JPS62118137A - 多質量のねじれ振動体の低周波ねじれ振動を減衰する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特許請求の範囲第１項および第３項の所謂上
位概念に記載の多質量の振動体、例えばオフセット輪転
印刷機械におけるねじれ振動全減衰するための方法に関
する。

従来技術 種々な励損因子で、オフセント輪転印制機械１志 の質量体にねじれ機動が奮起され、その場合特に低周波
振動（３ないし１６　Ｈｚ　）が印刷結果に悪影響を及
ぼすことは既に知られている。

例えば、西独特許願公開公報第３３１８２７５０（ＤＥ
−０８３３１８２５０）には、どのようにしてねじれ振
動を起し得る輪転印刷機械にねじれ振動が励起され、そ
してこの振動が印刷物１ｃどのような影響を及ぼすかが
記述されている。

発明の目的 本発明の課題は、多質量のねじれ振動体、例えばライン
構造形態のオフセット輪転印刷機械におけるねじれ振動
を能動系を用いて減衰する方法を提供することにある。

発明の構成 上述の課題は、特許請求の範囲第１項、第２項の所謂特
徴部分に記載の構成によシ解決される。

本発明で達成される利点は特に、ラインオフセット輪転
印刷機械における印刷品質および生産速度が大きく改善
もしくは高められる点に見られる。本発明が提案する発
明は単純で然も高価ではなく、従って、大きな構造設計
変更を伴わずに事後的にねじれ振動減衰を実現すること
が可能である。個々の印刷機構に対する高価な個別の駆
動部は必要とされない。

実施例 以下、添付図面に示す本発明の一実施例と関連して詳細
に説明する。

一般に、ライン構造形態にあるオフセット輪転印刷機械
は、特に、製紙機構１、複数のオフセット印刷機構２．
３，４．６および折９畳み機構（図示せず）から構成さ
れている。オフセット印刷機構２，３．４および６は、
公知の仕方で、回転敷金制御される直流電動機７により
、通し接続された長手軸８を介して駆動される。

この場合直流電動機７は、折り畳み機構と第１番目の印
刷機構２との間で長手軸８奮駆動する。

従って、印刷機構４と６との間で、ねじれ振動体の自由
端の近傍で、長手軸列８にそれ自体公知の回転モーメン
ト測定＠９が固定的に介装されている。この回転モーメ
ント測定軸９で、多質量のねじれ振動体、例えばオフセ
ット印刷機構２，３．４および６のねじれ振動の回転モ
ーメントＭＴ＝　ｆ（ｔ）が測定されて、例えば並列に
接続されたローパス１３および１４からなる低域通過フ
ィルタに比例電気信号ＵＴ＝　ｆ（ｔ）として供給され
る。ローパス　フィルタ１３および１４０通過帯域は選
択的に変更することができ、従って帯域通過フィルタの
通過帯域全相応に設定することができる。ローパス　フ
ィルタ１３および１４は、例、えば４　Ｈｚと１６Ｈ２
との間の明確な通過帯域が得られるように選択される。

ローパス　フィルタ１３および１４の低周波出力電圧Ｕ
Ｄは、例えば比例制御装置とすることができる制御装置
１５に供給され、該比例装置１５の出力電圧ＵＡには、
調整可能な補助電圧九オ、ヤットと共に目標値Ｕ　　が
加算される。

Ａ目標 この調整可能なＵＲオ７ヤッ、で、非線形性例えば遊び
が回避されるように調整操作要素１７に対する動作点が
確定される。目標値Ｕ　　は、増Ａ目標 幅器１６例えば、４象限サイリスタ回路もしくはトラン
ジスタ増幅器全制御し、一方、後者は、制御量ＪＡ１例
えば直流電動機１７の被制御電機子電流ＪＡに対する電
機子電圧を発生する。

直流電動機１７、例えばサンドウィッチ巻き回転子電動
機は通常用いられている平歯車伝動装置１８を介して結
合されている最終段の印刷機構、例えば印刷機構６の後
流側で長手軸８の端１９を駆動する。

調整操作要素１７によって発生されるモーメントＭＭは
、長手軸８の自由端部１９の近傍、例えば印刷機構４と
６との間で測定されたねじれ振動モーメント　Ｍ、　’
ｉ相殺する方向に作用する。

この反対方向のモーメントＭＭの大きさは、ねじれ振動
励起エネルギに依存し、それと同じ大きさ或いは若干小
さい大きさ、例えば５ないし１０％小さい大きさにする
ことができる。

以上要約すると、ねじれ振動ＭＴは、ねじれ振動体２，
３．４または６の自由端部１９の近傍で測定されて、該
ねじれ振動ＭＴに比例する電気信号ＵＴがフィルタ１３
．１４に供給される。この信号Ｕ７は、フィルタ１３．
１４で、ろ波されて、印刷過程に対し有害な低周波ねじ
れ振動成分を含んでいる低周波出力信号ＵＤを発生する
。このフィルタ出力信号ＵＤは、電子的制御装置（増幅
器１６）に供給され、そこで発生されるＵＤＫ比例する
信号ＵＡＩＪａは、増幅器１６を介して操作要素１７に
供給され、この操作要素１７は、常に振動体のねじれ振
動に反対に作用するモーメント、即ち相殺的に作用する
モーメンＢ−加える。制御装置１５および増幅器１６は
、１つの制御区間として一体化することができよう。

自明なように、制御区間および操作要素として、迅速な
制御が可能である限り、油圧または空気圧手段（制御装
置およびモータ）全周いることができよう。

発明の効果 本発明によれば、ライン　オフセット輪転印刷機械にお
ける印刷品質および生産速度が改善され然も単純で廉価
な手段を用い、大きな構造変更を伴わずに事後的にねじ
れ振動減衰を実現することができるという効果が得られ
る。

なお、多質量のねじれ振動体、例えばライン構造形態に
あるオフセット輪転印刷機械における低周波数のねじれ
振動全能動的に減衰するための方法を実施するための装
置を欠のように構成できる、即ち多質量のねじれ振動体
、例えばオフセット輪転印刷機械２，３，４．６のねじ
れ振動モーメントＭアを測定する装置９と、該測定装置
で発生される測定値ＭＴヲ処理する制御区間１５．１６
と、前記ねじれ振動モーメントＭＴに対し反対のモーメ
ントＭＤｔ発生する調整操作要素１７とを設け、前記反
対のモーメントＭＤを、多質量のねじれ振動体２，３，
４゜６の端部１９または端部近傍１９に茄えるようにす
るのである。

また、上記装置においてねじれ振動測定装置として回転
モーメント測定＠９を設けることができる。さらに、上
記装置において、調整操作要素として電動機１７を設け
ておくことができる。

また、上記の最初に述べた装置において調整設定要素と
して油圧モータを設けておくことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるねじれ振動減衰方法を実施する
装置を備えたライン構造形態のオフセット輪転印刷機械
金示す概略図、第２図は、ねじれ振動に比例する低周波
測定信号Ｕ、　＝　ｆ（ｔ）を示す波形図、そして第３
図はろ波された信号ＵＤ＝　ｆ（ｔ）を示す波形図であ
る。 １・・・製紙機構、２．　３．　４．　６・・・多質量
のねじれ振動体、７・・・直流電動機、８・・・長手軸
、９・・・回転モーメント測定軸、１３．１４・・・ロ
ーパス　フィルタ、１５・・・比例制御装置、１６・・
・増幅器、１７・・・直流電動機、１８・・・平歯車伝
動装置、１９・・・自由端部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、多質量のねじれ振動体、例えばライン構造形態にあ
   るオフセット輪転印刷機械における低周波数のねじれ振
   動を能動的に減衰するための方法において、多質量のね
   じれ振動体 （２、３、４、６）の一端部（８、１９）または該端部
   の近傍（８、１９）に、連続して、多質量のねじれ振動
   体（２、３、４、６）のねじれ振動モーメントと逆向き
   のモーメント（Ｍ＿Ｍ）を加えることを特徴とする多質
   量のねじれ振動体の低周波ねじれ振動を減衰する方法。 ２、多質量のねじれ振動体、例えばライン構造形態にあ
   るオフセット輪転印刷機械における低周波数のねじれ振
   動を能動的に減衰するための方法において、多質量のね
   じれ振動体 （２、３、４、６）のねじれ振動（Ｍ＿τ）をその端部
   もしくは端部近傍（８、１９）で連続的に測定して信号
   （Ｕ＿τ）に変換し、該信号（Ｕ＿τ）を低域通過フィ
   ルタ（１３、１４）に供給し、その出力電圧（Ｕ＿Ｄ）
   で、制御区間（１５、１６）を介して調整操作要素（１
   ７）を制御し該操作要素により、多質量のねじれ振動体
   （２、３、４、６）のねじれ振動モーメント（Ｍ＿τ）
   に連続的に対抗するモーメント（Ｍ＿Ｍ）を連続的に発
   生するようにしたことを特徴とする多質量のねじれ振動
   体の低周波ねじれ振動を減衰する方法。