JPH01140819A - 緊急警報放送受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は受信機のスイッチが切れていても、放送局より
送信される緊急警報信号により自動的にスイッチ？制御
して人々に地震、津波などの警報を迅速に伝達すること
を目的とする緊急警報放送受信機に関するものである。

従来の技術 近年、地震、津波などの緊急を要する災害情報を伝達す
るための緊急警報放送が開始され念が、この緊急警報放
送を受信する機能を持つ従来の受信機について、その機
能、動作の一例を説明する。

一般に緊急警報信号には待機中の受信機を動作状態にす
るための第一種開始信号および第二種開始信号と、動作
状態になつ友受信機をもとの待機状態に戻すための終了
信号と、受イｄ機の動作を定期的に試験するための試験
信号とがある。これらの第一種および第二種開始信号、
終了信号および試験信号は、さらに、緊急警報信号であ
ることを示す固定符号と、緊急警報放送の受信地域を限
定するｔめの県域符号、広域符号、地域共通符号とから
なる地域符号と、緊急警報放送を送信しｔときの年、月
、日、時刻を示す符号とから構成されている。以上の各
種信号、各種符号からなる上記の緊急警報放送を受信す
る緊急警報放送受信機には、（１）　　固定符号だけを
や」別するもの、（２）　　固定符号と地域符号を判別
するもの、（３）　　前記符号のすべてを判別するもの
などがあり、地域符号を判別する機能を持った受信機に
は、受信者が希望する地域の緊急警報放送を受信するた
めに県域符号設定用のスイッチが設けられている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の地域符号を’ｌ！ｌＪ別する機能
を持つｔ受信機において、受信者が希望する地域の緊急
警報放送を受信する定めに県域符号設定用のスイッチで
該当地域の符号に設定してい九とき、受信者が地域外の
放送局に受信機の周波数を設定してい友場合には、緊急
警報放送が発信されても緊急警報放送受信機は動作しな
いという問題点があつｔｏ 本発明は上記従来の問題点全解決するもので、上記しｔ
緊急警報放送受信機の県域符号の設定を２種類以上選択
可能にするとともに、放送受信部に受信者が任意に少な
くとも２局以上の放送局をプリセットできるチャンネル
機能を設け、このプリセットチャンネルにより希望の放
送局を選局すると、自動的にその放送局に該当した前記
県域符号が選択されるように構成し、放送局の違いによ
り受信機が動作しないということが防止できる緊急警報
放送受信機を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の緊急警報放送受信
機は、放送局より送信される放送電波を受信するための
チューナ部と、ｎ■記チューナ部の受信周波数を電子的
または機械的に制関するチューナ制御部と、受信者が任
意に少なくとも２局以上の放送局を前記チューナ制御部
を介してＯｎ記チ二一す部にプリセットできるブリセッ
トチャンネ／ｌ’選局部と、前記デリセットチャンネ／
Ｌ／選局部のプリセツト動作に連動して、緊急警報放送
の警報信号に含まれる県域符号を少なくとも２種類以下
設定される県域符号設定部と、前記チューナ部で受信さ
れ友緊急警報放送の警報信号に含まれる県域符号と前記
県域符号設定部に設定された県域符号との一致を検出し
て、制御信号を出力する緊急警報信号一致検出部と、Ｑ
ｉ前記緊急警報信号一致検出部からの制御信号により制
御され、チューナ部で受信された放送電波を増幅する音
声信号増幅部とを備えたものである。

作用 上記構成により、受信者が県域符号の異なる地域外の放
送局を選局していても、予め各プリセットチャンネルに
設定しｔ放送局に該当する県域符号がプリセットチャン
ネルの設定位置によυ自動的に選択されるので、緊急警
報放送が入ったとき、県域符号の。違いにより受信機が
動作しないことは防止できるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例の緊急警報放送受信機について
、図面全参照しながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示す緊急警報放送受信機
のブロック図である。第１図において、アンテナ１が接
続されたチューナ部２は、音声信号増幅部３と緊急警報
信号一致検出部４に接続され、音声信号増幅部３は緊急
警報信号一致検出部４の出力により制御され、スピーカ
５を駆動する。

また、デリセットチャンネ／ｌ／　ｊ８局部６はチュー
ナ制御部７と県域符号設定部８に接続され、県域符号設
定部８の出力はチューナ部２から緊急警報信号一致検出
部４に入力される緊急警報信号の県域符号の検出のため
に使用され、チューナ制御部７はチューナ部２に受信チ
ャンネルをプリセットする。

以上のように構成された緊ｆ４．９ｉＦ報放送受信機に
ついて、以下その動作を説明する。第１図において、放
送局より送信される放送電波をアンテナ１を介してチュ
ーナ部２で受信し、音声信号を取り出す。受信機が動作
状態にあるときは音声信号増幅部３がＯＮ状態であり、
チューナ部２で取出され友音声信号は音声信号増幅部３
で増幅され、スピーカ５より出力される。また、受信機
が待機状態にあるときは音声信号増幅部３はＯＦＦ状態
にあり、チューナ部２で受信された緊急警報信号は緊急
警報信号一致検出部４に入力され、緊急警報信号−致検
出部４はチューナ部２で受信しｔ第一種開始信号ま之は
第二種開始信号に含まれる県域符号と県域信号設定部８
で設定された県域符号との一致を検出すると、制御信号
を出力して音声信号増幅部３を制御し、　ＯＦＦ状態か
らＯＮ状態となるように動作させ、％種信号の内容を受
信者にスピーカ５から報知することができる。つぎに、
終了信号を受信すると緊急警報信号一致検出部４は音声
信号増幅部３を制御して、ＯＮ状態からＯＦＦ状態とし
、もとの待機状態にもどる。ここで、プリセットチャン
ネル選局部６はチューナ制御部７を介してチューナ部２
の少なくとも２種類以上の受信周波数を制御して放送局
を電子的まｔは機械的にプリセットでき、簡単に放送局
の選局ができる。また、緊急警報放送の受信地域を限定
する友めの県域符号を設定する県域符号設定部８は機械
的または電気的に少なくとも２種類以２ヒの県域符号の
設定が可能であり、県域符号の設定は、ブリセットチャ
ンネ／Ｉ／ｆｇＬ局部６において放送局をプリセットす
るとき、同時に希望放送局の地域に該当する県域符号を
設定することができる、すなわち、ブリセットチャンネ
／Ｉ／選局部６と県域符号設定部８は互いに連動するよ
うに構成されるものであり、デリセットチャンネ１ｖｌ
１１局部６で希望する放送局の選局を行えば自動的にそ
の放送局の地域に該当する県域符号を選択することがで
きるものである。

発明の効果 以とのように本発明によれば、デリセットチャンネｔｖ
Ｍ局部で受信者が聞きｔい放送局を選択することにより
自動的にその放送局の地域に該当する県域符号を選択す
ることができるので、従来の受信機のように放送局の遠
いにより緊急警報信号を認娃せず、その機能を果ｔすこ
とができないという事態が生ずることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す緊急警報放送受信機の
ブロック図である。 ２・・・チューナ部、３・・・音声信号増幅部、４・・
・緊急警報信号一致検出部、６・・・ブリセットチャン
ネ／ｌ’選局部、７・・・チューナ制御部、８・・・県
域符号設定部。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、放送局より送信される放送電波を受信するためのチ
   ューナ部と、前記チューナ部の受信周波数を電子的また
   は機械的に制御するチューナ制御部と、受信者が任意に
   少なくとも２局以上の放送局を前記チューナ制御部を介
   して前記チューナ部にプリセツトできるプリセットチャ
   ンネル選局部と、前記プリセットチャンネル選局部のプ
   リセット動作に連動して、緊急警報放送の警報信号に含
   まれる県域符号を少なくとも２種類以上設定される県域
   符号設定部と、前記チューナ部で受信された緊急警報放
   送の警報信号に含まれる県域符号と前記県域符号設定部
   に設定された県域符号との一致を検出して、制御信号を
   出力する緊急警報信号一致検出部と、前記緊急警報信号
   一致検出部からの制御信号により制御され、チューナ部
   で受信された放送電波を増幅する音声信号増幅部とを備
   えた緊急警報放送受信機。