JPH0135722Y2 - - Google Patents

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JPH0135722Y2
JPH0135722Y2 JP823585U JP823585U JPH0135722Y2 JP H0135722 Y2 JPH0135722 Y2 JP H0135722Y2 JP 823585 U JP823585 U JP 823585U JP 823585 U JP823585 U JP 823585U JP H0135722 Y2 JPH0135722 Y2 JP H0135722Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はマイクロコンピユータ(以下マイコ
ンと称する)に記憶された縫模様信号によりステ
ツピングモータを制御してジグザグ模様を縫製す
る自動模様縫ミシンに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の電子制御ミシンは例えば実公昭59−
11726号公報に記載されているように、マイコン
に記憶された縫模様信号をミシン主軸(上軸)の
回転を検出するセンサからの信号に同期して逐次
入力し、それぞれ針棒振巾および布送り量を制御
するロータリアクチユエータあるいはリニアモー
タのような電磁アクチユエータを作動させるもの
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来の電子制御ミシンでは駆動源が
電磁アクチユエータであるから、アクチユエータ
の作動結果をポテンシヨメータで検出して、閉ル
ープでアクチユエータをサーボ制御しなければな
らないので回路構成が複雑になるという問題があ
る。
〔問題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は針
棒支持枠に連結した2叉リンクの2叉部を、マイ
クロコンピユータに記憶された縫模様信号として
のパルス信号により制御される、ステツピングモ
ータで駆動される偏心軸に取付けた摺動体に係合
させ、前記2叉リンクの一部に設けた摺動子を傾
斜角度変更自在のジグザグ発生器のガイド溝に係
合させ、この摺動子の両側を弾性係数の異なるバ
ネにより支持させるとともに、前記針棒支持枠の
両側も弾性係数の異なるバネにより支持したもの
である。
〔作用〕
この考案は上記の構成であるから、マイコンか
ら発せられた縫模様信号としてのパルス信号に比
例した回転角度だけパルスモータが正逆回転し、
これにより偏心軸に取付けた摺動体が縫模様信号
に比例した角度だけ円弧運動する。
従つて摺動体が係合している2叉リンクが針棒
支持枠との連結点を支点として上下に揺動する。
この2叉リンクの一部には摺動子が設けられ、
この摺動子が傾斜角度変更自在のジグザグ発生器
のガイド溝に係合しているから、上記のように2
叉リンクが揺動したとき、ジグザグ発生器が2叉
リンクに対して傾斜していれば、摺動子が、傾斜
したガイド溝に沿つて移動するので2叉リンクは
上下に揺動しながら針棒支持枠の方向にも進退し
て、この針棒支持枠を揺動させ、ジグザグ模様を
発生させる。
〔実施例〕
第1図、第2図において、1はミシンアームで
あり、その左内方に針棒支持枠2を設け、その上
端を軸3によつてミシンアーム1に揺動自在に取
付ける。この支持枠2の下端両側に突部4,5を
設け、この突部4,5をアーム1内に固定した弾
性係数の異なる板バネ等のバネ6,7により支持
させる。上記の支持枠2には公知の機構により駆
動される針棒8を取付ける。
10は2叉リンクであつて、その左端は軸11
により前記針棒支持枠2に回動自在に連結してあ
る。
12はジグザグ発生器で、その前部中央の軸1
3をアーム1の前壁に回動自在に取付け、その前
端にノズ14を設けて発生器12を自在に傾斜さ
せるようにし、かつ適宜のバネ等によつて妄りに
動かないようにする。
ジグザグ発生器12の裏面にはガイド溝15を
設け、このガイド溝15には、第2図、第3図の
ように前記2叉リンク10の前側に軸16によつ
て回動自在に取付けた角形の摺動子17を摺動自
在にはめ込む。
また、この摺動子17はガイド溝15内に設け
た弾性係数の異なるコイルバネのような上下のバ
ネ18,19により支持される。21はアーム1
の後側右寄りにブラケツト22を介して固定した
ステツピングモータである。23は前記ステツピ
ングモータ21により駆動される回転軸で、アー
ム1の前後の軸受により回動自在に支承されてい
るが、この回転軸23の中間部を屈曲して偏心軸
24とする。
上記偏心軸24には角形の偏心摺動体25を回
動自在に取付け、この摺動体25を前記2叉リン
ク10の右端の2叉部26に摺動自在に係合させ
る。この摺動子25の上下の前後には鍔27を設
けて、摺動体25と2叉部26の離脱を防止して
いる。
30は回転軸23に固定したスリツト板で、第
4図のようにスリツト31と切欠32を有してい
る。このスリツト板30は光電式等のセンサ3
3,34によりスリツト31および切欠32の位
置を検出するもので、スリツト31は原点の検出
用、切欠32は回転角の限定用であり、これによ
り針棒8の原点を修正する。
第1図の35はミシンの下軸である。この下軸
35は公知のように、上軸(図示省略)にタイミ
ングベルトなどで連動回転するもので、この下軸
35にもスリツト板36を固定する。このスリツ
ト板36には第5図のように切欠37を設け、こ
のスリツト板36を検出する光電式等のセンサ3
8,39をミシンヘツド40に固定したブラケツ
ト41に固定する。このセンサ39,39は針棒
8の移動開始時点を検出するもので、針棒8が上
限にあるときステツピングモータ21に起動信号
を発する。
つぎに、作用を説明すれば、図示省略してある
上軸駆動用モータによりミシン上軸を駆動する
と、針棒8が昇降し、下軸35も回転して図示省
略してある釜機構等が作動する。
上記の運転状態において、ステツピングモータ
21が停止していれば、偏心軸24は動かないか
ら、2叉リンク10も停止したおり、従つて針棒
支持枠2も動かないから、ミシンは直線縫とな
る。
しかし、図示省略してある操作盤の模様選択ス
イツチの所望の模様に該当するものをONする
と、マイコンからの縫模様信号としてのパルス信
号がステツピングモータ21に入力され、回転軸
23が入力パルスの数に比例した角度だけ正方向
または逆方向に回転する。
また、この入力パルスは下軸35とともに回転
するスリツト板36を検出しているセンサ39,
38からの信号に同期して発せられるので、針棒
8が上昇し、ミシン針が布上に抜けているときに
のみ回転軸23が回転する。
上記のように針棒8が上昇位置にあり、ステツ
ピングモータ21が回動して摺動体25が上また
は下に円弧運動すると、2叉ロツド10が第1
図、第3図の位置より上または下に傾斜するが、
このとき、ロツド10に設けた摺動子17が傾斜
状のジグザグ発生器12のガイド溝15に沿つて
上または下に移動するもので、摺動子17が上ま
たは下に移動するとともに右または左に移動す
る。
従つてジグザグ発生器12が2叉ロツド10に
対して傾斜していれば、ステツピングモータ21
の正逆回転に伴ない、2叉ロツド2が右または左
に移動して針棒支持枠2を揺動させ、ジグザグ縫
を行なうから、ステツピングモータ21をマイコ
ンに記憶させてある縫模様信号(パルス信号)に
より制御すれば所望の縫模様が得られる。
〔効果〕
この考案は上記のようにマイコンによるステツ
ピングモータの制御により縫模様を縫成するもの
であるから、ロータリソレノイドによる制御のよ
うなフイードバツク制御が不用となり、回路が簡
単となる。この考案はステツピングモータを正方
向、負方向に高速回転させてジグザグ縫模様を縫
製するものであるが、この考案ではステツピング
モータによる円運動を、そのまま偏心摺動体の運
動とし、この偏心摺動体の円弧運動を2叉ロツド
の上下揺動とし、この2叉ロツドの運動をジグザ
グ発生器のガイド溝内における摺動子の摺動運動
により針棒支持枠の揺動運動に変換するものであ
るから、各部の正逆運動により生ずる衝撃を各々
のスライド面により減少させることができる。
また、針棒等の慣性の影響を多分に受けるが、
この考案では針棒支持枠の両側がジグザグ発生器
のガイド溝にはめた摺動子の上下を弾性係数の異
つたバネにより支持することによつて、慣性の影
響を除去することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動模様縫ミシンの一部縦
断正面図、第2図は同上要部の一部を横断して拡
大した平面図、第3図はジグザグ発生器附近の拡
大正面図、第4図、第5図は各センサ部の拡大図
である。 1……ミシンアーム、2……針棒支持枠、6,
7,18,19……バネ、10……2叉リンク、
12……ジグザグ発生器、15……ガイド溝、1
7……摺動子、24……偏心軸、25……摺動
体、26……2叉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 針棒支持枠に連結した2叉リンクの2叉部を、
    マイクロコンピユータに記憶された縫模様信号と
    してのパルス信号により制御される、ステツピン
    グモータで駆動される偏心軸に取付けた摺動体に
    係合させ、前記2叉リンクの一部に設けた摺動子
    を傾斜角度変更自在のジグザグ発生器のガイド溝
    に係合させ、この摺動子の両側を弾性係数の異な
    るバネにより支持させるとともに、前記針棒支持
    枠の両側も弾性係数の異なるバネにより支持した
    ことを特徴とする自動模様縫ミシン。
JP823585U 1985-01-22 1985-01-22 Expired JPH0135722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP823585U JPH0135722Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP823585U JPH0135722Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61124287U JPS61124287U (ja) 1986-08-05
JPH0135722Y2 true JPH0135722Y2 (ja) 1989-10-31

Family

ID=30487334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP823585U Expired JPH0135722Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

Country Status (1)

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JP (1) JPH0135722Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS61124287U (ja) 1986-08-05

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