JPS62143940A - コ−テイング用組成物及びそれを用いた合成樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

コ−テイング用組成物及びそれを用いた合成樹脂成形品の製造方法

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JPS62143940A
JPS62143940A JP60285061A JP28506185A JPS62143940A JP S62143940 A JPS62143940 A JP S62143940A JP 60285061 A JP60285061 A JP 60285061A JP 28506185 A JP28506185 A JP 28506185A JP S62143940 A JPS62143940 A JP S62143940A
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resin molded
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Toshiki Doi
土井 敏樹
Takanobu Fujita
藤田 隆宣
Masanori Moriwaki
森脇 雅則
Shigenao Kawakami
川上 成直
Takeshi Yamazaki
健史 山崎
Takuhiko Jinno
卓彦 神野
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Koei Chemical Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Koei Chemical Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は合成樹脂成形品、シート及びフィルムの表面硬
化用のコーティング組成物及びそれを用い紫外線により
耐候性、耐摩耗性、硬度、@着性、可撓性に優れた被膜
を形成させた合成樹脂成形品の製造方法に関するもので
ある。
〈従来技術〉 合成樹脂成形品は、ガラス製品に比絞して軽液性1強靭
性などの特性に優れているばかりでなく、安価で成形加
工が容易であるなどの利点があり広い分野で使用されて
いる。これらの合成樹脂成形品は、その表面の耐摩耗性
が不足しているために、接触s慎を塙、引っ掻きなどの
作用によって表面が損傷を受は易く、その改良のために
成形品の表向に架橋硬化被膜を形成させる方法が従来よ
り種々検討されている。例えば烏合性モノマーを合成樹
脂成形品の表向上に墜布し、ついで紫外線を照射し、表
面に架橋硬化被膜を形成し、耐摩耗性に優れた被膜を得
る方法等が01案されている。(特公昭48−4221
1号公報、持分11849−22951号公報、特開昭
58−102986号公報、特開昭58−1 ’046
88号公報)しかし、これらの方法によって合成樹脂成
形品の欠点である耐摩耗性は改良されるものの、太陽光
、人工光線等による光劣化は実用上問題として残り、耐
候性の改良が強く要求されている。
このような欠点を改良する方法として、種々の光安疋゛
剤を添加したコーティング用組成物を塗布し、紫外線等
を照射し、表面に架橋硬化被膜を形成し、耐候性に優れ
た被JIAを得る方法等が提案されている。(特開昭5
6−141809)また従来公知の技術として、耐候性
改良のために光安定剤と酸化防止剤を組みあわせること
によって、あるいは2棟の光安定剤、たとえば紫外線吸
収剤とヒンダードアミン系光安定剤とを組み合せること
によって非常に効果が見られるということが知られてい
る(化学工業5.72〈発明が解決しようとする問題点
〉 しかしながら、このような光安定剤、酸化防止剤等の添
加剤を使用したコーティング組成物を用いて、合成樹脂
成形品に被膜を施こしても必ずしも充分な耐候性は得ら
れず、また、硬度や1lii4#I11耗性を改良しよ
うとすれば、可撓性の悪さやヒートサイクルテストにお
けるクラックの生成に問題を生じるといった欠点がある
。後者の硬度や耐摩耗性の向上と可撓性や耐ヒートサイ
クル性の両立は実用的な見地から重要な問題として耐候
性の向上とともに強く改良が望まれていた。また製造プ
ロセスの面では空気中での紫外線照射の際に硬化の反応
性が優れている必要があり上記の品質上の問題とともに
満足させなければならないものである。本発明者らはこ
れらの点を改良すべく睨急検討の結果本発明に到ったも
のである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、特定の多価アルコールとジカルボン酸と
アクリル酸を共エステル化して得ら合で配合したものに
、光安定剤、酸化防止剤を併用し、それらと光増感剤を
特定の割合で添加配合したコーティング用組成物を合成
樹脂成形品に塗布して、空気中で紫外線照射したとき、
非常に砂上反応性が良く、かつ、硬度や耐摩耗性及び可
撓性やヒートサイクルテストにおけるクラックの生成防
止にバランスの優れた特性を示し、さらには耐候性(#
I4摩耗性の経時変化やクラックの生成がないこと)と
密着性の優れた被11Qが形成されることを見出した。
アルコールにおいて該水酸基を8ヶ以上アクリロイルオ
キシ基にて置換した多官能モノマー20〜75点腫部と b、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトー
ル、ジトリメチロールプロパンまたはジトリメチロール
エタンとジカルボン酸およびアクリル酸とを共エステル
化して得られるポリエステルアクリレート10〜60″
rc飢部および C1沸点150℃以上(常圧)で、かつ粘度10センチ
ポイズ以下(25℃)のモノ及びジアクリル酸エステル
0〜40重量部とからなるアクリレート混合物100重
量部に対して少なくとも1挿置との環状ヒンダードアミ
ン構造を有する光安定剤0.01〜5iffi部、さら
に少なくともIJ以上の酸化防止剤0、01〜5重社部
を添加することからなるコーティング用組成物並びに該
コーティング用組成物に光増感剤を配合して合成樹脂成
形品、シート及びフィルム等に塗布した後、紫外線を照
射して表面硬化a股を形成させることを特徴とする合成
樹脂成形品の製造方法である。
前述した成分a)における多価アルコールとしては、ペ
ンタエリスリトール、ジグリセリン、ジトリメチロール
エタン、ジトリメチロールプロパン、ジペンタエリスリ
トール訃すヘンタエリスリトールが挙げられる。従って
1分子中に8ヶ以上のアクリロイルオキシ基を有する多
官能モノマーの具体例としては、ペンタエリスリトール
トリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レート、ジグリセリントリアクリレート、ジグリセリン
テトラアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ
アクリレート、ジトリメチロールプロパントリアクリレ
ート。
ジトリメチロールエタンテトラアクリレート、ジトリメ
チロールエタントリアクリレート、ジペンタエリスリト
ールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ
アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールへキサアクリレート、ト
リペンタエリスリトールペンタアクリレート、トリペン
タエリスリトールへキサアクリレート、トリペンタエリ
スリトールヘプタアクリレート、トリペンタエリスリト
ールオクタアクリレートが挙げられる。
前述した成分b)におけるジカルボン酸としては、フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタ
ル酸、ヘキサヒドロフタル酸。
ハイミック酸、エンド酸、テトラクロルフタル酸、テト
ラブロムフタル酸、ヘット酸、メチルへキサヒドロフタ
ル酸、ポリブタジェンジカルボン酸、蓚酸、マロン酸、
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セパシン酸、ドデ
カン2酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、トリ
メチルアジピン酸、メチレングルタル酸、エチルマロン
酸、アセチレンジカルボン酸、メチルマレイン酸、メチ
ルマレイ酸、1,4,5.6.7.7へキサブロモ−エ
ンド−5−ノルボルネン−2,8−ジカルボン酸、トラ
ンス−1゜4−シクロヘキセンジカルボン酸、1.8(
またはl、4)テトラヒドロフタル[4vi、8(また
はl、4)へキサヒドロフタル酸、α−メチルイタコン
酸、α、α−ジメチルイタコン酸、α−ケトグルタル酸
、2.2(または2゜8)−ジメチルコハク酸、2−メ
チルコハク酸、ヘキシルコハク酸、ピメリン酸、スペソ
ン酸、アゼライン酸、8.8(または2.2)−ジエチ
ルゲルタール酸、1.1−シクロブタンジカルボン酸、
ジグルコール酸、リンゴ酸、シクロペンタンジカルボン
酸、ジヒドロフタール酸。
シクロヘキサンジカルボン酸、α−メチルゲルタール酸
、ハロゲン化テトラヒドロフタール酸などが挙げられる
。さらに上記カルボン酸の無水物も同様に使用できる。
これらのジカルボン酸の中では、ヘキサヒドロフタル酸
テトラヒドロフタル酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、セパチン酸は好適に用いることができ
る。
ポリエステルアクリレートを合成する際に用いる多価ア
ルコールとしては、ジペンタエリエリトール、トリペン
タエリスリトール、ジトリメチロールプロパンまたはジ
トリメチロールエタンが好ましい。これらの多価アルコ
ールを用いることにより耐候性試験でのクラックの生成
を抑えて架橋密度を高めることができ、その結果として
硬度や耐摩耗性を向上させることができる。
架橋密度を高める方法として成分a)の濃度を高める方
法があるが、この方法は耐候性試験でクラックを生成し
易くなるので必ずしも好ましい方法ではなく、前述の方
法の方が望ましいものである。
ポリエステルアクリレートを合成する際のジカルボン酸
とアクリル酸とジトリメチロールエタンまたはジトリメ
チロールプロパンの使用モル比は、0.4〜0.8:8
.8〜20:1が好ましい。またジペンタエリスリトー
ルの場合には、0.4〜0.8:5.5〜B=1が好ま
しくトリペンタエリスリトールの場合には、0.4〜0
.8:8〜4:lが好ましい。この際のエステル化反応
は特に制限はなく掌性により行なうことができる。
これらのポリエステルアクリレートを用いると空気中に
おける紫外線照射による硬化性が非雷に良く、架橋硬化
被膜の一摩柿性を低下させることなく、これに可撓性を
与え、基材に対する密着性を高め、耐候性も向上するの
で好ましい。ポリエステルアクリレートは1種を使用す
ることができ、またその組成範囲では2種以上を混合し
ても良い。
本発明で使用されるポリエステルアクリレートにおいて
、脂環式のジカルボン酸、例えば、ヘキサヒドロ無水フ
タル酸、テトラヒドロ無水フタル酸などから統導される
ポリエステルアクリレートは脂肪族のジカルボン酸、例
えば、コハク酸、マロン酸、アジピン酸、セパチン酸な
どからg6尋されるポリエステルアクリレートに比較し
て耐候性試験後の耐クラツク性に優れているのでとくに
好ましい。
前述した成分C)におけるモノ及びジアクリル酸エステ
ルの具体例としては、テトラヒドロフルフリルアクリレ
ート、2−ヒドロキシ−8−フェノキシプロピルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、2−エトキシエチルアク
リレート、2−エトキシエトキシアクリレート1.6−
ヘキサンジオールジアクリレート、1.8−ブタンジオ
ールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリ
レートなどが好ましい。これらは1種で使用することも
出来またその組成範囲内において2挿置土泥合して使用
しても良い。     ゛ モノ及びジアクリル酸エステルは、合成樹脂成形品に形
成される架橋性硬化液IIIに平滑な面を与えるととも
に、可撓性並びに密着性を与えるために必要である。モ
ノアクリル酸エステルとしては前記した物性を有するも
のであれば特に限定されないが水酸基、環状エーテル結
合またはエチル結合を有するものが空気中での重合性に
優れているので特に好ましい。
アクリレート混合物に添加する光安定゛剤はとくに限定
されないが、4−ベンゾイルオキシ−2゜2.6.6−
チトラメチルピペ゛リジン、4−オクタノイル−2,2
,6,6−チトラメチルピペリジン、セパテン酸−ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジン)、
セパチン酸−ビス(N−メチル−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジン)、その他環状ヒンダードア
ミン構造を有するオリゴマータイプ及びポリマータイプ
の光安定剤が例示される。
酸化防止剤としては、2.6−ジーt−ブチル−4−メ
チルフェノール、n−オクタデシル−8−(8’、5’
−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)−プロ
ピオネート、2.2’−メチレンービス(4−メチル−
6−t−ブチル−フェノール)、2−t−ブチル−6−
(8’−t−ブチル−6′−メチル−2′−ヒドロキシ
ベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、テトラ
キス−〔メチレン−8−(8’、5’−ジ−t−ブチル
−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメタン
、トリノニルフェニルフォスファイト。
トリフェニルフォスファイト等が例示される。
前述した成分a)e b)t c)*光安定剤及び酸化
防止剤からなる本発明のコーティング用組成物の組成に
ついて詳述すれば成分a)の多官能モノマーの含有量は
、20〜7δチ、好ましくは80〜65%である。多官
能モノマーの割合が20%未満の場合は十分な耐摩耗性
の硬化被膜が得られずまた759kを超えると耐摩耗性
は良いが可撓性および合成樹脂成形品との密着性が悪い
被膜となり、耐ヒートサイクル性及び耐候性も低下する
成分b)のポリエステルアクリレートは1種または2種
以上のジカルボン酸またはジペンタエリスリトール、ト
リペンタエリスリトール、ジトリメチロールプロパン、
及びジトリメチロールエタンを併用することができ、ポ
リエステルアクリレートの含有量は10〜60%、好ま
しくハ15〜50%である。ポリエステルアクリレート
の鴬が6(lを超えると硬化被膜の耐摩耗性が低下し、
10%以下の場合は硬化被膜の可撓性および合成樹脂成
形品に対する@肴性耐ヒートサイクル性及び耐候性が低
下するので好ましくない。
成分c>のモノ及びジアクリル酸エステルの含有量はO
〜40チであり好ましくはO〜80嘩である。モノ及び
ジアクリル酸エステルの含有量が401を超えると充分
な硬化被膜が得られない。またモノ及びジアクリル酸エ
ステルの物性としてその沸点(常圧)が150℃より低
い場合には、本発明のコーティング用組成物を合成樹脂
成形品の表面に?lIF5して硬化させる場合に挿発し
易いので好ましくない。また粘度が10センチぽイズ(
20℃)を超えるときにはコーティング用組成物の粘度
が高くなり好ましくない。
光安定剤と酸化防止剤は必ず併用することにより、耐候
性改良が可能となる。光安定剤の使用域は本発明のデク
リレート混合物100重虚部に対し、0.01〜5m麓
部、好ましくは0.1〜2重愈部、また酸化防止剤の使
用量は、本発明のアクリレート混合物100重置部に対
し0、01〜5N朧部、好ましくは0.05〜1ム鈑都
が使用される。しかし光安定剤の使用量がこれより少な
過ぎると劣化低減の効果がうすれ、これより多過ぎると
白化したり、81着性が悪(なるので好ましくない。ま
た酸化防止剤の使用域についても同様である。また、光
安定剤及び酸化防止剤はそれぞれ1tffiあるいは2
種以上使用してもよい。
ここで光安定剤のみを添加した場合では、酸化防止剤と
併用したものに比べ、劣化低減効果はうすれ、耐候性の
向上は若干あるものの、充分とはいえない。
また、酸化防止剤のみを添加した場合では、光安定剤・
と併用したものに比べ劣化低減効果は全くなく、#1候
件の向上はみとめられない。
つぎに本発明のコーティング用IMI成物の使用方法に
ついて詳述する。本発明のコーティング用組成物は、適
当な溶剤および光増感剤と浦会し。
合成樹脂成形品に塗市した後、紫外−を照射して硬化さ
せる。その他にaks I線%  rm%電子線などの
古注エネルギー線を屓射して硬化させることもできる。
光増感剤としてはベンゾイン、ベンゾインエチルエーテ
ル、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン、l−ヒドロキシシクロへキシルフェニル
ケトン、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパー
オキサイドその他一般に知られる光増感剤が使用される
これらの光増感剤の使用量は本発明のコーティング用組
成物100!Jt部に対しl−103[[虚部、好まし
くは2〜6*ff1部、使用される。光増感剤の使用量
がこれより多過ぎると硬化被膜が着色したり、少な過ぎ
ると硬化が不充分となり易い。
溶剤としては、エタノール、プロパツール。
イソプロパツール、ブタノール等のアルコール類、ベン
ゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、酢酸エチル、酢
酸ブチル等の酢酸エステル類、アセトン、メチルエチル
ケトンなどのケトン類、2−(2−エトキシエトキシ)
エタノール、グリコールモノメチルエーテル、グリコー
ルモノエチルエーテル、ジオキサン等のエーテル類等が
用いられる。
浴剤の使用量は本発明のコーティング用組成物100重
量部に対し0〜250重凰部の範囲でツー賞月いること
ができる。
本発明のコーティング用組成物を表面塗布する合成樹脂
成形品としては熱可塑性樹脂成形品。
熱硬化性樹脂成形品の区別な(、使用され例えばポリメ
チルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリアリルジ
グリコールカーボネイト樹脂、ABS樹脂、ポリスチロ
ール、pvc、ポリエステル樹脂、アセテート樹脂等の
成形品が用いられる。また合成樹脂成形品の形状として
は一般の成形品の外、シート、フィルム等も対象となる
塗布の方法としては刷毛塗り、スプレー墜装、ロール塗
装、浸屓法等公知の方法を適宜用いればよい。要は所望
の均一な厚みと平滑な表面が得られる方法であればよく
、被塗布物の形状に応じて適宜選ぶことが好ましい。
被IMの厚みとしては1〜80μ、好ましくは2.6〜
20μの範囲であり、1μ以下だと充分な硬度が得られ
ず、また80μを超えるとクラ、り等が生じ易い。
〈発明の効果〉 本発明のジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリ
トール、ジトリメチロールプロパンまたはジトリメチロ
ールエタンを使用して合成したポリエステルアクリレー
トは他の多価アルコールを用いた場合に比較し、硬度、
耐候性試験において優れているξとがわかる。また本発
明の組成物は耐摩耗性、硬度、耐候性、耐ヒートサイク
ル試験及び可撓性に優れている。
〈実施例〉 以下実施例により具体的に説明するが、本発明はこれら
の例に限定されるものではない。
コーティング用組成物成分の製造例 a、多官能モノマー 合成例1 ジペンタエリスリトールへキサアクリレート
の合成 攪拌霞、温度計、水分1Ill器を備えつけた11のガ
ラス製反応器にジペンタエリスリトール127p、アク
リル酸269t%混合溶媒(ベンゼン:シクロヘキサン
−2: l )127p%硫酸6.85F、硫酸銅0.
51F、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.08F
を仕込んだ。
攪拌と空気吹き込みを行いつつ還流上反応を行い、留出
する有機溶媒・水共沸混合物は冷却後水と分離し、有機
溶媒は反応系へ返すようにして反応し、水52CCが留
出した。そ仁で反応液を冷却し、混合溶媒(ベンゼン:
シクロヘキサン=2:1)254Fを加え。
濃度10チの苛性ソーダ水溶液で中和した後分液し油層
をその後10%の食塩水で洗浄した。
オイルは無水硫酸マグネシウムで乾燥後、50〜60℃
で減圧下に混合浴媒辷ベンゼン:シクロヘキサン−2=
1)を除キ、釜残としてジペンタへキサアクリレート2
71pを得た。このものの粘度は9410Cp8/25
℃、エステル価は562(環m値582.5)であった
合成例2 合成例1のジペンタエリスリトール1272をジトリメ
チロールプロパン125PKかえ、アクリル酸259g
を1782にかえて合成例1と同様に反応を行い、釜残
としてジトリメチロールプロパンテトラアクリレート2
28tを得た。
このものの粘度は568 Cp8 / 25℃、工ステ
ル価は470(理論値482)であった。
b、ポリエステルアクリレート 合成例1 撹拌機、温度計、水分離器を備えたl/のガラス製反応
器にジペンタエリスリトール127F(0,5モル)、
アジピン酸88g(0,26モル)、アクリル酸187
F(2,6モル)、ベンゼン127F、硫酸6.8P、
硫′wijt10.5P% ハイドロキノンモノメチル
エーテル0.08 Fを仕込んだ。
攪拌と空気吹き込みを行いつつ還流上反応を行い、留出
するベンゼン、水兵n混合物は冷却後水と分離し、ベン
ゼンは反応系へ返すようにして反応し、水52CCが留
出した。そこで反応液を冷却し、ベンゼン:シクロヘキ
サン(5:l)の混合溶媒を加え、濃度10俤の苛性ソ
ーダ水溶液で中和した後分液し油層をその後10%の食
塩水で洗浄した。オイルは無水硫酸マグネシウムで乾燥
後50〜60℃で減圧下にベンゼン−シクロヘキサン混
合溶媒を除キ釜残として淡黄色のポリエステルアクリレ
ート809tを得た。
このものの粘度は60℃で8020 cps 、エステ
ル価は519であった。
合成例2〜16 多価アルコール、ジカルボン酸およびアクリル酸の虚等
を変えた以外は、合成例1と同様の方法でエステル化反
応を行ないポリエステルアクリレートを合成した。その
結果を表−1にホす。
比較合成例1(比較用ポリエステルアクリレートの合成
1) 攪拌器、温度計、水分1ISIF器を備えた21のガラ
ス製フラスコにトリメチロールエタン120.2j’(
1モル)、コハク酸65.0f(0,55モル)、アク
リル酸158.6F(2,20モル)、トルエン100
0 p 、CuCtz8ts p−トルエンスルホン酸
18.allを仕込んだ。
攪拌と空気吹き込みを行いつつ、還流下反応を行い、留
出するトルエン・水共沸混合物は冷却後水と分離し、ト
ルエンは反応系へ返すようにして反応し、水52ccが
留出した。
反応液を冷却した後油層を分液しその油層を0.5%硫
酸水溶液で2回洗浄し、さらに純水で8回洗浄した。洗
浄後オイルは無水硫酸マグネシウムで乾燥後60〜60
℃で減圧下にトルエンを除き、釜残として淡黄色のポリ
エステルアクリレートを得た。
この化合物の粘度は20℃で8800 cpsであった
比較合成例2 (比較用ポリエステルアクリレートの合成比較合成例1
のトリメチロールエタン120.29(1モル)をペン
タエリスリトール186F(1モル)にかえ、アクリル
酸158.6F(2,2モル)を287.9p(8,8
モル)にかえた以外は比較合成例1と同様に反応を行な
い釜残として淡黄色のポリエステルアクリレートを得た
。この化合物の粘度は60℃で1550 cpsであっ
た。
実施例1〜7.比板例1〜6 表−2、及び表−8に示したように本発明のコーティン
グ組成物に溶剤並びに光増感剤を配合し、これに厚さ2
閣の透明メタクリル酸メチル樹脂板(ス建ペックス■*
’ooo・・・・・・住人化学工業製)を浸漬して被膜
を形成させ20分間放置後当該樹脂板を空気中にて高圧
水銀燈(アイゲラフックス社製フイキュアーUEO21
−408C,500V、HO2−L41 (2) )を
用いて260rmの距離から120W、5〜10秒間紫
外線を照射した。このようにして得られた硬化被膜が形
成されたメチルメタクリレート樹脂板の耐摩性、硬度、
外観、密着性をしらべ表−2及び表−8に記した。
表中の組成及び評価方法の説明は下dピのとおりである
注1)モノアクリル酸エステル:テトラヒドロフルフリ
ルアクリレート 2)I媒:キシレン:酢酸ブチル:エチルセロソルブ:
ジアセトンアルコール= 20:12.5:10ニア、5 8)  光増m剤: t−ヒドロキシシクロへキシルフ
ェニルケトン 4)硬化時間:被膜がタックフリーとなる紫外線照射時
間 5)照射時間:被膜への紫外線照射時間6)11111
粍性:#0000のスチールによる擦傷テスト A:強くこすっても傷がつかない B:強くこするとわずかに傷がつく C:軽くこするとわずかに傷がつく D:軽くこすっても著しく傷がつく 7)硬  K:JIs  K5651−1966による
鉛筆硬度 8)@宥  性:クロスカットセロハンテープ剥離テス
ト・・・・・・被膜に1m1ll隔に基材に達する被膜
切断線を縦横それぞれ11 本人れて、l謳2の日数を100個 作り、その上にセロハンテープを貼 りつけ急激にはがす。このセロハン テープの操作を同−鋤所で8回繰り 返した後、剥離しなかった目数の数 で表わす。
9)耐 候 性:加速am促進試験装置として、アトラ
スニブコン(東洋精機製作新製) を使用した。条件は60℃で4時間 紫外線ikし、次いで40℃で4時 間閣潤暴露することを繰り返す。
このサイクル条件で500時間後、 1000時間後の外観、スチールウ ールテスト、密着性について実施し た。
10)  ヒートサイクル試験二表面に硬化被膜を形成
した成形品を66℃の温水に1時間浸漬 した後、直ちに氷水中に10分間浸 漬し、ついで80℃で1時間乾燥す る操作を5回繰返す。
ヒートサイクルテストの後、外m耐 摩耗性密着性のテストを行う。
11)  光安定剤:セパチン酸−ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジン) 12)  光安定剤:セバチン酸−ビス(N−メチル−
2゜2.6.6−テトラメチル−4−ピペ リジン) 1B)  光安定剤=4−ベンゾイルオキシ−2,2,
6゜6−チトラメチルピペリジン 14)光安定剤:4−オクタノイル−2,2,6,6−
チトラメチルピペリジン 15) 酸化防止剤:テトラキス−〔メチレン−8−(
8’、5’−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕 16)酸化防止剤:n−オクタデシル−8−(8’、5
’−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフ ェニル)プロピオネート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a、1分子中に4ヶ以上の水酸基を有する多価ア
    ルコールにおいて、該水酸基を3ヶ以 上アクリロイルオキシ基にて置換した多官 能モノマー20〜75重量部と b、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトー
    ル、ジトリメチロールプロパンまたはジトリメチロール
    エタンとジカルボン 酸およびアクリル酸とを共エステル化して 得られるポリエステルアクリレート10〜 60重量部および c、沸点150℃以上(常圧)でかつ粘度10センチポ
    イズ以下(25℃)のモノ及びジ アクリル酸エステル0〜40重量部 とからなるアクリレート混合物100重量部に対して少
    なくとも1種以上の環状ヒンダードアミン構造を有する
    光安定剤0.01〜5重量部、さらに少なくとも1種以
    上の酸化防止剤0.01〜5重量部を添加することから
    なるコーティング用組成物
  2. (2)多価アルコールがジペンタエリスリトール、トリ
    ペンタエリスリトール、ジトリメチロールプロパンまた
    は、ジトリメチロールエタンである特許請求の範囲第1
    項記載のコーティング用組成物
  3. (3)a、1分子中に4ヶ以上の水酸基を有する多価ア
    ルコールにおいて、該水酸基を3ヶ以 上アクリロイルオキシ基にて置換した多官 能モノマー20〜75重量部と b、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトー
    ル、ジトリメチロールプロパンまたはジトリメチロール
    エタンとジカルボン 酸およびアクリル酸とを共エステル化して 得られるポリエステルアクリレート10〜 60重量部および c、沸点150℃以上(常圧)でかつ粘度10センチポ
    イズ以下(25℃)のモノ及びジ アクリル酸エステル0〜40重量部 とからなるアクリレート混合物100重量部に対して少
    なくとも1種以上の環状ヒンダードアミン構造を有する
    光安定剤0.01〜5重量部、さらに少なくとも1種以
    上の酸化防止剤0.01〜5重量部を添加することから
    なるコーティング用組成物に光増感剤を配合して、合成
    樹脂成形品、シートまたはフィルムに塗布した後、紫外
    線を照射して、耐候性、耐摩耗性に優れた表面硬化被膜
    を形成させることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方
    法。
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