JPS602823B2 - 共同受信システムの増幅器監視装置及び共同受信システムにおける増幅器監視方式 - Google Patents

共同受信システムの増幅器監視装置及び共同受信システムにおける増幅器監視方式

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JPS602823B2
JPS602823B2 JP52076335A JP7633577A JPS602823B2 JP S602823 B2 JPS602823 B2 JP S602823B2 JP 52076335 A JP52076335 A JP 52076335A JP 7633577 A JP7633577 A JP 7633577A JP S602823 B2 JPS602823 B2 JP S602823B2
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output
frequency
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信敬 井上
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Maspro Denkoh Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は共同受信システムにおける幹線に介穀される
複数の共同受信用増幅器の異常状態を検知するようにし
た共同受信システムの増幅器監視装置及び共同受信シス
テムにおける増幅器監視方式に関するものである。
従来より共同受信用増幅器の異常状態を検知するように
した装置は種々あるが、これの監視をする手間が多大と
なり、実情としてはその負担に耐えられない場合がある
そこで複数箇所に設置される共同受信用増幅器の動作状
態を一か所で集中的に監視する事も考えられたが、これ
にはその監視信号を伝達する為の信号回線の設直に多大
の繁用を要し、経済的に負担が多くなる問題点があった
。そこでこの発明は複数の共同受信用増幅器の正常異常
状態を検知することができるとともに、その検知の為の
付設菱贋に係わる費用を極めて低廉にし得るようにした
共同受信システムの増幅器監視装置及び共同受信システ
ムにおける増幅器監視方式を提供しようとするものであ
る。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
共同受信システムの一例を示す第1図において、1はア
ンテナ、2はアンテナに接続された受信境軸富器である
。なお前贋塊軸高器が用いられる場合もある。3は受信
増幅器2の出力側に接続された混合器、4はパイロット
ジェネレ−夕−で、後述の線路増幅器の自動利得制御回
路を動作させる為の基準信号であるパイロット信号を送
出するようにしたものである。
なおこのパイロット信号としては通常1蟹MHZの信号
が使用される。5は混合器3の出力端に接続された幹線
を示し、一般に同軸ケーブルが用いられる。6は幹線5
に介設した分配器、7は共同受信用増幅器として例示す
る線路増幅器で、他に幹線増幅器、幹線分岐増幅器、分
岐増幅器、延長増幅器などと称されるものが用いられる
8は分岐線で、一般に同軸ケーブルが用いられる。
9は分岐線8に介設した分岐器、10は分岐器9から分
岐された加入者宅の接続端子、1 1は端子101こ接
続されたテレビ受像機を示す。
12は分岐線8の終端抵抗を示す。
次に線路増幅器7の回路構成を示す第2図について説明
する。13は入力端子、14は主増幅器で、電源部の内
蔵されたものが用いられる。
またその特性は当然のことながら、共同受信用の高周波
信号の帯城を充分にカバーする帯域と充分な増幅度を持
ったものが用いられる。15は分岐器で、パイロット信
号を取り出す為に設けられたものである。
16は混合器、17は分岐器、18は分岐出力端子で、
分岐線8を接続するようにしたものである。
19は出力端子を示す。
次に分岐器15の分岐端に接続された異常レベル検知要
素201こついて説明する。
21は高周波増幅器で、パイロット信号を増幅するよう
にしたものである。
22は検波器で、パイロット信号を検波し直流電圧とす
るようにしたものである。
23は直流増幅器で、検波器22の出力を所定の必要な
しベルまで増幅するようにしたものである。
25はしベル判別回路で、例えばコンパレータが用いら
れ、自体において設定された基準電圧に対して、直流増
幅器23からの入力信号が大きい場合に出力信号を出す
ようにしたものである。
26はその基準電圧を調整する為の基準電圧設定器を示
す。
27はしベル判別回路で、例えばコンパレータが用いら
れ、自体において設定された基準電圧よりも直流増幅器
28からの入力信号が小さい場合に出力を生ずるように
したものである。
28はその基準電圧設定器を示す。
尚上記しベル判別回路25の基準電圧は、主増幅器16
の出力レベルが良好な伝送を行なう為に予め定められた
標準値範囲の上限であるときの直流増幅器23の出力信
号のしベル郎ちその出力信号の基準範囲の最高値に設定
され、またレベル判別回路27の基準電圧は、主増幅器
16の出力レベルが標準値範囲の下限であるときの直流
増幅器23の出力信号のレベル則ちその出力信号の基準
範囲の最低値に設定される。次に29,30は夫々スイ
ッチング回路で、夫々レベル判別回路25,27の出力
電圧によって動作するものであり、一般にはリレー回路
で構成される。31,32は夫々スイッチング回路29
,30の接点(リレー酸点)を示す。
次に警報発振部35について説明する。36は低周波発
振器で、低音の可聴青信号(例えば200HZ)を発振
するよう緩成されている。
37は低周波発振様で、高音の可聴青信号(例えば10
00HZ)を発振するよう礎成されている。
38は周知の周波数変調器、39は高周波発振器で、そ
の発振周波数はこの共同受信用増幅器7を用いるCAT
Vシステムにおいて、空きチャンネルとなっているテレ
ビチャンネルの音声搬送波の周波数に設定される。
次に亀源回路41について説明する。42,43は電源
分離猿波器で、高周波信号の通過を阻止し、増幅器動作
用の電源電流のみを通過させるよう礎成されたものであ
る。
44,45はそれぞれスイッチを示し、スイッチ44を
閉じた場合には入力端子13から電線を受電し、スイッ
チ45を閉じた場合には出力端子19から電源を受電し
、両スイッチ44,45を閉じた場合には入力端子13
、出力端子19いずれからも電源の受電ができると共に
、両端子13,19の間において電源電流の通過を可能
とすることができる。
46は定電圧電源袋鷹で、異常レベル検知要素20及び
警報発振部35に対し動作用の電源を供給できるよう設
けられたものである。
上記礎成のものにあっては、アンテナ1で受信された信
号は受信増幅器2で増幅され、混合器3においてパイロ
ットジエネレーター4からのパイロット信号を混合され
た後、幹線5に送り出される。
幹線5に送り出されたこれらの高周波信号は、分配器6
を介して多数の線路増幅器7に向け伝送される。線路増
幅器7において分岐された信号はさらに分岐線8を通っ
て分岐器9に至り、ここで分岐されて各加入者宅の端子
10へ送られる。また周知のように幹線5には増幅器7
を作動させる為の電源電流も上記の信号に重畳させて送
られる。このような動作状態の時における線路増幅器7
の動作は次のようである。
入力端子13に入来した高周波信号は主増幅器14に入
力される。主増幅器14により増幅された信号は分岐器
15、混合器16及び分岐器17を介して出力端子19
から送り出される。又分岐器17により分岐された信号
の一部は分岐出力端子18に送られる。一方分岐器15
により分岐されたパイロット信号は異常レベル検知要素
20に入力される。この検知要素20においては、まず
高周波増幅され、続いて検波され、さらに増幅される。
通常の状態則ちテレビ信号およびパイロット信号が正常
なしベルで入力端子13に入来し、さらに主増幅器14
においてもこれらが正常に増幅されている場合には、直
流増幅器23の出力は基準値の範囲内にある為、レベル
判別器25,27は動作せず、スイッチング回路29,
30も動作しない。次に主増幅器14に異常が生じて増
幅度が低下し、その出力レベルが標準値範囲より低下し
た場合について説明する。
この場合には主増幅器14から出力されるパイロット信
号のレベルも低下する。この為異常レベル検知要素20
1こおいては直流増幅器23の出力レベルが低下し、レ
ベル判別回路27が作動して出力信号がスイッチング回
路3川こ向け出力され、スイッチング回路30が作動し
て滋点32が閉じられる。すると警報発振部35におけ
る低周波発振器36、周波数変調器38及び高周波発振
器39に電源が供給されてこれらが作動し、低周波発振
器36からの信号で変調された高周波信号が、混合器1
6や分岐器17等を介して幹線5あるいは分岐線8に送
り出される。次に主増幅器14に発振その他の異常が生
じてその出力レベルが標準値範囲よりも高くなった場合
について説明する。
この場合には主増幅器14から出力されるパイロット信
号のレベルも高くなる。この為異常レベル検知要素20
においては、直流増幅器23の出力レベルが上昇し、レ
ベル判別回路25が作動してその出力信号がスイッチン
グ回路29に向け出力され、スイッチング回路29が作
動して務点31が閉じられる。すると警報発振部35に
おける低周波発振器37、周波数変調器38及び高周波
発振器39に電源が供給されてこれらが作動し、低周波
発振器37からの信号で変調された高周波信号が前述の
場合と同様に送出される。次に第1図に示されるような
共同受信システムにおける各線路増幅器7の監視状態に
ついて説明する。
この監視は一つの共同受信システムを1あるいは複数の
受信ブ。ツクに分け、夫々のブロックごとに行なわれる
。第1図の共同受信システムにおいてイ〜ニで示すブロ
ックが設定されたものとし、そのうちのハで示すブロッ
クを例にとって説明する。このブロックの各増幅器7a
,7bにおいては、夫々の高周波発振器39の発振周波
数が夫々テレビの異なる空チャンネル、例えば第1、3
、5チャンネルに夫々放送波が送られている場合には、
増幅器7aにおいては第2チャンネル、増幅器7bにお
いては第4チャンネルに設定される。このように設定さ
れたところで、例えば増幅器7bがレベル低下を起こす
と、前に述べたような動作が行なわれて低音の可聴青信
号で変調された第4チャンネルの音声搬送波が増幅器7
bから送出される。このような状態のところで、例えば
予め監視を依頼された加入者が、第1チャンネルの放送
を見ていた次に第5チャンネルの放送を見ようとしてテ
レビ受像機11のチャンネルつまみを「2ハ「3ハ「4
」、「5」というように切替えていくと、第4チャンネ
ルのところで可聴音が出ていることに気づく。そこでそ
の加入者が共同受信システムの管理者に連絡をとれば、
早急に修理を行なうことができる。この場合、どの増幅
器はどのチャンネルというように予め決められており、
また異常の種類によって異なる可聴音が送出される為、
増幅器の特定とその異常の種類の特定は迅速に行なわれ
る。尚上記のような監視は、テレビ受像機を用いること
なく、警報発振部からの高周波信号のみを受信するよう
にした監視器を用いて行なうことも可能である。
以上のようにこの発明にあっては、共同受信システムの
幹線に介設されている増幅器の出力信号のレベルが異常
な値となったときには、幹線に向け警報を発し、その幹
線に連なる監視器でもつて上記の増幅器が異常となった
ことを知ることができ、極めて速やかに、増幅器が故障
に至る前に上記のような異常を検知できる利点がある。
しかも警報を監視器に伝える場合、その警報は幹線を伝
送されるテレビチャンネルのうちの空きチャンネルを利
用して後段側に接続される監視器に伝えることができる
から、幹線をそのまま伝送媒体として利用できる経済性
もある。その上、幹線に複数の増幅器が介設されている
場合でも、夫々の増幅器の警報発振部によって発振され
る高周波信号の周波数を、複数の空きチャンネルの周波
数に夫々増幅器毎に個別的に合致させているから、後段
側においてはそれらを選択的に監視則ち識別することも
でき、上記のような経済性をより一層高め得る利点があ
る。しかも本発明にあって、夫々放送波を受信する複数
のチャンネル相互間のチャンネルに前記警報発振部から
の信号を入力させ、しかも監視器としてテレビ受像機を
用いて監視するようにした場合には、通常は放送波を正
常に受けて娯楽に供することができると共に、異なる放
送を見る為にテレビ受像機のチャンネルを切替える際に
労を要せずして警報用の信号の有無を確認できる特長が
ある。
このことは随時、任意の加入者に、放送の受信の合間合
間に増幅器を監視してもらうことを依穣し得る大きな利
点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は共同受信シ
ステムの一例を示す系統図、第2図は線路増幅器の回路
構成を示すブロック図。 5・・・・・・幹線、7・・・・・・共同受信用増幅器
、20・・・・・・異常レベル検知要素、35・・・・
・・警報発振部、11・・・・・・テレビ受像機。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 共同受信システムにおける幹線には複数の共同受信
    用増幅器を夫々介設し、それらの各共同受信用増幅器の
    出力側には、その増幅器の出力信号のレベルが標準値範
    囲を外れた場合に信号を発するようにした異常レベル検
    知要素を接続し、更にその異常レベル検知要素には、そ
    の検知要素から発せられた信号を受けて高周波信号を発
    振するようにした警報発振部を接続し、しかもその警報
    発振部の出力端は、上記の高周波信号を上記幹線を通じ
    て共同受信システムの後段側へ送り得るように幹線に接
    続し、しかも上記複数の警報発振部における高周波信号
    の周波数は、テレビチヤンネルにおけるそれぞれ異なる
    空きチヤンネルの音声搬送波の周波数に設定してあるこ
    とを特徴とする共同受信システムの増幅器監視装置。
JP52076335A 1977-06-27 1977-06-27 共同受信システムの増幅器監視装置及び共同受信システムにおける増幅器監視方式 Expired JPS602823B2 (ja)

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