JPS62142417A - 論理回路 - Google Patents

論理回路

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JPS62142417A
JPS62142417A JP60284012A JP28401285A JPS62142417A JP S62142417 A JPS62142417 A JP S62142417A JP 60284012 A JP60284012 A JP 60284012A JP 28401285 A JP28401285 A JP 28401285A JP S62142417 A JPS62142417 A JP S62142417A
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00346Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
    • H03K19/00361Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明はMOSトランジスタを使用した論理回路に係
り、特に集積回路の出力段の出力バッファとして使用さ
れる論理回路に関する。
[発明の技術的背景] 半導体集積回路の出力段に使用される出力バッフ7回路
として、従来では第12図に示すようなCMOSインバ
ータが良く知られている。周知のようにこのCMOSイ
ンバータは高電位側の電源vDDと出力端子40との間
にPチャネルのMOSトランジスタ41を、出力端子4
0と基準電位となる低電位側の電源Vssとの間にNチ
ャネルのMOSトランジスタ42をそれぞれ挿入し、両
トランジスタ41.42のゲートを接続し、ここに駆動
信号INを供給するようにしたものである。
[背景技術の問題点] ところで、近年、集積回路を初めとする半導体装置はそ
の製造技術の向上により高速動作が可能になり、これに
伴い出力信号の高速化も当然のことながら要求されるよ
うになってきた。ここで上記第12図の出力バッファを
使用した回路の動作を考える。出力信号の高速化とは例
えば5Vにな5一 つでいた出力信@0LJTを急速にOvに、あるいはこ
れと反対に0■になっていた出力信号を急速に5■に設
定することを意味する。このように出力信号OUTの電
位を急速に変化させるためには、トランジスタ41と4
2のチャネル幅などを大きくすることによりそれぞれの
出力インピーダンスを十分に下げ、出力端子40に接続
されている外部負荷を等価的に示した第12図中のキャ
パシタ43の充、放電を高速に行なう必要がある。
ところで、電源■DD及び基準の電IIVssを供給す
る配線には自己インダクタンスが存在している。第12
図中の44及び45はこの自己インダクタンス成分を等
価的に示したものである。上記トランジスタ41及び4
2の出力インピーダンスの主成分は抵抗であり、高速化
のためこれらトランジスタの出力インピーダンスを低下
させると、相対的に上記自己インダクタンス成分44.
45が大きくなってくる。すると、出力信号0LITを
高電位から低電位に変化させるとき、外部電源の基準電
位点46からみてトランジスタ42が接続されている内
部のVss用配線の所定の回路点47に大きなノイズが
発生する。第13図は駆動信号INをOvから5vに上
昇させたときの、出力端子40の出力信号OUT及びV
ss用配線の上記回路点47における信号VGNDそれ
ぞれの波形を示したものである。
ところで、上記内部のVss用配線は同一集積回路内の
他の信号線、例えば入力信号線やクロック信号線に対す
る基準電位配線として共通に使用されている。このため
、Vse用配線に上記のようなノイズが発生すると、上
記入力信号線やクロツタ信号線上の信号のレベルが誤っ
て認識され、集積回路が誤動作を引き起こす原因となる
近年、集積回路、特にLSIでは高機能化のためにバス
の本数が増加する傾向にある。このため、基準電位配線
を共有し、同時にスイッチングする信号線の本数が増加
する。これにより、前記した出力インピーダンスの抵抗
成分が減少するため、基準電位配線に発生するノイズは
これに比例して増加する傾向にある。そしてこのことが
現在のLSIを設計する上での一つのネックとなってい
る。このような問題点を解決する一つの対策として、信
号線毎に出力タイミングを調整するという手法が考えら
れるが、データのピット毎に出力タイミングが異なるの
はあまり好ましくない。さらにまた、基準電位配線の数
を増加させることにより上記インダクタンス成分44.
45を減少させることも考えられるが、この方法では集
積回路の外部ピン数が増加するために望ましくない。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的は集積回路化する際に外部ピン数を増加
させることなしに、基準電位に発生するノイズのレベル
を大幅に減少させることができる論理回路を提供するこ
とにある。
[発明の概要] 上記目的を達成するため、この発明にあっては、基準電
位に発生するノイズは基準電位配線に存在するインダク
タンス成分とここに流れる電流の変化分の積に比例して
いることに着目し、このインダクタンス成分に流れる電
流の変化分を小さくすることによってノイズの発生を抑
制するようにしたものである。すなわち、入力信号に応
じた論理信号を出力端子から出力する第1の出力回路を
設け、上記入力信号を信号遅延手段によって所定期間遅
延し、第2の出力回路の出力端子を上記第1の出力回路
の出力端子に接続し、上記入力信号と上記信号遅延手段
の遅延出力信号の値が異なるときには第2の出力回路の
出力状態を高インピーダンス状態に設定し、等しいとき
には上記入力信号に応じた論理信号を出力端子から出力
させるようにしている。これにより、入力信号のレベル
が変化した後の所定期間では第2の出力回路の出力イン
ピーダンスが高インピーダンスとなり、この期間では第
1の出力回路の出力信号のみで、すなわち小さな電流で
負荷回路を駆動するようにしている。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第3図はこの発明の論理回路に使用される出力−〇− 回路の構成を示す回路図である。この出力回路は、^電
位側の電源VDDと出力端子10との間に2個のPチャ
ネルのMOSトランジスタ11及び12を直列に挿入し
、かつ出力端子10と低電位側の基準の電111Vss
との間に2個のNチャネルのMOSトランジスタ13及
び14を直列に挿入し、一方のPチャネルMOSトラン
ジスタ12と一方のNチャネルMOSトランジスタ13
のゲートを接続してここに入力信@Xを供給し、他方の
PチャネルMOSトランジスタ11と他方のNチャネル
MO8トランジスタ14のゲートを接続してここに入力
信号Yを供給するようにしたものである。
第4図は上記第3図回路の入力信号X、Yと出力信号O
UTの真理値状態をまとめて示す図である。ここで例え
ば、入力信号X、Yが共に“0″レベルにされていると
き、2個のPチャネルMOSトランジスタ11及び12
が共にオン状態になり、2個のNチャネルMOSトラン
ジスタ13及び14が共にオフ状態になるために、出力
信号0LITは“1”レベルになる。
入力信号X1Yが共に“1″レベルにされているときに
は上記の場合とは反対に、2個のNチャネルMOSトラ
ンジスタ13及び14が共にオン状態になり、2個のP
チャネルMOSトランジスタ11及び12が共にオフ状
態になるために、出力信号OUTは“0”レベルになる
入力信号Xが゛′1″レベルでYが6゛0”レベルにさ
れているとき、もしくはXが“0″レベルでYが“1”
レベルにされているときは、それぞれ2個のPチャネル
及びNチャネルMOSトランジスタのいずれか片方ずつ
がオフ状態になるために、出力信号OUTは高インピー
ダンス状態(これを7で示す)になる。
すなわち、上記出力回路は、二つの入力信号×、Yの値
が等しいときにはその値の反対のレベルの信号を出力し
、信号X、Yの値が異なるときには出力状態が高インピ
ーダンス状態になる。
第5図は上記第3図の出力回路における一方の入力信号
Yを、他方の入力信号Xを遅延回路15により遅延して
形成するようにした出力回路の回路図である。ここで遅
延回路15は例えばインバータを偶数個、縦続接続して
構成されている。この出力回路では、第6図のタイミン
グチャートに示すように、入力信号Xと遅延された信号
Yとが等しい値のときに出力信号OUTは入力信号Xの
反対の論理レベルにされ、上記遅延回路15における信
号遅延期間内では入力信号Xと遅延された信号Yとが異
なる値となり、出力信号OUTは第6図中の破線で示す
ように高インピーダンス状態にされる。
従って、この出力回路では、入力信号Xが゛′O″レベ
ルから“1″レベルに、もしくは“1″レベルから゛O
″レベルに変化し、これから遅延回路15の信号遅延期
間が終了するまでの間ではvDDとVssとの間には電
流は流れない。
第1図は上記第5図に示すような構成の出力回路を使用
したこの発明の一実施例に係る論理回路の回路図である
。この実施例回路では上記第5図に示すような構成の出
力回路16、遅延回路15の他にPチャネルMOSトラ
ンジスタ17及びNチャネルMOSトランジスタ18か
らなるCMOSインバータ19が設けられる。上記CM
OSインバータ19の出力端子は上記出力回路16の出
力端子に共通に接続され、この共通接続点に集積回路と
しての出力端子10が設けられる。そして上記出力回路
16の前記入力信号Xに相当する信号として集積回路外
部に出力するための駆動信号INが供給され、上記CM
OSインバータ19にもこの信号INが供給される。
次に上記のような構成の回路の動作を第2図のタイミン
グチャートを用いて説明する。まず、駆動信号INが“
0″レベルにされているとき、CMOSインバータ19
ではPチャネルMOSトランジスタ17がオン状態にな
っているので、その出力信号0UTIは“1″レベルに
なっている。さらに遅延回路15の出力信号INDは゛
0″レベルになっており、出力回路16に対する二つの
入力信号は共に゛0″レベルになっているので、この出
力回路16の出力信号0UT2も゛1゛ルベルになって
いる。従って、このとき、集積回路の出力端子10から
は″゛1″1″レベルOUTが出力されている。なお、
CMOSインバータ19と出力回路16とは出力端子が
接続されており、それぞれの出力信号0UT1と0UT
2とは実際には同じものになるが、第2図では両出力端
子が接続されていない状態のときのものが示されている
次に、駆動信号INが゛1″レベルに反転する。
これに伴いCMOSインバータ19ではNチャネルMO
8トランジスタ18が直ちにオン状態になり、その出力
信号0UT1は″゛1″1″レベル0″レベルに反転す
る。他方、遅延回路15の出力信号INoはまだ゛0″
レベルのままであり、出力回路16に対する二つの入力
信号は一方(IN)が1111Tレベル、他方(遅延回
路15の出力信号INo)が“O″レベルなっているの
で、この出力回路16の出力信号0LJT2は第2図に
破線で示すように高インピーダンス状態になっている。
従って、このとき、集積回路の出力端子10からはCM
OSインバータ19からの゛O″レベル信号のみが出力
される。このときの電流供給能力はCMOSインバータ
19内のNチャネルMOSトランジスタ18のみのもの
であり、この値が比較的小さいために出力信号OUTは
なだらかに゛1″レベルから″′O″レベルに低下する
次に所定期間が経過し、遅延回路15の出力信号IND
が″1″レベルに反転すると、出力回路16に対する二
つの入力信号が共に゛1″ルベルになる。このため、そ
の後、出力回路16の出力信号0LIT2は゛0″レベ
ルになる。すなわち、このとき出力回路16内の直列接
続された2個のNチャネルMO8トランジスタ13及び
14もオン状態となり、出力端子10に対する電流供給
能力(放電能力)はCMOSインバータ19のみの場合
よりも大幅に増加する。このため、この後、出力信号0
LITは十分に“OITレベルに設定される。
次に、駆動信号INが“1″レベルから“0″レベルに
反転する。これに伴いCMOSインバータ19ではPチ
ャネルMO8l−ランジスタ17が直ちにオン状態にな
り、その出力信号0LIT1は゛°O″レベルから11
11+レベルに反転する。他方、遅延回路15の遅延信
号INoはまだ゛1″レベルのままであり、出力回路1
6に対する二つの入力信号は一方(IN)が゛0″レベ
ル、他方(遅延回路15の出力信号IND)が゛1″レ
ベルになっているので、出力回路16の出力信号0UT
2は再び高インピーダンス状態になる。従って、このと
き、集積回路の出力端子10から4−1 CM 08イ
ンバータ19からの“1″レベル信が出力される。この
ときの電流供給能力はCMOSインバータ19内のPチ
ャネルMOSトランジスタ17のみのものであり、この
値は比較的小さいために出力信号OUTはなだらかに1
101+レベルから゛′1″レベルに上昇する。
次に所定期間が経過し、遅延回路15の遅延信号INo
が゛0″レベルに反転すると、出力回路16に対する二
つの入力信号は共に゛0″レベルになるので、その後、
この出り回路16の出力信号0UT2は1119ルベル
になる。すなわち、このとき出力回路16内で直列接続
された2個のPチャネルMOSトランジスタ11及び1
2もオン状態となり、出力端子10に対する電流供給能
力(放電能力)はCMOSインバータ19のみの場合よ
りも大幅に増加する。このため、この後、出力信号OU
Tは十分に“1″レベルに設定される。
このように上記実施例回路では、駆動信号INのレベル
が変化し、vDD配線もしくはVss配線に大きな電流
が流れてノイズが発生し易い過渡期間にCMOSインバ
ータ19のみを動作させ、出力回路16の出力は高イン
ピーダンス状態にして、CMOSインバータ19により
比較的小さな電流を流して出力信号OUTのレベル設定
を行ない、上記過渡期間が経過した後は出力回路16も
動作させてCMOSインバータ19と出力回路16とで
出力信号OUTのレベル設定を行なうようにしたもので
ある。これにより、出力端子10の数を増加することな
しに、電源Vsaの配線に発生するノイズのレベルを大
幅に減少させることができる。このようにこの実施例回
路では、シンク電流能力などの静的な電流供給能力は維
持し、また適度なスイッチ速度を維持しつつ不必要に急
激な電流が流れることを避けることができるので、ノイ
ズの発生を大幅に減少させることができる。従来回路に
おいて10MToで外部に信号を出力する場合、8本に
つき1組のVDD配線とVss配線が必要であったもの
が、上記実施例回路によれば約30本につき1組のvD
D配線とVss配線を設けてもノイズの発生は大幅に抑
制することができた。
第7図ないし第9図はそれぞれ前記第1図に示す出力回
路の他の構成を示す回路図である。第7図の出力回路は
、高電位側の電?1iVooと出力端子20との間にP
チャネルのMOSトランジスタ21を、出力端子20と
低電位側の基準の電IVa sとの間にNチャネルのM
O8トランジスタ22をそれぞれ挿入し、入力信号X及
びYをオアゲート回路23に供給し、このオアゲート回
路23の出力信号を上記PチャネルMOSトランジスタ
21のゲートに供給し、入力信@X及びYをアンドゲー
ト回路24に供給し、このアンドゲート回路24の出力
信号を上記NチャネルMOSトランジスタ22のゲート
に供給するようにしたものである。この回路における入
出力信号の真理値状態は前記第4図のものと同様である
。例えば、入力信@X及びYが共に“1”レベルのとき
、オアゲート回路23とアンドゲート回路24の出力信
号が共に″1″レベルになり、PチャネルMOSトラン
ジスタ21がオフ状態に、NチャネルMO8トランジス
タ22がオン状態になる。この結果、出力信号0LIT
は゛0″レベルになる。
18図の出力回路は、高電位側の電alVooと出力端
子20との間にPチャネルのMoSトランジスタ21を
、出力端子20と低電位側の基準の電源Vssとの間に
NチャネルのMoSトランジスタ22をそれぞれ挿入し
、入力信号X及びYをナンドゲート回路25に供給し、
このナンドゲート回路25の出力信号を上記Pチャネル
Mosトランジスタ21のゲートに供給し、入力信号X
及びYをノアゲート回路26に供給し、このノアゲート
回路26の出力信号を上記NチャネルMO8トランジス
タ22のゲートに供給するようにしたものである。この
回路における入出力信号の真理値状態は前記第4図のも
のとは反対になる。すなわち、例えば、入力信号X及び
Yが共に゛1″レベルのとき、ナンドゲート回路25と
ノアゲート回路2Bの出力信号は共に゛O″レベルにな
り、PチャネルMOSトランジスタ21がオン状態に、
NチャネルMOSトランジスタ22がオフ状態になるの
で、このときの出力信号は第4図の場合とは反対に゛1
″レベルになる。また、入力信号X及びYが共に゛0″
レベルのとき、ナンドゲート回路25とノアゲート回路
26の出力信号は共に゛1″レベルになり、Pチャネル
MOSトランジスタ21がオフ状態に、NチャネルMO
Sトランジスタ22がオン状態になり、このときの出力
信号は110 $ルーベルになる。さらに、入力信号X
が“0″レベルで入力信号Yが゛1″レベルもしくは入
力信号Xが゛1″レベルで入力信号Yが“O″レベルと
き、ナンドゲート回路25の出力信号は゛1″レベル、
ノアゲート回路26の出力信号は110 IIレベルに
なり、PチャネルMOSトランジスタ21及びNチャネ
ルMOSトランジスタ22が共にオフ状態になる。従っ
て、このとき出力信号OUTは高インピーダンス状態に
なる。
第9図の出力回路は、高電位側の電源VDDと出力端子
20との間にNチャネルのMoSトランジスタ27を、
出力端子20と低電位側の基準の電源Vssとの間にも
NチャネルのMOSトランジスタ28をそれぞれ挿入し
、入力信号X及びYをノアゲート回路29に供給し、こ
のノアゲート回路29の出力信号を一方のNチャネルM
oSトランジスタ27のゲートに供給し、入力信号X及
びYをアンドゲート回路30に供給し、このアンドゲー
ト回路3゜の出力信号を他方のNチャネルMOSトラン
ジスタ28のゲートに供給するようにしたものである。
そしてこの回路における入出力信号の真理値状態は前記
第4図のものと同様になる。例えば、入力信号X及びY
が共に″1″レベルのとき、ノアゲート回路29の出力
信号は01ルベルに、アンドゲート回路30の出力信号
は“1″レベルになる。
これにより、一方のNチャネルMOSトランジスタ21
がオフ状態に、他方のNチャネルMOSトランジスタ2
8がオン状態になり、出力信号OUTは“0”レベルに
なる。
第10図はこの発明の他の実施例による論理回路の構成
を示す回路図である。この実施例回路は出力回路16と
して上記第8図に示すものを使用するようにしたもので
ある。この実施例回路では出力回路16の入出力信号が
同位相であり、CMOSインバータ19の入出力信号が
逆位相であり、駆動信号INに対する出力回路16とC
MOSインバータ19の出力信号レベルが異なるため、
CMOSインバータ19の入力側にインバータ31を設
け、このインバータ31により駆動信号INを反転して
CMOSインバータ19に供給するようにしている。
第11図はこの発明の応用例の構成を示す回路図である
。この応用例回路では上記第8図で示される出力回路を
16Aと16Bの二つ設け、前記駆動信号INの過渡期
間おいてこの二つの出力回路16A、16Bをそれぞれ
タイミングをずらせて順次動作を開始させるようにした
ものである。さらに、この回路全体を信号の出力機能の
みではなく信号の入力機能も持つような入出力バッファ
とするためにイネーブル信号ENで二つの出力回路16
A116B及びCMOSインバータ19の動作を制御す
るようにしたものである。すなわち、上記両出力回路1
6A、16Bの出力端子はCMOSインバータ19の出
力端子に共通に接続されている。さらにこの回路全体を
人出力バッファとするために、出力回路16A、163
内のナンドゲート回路25及びノアゲート回路26がそ
れぞれ3人力のものにa換えられ、さらにCMOSイン
バータ19のPチャネルMOSトランジスタ17のゲー
トに2人力のナンドゲート回路32が、NチャネルMO
Sトランジスタ18のゲートに2人力のノアゲート回路
33がそれぞれ設けられている。そして上記ナンドグー
1〜回路25.32にはイネーブル信号ENが並列に供
給され、ノアゲート回路26.33にはこのイネーブル
信号ENがインバータ34を介して並列に供給される。
また、二つの出力回路16A、16Bをタイミングをず
らせて順次動作させるために、駆動信号INを遅延する
2段の遅延回路15A、15Bが設けられ、初段の遅延
回路15Aの遅延信号が一方の出力回路16A内のナン
ドゲート回路25及びノアゲート回路26にそれぞれ供
給され、後段の遅延回路15Bの遅延信号が他方の出力
回路16B内のナンドゲート回路25及びノアゲート回
路26にそれぞれ供給されている。
この回路ではイネーブル信号ENが“′1″レベルにさ
れると、ナンドゲート回路25.32及びノアゲート回
路26.33がそれぞれ開いて、CMOSインバータ1
9、二つの出力回路16A、16Bが動作可能となり、
この回路は出力バッファとして動作する。他方、イネー
ブル信号ENが1101+レベルにされると、ナンドゲ
ート回路25.32及びノアゲート回路26.33がそ
れぞれ閉じ、全てのMOSトランジスタがオフ状態にな
る。このため、出力端子10が高インピーダンス状態に
なるので、出力端子10から信号を入力することが可能
となる。
また、前記第8図に示す回路を単独で使用し、入力信号
Yとして信号Xを適度に遅延したものを供給することに
より、信号Xの変化時に出力信号を常に一定時間高イン
ピーダンス状態にして、外部から入力される若干遅れた
信号とのタイミングの重なりによる衝突を避けることが
できる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、集積回路化する
際に外部ビン数を増加させることなしに、基準電位に発
生するノイズのレベルを大幅に減少させることができる
論理回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る論理回路の回路図、
第2図は上記実施回路のタイミングチャート、第3図は
上記実施例回路で使用される出力回路の回路図、第4図
は上記第3図回路の真理値状態をまとめて示す図、第5
図は上記第3図の出力回路と遅延回路とを組合わせて構
成した出力回路の回路図、第6図は第5図回路のタイミ
ングチャート、第7図ないし第9図はそれぞれ第1図の
出力回路の他の構成を示す回路図、第10図はこの発明
の他の実施例による論理回路の構成を示す回路図、第1
1図はこの発明の応用例の構成を示10、20・・・出
力端子、11.12.17.21・・・PチャネルMO
Sトランジスタ、13.14.18.22.27.28
・・・NチャネルMOSトランジスタ、15・・・遅延
回路、16・・・出力回路、19・・・CMOSインバ
ータ、23・・・オアゲート回路、24.30・・・ア
ンドゲート回路、25・・・ナンドゲート回路、26.
29・・・ノアゲート回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 −26= (× X>フ トー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号に応じた論理信号を出力端子から出力す
    る第1の出力回路と、 上記入力信号を所定期間遅延する信号遅延手段と、 出力端子が上記第1の出力回路の出力端子に接続され、
    上記入力信号と上記信号遅延手段の遅延出力信号の値が
    異なるときには出力状態が高インピーダンス状態となり
    、等しいときには上記入力信号に応じた論理信号を出力
    端子から出力する第2の出力回路とを具備したことを特
    徴とする論理回路。
  2. (2)前記第2の出力回路は、前記入力信号と前記信号
    遅延手段の遅延出力信号の値が等しいときにはその入力
    信号の反転論理信号を出力端子から出力するように構成
    されている特許請求の範囲第1項に記載の論理回路。
  3. (3)前記第2の出力回路は、電源の一方と出力端子と
    の間に直列に挿入され、ゲートに前記入力信号と前記信
    号遅延手段の遅延出力信号がそれぞれ供給される第1極
    性の2個のMOSトランジスタと、 電源の他方と出力端子との間に直列に挿入され、ゲート
    に前記入力信号と前記信号遅延手段の遅延出力信号がそ
    れぞれ供給される第2極性の2個のMOSトランジスタ
    とで構成されている特許請求の範囲第1項に記載の論理
    回路。
  4. (4)前記第2の出力回路は、電源の一方と出力端子と
    の間に挿入された第1極性の第1MOSトランジスタと
    、 電源の他方と出力端子との間に挿入された第2極性の第
    2MOSトランジスタと、 前記入力信号及び前記信号遅延手段の遅延出力信号が供
    給され、その出力信号が上記第1MOSトランジスタの
    ゲートに供給されるノアゲート回路と、 前記入力信号及び前記信号遅延手段の遅延出力信号が供
    給され、その出力信号が上記第2MOSトランジスタの
    ゲートに供給されるアンドゲート回路とで構成されてい
    る特許請求の範囲第1項に記載の論理回路。
  5. (5)前記第2の出力回路は、電源の一方と出力端子と
    の間に挿入された第1極性の第1MOSトランジスタと
    、 電源の他方と出力端子との間に挿入された第2極性の第
    2MOSトランジスタと、 前記入力信号及び前記信号遅延手段の遅延出力信号が供
    給され、その出力信号が上記第1MOSトランジスタの
    ゲートに供給されるナンドゲート回路と、 前記入力信号及び前記信号遅延手段の遅延出力信号が供
    給され、その出力信号が上記第2MOSトランジスタの
    ゲートに供給されるノアゲート回路とで構成されている
    特許請求の範囲第1項に記載の論理回路。
  6. (6)前記第2の出力回路は、電源の一方と出力端子と
    の間及び電源の他方と出力端子との間にそれぞれ挿入さ
    れた同一極性の第1及び第2MOSトランジスタと、 前記入力信号及び前記信号遅延手段の遅延出力信号が供
    給され、出力信号が上記第1MOSトランジスタのゲー
    トに供給されるノアゲート回路と、前記入力信号及び前
    記信号遅延手段の遅延出力信号が供給され、出力信号が
    上記第2MOSトランジスタのゲートに供給されるアン
    ドゲート回路とで構成されている特許請求の範囲第1項
    に記載の論理回路。
  7. (7)前記第1の出力回路は、電源の一方と出力端子と
    の間に挿入された第1極性の第1MOSトランジスタと
    、 電源の他方と出力端子との間に挿入されゲートが上記第
    1MOSトランジスタと共通に接続された第2極性の第
    2MOSトランジスタとで構成されている特許請求の範
    囲第1項に記載の論理回路。
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