JPS62121019A - 生ゴム製品の製造方法 - Google Patents

生ゴム製品の製造方法

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Publication number
JPS62121019A
JPS62121019A JP26144685A JP26144685A JPS62121019A JP S62121019 A JPS62121019 A JP S62121019A JP 26144685 A JP26144685 A JP 26144685A JP 26144685 A JP26144685 A JP 26144685A JP S62121019 A JPS62121019 A JP S62121019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latex
mold
molded material
molding tool
same
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26144685A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Mori
一剛 森
Hiroshi Suzumura
洋 鈴村
Shigeo Yokoyama
横山 成男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP26144685A priority Critical patent/JPS62121019A/ja
Publication of JPS62121019A publication Critical patent/JPS62121019A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラテックス(生ゴム)製品の製造方法に関する
もので、詳しくはラテックス液から成形した製品を効率
よく製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、ラテックスを成形して製品とするには、成形型を
ラテックス液に浸漬した後、引きあげて型表面に均一な
厚さのゴム薄膜を形成させた後乾燥し、その後これを水
に入れて加硫する方法によっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来技術では、成形型として磁器質セラミックを使用し
てラテックス薄膜を形成させ乾燥させているがこの際の
ラテックス液からの水分の透過が悪いので特に内面(ラ
テックス膜と成形型の中間)において乾燥速度が遅くな
ってしまい、手術用手袋のような大型品では通常12時
間程度必要とし、成形型の利用効率が低いという問題点
があった。
これに対し、例えば細孔径が1〜10μm程度の粘土焼
成体(す焼)を成形型として使用すれば乾燥速度ははや
くなるが、ラテックス液が細孔内に入シ、いわゆる目づ
まりをおこすため数回の使用しかできないので、やはり
不経済である。
本発明はこのような問題点を解消して、目づまりなく、
効率良くラテックスを乾燥することにより、時間・コス
トを低減してラテックス成形製品を得ることのできる方
法を意図したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は以上の問題点に関し鋭意研究を行った結果
次の結論に到達した。
ラテックスはゴム樹から得られる牛乳状のもので、これ
はしよう液を分散媒とし、タンパク質そのほかの物質に
包まれたゴム炭化水素の微粒子を分散質とするコロイド
ゾルであって、その粒径はQ、05〜2μm である。
ラテックスの組成は季節、樹種、衝合によシ異なってい
るが一例を挙げると次の通りである。
水59.7%、ゴム炭化水素35.6%、タンパク質2
.0%、アセトン可溶物1.7%、糖類0.3%、無機
物質17% 以上のように、ラテックスは105〜2μmのコロイド
粒子から構成されているので、成形型の表面にこの大き
さよシ小さな微細多孔質膜を形成すれば、ラテックスの
コロイド粒子は入らないで、水のみが透過する成形型を
得ることが可能である。
すなわち本発明は1〜50μm の細孔径を有するセラ
ミック多孔成形体の外表面に粒径o、o o s〜1μ
m の微粒子をコーティングして薄膜を形成した2層構
造の成形体よりなる成形型を用い、該成形型を生ゴム液
に含浸した後ひき上げ、次で強制乾燥することを特徴と
する生ゴム現品の製造方法である。
本発明に用いる1〜50μm の細孔径を有するセラミ
ック多孔成形体としては、例えば粘土焼成体(す焼)、
アルばす微細多孔質体等が挙げられる。
また該セラミック多孔体の外表面に形成される粒径α0
5〜1μmの微粒子からなる薄膜としては、例えばアル
ミナゾルやシリカゾル液中に該セラミック多孔成形体を
含浸後、引き上げ、乾燥する等によシ形成されたものが
挙げられる。
このようにして得た、二層構造の成形用型は水は透過で
きるがコロイド粒子は入りこめないので、該成形用型を
用いて、ラテックス液に含浸した後、ひき上げて乾燥す
ると、目づまりを起こすことがないし、次に述べるよう
な強制乾燥が可能となり、乾燥速度を大きくできる。
すなわち、ラテックス中の水分の透過が促進されるよう
、型内部に新鮮空気を吹き込み水分を蒸発させると乾燥
効率は高くなる。加温した空気の使用は蒸発速度を上げ
るという意味からもより好ましい効果を与える。また、
成形型内部を真空に吸引することでも水の透過の効率が
高くなる。
〔実施例〕
実施例1゜ 細孔径10μm の粘土焼成体(す焼)で、ゴム成形用
の型を準備した。
次に170℃に加熱した水100−に対し、アルミニウ
ムイソプロポキシド11.4tを加えて、攪拌しながら
80℃に加温し、加水分解した。室温に冷却後硝酸[L
7tdを加えて加水分解物を解膠しアルミナゾルを得た
□このアルミナゾルに粘土焼成体を含浸した後引き上げ
粘土焼成体の表面にアルミナゾル薄膜を形成させた。こ
のようにして処理した多孔体を自然乾燥した後、100
℃/時間の昇温速度で400℃まで昇温し、400℃に
おいて2時間炉冷し、ゴム成形用型を得た。
完成したゴム成形用型を第1図に示す。第1図において
1はペースとして使用しているセラミック多孔成形体(
この場合は粘土焼成体)であり、2はその表面にコーテ
ィングした微細多孔質薄膜である。
微細多孔質薄膜部分の細孔径を窒素吸着法により測定す
ると細孔径は1ooAであった。
次に第2図に示す方法によりラテックスの乾燥を行った
。第2図において1,2は第1図と同様であり、セラミ
ック多孔成形体(粘土焼成体)とその表面にコーティン
グした微細多孔質薄膜である。3は成形型に付着させた
ラテックス、4はガス吹き込み用のガラス管、5はガス
排出用のガラス管、6はガラス管と成形型を結合するた
めの接6着剤である。また、7は送風機である。
第1図に示す成形型をラテックス液に浸し、表面にラテ
ックスの薄い膜を形成させた後、第2図に示す装置を用
いて、送風機により空気を送り込んだ。このようにする
と約10分で実用的な乾燥が可能であった。
実施例2 実施11HJ 1と同じ成形体を用い、ラテックス液を
含浸付着した後、第3図に示す装置を用いて成形型内部
を真空ポンプにより真空に吸引した。
第3図において1,2.3及び6は第2図と同様であり
8はガラス管9は真空ポンプ、10は真空ポンプとガラ
ス管を結ぶ真空ホースである。このようにすると約5分
で実用的な乾燥が可能であった。
比較例1゜ 比較として第1図に示す成形型と同一形状のガラス製の
成形型を準備しラテックス液に浸した後、引き上げて乾
燥を行った。この場合には1時間後においても表面の乾
燥のみであり、内部は白いラテックス液の1まで完全な
乾燥はできなかった。
以上の実験事実から、型内部に水を吸引できるように、
表面に微細多孔体を形成した成形型を用いる本発明はラ
テックスの乾燥をはやくできることが明らかである。
実施例五 細孔径5μm のアルミナ微細多孔体でゴム成形用の型
を準備した。次に、市販のシリカゾル液に型を含浸した
後引き上げて乾燥し、アルミナ微細多孔質体の表面にシ
リカゲル薄膜を形成させた。シリカゲル薄膜の細孔径は
250人であった。このようにして得たゴム成形用型金
ラテックス液【含浸した後引き上げ、第2図に示す方法
により、内部に空気を吹き込み乾燥を行った。この結果
、ラテックスの乾燥は約10分間で可能であった。
実施例4゜ 実施例3と同じゴム成形用型にラテックスを付着させ、
第3図に示す方法で、内部を真空に吸引し乾燥を行った
ところ、約10分間でラテックスを乾燥できた。
〔発明の効果〕
本発明はセラミック多孔成形体表面に微細多孔質膜を形
成し二重構造としたラテックス成形用の型を使用するの
で、ラテックスと型の内部からも内部に空気を吹き込む
ことや、ラテックスと型の内部からも真空に吸引するこ
とによりラテックスの水を除くことができるのでラテッ
クスの乾燥速度を非常に大きくすることが可能である。
また、表面の微細多孔質膜の細孔径は小さいので、ラテ
ックスの構成粒子は内部に入り込まず、何回でも使用が
可能である。したがって本発明は時間的にもコスト的V
こも効率良い優れた方法であり、生ゴム製品、例えば家
庭用、手術用ゴム手袋指サツク、咄乳用乳首、コンドー
ムなどの製造方法に用いて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる二層構造の成形体を説明する断
面図、第2図及び第3図は本発明の実施態様を示す図で
あって、第2図は型内部に強制的に送風し乾燥する場合
、第3図は真空吸引して乾燥する場合を示す。 復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 − 復代理人  安 西 篤 夫 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1〜50μmの細孔径を有するセラミック多孔成形体の
    外表面に粒径0.005〜1μmの微粒子をコーティン
    グして薄膜を形成した2層構造の成形体よりなる成形型
    を用い、該成形型を生ゴム液に含浸した後ひき上げ、次
    で強制乾燥することを特徴とする生ゴム製品の製造方法
JP26144685A 1985-11-22 1985-11-22 生ゴム製品の製造方法 Pending JPS62121019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26144685A JPS62121019A (ja) 1985-11-22 1985-11-22 生ゴム製品の製造方法

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62121019A true JPS62121019A (ja) 1987-06-02

Family

ID=17362004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26144685A Pending JPS62121019A (ja) 1985-11-22 1985-11-22 生ゴム製品の製造方法

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JP (1) JPS62121019A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5116551A (en) * 1987-05-07 1992-05-26 Davidson Roderick I Method and apparatus for producing an article by microwave heating
US11773223B2 (en) 2018-01-05 2023-10-03 Lg Chem, Ltd. Block copolymer

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5116551A (en) * 1987-05-07 1992-05-26 Davidson Roderick I Method and apparatus for producing an article by microwave heating
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