JPS6214316B2 - - Google Patents

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JPS6214316B2
JPS6214316B2 JP8934580A JP8934580A JPS6214316B2 JP S6214316 B2 JPS6214316 B2 JP S6214316B2 JP 8934580 A JP8934580 A JP 8934580A JP 8934580 A JP8934580 A JP 8934580A JP S6214316 B2 JPS6214316 B2 JP S6214316B2
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JP
Japan
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swinging
cam
feed
contactor
limiting
Prior art date
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Application number
JP8934580A
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English (en)
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JPS5714390A (en
Inventor
Masahiro Myahara
Hidetaka Hara
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP8934580A priority Critical patent/JPS5714390A/ja
Publication of JPS5714390A publication Critical patent/JPS5714390A/ja
Publication of JPS6214316B2 publication Critical patent/JPS6214316B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はジグザグミシンにおけるボタンホー
ル形成装置に関するものである。
従来技術 従来のこの種のボタンホール形成装置として
は、例えば特公昭45―4819号公報及び特公昭46―
11908号公報に記載された構成のものがある。
この特公昭47―4819号公報に記載された装置
は、ミシンの主軸に連動して回転される揺動カム
と、その揺動カムに係合して揺動される従動部材
と、その従動部材に連結され、かつ従動部材の揺
動運動に従つて揺動されて針に横方向揺動運動を
付与する横振腕とを備え、前記従動部材の揺動支
点を第一及び第二の支点に選択的に変更するとと
もに、前記横振腕の揺動運動を2個のストツパに
て選択的に制限することにより、ボタンホールの
左右両側かがり部をそれぞれ形成し得るように構
成されている。
ところが、この従来装置においては、前記従動
部材の揺動支点を変更するための特別な機構を設
ける必要があるとともに、その変更された状態で
各揺動支点の妄動を確実に阻止する必要があるた
め、構成が至極複雑となつた。しかも、前記従動
部材の揺動支点には、揺動カムの回転に基づく従
動部材の揺動運動により大きな繰返し荷重が作用
するので、実際上は極めて強固な部材により揺動
支点を支持しなければ、その支点が妄動して一定
の針落下点を確保することができないものとな
る。
一方、特公昭46―11908号公報に記載された装
置は、三角カムにより揺動される揺動体と、横振
腕に連結された駆動体とをばねの作用により一体
化した状態で、ボタンホールの左右両側かがり部
の一方を形成し、かつ前記ばねの作用を遮断して
揺動体と駆動体との相対的位置関係を変更するこ
とにより、横振腕の揺動基準位置を変更し、この
状態で他方のかがり部を形成するように構成され
ている。
ところが、この従来装置においては、前記ばね
の作用を遮断する手段、及び揺動体と駆動体との
相対的位置関係を変更し得るように両者を連結す
る手段が必要であるため、構成が至極複雑となつ
た。又、この装置では、前記相対的位置関係の変
更に緻密な精度が要求され、その変更量が小さい
場合には、左右のかがり部がオーバーラツプ状態
で形成されて、切開用開口が存在しなくなり、逆
に変更量が大き過ぎる場合には、横振腕が許容揺
動範囲を越えて揺動され、針が針板に衝突して折
損するおそれがある。
目 的 この発明は前記のような従来装置における欠陥
を解消されるためになされたものであつて、その
目的は針に横方向揺動運動を付与するための揺動
リンクの揺動基準範囲を全く変更することなく、
ボタンホールの両側かがり部を正確に形成するこ
とができる新規なボタンホール形成装置を提供す
ることにある。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に従つて説明
すると、第1図に示すようにミシンフレーム1は
アーム部2とベツド部3とを備え、そのアーム部
2の頭部内には針棒支枠(図示しない)が左右方
向へ揺動可能に装着されている。針棒支枠には針
棒4が上下動可能に支承され、その下端には前記
ベツド部3内に設けられた糸輪捕捉器(図示しな
い)と協働してジグザグ縫目を形成するための針
5が取着されている。前記針棒4に近接してアー
ム部2の頭部には押え棒6が装着され、その下端
には前記ベツド部3内に設けられた送り歯7と協
働して加工布に送りを付与するための通常のジグ
ザグ縫用の押え足8が着脱可能に取付けられてい
る。
第2〜5図に示すように前記ミシンフレーム1
のアーム部2内には主軸9が回転可能に支承さ
れ、その一部にはウオーム10が設けられてい
る。前記主軸9の上方において前後方向へ平行に
延びるように、前記アーム部2内にはカム軸11
及び接触子軸12が装架固定されている。カム軸
11にはジグザグ発生カム13及びその他の模様
カム14からなる模様カム15と、前記ウオーム
10に噛合するウオームホイール16と、自動送
りカム17とが一体回転可能に支持され、前記主
軸9の回転に連動して第2,5図の矢印方向へ回
転されるようになつている。そして、前記ジグザ
グ発生カム13の外周には複数個(実施例では9
個ずつ)の山部13aと谷部13bとが交互に位
置するように設けられている。
前記接触子軸12には振幅接触子18が揺動及
び軸線方向への移動可能に支持され、前記模様カ
ム群15のいずれか1個に選択的に係合してその
カム形状に従い揺動されるようになつている。
又、前記接触子軸12には第一の接触子枠19が
揺動のみ可能に支持され、前記振幅接触子18の
揺動に従い連結ピン20を介して一体的に揺動さ
れるようになつている。前記第一の接触子枠19
を囲繞するように接触子軸12には揺動部体21
が揺動のみ可能に支持され、第3,5図に示すよ
うに前板部21a、後板部21b及び連結板部2
1cにより平面形ほぼコ字状に形成されている。
揺動部体21の前板部21aに設けられた折曲部
21dには第一の接触子枠19の左側上端に係脱
し得る係合ばね22が調整可能に螺合され、ナツ
ト23により適宜の調整位置にて固定されてい
る。前記接触子軸12にはばね24が巻装され、
その両端が第一の接触子枠19及び揺動部体21
にそれぞれ掛止されている。従つて、このばね2
4の作用により第7図cに示すように、常には前
記係合ばね22の先端が第一の接触子枠19と係
合した状態に保持され、振幅接触子18の揺動運
動にともなつて揺動部体21が第一の接触子枠1
9と一体的に揺動される。
第2,5図に示すように前記カム軸11の左側
下方において、ミシンフレーム1のアーム部2内
には揺動リンク25がほぼ水平な固定支軸26の
周りで揺動可能に設けられ、その後部には前記固
定支軸26の軸線と交差して上下方向に延びる摺
接面25aが形成されている。前記揺動部体21
の前板部21aと揺動リンク25との間には連結
腕27が設けられ、揺動部体21の揺動に従つて
揺動リンク25を揺動させるようになつている。
揺動リンク25の摺接面25aには伝達手段を構
成するジグザグ連杆28が一端にて移動調節可能
に連係され、その他端が前述した針棒支枠に枢着
されていて、揺動リンク25の揺動に従い前記針
5に横方向揺動運動を伝達するようになつてい
る。又、このジグザグ連杆28は針棒支枠とミシ
ンフレーム1との間に設けられたばね(図示しな
い)の作用により第2,5図の左方に向かつて付
勢されており、その付勢力に基づき揺動リンク2
5、ジグザグ連杆28、揺動部体21及び第一の
接触子枠19を介して振幅接触子18が模様カム
群15のいずれか1個と係合する方向へ回動付勢
されている。
第3〜5図に示すように前記自動送りカム17
の後方において、カム軸11にはボタンホール用
の第二の制限カムとしての送り制御カム30が回
転可能に支持されている。その送り制御カム30
の前部外周には、ゼロ送り制御用の第一の中間カ
ム部30a、逆送り制御用の低いカム部30b、
ゼロ送り制御用の第二の中間カム部30c及び正
送り制御用の高いカム部30dが設けられ、後部
外周には等半径の係合周面30eが設けられてい
る。
前記自動送りカム17の後端ボス部の外周に
は、複数個(実施例では9個)のクラツチ溝31
が等ピツチで形成されている。一方、前記送り制
御カム30の後面には支持ピン32によりクラツ
チレバー33が回動可能に取着され、その一端に
は送り制御カム30上の透孔から前方に突出して
前記クラツチ溝31に係脱し得る爪部33aが形
成されるとともに、中間には解除用の突起33b
が送り制御カム30の係合周面30eに近傍に向
かつて突設される。前記クラツチレバー33の爪
部33aと送り制御カム30との間にはばね34
が設けられ、クラツチレバー33を前記クラツチ
溝31と係合する方向に回動付勢している。従つ
て、第7図aに示すようにこのクラツチレバー3
3の爪部33aがクラツチ溝31と係合した状態
においては、前記送り制御カム30が主軸9の回
転に連動してジグザグ発生カム13等と一体的に
回転される。
第3〜5図に示すように前記第一の接触子枠1
9の後方において、接触子軸12には第二の接触
体としての送り接触子35が回動及び軸線方向へ
の移動可能に支持され、前記自動送りカム17に
係合する位置と、送り制御カム30に係合する位
置と、両カム17,30のいずれにも係合しない
位置とに選択的に移動配置されて、カム17,3
0に係合した状態でそれらのカム形状に従い回動
されるようになつている。前記送り接触子35及
び揺動部体21の後板部21bを挾むように、接
触子軸12には第二の接触子枠36が回動のみ可
能に支持され、その後板部には操作腕部36aが
右方に向かつて突設されていて、前記送り接触子
35の回動に従い連結ピン37を介して一体的に
回動されるようになつている。
第2,5図に示すように前記第二の接触子枠3
6の右側下方においてミシンフレーム1内には周
知の送り調節器38が傾動可能に設けられ、連結
ロツド39及び圧縮ばね40を介して第二の接触
子枠36の操作腕部36aに連結されている。そ
して、前記送り接触子35は後述する引張ばね4
8の作用により第二の接触子枠36を介して自動
送りカム17又は送り制御カム30と係合する方
向に回動付勢され、それらのカム形状に従つて送
り接触子35及び第二の接触子枠36が回動され
た時、前記送り調節器38が傾動操作されて、前
記主軸9上の送りカム41により二叉ロツド42
を介して前記送り歯7に付与される送り運動が、
正送り、逆送り及び送りゼロの状態に切換制御さ
れるようになつている。
次に、前記針5の揺動振幅の調節、送り歯7の
送り量の調節及び模様の選択を行うための操作構
成について説明すると、第1図に示すようにミシ
ンフレーム1のアーム部2前面には振り幅調節ダ
イヤル43が設けられ、この調節ダイヤル43を
回動操作することにより、第2,5図に示す揺動
リンク25の摺接面25aに対するジグザグ連杆
28の連係位置が変化して、針5の揺動振幅が変
更されるようになつている。
一方、第1,2,3,5図に示すように前記接
触子軸12の右方においてミシンフレーム1のア
ーム部2内には操作軸44が回動可能に装架さ
れ、アーム部2の前面においてその軸端部には送
り調節ダイヤル45が固定されている。アーム部
2内において前記操作軸44上には送り調節カム
46が固定され、その外周には正送り調節カム部
46a、逆送り調節カム部46b及び一対のスト
ツパ部46cが設けられている。送り調節カム4
6と近接するように前記送り調節器38の前部に
は送り制御板47が立設固定され、その上端には
送り調節カム46の正及び逆送り調節カム部46
a,46bに係合し得る一対の係合ピン47a,
47bが突設されるとともに、前記操作軸44を
挿通するための長孔47cが形成されている。送
り制御板47とミシンフレーム1との間には前記
連結ロツド39上の圧縮ばね40よりも弱いばね
力の引張ばね48が設けられ、送り制御板47を
下方に向かつて付勢している。そして、前記送り
調節ダイヤル45を回動操作して送り調節カム4
6を適宜の回動位置に設定することによ、その正
及び逆送り調節カム部46a,46bと係合ピン
47a,47bとの係合に基づいて送り制御板4
7の上下移動量が規制され、前記送り調節器38
の傾動量が制限されて送り歯7の送り量が変更さ
れるようになつている。
又、第1図に示すようにミシンフレーム1の前
面には模様選択ダイヤル49が設けられ、その前
面にはボタンホール縫目を含む多数の異なつた縫
目模様の形象が表示されている。そして、この模
様選択ダイヤル49を回動操作して任意の模様を
選択した場合には、第2,3,5図から明らかな
ように、まず前記接触子軸12のほぼ中央に設け
られたレリーズレバー50を介して振幅接触子1
8及び送り接触子35が対応するカムから解離さ
れ、その後ミシンフレーム1内に設けられた一対
の選択レバー51,52を介して両接触子18,
35がそれぞれ前後方向に移動され、前記の選択
された模様に適応して振幅接触子18が模様カム
群15のいずれか1個に選択係合されるととも
に、送り接触子35が自動送りカム17等に選択
係合されるようになつている。そして、特に前記
模様選択ダイヤル49によりボタンホール縫目を
選択した場合には、第2〜5図に示すように前記
振幅接触子18がジグザグ発生カム13に係合さ
れるとともに、送り接触子35がボタンホール用
の送り制御カム30と係合されるようになつてい
る。
次に、前記ボタンホール縫目の選択状態におい
て、振幅接触子18の一方向へ向かう揺動に従う
揺動部体21の同方向への揺動運動を制限し、振
幅接触子18の前記一方向への全揺動行程の前半
部における揺動運動のみを前記揺動リンク25に
伝達させる第一の制限手段について説明する。
第3〜5図に示すように前記カム軸11の後端
には第一の制限カムとしての制限カム53が回転
可能に支持され、そのボス部前面に設けられた一
対の係合凹部54と前記送り制御カム30の後面
に設けられた一対の係合凸部55との係合によ
り、その送り制御カム30と一体的に回転される
ようになつている。又、この制限カム53の外周
には低いカム部53aと高いカム部53bとが設
けられている。一方、前記揺動部体21の後板部
21bには偏心ばね56及び固定ばね57により
第一の接触体としての接触板58が接触子軸12
を中心にして回動調整可能に固定され、その先端
の係合突部58aにおいて前記制限カム53と係
合し得るようになつている。
そして、第8図b,cから明らかなように、前
記接触板58の係合突部58aが制限カム53の
高いカム部53bと対応する状態で、振幅接触子
18がジグザグ発生カム13の谷部13bから山
部13aに係合して2点鎖線位置から実線位置に
向かい右方に揺動される際、接触板58の係合突
部58aが制限カム53の高いカム部53bに係
合して、揺動部体21の2点鎖線位置から1点鎖
線位置に向かう右方への揺動運動が前記ばね24
の作用に抗して実線位置で制限され、その揺動部
体21が全揺動範囲Rの左半部R1においてのみ
往復揺動されるようになつている。従つて、前記
揺動リンク25には揺動部体21の左半部R1の
揺動運動のみが伝達され、前記針5が全揺動範囲
の左半部において横方向に揺動されて、第8図d
に示すようにボタンホールHの左側かがり部H2
が形成される。
次に、前記ボタンホール縫目の選択状態におい
て、振幅接触子18の他方向へ向かう揺動運動及
びそれに基づく揺動部体21の同方向への揺動運
動を制限し、振幅接触子18の前記他方向への全
揺動行程の前半部における揺動運動のみを前記揺
動リンク25に伝達させる第二の制限手段につい
て説明する。
さて、この第二の制限手段は前記送り制御カム
30及び送り接触子35を含み、第4,5図に示
すようにその送り接触子35の右側上端には制限
片59が折曲形成されている。一方、前記揺動部
体21の連結板部21cの後端には当接ばね60
が調整可能に螺合されて、ナツト61により適宜
の調整位置で固定されており、前記のようにボタ
ンホール縫目を選択して送り接触子35が送り制
御カム30と係合する位置に移動された場合にの
み、前記制限片59と対応するようになつてい
る。
そして、第10図a〜cから明らかなように、
前記送り接触子35が送り制御カム30の高いカ
ム部30dに係合して、その制限片59が当接ね
じ60と係合可能に対応する状態で、前記振幅接
触子18がジグザグ発生カム13の山部13aか
ら谷部13bに係合して、その振幅接触子18及
び揺動部体21が2点鎖線位置から1点鎖線位置
に向かい左方に揺動される際、前記当接ばね60
が制限片59に係合して、振幅接触子18及び揺
動部体21の左方への揺動が実線位置で制限さ
れ、その揺動部体21が全揺動範囲Rの右半部R
2においてのみ往復揺動されるようになつてい
る。従つて、前記揺動リンク25には揺動部体2
1の右半部R2の揺動運動のみが伝達され、前記
針5が全揺動範囲の右半部において横方向に揺動
されて、第10図dに示すようにボタンホールH
の右側かがり部H4が形成される。
次に、前記両制限手段を選択的に作動させる作
動手段について説明すると、この作動手段は前記
自動送りカム17に設けられたクラツチ溝31と
送り制御カム30に設けられたクラツチレバー3
3とを含み、ボタンホール形成時における前記制
限カム53及び送り制御カム30の回転、停止を
加工布の移動に関連して制御するようになつてい
る。
すなわち、ボタンホールHの形成時には第6図
に示すように、前記通常のジグザグ縫用の押え足
8に代えて押え棒6の下端に周知のボタンホール
形成用の布押え装置62が装着される。この布押
え装置62は押え棒6に取外し可能に固定される
押え部体63と、その押え部体63に対して相対
的に移動可能に取着された押え枠体64とを備
え、その押え枠体64が前記送り歯7の送り運動
に基づく加工布の移動にともなつて、その加工布
とともに前記押え部体63に対し前後方向へ相対
的に移動されるようになつている。又、押え枠体
64の後部には一側に係合突起65aを有する係
合部材65が前後方向へ移動可能に装着され、第
6図に2点鎖線で示すようにこの係合部材65の
後端と押え枠体64の後端との間にボタンBを挾
持した時、そのボタンBの大きさに応じて前記係
合突起65aの前後位置が変更されるようになつ
ている。
一方、前記ミシンフレーム1のアーム部2内に
は、第4,6図に示すように回動軸66が回動可
能に支承され、その左端には連結片67が固定さ
れている。前記押え棒6の後側近傍においてアー
ム部2内には回動レバー68が中央部にて回動可
能に支持され、その上端には前記連結片67が連
係されている。回動レバー68の下端には検出レ
バー69が上下動可能に取着され、ボタンホール
の形成時にこの検出レバー69を前記布押え装置
62における係合部材65の係合突起65aと係
合し得る位置まで下降させるようになつている。
又、第3,4図に示すように前記送り制御カム
30の下方において、ミシンフレーム1内には三
腕状のクラツチ制御レバー70が取付板71を介
して段付きばね72により回動可能に設けられ、
その2つの腕部の先端には送り制御カム30の後
部係合周面30eに交互に当接して、前記クラツ
チレバー33の解除用突起33bと係合する係合
部70a,70bが折曲形成されている。そし
て、このクラツチ制御レバー70は前記取付板7
1上のレバー73及び回動軸66右端のレバー7
4を介して回動軸66に作動的に連結され、その
回動軸66の回動にともない第4図に示す位置と
第7図aに示す位置とに切換回動されて、トグル
ばね75の作用によりその切換回動位置に保持さ
れるようになつている。
従つて、第4図及び第8図aに示すようにクラ
ツチレバー33の解除用突起33bがクラツチ制
御レバー70の左方又は右方の係合部70a,7
0bと係合した状態においては、そのクラツチレ
バー33がクラツチ溝31から離脱した状態に保
持され、前記送り制御カム30及び制限カム53
はジグザグ発生カム13の回転にかかわらず停止
されている。又、第4図の状態において前記検出
レバー69が手動操作により第6図の実線位置か
ら2点鎖線位置に押圧回動されて、回動軸66が
第4,6図の矢印方向に回動された時、あるいは
第8図aの状態において検出レバー69が布押え
装置62上の係合突起65aとの係合により第6
図の2点鎖線位置から実線位置に回動されて、回
動軸66が前記矢印方向と逆方向へ回動された時
には、第7図a及び第9図aに示すようにクラツ
チ制御レバー70が切換回動され、クラツチレバ
ー33が前記左方又は右方の係合部70a,70
bから解放されてクラツチ溝31に係合され、そ
のクラツチレバー33の解除用突起33bが反対
側の右方又は左方の係合部70b,70aと係合
するまでの間、前記送り制御カム30及び制限カ
ム53はジグザグ発生カム13と一体的に回転さ
れる。
前記のように構成されたジグザグミシンのボタ
ンホール形成装置について、次に作用を説明す
る。
さて、第2〜5図は模様選択ダイヤル49によ
りボタンホール縫目が選択され、振幅接触子18
がジグザグ発生カム13に係合されるとともに、
送り接触子35がボタンホール用の送り制御カム
30に係合された状態を示すものである。この状
態においては、第4図に示すようにクラツチレバ
ー33がクラツチ溝31から離脱され、自動送り
カム17と送り制御カム30との間の作動連結が
解離されている。この状態で第6図に示す検出レ
バー69を実線位置から2点鎖線位置に回動させ
ると、回動軸66等を介してクラツチ制御レバー
70が第4図の反時計方向に回動され、前記クラ
ツチレバー33がばね34の作用によりクラツチ
溝31と係合可能な状態に移行する。
その後、ミシンを起動させると、前記クラツチ
レバー33がクラツチ溝31に係合し、ミシンの
主軸9の回転に連動してジグザグ発生カム13、
送り制御カム30及び制限カム53が第2,4図
の状態から反時計方向へ一体的に回動される。そ
れにより、第7図aに示すように送り接触子35
が送り制御カム30の高いカム部30dから第一
の中間カム部30aに係合し、送り調節器38が
傾動操作されて送り歯7の送り運動がゼロの状態
に設定される。
又、この状態においては、第7図a,bに示す
ように接触板58の係合突部58aが制限カム5
3の低いカム部53aに対応しているとともに、
送り接触子35が送り制御カム30の第一の中間
カム部30aに係合して、その制限片59が揺動
部体21上の当接ばね60から離間した位置にお
かれているため、第7図b,cに示すように前記
ジグザグ発生カム13の回転にともない、その山
部13a及び谷部13bに交互に係合して振幅接
触子18が揺動される際、その揺動運動に従い揺
動部体21は前記制限カム53及び制限片59に
て制限されることなく、全揺動範囲Rにわたつて
揺動される。従つて、針5は全揺動範囲にて横方
向に揺動されれ、第7図dに示すように加工布に
は送りゼロの状態でボタンホールHの一端閂止め
部H1が形成される。
このように所定針数の閂止め縫が行われて、送
り制御カム30及び制限カム53がジグザグ発生
カム13と一体的に所定量回転されると、第8図
aに示すようにクラツチレバー33の解除用突起
33bがクラツチ制御レバー70の右方係合部7
0bに係合し、そのクラツチレバー33の爪部3
3aがクラツチ溝31から離脱されて、前記送り
制御カム30及び制限カム53の回転が停止され
る。そして、この状態で同図に示すように送り接
触子35が送り制御カム30の低いカム部30b
に係合し、送り調節器38が傾動操作されて送り
歯7の送り運動が逆送りの状態に切換設定され
る。
又、この時、第8図b,cから明らかなように
接触板58の係合突部58aが制限カム53の高
いカム部53bに対応するため、前記ジグザグ発
生カム13の回転にともない振幅接触子18がそ
のカム13の谷部13bから山部13aに係合し
て右方に揺動される際、前記係合突部58aと高
いカム部53bとの係合により揺動部体21の揺
動運動が制限され、その揺動部体21は全揺動範
囲Rの左半部R1においてのみ往復揺動される。
従つて、針5は全揺動範囲の左半部において横方
向に揺動され、第8図dに示すように加工布には
逆送りの状態でボタンホールHの左側かがり部H
2が形成される。
このように加工布が逆送りされて、第6図に示
すように係合部材65と押え枠体64との間に挾
持されたボタンBの大きさに適合するボタンホー
ルHの左側かがり部H2が形成されると、検出レ
バー69が係合部材65の係合突起65aに係合
して第6図の2点鎖線位置から実線位置に回動さ
れ、クラツチ制御レバー70が第8図aの状態か
ら時計方向に回動されて、前記クラツチレバー3
3がクラツチ溝31に再び係合される。それによ
り、送り制御カム30及び制限カム53がジグザ
グ発生カム13と一体的に回転され、第9図aに
示すように送り接触子35が送り制御カム30の
低いカム部30bから第二の中間カム部30cに
係合して、送り歯7の送り運動は再びゼロの状態
に切換設定される。
又、前記制限カム53の回転にともない、接触
板58の係合突部58aが制限カム53の高いカ
ム部53bから離間して再び低いカム部53aと
対応するため、第9図b,cに示すようにジグザ
グ発生カム13の回転に基づく振幅接触子18の
揺動に従い、揺動部体21は制限を受けることな
く全揺動範囲Rにわたつて揺動される。従つて、
針5は全揺動範囲にて横方向に揺動され、第9図
dに示すように加工布には送りゼロの状態でボタ
ンホールHの他端閂止め部H3が形成される。
このように所定針数の閂止め縫が行われて、送
り制御カム30及び制限カム53が所定量回転さ
れると、第10図aに示すように送り接触子35
が送り制御カム30の第二の中間カム部30cか
ら高いカム部30dに係合して右方に回動され、
送り調節器38が傾動操作されて送り歯7の送り
運動が正送りの状態に切換設定される。
又、この時、第10図b,cから明らかなよう
に前記送り接触子35の右方回動にもともない、
その右端上部の制限片59が揺動部体21上の当
接ねじ60と近接配置されるため、前記ジグザグ
発生カム13の回転にともない振幅接触子18が
そのカム13の山部13aから谷部13bに係合
して左方に揺動される際、前記当接ねじ60と制
限片59との係合によりその振幅接触子18及び
揺動部体21の揺動運動が制限され、その揺動部
体21は全揺動範囲Rの右半部R2においてのみ
往復揺動される。従つて、針5は全揺動範囲の右
半部において横方向に揺動され、第10図dに示
すように加工布には正送りの状態でボタンホール
Hの右側かがり部H4が形成される。
このようにボタンホールHの右側かがり部H4
が形成されて、送り制御カム30及び制限カム5
3が所定量回転されると、第4図に示すようにク
ラツチレバー33の解除用突起33bがクラツチ
制御レバー70の左方係合部70aに係合し、そ
のクラツチレバー33の爪部33aがクラツチ溝
31から離脱されて、前記送り制御カム30及び
制限カム53の回転が停止される。それにともな
い前記送り接触子35が送り制御カム30の高い
カム部30dと係合した状態に保持されるため、
この状態でミシンの運転を続行すれば、前記ボタ
ンホールHの右側かがり部H4が連続して形成さ
れる。そして、その右側かがり部H4が一端閂止
め部H1と連なつた時、ミシンの運転を停止させ
れば、ボタンホールHの形成作業が完了する。
なお、このボタンホールHの左右両側かがり部
H2,H4形成時の送りピツチは、送り調節ダイ
ヤル45により任意に設定可能であることは十分
理解されよう。又、前記ボタンBの大きさに応じ
て振り幅調節ダイヤル43により針5の振り幅を
調節すれば、適宜の幅のボタンホールHを形成す
ることができる。さらに、この実施例において
は、前記接触板58が揺動部体21の後板部21
bに回動調整可能に固定されているとともに、当
接ねじ60が揺動部体21の連結板部21cに調
整可能に螺合されているため、これらを予め調整
しておくことにより、ボタンホールHの左右両側
かがり部H2,H4間に適宜の切開用開口を形成
することができる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定され
ることなく、揺動部体、第一の制限手段、第二の
制限手段、作動手段等の構成を、この発明の趣旨
から逸脱しない範囲で任意に変更することも可能
である。
効 果 以上詳述したように、この発明は針に横方向揺
動運動を付与するための揺動リンクに作動的に連
結された揺動部体の互いに異なる方向へ向かう揺
動運動を選択的に制限するようになつているの
で、揺動リンクの揺動基準範囲を全く変更するこ
となく、ボタンホールの両側かがり部を正確に形
成することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したジグザグミシン
の斜視図、第2図はそのボタンホール形成装置を
拡大して示すミシンの部分縦断面図、第3図は第
2図の3―3線における部分拡大断面図、第4図
は第3図の4―4線における部分縮小断面図、第
5図はボタンホール形成装置の部分斜視図、第6
図はボタンホール形成時において押え棒に装着さ
れる布押え装置とその関連構成を示す部分斜視
図、第7図〜第10図はボタンホール形成装置の
動作状態を示すもので、各図aはクラツチ溝に対
するクラツチレバーの係脱状態及び送り制御カム
に対する送り接触子の係合状態を示す部分縦断面
図、各図bは制限カムに対する接触板の対応状態
及び送り接触子上の制限片に対する揺動部体上の
当接ねじの対応状態を示す部分縦断面図、各図c
はジグザグ発生カムに対する振幅接触子の係合状
態を示す部分縦断面図、各図dはボタンホールの
形成状態を対応させて示す平面図である。 ミシンフレーム……1、針……5、送り歯……
7、主軸……9、カム軸……11、接触子軸……
12、ジグザグ発生カム……13、山部……13
a、谷部……13b、振幅接触子……18、第一
の接触子枠……19、揺動部体……21、係合ね
じ22、ばね……24、揺動リンク……25、ジ
グザグ連杆……28、第二の制限カムとしての送
り制御カム……30、高いカム部……30d、ク
ラツチ溝……31、クラツチレバー……33、第
二の接触体としての送り接触子……35、第二の
接触子枠……36、送り調節器……38、第一の
制限カムとしての制限カム……53、高いカム部
……53b、第一の接触体としての接触板……5
8、制限片……59、当接ねじ……60、布押え
装置……62、係合部材……65、検出レバー…
…69、クラツチ制御レバー……70。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミシンの主軸9と連動して回転するジグザグ
    発生カム13と、 そのジグザグ発生カム13に係合して一固定軸
    線の周りに揺動する振幅接触子18と、 その振幅接触子18の揺動運動に従つて一固定
    軸線の周りに揺動する揺動リンク25と、 その揺動リンク25の揺動に従つて針5に横方
    向揺動運動を伝達する伝達手段(28等)と を備えたジグザグミシンにおいて、 前記振幅接触子18の揺動軸線上に装着される
    とともに前記揺動リンク25に作動的に連結さ
    れ、常にはばね24の作用により振幅接触子18
    と一体的に揺動する揺動部体21と、 前記振幅接触子18の一方向へ向かう全揺動行
    程の後半部の揺動運動に対応する揺動部体21の
    同方向への揺動運動を前記ばね24の作用に抗し
    て制限するためのカム部53bが形成され一固定
    軸線の周りに回転可能な第一の制限カム53と、
    その第一の制限カム53に係合可能な第一の接触
    体58とを有し、その第一の接触体58と揺動部
    体21とを連係させる第一の制限手段(53,5
    8等)と、 前記振幅接触子18の他方向へ向かう全揺動行
    程の後半部の揺動運動に対応する揺動部体21の
    同方向への揺動運動を制限するためのカム部30
    dが形成され一固定軸線の周りに回転可能な第二
    の制限カム30と、その第二の制限カム30と係
    合可能な第二の接触体35とを有し、その第二の
    接触体35と揺動部体21とを連係させる第二の
    制限手段(30,35等)と、 前記両制限手段(53,58等)、(30,35
    等)を選択的に作動させる作動手段(31,33
    等)と を設け、 前記揺動部体21の互いに異なる方向へ向かう
    揺動運動を選択的に制限することにより、ボタン
    ホールHの両側かがり部H2,H4を選択的に形
    成し得るようにしたことを特徴とするボタンホー
    ル形成装置。 2 前記ジグザグ発生カム13は、交互に位置す
    る複数個の山部13aと谷部13bとを有してお
    り、 前記第一の制限手段(53,58等)は、振幅
    接触子18がそのジグザグ発生カム13の谷部1
    3bから山部13aに係合する際における揺動部
    体21の一方向へ向かう揺動運動を制限し、 前記第二の制限手段(30,35等)は、振幅
    接触子18がジグザグ発生カム13の山部13a
    から谷部13bに係合する際における揺動部体2
    1の他方向へ向かう揺動運動を制限する 特許請求の範囲第1項に記載のジグザグミシンに
    おけるボタンホール形成装置。 3 前記第一の制限手段が、前記ジグザグ発生カ
    ム13の回転軸線の周りに回転可能な第一の制限
    カム53を含んでおり、 前記揺動部体21に調整可能に固定された第一
    の接触体58がその第一の制限カム53に係合す
    ることにより、その揺動部体21の一方向への揺
    動運動が制限される 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のジグザ
    グミシンにおけるボタンホール形成装置。 4 前記ジグザグミシンは、 ジグザグ発生カム13の回転軸線の周りに回転
    可能な第二の制限カムとしての送り制御カム30
    と、 その送り制御カム30に係合して前記振幅接触
    子18の揺動軸線の周りに回動可能な第二の接触
    体としての送り接触子35と、 その送り接触子35の回動に従つて操作され、
    送り歯7の送り運動を制御する送り調節器38と を備えており、 前記第二の制限手段が前記送り制御カム30及
    び送り接触子35を含み、前記揺動部体21に調
    整可能に固定された当接ねじ60が前記送り接触
    子35に係合することにより、その揺動部体21
    aの他方向への揺動運動が制限される 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    記載のジグザグミシンにおけるボタンホール形成
    装置。 5 前記作動手段(31,33等)が加工布の移
    動に関連して前記両制限手段(53,58等)、
    (30,35等)を作動させる特許請求の範囲第
    1項ないし第4項のいずれかに記載のジグザグミ
    シンにおけるボタンホール形成装置。 6 ミシンの主軸9と連動して回転するジグザグ
    発生カム13と、 そのジグザグ発生カム13に係合して一固定軸
    線の周りに揺動する振幅接触子18と、 その振幅接触子18の揺動運動に従つて一固定
    軸線の周りに揺動する揺動リンク25と、 その揺動リンク25の揺動に従つて針5に横方
    向揺動運動を伝達する伝達手段(28等)と、 前記ジグザグ発生カム13の回転軸線の周りに
    回転可能な送り制御カム30と、 その送り制御カム30に係合して前記振幅接触
    子18の揺動軸線の周りに回動可能な送り接触子
    35と、 その送り接触子35の回動に従つて操作され、
    送り歯の送り運動を制御する送り調節器38と を備えたジグザグミシンにおいて、 前記振幅接触子18の揺動軸線上に装着される
    とともに前記揺動リンク25に作動的に連結さ
    れ、常にはばね24の作用により振幅接触子18
    と一体的に揺動する揺動部体21と、 前記振幅接触子18の一方向へ向かう全揺動行
    程の後半部の揺動運動に従う揺動部体21の同方
    向への揺動運動を前記ばね24の作用に抗して制
    限するためのカム部53bが形成され前記送り制
    御カム30と一体的に回転可能に装着された制限
    カム53と、その制限カム53と係合可能な接触
    体58とを有し、その接触体58と揺動部体21
    とを連係させる第一の制限手段(53,58等)
    と、 前記振幅接触子18の他方向へ向かう全揺動行
    程の後半部の揺動運動に対応する揺動部体21の
    同方向への揺動運動を制限するために前記送り制
    御カム30に形成されたカム部30dを有し、そ
    のカム部30dに係合可能な前記送り接触子35
    と揺動部体21とを連係させる第二の制限手段
    (30,35等)と、 前記両制限手段を選択的に作動させるために、
    前記制限カム53及び送り制御カム30の回転、
    停止を加工布の移動に関連して制御する作動手段
    (31,33等)と を設け、 前記揺動部体21の互いに異なる方向へ向かう
    揺動運動を選択的に制限することにより、ボタン
    ホールHの両側かがり部H2,H4を選択的に形
    成し得るようにしたことを特徴とするボタンホー
    ル形成装置。
JP8934580A 1980-06-30 1980-06-30 Forming device for buttonhole in zigzag sewing machine Granted JPS5714390A (en)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6437610U (ja) * 1987-08-27 1989-03-07
JPH027514U (ja) * 1988-06-28 1990-01-18
JPH09119833A (ja) * 1995-10-25 1997-05-06 Kusunoki:Kk 水準装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6437610U (ja) * 1987-08-27 1989-03-07
JPH027514U (ja) * 1988-06-28 1990-01-18
JPH09119833A (ja) * 1995-10-25 1997-05-06 Kusunoki:Kk 水準装置

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