JPH08146442A - 液晶注入装置 - Google Patents

液晶注入装置

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Publication number
JPH08146442A
JPH08146442A JP6305696A JP30569694A JPH08146442A JP H08146442 A JPH08146442 A JP H08146442A JP 6305696 A JP6305696 A JP 6305696A JP 30569694 A JP30569694 A JP 30569694A JP H08146442 A JPH08146442 A JP H08146442A
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JP
Japan
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liquid crystal
panel
nozzle
block
injection device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6305696A
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English (en)
Inventor
Ataru Komata
中 小俣
Kazuo Ito
一男 伊東
Kiyosumi Shikauchi
聖純 鹿内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08146442A publication Critical patent/JPH08146442A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 これまでの不具合の発生原因がトレイ内液晶
にパネル下端を直接浸漬させる形態にあることに着目
し、液晶の無駄をなくして経済性が高く、汚染のない良
質の液晶注入を実現することで、高表示品位の液晶表示
パネルの量産に適した液晶注入装置を提供する。 【構成】 真空槽内に液晶収容トレイ11が配置され、
減圧下で液晶収容トレイ11内の液晶10に空セル(パ
ネル)20を浸漬させて、パネル20内部にこの下端面
の注入孔24から液晶10を吸引して注入するもので、
液晶収容トレイ11内の液晶10に下部を浸漬させ上部
にフィルタ35を設置したノズルブロック30を揺動自
在に設け、このノズルブロック30のノズル孔34を介
してパネル20に液晶10を充填するよう構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶注入装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9〜図12は、空セルとして組み立て
られたパネルに液晶を注入する工程の従来例を示してい
る。一般に、パネル1はガラスなどの透明な2枚の基板
2間に図示せぬスペーサで間隙を設け、この間隙をシー
ル材で囲って貼り合わせることによって液晶注入領域3
を形成している。図9に示すように、液晶パネル量産ラ
インでは、通常、前工程で組み立てを終えた多数の液晶
未注入パネル1の一群を1グループとして搬送トレイに
保持して真空槽に送り込むようになっている。真空槽の
内部には液晶5を収容した皿形のトレイ4が用意されて
おり、1グループのパネル1群が搬入されると、真空槽
内を減圧して各パネル1の液晶注入領域3を真空にす
る。真空引きされた各パネル1をトレイ4に向かって降
下させ、図10のように、注入孔6が設けられた下端か
らトレイ4内の液晶5に浸漬される。それから図11の
ように真空槽を大気圧開放して再び常圧に戻すと、各パ
ネル1の液晶注入領域3に注入孔6から液晶5が毛細管
現象や負圧化により吸引されて充満する。液晶充填後
は、図12のように、パネル1をトレイ4から引き上
げ、その後に注入孔6は封止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような液晶注入方
式では、以下のような様々な不具合や問題を残してい
る。その一つは、パネル1の下端面全域をトレイ4内の
液晶5に浸漬させるため、下端面に余分な液晶5が付着
して、パネル1に注入される量の液晶以外に無駄が生じ
ることであり、そのうえ付着した液晶5を洗浄除去する
といった余分の手間を要する。また一つは、パネル1の
下端面を直接液晶5に浸漬させるため、パネル側基板2
のガラス粉末やNa等の含有イオン、そしてシール材の
成分剤などの不純物が液晶5中に混入することがある。
また、トレイ4内の液晶5の表面層は室内空気に接触し
ているため、空気との接触で液晶5が劣化し易い。こう
した液晶5をパネル1内に注入した場合、液晶表示装置
の表示品位など基本的な品質や性能を低下させる。そこ
で、この発明では、上記不具合の発生原因がトレイ内液
晶にパネル下端を直接浸漬させる形態にあることに着目
し、それを改良することで液晶の無駄をなくして経済性
が高く、汚染のない良質の液晶注入を実現することがで
き、高表示品位の液晶表示パネルの量産に適した液晶注
入装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明による液晶注入装置は、一対の基板を所定
の間隙を保ち枠状のシール材を介して接合してなる液晶
パネル内に、シール材に設けた注入孔から液晶パネル内
外の圧力差を利用して液晶を注入するもので、槽内の気
圧を大気圧から減圧調整可能な減圧槽と、前記減圧槽内
に配置され、注入すべき液晶を貯留しておく液晶トレイ
と、前記液晶トレイ内の所定位置に設置され、上下方向
に貫通させたノズル孔を設け、下部を液晶に浸漬させる
と共に液晶に浸漬させない上部表面に前記液晶パネルの
注入孔を接合させ、前記ノズル孔を通じて液晶トレイ内
の液晶を液晶パネル内に流入させるノズルブロックとを
有してなっている。この発明による液晶注入装置では、
前記ノズルブロックが揺動自在に支持され、前記ノズル
孔を備えたブロック本体と、該ブロック本体上部表面に
設けられ弾性を有しかつ液晶を含浸可能な材質からなる
フィルタとからなっている。また、この発明による液晶
注入装置では、前記フィルタはセルロース系の濾紙を用
いることができる。また、この発明による液晶注入装置
では、前記ノズルブロックの液晶に含浸する下部の断面
を、液晶との接触面積が最小化されかつ浮力安定化する
逆三角形状に形成している。さらに、この発明による液
晶注入装置では、前記ノズルブロックの長手方向に沿っ
て、複数のノズル孔を複数の液晶パネルに液晶を同時注
入可能なピッチで配列して設けている。
【0005】
【作用】減圧下の真空槽内では、液晶収容トレイ内の液
晶に下部を浸漬させたノズルブロックを介して空セル
(パネル)に液晶を充填するので、空セル下端面に余分
な液晶が付着せず、空気との接触により塵埃等が混入し
ていない深層部の良質な液晶のみをパネルに注入でき
る。また、この発明の液晶注入装置では、液晶収容トレ
イに揺動可能に支持されたノズルブロックに対してパネ
ルを接触させるとき、パネルの下端面の当接姿勢に合わ
せてブロック本体が柔軟に対応しこの上面の弾性フィル
タを介して両者を常に安定して密接させることができ
る。そして、パネル内の負圧化によって、液晶収容トレ
イ内の深層部の液晶をブロック本体のノズル孔から吸い
上げ、吸い上げた液晶をフィルタに含浸させ、この含浸
させた液晶をパネル内に注入孔から注入する。また、こ
の発明の液晶注入装置では、ブロック本体の断面形状
が、液晶に浸漬させる部分の下部を逆三角形とすること
で、液晶の付着面積を最小限に抑え、浮力安定化も図ら
れて、パネルとの接触による液晶注入作業が能率化す
る。さらに、この発明の液晶注入装置では、ノズルブロ
ックの長手方向に多数のノズル孔を配列すると、各ノズ
ル孔に対応させて複数のパネルに対し一度に液晶注入が
できる。
【0006】
【実施例】以下、この発明による液晶注入装置の実施例
を図面に基づいて説明する。図1および図6に示すよう
に、実施例の液晶注入装置の主要部は、液晶10を収容
したトレイ11にノズルブロック30が揺動可能に支持
され、このノズルブロック30を介して液晶収容トレイ
11内の液晶10に前工程で半製品として組み立てを終
えた液晶パネル作製用空セル20(以下、パネル20と
呼ぶ)を接触させるものである。ノズルブロック30
は、ブロック本体31の上面にフィルタ35が接着され
ていて、フィルタ35は弾性を有しかつ液晶10を含浸
して軟化する材質のもの、例えばセルロース系濾紙など
を用いて成形してある。また、液晶収容トレイ11内の
液晶10に浸漬する部分のブロック本体31には、その
下部底から上面まで垂直方向に貫通したノズル孔34が
設けられている。フィルタ35には、ノズル孔34から
毛管現象により吸い上げられた液晶10が含浸してお
り、液晶注入時にはこのフィルタ35にパネル20の下
端面25を接触させるようになっている。
【0007】図6〜図8は、夫々、ノズルブロック30
の組立斜視図とその分解図、そして液晶収容トレイ11
中の液晶10に下部を浸漬させた状態を示す説明図であ
る。ノズルブロック30のブロック本体31は図示のよ
うに断面が五角形状で左右対称形の長い棒状をなすもの
で、その長手方向の両端部で支軸32を介して上記液晶
収容トレイ11に揺動可能に、液晶10に浮遊するがご
とき状態で支持されている。ブロック本体31は液晶1
0面から浮上させる部分が断面矩形部31aをなし、こ
の断面矩形部31aの下部は液晶10に浸漬させる部分
で、2つの等辺31b、31bからなる逆二等辺三角形
状の断面部31cとなっている。このようにブロック本
体31はあたかも船体のごとき断面形状をなしており、
浸漬部断面部31cを逆二等辺三角形状とした意味は、
液晶10との接触面積を四辺形の場合(図中仮想線33
で示す)よりも少なくしブロック本体31への液晶の付
着を少なくすると共に、ブロック本体31を液晶10に
水平安定化して浮遊保持させるためである。ブロック本
体31を水平浮遊保持し易いということは、上記支軸3
2での揺動支持とも関連して、液晶注入時にパネル20
の下端面25をノズルブロック30に当接させる際に、
多少傾いた方向から当接させても、ノズルブロック30
が柔軟に対応し当接方向に規制されず常に下端面25を
ノズルブロック30上面に密接させることができる点で
重要である。
【0008】また、ブロック本体31を長い棒状とした
のは、量産ラインでは通常複数個のパネル20が1グル
ープとして縦一列に真空槽内へ搬送され、それらのパネ
ル20を一度に液晶収容トレイ11に浸漬させて液晶1
0の同時注入に対応させるためである。したがって、ブ
ロック本体31の長手方向には、1グループのパネル個
数に対応した数の液晶注入用ノズル孔34が長手方向に
直交する高さ(垂直)方向に貫通して配列されている。
ちなみに、ノズル孔34の孔径は0.2mm程度である。
【0009】こうした構成によるブロック本体31の上
面には、フィルタ35が長手方向の全長にわたり接着さ
れている。フィルタ35は上記したようにある程度の弾
性と液晶含浸性をセルロース系濾紙が成形したもので、
ブロック本体31のノズル孔34から吸い上げられた液
晶10を含浸させて保持し軟化する。従って、パネル2
0が上方から降下した際に、下端面25は、まず軟化し
たフィルタ35に当接して接触衝撃が緩和され、パネル
下端面25のブロック本体31に対する接触圧が均一化
される。さらに、フィルタ35の軟化は、次に説明する
パネル20のガラス基板21、22の端面、つまり下端
面25のざらつきを吸収して密着させるのに好都合であ
る。
【0010】図1に示すように、パネル20の構造は、
一般にはガラスや樹脂などによる透明な2枚の基板2
1、22が紙面垂直方向に対向して配置され、両基板2
1、22間にスペーサとシール材(いずれも図示せず)
によって所定の間隙を設け、この間隙にシール材で囲わ
れた液晶注入領域23を形成して貼り合わせてなってい
る。液晶注入領域23の一部には液晶10の注入孔24
が設けられ、液晶注入後はこの注入孔24を閉塞して液
晶10を封入するようになっている。
【0011】次に、以上のような実施例の液晶注入装置
による液晶注入作用を図1〜図5を用いて説明する。量
産ライン上の真空槽内に配置された液晶収容トレイ11
では、ノズルブロック30を液晶10中に浸漬させて一
群のパネル20が搬入されてくるのを待機している。図
1のように、所定個数のパネル20の一群が搬送ライン
によって真空槽内に送り込まれ、液晶収容トレイ11の
直上に到達する。この後、真空槽では減圧ポンプの作動
で内部が減圧される。槽内減圧によって各パネル20の
液晶注入領域23も減圧される。
【0012】パネル内真空引きが終了すると、図2のよ
うに、パネル20の一群が図示しないリフト装置によっ
て降下し、各パネル20の下端面25が下方で待機して
いるノズルブロック30のブロック本体31上面のフィ
ルタ35に接触する。ブロック本体31の降下接触によ
る当接力はフィルタ35をクッションにして緩和され、
パネル20を保護する。仮に、パネル20の一群が水平
降下せず傾倒していても、ブロック本体31は支軸32
で揺動可能に支持されているので、その揺れでもって柔
軟に対応し、その結果、パネル20の下端面25とブロ
ック本体31の上面とが密接し、両部材間に隙間が生じ
て液晶10の注入に不都合となるようなことは避けられ
る。
【0013】次に、図3のように、真空状態のまま槽内
に窒素N2を導入して、液晶収容トレイ11内の液晶1
0の表面にN2膜を形成する。N2の導入圧によって液晶
10がブロック本体31のノズル孔34を通ってパネル
20の液晶注入領域23にわずかに注入される。この微
量の液晶10のパネル20内注入作用は、N2の導入圧
ばかりでなく、ノズル孔34やパネル基板21、22間
の毛細管現象にもよる。また同時に、N2膜を形成する
ことで、次工程の真空槽内の大気圧開放時に液晶10に
空気中の塵埃等が混入するのを防止する。
【0014】N2膜形成後、図4の工程では、真空槽内
が大気圧に開放されて常圧に戻される。これによって、
液晶注入領域23内の気圧と大気圧との間に圧力差が生
じ、この圧力差により、液晶収容トレイ11内の液晶1
0が、ブロック本体31のノズル孔34からフィルタ3
5を介して、パネル20の注入孔24から液晶注入領域
23に導入され、やがて全域に充填される。
【0015】ここまでの注入態様から理解されるよう
に、パネル20の下端面25は液晶収容トレイ11中の
液晶10に直接触れることはなく、フィルタ35に含浸
された液晶10にのみ接触している。したがって、上記
従来例で示されたような直接浸漬方式とはまったく異な
り、余分な液晶10がパネル下端面25の全域に付着す
る無駄を抑えることができる。また、フィルタ35に含
浸された液晶10は、N2膜保護された液晶収容トレイ
11の深層部から吸い上げたものであるから、塵埃等の
混入のない良質なものであり、仮に塵埃等が混入してい
てもフィルタ35により捕捉されるから注入される液晶
は極めて純質である。また、パネル20の下端面25を
液晶収容トレイ11中の液晶10に直接接触させないか
ら、ガラス基板21、22の粉末や含有イオン成分が液
晶10中に混入し難くなり、液晶10の劣化が顕著に抑
制される。
【0016】図4のようにパネル20に液晶10が充満
した段階で、図5のように、一群のパネル20はリフト
装置により一斉に液晶収容トレイ11から引き上げられ
る。1グループのパネル20に対し液晶10の注入が終
了するとそれらは次工程へ搬出され、後続グループのパ
ネル20の一群が真空槽内に搬入されてくる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による液
晶注入装置は、これまでの従来装置のように、パネルの
下端面を液晶収容トレイの表面層の液晶に直接触れさせ
ることなく、フィルタを備えたノズルブロックを介して
吸い上げてパネル内に充填する方式であるから、従来の
ような余分な液晶のパネルへの付着といった無駄も避け
られ、また塵埃等の混入を避けた純質な液晶を注入でき
るので、高表示品位の液晶表示素子や液晶表示パネルを
製造できる利点がある。また、この発明の液晶注入装置
では、ノズルブロックを液晶収容トレイに揺動可能に支
持させてパネルを接触させるようにすることで、パネル
の下端面の当接姿勢に合わせてブロック本体が柔軟に対
応し、この上面の弾性フィルタを介してパネル下端面と
ブロック上面を常に安定して密接させることができ、ブ
ロック本体の液晶に浸漬させる部分の下部断面を逆三角
形にすれば、液晶の付着面積を最小限に抑え、浮力安定
化も図られて、液晶注入作業の能率化が図られる。更に
ノズルブロックの長手方向に多数のノズル孔を配列する
ことにより、各ノズル孔に対応させて複数のパネルに対
し一度に液晶注入ができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による実施例の液晶注入装置を用いた
パネル内液晶注入工程を示す断面図。
【図2】同じく実施例の液晶注入装置によるパネル内液
晶注入工程を示す断面図。
【図3】実施例の液晶注入装置によるパネル内液晶注入
工程を示す断面図。
【図4】実施例の液晶注入装置によるパネル内液晶注入
工程を示す断面図。
【図5】実施例の液晶注入装置によるパネル内液晶注入
工程を示す断面図。
【図6】実施例装置の要部であるノズルブロックの組立
斜視図。
【図7】ノズルブロックの分解斜視図。
【図8】液晶収容トレイ内の液晶に浮遊支持してなるノ
ズルブロックの形態を示す側面図。
【図9】従来例の液晶注入装置によるパネル内液晶注入
工程を示す断面図。
【図10】同じく従来例の液晶注入装置によるパネル内
液晶注入工程を示す断面図。
【図11】従来例の液晶注入装置によるパネル内液晶注
入工程を示す断面図。
【図12】従来例の液晶注入装置によるパネル内液晶注
入工程を示す断面図。
【符号の説明】
10 液晶 11 液晶収容トレイ 20 空セル(パネル) 21、22 ガラス基板 23 液晶注入領域 24 注入孔 25 パネル下端面 30 ノズルブロック 31 ブロック本体 32 支軸 34 ノズル孔 35 フィルタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板を所定の間隙を保ち枠状のシ
    ール材を介して接合してなる液晶パネル内に、シール材
    に設けた注入孔から液晶パネル内外の圧力差を利用して
    液晶を注入する液晶注入装置であって、 槽内の気圧を大気圧から減圧調整可能な減圧槽と、 前記減圧槽内に配置され、注入すべき液晶を貯留してお
    く液晶トレイと、 前記液晶トレイ内の所定位置に設置され、上下方向に貫
    通させたノズル孔を設け、下部を液晶に浸漬させると共
    に液晶に浸漬させない上部表面に前記液晶パネルの注入
    孔を接合させ、前記ノズル孔を通じて液晶トレイ内の液
    晶を液晶パネル内に流入させるノズルブロックとを有す
    ることを特徴とする液晶注入装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズルブロックが揺動自在に支持さ
    れている請求項1記載の液晶注入装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズルブロックは、前記ノズル孔を
    備えたブロック本体と、該ブロック本体上部表面に設け
    られ弾性を有しかつ液晶を含浸可能な材質からなるフィ
    ルタとからなる請求項1および2記載の液晶注入装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルタはセルロース系の濾紙であ
    る請求項3記載の液晶注入装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズルブロックの液晶に含浸する下
    部の断面を、液晶との接触面積が最小化されかつ浮力安
    定化する逆三角形状に形成したことを特徴とする請求項
    2乃至4記載の液晶注入装置。
  6. 【請求項6】 前記ノズルブロックの長手方向に沿っ
    て、複数のノズル孔を複数の液晶パネルに液晶を同時注
    入可能なピッチで配列して設けた請求項1乃至5記載の
    液晶注入装置。
JP6305696A 1994-11-16 1994-11-16 液晶注入装置 Pending JPH08146442A (ja)

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JP6305696A JPH08146442A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 液晶注入装置

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ID=17948264

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001013168A1 (fr) * 1999-08-17 2001-02-22 Citizen Watch Co., Ltd. Matte destinee a l'injection de cristaux liquides, procede de fabrication de celle-ci et procede d'injection de cristaux liquides
DE102004055287B4 (de) * 2003-11-17 2011-08-18 Lg Display Co., Ltd. Vorrichtung zum Ausgeben eines Flüssigkristalls
CN107179635A (zh) * 2017-07-27 2017-09-19 深圳市宇顺工业智能科技有限公司 一种液晶注入方法及其注入装置

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