JPS6214620A - 液晶注入方法 - Google Patents
液晶注入方法Info
- Publication number
- JPS6214620A JPS6214620A JP15454285A JP15454285A JPS6214620A JP S6214620 A JPS6214620 A JP S6214620A JP 15454285 A JP15454285 A JP 15454285A JP 15454285 A JP15454285 A JP 15454285A JP S6214620 A JPS6214620 A JP S6214620A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- injection unit
- injection
- cell
- fiber cloth
- Prior art date
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- Granted
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- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は液晶セルの製造方法に係るものであり、液晶表
示器用のセルに液晶を真空排気などの減圧処理を行うこ
とによって注入する方法に関するものである。
示器用のセルに液晶を真空排気などの減圧処理を行うこ
とによって注入する方法に関するものである。
従来、セルに液晶を注入する方法としては真空容器中に
液晶パンを設けて行れるものであった。
液晶パンを設けて行れるものであった。
第５図から第７図に示すものは前記従来の液晶注入方法
を工程順に示したものであり、第５図において液晶ｌは
液晶パン１０の中に入れられる。この時に液晶中に含ま
れる気体成分が液晶表示器として組立後に分離して気泡
となり機能を損うことを防止するために脱泡処理を行う
必要があり、その脱泡処理に要する時間を短縮するため
に前記液晶・やン１０は前記液晶１０表面積が大きくな
る位置に真空容器１１内で保持され、真空容器１１は真
空ポンプ１２で内部の大気を排気することで減圧され脱
泡処理が行れる。尚この時にあまりに高真空にすると、
脱泡が行れると同時に液晶１の成分が部分的に蒸発して
液晶作用を害するので低真空で長時間前記脱泡処理が行
れるが、低真空の脱泡処理では不充分であり、そのため
第６図に示すように前記液晶パン１０を９０’回転させ
て前記液晶１０表面積を減じることで蒸発量を減じるよ
うにして高真空による脱泡処理を行う。この時同時に真
空容器１１中にセル２も置かれ、その内部の排気も行れ
る。以上の二工程によって液晶１の脱泡処理が終了する
ので、第７図に示すように前記液晶ノｆン１０を再度９
０°回転すると共に、前記セル２の注入口３が液晶パン
１０の中の液晶１に充分に浸るように配置した後、前記
真空容器１１の内部に例えば窒素ガスなどの不活性ガス
を徐々に注入して真空容器１１の内部圧力を大気圧に複
圧する。これにより前記セル内の真空と不活性ガスによ
る大気圧の胆力差によってセル２の内部に液晶１が注入
される。
を工程順に示したものであり、第５図において液晶ｌは
液晶パン１０の中に入れられる。この時に液晶中に含ま
れる気体成分が液晶表示器として組立後に分離して気泡
となり機能を損うことを防止するために脱泡処理を行う
必要があり、その脱泡処理に要する時間を短縮するため
に前記液晶・やン１０は前記液晶１０表面積が大きくな
る位置に真空容器１１内で保持され、真空容器１１は真
空ポンプ１２で内部の大気を排気することで減圧され脱
泡処理が行れる。尚この時にあまりに高真空にすると、
脱泡が行れると同時に液晶１の成分が部分的に蒸発して
液晶作用を害するので低真空で長時間前記脱泡処理が行
れるが、低真空の脱泡処理では不充分であり、そのため
第６図に示すように前記液晶パン１０を９０’回転させ
て前記液晶１０表面積を減じることで蒸発量を減じるよ
うにして高真空による脱泡処理を行う。この時同時に真
空容器１１中にセル２も置かれ、その内部の排気も行れ
る。以上の二工程によって液晶１の脱泡処理が終了する
ので、第７図に示すように前記液晶ノｆン１０を再度９
０°回転すると共に、前記セル２の注入口３が液晶パン
１０の中の液晶１に充分に浸るように配置した後、前記
真空容器１１の内部に例えば窒素ガスなどの不活性ガス
を徐々に注入して真空容器１１の内部圧力を大気圧に複
圧する。これにより前記セル内の真空と不活性ガスによ
る大気圧の胆力差によってセル２の内部に液晶１が注入
される。
しかしながら、従来の方法においては液晶パン内におけ
る液晶は上記で説明したようにセルの注入口が充分に浸
る深さが必要であるために脱泡処理に長時間を要し、そ
のため液晶の蒸発を生じ、その防止のために二工程の脱
泡処理及び再度の真空容器中での液晶・母ンの回転など
生産工程中で長時間を要し、生産ラインが滞留するなど
の問題点を生じていた。更にセルの注入口を液晶中に充
分に浸すことによる注入方法は必然的にセルの注入口の
設けられた辺の部分に付着して損失分となる液晶を生じ
、その割合は極端な場合にはセル内に注入される有効な
液晶の置場上の量がこの原因によって失れていた。又液
晶・ぞンの中にも注入工程後に残余の液晶を必然的に生
じ、次回の注入工程では新しい液晶を補充して前述の工
程を繰返すが、これにより残余の液晶は蒸発がさらに進
行することになり特性が劣化する。この繰返しによって
液晶・ぐン中の液晶は徐々に濃縮され、その結果特性劣
化は徐々に進行するので、適度の注入工程の回数の繰返
しの後に残余する液晶を全て廃棄して新しい液晶に全交
換することが必要である。このように注入口の辺の部分
に付着して失れる液晶と特性の劣化によって廃棄される
液晶が多量であり、その損失分も見込れる事によって液
晶表示器の価格も必要以上に高価になるという問題点も
生じていた。
る液晶は上記で説明したようにセルの注入口が充分に浸
る深さが必要であるために脱泡処理に長時間を要し、そ
のため液晶の蒸発を生じ、その防止のために二工程の脱
泡処理及び再度の真空容器中での液晶・母ンの回転など
生産工程中で長時間を要し、生産ラインが滞留するなど
の問題点を生じていた。更にセルの注入口を液晶中に充
分に浸すことによる注入方法は必然的にセルの注入口の
設けられた辺の部分に付着して損失分となる液晶を生じ
、その割合は極端な場合にはセル内に注入される有効な
液晶の置場上の量がこの原因によって失れていた。又液
晶・ぞンの中にも注入工程後に残余の液晶を必然的に生
じ、次回の注入工程では新しい液晶を補充して前述の工
程を繰返すが、これにより残余の液晶は蒸発がさらに進
行することになり特性が劣化する。この繰返しによって
液晶・ぐン中の液晶は徐々に濃縮され、その結果特性劣
化は徐々に進行するので、適度の注入工程の回数の繰返
しの後に残余する液晶を全て廃棄して新しい液晶に全交
換することが必要である。このように注入口の辺の部分
に付着して失れる液晶と特性の劣化によって廃棄される
液晶が多量であり、その損失分も見込れる事によって液
晶表示器の価格も必要以上に高価になるという問題点も
生じていた。
本発明は上記問題点を解決するだめの具体的な手段とし
て液晶セルに液晶を注入充填する真空注入方法において
、液晶の特性に対して中性である繊維布を用いて注入ユ
ニットを形成し、該注入ユニットと液晶セルの注入口が
接していない状態で前記注入ユニットに液晶を必要量含
浸し、減圧処理を行った後に前記注入ユニットと前記液
晶セルの注入口を接して複圧処理を行うことを特徴とす
る液晶注入方法を提供することによって、脱泡処理に要
する時間を短縮し工程を単純化すると共に、液晶の損失
も無（して上記問題点を解決したものである。
て液晶セルに液晶を注入充填する真空注入方法において
、液晶の特性に対して中性である繊維布を用いて注入ユ
ニットを形成し、該注入ユニットと液晶セルの注入口が
接していない状態で前記注入ユニットに液晶を必要量含
浸し、減圧処理を行った後に前記注入ユニットと前記液
晶セルの注入口を接して複圧処理を行うことを特徴とす
る液晶注入方法を提供することによって、脱泡処理に要
する時間を短縮し工程を単純化すると共に、液晶の損失
も無（して上記問題点を解決したものである。
つぎに、本発明を図示の一実施例に基づいて詳細に説明
する。尚理解を容易にするために従来例と同一の部分に
は同一の符号を付けて説明を行うと共に全く同一の部分
については一部その説明を省略する。図中符号４で示す
ものは使用する液晶１に対して中性であって、液晶１に
対して悪影響を与えず、かつ液晶１を含浸し易い繊維布
であり、固定箱５に挿入されて注入ユニット６を形成す
る。
する。尚理解を容易にするために従来例と同一の部分に
は同一の符号を付けて説明を行うと共に全く同一の部分
については一部その説明を省略する。図中符号４で示す
ものは使用する液晶１に対して中性であって、液晶１に
対して悪影響を与えず、かつ液晶１を含浸し易い繊維布
であり、固定箱５に挿入されて注入ユニット６を形成す
る。
更に該注入ユニット６は第２図に示すセット箱７に取付
けられ従来例と同様な真空容器１１（図示せず）中に配
設され、図中で矢印Ａで示す様に上下方向に適宜な寸法
の移動が可能としである。尚第２図においては単純化し
て明確に示すために注入ユニット６がセット箱７に１個
取付けた例で示したが、実施にあたっては、例えば真空
容器１１の内容積などに応じ増設が可能なものである。
けられ従来例と同様な真空容器１１（図示せず）中に配
設され、図中で矢印Ａで示す様に上下方向に適宜な寸法
の移動が可能としである。尚第２図においては単純化し
て明確に示すために注入ユニット６がセット箱７に１個
取付けた例で示したが、実施にあたっては、例えば真空
容器１１の内容積などに応じ増設が可能なものである。
以上説明した構成とすることによって成る液晶の注入方
法を工程の順に従って示したものが第３図、第４図であ
る。先ず、第３図に示したように注入ユニット６とセル
２の注入口３は接しない状態に配置され、前記注入ユニ
ット６の繊維布４０部分に定量の液晶１が含浸される。
法を工程の順に従って示したものが第３図、第４図であ
る。先ず、第３図に示したように注入ユニット６とセル
２の注入口３は接しない状態に配置され、前記注入ユニ
ット６の繊維布４０部分に定量の液晶１が含浸される。
図において含浸に用うる器具として注射器８が図示しで
あるのは、正確に計量した液晶１を正確な位置で含浸出
来る手段として例示したもので、注射器８に限定するも
ので無く、要は計量と位置の定まる方法であれば良いも
のである。しかる後に前記真空容器１１は排気されるが
、本発明においては直ちに高真空の排気が行れる。これ
は前記繊維布４に含浸することによって液晶１０表面積
が飛躍的に増大したことで脱泡処理が極めて短時間に終
了するため、高真空であっても、前記した液晶１の蒸発
量は極小であり劣化を生じないからである。その後、第
４図に示すように前記注入ユニット６と注入口３を接し
て、従来例と同様に真空容器１１内に不活性ガスを注入
し複圧して、圧力差によって繊維布４に含浸されていた
液晶１がセル２に注入される。
あるのは、正確に計量した液晶１を正確な位置で含浸出
来る手段として例示したもので、注射器８に限定するも
ので無く、要は計量と位置の定まる方法であれば良いも
のである。しかる後に前記真空容器１１は排気されるが
、本発明においては直ちに高真空の排気が行れる。これ
は前記繊維布４に含浸することによって液晶１０表面積
が飛躍的に増大したことで脱泡処理が極めて短時間に終
了するため、高真空であっても、前記した液晶１の蒸発
量は極小であり劣化を生じないからである。その後、第
４図に示すように前記注入ユニット６と注入口３を接し
て、従来例と同様に真空容器１１内に不活性ガスを注入
し複圧して、圧力差によって繊維布４に含浸されていた
液晶１がセル２に注入される。
以上詳細に説明したように、液晶の特性に対して中性で
ある繊維布を用いて注入ユニットを形成し液晶を含浸す
ることによって、液晶の表面積を飛躍的に増大するので
、減圧による脱泡処理が短時間で終了し、生産ライン上
の滞留の原因となっていた工程を解消すると共に従来例
の方法にあった液晶パンの再度の回転を無くして工程を
簡素化するなど優れた効果を奏すると共に、前記注入ユ
ニットは一回の液晶注入量が含浸出来れば良く、小型で
あるので注入口の周辺に付着して損失する液晶の量も僅
少であり、さらにその小型化により、−回の注入によっ
て含浸されて（・る液晶はほとんど全て使用されて液晶
が残余せず、よって液晶の綜合的な使用量を減じ液晶表
示器の価格を適正なものにする効果も合せて奏する。
ある繊維布を用いて注入ユニットを形成し液晶を含浸す
ることによって、液晶の表面積を飛躍的に増大するので
、減圧による脱泡処理が短時間で終了し、生産ライン上
の滞留の原因となっていた工程を解消すると共に従来例
の方法にあった液晶パンの再度の回転を無くして工程を
簡素化するなど優れた効果を奏すると共に、前記注入ユ
ニットは一回の液晶注入量が含浸出来れば良く、小型で
あるので注入口の周辺に付着して損失する液晶の量も僅
少であり、さらにその小型化により、−回の注入によっ
て含浸されて（・る液晶はほとんど全て使用されて液晶
が残余せず、よって液晶の綜合的な使用量を減じ液晶表
示器の価格を適正なものにする効果も合せて奏する。
第１図は本発明に係る液晶注入方法の一実施例である注
入ユニットを分解して示した斜視図、第２図は同じ注入
ユニットの設置の状態を示す斜視図、第３図、第４図は
注入工程を示す略示的な断面図であり、第５図、第６図
、第７図は従来例の工程を示す略示的断面図である。 １・・・・・・液晶 ２・・・・・・セル３
・・・・・・注入口 ４・・・・・・繊維布５
・・・・・・固定箱 ６・・・・・・注入ユニ
ット７・・・・・・セット箱
入ユニットを分解して示した斜視図、第２図は同じ注入
ユニットの設置の状態を示す斜視図、第３図、第４図は
注入工程を示す略示的な断面図であり、第５図、第６図
、第７図は従来例の工程を示す略示的断面図である。 １・・・・・・液晶 ２・・・・・・セル３
・・・・・・注入口 ４・・・・・・繊維布５
・・・・・・固定箱 ６・・・・・・注入ユニ
ット７・・・・・・セット箱
Claims (1)
- 液晶セルに液晶を注入充填する真空注入方法において、
液晶の特性に対して中性である繊維布を用いて注入ユニ
ットを形成し、該注入ユニットと液晶セルの注入口が接
していない状態で前記ユニットに液晶を必要量含浸し、
減圧処理を行つた後に前記注入ユニットと前記液晶セル
の注入口を接して複圧処理を行うことを特徴とする液晶
注入方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15454285A JPS6214620A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 液晶注入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15454285A JPS6214620A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 液晶注入方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6214620A true JPS6214620A (ja) | 1987-01-23 |
| JPH0463376B2 JPH0463376B2 (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=15586532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15454285A Granted JPS6214620A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 液晶注入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6214620A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100354709C (zh) * | 2004-03-11 | 2007-12-12 | 富士通株式会社 | 制造液晶显示器的方法 |
| US10464023B2 (en) | 2012-12-21 | 2019-11-05 | Porifera, Inc. | Separation systems, elements, and methods for separation utilizing stacked membranes and spacers |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6041017A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-03-04 | Sharp Corp | 液晶表示素子の製造方法 |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15454285A patent/JPS6214620A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6041017A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-03-04 | Sharp Corp | 液晶表示素子の製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100354709C (zh) * | 2004-03-11 | 2007-12-12 | 富士通株式会社 | 制造液晶显示器的方法 |
| US10464023B2 (en) | 2012-12-21 | 2019-11-05 | Porifera, Inc. | Separation systems, elements, and methods for separation utilizing stacked membranes and spacers |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0463376B2 (ja) | 1992-10-09 |
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