JPS6083693A - 横送り可能なミシン - Google Patents

横送り可能なミシン

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JPS6083693A
JPS6083693A JP19131883A JP19131883A JPS6083693A JP S6083693 A JPS6083693 A JP S6083693A JP 19131883 A JP19131883 A JP 19131883A JP 19131883 A JP19131883 A JP 19131883A JP S6083693 A JPS6083693 A JP S6083693A
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JP
Japan
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feed
width
horizontal
adjustment
tooth
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JP19131883A
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English (en)
Inventor
修 神谷
義幸 宇山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、送シ歯を載置した送シ台に、上下送り及び
水平送シからなる四運動送シのみを付与して通常模様を
形成したり、その水平送シの方向と直交する方向の横送
シ及び前記四運動送りの中の少なくとも上下送りを付与
して横送り模様を形成したりできるように構成された横
送シ可能なミシンに関するものである。
発明の目的 この発明の目的は、通常模様及び横送多模様の形成に際
し、針板の送シ歯用開口の横方向幅をそれらの模様の形
成に適する幅に変更して、模様形成を円滑に行うことが
できるとともに、特に送り歯用開口の幅を通常模様の形
成に適する狭い幅に変更した状態で、誤って横送多模様
の形成が行われ、送シ歯がその送り歯用開口の周側線に
衝突するおそれを確実に防止することができる横送シ可
能なミシンを提供することにある。
発明の構成 この発明は前記の目的を達成するために、針板の送り歯
用開口の横方向幅が通常模様の形成に適する幅に変更さ
れた時、操作制限装置の作用にて、水平送シ運動を制御
する水平送シ調節器及び横送逆運動を制御する横送、!
7調節器の調節状態を変化させるだめの調節操作体の操
作領域が、水平送シ調節器の調節状態のみを変化させる
操作領域に制限され、横送シ調節器の調節変更ができな
いように構成したものである。
実施例 以下、この発明を具体化したフリーアームミシンの構成
を図面に従って詳細に説明する。
さて、この実施例においてミシンフレーム1はアーム2
、支柱3及び筒形のベッド4を有し、第1.3図に示す
ようにそのベッド4の上面開口部には送り歯用開口を有
する針板5が装着されるとともに、針板5の上方におけ
るアーム2の頭部には縫針(図示しない)が上下方向へ
往復運動可能にかつ横方向(左右方向)へ揺動可能に支
承されている。、第1.2図に示すように前記ベッド4
内には取付板6が配設され、その上面には水平釜7が回
転可能に支持されている。
前記支柱6内にはモータ(図示しない)によって回転駆
動される駆動軸8が垂直軸線の周如で回転可能に支承さ
れ、その下端には駆動プーリ9が固定されている。前記
取付板6の上面には体動プーリ10が回転可能に支持さ
れるとともに、卒平釜7の回転軸にも小プーリ11が設
けられ、前記谷プーリ9,10.11にはタイミングベ
ルト12がテンションプーリ16により1緊張した体態
で掛装されてい条。そして、前記駆動軸0の回転に伴い
、水平釜7が縫針の上下往復運動と調時して回転され、
その水平釜7と縫針との協働により加工布に縫目模様が
形成されるようになっている。
第2〜4図に示すように前記取付板6上には、上面に送
シ歯14を載置固定した送シ台15が支持機構16によ
シ、上下送り及び水平送シ(前後送シ)からなる四運動
送り可能に、かつその水平送シの方向と直交する方向の
横送シ(左右送シ)可能に支持されている。
すなわち、前記取付板6の上面後部には左右方向へ水平
に延びる支持軸17が固定され、その支持軸17には平
面形はぼ逆U字状の支持枠18が下端にて回動可能に支
持されている。その支持枠18の中央には中間軸19が
回動可能に架設され、上端には作動軸20が回動可能に
かつ左右方向へ移動可能に架設支持されている。作動軸
2OL:;り左右方向のほぼ中央には係合溝21を有す
る係合体22が嵌着固定され、左端(第3図では右端)
には上下方向に延びる支持ビン23が固定されている。
そして、前記送り台15は二叉部24において作動軸2
0に係合されるとともに、支持ビン2乙に沿って上下動
可能に支持され、その支持ビン23上のばね25により
下方に向かつて付勢されている。
従って、送シ台15の下端に上下方向の運動が付与され
た時には、送シ台15が支持ビン23に沿って上下送り
運動され、前記中聞軸19に前後方向の運動が付与され
た時には、支持枠18が同方向に往復回動されて送り台
15が水平送り運動され、前記係合体22に左右方向の
運動が付与された時には、作動軸20が同方向に往復移
動されて送シ台15が横送り運動される。
なお、この実施例の支持機構16においては、前記支持
枠18の回動に伴い送り台15が水平送り運動される際
に、送シ歯14が傾動されることなく水平状態に維持さ
れるようになっている。すなわち、第1〜4図に示すよ
うに前記作動軸20には規制板26が固定されて前方へ
水平に延び、その前端下面には取付板6上に立設された
規制ビン27がはね28の作用にて係合されている。従
って、前記支持枠18が回動されても、送p台15及び
送シ歯14は規制板26と規制ビン27との保合によっ
て水平状態に維持され、その状態で前後方向に水平送シ
される。
一方、前記従動プーリ10と支持機構16との間には、
縫針の上下往復運動に調時して支持機構16に四運動送
りを付与する上下送り機構29及び水平送り機構60か
らなる四運動送シ機構61と、同じく支持機構16に横
送シを付与する横送り機構32とが設けられている。
そこで、まずnM記四運動送り機構′51における上下
送シ機構29について詳述すると、第3図に示すように
前記従動プーリ10の下面には側面カム66が一体的に
形成されている。第2,8図に示すように前記支持機構
16の前方において取付板6上には回動レバー64がほ
ぼ中央において支軸65により回動可能に支持され、そ
の左端(第3図では右端)の水平な保合部56上にはホ
ール67を介して送シ台15が係合載置され、右端(第
3図では左端)にはねじ38により偏心ビン69が取付
けられている。その偏心ビン69には従動ローラ40が
回転可能に、かつ前記側面カム63と係合離脱する前後
の二位置に移動可能に支持され、常には板はね41の作
用により前方の係合位置に保持されている。
従って、前記駆動軸8の回転に伴い従動プーリ10が回
転されると、側面カム36の作用によシ従動ローラ40
を介して回動レバー64が往復回動され、ボール37を
介して送シ台15に対し上下方向の送シ運動が付与され
る。なお、この送り台15の上下送り連動時における送
り歯14の上死点及び下死点の位置は、前記ねじ58を
緩めて偏心ビン39を回動調節し、回動レバー34に対
する従動ローラ40の取付高さ位置を変更するこ゛ と
により、容易に調節設定することができる。
又、第1.2図に示すように前記側面カム33の左側下
方において取付板6上には送シ歯沈下用の切換レバー4
2が支軸43により回動可能に支持され、その下面の凸
部44と取付板6上の2個の凹部45との係合により左
右の二位置に切換配置できるようになっている。その切
換レバー42の後端には抑圧部46が突設され、切換レ
バー42が第2図に示す左方位置から右方位置に切換回
動された時、この抑圧部46を介して前記従動ローラ4
0を後方に移動させ、側面カム33から離脱させるよう
になっている。従って、この従動ローラ40の離脱状態
においては、回動レバー34が第3図の状態から時剖方
向に回動し得て、送シ台15がばね25の作用によシ下
方に移動され、送シ歯14が針数5の上面から沈下され
る。
次に、前記四運動送り機構61における水平送シ機構6
0について詳述すると、第2,4図に示すように前記従
動プーリ10の上面には横送シ機構32と兼用の三角カ
ム47が一体的に形成されている。第1.2.4図に示
すように三角カム47の近傍において取付板6上には、
同じく横送p機構62と兼用の揺動部材48が上下方向
に延びる固定の支軸49により支持板50を介して揺動
可能に支持され、その先端二叉部51において前記三角
カム47を抱擁して、三角カム47の回転に伴い一水平
面内で揺動されるようになっている。
前記揺動部材48の下面には、送り歯14の水平送り連
動を制御するだめの水平送り調節器52が設けられてい
る。すなわち、揺動部材48の下面には、前記支軸49
の軸線と直交する一水平面内においてその軸線を通って
左右方向へ円弧状に延びるように、第1の調節溝53が
一体的に形成され、下方に向かって開放されている。そ
の第1の調節溝56には、水平送シを制御するだめの四
角鉤状の第1の嵌合部材54が同調節溝53に沿って変
位可能に嵌合されている。その第1の嵌合部材54とm
前記支持機構16の中間軸19との間には1個のレバー
よシなる連結部材55が設けられ、特に第4図から明ら
かなように一端においてビン56により第1の嵌合部材
54に枢着されるとともに、他端の折返し部においてビ
ン57によシ中間軸19に枢着されている。
従って、第1〜4図に示すように第1の嵌合部材54が
第1の調節溝53内において揺動部材48の揺動中心で
ある支軸49の軸線上の不作用位置に設定配置された状
態では、揺動部材48が揺動されても第1の嵌合部口5
4が前後動されず、支持機構16には水平送り連動が付
与されない。
又、第1の嵌合部材54が第1の調節溝53内において
左方の正送り側又は右方の逆送り側の任意の作用位置に
変位設定された場合には、揺動部材48の揺動に伴って
第1の嵌合部口54がその変位量に応じて前後方向に往
復動され、連結部材55を介して支持機構16の中間軸
19に正又は逆の水平送シ運動が付与される。
次に、前記横送り機構32について詳述すると、第1,
2図に示すように前記揺動部材48の上面には、送シ歯
14の横送り運動を制御するだめの横送シ調節器58が
設けられている。すなわち、揺動部材48の上面には、
前記支軸49の軸線と直交する一水平面内においてその
軸線を通って前後方向へ円弧状に延びるように、第2の
調wJ溝59が一体的に形成され、上方に向かって開放
されている。そして、この実施例においては、前記第1
の調節#j53の円弧の中心と前記支軸49の軸線とを
結ぶ直線と、第2の調節溝59の円弧の中心と支軸49
の軸線とを結ぶ直線とが互いに直交するようになってい
る。前記第2の調節溝59には、横送シを制御するだめ
の四角鉤状の第2の嵌合部材60が同調節溝59に沿っ
て変位可能に嵌合されている。
その第2の嵌合部材60と前記支持機構16の係合体2
2との間には第1及び第2の28のレバー61.62か
らなる連結部月63が設けられている。前後方向に延び
る第1のレバー61は中央部において支軸64によシ前
記取付板6上に回動用能に支持され、後端には前記支持
機構16における係合体22の係合溝21に係合する保
合ビン65が突設されている。第2のレバー62は第1
のレバー61の前端と第2の嵌合部材60との聞に設け
られ5.両端においてビン66.67・によυ両部材6
L 60に対して枢着されている。′従って、第1〜4
図に示すように第2の嵌合部材60が第2の調節溝59
内において揺動部材48の揺動中心である支軸49の軸
線上の不作用位置に設定配置された状態では、揺動・部
材48が揺動されても第2の嵌合部材60が左右動され
ず、支持機構16には横送り運動が付与されない。又、
第2の嵌合部口60が第2の調節溝59内において前方
の正送シ側又は後方の逆送り側の任意の作用位置に変位
設定された場合には、揺動部材48の揺動に伴って第2
の嵌合部材60がその変位量に応じて左右方向に往復動
され、連結部材63を介して支持機構16の係合体21
に正又は逆(右又は左)の横送シ運動が付与される。
一方、第1図に示すようにミシンフレーム1の支柱6前
面には前記水平送り調節器52及び横送り調節器58の
調節状態を変化させるだめの調節操作体としての調節操
作つまみ68が回動操作可能に設けられている。その調
節操作つまみ68には前記支柱3@面の指針69と対応
させて操作位置を変化させ得るように、前記水平送り調
節器52の調節状態のみを変化させる第1の操作領域7
0と、水平送シ及び横送りの両調節器52.58中の少
な□くとも横送シ調節器58の調節状態を変化させる第
2の操作領域71とが連続して設けられている。そして
、第1の操作領域70にはF。
1,2,3.4の送シ量標示記号が旬されており、又、
第2の操作領域71には横送I)調節器58の調節状態
のみを変化させる横送り調節器用の操作領域72、及び
両送り調節器52.58の調節状態を変化させる両送り
調節器用の操作領域76が設けられていて、一方の領域
72には送り量標示記号I、1.Iが付されているとと
もに他方の領域73には送り量標示記号■A、iB、I
Cが付されている。
そして、例えば第1図に示すように前記調節操作つまみ
68が送り量標示記号Oの位置に設定された場合には、
その調節操作つまみ68と対応して支柱6内に設けられ
た例えば実公昭55−15806号公報に示すような周
知の送シ調節装置の作用により、複数個のレバー74,
75.76等よりなる連係装置77を介して水平送、!
l)m部器52が第2,4図に示す不作用位置に設定さ
れるとともに、調節操作つまみ68の内側に設けられだ
横送p調節カム(図示しない)の作用によシ複数のレバ
ー又はリンク78.79.80.81等よシなる連係装
置82を介して横送、!lll調節器58が第2図に示
す不作用位置に設定され、又、調節操作つまみ68が前
記谷操作領域70.72.73の任意の位置に設定され
た場合には、その設定位置に応じて両調節器52.58
の一方又は両方が正送シ用の作用位置に設定されるよう
になっている。
さらに、前記調節操作つまみ68の中心には押釦86が
設けられ、との押釦83を抑圧操作することによシ前記
連係装置77を介して水平送り調節器52が逆送りの状
態に設定変更されるようになっている。又、前記連係装
置82のレバー78上には操作棒84が突設され、この
操作棒84を上方に移動操作することによシ、連係装置
82を介して横送シ調節器58が逆送りの状態に設定変
更されるようになっている。
従って、前記調節操作つまみ68を第1図の状態から回
動操作して、例えば第1の操作領域7D中の任意位置に
設定すると、連係装置77を介して水平送シ調節器52
の第1の嵌合部材54のみが第2,4図の状態から左方
の正送り側へ変位され、任意の作用位置に設定配置され
る。そのために、この状態でミシンを運転すると、縫針
が上下に往復運動されるとともに水平釜7が回転され、
それに調時して従動プーリ10上の側面カム36及び三
角カム47が回転される。そして、この側面カム3乙の
作用によ如上下送シ機構29の回動レバー54等を介し
て支持機構16に上下送り運動が付与されるとともに、
三角カム47の作用に基づく揺動部材48の揺動に伴い
第1の嵌合部材54が前後方向に往復動されて、水平送
シ機構60の連結部材55等を介して支持機構16に水
平法シ運動が付与され、送り台15上の送り歯14は通
常の四運動送りを行う。従って、この送シ歯14にて加
工布が後方に移送され、前記縫針と水平釜7との協働に
て通常模様、すなわち、縫針の揺動振幅をゼロに設定し
た場合の直線縫目模様又は縫針の揺動振幅を所定量に設
定した場合のジグザグ縫目模様を形成することができる
又、前記調節操作つまみ68を第1図の状態から第2の
操作領域71における一方の操作領域72中の任意位置
に設定変更すると、連係装置82を介して横送#)調節
器58の第2の嵌合部材60のみが第2図の状態から前
方の正送り側へ変位され、任意の作用位置に設定配置さ
れる。そのために、この状態でミシンを運転すると、前
記上下送り機構29の作用にて支持機構16に上下送り
運動が付与されるとともに、揺動部材48の揺動に伴い
第2の嵌合部材60が左右方向に往復動されて、横送り
機構62の連結部材63等を介して支持機構16に横送
り運動が付与され、送シ歯14は上下送シと横送シの合
成送り運動を行う。従って、この送り歯14にて加工布
が横方向に移送され、縫針と水平釜7との協働にて横送
9模様が形成される。
さらに、前記調節操作つまみ68を第1図の状態から第
2の操作領域71における他方の操作領域73中の任意
位置に設定変更した場合には、前記水平送り調節器52
及び横送り調節器58が第2.4図の状態から正送り側
の作用位置に変位設定される。そのために、この状態で
ミシンを運転すると、支持機構16に対して上下送シ機
構29の上下送シ運動、水平送シ機構60の水平送シ運
動及び横送シ機構32の横送シ運動がそれぞれ付与され
、送シ歯14はそれらの合成送り連動を行う。従って、
この送シ歯14にて加工布が後方及び横方向に移送され
、縫針と水平釜7との協働にで例えば前述した通常のジ
グサグ縫目模様よりも横幅の大きなジグザグ縫目模様等
の横送り模様が形成される。
ところで、この実施例のミシンにおいては、第5図に示
すように前記針板5に送9歯14の出没を許容するだめ
の2種類の送シ歯用開口85,86が形成され、一方の
開口85の横方向の幅が前記通常模様の形成に適するよ
うに狭い第1の幅となっており、他方の開口86の幅が
前記横送り模様の形成に適するように広い第2の幅とな
っている。そして、針板50両側下面に突設された一対
のビン87をベッド4に設けられた一対の透孔88に係
脱して、ベッド4に対する針板5の取付状態を前後転換
させることにより、所望の縫目模様に適したいずれか一
方の送り歯用開口85又は86を選択して送り歯14と
対応させ、その模様形成を円滑に行い得るようになって
いる。
又、この実施例では第5.6図に示すように前記針板5
と調節操作つまみ68との間にその調節操作つまみ68
の操作領域を制限するだめの操作制御装置89が設けら
れ、狭い第1の幅の送シ歯用開口85が選択された場合
に、調節操作つまみ68の操作領域を前記第1の操作領
域70に制限するようになっている。
すなわち、前記調節操作つ1み68の外周には第6図に
示すように、第1の操作領域70と第2の操作領域71
との境界位置に対応してほぼ180度にわたり係止部9
0が突出形成されるとともに、送り量標示記号0に封部
して凸部91が突出形成されている。調節操作つまみ6
8の近傍においてミシンフレーム1の支柱6内には前記
係止部90又は凸部91と係合離脱可能な一対の爪部9
2.93を有する作動片94が回動可能に設けられ、常
にはばね95の作用により第6図の時計方向に回動付勢
されて、同図に鎖線で示すように上方の爪部92が調節
操作つまみ68の外周に接触した状態に保持されている
一方、第1”、5.6図に示すように前記針板5の一側
隅部の下面には作動ビン96が突設され、狭い第1の幅
の送シ歯用開口85が送シ歯14と対応する状態に針板
5が装着された時にのみ、この作動ビン96がベッド4
内に設けられた回動レバー97に係合してその回動レバ
ニを第6図の鎖線位置から実線位置に回動させ、連打9
8、回動可能な中間レバー99及び今一つの連打100
を介して前記作動片94を同図の鎖線位置から実線位置
に回動さ□せるようになっている。
従って、広い第2の幅の送シ歯用開口86が送シ歯14
と対応する状態に針板5を装着した場合には、前記作動
片94が第6図に@線で示す位置に保持されていて、調
節操作つまみ68の時計方向の回動操作が許容されるた
め、その調節操作つまみ68を第2の操作領域71中の
任意位置に設定して、前述したように横送り模様を形成
することができる。なお、前記調節操作つまみ6日の操
作時には、第6図に鎖線で示すように作動片94の上方
の爪部92と凸部91との係合によシ送り量標示記号O
よりも反時計方向側への調節操作つまみ68の回動が規
制されるため、その調節操作つまみ68を誤って第1の
操作領域70に設定するおそれはない。
又、第5.6図に示すように狭い第1の幅の送り歯用開
口85が送り歯14と対応する状態に針板5を装着した
場合には、針板5下面の作動ビン9乙の作用によp回動
レバー97、連杆98、中間レバー99及び連杆100
を介して作動片94が第6図の鎖線位置から実線位置に
回動されて、下方の爪部93が係止部90の端縁に係合
する。
それにより調節操作つまみ68の時計方向への回動操゛
作が規制されるため、その調節操作つまみ68を誤って
第2の操作領域71に設定するおそれはなく、第1の操
作領域70中の任意位置に設定して、前述したように通
常模様を形成することができる。従って、狭い第1の幅
の送υ歯用開口85が送り歯14と対応した状態でその
送り歯14が横方向に送り運動されて、送り歯用開口8
5の開口周側縁に衝突するおそれは全くない。
さらに、調節操作つまみ68が第2の操作領域71に設
定された状態で、第2の幅の送り歯用開口86から第1
の幅の送p歯用開口85に変更するために針板5の取付
状態を転換した場合には、前記作動片94の下方の爪部
96が係止部90の周面に係合して、その作動片94の
回動が途中で制限されるため、針板5をベッド4上の所
定位置に正しく装着することができず、操作の誤りを容
易に知ることができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば第1及び第2の幅の送り歯用開口を2枚の針仮
にaf3Uに形成して、その針板を着脱交換して使用す
るように構成しだシ、針板の1箇所に形成された送シ歯
用開口の幅を開口量調節仮等により変更するように構成
したシする等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で任
意に変更して具体化することもできる。
発明の効果 以上詳述したようにこの発明は、通常模様及び横送り模
様の形成に際し、針板の送り歯用開口の横方向幅をそれ
らの模様の形成に適する幅に変更して、模様形成を円滑
に行うことができるとともに、特に送り歯用開口の幅を
通常模様の形成に適する狭い幅に変更した状態で、誤っ
て横送シ模様の形成が行われ、送り歯がその送り歯用開
口の周側線に衝突するおそれを確実に防止することがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
M1図はこの発明を具体化したミシンを縦断して正面側
から見た部分断面図、第2図は同じくベッド部を横断し
て平面側から見た部分拡大断面図、第3図は同様に縦断
して背面側から見た部分断面図、第4図は同様に横断し
て底面側から見た部分断面図、第5図はベッド部の要部
破断平面図、第6図は特に調節操作つまみの操作制限装
置を示すミシンの部分縦断面図である。 ミシンフレーム1、ベッド4. 針板5、送H114、
四運動送り機構61、横送り機構62、水平送り調節器
52、横送、!lll調節器58、調節操作体としての
調節操作つまみ68、第1の操作領域70、第2の操作
領域71、送シ歯用囲口85゜86、操作制限装置89
゜ 特許出願人 ブラザー工業株式会社 代 理 人 弁理士 恩 1)博 宣

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縫針の上下往復連動に調時して送シ歯(14)を上
    下方向及び水平方向に運動させるために設けられ、その
    水平方向の送り運動を制御する水平送シ調節器(52)
    を有する四運動送り機構(61)と、縫針の上下往復運
    動に調時して送シ歯(14)を前記水平方向と直交する
    横方向に運動させるために設けられ、その横方向の送シ
    運動を制御する横送り調節器(58)を有する横送り機
    4%(32)とを備え、前記四運動送シ機構(31)の
    みの作動により通常模様を形成するとともに、前記横送
    シ機構(62)の作動及び前記四運動送シ機構(61)
    の作動の中の少なくとも上下送りを付与する作動によシ
    横送り模様を形成するミシンにおいて、 前記送シ歯(14)の出没を許容するための送シ歯用開
    口(85,86)が形成され、その開口(85,86)
    のW1記横方向の幅を01丁記通常模様の形成に適する
    第1の幅と前記横送多模様の形成に適する第2の幅との
    いずれか一方に変更し得るように構成された針板(5)
    と、 前記水平送シ調節器(52)の調節状態のみを変化させ
    る第1の操作領域(70)と、その第1の操作領域(7
    0)に連続して設けられ、前記両送1j節器(52,5
    8)中の少なくとも横送シ調節器(58)の調節状態を
    変化させる第2の操作領域(71)とを有し、その両操
    作領域(70゜71)にわたって操作位置を変化させ得
    る調節操作体(68)と、 前記送シ歯用−口(85,86)の幅が前記第2の幅か
    ら第1の幅へ変更された時に作動し、前記調節操作体(
    68)の操作領域を前記第1の操作領域(70)に制限
    する操作制限装置(89)と を含む横送り可能なミシン。 2 前記操作制限装置(89)は、前記第1の操作領域
    (70)と第2の操作領域(71)との境赤位置に対応
    する前記調節操作体(68ン上の位置に設けられだ係止
    部(90)と、その係止部(90)に対して係合離脱可
    能な作動片(94)と、Q1+記送シ歯用開口(85,
    86)の幅の第2の幅から第1の幅への変更に連動して
    前記作動片(94:)を係止部(90)と保合可能な位
    置に変位させる部材(96等)とを含む特許請求の範囲
    第1項に記載の横送シ可能なミシン。
JP19131883A 1983-10-13 1983-10-13 横送り可能なミシン Pending JPS6083693A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363488A (ja) * 1986-08-29 1988-03-19 ユニオン・スペシヤル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 縫製ミシン用の調整自在な送り方向を有する生地送り機構
US6589098B2 (en) 1999-08-06 2003-07-08 Mattel, Inc. Toy vehicle with pivotally mounted side wheels

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363488A (ja) * 1986-08-29 1988-03-19 ユニオン・スペシヤル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 縫製ミシン用の調整自在な送り方向を有する生地送り機構
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