JP2009232247A - Fm緊急放送の送受信システム - Google Patents
Fm緊急放送の送受信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009232247A JP2009232247A JP2008076276A JP2008076276A JP2009232247A JP 2009232247 A JP2009232247 A JP 2009232247A JP 2008076276 A JP2008076276 A JP 2008076276A JP 2008076276 A JP2008076276 A JP 2008076276A JP 2009232247 A JP2009232247 A JP 2009232247A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- emergency broadcast
- receiving
- emergency
- ews
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
【課題】災害発生に応じてDTMF信号およびEWS信号の何れをも取り扱うことができる、緊急放送の送信装置および受信装置を含むFM緊急放送の送受信システムを提供すること。
【解決手段】災害の発生により、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方、および緊急放送メッセージをFM放送電波として送出する送信手段と、前記FM放送電波を常時受信して前記DTMF信号および前記EWS信号の少なくとも一方が含まれているとき、前記緊急放送メッセージを大音量で発音出力する受信手段とを含む緊急放送の送受信システム。
【選択図】図1
【解決手段】災害の発生により、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方、および緊急放送メッセージをFM放送電波として送出する送信手段と、前記FM放送電波を常時受信して前記DTMF信号および前記EWS信号の少なくとも一方が含まれているとき、前記緊急放送メッセージを大音量で発音出力する受信手段とを含む緊急放送の送受信システム。
【選択図】図1
Description
本発明は、災害発生時に行われる緊急放送を送受信する送受信システムに係わり、とくに緊急放送の開始および終了を報知する信号に応じて緊急放送を送信する装置および受信する装置を含んだシステムに関する。
災害発生時には、種々の情報伝達媒体のうちでラジオ放送が取分け有効なものとして認識されている。そして、ラジオ放送には、広域放送の外に、限られた地域を対象とするコミュニティ放送などの局地的放送があり、広狭様々な情報伝達を行うことができる。
とくに、限られた地域を対象とするコミュニティ放送局を利用した緊急放送システムとして、例えば特許文献1および同2に示すようなものが提供されている。これは、所定地域に対してコミュニティ放送局からDTMF(Dual Tone Multi-Frequency)信号を発信することにより、災害時の緊急放送を行うためのものである。
特開2007-194991号公報
実用新案登録第3118188号公報
一方、災害時の緊急放送としては、電波法所定のEWS(Emergency Warning System)があり、これは広域放送によりEWS信号とともに緊急メッセージが放送されるものである。
そして、災害には、大は地震、津波、台風等から、規模的にはより小さい竜巻、火災等と、種類および規模の大小につき様々なものがあり、これらに万遍なく適切に対応して緊急告知ができるように、放送システム作りをしておく必要がある。
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、災害発生に応じてDTMF信号およびEWS信号の何れをも取り扱うことができる、緊急放送の送信装置および受信装置を含むFM緊急放送の送受信システムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本願では、次の発明を提供する。
第1の発明は、
災害の発生により、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方、および緊急放送メッセージをFM放送電波として送出する送信手段と、
前記FM放送電波を常時受信して前記DTMF信号および前記EWS信号の少なくとも一方が含まれているとき、前記緊急放送メッセージを大音量で発音出力する受信手段と
を含む緊急放送の送受信システム、である。
災害の発生により、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方、および緊急放送メッセージをFM放送電波として送出する送信手段と、
前記FM放送電波を常時受信して前記DTMF信号および前記EWS信号の少なくとも一方が含まれているとき、前記緊急放送メッセージを大音量で発音出力する受信手段と
を含む緊急放送の送受信システム、である。
第2の発明は、
災害の発生により、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方、および緊急放送メッセージが含まれたFM放送電波を送信するFM緊急放送用送信装置、である。
災害の発生により、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方、および緊急放送メッセージが含まれたFM放送電波を送信するFM緊急放送用送信装置、である。
第3の発明は、
FM信号を常時受信する受信回路、および前記受信回路の出力を増幅して音声出力する増幅回路を有するFM受信手段と、
前記受信回路が受信した信号に、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方が含まれていることを判定する判定回路と、
前記判定回路の出力を受けるとオンになり、前記増幅回路の電源をオンにするスイッチと、
前記判定回路の出力を受けると前記増幅回路の増幅度を大きくする音量調整手段と
をそなえたFM緊急放送受信装置、である。
FM信号を常時受信する受信回路、および前記受信回路の出力を増幅して音声出力する増幅回路を有するFM受信手段と、
前記受信回路が受信した信号に、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方が含まれていることを判定する判定回路と、
前記判定回路の出力を受けるとオンになり、前記増幅回路の電源をオンにするスイッチと、
前記判定回路の出力を受けると前記増幅回路の増幅度を大きくする音量調整手段と
をそなえたFM緊急放送受信装置、である。
本発明は上述のように、DTMF信号およびEWS信号の何れにも対応するため、広汎な種類、規模の災害に基く緊急放送を送信すること、およびそれを確実に受信することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る緊急放送システムで用いるDTMF信号およびEWS信号の説明図である。これら両信号は、災害発生時に緊急放送の開始および終了を示すために用いられるものであり、放送開始を示す起動信号と、放送終了時を示す停止信号とを送信し、起動信号と終了信号との間の時間に緊急放送メッセージがアナウンスされる。放送は、コミュニティFM放送局を含む地域放送局、およびより広域を対象とする放送局により送信される。
この図1では、DTMF信号およびEWS信号が同時に送信されているものとして描いているが、これら両信号は、互いの送信順序が定められている訳ではなく、一方が他方に先行することもある。
そして、DTMF信号にせよ、EWS信号にせよ、その信号によって緊急放送が開始され、続いて緊急放送メッセージがアナウンスされることを予告し、緊急放送メッセージのアナウンスが終わると緊急放送が終了したことを告知する役割を持つ。
したがって、送信側では、受信側が緊急放送の受信動作に確実に移行できるように、DTMF信号またはEWS信号と緊急放送メッセージとを組み合わせた放送電波の送出を行う必要がある。
他方、受信側では、DTMF信号およびEWS信号のうち何れか先行する信号を受け取ったら、緊急放送の受信動作を行う態勢をとる。緊急放送の受信動作とは、通常放送の受信時よりも大音量で受信することである。
いま、ある放送局から通常のFM放送が行われているとする。各家庭等にあるFM受信機は、当該通常放送を受信していることもあるし、受信していないこともある。
そして、災害発生から間もない時点t11になって起動信号を受信し始めると、時点t12までの間に起動信号の判定を行い、起動信号であることが確認できたら緊急放送の受信を始める。
つまり、起動していなければ、電源スイッチがオンになるとともに、音量調整回路が大音量にする。既に通常放送を受信していた状態であれば、音量を緊急放送受信用に大きくする。
そして、時点t21まで緊急放送メッセージを大音量状態で受信し続ける。次いで時点t21で停止信号を受信すると、時点t22まで停止信号であることの判定を行った上で、時点t22から通常放送の受信状態に戻るか、受信そのものを終了する。
図2は、図1のタイミングチャートにより説明した動作を行う受信機の回路構成を示したものである。この回路は、アンテナ1で受信した信号をFM受信回路2に与えて検波し、得られた検波信号をDTMF/EWS信号判定回路3およびオーディオ増幅回路4に与える。
FM受信回路2およびDTMF/EWS信号判定回路3は、電源スイッチ9がオフであっても動作する常時動作型である。オーディオ増幅回路4には、音量調整回路5およびスピーカ6が接続されており、調整された音量の発音出力を生じる。
DTMF/EWS信号判定回路3は、FM受信回路2から検波信号を受けるとDTMF信号、EWS信号の何れかまたは双方が含まれているか否かを判定し、含まれていれば判定信号を音量調整回路5、電源スイッチ9に与える。電源スイッチ9は、電池7を持った電源回路8に接続されている。
これにより、DTMF/EWS信号判定回路3から判定信号が出力されると、FM受信機全体の電源が入って大音量で発音出力する状態となり、次いで判定信号が終了すると、元の状態、つまり停止状態または通常放送の受信状態に戻る。
このように、DTMF信号およびEWS信号の何れか一方であっても両方であっても、これらの信号に基き緊急放送を受信することができる。
図3は、本発明に係るFM送信装置の一実施形態を示すブロック線図である。この装置は、例えば地方自治体の防災対策室に設置された防災対策室装置10と、この防災対策室10からの緊急放送信号に基づきFM放送を送信する送信装置20とを有する。
防災対策室装置10には、緊急放送を行う際に投入されるスイッチSW、およびマイクロフォンMICが設けられている。そして、この防災対策室装置10は、電話回線等の回線を介して送信装置20に接続されている。
送信装置20には、スイッチSWの投入によりDTMF信号またはEWS信号を形成する信号発生器21、この信号発生器21からのDTMF信号またはEWS信号とマイクロフォンMICによる音声信号とを混合した信号を形成するミキサ22、このミキサの出力をFM電波として送出する送信機23および送信アンテナ24が設けられている。
そして、防災対策室装置10および送信装置20は、緊急放送用設備であるから、電源は停電対策が施されたものとする。
1 アンテナ、2 FM受信回路、3 DTMF/EWS信号判定回路、
4 オーディオ増幅回路、5 音量調整回路、6 スピーカ、7 電池、
8 電源回路、9 電源スイッチ、10 防災対策室装置、20 送信装置、
21 トーン信号発生装置、22 ミキサ、23 送信機、
24 電波送信用アンテナ装置。
4 オーディオ増幅回路、5 音量調整回路、6 スピーカ、7 電池、
8 電源回路、9 電源スイッチ、10 防災対策室装置、20 送信装置、
21 トーン信号発生装置、22 ミキサ、23 送信機、
24 電波送信用アンテナ装置。
Claims (3)
- 災害の発生により、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方、および緊急放送メッセージをFM放送電波として送出する送信手段と、
前記FM放送電波を常時受信して前記DTMF信号および前記EWS信号の少なくとも一方が含まれているとき、前記緊急放送メッセージを大音量で発音出力する受信手段と
を含む緊急放送の送受信システム。 - 災害の発生により、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方、および緊急放送メッセージが含まれたFM放送電波を送信するFM緊急放送用送信装置。
- FM信号を常時受信する受信回路、および前記受信回路の出力を増幅して音声出力する増幅回路を有するFM受信手段と、
前記受信回路が受信した信号に、緊急放送であることを示す信号としてのDTMF信号およびEWS信号の少なくとも一方が含まれているとき出力を生じる判定回路と、
前記判定回路の出力を受けるとオンになり、前記増幅回路の電源をオンにするスイッチと、
前記判定回路の出力を受けると前記増幅回路の増幅度を大きくする音量調整手段と
をそなえたFM緊急放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008076276A JP2009232247A (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | Fm緊急放送の送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008076276A JP2009232247A (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | Fm緊急放送の送受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009232247A true JP2009232247A (ja) | 2009-10-08 |
Family
ID=41247124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008076276A Pending JP2009232247A (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | Fm緊急放送の送受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009232247A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103905132A (zh) * | 2014-03-17 | 2014-07-02 | 湖南农业大学 | 一种基于3g移动互联网平台的广播终端技术 |
JP2014236256A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | タイヨー電子株式会社 | 緊急放送用ラジオ受信機 |
JP2016110551A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | サンデンホールディングス株式会社 | 自動販売機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002359600A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Project Goki:Kk | 緊急防災型危機管理情報システム |
JP2003018673A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-17 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 緊急制御装置 |
-
2008
- 2008-03-24 JP JP2008076276A patent/JP2009232247A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002359600A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Project Goki:Kk | 緊急防災型危機管理情報システム |
JP2003018673A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-17 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 緊急制御装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014236256A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | タイヨー電子株式会社 | 緊急放送用ラジオ受信機 |
CN103905132A (zh) * | 2014-03-17 | 2014-07-02 | 湖南农业大学 | 一种基于3g移动互联网平台的广播终端技术 |
JP2016110551A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | サンデンホールディングス株式会社 | 自動販売機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100173602A1 (en) | Portable radio communication terminal and emergency broadcast transceiver system | |
CN101567118A (zh) | 一种灾情信息发布与接收的装置 | |
JP2009232247A (ja) | Fm緊急放送の送受信システム | |
JP4745281B2 (ja) | 緊急警報受信機 | |
KR101563890B1 (ko) | 혼선방지 기능을 갖는 무전기를 이용한 원격 안내방송 시스템 및 그 제어방법 | |
JP5520637B2 (ja) | 無線通信システム | |
JP2014096770A (ja) | 防災ラジオ | |
JP2010170398A (ja) | 災害緊急通報システム | |
JP2010130286A (ja) | 防災用通信システム及び拡声子局 | |
WO2012096087A1 (ja) | 無線通信システム | |
JP5161726B2 (ja) | 放流警報装置 | |
JP2013258617A (ja) | 放送信号切替装置 | |
JP2897382B2 (ja) | エコー防止方式 | |
JP2014207499A (ja) | デジタル無線送信装置、デジタル無線受信装置及びデジタル無線通信システム | |
JP2014086893A (ja) | 防災放送装置 | |
JP2002152894A (ja) | 屋外拡声子局f2d自局放送方式 | |
JP5351619B2 (ja) | 無線機及びその直接通信方法 | |
JP4712568B2 (ja) | 告知放送システム及びそのための送信機 | |
JP6193520B1 (ja) | 再放送装置および防災放送システム | |
JP2010035094A (ja) | 戸別受信機 | |
JPH0374934A (ja) | 放送時刻予告システム | |
KR200164547Y1 (ko) | 방송중비상신호송,수신장치 | |
JP5860652B2 (ja) | 無線端末及び無線通信システム | |
JPS6223638A (ja) | 市町村無線システム | |
JP2018093282A (ja) | 無線同報システム、子局装置及び無線同報受信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20111014 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120221 |