ、15.18・・・・AOD、16
’。 17.20・・・・瞳投影レンズ、19・・・・補正用
シリンドリカルレンズ、21− 、・鏡筒レンズ、22
、・・対物レンズ、23・・・・試料、24・・・・コ
レクタレンズ、25.21・・・、尋灸出器、26.2
9・・・、アンプ、27・、・・)負出レンズ、30・
・・・コントローラ、31.・・・操作パネル、33・
・・・信号処理器、34・・・・CRT、35・・・・
フレームメモリ、36.37・・・・駆動回路、3日・
・・・−次回指光、39、・・・ミラー、40・・・・
矢印、41・・・・O次回指光、42・・・・プリズム
、43・・・・PD、44・・・・プリアンプ、45・
・・・フィードバック制御回路、516、・・・駆動回
路、47.48・・、・端子、49・・・波形発振回路
、50・・・・ローパスフィルター、31 ・・・定電
圧回路、52・・・・コンパレータ及びループゲインA
IQ を回路、53・・・・バッファアンプ。 11図 F ■(竹闇] 第3図 (C1) ■ 第4図 16図 ’IQ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光源と、該光源からの光を物体上に集光する対物レンズ
    と、上記光源と対物レンズとの間に配置された音響光学
    光偏向素子とを具えた走査型光学顕微鏡において、音響
    光学光偏向素子を出射した0次回折光を受ける光電変換
    手段と、該光電変換手段の出力信号に応じて音響光学光
    偏向素子に供給する電力を変える制御手段とを設けたこ
    とを特徴とする走査型光学顕微鏡。
JP28739985A 1985-12-20 1985-12-20 走査型光学顕微鏡 Pending JPS62147435A (ja)

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JP28739985A JPS62147435A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 走査型光学顕微鏡

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JP28739985A JPS62147435A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 走査型光学顕微鏡

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JPS62147435A true JPS62147435A (ja) 1987-07-01

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JP28739985A Pending JPS62147435A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 走査型光学顕微鏡

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JP (1) JPS62147435A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01121823A (ja) * 1987-11-06 1989-05-15 Hitachi Ltd 固体光偏向器
JP2001296482A (ja) * 2000-03-06 2001-10-26 Eastman Kodak Co 回折格子型光変調器の較正方法及びシステム
JP2005283659A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Olympus Corp 走査型共焦点顕微鏡
JP2009258191A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Olympus Corp 走査型レーザ顕微鏡

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