JPS63201037A - 天然大理石様結晶化ガラス - Google Patents

天然大理石様結晶化ガラス

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Publication number
JPS63201037A
JPS63201037A JP3212087A JP3212087A JPS63201037A JP S63201037 A JPS63201037 A JP S63201037A JP 3212087 A JP3212087 A JP 3212087A JP 3212087 A JP3212087 A JP 3212087A JP S63201037 A JPS63201037 A JP S63201037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystallized glass
glass
natural marble
fe2o3
bao
Prior art date
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Pending
Application number
JP3212087A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Shibuya
武宏 渋谷
Yoshio Hashibe
吉夫 橋部
Takashi Sakane
坂根 嵩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
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Publication of JPS63201037A publication Critical patent/JPS63201037A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/076Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
    • C03C3/083Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は天然大理石様結晶化ガラス、より詳しくは安定
して均一な黒色を呈する天然大理石様結晶化ガラスに関
するものである。
[従来技術とその問題点] 従来よりFe、 Mn、Co等の着色成分を用いて結晶
化ガラスを黒色に着色することは知られており、例えば
特公昭53−39884号にはFe2O3を含有する黒
色の天然大理石様結晶化ガラスが記載されている。
しかしながら従来のF+403を着色成分として多量に
含有する結晶化ガラスは、溶融条件や結晶化条件の微か
な変動によって色調が変化し易く、特に結晶化工程の加
熱でガラス中のFe2+の一部がFe3+に転移すると
色調の変化の度合いが大きくなり安定して均一な黒色を
呈する結晶化ガラスを得ることができなかった。また曲
面板を作る場合一度結晶化して製造した平面板を再加熱
して曲げ加工するが、その再加熱処理によって一段とF
e2+からFe3+への転移が進み色調の変化が増長さ
れこの曲面板を建築物の壁面等に平面板と一緒に使用す
ると色調の違いが目立つという問題があった。
[発明の目的コ 本発明は、着色成分としてFe20Bを含有する結晶化
ガラスにおいて溶融条件及び結晶化条件が多少変動して
もFeの原子価の変化が少ないため安定して均一な黒色
を呈する天然大理石様結晶化ガラスを提供することを目
的とするものである。
[発明の構成コ 本発明者等は、Fe2O3と共にTiO□とMnO□を
併用することによって溶融条件が多少変動してもガラス
中のFe2+とFe3+の比率を安定させることができ
、また結晶化工程においてFe2+がFe3+に転移す
ることを抑制し、安定して均一な黒色を呈する結晶化ガ
ラスを得ることができることを見い出した。
本発明の天然大理石様結晶化ガラスは、重量百分率でS
iO2 45〜75%、人12031〜15%、CaO
8〜20%、Na2O+K2O1〜15%、BaO(0
〜18%、Zn00〜18%、BaO+ZnO 4〜2
5%、Fe2O32〜8%、TiO20,1〜7%、M
nO20,1〜5%の組成を有し、β−ウオラストナイ
ト結晶を析出してなることを特徴とする。瀦 本発明の天然大理石様結晶化ガラスの組成範囲を上記の
ように限定したのは以下の理由による。
SiO□が45%より少ない場合は、失透が著しくなる
と共にガラスの粘性が高くなって流動性が悪くなり、安
定して平面板を成形することが困難となり、75%より
多い場合は溶融性が悪くなる。
^1203が1%より少ない場合は、流動性が悪くなり
、15%より多い場合はβ−ウオラストナイト結晶が析
出しにくくなると共に溶融性が悪くなる。
CaOが8%より少ない場合は、β−ウオラストナイト
結晶が析出しにくくなり、20%より多い場合は流動性
が悪くなる。
Na2Oとに20の合量が1%より少ない場合は流動性
が悪くなり、15%より多い場合はβ−ウオラストナイ
ト結晶以外の好ましくない異種結晶が析出しやすく平面
板にソリが発生しやすくなる。
BaO及びZnOは流動性を良好にする作用を有するが
各々18%より多い場合はβ−ウオラストナイト結晶が
析出しにくくなる。またBaOとZooの合量が4%よ
り少ない場合は流動性が悪くなり、25%より多い場合
はβ−ウオラストナイト結晶が析出しにくくなる。
Fe2O3が2%より少ない場合は十分な黒色を呈する
結晶化ガラスが得られず、8%より多い場合は失透が著
しくなると共に黒色以外の色調になってしまう。
TiO2及びMnO2は、完配したようにFe2O3と
共存させることによってガラス中及び結晶化ガラス中の
Fe2+とFe3+の比率を安定化させ、溶融条件や結
晶化条件に多少の変動が生じても安定して均一な黒色を
呈する結晶化ガラスを得ることを可能にする成分である
そのためTiO□及びMoO2が各々0.1%より少な
い場合は結晶化工程においてFe2+がFe3+に転移
するのを抑制する効果がなく、一方TiO2が7%より
多い場合よたMnO□が5%より多い場合は失透が著し
くなる。
尚、本発明の天然大理石様結晶化ガラスは上記成分以外
にもガラスの溶融性及び流動性を良くする成分であるB
2O3や黒の色調を微妙に調節させるCoo等の成分を
添加することが可能である。またガラス溶融時の清澄剤
として^S20.やSb20gを1%まで添加すること
ができる。
[実施例] 以下実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。下記
の表1は本発明の結晶化ガラス(試料随1〜4)及び従
来の結晶化ガラス、(試料N[L 5〜7〉の組成を示
すものである。
表1 表1の各試料は次のように調製した。
表1のガラス組成になるように調合したバッチ原料を白
金るつぼに入れて電気炉中で1400〜1600℃で5
時間溶融した後、水砕して直径1〜61園のガラス小球
にし、それを耐火物板枠内に集積した。
次いでこの集積体を電気炉内に入れて 120℃/時の
速度で約1070℃まで加熱して、その温度で2時間保
持した後、100℃/時の速度で冷却すると各ガラス小
球が相互に融着一体化し、かつ全体が結晶化して表面が
平坦で均一な黒色を呈する結晶化ガラスの平面板が得ら
れた。この結晶化ガラスにはβ−ウオラストナイト結晶
が析出しており、外観が天然大理石様を呈していた。
またこの結晶化ガラスの平面板を所定の曲面を有するモ
ールド上に設置し、電気炉内で120℃/時の速度で8
00℃まで再加熱し、その温度で1時間保持した後、1
00℃/時の速度で冷却することによってモールドの曲
面形状を有する結晶化ガラスの曲面板が得られた。
下記の表2は上記のように作製した試料NLI及び!に
5〜7の結晶化ガラスの平面板と曲面板の各々について
、Fe2+の占める割合(Fe2+/ Fe” +Fe
3+)及びJIS Z 8730に規定するLab表色
系のL値で表す色差を示したものである。尚、L値はハ
ンターの色差式における明度指数を表すものであり、J
IS Z 8722に規定する三刺激値X、Y、Zから
L=10Y+の式によって計算したものである。
表   2 表2から試料N[L 1の本発明品では平面板と曲面板
のFe” / Fe2++ Fe3+の割合が同じでL
値もほとんど変化がないのに対し、試料N[L5〜7の
従来品では平面板と曲面板とでFe2+/ Fe” +
 Fe3+の割合が変化し、L値も大きく変化している
。一般に建築用材料の色差はL値で2以上の差があると
目視で色の違いが判別出来るなめ試料NIL5〜7の平
面板と曲面板を一緒に建築物の壁面等に使用することは
不適当である。
尚、本発明品である表1の試料N[L2〜4についても
同様に平面板と曲面板とのFe” / Fe2++ P
e3÷の値を測定したところいずれも0.5%以内の差
でまたL値も2以内の差であった。
[発明の効果] 以上のように本発明の天然大理石様結晶化ガラスは、安
定して均一な黒色を呈するため建築用材料に好適である
特許出願人  日本電気硝子株式会社 代表者 岸 1)清 作

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 重量百分率でSiO_245〜75%、Al_2O_3
    1〜15%CaO8〜20%、Na_2O+K_2O1
    〜15%、BaO0〜18%、ZnO0〜18%、Ba
    O+ZnO4〜25%、Fe_2O_32〜8%、Ti
    O_20.1〜7%、MnO_20.1〜5%の組成を
    有し、β−ウオラストナイト結晶を析出してなることを
    特徴とする天然大理石様結晶化ガラス
JP3212087A 1987-02-13 1987-02-13 天然大理石様結晶化ガラス Pending JPS63201037A (ja)

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