JPS62126162A - 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルおよびその製造方法 - Google Patents
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルおよびその製造方法Info
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- JPS62126162A JPS62126162A JP26498885A JP26498885A JPS62126162A JP S62126162 A JPS62126162 A JP S62126162A JP 26498885 A JP26498885 A JP 26498885A JP 26498885 A JP26498885 A JP 26498885A JP S62126162 A JPS62126162 A JP S62126162A
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- mercaptobenzonitrile
- tetrafluoro
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、下記一般式(I>で示される2、3゜5.6
−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルおよ
びその製造方法に関する。
−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルおよ
びその製造方法に関する。
H
本発明の2.3.5.6−チトラフルAロー4−メルカ
プトベンゾニトリルは文献未載の新規化合物であり、種
々の医薬、農薬の原料とすることができ、又高分子材料
、液晶材料としても有用な化合物である。
プトベンゾニトリルは文献未載の新規化合物であり、種
々の医薬、農薬の原料とすることができ、又高分子材料
、液晶材料としても有用な化合物である。
従来の技術
本発明の2.3.5.6−テトラフルオロ−4−メルカ
プトベンゾニトリルと類似化合物である、2.3.5.
6−テトラクロロ−4−メルカプトベンゾニトリルを合
成する方法は、例えばG、BeOkm、ユストウス リ
ービッヒス アナーレンデアヒエミ−(Justus
L iebigs Annalender Chem
ie > 1968年716巻、第47頁に記載されて
いる。この方法によると2.3.5゜6−テトラクロロ
−4−メルカプトベンゾニトリルの合成はペンタクロロ
ベンゾニトリルを溶解したピリジン媒体中トリエチルア
ミンの存在下、硫化水素を吹き込むことによって行なわ
れている。
プトベンゾニトリルと類似化合物である、2.3.5.
6−テトラクロロ−4−メルカプトベンゾニトリルを合
成する方法は、例えばG、BeOkm、ユストウス リ
ービッヒス アナーレンデアヒエミ−(Justus
L iebigs Annalender Chem
ie > 1968年716巻、第47頁に記載されて
いる。この方法によると2.3.5゜6−テトラクロロ
−4−メルカプトベンゾニトリルの合成はペンタクロロ
ベンゾニトリルを溶解したピリジン媒体中トリエチルア
ミンの存在下、硫化水素を吹き込むことによって行なわ
れている。
しかながら、本発明者等の知見によると、ペンタフルオ
ロベンゾニトリルを出発原料として同方法を適用した場
合、この反応は非常に激しい発熱を伴い、えられる生成
物は黒褐色のポリマー性物質であり目的物質である2、
3.5.6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニ
トリルはえられない。
ロベンゾニトリルを出発原料として同方法を適用した場
合、この反応は非常に激しい発熱を伴い、えられる生成
物は黒褐色のポリマー性物質であり目的物質である2、
3.5.6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニ
トリルはえられない。
また、電子吸引基をもつ芳香族ハロゲン化合物と硫化水
素アルカリ金属とを反応させてチオール誘導体を合成す
る方法が、例えば3 aul P atai編ザ ケミ
スト2リー オブ ザ チオール グループ(The
Chemistry of the thi′O1(
]rOul) )第4章(出版社J ohn W 1l
ey & S ons 1974年)に記載されて
おり、さらにチオール化剤として硫化ナトリウム(Na
2S)を使用する例が例えばThon+as L、 E
vansらザ ジャーナル オブ オーガニック ケミ
ストリー(The Journal of明の2.3
.5.6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニト
リルは全く開示されていない。
素アルカリ金属とを反応させてチオール誘導体を合成す
る方法が、例えば3 aul P atai編ザ ケミ
スト2リー オブ ザ チオール グループ(The
Chemistry of the thi′O1(
]rOul) )第4章(出版社J ohn W 1l
ey & S ons 1974年)に記載されて
おり、さらにチオール化剤として硫化ナトリウム(Na
2S)を使用する例が例えばThon+as L、 E
vansらザ ジャーナル オブ オーガニック ケミ
ストリー(The Journal of明の2.3
.5.6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニト
リルは全く開示されていない。
従って、本発明の目的は新規な2,3.5.6−チトラ
フルオロー4−メルカプトベンゾニトリルおよびその製
造方法を提供することにある。
フルオロー4−メルカプトベンゾニトリルおよびその製
造方法を提供することにある。
発明の構成
本発明の2.3,5.6−テトラフルオロ−4−メルカ
プトノ麺、”Sニトリル、はペンタフルオロベンゾニト
リルにチオール化剤を反応させ、ついでえられる反応生
成物を酸析することによってWIA造される。
プトノ麺、”Sニトリル、はペンタフルオロベンゾニト
リルにチオール化剤を反応させ、ついでえられる反応生
成物を酸析することによってWIA造される。
以下、本発明の具体的態様を説明する。
本発明では、前4反応として、まず、有機溶媒中でペン
タフルオロベンゾニトリルとチオール化剤とを反応させ
テトラフルオロメルカプトベンゾニトリルのアルカリ金
属チオレートを形成する。
タフルオロベンゾニトリルとチオール化剤とを反応させ
テトラフルオロメルカプトベンゾニトリルのアルカリ金
属チオレートを形成する。
チオール化剤としては硫化水素アルカリ金属、硫化ナト
リ1クム等のアルカリ金属硫化物等の公知のチオール化
剤はいずれも使用することができる。
リ1クム等のアルカリ金属硫化物等の公知のチオール化
剤はいずれも使用することができる。
しかし目的物を収率よく製造するには硫化水素iアルカ
リ金属の使用が好ましい。硫化水素lアルカリ金a(本
明細書においてMSHということもある。)としては、
例えば、硫化水素ナトリウム硫化水素カリウムおよび硫
化水素リチウムからなる群から選ばれる少なくとも1種
であり、好ましくは硫化水素ナトリウムおよび/または
硫化水素カリウムである。硫化水素アルカリ金属は、水
和形態、MSH・2日20または無水形態のいずれの形
態であってもよい。硫化水素アルカリ金属の使用量は、
ペンタフルオロベンゾニトリルに対してモル比で少なく
とも2倍量が好ましく、さらに好ましくは2〜4倍看で
ある。2倍モル量より少ない使用の場合は、下記の反応
式<A)で示すような副反応が進行し、高価なペンタフ
ルオロベンゾニトリルが消費されるとともに生成物の純
度低下にもつながり好ましくない。
リ金属の使用が好ましい。硫化水素lアルカリ金a(本
明細書においてMSHということもある。)としては、
例えば、硫化水素ナトリウム硫化水素カリウムおよび硫
化水素リチウムからなる群から選ばれる少なくとも1種
であり、好ましくは硫化水素ナトリウムおよび/または
硫化水素カリウムである。硫化水素アルカリ金属は、水
和形態、MSH・2日20または無水形態のいずれの形
態であってもよい。硫化水素アルカリ金属の使用量は、
ペンタフルオロベンゾニトリルに対してモル比で少なく
とも2倍量が好ましく、さらに好ましくは2〜4倍看で
ある。2倍モル量より少ない使用の場合は、下記の反応
式<A)で示すような副反応が進行し、高価なペンタフ
ルオロベンゾニトリルが消費されるとともに生成物の純
度低下にもつながり好ましくない。
反
不利なだけである。
本発明において使用される有機溶媒として、例メチ
シト、ジ##ルアセトアミドなどの双極性中性溶媒も使
用出来るが、この場合製品純度が悪く、さらに精製する
必要を生じる。
用出来るが、この場合製品純度が悪く、さらに精製する
必要を生じる。
よって、本発明において使用される有機溶媒としてはメ
タノール、エタノール、t−ブタノールなどの低級アル
コールで例示されるアルコール性溶媒が好ましく、特に
溶媒の回収が容易であり、経済的にも有利であるメタノ
ールの使用が好ましい。アルコール性溶媒を使用するこ
とによって2゜3.5.6−チトラフルオロー4−メル
カプトベンゾニトリルを高収率で製造することができ、
しかも溶媒の回収や目的物の精製操作においても有利で
ある。
タノール、エタノール、t−ブタノールなどの低級アル
コールで例示されるアルコール性溶媒が好ましく、特に
溶媒の回収が容易であり、経済的にも有利であるメタノ
ールの使用が好ましい。アルコール性溶媒を使用するこ
とによって2゜3.5.6−チトラフルオロー4−メル
カプトベンゾニトリルを高収率で製造することができ、
しかも溶媒の回収や目的物の精製操作においても有利で
ある。
本発明において反応温度は0℃〜70℃の範囲が好まし
く、さらに好ましくは5℃〜60℃である。
く、さらに好ましくは5℃〜60℃である。
反応温度が低いと硫化水素アルカリ金属の溶解性が悪く
、反応速度が著しく低下する。反応温度が高いと反応式
(A)に示した副反応をはじめ2゜3.5.6−テトラ
フルオロ−4−メルカブトベ ゛ンゾニトリルの
アルカリ金属チオレートの異性体などの副生物が少なか
らず生じるとともに、特にアルコール性溶媒を用いた場
合、ペンタフルオロベンゾニトリル分子中のヤ部のフッ
素原子がアルコキシ基と置換した生成物も生じるので好
ましくはない。
、反応速度が著しく低下する。反応温度が高いと反応式
(A)に示した副反応をはじめ2゜3.5.6−テトラ
フルオロ−4−メルカブトベ ゛ンゾニトリルの
アルカリ金属チオレートの異性体などの副生物が少なか
らず生じるとともに、特にアルコール性溶媒を用いた場
合、ペンタフルオロベンゾニトリル分子中のヤ部のフッ
素原子がアルコキシ基と置換した生成物も生じるので好
ましくはない。
反応時間は、反応温度によって異なるが、約1時間から
10時間が適当である。
10時間が適当である。
反応様式として有機溶媒中に所定量のペンタフルオロベ
ンゾニトリルと所定量の硫化水素アルカリ金属を同時に
存在させて反応を行なうことも出来るが反応をall
Hする観点からは、硫化水素アルカリ金属を含む反応混
合物上にペンタフルオロベンゾニトリルまたは使用溶媒
のSフルオロベンゾニトリル溶液を滴下する方法が好ま
しい。
ンゾニトリルと所定量の硫化水素アルカリ金属を同時に
存在させて反応を行なうことも出来るが反応をall
Hする観点からは、硫化水素アルカリ金属を含む反応混
合物上にペンタフルオロベンゾニトリルまたは使用溶媒
のSフルオロベンゾニトリル溶液を滴下する方法が好ま
しい。
また、ペンタフルオロベンゾニトリルまたはペンタフル
オロベンゾニトリルを含む反応混合物上に、硫化水素ア
ルカリ金属または硫化水素アルカリ金属と使用溶媒の混
合物を滴下する方法もとることは可能であるが、反応゛
操作上の煩雑さや反応式(A>に示した副反応も起こり
やすくなるので注意が必要である。
オロベンゾニトリルを含む反応混合物上に、硫化水素ア
ルカリ金属または硫化水素アルカリ金属と使用溶媒の混
合物を滴下する方法もとることは可能であるが、反応゛
操作上の煩雑さや反応式(A>に示した副反応も起こり
やすくなるので注意が必要である。
以上前段反応により生成したテトラフルオロメルカプト
ベンゾニトリルのアルカリ金属チオレートを含有する反
応混合物と酸性水溶液好ましくはpH2〜6の酸性水溶
液とを接触させる、いわゆる酸析を行ない2.3,5.
6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルを
生成させる。
ベンゾニトリルのアルカリ金属チオレートを含有する反
応混合物と酸性水溶液好ましくはpH2〜6の酸性水溶
液とを接触させる、いわゆる酸析を行ない2.3,5.
6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルを
生成させる。
反応混合物と酸性水溶液とを接触させる方法は、反応混
合物を酸性水溶液に加えてもよいし、その逆の操作を行
なってもよい。この際に使用する酸性水溶液を調製する
ための酸としては、上記アルカリ金属チオレートを中和
できるものならばあらゆるものが使用できる。その中で
も一般的に酸析に使用される1iIl!酸あるいは塩酸
水溶液が適当である。
合物を酸性水溶液に加えてもよいし、その逆の操作を行
なってもよい。この際に使用する酸性水溶液を調製する
ための酸としては、上記アルカリ金属チオレートを中和
できるものならばあらゆるものが使用できる。その中で
も一般的に酸析に使用される1iIl!酸あるいは塩酸
水溶液が適当である。
酸析後えられた2、3.5.6−テトラフルオロ−4−
メルカプトベンゾニトリルを含有する混合物から2.3
,5.6−テトラフルオロ−4−メルカブトベンゾニト
リルを分離する操作は通常の方法を採用することができ
る。一方法を例示すれば抽出溶媒、例えば、エーテル、
塩化メチレン、ベンゼン、トルエン等を使って2,3.
5.6−る。このようにして、えられた2、3,5.6
−チトラフルオロー4−メルカプトベンゾニトリルは淡
茶色の純度の高い製品である。
メルカプトベンゾニトリルを含有する混合物から2.3
,5.6−テトラフルオロ−4−メルカブトベンゾニト
リルを分離する操作は通常の方法を採用することができ
る。一方法を例示すれば抽出溶媒、例えば、エーテル、
塩化メチレン、ベンゼン、トルエン等を使って2,3.
5.6−る。このようにして、えられた2、3,5.6
−チトラフルオロー4−メルカプトベンゾニトリルは淡
茶色の純度の高い製品である。
したがって、この2,3,5.6−テトラフルオロ−4
−メルカプトベンゾニトリル までも製品になりえるが、さらに再結晶等の方法によっ
て精製して、より高純度の製品としてえることも出来る
。
−メルカプトベンゾニトリル までも製品になりえるが、さらに再結晶等の方法によっ
て精製して、より高純度の製品としてえることも出来る
。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
、本発明は、これらに限定されるものではない。
、本発明は、これらに限定されるものではない。
実施例1
攪拌機、温度計、ジムロート型冷却器および滴下漏斗を
備えた300m4つロフラスコに窒素雰囲気下で硫化水
素ナトリ°ウム12.4gr (N a S 870%
含有、0.155モル)とメタノール100dを加えて
攪拌した。次いで、25℃から30℃の温度を維持しな
がら50mのメタノールにペンタフルオロベンゾニトリ
ル9.68!]r(o、050モル)を溶解した溶液を
1時間に渡って滴下した。
備えた300m4つロフラスコに窒素雰囲気下で硫化水
素ナトリ°ウム12.4gr (N a S 870%
含有、0.155モル)とメタノール100dを加えて
攪拌した。次いで、25℃から30℃の温度を維持しな
がら50mのメタノールにペンタフルオロベンゾニトリ
ル9.68!]r(o、050モル)を溶解した溶液を
1時間に渡って滴下した。
滴下終了後、更に1時間反応した後、反応混合物を約1
0℃まで冷却しこの温度を維持しながら反応混合物のp
Hが4になるように4N塩酸水溶液を滴下して中和し、
2,3.5.6−テトラフルオロ−4−メルカプトベン
ゾニトリル られた2,3,5.6−テトラフルオロ−4−メルカプ
トベンゾニトリルを含む混合物に200dのジエチルエ
ーテルを加え、有4!1岡に2.3.5。
0℃まで冷却しこの温度を維持しながら反応混合物のp
Hが4になるように4N塩酸水溶液を滴下して中和し、
2,3.5.6−テトラフルオロ−4−メルカプトベン
ゾニトリル られた2,3,5.6−テトラフルオロ−4−メルカプ
トベンゾニトリルを含む混合物に200dのジエチルエ
ーテルを加え、有4!1岡に2.3.5。
6−テトラフルオロ−4−メルカブトベンゾニトーテル
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後蒸発乾固して純
度98%の淡茶色の2.3,5.6−チトラフルオロー
4ーメルカプトベンゾニトリさらに、このものをクロロ
ホルムより再結晶することによって精製した2,3,5
.6−チトラフルオロー4ーメルカプi〜ベンゾニトリ
ルについて次の物性値をえた。
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後蒸発乾固して純
度98%の淡茶色の2.3,5.6−チトラフルオロー
4ーメルカプトベンゾニトリさらに、このものをクロロ
ホルムより再結晶することによって精製した2,3,5
.6−チトラフルオロー4ーメルカプi〜ベンゾニトリ
ルについて次の物性値をえた。
・融点 51.4〜52.2℃
・元素分析
C(%) N(%) F優) S(イ)
H(イ)理論値 40,59 6,76 36,6
9 15,48 0.49分析値 40,41
6.52 36,71 15.75 0.6
1・赤外吸収スペクトル(KBr板) 2540cm” (SH伸縮振動) 2 2 4 0cm” ( CNN伸縮初動尚、この
物質の赤外吸収スペクトルを第1図に示した。
H(イ)理論値 40,59 6,76 36,6
9 15,48 0.49分析値 40,41
6.52 36,71 15.75 0.6
1・赤外吸収スペクトル(KBr板) 2540cm” (SH伸縮振動) 2 2 4 0cm” ( CNN伸縮初動尚、この
物質の赤外吸収スペクトルを第1図に示した。
・質量分析 m/e M” 207−13Cnm
r 内部基準: 7MS溶媒:d r −DMF
単位ppmCN Cl 8
5.2H C3 、5 148.0 ・19Fnmr 外部標準:CF3 COOH溶媒:d
’ −DMF 単位ppm−60.4 (S,
2F> −63.0 (S, 2F) 実施例2 硫化水素ナトリウム(NaS870%含有)の使用量を
43.2or(0.540モル)ペンタフルオロベンゾ
ニトリルの使用量を29.0or(0.150モル)反
応温度を45〜48℃とした以外は実施例1と同様に操
作したところ2.3。
r 内部基準: 7MS溶媒:d r −DMF
単位ppmCN Cl 8
5.2H C3 、5 148.0 ・19Fnmr 外部標準:CF3 COOH溶媒:d
’ −DMF 単位ppm−60.4 (S,
2F> −63.0 (S, 2F) 実施例2 硫化水素ナトリウム(NaS870%含有)の使用量を
43.2or(0.540モル)ペンタフルオロベンゾ
ニトリルの使用量を29.0or(0.150モル)反
応温度を45〜48℃とした以外は実施例1と同様に操
作したところ2.3。
5、6−チトラフルオロー4ーメルカプトベンゾニトリ
ルが原料のペンタフルオロベンゾニトリルに対して93
.5モル%の収率でえられた。
ルが原料のペンタフルオロベンゾニトリルに対して93
.5モル%の収率でえられた。
実施例3
硫化水素ナトリウム(NaSH70%含有)の使用量を
8.9or(0.1 1モル)、ペンタフルオロベンゾ
ニトリルの使用量を9.67or(0.05モル)反応
温度を6〜8℃にした以外! は実FM例1と同様に操作したところ2,3,5。
8.9or(0.1 1モル)、ペンタフルオロベンゾ
ニトリルの使用量を9.67or(0.05モル)反応
温度を6〜8℃にした以外! は実FM例1と同様に操作したところ2,3,5。
6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルが
原料ペンタフルオロベンゾニトリルに対して96.3モ
ル%の収率でえられた。
原料ペンタフルオロベンゾニトリルに対して96.3モ
ル%の収率でえられた。
実施例4
タ
メタノール溶媒をジメチルホルムアミド溶媒に変更し、
かつ反応温度を2〜3℃に変更した以外は、実施例1と
同様に操作したところ、2,3。
かつ反応温度を2〜3℃に変更した以外は、実施例1と
同様に操作したところ、2,3。
5、6−チトラフルオロー4ーメルカプトベンゾニトリ
ルが原料ペンタフルオロベンゾニトリルに対して68モ
ル%の収率でえられた。
ルが原料ペンタフルオロベンゾニトリルに対して68モ
ル%の収率でえられた。
第1図は実施例1でえられた物質の赤外吸収スペクトル
図である。
図である。
Claims (8)
- (1)2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メルカプ
トベンゾニトリル。 - (2)ペンタフルオロベンゾニトリルにチオール化剤を
反応させ、ついでえられる反応生成物を酸析することを
特徴とする2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メル
カプトベンゾニトリルの製造方法。 - (3)反応が有機溶媒中で行なわれることを特徴とする
特許請求の範囲(2)項記載の方法。 - (4)有機溶媒がアルコール性溶媒であることを特徴と
する特許請求の範囲(3)項記載の方法。 - (5)反応が0〜70℃の温度で行なわれることを特徴
とする特許請求の範囲(2)項記載の方法。 - (6)チオール化剤の使用量がペンタフルオロベンゾニ
トリルに対してモル比で少なくとも2倍量である特許請
求の範囲(2)項記載の方法。 - (7)チオール化剤が硫化水素アルカリ金属であること
を特徴とする特許請求の範囲(2)項記載の方法。 - (8)硫化水素アルカリ金属が硫化水素ナトリウムおよ
び/または硫化水素カリウムであることを特徴とする特
許請求の範囲(7)項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26498885A JPS62126162A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26498885A JPS62126162A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62126162A true JPS62126162A (ja) | 1987-06-08 |
JPH0482144B2 JPH0482144B2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=17411003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26498885A Granted JPS62126162A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メルカプトベンゾニトリルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62126162A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103360288A (zh) * | 2013-07-29 | 2013-10-23 | 江苏恒安化工有限公司 | 6-氯-2-巯基苯甲酸的制备方法 |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP26498885A patent/JPS62126162A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103360288A (zh) * | 2013-07-29 | 2013-10-23 | 江苏恒安化工有限公司 | 6-氯-2-巯基苯甲酸的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0482144B2 (ja) | 1992-12-25 |
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