JPH0513546Y2 - - Google Patents

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JPH0513546Y2
JPH0513546Y2 JP12794487U JP12794487U JPH0513546Y2 JP H0513546 Y2 JPH0513546 Y2 JP H0513546Y2 JP 12794487 U JP12794487 U JP 12794487U JP 12794487 U JP12794487 U JP 12794487U JP H0513546 Y2 JPH0513546 Y2 JP H0513546Y2
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mold
supply port
sheet
sheet supply
plastic sheet
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案はセラミツク系焼結体型、多孔質樹脂
型、焼結金属型、電鋳ポーラス型等型全面にわた
り通気性を有する多孔質型を使用してプラスチツ
クシートを成形する型に関する。 (従来の技術) 従来上記のような多孔質型を使用して薄いプラ
スチツクシートを真空成形により徳利形状に成形
する場合、第1図に示すように多孔質体で構成し
た真空成形型1の成形面2全面に真空吸引作用を
はたらかせ、加熱軟化されたプラスチツクシート
3をシート供給口4に供給すると第1図イ,ロ,
ハのように順次延伸されてゆく。しかし供給され
たプラスチツクシート3は延伸初期において、シ
ート供給口4部分に吸引密着され、この部分は吸
着固定されてしまい延伸されなくなる。 このため、その後に延伸される部分のシート3
は薄くなり特にR部のように最後に吸着される部
分は極端な場合、破れを生じてしまうこともあ
る。 (考案の目的) 本考案は上記の問題に鑑み、プラスチツクシー
トを極端に薄くしたり、破れを生じさせることの
ない成形用型を提供することである。 (問題点を解決するための手段) 本考案は全体を多孔質体により構成したプラス
チツクシート成形用型において、成形面の一部を
成すシート供給口近辺に液状樹脂を含浸あるいは
塗布して硬化させるか若しくはテープを貼着し、
もつてシート供給口近辺の通気性を減少あるいは
無くしたことを特徴とするものである。 (実施例) 以下詳細について実施例に基づいて説明する。 型 1 セラミツクス粉末と金属粉末とを骨材とする複
合材をもつて第1図の如く成形面を徳利形状に成
形した合せ型を造型し、これを焼成して気孔径2
〜50μ、気孔率15〜50%の真空成形用の型1を得
ると共にこの真空成形用の型1に対しエポキシ樹
脂(コニシ株式会社製ボンドED60)をはけ塗り
の方法によりシート供給口4の近辺に含浸させた
後35℃に保持してエポキシ樹脂を硬化させた型 型 2 型−1と同様にして造型及び焼成して気孔径2
〜50μ、気孔率15〜50%の真空成形用の型1を得
ると共にこの真空成形用の型1に対し、テフロン
樹脂(ダイキン工業株式会社製ポリプロンTFE、
タフコートエナメルTC−7105)をシート供給口
4近辺にスプレー塗布して薄膜を造り、これを
270℃に加熱して硬化させ約35μの硬化膜を形成
させた型。 型 3 型−1と同様にして造型及び焼成して気孔径2
〜50μ、気孔率15〜50%の真空成形用の形1を得
ると共にこの真空成形用の型1に対しテフロンテ
ープ(日東電工株式会社製テフロンテープ厚さ
0.16mm)をシート供給口4の近辺に貼着した型。
比較例 型−1と同様にして造型及び焼成して気孔径2
〜50μ、気孔率15〜50%の真空成形用の型。 以上4種類の型に対し170〜190℃の加熱温度で
加熱軟化させた厚さ1.5mmの軟質塩化ビニールシ
ート3を第1図イのように型上部に添装し、型外
側全面から700mmHgの吸引圧を作用させると共に
シート3の上面側に2Kgf/cm2の圧縮空気を供給
して、シート3の成形面2全面に密着させて成形
品を得た。 このようにして成形されたシート3のR部につ
いてその厚さを測定した結果は表1の通りであつ
た。
【表】 (効果) 上記の結果から明らかなようにシート供給口4
近辺の通気性を減少またはなくすことにより、最
後まで延伸されるR部分のプラスチツクシートの
厚さは従来のものに比べて厚くなり、強度的にし
つかりした成形品が得られるよになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスチツクシートを真空成形する工
程を示す断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体を多孔質体により構成したプラスチツクシ
    ート成形用型において、成形面の一部を成すシー
    ト供給口近辺に液状樹脂を含浸あるいは塗布して
    硬化させるか若しくはテープを貼着し、もつてシ
    ート供給口近辺の通気性を減少あるいは無くした
    ことを特徴とするプラスチツクシート成形用型。
JP12794487U 1987-08-21 1987-08-21 Expired - Lifetime JPH0513546Y2 (ja)

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JPS6432119U JPS6432119U (ja) 1989-02-28
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