JPS62108742A - 輝石系結晶化ガラスの製造法 - Google Patents
輝石系結晶化ガラスの製造法Info
- Publication number
- JPS62108742A JPS62108742A JP24804885A JP24804885A JPS62108742A JP S62108742 A JPS62108742 A JP S62108742A JP 24804885 A JP24804885 A JP 24804885A JP 24804885 A JP24804885 A JP 24804885A JP S62108742 A JPS62108742 A JP S62108742A
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- glass
- mgo
- cao
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- crystals
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C10/00—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
- C03C10/0036—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
- C03C10/0045—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は輝石系結晶化ガラスの製造法に関する。
[従来の技術]
壁材等の建材として輝石系納品化ガラスがあるが、熔融
時の作業条件や原料品種及び銘柄などによりガラス中の
水酸基、酸化還元度が変化することにより、目的とする
均一な石目模様が得られ難いため、熔融時のガラス中の
ガス濃度、雰囲気中のガス濃度の調整、更に原料銘柄の
特定など多くの制約があった。
時の作業条件や原料品種及び銘柄などによりガラス中の
水酸基、酸化還元度が変化することにより、目的とする
均一な石目模様が得られ難いため、熔融時のガラス中の
ガス濃度、雰囲気中のガス濃度の調整、更に原料銘柄の
特定など多くの制約があった。
[発明の解決しようとする問題点]
本発明は輝石系結晶による結晶化ガラス製造の難点であ
る。ガラス中及び熔融炉中のガス濃度の調整原料銘柄の
特定等の制約なく、目標とする組成のガラスを熔融成形
し、天然石模様のある輝石系結晶化ガラスの製造法の提
供を目的とする。
る。ガラス中及び熔融炉中のガス濃度の調整原料銘柄の
特定等の制約なく、目標とする組成のガラスを熔融成形
し、天然石模様のある輝石系結晶化ガラスの製造法の提
供を目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明は重量%表示で実質的にSiO2 50〜70、
A12032〜17、SiO2 + Al20160〜
80、CaOO〜10.14g08〜15、CaO+8
g01Q 〜20、Nano 4〜15、 Li2Q
Q〜3 、 K2OQ 〜5 、 Ha
20+Li2O+に204〜15、TiO20〜6 、
ZnOO〜10、B2030〜G 、 P2O50〜
5、F O〜2 、 TiOz+F D、2〜6から
なり、かつ重量比にgO/CaOが2/3より大きいm
或のガラスを所定形状に成形し、該成形体を加熱し輝石
系納品を生成させる結晶化ガラスの製造法を提供する。
A12032〜17、SiO2 + Al20160〜
80、CaOO〜10.14g08〜15、CaO+8
g01Q 〜20、Nano 4〜15、 Li2Q
Q〜3 、 K2OQ 〜5 、 Ha
20+Li2O+に204〜15、TiO20〜6 、
ZnOO〜10、B2030〜G 、 P2O50〜
5、F O〜2 、 TiOz+F D、2〜6から
なり、かつ重量比にgO/CaOが2/3より大きいm
或のガラスを所定形状に成形し、該成形体を加熱し輝石
系納品を生成させる結晶化ガラスの製造法を提供する。
本発明において、製造される結晶化ガラスは輝石結晶を
重量比で20〜50%程度含有する。
重量比で20〜50%程度含有する。
この輝石系結「りの主なものは、がんか輝石と呼ばれる
化学組成Mg5i(hの結晶、とう輝石と呼ばれる化学
組成CaMg5i206の結晶及びとう輝石のMg、S
iの一部をAIで置換した結晶である。
化学組成Mg5i(hの結晶、とう輝石と呼ばれる化学
組成CaMg5i206の結晶及びとう輝石のMg、S
iの一部をAIで置換した結晶である。
本発明において使用する成形体のガラス組成の限定理由
は下記の通りである。
は下記の通りである。
5102は輝石類結晶の成分及びガラス相の成分となる
。 SiO7<50%、5iQ2>70%では当該結晶
化ガラスの製品が得られ難く、また、粘性の点でロール
アウト法による板の成形が難しくなり、いずれも好まし
くない、 SiO2は上記範囲中55〜58%が特に望
ましい、 Al2O3は耐候性の向上の作用、結晶の生
成を助長する作用、及び輝石類結晶構成成分の1つであ
る。 Al2O3<2%ではこれらの作用が不充分であ
る。 Al2O3>17%では他の結晶ファルステライ
ト、コーディエライトが生成し、かつ熔融性が悪くなり
好ましくない、 Al2O3は上記範囲中3〜15%が
特に好ましい。
。 SiO7<50%、5iQ2>70%では当該結晶
化ガラスの製品が得られ難く、また、粘性の点でロール
アウト法による板の成形が難しくなり、いずれも好まし
くない、 SiO2は上記範囲中55〜58%が特に望
ましい、 Al2O3は耐候性の向上の作用、結晶の生
成を助長する作用、及び輝石類結晶構成成分の1つであ
る。 Al2O3<2%ではこれらの作用が不充分であ
る。 Al2O3>17%では他の結晶ファルステライ
ト、コーディエライトが生成し、かつ熔融性が悪くなり
好ましくない、 Al2O3は上記範囲中3〜15%が
特に好ましい。
SiO2+Al2O3> 80%では、ガラスの熔融性
が悪くなり、SiO2 + Al2O3< 80%では
、ガラスの耐候性が低下し、いずれも好ましくない、
SiO2+Al2O3は上記範囲中62〜78%の範囲
が特に好ましい。
が悪くなり、SiO2 + Al2O3< 80%では
、ガラスの耐候性が低下し、いずれも好ましくない、
SiO2+Al2O3は上記範囲中62〜78%の範囲
が特に好ましい。
Caoはとう輝石類結晶の成分である。 GaO>10
%では結晶核の発生が抑制され、内部からの結晶成長が
成されないため好ましくない* Ca Oは]二記範
囲中3〜8%が特に好ましい。
%では結晶核の発生が抑制され、内部からの結晶成長が
成されないため好ましくない* Ca Oは]二記範
囲中3〜8%が特に好ましい。
XgOは輝石類結晶の成分である。111g0<8%で
は、当該結晶が生成し難く、当該結晶以外の結晶(ウオ
ラストナイト、7ノーサイト)が生成し、結晶核の発生
が抑制され、内部からの結晶成長が成されないため強度
が低下する。
は、当該結晶が生成し難く、当該結晶以外の結晶(ウオ
ラストナイト、7ノーサイト)が生成し、結晶核の発生
が抑制され、内部からの結晶成長が成されないため強度
が低下する。
MgO>15%では、熔融ガラスを板状に成形する際に
エンスタタイトが生成し易く、当該成形が難しい。!4
goは上記範囲中8〜13%が特に好ましい。
エンスタタイトが生成し易く、当該成形が難しい。!4
goは上記範囲中8〜13%が特に好ましい。
CaO+ MgO> 20%ではクラックが入り易く。
他方、CaO+MgO<10%では、生成結晶量が少な
く強度が低いのでいずれも好ましくない。
く強度が低いのでいずれも好ましくない。
CaO+ 11g0は上記範囲中11−19の範囲がよ
り好ましい。
り好ましい。
Na20は原料の熔解性及び板状への成形性を向北し、
結晶成長を早める。Na70<4%では熔解性が悪く1
通常のタンク熔融が難しく、成形性も低下する。
結晶成長を早める。Na70<4%では熔解性が悪く1
通常のタンク熔融が難しく、成形性も低下する。
Na2O>15%では粘性が低過ぎ当該成形性が逆に低
下すると共に耐候性が低下する。
下すると共に耐候性が低下する。
Na20は上記範囲中8〜12%が特に好ましい。
K2OはNa2Oと同様、熔解性及び板状への成形性を
向上し、複合アルカリ効果(Na2O+ K2O)によ
り耐候性を向上する− K2O>5%は成形時の結晶発
生及び価格が高いため好ましくない。
向上し、複合アルカリ効果(Na2O+ K2O)によ
り耐候性を向上する− K2O>5%は成形時の結晶発
生及び価格が高いため好ましくない。
K2Oは上記範囲中0〜3%が特に好ましい。
L iO2はNa20と同様、熔解性及び板状への成形
性を向上し、複合アルカリ効果(Na20+Li20)
により耐候性を向上する。Li2O>3%は価格が高い
ため好ましくない、 Li2Oは上記範囲中0〜2%
が特に好ましい。
性を向上し、複合アルカリ効果(Na20+Li20)
により耐候性を向上する。Li2O>3%は価格が高い
ため好ましくない、 Li2Oは上記範囲中0〜2%
が特に好ましい。
加えてNa2O+ K2O+ Li2Oは4〜15%が
よく、さらに5〜12%が特に好ましい。
よく、さらに5〜12%が特に好ましい。
TiO2及び後述するFは納品核形成剤であり、少なく
ともその一者が必須成分である。これらの成分はガラス
内部より結晶を発生させ当該結晶化ガラス′の強度を向
上する作用がある。この内T i0.+は、天然石模様
としての外観に優れた大きさに結晶を成長させる作用を
する。
ともその一者が必須成分である。これらの成分はガラス
内部より結晶を発生させ当該結晶化ガラス′の強度を向
上する作用がある。この内T i0.+は、天然石模様
としての外観に優れた大きさに結晶を成長させる作用を
する。
TiO2>6%では結晶が灰紫色に着色するため好まし
くない。TiO2は上記範囲中0〜4%が特に好ましい
、 ZnOは必須成分ではなl、%が、添加すること
により、耐薬品性を向上し、当該結晶化ガラスの強度を
向上させることができる。
くない。TiO2は上記範囲中0〜4%が特に好ましい
、 ZnOは必須成分ではなl、%が、添加すること
により、耐薬品性を向上し、当該結晶化ガラスの強度を
向上させることができる。
ZnO>10%は熔融性が悪くなるめ、さらに他の結晶
(亜鉛スピネル)が生成し暗青色に着色するため好まし
くない、 ZnOは上記範囲中O〜8%が特に好まし
い。
(亜鉛スピネル)が生成し暗青色に着色するため好まし
くない、 ZnOは上記範囲中O〜8%が特に好まし
い。
B2O3は必須成分ではないが熔解性を促進し、粘度を
低下させる。 B2O3> 8%ではガラスの分相が生
じやすく、成形後のセラミング処理時間を遅らせる、加
えてセラミフグ後の製品に微細クラックを発生させるた
め好ましくない、B2O3はL記範囲中0〜5%が特に
好ましい。
低下させる。 B2O3> 8%ではガラスの分相が生
じやすく、成形後のセラミング処理時間を遅らせる、加
えてセラミフグ後の製品に微細クラックを発生させるた
め好ましくない、B2O3はL記範囲中0〜5%が特に
好ましい。
P2O5は熔融性を促進し、結晶核形成を促進する。
P2O5>5%は、逆に結晶の成長が遅くなり、成形後
のセラミング処理時間を遅らせるため好ましくない、
P2O5は上記範囲中O〜3%が特に好ましい。
P2O5>5%は、逆に結晶の成長が遅くなり、成形後
のセラミング処理時間を遅らせるため好ましくない、
P2O5は上記範囲中O〜3%が特に好ましい。
Fは熔融性を促進し、前述の如く輝石系結晶化ガラスの
結晶核形成剤である。F〉3%ではF化合物が増加し、
製品の強度を低下させるため好ましくない、J:記範囲
中0.1〜1.5%が特に好ましい、加えてこの範囲で
F潤度を調整する事により天然石模様から無地微細晶の
範囲で結晶粒径を設定する事ができる。0.2%未満で
は表面より成長する結晶が多くなるため製品強度が低下
し、0.6%を越えるとF化合物の増加により強度が低
下したり、特定着に着色するので好ましくない、0.2
〜4%が特に好ましい。
結晶核形成剤である。F〉3%ではF化合物が増加し、
製品の強度を低下させるため好ましくない、J:記範囲
中0.1〜1.5%が特に好ましい、加えてこの範囲で
F潤度を調整する事により天然石模様から無地微細晶の
範囲で結晶粒径を設定する事ができる。0.2%未満で
は表面より成長する結晶が多くなるため製品強度が低下
し、0.6%を越えるとF化合物の増加により強度が低
下したり、特定着に着色するので好ましくない、0.2
〜4%が特に好ましい。
またMgO/CaOの211!量比が2/3より小さい
とウオラストナイト結晶が生成しクラ−2りが入り易く
なるので好ましくない。
とウオラストナイト結晶が生成しクラ−2りが入り易く
なるので好ましくない。
本発明においては1以上の成分の総量が96%以上にす
るのが好ましく、残部4%未満についてはマンガン、コ
バルト、鉄、ニッケル、銅などの粉又はその酸化物粉等
を着色剤とし添加し、好みの色調にする基ができる。
るのが好ましく、残部4%未満についてはマンガン、コ
バルト、鉄、ニッケル、銅などの粉又はその酸化物粉等
を着色剤とし添加し、好みの色調にする基ができる。
かかる組成のガラスの成形体を製造するに当っては目標
組成となるように各原料を調合してバッチを調整し、溶
融炉にて1400〜1500℃に加熱して熔融し清澄す
る0次いで、熔融ガラスを1300℃程度に冷却し、所
定形状に成形する。
組成となるように各原料を調合してバッチを調整し、溶
融炉にて1400〜1500℃に加熱して熔融し清澄す
る0次いで、熔融ガラスを1300℃程度に冷却し、所
定形状に成形する。
板ガラスを成形する場合、特に限定されるものではない
が、ロールアウト法により連続的に所定厚味のリボンを
成形し、次いで、これを徐冷し所定の大きさに切断する
方法が生産性の面から望ましい。
が、ロールアウト法により連続的に所定厚味のリボンを
成形し、次いで、これを徐冷し所定の大きさに切断する
方法が生産性の面から望ましい。
かかる成形体に結晶を生成するには次のような熱処理を
するのが望ましい。
するのが望ましい。
成形体が破損しない程度の速度で結晶の成長する温度ま
で昇温し1通常の雰囲気で3〜5時間保持する。これに
よりガラス中に主納品とし輝石系結晶が生成する。結晶
を成長される温度は850〜1050°Cが最適である
。昇温工程中650〜780℃で120〜240分間保
持し、又は当該温度域の昇温速度を下げると微細な結晶
を生成することができる。かかる方法によって生成する
結晶用の大きさは0.1〜4m/m程度であり、又、最
終的に生成する結晶の量は30〜40重量%である。
で昇温し1通常の雰囲気で3〜5時間保持する。これに
よりガラス中に主納品とし輝石系結晶が生成する。結晶
を成長される温度は850〜1050°Cが最適である
。昇温工程中650〜780℃で120〜240分間保
持し、又は当該温度域の昇温速度を下げると微細な結晶
を生成することができる。かかる方法によって生成する
結晶用の大きさは0.1〜4m/m程度であり、又、最
終的に生成する結晶の量は30〜40重量%である。
[実施例〕
常法に従い、表1の目標組成になる様にS i02源と
し珪砂AhO3FXとしアルミナ粉、CaO源とし石灰
石、MgO源とし水酸化マグネシウム、Na2O&tと
しソーダ灰、K2O源とし炭酸カリ、LiO2源とし炭
酸リチウム、T i02源とし二酸化チタン粉、ZnO
源とし亜鉛華、B2O3源とし硼砂、P2O3源としリ
ン酸カルシウムを使用し、更に清澄剤とし芒硝、カーボ
ンを使用し目的とするガラス組成に従ってバンチを調整
した。このパッチ5kgを白金坩堝に入れ1450℃5
時間で熔融し、板状にプレス成形し冷却した。成形され
た板ガラスを、アルミナ粉を散布した耐火物で作られた
基台に儀とし、熱処理炉に入れ50℃ハでシ1.温し1
000℃4時間の結晶化処理を行なった。
し珪砂AhO3FXとしアルミナ粉、CaO源とし石灰
石、MgO源とし水酸化マグネシウム、Na2O&tと
しソーダ灰、K2O源とし炭酸カリ、LiO2源とし炭
酸リチウム、T i02源とし二酸化チタン粉、ZnO
源とし亜鉛華、B2O3源とし硼砂、P2O3源としリ
ン酸カルシウムを使用し、更に清澄剤とし芒硝、カーボ
ンを使用し目的とするガラス組成に従ってバンチを調整
した。このパッチ5kgを白金坩堝に入れ1450℃5
時間で熔融し、板状にプレス成形し冷却した。成形され
た板ガラスを、アルミナ粉を散布した耐火物で作られた
基台に儀とし、熱処理炉に入れ50℃ハでシ1.温し1
000℃4時間の結晶化処理を行なった。
次いで、この板ガラス表面を珪砂にて粗層し、アルミナ
粉で光沢を出した。これらのカラスについて測定した失
透温度、曲げ強度及び結晶サイズを同表に併記した同表
により明らかなように本発明において、Fの添加料を調
整することにより結晶サイズを0.1〜4鳳/鳳の間で
自由に操作することが出来る。又かかるガラスについて
他の特性は、従来の技術により得られた結晶化ガラス材
と同等であり、壁材として充分使用できるものであった
。
粉で光沢を出した。これらのカラスについて測定した失
透温度、曲げ強度及び結晶サイズを同表に併記した同表
により明らかなように本発明において、Fの添加料を調
整することにより結晶サイズを0.1〜4鳳/鳳の間で
自由に操作することが出来る。又かかるガラスについて
他の特性は、従来の技術により得られた結晶化ガラス材
と同等であり、壁材として充分使用できるものであった
。
[発明の効果]
本発明による結晶化ガラスはガラス表面とは関係なく種
々の方向に結晶が発達するのでロールアウト法等により
熔融ガラスを板状に形成し、結晶化させそのまま研磨す
ることにより製造できる。このためガラスを粒化し、型
に入れる工程が簡略化できる。加えて、前記工程が無く
なることにより、泡状欠点が大巾に減少でき壁材として
の品質が向上する。
々の方向に結晶が発達するのでロールアウト法等により
熔融ガラスを板状に形成し、結晶化させそのまま研磨す
ることにより製造できる。このためガラスを粒化し、型
に入れる工程が簡略化できる。加えて、前記工程が無く
なることにより、泡状欠点が大巾に減少でき壁材として
の品質が向上する。
核形成剤としTiO2,P2O5以外にFを使用し。
その量を調整することにより、結晶環のサイズを0.1
〜4m/鵬の間で自由に設定することが出来る。
〜4m/鵬の間で自由に設定することが出来る。
ガラスの熔融条件を最終製品の結晶環と切離して設定で
きるため、欠点の1つである内部泡欠点も大[口に改良
することができる。
きるため、欠点の1つである内部泡欠点も大[口に改良
することができる。
Fを適度に残存させることにより、熱処理により結晶化
後のガラスの切断、研磨などの加工性を向上することが
できる。
後のガラスの切断、研磨などの加工性を向上することが
できる。
更にガラスの失透温度が1250℃と低いため通常のロ
ールアウト法により成形できるため、製造条件の制約が
少ない、加えて酸化性でガラス化しても微細結晶塩が得
られるため、有色の結晶化ガラスも容易に得られる利点
もある。
ールアウト法により成形できるため、製造条件の制約が
少ない、加えて酸化性でガラス化しても微細結晶塩が得
られるため、有色の結晶化ガラスも容易に得られる利点
もある。
Claims (2)
- (1)重量%表示で実質的にSiO_2 50〜70、
Al_2O_3 2〜17、SiO_2+Al_2O_
3 60〜80、CaO 0〜10、MgO 6〜15
、CaO+MgO 10〜20、Na_2O 4〜15
、Li_2O 0〜3、K_2O 0〜5、Ma_2O
+Li_2O+K_2O 4〜15、TiO_2 0〜
6、ZnO 0〜10、B_2O_3 0〜6、P_2
O_5 0〜5、F 0〜2、TiO_2+F 0.2
〜6からなり、かつ重量比MgO/CaOが2/3より
大きい組成のガラスを所定形状に成形し、該成形体を加
熱し輝石系結晶を生成させる結晶化ガラスの製造法。 - (2)前記ガラスは重量%表示で実質的にSiO_2
55〜58、Al_2O_0 3〜15、SiO_2+
Al_2O_3 62〜78、CaO 3〜8、MgO
8〜13、CaO+MgO 11〜18、Na_2O
6〜12、Na_2O+Li_2O+K_2O 5〜
12、TiO_2 0〜4、P_2O_5 0〜3、F
0.1〜1.5、TiO_2+F 0.2〜5からな
る特許請求の範囲第1項記載の結晶化ガラスの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60248048A JPH0692257B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 輝石系結晶化ガラスの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60248048A JPH0692257B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 輝石系結晶化ガラスの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62108742A true JPS62108742A (ja) | 1987-05-20 |
JPH0692257B2 JPH0692257B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=17172416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60248048A Expired - Lifetime JPH0692257B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 輝石系結晶化ガラスの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0692257B2 (ja) |
Cited By (5)
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US9174867B2 (en) | 2010-10-27 | 2015-11-03 | Asahi Glass Company, Limited | Glass plate and process for its production |
CN108585528A (zh) * | 2018-05-17 | 2018-09-28 | 天长市天意玻璃制品有限公司 | 一种新型微晶玻璃及其制备方法 |
CN111533443A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-08-14 | 成都光明光电股份有限公司 | 光学玻璃 |
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JPS5125045A (ja) * | 1974-08-27 | 1976-03-01 | Sony Corp | Dohakangatataiikitsukarohaki |
JPS5144131A (ja) * | 1974-09-11 | 1976-04-15 | Nippon Oils & Fats Co Ltd | Netsukokaseitosoyososeibutsu |
-
1985
- 1985-11-07 JP JP60248048A patent/JPH0692257B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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