JPS62132441A - 車両用緊急警報放送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、車両用緊急警報放送受信装置、すなわち、地
震その伯の災害に関する緊急情報がＶ４急警報放送シス
テムに基づき放送局から送信されたとき、これを受信す
ることのできる緊急警報放送受信機を備えた車両用の緊
急警報放送受信装置に関するものである。

（従来の技術） 緊急時、災害に関する情報をラジオ、テレビ等を通じて
放送する緊急警報放送システムの実施がり゛でに開始さ
れており、この放送システムにより大規模地震の警戒宣
言の発令、津波警報の発令、その伯災害対策基本法によ
る緊急警報の放送がなされる。この緊急警報放送は、放
送を予告する警報音（開始信号）を発したのち緊急情報
を放送し、その後放送が終了したことを知らせる警報音
（終了信号）を発することによって行われるものである
。

上記緊急放送システムに対応して、緊急時に送信される
放送局からの緊急警報放送を受信する側の緊急警報放送
受信装置は、その一般的な構成として第２図に示すよう
なものが使用されることが考えられる。すなわち、緊急
警報放送をいつでも受信できるようにするためアンテナ
１に接続され常時給電状態とされた待受部２と、該待受
部２に接続されたアンプ３および電源コントロール回路
４とからなる緊急警報放送受信機５が、電源スイッチ６
により入切自在とされ、該受信機５のアンプ３にスピー
カ７か接続されてなるものである。

上記待受部２は、教送局から所定周波数にて送信された
緊急警報放送を受信する同調回路および検波回路８と、
該検波出力に基づいて受信信号が緊急警報放送であるか
否かを判定する緊急警報放送判定回路９およびこの判定
結果が入力される制御部１０とからなり、緊急警報放送
判定回路９か前記アンプ３に接続され、制御部１０が前
記電源コントロール回路４に接続されている。この電源
コントロール回路４は電源１１に接続されている。

このような緊急警報放送受信装置にあっては、緊急警報
放送受信機５が緊急警報放送の送信周波数にセットされ
た状態で必って、かつ受信機の電源スイッチ６が入って
いる場合には勿論のこと、上記状態にて電源スイッチ６
が切れている場合であっても、待受部２が常時給電状態
となっているため、アンテナ入力に対して同調、検波お
よび判定がつねに行われており、これにより、いつ緊急
警報放送が送信されても確実にこれを受信してそれが緊
急警報放送であることを識別できるようになっている。

そして緊急警報放送であると識別した場合には、上記緊
急警報放送判定回路９からの入力信号により制御部１０
が電源コントロール回路４に指令を発し、該電源コント
ロール回路４の動作により、受信機５の電源スイッチ６
の大切にかかわりなく、受信機５に給電がなされ、これ
により緊急警報放送信号を緊急警報放送判定回路９から
アンプ３を峰てスピーカ７に入力して音声信号を得るよ
うになっている。

なお、緊急警報放送受信ｖｃ置には、特開昭６０−４２
９４１号に開示されているように、緊急警報放送を受信
したとき表示器を点滅させて視覚に訴えるようにしたも
のもある。

ところで上記のような緊急警報放送システムは、ラジオ
、テレビを通じて屋内にいる人にのみ緊急情報を伝達す
るだけでは十分ではなく、屋外にいる人、特に車両を運
転するドライバに対して緊急情報を伝達し、いも早くこ
れに対応した措置をとり得るよう（してこそ初めて緊急
警報放送システムの実効を期し１ｑるｂのである。した
がって車両にも、緊急警報放送を受信することのできる
緊急警報放送受信機を備えた緊急警報放送受信装置を設
けることが望まれる。

車両に緊急警報放送受信装置を設ける場合、該受信装置
の緊急警報放送受信機の電源を切った状態でドライバ等
が車内に滞留すること（例えば仮眠をとるため）が少な
からずあることを考慮すると、このようなとぎにも緊急
警報放送があればこれをドライバ等に伝達できるよう（
することが必要である。

しかしながら、緊急警報放送受信機の受信周波数が緊急
警報放送の送信周波数と同一周波数にセットされた状態
で電源スイッチが遮断されたときには上述したように待
受部により緊急警報放送を受信することが可能であるが
、受信周波数が緊急警報放送の送信周波数と一致してい
ない場合には待受部を常時給電状態としていても緊急Ｎ
報放送を受信することができない。

（発明の目的） 本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって
、緊急警報放送受信機の電源を切る前に選局していた受
信周波数が緊急警報放送の送信周波数と異なっている場
合であっても、該受信機の電源を切った俊に緊急警報放
送があれば、いつでもこれを受信することのできる車両
用緊急警報放送受信装置を提供することを目的とするも
のである。

（発明の構成） 本発明による車両用緊急警報放送受信装置は、緊急警報
放送受信機の電源を切ったとき、該受信機の受信周波数
が、予め記憶部に記憶されている緊急警報放送の送信周
波数と同一周波数に自動的に切り換わるようにしたもの
である。すなわち、緊急警報放送を受信可能な受信機を
有する車両用緊急警報放送受信装置であって、緊急警報
放送の送信周波数を記憶する記憶手段と、前記受信機の
Ｎ源スイッチを遮断したとき、該遮断動作に連動して、
該受信機の受信周波数を、前記記憶手段に記憶された緊
急警報放送の送信周波数と同一周波数に切り換える切換
手段とを備えたことを特徴とするものである。

（実　鴫　例） 以下添付図面を参照して本発明の一実施例について詳述
する。

第１図は、本実施例による車両用緊急警報放送受信装置
の構成を示す回路図であるユなお、第２図と同一部分に
は同一の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。

緊急警報放送受信機５の待受部２には、同調・検波回路
８の高周波増幅回路１２および受信機５の電源スイッチ
６に接続された制御部１３と、該制御部１３に接続され
た記憶部１４とが設けられている。

記憶部１４は任意の周波数を記憶することができるよう
になっていて、受信Ｉ１５の電源スイッチ６が遮断され
ると該遮断動作に連動して制御部１３が動作し、高周波
増幅回路１２の受信周波数を、記憶部１４に記憶された
周波数にセットするようになっている。したがって、記
憶部１４に緊急警報放送の送信周波数と同一の周波数を
記憶させておけば、受信機５の電源１１を切る前に選局
していた受信周波数が緊急警報放送の送信周波数と異な
っていても、高周波増幅回路１２の受信周波数が緊急警
報放送の送信周波数と同一の周波数に自動的に切り換わ
ることとなる。これにより、待受部２は常時緊急警報放
送を受信可能な状態に維持される。

なお、上記記憶部１４としては、例えば複数個のブツシ
ュ式選局メモリのうちの１つを用いるようにすることが
でき、緊急警報放送の送信周波数に合わせてブツシュボ
タンを押してセットすることにより、該記憶部１４に緊
急警報放送の送信周波数を記憶させることができる。

（発明の効果） 以上詳述したように、本発明による車両用緊急警報放送
受信装置は、緊急警報放送受信機の電源を切ったとき、
該受信機の受信周波数が、予め記憶部に記憶されている
緊急警報放送の送信周波数と同一の周波数に自動的に切
り換わるようになっているので、受信機の電源を切る前
に選局していた受信周波数がいかなる周波数であっても
、緊急Ｗ報放送があればいつでもこれを確実に受信する
ことができ、したがって緊急情報に基づく迅速かつ的ｊ
ｌｆな対１芯措置をとることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にＪ：る車両用緊急警報放送受信装置の
一例を示す回路図、 第２図は緊急警報放送受信装置の一般的構成を示づ一回
路図である。 １・・・ア　ン　テ　す　　　２・・・侍　受　部３・
・・ア　ン　プ ４・・・電源コン］〜ロール回路 ５・・・緊急警報放送受信機　６・・・電源スイッチ７
・・・ス　ピ　−　カ　　　８・・・同調・検波回路９
・・・緊急警報放送判定回路 １０・・・制　御　部　　　　　１１・・・電　　　源
１２・・・高周波増幅回路　　　１３・・・制　御　部
１４・・・記憶部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 緊急警報放送を受信可能な受信機を有する車両用緊急警
   報放送受信装置において、 緊急警報放送の送信周波数を記憶する記憶手段と、 前記受信機の電源スイッチを遮断したとき、該遮断動作
   に連動して、該受信機の受信周波数を、前記記憶手段に
   記憶された緊急警報放送の送信周波数と同一周波数に切
   り換える切換手段とを備えたことを特徴とする車両用緊
   急警報放送受信装置。