JP2008011915A - ミシン - Google Patents

ミシン Download PDF

Info

Publication number
JP2008011915A
JP2008011915A JP2006183462A JP2006183462A JP2008011915A JP 2008011915 A JP2008011915 A JP 2008011915A JP 2006183462 A JP2006183462 A JP 2006183462A JP 2006183462 A JP2006183462 A JP 2006183462A JP 2008011915 A JP2008011915 A JP 2008011915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
shaft
amount
sewing
sewing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006183462A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Kato
大介 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2006183462A priority Critical patent/JP2008011915A/ja
Priority to CZ20070440A priority patent/CZ2007440A3/cs
Priority to DE102007030237A priority patent/DE102007030237A1/de
Priority to CNA2007101275675A priority patent/CN101100788A/zh
Publication of JP2008011915A publication Critical patent/JP2008011915A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B27/00Work-feeding means
    • D05B27/02Work-feeding means with feed dogs having horizontal and vertical movements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B27/00Work-feeding means
    • D05B27/22Work-feeding means with means for setting length of stitch
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B55/00Needle holders; Needle bars
    • D05B55/14Needle-bar drives

Abstract

【課題】ミシンの送り量を適切に調節する。
【解決手段】ミシン1は、送り方向に沿って正逆方向に被縫製物を送る下送り機構70と、送り機構による被縫製物の送り量を調節する送り量調節機構80とを備えている。送り量調節機構80の調節ねじ87を回動するための回動駆動源として送り調節モータ4を設け、さらに、カム部材81(揺動体)の揺動を防止するためのアクチュエータとしてエアシリンダ88を設けた。これにより、送り量の調節を手動によらず電気的に駆動及び固定する制御を行うことが可能となった。また、送り調節モータ4を駆動することで調節された送り量が、縫製中において、当該調節された送り量から容易に変動することがない。
【選択図】図3

Description

本発明は、ミシンに関し、特に、送り量を可変とするミシンに関する。
従来から、ミシンベッド内に配置され、被縫製物たる布を正方向又は逆方向に切替え且つ送り量を可変調節可能な送り機構を具備するミシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる従来のミシンにおける送り機構は、図9に示すように、下端部がアーム部材を介して図示しない送り変換調節体と連結された送り連結桿104と、一端が送り連結桿104の上端部と回動自在に連結され他端部が逆送りレバー軸117に固定された送り調節腕103と、送り調節腕103に支持された送り調節ピン102と、上部及び下部が傾斜した略V字状のカム部を有し送り調節ピン102と係合して正方向及び逆方向に対する被縫製物の送り量をそれぞれ所定の量に規制するカム部材101と、前記カム部と送り調節ピン102との係合位置を手動調節するための送りダイヤル107とを備えている。
そして、送りダイヤル107を回動すると、カム部材101が前後に移動され、正方向又は逆方向に対する送り量を所定の送り量に規制するカム部までの距離が変更される。これにより、送り調節ピン102、送り調節腕103、送り連結桿104等からなる伝達機構を介して図示しない送り量変換体が回動される。また、これに伴い、送り量変換体の溝内に嵌合された角駒の移動方向が変更され、ベルクランクの水平方向の移動量が変更され、水平送り軸を介して送り歯の水平方向(布送り方向)に対する移動量が調節される。つまり、送りダイヤル107を回動調節することで、正送り方向及び逆送り方向に対する送り量を変更する構成が採られていた。
実開平6−7672号公報
しかしながら、上記従来のミシンの場合、送りダイヤル107は手動で操作する構成であるため、縫製中に送り量を変更する場合には一旦縫製動作を中断しなければならず作業効率が悪いという問題があった。
本発明は、ミシンの送り量を適切に調節することをその目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、送り歯により被縫製物を送る送り機構と、前記送り機構と同期して針送りを行う針送り機構と、前記送り機構による被縫製物の送り量と前記針送り機構の送り量とを調節する送り量調節機構とを備えるミシンにおいて、前記送り量調節機構は、揺動により送り駆動源から前記送り歯に伝わる送り動作量を変化させる揺動体と、回転することで前進して前記揺動体を押圧し揺動させる押圧部材と、前記押圧部材を回転させる回転駆動源とを備えることを特徴とするミシンである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記揺動体の揺動の規制と解除とを切替え可能なアクチュエータを備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、押圧部材は回転駆動源の駆動により回転されて前進する。そして、押圧部材により押圧された揺動体が揺動することで被縫製物の送り量が変化する。つまり、回転駆動源の駆動によって被縫製物の送り量が調節されることとなる。これにより、手動によらず容易に送り量を調節することが可能となる。また、例えば、ミシンに制御手段を設けて回転駆動源を電気的に駆動又は停止する制御を行うことで、縫製中においても送り量を自在に変更することができる。
請求項2記載の発明によれば、アクチュエータの駆動により揺動体の揺動の規制と解除とを切り替えることができるため、縫製中でも送り量の調節や、揺動体の揺動と規制とを切り替える動作を行うことができる。つまり、アクチュエータを駆動することで、回転駆動源により調節された被縫製物の送り量を当該調節された送り量に維持することができる。これにより、例えば、針送りや総合送りを行うミシンにおいても、縫製動作の反力により送り量が変動することがなく、より正確な送りが可能となる。また、従来のミシンのように、調節後における揺動体の揺動防止を目的として押圧部材の回転に大きなトルクを要する構成とする必要がない。つまり、押圧部材が回転するためのトルクを小さく設定することができるため、上記回転駆動源の小型化を図ることができる。すなわち、コストを抑制しつつ上述の効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図1から図8に基づき詳しく説明する。
本実施形態では、ミシンとして総合送りミシンを例に説明する。総合送りミシンは、例えば、送り動作に伴う被縫製物のずれを防止するために、針上下動機構による縫い針の上下動、針振り機構による針振り、上送り機構及び下送り機構による送り動作を同調させることで、厚手の被縫製物(例えば、皮物)に縫い針を突き刺した状態で送りを行うミシンである。ここで、以下の説明において、送り方向(図1、図3における矢印F)に沿う方向をX軸方向(前後方向)、X軸方向と直交するミシンアーム8の長手方向をY軸方向(左右方向)、X軸方向とY軸方向の両方に直交する方向をZ軸方向(上下方向)と定義する。
(実施の形態の全体構成)
図1は本実施形態たるミシン1の概略構成を表す斜視図、図2はミシン1の機構線図、図3はミシン1における送り量調節機構80の構成を示す分解斜視図である。
図1、図2に示すように、本実施形態たる総合送りミシン1(以下、単にミシン1とする)は、ミシンフレーム2と、ミシンフレーム2が載置されるミシンテーブル3と、ミシンフレーム2に内蔵され上軸(主軸)9に連動して縫い針12を上下に駆動する針上下動機構と、針板Hの下方で回転し、下糸を導出する周知の構成である釜(図示略)と、上下駆動に同期して縫い針12を送り方向に沿って揺動させる針振り機構と、針上下動機構の駆動源たるミシンモータ60と、送り方向に沿って被縫製物を搬送する下送り歯44を有する下送り機構70と、下送り機構70による一針あたりの送り量と針振り機構の針振り量の両方を回動駆動源としての送り調節モータ4により同時に調節する送り量調節機構80と、送り調節モータ4を駆動させるための送り調節モータ駆動回路5と、縫製後に上糸を切断する糸切り機構と、上記各機構の駆動を制御する制御部6と、ミシンテーブル3上に配置されて制御部6に対する各種指示が入力される操作パネル7と、常には中立位置に位置し、操作により前踏み位置と踏み返し位置とに揺動操作されるミシンペダルPとを備えている。
まず、図2に基づき、ミシンフレーム2におけるミシンアーム8側の構成について説明する。ミシンアーム8の内部には、回動自在に支持された上軸9と、上軸9に対して平行に配置され回動自在に支持された針棒揺動軸10と、針棒揺動軸10に連結され縫製方向に揺動自在に支持された針棒揺動台11とが設けられている。上軸9及び針棒揺動軸10はY軸方向に沿って延在している。また、上軸9には主軸モータ60が接続されており、この主軸モータ60によって上軸9が回転されるようになっている。針棒揺動軸10は、後述する下送り機構70に連結され送り歯44と同じ周期(縫い針12の上下動周期と同期している)で揺動を行うリンク部材59(後述する)と連結されている。これにより、針棒揺動軸10は、主軸モータ60による上軸9の回転に同期して往復回動を行うようになっている。
針棒揺動台11の上端部には、針棒揺動台11を揺動させる針棒揺動軸10が連結されている。針棒揺動台11の下端部には、縫い針12を保持する針棒13及び被縫製物を送るための上送り足14が支持されている。そして、針棒揺動軸10の回動に伴い針棒揺動台11が縫製方向に揺動されると、針棒13及び上送り足14の下端部が縫製方向に揺動される。つまり、上軸9、針棒揺動桿59、針棒揺動軸10及び針棒揺動台11により本実施形態における上送り機構としての針振り機構が構成されている。
また、針棒13は、上軸9に取り付けられた偏心カム15にリンク部材16を介して連結されており、上軸9の回動に連動して上下動を行う。つまり、上軸9、偏心カム15及びリンク部材16により、本実施形態における針上下動機構が構成されている。
また、これら針振り機構及び針上下動機構は、上軸9の回転に同期してそれぞれ駆動されることで、互いに連動するようになっている。すなわち、本実施形態では、針振り機構と針上下動機構とが同調して、縫い針が被縫製物を下方に貫通した状態で縫製方向に被縫製物を送る針送り機構90が構成されている。
一方、上送り足14の上端部には、リンク部材17を介してベルクランク18が連結されている。また、ベルクランク18におけるリンク部材17の連結位置18aの後方(図2のB方向矢視にて左側)の連結位置18bには、リンク部材19を介して押さえ足20が連結されている。押さえ足20は、縫製方向の移動を規制されており、上下動のみするように支持されている。
そして、ベルクランク18の上部連結位置18cには、リンク部材21を介して伝達アーム22が連結されている。伝達アーム22のリンク部材21が連結されていない側の端部には、上軸9に連動する揺動軸23の一端部が連結されている。
揺動軸23の他端部には、揺動軸23とともに回動する回動連結部24が連結されている。この回動連結部24には、上軸9に連結されたクランクロッド25がリンク部材26を介して連結されている。そして、上軸9の回動がクランクロッド25、リンク部材26及び回動連結部24を介して揺動軸23に伝達され、揺動軸23が回動される。
上軸9に連動して揺動軸23が往復回動すると、伝達アーム22及びリンク部材21を介して、ベルクランク18の上部連結位置18cが縫製方向に揺動することになる。ベルクランク18の上部連結位置18cが図2に示すB方向矢視にて右方に揺動した場合、ベルクランク18自体が時計回りに回動して上送り足14が下降する。下降により上送り足14が針板Hに接すると、上送り足14の下降が規制されることとなり、ベルクランク18は連結位置18aを中心にしてB方向矢視にて時計回りに回動する。これにより、ベルクランク18の連結位置18bが上昇することになり、押さえ足20が上昇する。
他方、ベルクランク18の上部連結位置18cが図2に示すB方向矢視にて左方に揺動した場合、ベルクランク18自体が反時計回りに回動して押さえ足20が下降する。下降により押さえ足20が針板Hに接すると、押さえ足20の下降が規制されることとなって、ベルクランク18は連結位置18bを中心にしてB方向矢視にて反時計回りに回動する。これにより、ベルクランク18の連結位置18aが上昇することになり、上送り足14が上昇する。
なお、上送り足14の上下動時においても針棒揺動台11が揺動しているので、上送り足14は上下動しながら縫製方向に揺動することになる。つまり、揺動軸23、伝達アーム22、リンク部材21及びベルクランク18による上送り足14の上下動と、針棒揺動軸10及び針棒揺動台11による上送り足14の揺動動作とにより、上方から接して被縫製物を縫製方向に送る上送り機構が構成されている。
クランクロッド25には、リンク部材26の上端部と同軸となるように当該リンク部材26を挟持する一対の挟持部材27が連結されており、この挟持部材27には当該挟持部材27を介してクランクロッド25の初期位置を調節する調節ブロック28が連結されている。調節ブロック28は、上軸9と平行で回動自在に設けられた調節軸29の一端部に固定されており、当該調節軸29が回動されることでその傾斜角度が変動するようになっている。調節軸29には、回転角度調節用の突起部30が固定されている。突起部30の突起31には、回動自在な勾玉状の回転板32が当接している。回転板32の回転軸から外周までの距離は各個所で異なっているために、回転板32の回転に伴って突起31は昇降されることになる。そして、この突起31の昇降によって突起部30が回動し、調節軸29を回動させるようになっている。回転板32には、手動式のダイヤル33が連結されており、このダイヤル33を回転させることで回転板32が回転するようになっている。
さらに、調節軸29にはアーム部材29aの一端側が固着されている。このアーム部材29aの他端側は、シリンダ51のロッドに当接可能な位置に配置されている。そして、シリンダ51が下降しているとき、調節軸29に固着された突起31は、ダイヤル33に連結された回転板32に当接し、シリンダ51のロッドとアーム部材29aには所定量の隙間が確保されている。シリンダ51が上昇すると、アーム部材29aに当接して、調節軸29を時計回り方向に回転させ、突起31は、回転板32から所定量離間する。ダイヤル33による調節ブロック28の傾斜角度の調節は、シリンダ51による調節量よりも小さい範囲で多段階に調節できるようになっている。なお、ダイヤル33は、例えばレバー状のものであってもよい。
次に、ミシンフレーム2におけるミシンベッド50側の構成について説明する。図2に示すように、ミシンフレーム2のミシンベッド50の内部には、プーリ34,35及びベルト36を介して上軸9と連動し全回転する下軸37と、下軸37に平行に配置されて回動自在に支持された上下送り軸38及び水平送り軸39とが設けられている。
上下送り軸38には、上方に延出したアーム部材45が設けられており、このアーム部材45には、下軸37に偏心して回動自在に連結された偏心ロッド46の先端部46aが回動自在に連結されている。そして、下軸37が回転すると、偏心ロッド46の先端部46aが上下方向に円弧運動を行うため、その動作がアーム部材45を介して上下送り軸38に伝達され、当該上下送り軸38が回動することになる。
上下送り軸38の他端部には、側方に延出したアーム部材40が固定されている。このアーム部材40にはリンク部材41を介して送り台42の一端部が連結されている。送り台42には縫い針12及び上送り足14とともに被縫製物を送る下送り歯44が固定されており、下送り歯44には縫い針12が針落ちを行う針穴が設けられている。そして、上下送り軸38が往復回動するとアーム部材40の延出部40aが上下方向に円弧運動を行うため、その動作がリンク部材41によって伝達されて送り台42の一端部が上下動を行う。これにより、上下送り軸38の回動運動が上下運動に変換されるようになっている。
(送り機構)
ここで、本実施形態における下送り機構70について図面を参照して詳しく説明する。
下送り機構70は、図2及び図3に示すように、主軸モータ60に連動して回動される水平送り軸39と、この水平送り軸39の一端に固定された送り台腕43と、主軸モータ60に連動して回動される上下送り軸38と、一端が送り台腕43に回動自在に支持され他端がリンク部材を介して上下送り軸38から側方に延出されたリンク部材41に回動自在に連結された送り台42と、送り台42の上部に固定された下送り歯44とを備えている。
上記上下送り軸38は、全回転を行う下軸37から偏心ロッド46により揺動力が付与される送り腕45を介して往復回動を行う。
上記水平送り軸39は、全回転を行う下軸37から偏心ロッド46により揺動力が付与されるベルクランク48に連結されたアーム部材47を介して往復回動を行う。
この下送り機構70は、主軸モータ60と連動する上下送り軸38の回動により、水平延出アーム40、リンク部材41を介して送り台42の他端に上下方向の揺動が付与されるようになっている。また、水平送り軸39の揺動により、送り台腕43を介して送り台42の一端には水平方向の揺動が付与される。そして、これら上下及び水平方向の揺動動作が連動することで、下送り歯44が長円運動を行い、その結果、下送り歯44の上部が針板Hから出没しながら長円の長手方向に沿って移動を行い、被縫製物の送りを行う。
また、水平送り軸39は、後述する送り量調節機構80によってその往復回動角度及び位相が調節され、これにより、水平送り軸39の回動量に応じた水平移動量すなわち送りピッチで被縫製物を正方向又は逆方向に送る構成となっている。
なお、この水平送り軸39は、下送り歯44側とは逆側の端部において、針棒揺動軸10に固定連結された針棒揺動桿59の部材の一端部に連結されており、当該水平送り軸39の回動駆動力を針棒揺動桿59を介して針棒揺動軸10に伝達している。このため、水平送り軸39の往復回動角度及び位相が送り量調節機構80により調節されると、針棒13の揺動角度量及び位相も同時に調節されるようになっている。
そして、本実施形態たるミシン1は、縫製時には、上送り足14と下送り歯44とで被縫製物を挟み、さらにこれら上送り足14及び下送り歯44に設けられた針穴を通って被縫製物を貫通した縫い針12が同調して揺動することで被縫製物を送るいわゆる総合送りを行うようになっている。つまり、ミシン1は、針振り機構による縫い針の針振り、下送り歯44を支持する送り台42の揺動及び上送り足14の揺動が互いに同調し、被縫製物を挟んだ状態で縫製方向に進行するように設定されている。かかる動作は、制御部6内に格納された制御プログラムに基づき実行される。
(送り量調節機構)
次に、本実施形態における送り量調節機構80について図面を参照して詳しく説明する。
送り量調節機構80は、図1〜図3に示すように、ミシンフレーム2に回動可能に支持され、その回動中心線方向に直交する方向に沿って溝部55を有する送り量変換体52と、ミシンフレーム2に揺動可能に設けられて揺動により下送り機構70と針送り機構90の送り量を変化させる揺動体としてのカム部材81と、カム部材81の揺動に応じて送り量変換体52を回動させる伝達機構と、カム部材81を支持する土台96と、回転することで前進してカム部材81を押圧し揺動させる押圧部材としての調節ねじ87と、該調節ねじ87を回転させる回転駆動源としての送り調節モータ4と、カム部材81の揺動の規制と解除とを切替え可能なアクチュエータとしてのエアシリンダ88とを備えている。
送り量変換体52には、ベルクランク48が配設される隙間53が設けられていて、その隙間53を形成する一対の内面54には溝部55が形成されている。この送り量変換体52には、溝部55内に摺動自在に嵌合された角駒84を介して略へ字状のベルクランク48の一端が回動自在に連結されている(図3参照)。ベルクランク48の他端は、水平送り軸39に固定されたアーム部材47に回動自在に連結されている。そして、ベルクランク48の中間屈曲部は、下軸37に一端部が連結された水平送りロッド49の他端部が連結されており、下軸37から上下の往復駆動力が付与されるようになっている。
そして、ベルクランク48に上下の往復駆動力が付与されると、送り量変換体52の回動による溝部55の向きの変化に応じてベルクランク48の水平方向(X軸方向)の移動量が変化する。これに応じて、水平送り軸39の回動量及び水平方向に対する送り歯44の移動量すなわち送り歯44による被縫製物の送り量が変化するようになっている。
カム部材81と送り量変換体52とを連結する伝達機構は、図3に示すように、送り量変換体52を軸支する送り量変換軸52aと、送り量変換軸52aに固定された送り変換調節腕56と、下端部が偏心ピン86を介して送り変換調節腕56と連結された送り連結桿57と、一端が送り連結桿57の上端部と回動自在に連結され他端部が後述する逆送りレバー軸94に固定された送り調節腕83と、送り調節腕83に支持された送り調節ピン82とを備えている。
送り量変換軸52aは、ミシンベッド50内に配置されており、上記水平送り軸39や下軸37と並行に延設されている。この送り量変換軸52aが軸回り方向に回動され、送り量変換体52が回動されると、溝部55に沿う角駒84の移動方向が変更され、水平送り軸39の回動量が増減されると共に正逆の送り方向までも切り替わる構成となっている。かかる構成により、上記送り歯44による送り量すなわち送りピッチ及び正逆送り方向が変更される。
送り変換調節腕56は、その一端が送り量変換軸52aの一端に抱き締め固定されており、その他端は送り量変換軸52aの一端からほぼ水平方向に延設されている。この送り変換調節腕56の他端には、偏心ピン86を介して送り連結桿57の下端部が回動自在に連結されている。
送り連結桿57は、ほぼZ軸方向に沿って配設されており、その上端には送り調節腕83の一端が回動自在に連結されている。送り調節腕83の他端は、後述する切り替え機構の逆送りレバー軸94に抱き締め固定されている。また、上述した送り調節腕83の一端であって、送り連結桿57と逆側の側面には送り調節ピン82が設けられている。
送り調節ピン82は、送り調節腕83の一側からY軸方向に沿って延設されている。
そして、後述するカム部材81のカム部によって送り調節ピン82が上下に移動されると、逆送りレバー軸94を中心に送り調節腕83の一端がほぼ上下方向に円弧運動を行う。これにより、送り連結桿57を介して送り変換調節腕56の他端が上下に移動され、送り量変換体52が回動されることとなる。
また、送り連結桿57と送り変換調節腕56の下端とは、偏心ピン86を回動することでその取付け位置、特に、その上下位置が調節できるようになっている。つまり、偏心ピン86を回動することで送り調節ピン82の上下位置と送り量変換体52の回動位置との対応関係を微調節することができるようになっている。つまり、偏心ピン86は、カム部材81の各カム部に対して送り調節ピン82の相対的な位置関係を調節して正方向と逆方向の送り量の比率を調節する機能を有している。
カム部材81は、図3に示すように、その下部が、Y軸方向に沿って設けられたピン97を介して土台96に回動自在に支持されている。このカム部材81は、送り調節ピン82と近接する側面が開口されて略コ字状に形成されている。すなわち、略コ字形状に形成された当該カム部材81の対向する上下の端縁は、それぞれ先端側程互いの距離が離隔するように形成された略V字状の傾斜部となっており、対向する上側又は下側のそれぞれの傾斜部(端縁)が送り調節ピン82と当接された際に当該送り調節ピン82の上下位置を所定の高さに規制するカム部となっている(図4乃至図6参照)。
そして、逆送りレバー軸94の一端に連結された逆送りレバー95が操作されると、送り調節ピン82がカム部の上側傾斜部と下側傾斜部とに当接状態が切り替えられる。
本実施形態では、略コ字状のカム部のうち、上側の傾斜部によって正送り方向すなわち送り方向Fに向かって被縫製物を送る際の送り量(送りピッチ)が規制され、下側の傾斜部によって逆送り方向の送り量が規制されるようになっている。すなわち、カム部材81は、上側傾斜部において送り調節ピン82と係合することで正方向の送り量を所定の量に規制し、また、下側傾斜部において送り調節ピン82と係合することで逆方向の送り量を所定の量に規制する。つまり、カム部材81は、揺動により送り駆動源から下送り歯44に伝わる送り動作量を変化させる本実施形態における揺動体として機能する。
カム部材81の上端側には引っ張りばね98の一端が連結されている。この引っ張りばね98により、カム部材81は常時土台96側(図4、図5及び図6における右側)に付勢されている。
土台96は、ミシンフレーム2の縦胴部内に設けられ、当該縦胴部における作業者側の内壁に取り付けられている。この土台96は、ミシンフレーム2(縦胴部)の内壁に移動しない固定板を介してねじ止め固定されている。また、土台96には、当該土台96をX軸方向に貫通するねじ穴が設けられており、後述する調節ねじ87が螺入されるようになっている。
調節ねじ87は、図4に示すように、ミシン1における作業者側の側面に設けられており、土台96のねじ穴に螺入されている。この調節ねじ87の一端は、カム部材81に当接される先端部Aとなっている。
そして、調節ねじ87は、軸回り方向に回動されるとX軸方向に移動され、先端部Aに当接されたカム部材81を引っ張りばね98の付勢力に抗して押圧し、カム部材81のX軸方向における位置決めを行う。また、これにより、カム部材81のカム部に沿って移動されるピン97の上下方向における位置決めを行う。つまり、調節ねじ87を回動すると、カム部材81と係合される送り調節ピン82が上下に移動され、送り調節腕83、送り連結桿57、送り変換調節腕56を介して送り量変換軸52a及び送り量変換体52が回動される。これにより、送り量変換体52の溝内に嵌合された角駒84の移動方向が変更され、ベルクランク48の水平方向の移動量が変更されることにより、水平送り軸39を介して送り歯44の水平方向(送り方向)に対する移動量が調節されることとなる。
送り調節モータ4は、図3及び図4に示すように、ミシンフレーム2の作業者側に配設されている。かかる送り調節モータ4の出力軸には調節ねじ87の一端が嵌合されている。この調節ねじ87と送り調節モータ4の出力軸との間には例えばスプライン構造が設けられ、当該出力軸のスラスト方向にのみ調節ねじ87がスライド移動自在となって係合されており、軸回り方向に対しては出力軸と共に回動されるようになっている。つまり、送り調節モータ4の駆動により出力軸が回動すると、調節ねじ87がそのねじ溝に案内されてX軸方向に移動するようになっている。
この送り調節モータ4の回動量や軸回りにおける位置角度と送り歯44による送り量との対応関係は、予め設定され、その対応テーブルが制御部6の記憶手段(図示略)に記憶されている。
エアシリンダ88は、図3及び図4に示すように、逆送りレバー軸94を挟んで送り調節モータ4とほぼ対抗する位置に配設されている。このエアシリンダ88の出力部は、逆送りレバー軸94に向かって進退移動を行うように配置されており、当該出力部の先端には逆送りレバー軸94側の面の摩擦抵抗が大きく形成された固定部材89が取り付けられている。
固定部材89は、エアシリンダ88の出力部が突出して当該固定部材89が逆送りレバー軸94に当接された際に、十分に大きな摩擦抵抗によって逆送りレバー軸94の回動を防止することができるように、所定の押圧力で当接されるようになっている。このため、固定部材89の先端面はローレット加工が施されている。また、逆送りレバー軸94の固定部材89との当接部83aの外周面にも同様にローレット加工が施されている。
そして、図示しない電磁弁を開閉駆動することで、出力部がX軸方向に沿って所定のタイミングで突出或いは後退移動を行う。
また、送り量調節機構は、送りの正方向と逆方向とを切り替えるための切り替え機構を備えている。
切り替え機構は、一端が送り調節腕83を介して送り調節ピン82と連結された逆送りレバー軸94と、該逆送りレバー軸の他端側に連結された図示しない逆送りレバー95とを備えている。
そして、オペレータにより、逆送りレバー95が手動操作されると、逆送りレバー軸94が軸回り方向に回動される。これに伴い、逆送りレバー軸94を中心に送り調節腕83が回動され、送り調節ピン82が円弧の軌道上をほぼ上下に移動される。
本実施形態では、逆送りレバー95の操作により、送り調節ピン82がカム部材81のカム部の上側の傾斜部に当接された際に、正方向に対する送り量が規制されるようになっている。その送り量は、当該当接によって定まる(規制される)送り量変換体52の傾きに対応する送り歯44の送り量となる。
また、逆送りレバー95の操作により、送り調節ピン82が上述したカム部材81のカム部の下側の傾斜部に当接された際に、逆方向に対する送り量が規制されるようになっている。その送り量は、当該当接によって定まる(規制される)送り量変換体52の傾きに対応する送り歯44の送り量となる。
(総合送りミシンの動作説明)
次に、図5及び図6に基づき、総合送りミシン1の動作について詳しく説明する。
まず、被縫製物を正方向に送る際には、逆送りレバー95を上位置に固定する。逆送りレバー95を上位置に固定すると、逆送りレバー軸94が図5に示すC方向に回動され、送り調節ピン82が逆送りレバー軸94を中心に図5における反時計回り方向に回動される。つまり、送り調節ピン82は、カム部材81における上側のカム部に当接されることとなる(図5参照)。この当接される高さは、送り調節モータ4を駆動して調節ねじ87を回動することで引っ張りばね98の付勢力に抗してカム部材81が揺動され、所望する位置に調節される。なお、図5には、例として正送りの送り量すなわち送りピッチPが9mmの状態を示している。
また、被縫製物を逆送り方向に送る際には、逆送りレバー95を下位置に固定する。これにより、逆送りレバー軸94が図6に示すD方向に回動され、送り調節ピン82が逆送りレバー軸94を中心に図6における時計回り方向に回動される。そして、送り調節ピン82は、カム部材81における下側のカム部に当接されることとなる。この場合も、送り調節ピン82の高さは、送り調節モータ4を駆動して調節ねじ87を回動することで、カム部材81が揺動され、所望の位置に調節される。なお、図6は、例として逆送りの送り量すなわち送りピッチPが0mmの状態を示している。
また、本実施形態におけるミシン1では、水平送り軸39と針棒揺動軸10とがリンク部材59を介して連結されているため、送り量変換体52によって調節された水平送り軸39の回動量が針棒揺動軸10にも反映される。つまり、送り量変換体52を回動させると、水平送り軸39の回動量が調節されて下送り歯44側の送りピッチが調節されるとともに、針棒揺動軸10の回動量も調節されて上送り足14側の送りピッチも調節される。これにより、正確な送りピッチの制御が可能となる。
さらに、本実施形態たるミシン1では、エアシリンダ88を駆動して固定部材89を進退移動することにより、逆送りレバー軸94の軸回り方向の回動が防止される。すなわち、エアシリンダ88がOFFの状態では固定部材89が逆送りレバー軸94から離隔されており(図4参照)、エアシリンダ88をONとした場合にその出力軸に固定された固定部材89が逆送りレバー軸94に向かって突出し、該逆送りレバー軸94に当接されることにより、逆送りレバー軸94の軸回り方向の回動が規制されることとなる。
より詳細には、例えば、エアシリンダ88がOFFで固定部材89が逆送りレバー軸94から離れた状態(図4参照)において送り調節モータ4を駆動し、カム部材81を揺動させる。そして、所望の送り量に対応する位置で送り調節モータ4を停止すると同時にエアシリンダ88をONとする(図5及び図6参照)。これにより、逆送りレバー軸94の軸回り方向の回動が規制される。すなわち、軸回り方向に対して逆送りレバー軸94が固定された状態となる。従って、所望の送り量に設定された状態が縫製中にも維持されることとなる。つまり、例えば、縫製動作に伴う振動等により、逆送りレバー軸94が回動されることがない。すなわち、一度設定された送り量が次第にずれてしまうということがなく、縫製中にも所望の設定された送り量が維持される。
上記総合送りミシン1は、例えば、ステッピングモータ30とエアシリンダ88の動作を制御する動作制御手段を設け、ステッピングモータ30の駆動による送り量の変更調節開始の前(例えば直前)にエアシリンダ88をOFFとし、ステッピングモータ30の駆動完了後にエアシリンダ88をONの状態に切り替える動作制御を行うことが望ましい。
なお、ステッピングモータ30による送り量の変更調節は、予め動作制御手段のメモリ内に用意されたプログラムに従い、設定された針数に設定された送り量に変更調節するプログラム制御を行っても良いし、縫製中に人為的な入力操作により設定送り量に変更調節する制御を行っても良い。
(実施形態の効果)
以上のように、本実施形態たるミシン1によれば、送り調節モータ4とエアシリンダ88とを駆動又は停止することで送り量を調節し固定することができる。つまり、送り量調節機構を手動によらず電気的に駆動又は停止する制御を行うことができる。これにより、縫製中においても正方向又は逆方向に対する送り量を容易に変更することができる。また、回動駆動源として送り調節モータ4を採用することで、送り量を適切に設定することができる。
また、エアシリンダ88を駆動して逆送りレバー軸94を固定することができるため、送り調節モータ4を駆動して一度設定された送り量を当該設定された送り量に保持することができる。従って、設定後におけるミシン1の縫製に伴う送り量のずれを防止することができる。また、設定された送り量を維持する手段(エアシリンダ88)を備えていることにより、従来のように、送り量のズレ防止を目的として調節ねじ87を回動するためのトルクを大きく設定する必要がない。従って、該調節ねじ87を駆動するための回動駆動源である送り調節モータ4の小型化を図ることができ、コストを抑制しつつ、上述の効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、逆送りレバー軸94を介して送り調節モータ4とほぼ対向する位置にエアシリンダ88を配置する構成としているが、かかる配置に限定されるものではなく、例えば、上方側或いは下方側から逆送りレバー軸94に向かって突出するように配置してもよく、また、送り調節モータ4とエアシリンダ88とが並設されるように配置してもよい。
また、図7に示すように、先端に固定部材を取り付けたエアシリンダ100が前進して直接調節ねじ87の設定送り量を保持するようにしてもよい。
また、エアシリンダ88の駆動によって逆送りレバー軸94の回動を防止する構成としては、摩擦によるものであってもよいし、或いは凹凸の係合部と被係合部とにより構成されていても良い。
また本実施形態では揺動体としてカム部材81を設ける構成を採っているが、例えば、図8に示すように、送り調節腕83の一端をカム形状とし、当該カム部に調節ねじ87の先端部Aが直接当接される構成としてもよい。つまり、この場合は送り調節腕83が本発明の揺動体として機能する。
また、本実施形態では、ミシン1として総合送りミシンを例にあげて説明したが、例えば、針送りミシンに適用することも可能である。
本発明に係るミシンを示す斜視図である。 本実施形態たるミシンの機構線図である。 本実施形態たるミシンにおける送り機構の構成を示す分解斜視図である。 本実施形態たるミシンの要部構成を示す側面図である。 本実施形態たるミシンの動作を示す動作説明図である(P=9mm)。 本実施形態たるミシンの動作を示す動作説明図である(P=0mm)。 本発明を適用したその他の例を示す模式図である。 送り調節腕を揺動体とした場合の動作を示す説明図である。 従来のミシンにおける揺動体周辺の構成を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 ミシン
2 ミシンフレーム
3 ミシンテーブル
4 送り調節モータ(回転駆動源)
5 送り調節モータ駆動回路
6 制御部
7 操作パネル
8 ミシンアーム
9 上軸
10 針棒揺動軸
11 針棒揺動台
12 縫い針
13 針棒
14 上送り足
15 偏心カム
17 リンク部材
18 ベルクランク
19 リンク部材
20 押さえ足
21 リンク部材
22 伝達アーム
23 揺動軸
24 回動連結部
25 クランクロッド
26 リンク部材
27 挟持部材
28 調節ブロック
29 調節軸
30 突起部
32 回転板
33 ダイヤル
37 下軸
38 上下送り軸
39 水平送り軸
42 送り台
43 送り台腕
44 送り歯
47 送り腕
48 ベルクランク
49 水平送りロッド
50 ミシンベッド
51 シリンダ
52 送り量変換体
52a 送り量変換軸
56 送り調節変換腕
57 送り連結桿
59 リンク部材
60 主軸モータ
70 下送り機構(送り機構)
80 送り量調節機構
81 カム部材(揺動体)
82 送り調節ピン
83 送り調節腕
86 偏心ピン
87 調節ねじ(押圧部材)
88 エアシリンダ(アクチュエータ)
89 固定部材
90 針送り機構
94 逆送りレバー軸
95 逆送りレバー
96 土台
97 ピン
98 引っ張りばね
F 布送り方向
P ミシンペダル

Claims (2)

  1. 送り歯により被縫製物を送る送り機構と、
    前記送り機構と同期して針送りを行う針送り機構と、
    前記送り機構による被縫製物の送り量と前記針送り機構の送り量とを調節する送り量調節機構とを備えるミシンにおいて、
    前記送り量調節機構は、
    揺動により送り駆動源から前記送り歯に伝わる送り動作量を変化させる揺動体と、
    回転することで前進して前記揺動体を押圧し揺動させる押圧部材と、
    前記押圧部材を回転させる回転駆動源と、
    を備えることを特徴とするミシン。
  2. 前記揺動体の揺動の規制と解除とを切替え可能なアクチュエータを備えることを特徴とする請求項1記載のミシン。
JP2006183462A 2006-07-03 2006-07-03 ミシン Pending JP2008011915A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006183462A JP2008011915A (ja) 2006-07-03 2006-07-03 ミシン
CZ20070440A CZ2007440A3 (cs) 2006-07-03 2007-06-27 Šicí stroj
DE102007030237A DE102007030237A1 (de) 2006-07-03 2007-06-29 Nähmaschine
CNA2007101275675A CN101100788A (zh) 2006-07-03 2007-07-03 缝纫机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006183462A JP2008011915A (ja) 2006-07-03 2006-07-03 ミシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008011915A true JP2008011915A (ja) 2008-01-24

Family

ID=38859582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006183462A Pending JP2008011915A (ja) 2006-07-03 2006-07-03 ミシン

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2008011915A (ja)
CN (1) CN101100788A (ja)
CZ (1) CZ2007440A3 (ja)
DE (1) DE102007030237A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111926471A (zh) * 2019-05-13 2020-11-13 Juki株式会社 针进给缝纫机
CN111945310A (zh) * 2019-05-17 2020-11-17 Juki株式会社 针进给缝纫机

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240389A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Juki Corp ミシン
CN102828350A (zh) * 2012-08-27 2012-12-19 吴江市中盛机械有限公司 一种用于工业缝纫机的送料调节器
CN103290618A (zh) * 2013-06-10 2013-09-11 浙江银工缝纫机有限公司 一种平头锁眼机
CN103653547A (zh) * 2013-12-19 2014-03-26 吴江市菀坪宝得利缝制设备机械厂 一种补鞋机
CN104233644B (zh) * 2014-09-02 2016-05-11 宁波三合鑫自动化有限公司 上下差动送料的缝纫机
CN104762762B (zh) * 2015-04-27 2017-10-13 台州通宇服装机械科技有限公司 一种缝纫机的压脚高度调节机构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54171966U (ja) * 1978-05-24 1979-12-05
JPS5595686U (ja) * 1978-12-27 1980-07-02
JPS5668484A (en) * 1979-10-27 1981-06-09 Tokyo Juki Industrial Co Ltd Needle feeding sewing machine
JPH0424063A (ja) * 1990-05-21 1992-01-28 Brother Ind Ltd ミシンの布送り量調節装置
JPH0414061U (ja) * 1990-05-22 1992-02-04
JPH04215788A (ja) * 1990-12-14 1992-08-06 Brother Ind Ltd ミシンの布送り量制御装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54171966U (ja) * 1978-05-24 1979-12-05
JPS5595686U (ja) * 1978-12-27 1980-07-02
JPS5668484A (en) * 1979-10-27 1981-06-09 Tokyo Juki Industrial Co Ltd Needle feeding sewing machine
JPH0424063A (ja) * 1990-05-21 1992-01-28 Brother Ind Ltd ミシンの布送り量調節装置
JPH0414061U (ja) * 1990-05-22 1992-02-04
JPH04215788A (ja) * 1990-12-14 1992-08-06 Brother Ind Ltd ミシンの布送り量制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111926471A (zh) * 2019-05-13 2020-11-13 Juki株式会社 针进给缝纫机
CN111926471B (zh) * 2019-05-13 2023-09-05 Juki株式会社 针进给缝纫机
CN111945310A (zh) * 2019-05-17 2020-11-17 Juki株式会社 针进给缝纫机
CN111945310B (zh) * 2019-05-17 2023-05-30 Juki株式会社 针进给缝纫机

Also Published As

Publication number Publication date
DE102007030237A1 (de) 2008-01-31
CZ2007440A3 (cs) 2008-07-23
CN101100788A (zh) 2008-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008011915A (ja) ミシン
JP4823700B2 (ja) ミシン
JP2007282747A (ja) ミシン
JP2008104718A (ja) ミシンの送り機構
JP2010246839A (ja) ミシン
JP4822247B2 (ja) ミシンのかがり幅調整装置
JP4261698B2 (ja) ミシンの布送り機構
JP4702608B2 (ja) 穴かがり縫いミシン
JPH04164485A (ja) ミシンにおける布送り歯の軌跡調節機構
JPH0134634B2 (ja)
JP2009247377A (ja) ミシン
TW201920796A (zh) 操作縫紉機的方法和配置成執行所述方法的縫紉機
JPH119867A (ja) ミシンの送り歯高さ位置調節装置
JP4272766B2 (ja) ミシンの送り装置
JP2004147713A (ja) ミシン
JP2008194134A (ja) ミシン
JP2007222282A (ja) ミシン
JP2000262779A (ja) 千鳥縫いミシンの縫製方法および千鳥縫いミシン
JP7137329B2 (ja) ミシン
US5875724A (en) Forward and reverse fabric feed control device with feed control cams for buttonhole sewing machine
JP2009050638A (ja) ミシン
JP2006122231A (ja) 間欠押え上下駆動装置及びミシン
JP2007195957A (ja) ミシン
CN109518362B (zh) 缝纫机
CN115074923B (zh) 一种缝纫机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120327