JPS62121991A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS62121991A
JPS62121991A JP60261230A JP26123085A JPS62121991A JP S62121991 A JPS62121991 A JP S62121991A JP 60261230 A JP60261230 A JP 60261230A JP 26123085 A JP26123085 A JP 26123085A JP S62121991 A JPS62121991 A JP S62121991A
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JP
Japan
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voltage
capacitor
circuit
electrode
substrate
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Application number
JP60261230A
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English (en)
Inventor
Nobumi Matsuura
松浦 展巳
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関するもので、例え
ば、ダイナミック型RAM (ランダム・アクセス・メ
モリ)のように基板バイアス発生回路を内蔵した半導体
集積回路装置に有効な技術に関するものである。
〔背景技術〕
MOSFET (絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)
で構成された半導体記憶装置においては、基板との寄生
容量を減少させること、基板に発生する少数キャリアを
吸収する等のための基板バックバイアス電圧を内蔵の基
板バイアス発生回路により形成することが公知である。
このように基板バイアス発生回路を内蔵させることによ
って、+5vのような単一電源化と外部端子の削減とを
図ることができる。
このような基板バイアス発生回路は、電源電圧が比較的
高くされたとき、その電源電圧に応じて負のバイアス電
圧の絶対値も大きくされる。したがって、上記電源電圧
が急激に低くされるという電源バンプが生じると、内部
回路の動作電圧が上記電源電圧の変動に従って低下する
にもかかわらず、上記基板バイアス電圧は、比較的長時
間にわたって絶対値的に大きな負電圧のままに維持され
る。これによって、内部回路を構成するMOSFETの
しきい値電圧が実質的に大きくされる結果、上記電源バ
ンプ時にその動作速度が遅くなってしまう。
そこで、第5図に示すように、常時、基板(−Vbb)
と回路の接地電位点との間で微少電流を流すリーク用M
O5FETQI Oを設けて、電源バンプ時の基板バイ
アス電圧−vbbの追従性を良くすることが考えられる
。なお、基板バイアス発生回路は、発振回路OSCの出
力信号を受けるPチャンネルMOSFETQ3とNチャ
ンネルMO3FETQ4からなるCMOSインバータ回
路の出力電圧が一方の電極に供給されたキャパシタC1
と、このキャパシタCIの他方の電極と回路の接地電位
との間に設けられたダイオード形態のMO5FETQ5
と、上記キャパシタC1の他方の電極から得られる負電
圧を基板に伝えるダイオード形態のMO3FETQ9か
らなるものである。
しかしながら、このような基板バイアス発生回路にあっ
ては、MO5FETQIOを通して、常に基板と回路の
接地電位点との間でリーク電流が流れるものであるため
、基板バイアス発生回路の低消費電力化と、電流供給能
力が犠牲になってしまうという問題が生じる。
なお、基板バイアス発生回路については、例えば特開昭
55−13566号公報参照。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、低消費電力化と電源電圧追従性の向
上を図った基板バイアス発生回路を備えた半導体集積回
路装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、周期的な互いに逆相のパルス信号と、キャパ
シタ及びダイオード接続されたMOSFETを用い、こ
れらのパルス信号と逆極性にされた相捕的な電圧信号を
形成し、そのうちの一方の電圧信号を他方の電圧信号に
よって制御されるスイッチMOSFETを介して基板に
伝えるようにすることによって、基板バイアス電圧を形
成するものである。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係るダイナミック型RAMの一
実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子ない
し回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術に
よって、特に制限されないが、単結晶シリコンのような
1個の半導体基板上において形成される。
1ビツトのメモリセルMCは、その代表として示されて
いるように情報記憶キャパシタCsとアドレス選択用M
OSFETQmとからなり、論理“1”、“0”の情報
はキャパシタCsに電荷が有るか無いかの形で記憶され
る。情報の読み出しは、MOSFETQmをオン状態に
してキャパシタCsを共通のデータ線DLにつなぎ、デ
ータ線DLの電位がキャパシタCsに蓄積された電荷量
に応じてどのような変化が起きるかをセンスすることに
よって行われる。メモリセルMCを小さく形成し、かつ
共通のデータ線DLに多くのメモリセルをつないで高集
積大容量のメモリマトリ・ノクスにしであるため、上記
キャパシタCsと、共通データ線DLの浮遊容量Co(
図示せず)との関係は、CS / G oの比が非常に
小さな値になる。
したがって、上記キャパシタCsに蓄積された電荷量に
よるデータ線DLの電位変化は、非常に微少な信号とな
っている。
このような微少な信号を検出するための基準として、特
に制限されないが、ダミーセルDCが設けられている。
このダミーセルDCは、そのキャパシタCdの容量値が
メモリセルMCのキャパシタCsのは!゛半分あること
を除き、メモリセルMCと同じ製造条件、同じ設計定数
で作られている。キャパシタCdは、そのアドレッシン
グに先立って、タイミング信号φdを受けるMO5FE
TQd’ によって接地電位に充電される。このように
、キャパシタCdは、その容量値がキャパシタCsの約
半分の容量値に設定されているので、メモリセルMCか
らの読み出し信号のはり半分に等しい基準電圧を形成す
ることになる。
同図においてSAは、上記アドレッシングにより生じる
このような電位変化の差を、タイミング信号(センスア
ンプ制御信号)φl’aLφpa2で決まるセンス期間
に拡大するセンスアンプであり(その動作は後述する)
、1対の平行に配置された相補データ線DL、DLにそ
の入出力ノードが結合されている。相補データ線DL、
DLに結合されるメモリセルの数は、検出精度を上げる
ため等しくされ、DL、DLのそれぞれにI IIIず
つのダミーセルが結合されている。また、各メモリセル
MCは、1本のワード線WLと相補対データ線の一方と
の交叉点において結合される。各ワード線WLはデータ
線対の双方と交差しているので、ワード線WLに生じる
雑音成分が静電結合によりデータ線にのっても、その雑
音成分が双方のデータ線対DL、DLに等しく現れ、差
動型のセンスアンプSAによって相殺される。
上記アドレッシングにおいて、相補データ線対DL、D
Lの一方に結合されたメモリセルMCが選択された場合
、他方のデータ線には必ずダミーセルDCが結合される
ように一対のダミーワード線DWL、DWLの一方が選
択される。
上記センスアンプSAは、特に制限されないが、一対の
交差結線されたMO3FETQI、Q2を有し、これら
の正帰還作用により、相補データ線DL、DLに現れた
微少な信号を差動的に増幅する。この正帰還動作は、2
段階に分けておこなわれ、比較的小さいコンダクタンス
特性にされたMO3FETQ7が比較的早いタイミング
信号φpalによって導通し始めると同時に開始され、
アドレッシングによって相補データ線DL、DLに与え
られた電位差に基づき高い方のデータ線電位は遅い速度
で、低い方のそれは速い速度で共にその差が広がりなが
ら下降していく、この時、上記電位差がある程度大きく
なったタイミングで比較的大きいコンダクタンス特性に
されたM OS F E TQ8がタイミング信号φp
a2によって導通ずるので、上記低い方のデータ線電位
が急速に低下する。
このように2段階に分けてセンスアンプSAの動作を行
わせることによって、上記高い方の電位の落ち込みを防
止する。こうして低い方の電位が交差結合MOSFET
のしきい値電圧以下に低下したとき正帰還動作が終了し
、高い方の電位の下降は電源電圧Vccより低く上記し
きい値電圧より高い電位に留まるとともに、低い方の電
位は最終的に接地電位(Ov)に到達する。
上記のアドレッシングの際、一旦破壊されかかったメモ
リセルMCの記憶情報は、このセンス動作によって得ら
れたハイレベル若しくはロウレベルの電位をそのまま受
は取ることによって回復する。しかしながら、前述のよ
うにハイレベルが電源電圧Vccに対して一定以上落ち
込むと、何回かの読み出し、再書込みを繰り返している
うちに論理“0”として読み取られるところの誤動作が
生じる。この誤動作を防ぐために設けられるのがアクテ
ィブリストア回路ARである。このアクティブリストア
回路ARは、ロウレベルの信号に対して何ら影響を与え
ずハイレベルの信号にのみ選択的に電源電圧Vccの電
位にブーストする働きがある。このようなアクティブリ
ストア回路ARの具体的回路構成は、この発明に直接関
係ないのでその詳細な説明を省略する。
同図において代表として示されているデータ線対DL、
DLは、カラムスイッチCWを構成するMO3FETQ
3.Q4を介してコモン相補データ線対CDL、CDL
に接続される。他の代表として示されているデータ線対
についても同様なMO3FETQ5.Q6を介してコモ
ン相補データ線対CDL、CDLに接続される。このコ
モン相補データ線対CDL、CDLは、出力アンプを含
むデータ出力バッファDOBの入力端子とデータ入カバ
ソファDIBの出力端子に接続される。
ロウアドレスデコーダR−DCR及びカラムアドレスデ
コーダC−DCRは、ロウアドレスバ。
、  ファR−ADB及びカラムアドレスバッファC−
ADBでそれぞれ形成された内部相補アドレス信号を受
けて、1本のワード線及びダミーワード線並びにカラム
スイッチ選択信号を形成してメモリセル及びダミーセル
のアドレ2・シングを行う。すなわち、ロウアドレスス
トローブ信号RASにより形成されたタイミング信号φ
arに同期して外部アドレス信号AXO〜AXiをアド
レスバッファR−ADBに取込み、ロウアドレスデコー
ダR−OCRに伝えるとともに、ワード線選択タイミン
グ信号φXにより上記アドレスデコーダ出力に従った所
定のワード線及びダミーワード線の選択動作を行う。
また、カラムアドレスストローブ信号CASにより形成
されたタイミング信号φacに同期して外部アドレス信
号AYO”AYiをカラムアドレスバッファC−ADB
に取込み、カラムデコーダC−DCHに伝えるとともに
、データ線選択タイミング信号φyによりデータ線の選
択動作を行う。
タイミング制御回路TCは、外部端子から供給されたロ
ウアドレスストローブ信号RAS、カラムアドレススト
ローブ信号CAS及びライトイネーブル信号WEを受け
、上記代表として例示的に示されたタイミング信号の他
、メモリ動作に必要とされる時系列的な各種タイミング
信号を形成する。
なお、特に制限されないが、低消費電力化及びワード線
を選択状態にしておいてカラムアドレス信号を切り換え
ることにより連続読み出し動作(スタティックカラムモ
ード)を可能にするため、上記カラム系のアドレスバッ
ファとアドレスデコーダ、データ出力バッファDOBを
0MO3(相補型)スタティック型回路により構成して
もよい。
基板バックバイアス電圧発生回路vbb−cは、集積回
路の外部端子を構成する電源端子Vccと基準電位端子
もしくはアース端子との間に°加えられる+5vのよう
な正電源電圧に応答して、半導体基板に供給すべき負の
バンクバイアス電圧−vbbを発生する。これによって
、NチャンネルMOSFETの基板ゲートにバンクバイ
アス電圧が加えられることになる。したがって、Nチャ
ンネルMOSFETのソース、ドレインと基板間との寄
生容量を減らされる結果、高速動作化を実現することが
できる。また、上記基板バイアス電圧−vbbによって
、基板に発生する少数キャリアの吸収が行われるため、
少数キャリアがメモリセルのキャパシタに蓄積された情
報記憶電荷と結合することによって、情報保持時間が短
くされてしまうのを防止することができる。
第2図には、上記基板バイアス発生回路vbb−Gの一
実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子は、
公知のCMO5(相補型MOS)集積回路の製造技術に
よって、上記第1図に示した他の回路ブロックとともに
1 (1&lの単結晶シリコンのような半導体基板上に
おいて形成される。なお、同図において、チャンネル部
分に矢印が付加されたMOSFETはPチャンネル型で
ある。
特に制限されないが、集積回路は、単結晶P型シリコン
からなる半導体基板に形成される。NチャンネルMOS
FETは、かかる半導体基板表面に形成されたソース領
域、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域との間
の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形
成されたポリシリコンからなるようなゲート電極から構
成される。PチャンネルMOSFETは、上記半導体基
板表面に形成されたN型ウェル領域に形成される。
これによって、半導体基板は、その上に形成された複数
のNチャンネルMOSFETの共通の基板ゲートを構成
する。N型ウェル領域は、その上に形成されたPチャン
ネルMOSFETの基板ゲートを構成する。Pチャンネ
ルMOSFETの基板ゲートすなわちN型ウェル領域は
、電源端子Vccに結合される。基板バックバイアス発
生回路vbb−Gは、集積回路の外部端子を構成する電
源端子Vccと基準電位端子もしくはアース端子との間
に加えられる+5vのような正電源電圧に応答して、半
導体基板に供給すべき負のバックバイアス電圧−vbb
を形成する。
特に制限されないが、発振回路O8Cは、リング状に縦
列形態に接続された奇数のインバータ回路N1ないしN
3から構成される。この発振回路OSCの出力信号は、
PチャンネルMO5FETQlとNチャンネルMO3F
ETQ2からなるCMOSインバータ回路の入力端子に
供給される。
このCMOSインバータ回路の出力信号は、一方におい
てキャパシタC2の一方の電極Bに供給される。このキ
ャパシタC2の他方の電極りと回路の接地電位点との間
には、ダイオード接続されたMOSFETQ6が設けら
れる。C[MO3FETQ6は、上記CMOSインバー
タ回路の出力信号がハイレベルのときオン状態にされ、
キャパシタC2をプリチャージさせる。
上記MO5FETQIとQ2からなるCMOSインバー
タ回路の出力信号は、他方においてPチャンネルMO5
FETQ3とNチャンネルMOSFETQ4からなるC
MOSインバータ回路の入力端子に供給される。このC
MOSインバータ回路の出力信号は、キャパシタCIの
一方の電極Aに供給される。このキャパシタC1の他方
の電極Cと回路の接地電位点との間には、ダイオード接
続されたMO3FETQ5が設けられる。このMOS 
F ETQ 5は、上記CMOSインバータ回路の出力
信号がハイレベルのときオン状態にされ、キャパシタC
1をプリチャージさせる。
上記キャパシタC1と02の他方の電極C,Dからは、
それに対応されたCMOSインバータ回路の出力信号が
ロウレベルにされたとき、負の電圧が形成される。上記
キャパシタC1の他方の電極Cから得られる負電圧は、
上記キャパシタC2の他方の電極りからiqられる負電
圧がゲー;〜に供給されたスイッチMO3FETQ7を
介して基板に伝えられる。キャパシタC3は、基板と回
路の接地電位点との間に構成される寄生容量である。
この実施例回路の動作を第3図のタイミング図に従って
説明する。
インバータ回路(Q3.Q4)の出力信号がハイレベル
のとき、キャパシタCIの電極Aは、電源電圧Vccの
ようなハイレベルにされる。このとき、MOSFETQ
5がオン状態になってキャパシタC1がブリチ申−ジさ
れる。このとき、電極Cの電位はVth(VthはMO
3FETQ5のしきい値電圧である)となる。これによ
ってキャパシタC1は、Vcc−Vthのレベルにチャ
ージアップされる。
このとき、インバータ回路(Ql、Q2)の出力信号は
回路の接地電位のようなロウレベルとなっている。した
がって、上記インバータ回路(Ql、Q2)の出力信号
がハイレベルのとき、予め上記同様な動作によってキャ
パシタC2にプリチャージ(Vcc−Vth)がなされ
ているので、上記キャパシタC2の一方の電極Bがロウ
レベルにされる結果、他方の電極りは−(Vcc−Vt
h)のような負電位にされる。これにより、スイッチM
O3FETQ7のゲート電圧が上記負電位−(Vcc−
Vth)とされ、基板バイアス電圧−vbbよりも低い
ためMO3FETQ7はオフ状態にされる。
次に、インバータ回路(Q3.Q4)の出力信号がロウ
レベルのとき、キャパシタC1の電mAには、回路の接
地電位のようなロウレベルにされる。これによって、M
O3FETQ5がオフ状態になってキャパシタCIの他
方の電極Cは、−(Vcc−Vth)のような負電位に
される。また、インバータ回路(Ql、Q2)の出力信
号は電源電圧Vccのようなハイレベルになるため、M
O3FETQ6がオン状態になってキャパシタC2をプ
リチャージさせる。このとき、電極りの電位はVth(
MO3FETQ6のしきい値電圧)となる。
したがって、MO3FETQ7のゲート電圧は、上記負
電圧−(Vcc−Vth)より相対的に高くされるため
、M OS F E T Q 7がオン状態にされる。
これによってキャパシタC1の他方の電極Cの負電圧−
(Vcc−Vth)によって基板から電荷が注入し、バ
ックバイアス電圧−vbbが形成される。
バックバーlアユ電圧−vbbは、回路の接地電位が与
えられるNチャンネルMO3FETのソース。
基板間のPN接合等において発生するリーク電流等によ
って絶対値的に低下されるが、上記スイッチMO3FE
TQ7を介した繰り返し負電圧−(Vcc−Vth)の
供給によって約−(Vcc−Vth)の電圧に維持され
る。
この実施例において、電源電圧Vccの急激な低下(電
源バンプ)が生じた場合、キャパシタCI。
C2の他方の電極C,Dの電位は、上記のように電源電
圧Vccの変動に追従して低下する。したがって、電源
バンプによって電極Cの電位−(Vcc−VLh)は、
電源電圧Vccが高くされた状態において形成された基
板電圧−vbbより絶対値的に小さくされる。これによ
って、スイッチMO3FETQ7がオン状態のとき、基
板電圧−vbbとキャパシタC1との間で逆方向の電荷
分散電流が流れる。したがって、前記第5図に示したよ
うなリーク用MO3FETを用いることなく、基板電圧
−vbbは、高速に上記電源電圧Vccの変動に追従し
た絶対値的に低い電位にできるものである。
また、この実施例では、スイッチMOSFETQ7を介
してキャパシタC1によって形成された負電圧−(V 
cc  V th)が基板に伝えられるため、従来のよ
うにダイオード接続されたMOSFETを用いた場合の
ようなしきい値電圧vthのレベル損失が生じない。こ
れによって、効率よく基板バイアス電圧−vbbを形成
できるため、発振周波数を比較的低くできること、及び
キャパシタC1の容量値を比較的小さくできることによ
って、低消費電力化を実現できるものである。
第4図には、他の一実施例の回路図が示されている。上
記第1図の実施例回路では、インバータ回路によって互
いに逆相のパルス信号を形成しているので、信号遅延に
よって両パルスが共にハイレベルにされる期間が生じる
。このオーバラップ時間が比較的長くされると、キャパ
シタCIのプリチャージ期間にスイッチMO3FETQ
7が瞬時にオン状態にされて基板電圧−vbbを絶対値
的に低下させる原因となる。
そこで、この実施例では、特に制限されないが、ノア(
NOR)ゲート回路G1と02とからなるラッチ回路を
通して相補的なパルス信号を形成するものである。すな
わち、ノアゲート回路G1と02は、その一方の入力端
子と出力端子が互いに交差接続されることによってラッ
チ形成とされる。
発振回路O3Cにより形成されたパルス信号は、上記第
1図と同様なインバータ回路N4とN5によって互いに
逆相のパルス信号とされる。インバータ回路N5の出力
信号Eは、ノアゲート回路G1の他方の入力端子に供給
され、インバータ回路N4の出力信号Fは、ノアゲート
回路G2の他方の入力端子に供給される。
これにより、例えば、インバータ回路N5の出力信号E
がロウレベル(論理“0′″)からハイレベル(all
ll 理″1”)に変化したとき、はソ゛同時にインバ
ータ回路N4の出力信号Fはハイレベルからロウレベル
に変化する。ノアゲート回路G1の出力信号(A)は、
上記信号Eのハイレベルへの変化によってハイレベルか
らロウレベルに変化スる。上記ノアゲート回路Glの出
力信号がハイレベルからロウレベルに変化したのを待っ
て、ノアゲート回路G2の再入力信号がロウレベルにれ
るため、その出力信号(B)がロウレベルからハイレベ
ルに変化する。また、インパーク回路N4の出力信号F
がロウレベルからハ・fレベルに変化したとき、はり同
時に・fンバータ回路N5の出力信号Eはハイレベルか
らロウレベルに変化する。ノアゲ・−ト回路G2の出力
信号(B)は、上記信号Fのハイレベルの変化によって
ハイレベルからロウレベルに変化する。上記ノアゲート
回路G2の出力信号がハイレベルからロウレベルに変化
したのを待って、7ノアゲ一ト回路Glの再入力信号が
ロウレベルにれるため、その出力信号(A)がロウレベ
ルからハイレベルに変化する。これによって、ノンオー
バーランプの相補パルス信号が形成され、上記キャパシ
タCI、C2の一方の電t%A。
Bが共にハイレベルにされることはないから、スイッチ
MO3FETQ7が不所望にオン状態にされることが防
止できるものである。
〔効 果〕
(1)パルス信号とキャパシタ及びダイオード等の一方
向性素子とを用いて形成された負電圧を、それと相補的
に発生させられる負電圧によって制御されるスイッチM
O5FETを介して基板に供給することにより、基板電
圧と負電圧との電圧差に従った電流が流れるようにでき
るため、リーク用MO3FETを設けることなく、電源
バンプに対する追従性の良い基板バイアス電圧を形成す
ることができるという効果が得られる。
(2)パルス信号とキャパシタ及びダイオード等の一方
向性素子とを用いて形成された負電圧を、それと相補的
に発生させられる負電圧によって制御されるスイッチM
OSFE’T’を介して基板に供給することにより、負
電圧をレベル損失なく基板に伝えることができる。これ
によって、効率的に基板電流を供給できるから、発振周
波数を低くしたり、基板への供給電流を形成するキャパ
シタの容量値を小さくできるため、上記(1)によるリ
ーク用MO5FETの削除と相俟って低消費電力化を図
ることができるという効果が得られる。
(3)上記(11により、電源電圧の変動に対して追従
した基板電圧を形成することができるから、電源変動に
対してその動作速度をはシ一定にできるという効果が得
られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない0例えば、相補的なパル
ス信号を形成する回路は、種々の実施形態を採ることが
できるものである。また、ダイナミック型RAMを構成
するメモリセルの読み出しのための基準電圧は、ダミー
セルを用いるものの他、ハイインピーダンス状態でハイ
レベルとロウレベルにされた相補データ線を短絡するこ
とによって形成された中間レベル(ハーフプリチャージ
方式又はダミーセルレス方式)とするものであってもよ
い。Xアドレス信号とYアドレス信号とをそれぞれ独立
した外部端子から供給するもの、アドレス信号の変化タ
イミングを検出回路を設けて、この検出出力により内部
回路の動作に必要な各種タイミング信号を発生させるも
の等種々の実施形態を採ることができるものである。ま
た、各種方式のリフレッシュ回路を内蔵させるものであ
ってもよい。
また、基板バイアス電圧を形成するためのパルス信号は
、内蔵の発振回路により形成するものの他、外部端子か
ら供給されるクロック信号を利用するものであってもよ
い。例えば、外部端子から供給されるクロック信号を受
けて動作タイミング信号が形成されるディジタル集積回
路装置にあっては、発振回路を設けるよりも上記クロッ
ク信号を利用する方が合理的となる。
〔利用分野〕
この発明は、上記のようなダイナミック型RAMの他、
基板バイアス発生回路を内蔵する半導体集積回路装置に
広く通用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るダイナミック型RAMの一実
施例を示す回路図、 第2図は、その基板バイアス発生回路の一実施例を示す
回路図、 第3図は、その動作を説明するためのタイミング図、 第4図は、基板バイアス発生回路の他の一実施例を示す
回路図、 第5図は、この発明に先立って考えられた基板バイアス
発生回路の一例を示す回路図である。 MC・・メモリセル、DC・・ダミーセル、CW・・カ
ラムスイッチ、SA・・センスアンプ、AR・・アクテ
ィブリストア回路、R−DCR・・ロウアドレスデコー
ダ、R−ADB・・ロウアドレスバッファ、C−DCR
・・カラムアドレスデコーダ、C−ADB・・カラムア
ドレスバッファ、DOB・・データ信号バッファ、DI
B・・データ入カバソファ、TC・・タイミング制御回
路、Vbb−G・・基板バイアス発生回路第1M   
 − 第2図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周期的なパルス信号が一方の電極に供給された第1
    のキャパシタと、このキャパシタの他方の電極と回路の
    接地電位点との間に設けられた一方向性素子からなり、
    上記パルス信号と逆極性の電圧を発生させる第1の電圧
    発生回路と、上記パルス信号と逆相にされたパルス信号
    が一方の電極に供給された第2のキャパシタと、このキ
    ャパシタの他方の電極と回路の接地電位点との間に設け
    られた一方向性素子とからなり、上記パルス信号と逆極
    性の電圧を発生させる第2の電圧発生回路と、上記第1
    の電圧発生回路の出力電圧がゲートに供給され、上記第
    2の電圧発生回路の出力電圧を基板に伝えるスイッチM
    OSFETとからなる基板バイアス発生回路を具備する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。 2、上記周期的なパルス信号は、内蔵の発振回路により
    形成されるものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の半導体集積回路装置。 3、上記半導体集積回路装置は、ダイナミック型RAM
    を構成するものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1又は第2項記載の半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376260B1 (ko) * 2000-12-29 2003-03-17 주식회사 하이닉스반도체 오실레이터

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