JP4745281B2 - 緊急警報受信機 - Google Patents

緊急警報受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP4745281B2
JP4745281B2 JP2007119716A JP2007119716A JP4745281B2 JP 4745281 B2 JP4745281 B2 JP 4745281B2 JP 2007119716 A JP2007119716 A JP 2007119716A JP 2007119716 A JP2007119716 A JP 2007119716A JP 4745281 B2 JP4745281 B2 JP 4745281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
emergency alert
disaster prevention
emergency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007119716A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008160789A (ja
Inventor
育男 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP2007119716A priority Critical patent/JP4745281B2/ja
Publication of JP2008160789A publication Critical patent/JP2008160789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4745281B2 publication Critical patent/JP4745281B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

本発明は、緊急警報放送や防災無線放送などが受信可能な緊急警報受信機に関するものである。
緊急警報放送とは、地震や津波等の災害発生時にラジオなどの受信機やテレビジョン等に搭載された特定の機能を持つ受信機を自動的に動作させ、災害に関する情報を伝える放送である。
このような緊急警報放送は、日本放送協会等の各放送局が放送法施行規則に基づいて行っており、大規模な地震の警戒宣言が発せられた場合、津波警報が発せられた場合、あるいは地方自治体の長から避難命令などの放送の要請があった場合に放送される。
また、防災無線放送とは、市町村等の行政機関等が、地震、火災、水害等の災害時の緊急通報、避難情報や、一般行政事務に関する情報等を市町村内に居住する住民に報知する無線である。
緊急時には、親局から各種情報が送信され、屋外拡声受信装置は受信した情報をスピーカを通じて拡声し、屋外拡声受信装置の設置された一帯の住民に報知する。
また、親局から送信された各種情報は、受信機等によっても受信可能で、受信機を通じて各世帯の住民に緊急情報を報知する。
上記のように、防災行政無線システムは主として緊急時の情報を速やかに住民に知らせるためのものであるとともに、所定の時間毎に一般行政事務に関する情報や、正時等を報知するのにも使用される。
ところで、上記した緊急警報放送は、警報音を兼ねた音声信号が送出される。この音声信号には待機状態にあるAM/FM受信機等の受信機を作動させるための開始信号などが含まれる。そのため、緊急警報放送を受信するためには緊急警報信号を受信し、開始信号等を識別する回路が必要である。同様に防災無線放送を受信するためには防災無線を識別する回路が必要である。
このような識別回路を搭載したAM/FM受信機等は多くあるが、緊急警報放送や防災無線放送時に、それらの放送を放送している放送局以外が選局されている場合は緊急警報放送を聴取できない。
あるいは、緊急警報放送や防災無線放送が受信可能な受信機であっても、これらの放送を行う放送局以外を選局できない。
本発明の目的は、緊急警報あるいは防災無線が放送された際に、これら緊急警報放送や防災無線放送を受信可能な状態にする緊急警報受信機を提供することにある。
本発明の緊急警報受信機は、放送信号を受信する放送受信回路と、緊急警報信号を受信する緊急警報受信回路と、防災無線信号を受信する防災無線受信回路と、上記放送信号と上記緊急警報信号と上記防災無線信号とを含む信号が入力され、当該信号を選択して出力する切り替えスイッチと、上記緊急警報受信回路および上記防災無線受信回路に接続され、上記緊急警報受信回路が上記緊急警報信号を受信した場合、あるいは上記防災無線受信回路が上記防災無線信号を受信した場合は、入力の優先順位に基づき選択して上記切り替えスイッチに出力する優先順位選択回路とを有し、上記切り替えスイッチは、通常時には上記放送信号を出力し、上記優先順位選択回路の出力信号による指示を受けて上記緊急警報信号あるいは上記防災無線信号を出力アンプに出力し、上記出力アンプは、上記優先順位選択回路からの出力信号による指示を受けて制御する出力アンプ制御回路によってオンに切り替え、かつ上記切り替えスイッチからの入力信号を所定の出力信号レベルにまで調整してスピーカに出力する。
好適には、受信した上記緊急警報信号を検出する緊急警報検出回路と受信した上記緊急警報信号を検出する防災無線信号検出回路とを有し、上記優先順位選択回路は、上記緊急警報信号および上記防災無線信号を、上記緊急警報検出回路および上記防災無線信号検出回路で同時刻に検出した場合は、どちらか一方の選択した信号を上記切り替えスイッチに出力する
本発明は、緊急警報放送や防災無線放送などが放送された際に、緊急警報放送や防災無線放送を受信可能な状態にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連づけて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る緊急警報受信機の一実施形態を示すブロック図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る緊急警報受信機の動作について説明する。
図1に示すように、緊急警報受信機10は、受信部11と受信アンテナ12を有する。受信部11はその内部に、信号受信回路13、切り替えスイッチ14、緊急警報信号検出回路15、出力系16、およびスピーカ17を有する。さらに、信号受信回路13は内部に、AM/FM受信回路(放送受信回路)131、および緊急警報受信回路132を有する。また、出力系16は、出力アンプ制御回路161と出力アンプ162で構成される。
受信アンテナ12は、緊急警報放送や一般に放送されているAM/FM放送、あるいは防災無線などを受信するアンテナである。この受信アンテナ12で受信した信号は、信号受信回路13に入力される。
受信アンテナ12が受信した信号は、信号受信回路13のAM/FM受信回路131あるいは緊急警報受信回路132に入力される。
AM/FM受信回路131は、図1に図示しないAMラジオ回路とFMラジオ回路とを含む。AM/FM受信回路131にAM/FM信号(放送信号)が入力されると、AM/FM受信回路131はAM/FM信号の復調などの処理を施し、音声信号であるAM/FM信号を切り替えスイッチ14に出力する。
緊急警報受信回路132は、オン(通電状態)に保持されている。したがって、緊急警報放送が行われた場合には、緊急警報受信回路132は緊急警報信号を受信可能である。緊急警報受信回路132が緊急警報信号を受信した場合、緊急警報信号を検波し、音声信号である緊急警報信号を切り替えスイッチ14と緊急警報信号検出回路15と、にそれぞれ出力する。
緊急警報信号検出回路15は、オンに保持され、緊急警報信号を検出する。よって、緊急警報放送が行われた場合には、緊急警報信号検出回路15は、緊急警報受信回路132から緊急警報信号が入力され、緊急警報信号の検出を行なう。
ところで、緊急警報信号は、待機状態にある受信部11を作動させる開始信号を含む音声信号である。
この開始信号は、先頭に前値符号を付加し、固定符号1語と可変符号1語とを交互に6語連結して構成される1ブロックを4以上連結したものである。また、緊急警報信号の信号形式は、1024Hzと640Hzとの周波数を有するFSK(Frequency Shift Keying)信号形式である。緊急警報信号検出回路15は、緊急警報信号にFSK復調等の処理を行って元のディジタル符号列に変換し、固定符号や可変符号の符号パターンから開始信号等を検出する。
緊急警報信号検出回路15が開始信号等を含む緊急警報信号を検出したならば、切り替えスイッチ14がAM/FM信号を選択していても、緊急警報信号に切り替えるように切り替えスイッチ14に指示する。
逆に、緊急警報信号検出回路15が緊急警報信号を検出しない場合は、切り替えスイッチ14に対して何も信号を出力しない。
また、緊急警報信号検出回路15は、出力系16がオフ(非通電状態)である場合、出力系16をオンに切り替えるように出力アンプ制御回路161に指示する。
切り替えスイッチ14は、通常時にはAM/FM受信回路131からAM/FM信号が、緊急警報放送時には、緊急警報受信回路132から緊急警報信号が、それぞれ入力される。そして、切り替えスイッチ14は、通常時には、出力アンプ162にAM/FM信号を出力し、緊急警報放送時には、緊急警報信号を選択する。
なお、緊急警報放送時に切り替えスイッチ14がオフであった場合は、切り替えスイッチ14は、緊急警報信号検出回路15によってオンに切り替えられる。
出力アンプ制御回路161は、緊急警報放送時に、緊急警報信号検出回路15から所定の指示を受け、出力アンプ162を制御する。
緊急警報放送時に出力アンプ制御回路161がオフである場合、緊急警報信号検出回路15の指示により、出力アンプ制御回路161はオンに切り替えられる。
また、出力アンプ162がオフにある場合、出力アンプ制御回路161は、出力アンプ162をオンに切り替える。
緊急警報信号検出回路15にて緊急警報信号が検出された場合、出力アンプ制御回路161は、事前に設定されている出力アンプ162の出力信号(出力音量)レベルの状態に関わらず、出力アンプ162の出力信号レベルを最大でない所定の出力信号レベルにまで増幅するように制御する。
より詳細には、たとえば、出力アンプ162の出力信号レベルが無音状態や最大出力信号レベルの半分程度以下に設定されている場合でも、出力アンプ制御回路161は、出力アンプ162の出力信号レベルを最大出力信号レベルの半分程度にまで増幅するように制御する。
出力アンプ162は、切り替えスイッチ14から音声信号であるAM/FM信号あるいは緊急警報信号が入力され、これらの音声信号を増幅してスピーカ17に出力する。
なお、出力アンプ162には、通常時にはAM/FM信号が入力され、緊急警報放送時には緊急警報信号が入力される。
緊急警報放送時に出力アンプ162がオフに設定されている場合には、出力アンプ162は、出力アンプ制御回路161の制御信号によって、オフからオンに切り替えられる。
緊急警報信号検出回路15にて緊急警報信号が検出された場合、出力アンプ162は、出力アンプ制御回路161の制御に基づいて、事前に設定されている出力信号レベルの状態に関わらず、出力信号レベルを最大でない所定の出力信号レベルにまで増幅して、スピーカ17に出力する。
より詳細には、たとえば、出力アンプ162は、出力信号レベルが無音状態や最大出力信号レベルの半分程度以下に設定されている場合でも、出力信号レベルを最大出力信号レベルの半分程度にまで増幅する。
スピーカ17は、出力アンプ162によって調整された音圧で、音声信号を出力する。
次に、緊急警報受信機10の動作について説明する。
図2は、本実施形態に係る緊急警報受信機の動作を説明するための図である。
図2に示すように、緊急警報放送が行われると、緊急警報受信回路132が緊急警報信号を受信し、緊急警報信号検出回路15が検波した緊急警報信号を切り替えスイッチ14に出力する。
切り替えスイッチ14は、緊急警報受信機10を使用しているユーザがAMもしくはFM放送を選局していても、選局されているAMもしくはFM放送信号を緊急警報信号に切り替え、切り替えた信号を出力アンプに出力する。
この時、出力アンプ162は、オフであっても、出力アンプ制御回路161によってオンに切り替えられ、事前に設定されている出力信号レベルの状態に関わらず、出力信号レベルを最大でない所定の出力信号レベルにまで増幅して、スピーカ17に出力する。
以上に説明したように、本実施形態に係る緊急警報受信機10は、AM/FM受信回路131以外に緊急警報放送を受信可能な緊急警報受信回路132と緊急警報信号を検知する緊急警報信号検出回路15を有する。
そのため、緊急警報放送が行われた際に、ユーザがAM/FM放送を選局していても、緊急警報信号検出回路15が緊急警報信号を検知し、切り替えスイッチ14が緊急警報放送を行っている放送局に切り変え、ユーザが緊急警報放送を聴取できる状態にする。
また、緊急警報受信回路132と緊急警報信号検出回路15は、オンに保持されている。そのため、緊急警報放送が行われた際には、緊急警報受信回路132と緊急警報信号検出回路15以外の要素がオフにあっても、緊急警報受信回路132は緊急警報信号を受信し、緊急警報信号検出回路15にて緊急警報信号を検出できる。
また、緊急警報信号が検出されると、出力系16がオフに設定されていても、緊急警報信号検出回路15が出力系16をオンに切り替え、ユーザが緊急警報放送を所定の音圧以上で聴取できるように出力アンプ162が出力信号レベルを調整する。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。
(第2実施形態)
本実施形態は、AM/FM放送、緊急警報放送の他に防災無線を聴取できるようにしたものである。
図3は、本実施形態に係る緊急警報受信機が受信する防災無線放送を説明するための図である。
図3に示す防災行政無線システム20は、親局21と、親局21が有する送信アンテナ24、各家庭22に設けられた戸別受信機である緊急警報受信機10aと、たとえば、市町村の地域別に設置される屋外拡声受信装置23とを有する。
親局21は、たとえば、市町村の役場に設置され、災害等の緊急時に緊急放送を無線信号で出力する。
親局21は、行政事務に関する情報を、所定の時間毎、たとえば、朝と夕方の決められた時間に無線信号で出力する。
親局21から出力される防災無線信号は、たとえば、非常に狭い周波数帯域のFM波で送信される。その周波数帯は、68MHz〜70MHzであり、FM放送の一部の放送周波数帯の近傍の周波数帯である。
図4は、第2実施形態に係る緊急警報受信機の一実施形態を示すブロック図である。図4を参照しながら、本実施形態に係る緊急警報受信機の動作について説明する。
図4に示すように、緊急警報受信機10aは、受信部11a、受信アンテナ12を有する。受信部11aはその内部に、信号受信回路13a、切り替えスイッチ14a、緊急警報信号検出回路15a、出力系16a、スピーカ17、本発明の防災無線信号検出回路に対応するスケルチ回路18、および優先順位選択回路19を有する。さらに、信号受信回路13aは内部に、AM/FM受信回路131、緊急警報受信回路132、および防災無線受信回路133を有する。また、出力系16aは、出力アンプ制御回路161aと出力アンプ162で構成される。
本実施形態に係る緊急警報受信機10aは、防災無線受信回路133、スケルチ回路18、および優先順位選択回路19を有し、AM/FM放送、緊急警報放送の他に防災無線も聴取できるようにしたものである。
本緊急警報受信機10aは、受信部11a内部の防災無線受信回路133、スケルチ回路18、および優先順位選択回路19を有する以外は第1実施形態に係る緊急警報受信機10と同様の各要素を有する。
そのため、本実施形態では、防災無線受信回路133、スケルチ回路18、優先順位選択回路19、および緊急警報信号検出回路15a、切り替えスイッチ14aと出力アンプ162について説明する。
防災無線受信回路133は、たとえば親局21から受信アンテナ12を介して防災無線(防災電波)を受信し、検波等の所定の処理を行った後、音声信号である防災無線信号を切り替えスイッチ14aとスケルチ回路18にそれぞれ出力する。
スケルチ回路18は、FM波の受信を行い、防災無線信号を受信したことを検知したならば、検知信号等を含む防災無線信号を優先順位選択回路19へ出力する。
また、スケルチ回路18は、防災無線受信回路133の出力信号に含まれる雑音の大きさが予め設定された値より大きいか小さいかを比較し、雑音の方が大きい場合には防災無線信号が検知されていないと認識し、雑音の方が小さい場合には防災無線信号が検知されたと認識する。
ここで、スケルチとは、FM受信機において、選局時に局間に発生するノイズを低減もしくは削減するために、同調時と非同調時のSN比の差を検知して、SN比が規定値より小さいとき、ノイズが多いものとして出力をオフ、SN比が規定値より大きいときは、ノイズが少ないものとして出力をオンさせる機能である。
また、本実施形態では、このスケルチ機能を使って、防災無線放送がない場合は防災無線受信回路133の出力をオフに、防災無線放送がある場合は防災無線受信回路133の出力をオンさせてもよい。この時のスイッチング信号で、たとえば、バンド切り替えや、AM/FM受信回路131のオン、オフを制御してもよい。
図5は、スケルチ出力による切り替えスイッチの制御状態を示す図である。
図5に示すように、たとえばスケルチがオンの場合、防災無線受信回路133の出力をオフ、AM/FM受信回路131の出力をオンに、スケルチがオフの場合、防災無線受信回路133の出力をオン、AM/FM受信回路131の出力をオフするように制御する。
緊急警報信号検出回路15aは、第1実施形態に係る緊急警報信号検出回路15と同様の要素である。緊急警報信号検出回路15aは、オンに保持され、緊急警報信号が緊急警報受信回路132から入力され、所定の手続きにしたがって、この緊急警報信号から開始信号等を検知し、開始信号等を含む緊急警報信号を優先順位選択回路19へ出力する。
優先順位選択回路19は、緊急警報信号検出回路15aと防災無線受信回路133とから、緊急警報信号あるいは防災無線信号が入力される。たとえば同時刻に、緊急警報信号検出回路15aと防災無線受信回路133からの信号が優先順位選択回路19に入力された場合、どの音声信号を優先的にスピーカ17を介して出力するかを選択する。
優先順位選択回路19による優先順位にしたがって、切り替えスイッチ14aは緊急警報信号あるいは防災無線信号に切り替える。
また、出力系16aがオフであるとき、出力系16aをオンに切り替えるように出力アンプ制御回路161aに指示する。
なお、緊急警報信号あるいは防災無線信号のどちらか一方の信号のみが入力された場合、優先順位選択回路19は、受信した音声信号を切り替えスイッチ14aと出力アンプ制御回路161aにそれぞれ出力する。
切り替えスイッチ14aは、第1実施形態に係る切り替えスイッチ14と同様の機能を有する。
通常時にはAM/FM受信回路131からAM/FM信号が、緊急警報放送時には緊急警報受信回路132から緊急警報信号が、防災無線放送時には防災無線受信回路133から防災無線信号がそれぞれ入力される。
通常時に、切り替えスイッチ14aは、AM/FM信号を出力アンプ162に出力する。緊急警報放送時あるいは防災無線放送時に、切り替えスイッチ14aは、AM/FM信号から緊急警報信号もしくは防災無線信号に切り替え、出力アンプ162に切り替えられた信号を出力する。
入力信号の選択、あるいは出力アンプ162への出力順は、優先順位選択回路19によって指示される。
出力アンプ制御回路161aは、緊急警報または防災無線放送時に、優先順位選択回路19によって選択された緊急警報信号または防災無線信号が入力され、優先順位選択回路19から所定の指示を受け、出力アンプ162を制御する。
緊急警報または防災無線放送時に出力アンプ制御回路161aがオフである場合、優先順位選択回路19の指示により、出力アンプ制御回路161aはオンに切り替えられる。
また、出力アンプ162がオフにある場合、出力アンプ制御回路161aは、出力アンプ162をオンに切り替える。
緊急警報信号検出回路15aにて緊急警報信号、またはスケルチ回路18にて防災無線信号が検出された場合は、出力アンプ制御回路161は、事前に設定されている出力アンプ162の出力信号レベルの状態に関わらず、出力アンプ162の出力信号レベルを最大でない所定の出力信号レベルにまで増幅するように制御する。
より詳細には、たとえば、出力アンプ162の出力信号レベルが無音状態や最大出力信号レベルの半分程度以下に設定されている場合でも、出力アンプ制御回路161aは、出力アンプ162の出力信号レベルを最大出力信号レベルの半分程度にまで増幅するように制御する。
次に、緊急警報受信機10aの動作について説明する。
図6は、本実施形態に係る緊急警報受信機の動作を説明するための図である。
図6に示すように、緊急警報放送が行われると、緊急警報受信回路132が緊急警報信号を受信し、緊急警報信号検出回路15aが検波した緊急警報信号を優先順位選択回路19に出力する。
また、防災無線放送が行われると、防災無線受信回路133が防災無線信号を受信し、スケルチ回路18が検波した防災無線信号を優先順位選択回路19に出力する。
緊急警報受信回路132および防災無線受信回路133が、たとえば同時刻に緊急警報信号および防災無線信号をそれぞれ検出した場合は、優先順位選択回路19は所定の手続きにより、どちらか一方の信号を選択し、選択した信号を切り替えスイッチ14aに出力する。
どちらか一方の信号のみが検出された場合は、優先順位選択回路19は、検出された信号を切り替えスイッチ14aに出力する。
切り替えスイッチ14aは、緊急警報受信機10aを使用しているユーザがAMもしくはFM放送を選局していても、選局されているAMもしくはFM放送信号を緊急警報信号に切り替え、出力アンプ162に緊急警報信号を出力する。
この時、出力アンプ162は、オフであっても、出力アンプ制御回路161aによってオンに切り替えられ、事前に設定されている出力信号レベルの状態に関わらず、出力信号レベルを最大でない所定の出力信号レベルにまで増幅して、スピーカ17に出力する。
以上に説明したように、本実施形態によれば、防災無線受信回路133、スケルチ回路18、および優先順位選択回路19をさらに有し、AM/FM放送、緊急警報放送および防災無線を聴取できる。
そのため、緊急警報あるいは防災無線放送時に、ユーザがAM/FM放送を選局していても、緊急警報信号検出回路15aが緊急警報信号を、スケルチ回路18が防災無線信号をそれぞれ検知する。そして、優先順位選択回路19が、緊急警報信号もしくは防災無線信号を優先順位に基づいて選択し、切り替えスイッチ14aが緊急警報放送あるいは防災無線放送を行っている放送局に切り変え、ユーザが緊急警報放送あるいは防災無線放送を聴取できる状態にする。
また、第1実施形態と同様に、出力系16aがオフに設定されていても、緊急警報信号検出回路15aは優先順位選択回路19を介して出力アンプ162をオンに切り替え、ユーザが緊急警報放送を所定の音圧以上で聴取できるように、出力アンプ制御回路161aが出力信号レベルを調整する。
第1実施形態に係る緊急警報受信機の一実施形態を示すブロック図である。 本実施形態に係る緊急警報受信機の動作を説明するための図である。 本実施形態に係る緊急警報受信機が受信する防災無線放送を説明するための図である。 第2実施形態に係る緊急警報受信機の一実施形態を示すブロック図である。 スケルチ出力による切り替えスイッチの制御状態を示す図である。 本実施形態に係る緊急警報受信機の動作を説明するための図である。
符号の説明
10…緊急警報受信機、11…受信部、12…受信アンテナ、13…信号受信回路、131…AM/FM受信回路、132…緊急警報受信回路、133…防災無線受信回路、14…切り替えスイッチ、15…緊急警報信号検出回路、16…出力系、161…出力アンプ制御回路、162…出力アンプ、17…スピーカ、18…スケルチ回路、19…優先順位選択回路、20…防災行政無線システム、21…親局、22…各家庭、23…屋外拡声受信装置、24…送信アンテナ。

Claims (2)

  1. 放送信号を受信する放送受信回路と、
    緊急警報信号を受信する緊急警報受信回路と、
    防災無線信号を受信する防災無線受信回路と、
    上記放送信号と上記緊急警報信号と上記防災無線信号とを含む信号が入力され、当該信号を選択して出力する切り替えスイッチと、
    上記緊急警報受信回路および上記防災無線受信回路に接続され、上記緊急警報受信回路が上記緊急警報信号を受信した場合、あるいは上記防災無線受信回路が上記防災無線信号を受信した場合は、入力の優先順位に基づき選択して上記切り替えスイッチに選択した信号を出力する優先順位選択回路と
    を有し、
    上記切り替えスイッチは、通常時には上記放送信号を出力し、上記優先順位選択回路の出力信号による指示を受けて上記緊急警報信号あるいは上記防災無線信号を出力アンプに出力し、
    上記出力アンプは、上記優先順位選択回路からの出力信号による指示を受けて制御する出力アンプ制御回路によってオンに切り替え、かつ上記切り替えスイッチからの入力信号を所定の出力信号レベルにまで調整してスピーカに出力する
    緊急警報受信機。
  2. 受信した上記緊急警報信号を検出する緊急警報検出回路と受信した上記緊急警報信号を検出する防災無線信号検出回路とを有し、
    上記優先順位選択回路は、上記緊急警報信号および上記防災無線信号を、上記緊急警報検出回路および上記防災無線信号検出回路で同時刻に検出した場合は、どちらか一方の選択した信号を上記切り替えスイッチに出力する
    請求項1記載の緊急警報受信機。
JP2007119716A 2006-11-30 2007-04-27 緊急警報受信機 Active JP4745281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007119716A JP4745281B2 (ja) 2006-11-30 2007-04-27 緊急警報受信機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006324532 2006-11-30
JP2006324532 2006-11-30
JP2007119716A JP4745281B2 (ja) 2006-11-30 2007-04-27 緊急警報受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008160789A JP2008160789A (ja) 2008-07-10
JP4745281B2 true JP4745281B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=39661129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007119716A Active JP4745281B2 (ja) 2006-11-30 2007-04-27 緊急警報受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4745281B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5168109B2 (ja) * 2008-11-27 2013-03-21 三菱電機株式会社 防災用通信システム及び拡声子局
JP5154504B2 (ja) * 2009-04-30 2013-02-27 リズム時計工業株式会社 防災受信機
JP5178667B2 (ja) * 2009-09-01 2013-04-10 三菱電機株式会社 車載用デジタルテレビ放送受信機
JP5975505B2 (ja) * 2010-07-20 2016-08-23 日本電気株式会社 放送システムおよび戸別警報装置
JP5794700B2 (ja) * 2012-10-25 2015-10-14 リズム時計工業株式会社 防災無線受信機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118650U (ja) * 1984-07-06 1986-02-03 日立電子株式会社 防災無線用個別受信回路
JPS62146337U (ja) * 1986-03-07 1987-09-16
JPH0310647U (ja) * 1989-06-15 1991-01-31
JPH03118188A (ja) * 1989-09-30 1991-05-20 Jujo Paper Co Ltd 感熱記録シート
JPH0548976B2 (ja) * 1986-09-30 1993-07-23 Toshiba Kk
JP2002300052A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル方式の無線通信端末装置、無線制御回路、無線通信方法および無線通信プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118650U (ja) * 1984-07-06 1986-02-03 日立電子株式会社 防災無線用個別受信回路
JPS62146337U (ja) * 1986-03-07 1987-09-16
JPH0548976B2 (ja) * 1986-09-30 1993-07-23 Toshiba Kk
JPH0310647U (ja) * 1989-06-15 1991-01-31
JPH03118188A (ja) * 1989-09-30 1991-05-20 Jujo Paper Co Ltd 感熱記録シート
JP2002300052A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル方式の無線通信端末装置、無線制御回路、無線通信方法および無線通信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008160789A (ja) 2008-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4745281B2 (ja) 緊急警報受信機
CN1354951A (zh) 向低功率方式下的无线电与电视接收机广播紧急告警信号的系统与方法
JP2007525057A (ja) 緊急警戒機能を有する装置を制御する方法
JP5154504B2 (ja) 防災受信機
JP4681371B2 (ja) 緊急警報放送システム及びデジタル放送受信機
JP2009296205A (ja) 市区町村防災デジタル同報無線システム
US7711348B2 (en) RF radio and method for monitoring warning alert data
JP2008178028A (ja) 告知放送システム、および受信端末装置
JP2009188909A (ja) 緊急警報放送受信機
JP2011055206A (ja) 車載用デジタルテレビ放送受信機
JP2007043641A (ja) 防災無線放送受信機および防災行政無線システム
JP2009232247A (ja) Fm緊急放送の送受信システム
KR100808850B1 (ko) 디지털 에프에스케이 변조 및 아날로그 에프엠 변조비상방송 송수신 시스템
US20060121896A1 (en) Method for user identification in a CTCSS based radio communication system
JP2013038712A (ja) 無線システム
JP2010035094A (ja) 戸別受信機
JP6437594B1 (ja) 同報通信システム、情報提供装置および信号送信方法
JP5351619B2 (ja) 無線機及びその直接通信方法
JP6637314B2 (ja) 同報無線システム
JP2014096645A (ja) 防災無線システム
JP2897382B2 (ja) エコー防止方式
KR200164547Y1 (ko) 방송중비상신호송,수신장치
JP3157302U (ja) 緊急地震速報受信装置
JPS6286924A (ja) 時計付緊急警報放送受信機
KR950003463B1 (ko) 교통정보 수신장치 및 수신방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110511

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4745281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250