JPS6214272Y2 - - Google Patents

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JPS6214272Y2
JPS6214272Y2 JP7253986U JP7253986U JPS6214272Y2 JP S6214272 Y2 JPS6214272 Y2 JP S6214272Y2 JP 7253986 U JP7253986 U JP 7253986U JP 7253986 U JP7253986 U JP 7253986U JP S6214272 Y2 JPS6214272 Y2 JP S6214272Y2
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JP
Japan
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separator
cone
stopper
break
washer
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JP7253986U
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JPS61203948U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は折取式セパレータを使用した打放し用
のコンクリート型枠締結装置に関するものであ
る。
この種コンクリート型枠締結装置としては、従
来、特公昭57−8950号公報のものが知られてい
る。
しかし、この従来装置における折取式のセパレ
ータは、そのセパレータの折取りをするための小
径の溝がコーン(型枠受片)の内端を受け止める
ストツパの内側に隣接して形成されているので、
セパレータの折取り個所が、コーンを取除いてで
きた凹窪部の最奥部となるため、この凹窪部に詰
める跡埋モルタルは、コンクリートイとモルタル
ロとの附着力のみで結合されるだけであり、した
がつて、跡埋モルタルの剥離脱落が生じ易い。故
に、通常はこれら両者の結合力を強化するため特
殊な接着剤が使用されており、高価になるととも
に作業性が悪く、外観もよくないという欠点があ
つた。
本考案は、前記従来の欠点を解消するために提
案されたもので、セパレータの折取り箇所をコー
ンを取除いた後の空所内に突出した位置となるよ
うにして、跡埋モルタルの物理的な結合力を強化
して、その剥離脱落を防止するとともに、セパレ
ータ折取部からの錆の発生をも防ぐことができ
る、コンクリート型枠締結装置を提供せんとする
ものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
本考案装置は、セパレータ1及びコーン7より
なる。
第1図、第2図は本考案装置に用いるセパレー
タの要部の側面を示したもので、セパレータ1は
その両端部(図は一端部側を示す)に外径ネジ部
3を螺設したネジ部3が形成され、このネジ部3
から所要長さ内方寄りには、後述するコーン7を
係止するためのストツパ2が形成されている。こ
のストツパ2は、通常ネジ部3より大径となる鍔
状のものに形成するが、突起物を設けるようにし
てもよい。また、ストツパ2の内方にはストツパ
2に隣接して小径とした折取溝5を設けるととも
に、折取溝5より内方部位には折取溝5に隣接し
て所要の長さにわたり凹凸体4を形成する。この
凹凸体4は第1図に示したようにネジ状のもので
もよく、また第2図に示したように環状の溝4′
として形成してもよい。
コーン7は第3図に示したように、合成樹脂製
で一端部を太く他端部を細くした截頭円錐形の筒
状体としたケース10を形成し、その一端部の端
面より少し他端寄りの内部には、セパレータ1の
ネジ部3の径より大きくて、ストツパ2の径より
小さく形成した通孔6aを有する座金6が嵌装さ
れており、また、この座金6より一端部の端面寄
りにはケース10の径内方に向けて舌片11が突
設されている。そして、ケース10内にはその他
端部から合成樹脂製の内筒8が挿嵌され、座金6
をケース10内に定着させるようにしており、こ
の内筒8の座金6と当接しない方の他端部には、
セパレータ1の凹凸体4の外周に密接するように
形成したシール12が設けられている。
前記の舌片11は、コーンを嵌装した場合に、
セパレータ1に圧接し抵抗体となつて、セパレー
タ1から容易に離脱させないという作用をなす。
また、前記のシール12は、コンクリートイを打
設した際に、そのコンクリートイがコーン7内に
流入するのを防止する役目を果たすものである。
なお、図示のように、シール12に添わせてゴム
等のリング18を嵌着させるようにすれば、コン
クリートイの流入防止には一層効果的である。
次に、前記のように構成した本考案装置は、第
3図に示したように、セパレータ1をコーン7の
小径である他端部から挿入して、座金6がストツ
パ2に受止められるように嵌装して使用する。そ
して、コーン7より突出しているセパレータ1の
ネジ部3を型枠板9の通孔19に貫通させて型枠
板9と係合し、型枠板9から突出したネジ部3に
型枠取付ボルト13を螺合させ、バタ材14,1
4、バタ止具15を介装して止ナツト16を締め
付けて型枠を構成するのである。そして、コンク
リートイの硬化後は、止ナツト16、バタ止具1
5、バタ材14,17、型枠取付ボルト13、型
枠板9を順次取外し、コーン7はコンクリートイ
中より引抜いて除去するともに、突出しているセ
パレータ1はその折取部5より折除するのであ
る。最後に、コーン7が除去された跡の空所内
は、第4図に示すように、モルタルロ或は樹脂等
を充填して閉塞するが、この充填されたモルタル
或は樹脂等は、先端部を折除されて空所内に突出
しているセパレータ1の凹凸体4によつて物理的
に結着力が強化され、その剥離、脱落が防止され
る。
以上説明したように本考案は、端部にネジ部を
形成し、その内方位置にコーンのストツパと折取
部と、さらにその内方位置に凹凸体を形成したセ
パレータに、座金を内蔵したコーンを嵌装させ、
コンクリート打設後、セパレータ先端部の折取り
とコーンの除去跡の空所内にモルタル等を充填さ
せるようにしたので、セパレータの折取箇所及び
凹凸体が、コーンを取除いた後の空所内に突出さ
れ、この空所内に充填した跡埋、モルタルの物理
的な結合力が著しく強化されて、その剥離、脱落
を防止することができるとともに、セパレータ折
取部からの錆の発生を防ぐことができる。また、
空所内の跡埋にはモルタルを単に充填するだけで
よいから、作業性がよく、外観を損うおそれもな
い。そして、コーンは構造が簡単で安価にできる
とともに、反復して使用できるから経済性におい
ても優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置におけるセパレータの要部
を示す側面図、第2図は同他の例を示す側面図、
第3図面本考案装置の使用状態を示す側断面図、
第4図はコーンを取除いた後の空所内にモルタル
を充填したところを示す側断面図である。 1……セパレータ、2……ストツパ、3……ネ
ジ部、4……凹凸体、5……折取溝、6……座
金、7……コーン、8……内筒、9……型枠板、
10……ケース、11……舌片、12……シー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部にネジ部を形成し、該ネジ部の内方位置に
    コーンのストツパと折取溝とを、さらにその内方
    位置に隣接して所要の長さにわたり凹凸体を形成
    したセパレータと、一端部を太く他端部を細くし
    た截頭円錐形の筒状のケース内の一端部に、セパ
    レータのネジ部3の径より大きく、かつストツパ
    の径より小さく形成した通孔を有する座金を嵌装
    し、ケース内に内筒を挿入して座金を定着したこ
    とを特徴とする、コンクリート型枠締結装置。
JP7253986U 1986-05-14 1986-05-14 Expired JPS6214272Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7253986U JPS6214272Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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JP7253986U JPS6214272Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61203948U JPS61203948U (ja) 1986-12-22
JPS6214272Y2 true JPS6214272Y2 (ja) 1987-04-11

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ID=30611039

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JP7253986U Expired JPS6214272Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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JP (1) JPS6214272Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3375503B2 (ja) * 1996-12-13 2003-02-10 株式会社大林組 躯体コンクリート表面の湿式仕上げ方法

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Publication number Publication date
JPS61203948U (ja) 1986-12-22

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