JPH08253346A - 象牙色の不透明ガラスセラミック及びその色を調節する方法 - Google Patents
象牙色の不透明ガラスセラミック及びその色を調節する方法Info
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- JPH08253346A JPH08253346A JP7295214A JP29521495A JPH08253346A JP H08253346 A JPH08253346 A JP H08253346A JP 7295214 A JP7295214 A JP 7295214A JP 29521495 A JP29521495 A JP 29521495A JP H08253346 A JPH08253346 A JP H08253346A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C10/00—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
- C03C10/0018—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and monovalent metal oxide as main constituents
- C03C10/0027—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and monovalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3, Li2O as main constituents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C4/00—Compositions for glass with special properties
- C03C4/02—Compositions for glass with special properties for coloured glass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 象牙色に着色された、ベータリチア輝石固溶
体を主結晶相として有するガラスセラミックを製造す
る。 【解決手段】 ベータリチア輝石固溶体を主結晶相とし
て有するガラスセラミック材料中のCeO2 の含有量を
1000ppmから2000ppmの間、Fe2 O3 の
含有量を500ppmから1000ppmの間、及びC
o3 O4 の含有量を20ppm以下に調節する。
体を主結晶相として有するガラスセラミックを製造す
る。 【解決手段】 ベータリチア輝石固溶体を主結晶相とし
て有するガラスセラミック材料中のCeO2 の含有量を
1000ppmから2000ppmの間、Fe2 O3 の
含有量を500ppmから1000ppmの間、及びC
o3 O4 の含有量を20ppm以下に調節する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラスセラミック材
料及びその色を調節する方法に関するものである。
料及びその色を調節する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラスセラミックは、少なくともガラス
前駆体の一部に、隅々まで一様なパターンで熱的に成長
した少なくとも一つの結晶相を有する材料である。ガラ
スセラミックは米国特許第2920971号以来公知で
ある。その使用例として調理器具、ベーキング用器具、
食器具、及び平らな調理器具の蓋等がある。
前駆体の一部に、隅々まで一様なパターンで熱的に成長
した少なくとも一つの結晶相を有する材料である。ガラ
スセラミックは米国特許第2920971号以来公知で
ある。その使用例として調理器具、ベーキング用器具、
食器具、及び平らな調理器具の蓋等がある。
【0003】Li2 O−Al2 O3 −SiO2 組成範囲
のガラスを結晶化すると、一般に高度に結晶化したガラ
スセラミックが得られる。主結晶相はガラス組成と熱処
理に対応して変化する。主結晶相は透明なベータ石英固
溶体であっても、不透明なベータリチア輝石固溶体であ
ってもよい。
のガラスを結晶化すると、一般に高度に結晶化したガラ
スセラミックが得られる。主結晶相はガラス組成と熱処
理に対応して変化する。主結晶相は透明なベータ石英固
溶体であっても、不透明なベータリチア輝石固溶体であ
ってもよい。
【0004】ベータ石英固溶体セラミック及びベータリ
チア輝石固溶体セラミックは、通常、TiO2 を核剤と
して含んでいる。場合によっては、TiO2 は、部分的
にまたは全体的にZrO2 で代用されていても良い。組
成及び/または熱処理方法を変化させることにより、こ
のようなガラスセラミックの外観を変えることが可能で
ある。このように、先行技術に記載されている透明、半
透明、あるいは不透明な(水白色、半透明、不透明な
白、または様々に着色された)ガラスセラミック全てを
製造することが可能である。
チア輝石固溶体セラミックは、通常、TiO2 を核剤と
して含んでいる。場合によっては、TiO2 は、部分的
にまたは全体的にZrO2 で代用されていても良い。組
成及び/または熱処理方法を変化させることにより、こ
のようなガラスセラミックの外観を変えることが可能で
ある。このように、先行技術に記載されている透明、半
透明、あるいは不透明な(水白色、半透明、不透明な
白、または様々に着色された)ガラスセラミック全てを
製造することが可能である。
【0005】Li2 O−Al2 O3 −SiO2 ガラスセ
ラミックのもっとも広い用途は台所用品の分野であり、
このガラスセラミックは一般的にベータリチア輝石結晶
相を有し、比較的高温(1150℃に達してもよい)で
通常は結晶化され、物品を不透明にする大型のベータリ
チア輝石結晶を成長させていた。
ラミックのもっとも広い用途は台所用品の分野であり、
このガラスセラミックは一般的にベータリチア輝石結晶
相を有し、比較的高温(1150℃に達してもよい)で
通常は結晶化され、物品を不透明にする大型のベータリ
チア輝石結晶を成長させていた。
【0006】米国特許第3157522号には、結晶化
させると不透明なベータリチア輝石結晶相を有するガラ
スセラミックを生産できるガラスの系列が開示されてい
る。この系列のガラスは、酸化物基準で計算した重量%
で、55%から75%のSiO2 、3%から6%のTi
O2 、2%から6.5%のLi2 O及び12%から36
%のAl2 O3 から実質的に成り、Al2 O3 に対する
Li2 Oの重量比率が0.1から0.6であり、これら
必須成分の合計が少なくとも全体の95%を占める。続
いて、少なくとも部分的には核剤としてZrO2 がTi
O2 を置換していても良いことが判明した。
させると不透明なベータリチア輝石結晶相を有するガラ
スセラミックを生産できるガラスの系列が開示されてい
る。この系列のガラスは、酸化物基準で計算した重量%
で、55%から75%のSiO2 、3%から6%のTi
O2 、2%から6.5%のLi2 O及び12%から36
%のAl2 O3 から実質的に成り、Al2 O3 に対する
Li2 Oの重量比率が0.1から0.6であり、これら
必須成分の合計が少なくとも全体の95%を占める。続
いて、少なくとも部分的には核剤としてZrO2 がTi
O2 を置換していても良いことが判明した。
【0007】米国特許5070045号には、ガラスセ
ラミック中の主結晶相がベータ石英固溶体である透明な
ガラスセラミックプレートが開示されている。これらの
プレートには、CoO、NiO、Cr2 O3 、Fe2 O
3 、MnO2 及びV2 O5 から成る群より選択された着
色剤が0.1%から1.0%使用されている。この特許
は主に、ゆがみを最小とするのに貢献する一方で、反射
において黒を示し、透過においてやや赤い茶色を示すV
2 O5 に関している。コムテ等の組成は、酸化物基準で
計算した重量%で65%から70%のSiO2 、18%
から19.8%のAl2 O3 、2.5%から3.8%の
Li2 O、0.55%から1.5%のMgO、1.2%
から2.8%のZnO、1.8%から3.2%のTiO
2 、0%から1.4%のBaO、0%から1.4%のS
rO、合計が0.4%から1.4%のBaO+SrO、
1.1%から2.3%のMgO+BaO+SrO、1.
0%から2.5%のZrO2 、0%から1.5%のAs
2 O3 、0%から1.5%のSb2 O3 、合計で0.5
%から1.5%のAs2 O3 +Sb2 O3 、0%から
1.0%未満のNa2 O、0%から1.0%未満のK2
O、合計で0%から1.0%未満のNa2 O+K2 O、
1.8以上の(2.8Li2 O+1.2ZnO)/5.
2MgOの値、から実質的になる。
ラミック中の主結晶相がベータ石英固溶体である透明な
ガラスセラミックプレートが開示されている。これらの
プレートには、CoO、NiO、Cr2 O3 、Fe2 O
3 、MnO2 及びV2 O5 から成る群より選択された着
色剤が0.1%から1.0%使用されている。この特許
は主に、ゆがみを最小とするのに貢献する一方で、反射
において黒を示し、透過においてやや赤い茶色を示すV
2 O5 に関している。コムテ等の組成は、酸化物基準で
計算した重量%で65%から70%のSiO2 、18%
から19.8%のAl2 O3 、2.5%から3.8%の
Li2 O、0.55%から1.5%のMgO、1.2%
から2.8%のZnO、1.8%から3.2%のTiO
2 、0%から1.4%のBaO、0%から1.4%のS
rO、合計が0.4%から1.4%のBaO+SrO、
1.1%から2.3%のMgO+BaO+SrO、1.
0%から2.5%のZrO2 、0%から1.5%のAs
2 O3 、0%から1.5%のSb2 O3 、合計で0.5
%から1.5%のAs2 O3 +Sb2 O3 、0%から
1.0%未満のNa2 O、0%から1.0%未満のK2
O、合計で0%から1.0%未満のNa2 O+K2 O、
1.8以上の(2.8Li2 O+1.2ZnO)/5.
2MgOの値、から実質的になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この基礎ガラスは、不
透明及び透明の両方のガラスセラミック製品並びに着色
及び未着色ガラスセラミック製品を、単一のガラス溶解
タンクから製造するのに効果的であることが判明してい
る。このこと実現するにあたって、前炉床カラーリング
系またはカラーセルとして知られている技術が用いられ
る。
透明及び透明の両方のガラスセラミック製品並びに着色
及び未着色ガラスセラミック製品を、単一のガラス溶解
タンクから製造するのに効果的であることが判明してい
る。このこと実現するにあたって、前炉床カラーリング
系またはカラーセルとして知られている技術が用いられ
る。
【0009】この技術を使用することにより、異なった
色を有する製品並びに不透明な製品を単一の組成の前駆
体基礎ガラスから得ることが可能になった。このことに
より、一つの溶解装置を用いて、ある製品を別の製品に
容易に変えられるようになる。また、一つの前駆体基礎
ガラスを溶解させ、続いて炉の前炉床に添加を行い異な
った色を付けることも可能である。
色を有する製品並びに不透明な製品を単一の組成の前駆
体基礎ガラスから得ることが可能になった。このことに
より、一つの溶解装置を用いて、ある製品を別の製品に
容易に変えられるようになる。また、一つの前駆体基礎
ガラスを溶解させ、続いて炉の前炉床に添加を行い異な
った色を付けることも可能である。
【0010】本発明は、不透明なベータリチア輝石固溶
体ガラスセラミック内に、象牙色等の特定の装飾的な色
を付けることを目的とするものである。
体ガラスセラミック内に、象牙色等の特定の装飾的な色
を付けることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベータリチア
輝石を主結晶相として有し、かつセレン酸化物CeO2
を1000ppmから2000ppmの範囲で含み、同
時にCIE系(光源C)に基づいた光座標でxが0.3
100から0.3200までの範囲、yが0.3180
から3270までの範囲、およびCap Yが65から
90までの範囲で定義される色を有する象牙色の不透明
なLi2 O−Al2 O3 −SiO2 ガラスセラミックを
提供する。
輝石を主結晶相として有し、かつセレン酸化物CeO2
を1000ppmから2000ppmの範囲で含み、同
時にCIE系(光源C)に基づいた光座標でxが0.3
100から0.3200までの範囲、yが0.3180
から3270までの範囲、およびCap Yが65から
90までの範囲で定義される色を有する象牙色の不透明
なLi2 O−Al2 O3 −SiO2 ガラスセラミックを
提供する。
【0012】本発明はさらに、ベータリチア輝石固溶体
を主結晶相として有するガラスセラミック材料中の象牙
色を調節する方法であって、CeO2 の含有量を100
0ppmから2000ppmの範囲、Fe2 O3 の含有
量を500ppmから1000ppmのの範囲、さらに
Co3 O4 の含有量を20ppm以下にすることを特徴
とする方法を提供する。
を主結晶相として有するガラスセラミック材料中の象牙
色を調節する方法であって、CeO2 の含有量を100
0ppmから2000ppmの範囲、Fe2 O3 の含有
量を500ppmから1000ppmのの範囲、さらに
Co3 O4 の含有量を20ppm以下にすることを特徴
とする方法を提供する。
【0013】本発明は、不透明なベータリチア輝石ガラ
スセラミックスに調節可能な象牙色を与えることが可能
であるという発見に大部分を負っている。ベータリチア
輝石ガラスセラミック用の前駆体ガラスは、リチウムア
ルミノシリケート(Li2 O−Al2 O3 −SiO2 )
をベースとした組成を有する。適切なリチウムアルミノ
シリケートガラスの組成の範囲は、前述の米国特許第3
157522号に開示されている。
スセラミックスに調節可能な象牙色を与えることが可能
であるという発見に大部分を負っている。ベータリチア
輝石ガラスセラミック用の前駆体ガラスは、リチウムア
ルミノシリケート(Li2 O−Al2 O3 −SiO2 )
をベースとした組成を有する。適切なリチウムアルミノ
シリケートガラスの組成の範囲は、前述の米国特許第3
157522号に開示されている。
【0014】シリカ(SiO2 )に加え、リチア(Li
2 O)及びアルミナ(Al2 O3 )が前駆体ガラス組成
中に含まれることが必須である。これらの酸化物から、
前駆体ガラスがガラスセラミックに転化(セラミック
化)されたときに、ベータリチア輝石結晶相が生成され
る。これらの酸化物は核剤とともに、前駆体ガラス組成
の少なくとも95%を占めている。
2 O)及びアルミナ(Al2 O3 )が前駆体ガラス組成
中に含まれることが必須である。これらの酸化物から、
前駆体ガラスがガラスセラミックに転化(セラミック
化)されたときに、ベータリチア輝石結晶相が生成され
る。これらの酸化物は核剤とともに、前駆体ガラス組成
の少なくとも95%を占めている。
【0015】鉄酸化物は通常、バッチ材料(とりわけ
砂)中の不純物として存在する。鉄酸化物は赤外線透過
を促進するので、ガラス溶解中に熱を維持し伝導する。
従って、500ppmから1000ppmの範囲の含有
量、好ましくは約900ppmの含有量が、ガラス組成
中で維持されている。
砂)中の不純物として存在する。鉄酸化物は赤外線透過
を促進するので、ガラス溶解中に熱を維持し伝導する。
従って、500ppmから1000ppmの範囲の含有
量、好ましくは約900ppmの含有量が、ガラス組成
中で維持されている。
【0016】米国特許3157522号は、核剤として
の6%までのTiO2 を規定している。ZrO2 もまた
核剤として機能しうることが判明したためである。Ti
O2はガラスの色に影響を与える傾向にあり、一方で、
ZrO2 は溶解しにくい。従って、両方の酸化物はでき
るだけ少なく、合計で3%から6%となる量で通常用い
られている。
の6%までのTiO2 を規定している。ZrO2 もまた
核剤として機能しうることが判明したためである。Ti
O2はガラスの色に影響を与える傾向にあり、一方で、
ZrO2 は溶解しにくい。従って、両方の酸化物はでき
るだけ少なく、合計で3%から6%となる量で通常用い
られている。
【0017】コバルト酸化物はしばしばガラスバッチに
使用したカレット(cullet)から得られる。通常
約20ppmまでのコバルト酸化物が許容されている。
このガラスに、0.1%から1.5%の砒素酸化物また
はアンチモン酸化物を清澄剤として含有させてもよい。
2価の金属酸化物(MgO、CaO、ZnO)を合計で
約5%までの少量性質改良剤として含ませてもよい。L
i2 O以外のアルカリ金属酸化物は、望ましくない結晶
相を形成するかもしれないので通常は避けられる。
使用したカレット(cullet)から得られる。通常
約20ppmまでのコバルト酸化物が許容されている。
このガラスに、0.1%から1.5%の砒素酸化物また
はアンチモン酸化物を清澄剤として含有させてもよい。
2価の金属酸化物(MgO、CaO、ZnO)を合計で
約5%までの少量性質改良剤として含ませてもよい。L
i2 O以外のアルカリ金属酸化物は、望ましくない結晶
相を形成するかもしれないので通常は避けられる。
【0018】本発明は、コムテ等の米国特許第5070
045号の教示に従った基礎ガラスを使用して開発した
ものである。従って、本発明の好ましい基礎ガラスは、
前述した特許に記載されている範囲内に包含される組成
を有している。
045号の教示に従った基礎ガラスを使用して開発した
ものである。従って、本発明の好ましい基礎ガラスは、
前述した特許に記載されている範囲内に包含される組成
を有している。
【0019】本発明は、セレン酸化物(CeO2 )を前
駆体基礎ガラスの組成中に含め、その含有量を1000
ppmから2000ppmの範囲に制御することによ
り、ベータリチア輝石ガラスセラミックを象牙色にでき
るという発見に基づいている。このCeO2 の範囲は
0.0010から0.0020重量%に相当する。これ
以上セレン酸化物を添加すると、より暗い色となってし
まう。1000ppm未満しか添加しないと非着色の不
透明ガラスセラミックとの区別が付きづらい。現在のと
ころ、約1400ppmのCeO2 含有量が、とりわけ
有用なある特定の食器具に完全に適合ていると考えられ
ている。
駆体基礎ガラスの組成中に含め、その含有量を1000
ppmから2000ppmの範囲に制御することによ
り、ベータリチア輝石ガラスセラミックを象牙色にでき
るという発見に基づいている。このCeO2 の範囲は
0.0010から0.0020重量%に相当する。これ
以上セレン酸化物を添加すると、より暗い色となってし
まう。1000ppm未満しか添加しないと非着色の不
透明ガラスセラミックとの区別が付きづらい。現在のと
ころ、約1400ppmのCeO2 含有量が、とりわけ
有用なある特定の食器具に完全に適合ていると考えられ
ている。
【0020】添付した図面は、CIE色度座標系を用い
た本発明のグラフ表示である。この図において、x座標
が水平軸に、y座標が垂直軸にプロットされている。多
角形ABCDAは、本発明に従って一般的に許容される
色を示す座標の値の組合せを包含している。この範囲の
色座標値の範囲は、xが0.3100から0.3200
までの範囲、yが0.3180から0.3270までの
範囲、Yが65から90までの範囲である。
た本発明のグラフ表示である。この図において、x座標
が水平軸に、y座標が垂直軸にプロットされている。多
角形ABCDAは、本発明に従って一般的に許容される
色を示す座標の値の組合せを包含している。この範囲の
色座標値の範囲は、xが0.3100から0.3200
までの範囲、yが0.3180から0.3270までの
範囲、Yが65から90までの範囲である。
【0021】CeO2 は、溶融装置に供給されるバッチ
に適切な供給源を含ませることにより導入してもよい。
しかしながら、しばしばカラーセルと呼ばれる前炉床着
色添加物を使用することが、実際には有益である。
に適切な供給源を含ませることにより導入してもよい。
しかしながら、しばしばカラーセルと呼ばれる前炉床着
色添加物を使用することが、実際には有益である。
【0022】着色剤材料を前炉床の溶融ガラスに添加す
るために使用する方法及び設備は、総じて前炉床着色シ
ステムまたはカラーセルと呼ばれている。このようなシ
ステム(カラーセル)は、少なくとも30年にわたって
使用されている。これらは主に、ソーダ石灰ガラスに色
を付与するために、特に緑色または青色をソーダ石灰ガ
ラスのボトルに付与するために利用されている。最近、
カラーセルを用いて2種類のガラス着色剤を導入してい
る:粒状の非溶融濃縮着色剤および溶融カラーフリット
である。前者はアメリカで好まれ、一方後者はヨーロッ
パでよく用いられている。
るために使用する方法及び設備は、総じて前炉床着色シ
ステムまたはカラーセルと呼ばれている。このようなシ
ステム(カラーセル)は、少なくとも30年にわたって
使用されている。これらは主に、ソーダ石灰ガラスに色
を付与するために、特に緑色または青色をソーダ石灰ガ
ラスのボトルに付与するために利用されている。最近、
カラーセルを用いて2種類のガラス着色剤を導入してい
る:粒状の非溶融濃縮着色剤および溶融カラーフリット
である。前者はアメリカで好まれ、一方後者はヨーロッ
パでよく用いられている。
【0023】
【実施例】以下、実施例を参照して本発明を詳細に説明
する。本発明を実施する際に、結合した酸化物材料をC
eO2 の供給源として用いてカラーセルをシュミレート
する努力を行った。この材料は、52%のCeO2 、2
9.3%のSiO2 、11.1%のNa2 O、4.7%
のB2 O3 、2.2%の希土類金属酸化物及びそれぞれ
0.1%から0.2%のAl2 O3 、TiO2 、Ca
O、K2 O並びにFe2O3 から実質的に成る。この材
料は、流動性を改善する目的で導入したソーダ及びB2
O3 によって明るい色を生じさせる傾向がある。この色
が明るくなることを補正するため、CeO2 添加物の量
を増加させても、あるいはCeO2 含有量が多く流動性
のレベルが低いペレットを用いてもよい。
する。本発明を実施する際に、結合した酸化物材料をC
eO2 の供給源として用いてカラーセルをシュミレート
する努力を行った。この材料は、52%のCeO2 、2
9.3%のSiO2 、11.1%のNa2 O、4.7%
のB2 O3 、2.2%の希土類金属酸化物及びそれぞれ
0.1%から0.2%のAl2 O3 、TiO2 、Ca
O、K2 O並びにFe2O3 から実質的に成る。この材
料は、流動性を改善する目的で導入したソーダ及びB2
O3 によって明るい色を生じさせる傾向がある。この色
が明るくなることを補正するため、CeO2 添加物の量
を増加させても、あるいはCeO2 含有量が多く流動性
のレベルが低いペレットを用いてもよい。
【0024】このガラス製品に続いてセラミック化、即
ち所望のガラスセラミック製品を製造するために熱処理
を施した。本発明のベータリチア輝石着色製品を製造す
る一般的な手順を以下に記載する。
ち所望のガラスセラミック製品を製造するために熱処理
を施した。本発明のベータリチア輝石着色製品を製造す
る一般的な手順を以下に記載する。
【0025】1.炉の温度を300℃/時の昇温率で8
00℃まで上昇させる。
00℃まで上昇させる。
【0026】2.800℃から850℃までの間の温度
で30分間保持する。
で30分間保持する。
【0027】3.300℃/時の昇温率で1140から
1150℃まで上昇させる。
1150℃まで上昇させる。
【0028】4.45から60分間保持する。
【0029】5.炉が冷める速度で室温まで冷却する。
【0030】ベータリチア輝石ガラスセラミック中での
着色剤としてのCeO2 の効果の研究において、酸化物
基準で計算した重量%で、68.4%のSiO2 、1
9.5%のAl2 O3 、3.5%のLi2 O、1.2%
のMgO、1.6%のZnO、0.8%のBaO、2.
6%のTiO2 、1.7%のZrO2 、0.6%のAs
2 O3 、900ppmのFe2 O3 、及び20ppmの
Co3 O4 から実質的になる基礎ガラスが用いられた。
着色剤としてのCeO2 の効果の研究において、酸化物
基準で計算した重量%で、68.4%のSiO2 、1
9.5%のAl2 O3 、3.5%のLi2 O、1.2%
のMgO、1.6%のZnO、0.8%のBaO、2.
6%のTiO2 、1.7%のZrO2 、0.6%のAs
2 O3 、900ppmのFe2 O3 、及び20ppmの
Co3 O4 から実質的になる基礎ガラスが用いられた。
【0031】最初に一連のるつぼ溶融物を調製した。各
々の溶融物用のバッチは、基礎ガラスにCeO2 を添加
したものから成るものであった。CeO2 の添加は0p
pmから2000ppmの間で何段階かで行い、前述の
結合した酸化物を使用した。このようにして7種類の溶
融物を用意し、それらのCeO2 含量と色座標は表1に
示す。
々の溶融物用のバッチは、基礎ガラスにCeO2 を添加
したものから成るものであった。CeO2 の添加は0p
pmから2000ppmの間で何段階かで行い、前述の
結合した酸化物を使用した。このようにして7種類の溶
融物を用意し、それらのCeO2 含量と色座標は表1に
示す。
【0032】
【表1】
【0033】各々のバッチは1000グラムであり、各
々をプラチナるつぼ中で16時間に亘り、1650℃で
溶融した。各々の溶融物を注いでひとつの小片(pat
ty)を作成した。色の特性の決定のため、小片をガス
火力の製造トンネル炉(production tun
nel kilns)中でセラミック化した。色の特性
を、CIEシステムに従ったx座標及びy座標により表
示した。
々をプラチナるつぼ中で16時間に亘り、1650℃で
溶融した。各々の溶融物を注いでひとつの小片(pat
ty)を作成した。色の特性の決定のため、小片をガス
火力の製造トンネル炉(production tun
nel kilns)中でセラミック化した。色の特性
を、CIEシステムに従ったx座標及びy座標により表
示した。
【0034】これらの溶融物に基づいて、商業的な溶融
用設備で試験を計画した。この設備は、結合した(bo
unded)酸化物CeO2 着色剤のカラーセル添加を
行うための前炉床を有していた。異なった色の範囲を提
供するために、添加量を変えた。添加により、ガラス中
に1000ppmから3000ppmの範囲のCeO2
を加えた。
用設備で試験を計画した。この設備は、結合した(bo
unded)酸化物CeO2 着色剤のカラーセル添加を
行うための前炉床を有していた。異なった色の範囲を提
供するために、添加量を変えた。添加により、ガラス中
に1000ppmから3000ppmの範囲のCeO2
を加えた。
【0035】色とCeO2 の含有量の測定用に試料を定
期的に採取した。CeO2 の含有量はX線蛍光法により
測定した。色座標は標準的な光学的手順により測定し
た。測定は、各々のサンプルの3カ所の異なった場所に
ついて行い、結果を平均し、それらの代表値とした。
期的に採取した。CeO2 の含有量はX線蛍光法により
測定した。色座標は標準的な光学的手順により測定し
た。測定は、各々のサンプルの3カ所の異なった場所に
ついて行い、結果を平均し、それらの代表値とした。
【0036】以下の表2は、試験中に採取した試料につ
いて行った測定の代表平均値を示している。
いて行った測定の代表平均値を示している。
【0037】
【表2】
【0038】図1は、CIE色度座標系に基づくx座標
およびy座標を用いて本発明の色をグラフ表示してい
る。x座標は水平方向、y座標は垂直方向にプロットさ
れている。多角形ABCDAは本発明に従った、一般的
に許容できる色の座標の値の組合せを包囲している。色
座標のこの領域での範囲は、xは0.3100から0.
3200までの範囲、yは0.3180から0.327
0までの範囲である。多角形ABCDAの頂点のx座標
及びy座標はA(x,y)は(0.3100,0.32
00)、B(x,y)は(0.3150,0.327
0)、C(x,y)は(0.3200,0.325
0)、D(x,y)は(0.3150,0.3180)
である。
およびy座標を用いて本発明の色をグラフ表示してい
る。x座標は水平方向、y座標は垂直方向にプロットさ
れている。多角形ABCDAは本発明に従った、一般的
に許容できる色の座標の値の組合せを包囲している。色
座標のこの領域での範囲は、xは0.3100から0.
3200までの範囲、yは0.3180から0.327
0までの範囲である。多角形ABCDAの頂点のx座標
及びy座標はA(x,y)は(0.3100,0.32
00)、B(x,y)は(0.3150,0.327
0)、C(x,y)は(0.3200,0.325
0)、D(x,y)は(0.3150,0.3180)
である。
【図1】CIE色度座標系に基づくx座標およびy座標
を用いた本発明により付与される色を示すグラフ
を用いた本発明により付与される色を示すグラフ
Claims (8)
- 【請求項1】 ベータリチア輝石を主結晶相として有
し、CeO2 の含有量が1000ppmから2000p
pmの範囲にあり、CIE系(光源C)に基づいて、x
が0.3100から0.3200、yが0.3180か
ら0.3270及びYが65から90までの範囲にある
色座標を有することを特徴とする象牙色の不透明なLi
2 O−Al2 O3 −SiO2 ガラスセラミック。 - 【請求項2】 酸化物基準の重量%で計算して、55%
から75%のSiO2 、12%から36%のAl
2 O3 、2%から6.5%のLi2 O、合計が3%から
6%のTiO2 +ZrO2 、および合計が0.1%から
0.6%のLi2 O+Al2 O3 から実質的になり、上
記必須成分の合計量が少なくとも95%を占めることを
特徴とする請求項1記載のガラスセラミック。 - 【請求項3】 酸化物基準の重量%で計算して、65%
から70%のSiO2 、18%から19.8%のAl2
O3 、2.5%から3.8%のLi2 O、0.5%から
1.5%のMgO、1.2%から2.8%のZnO、
1.8%から3.2%のTiO2 、1.0%から2.5
%のZrO2 、0%から1.4%のBaO、0%から
1.4%のSrO、合計が0.4%から1.4%のBa
O+SrO、0%から1.5%のAs2 O3 、0%から
1.5%のSb2 O3 、0.5%から1.5%のAs2
O3 +Sb2 O3 、合計で0%から1.0%未満のNa
2 O+K2O、1000ppmから2000ppmのC
eO2 、500ppmから1000ppmのFe
2 O3 、及び0ppmから20ppmのCo3 O4 から
成ることを特徴とする請求項1記載のガラスセラミッ
ク。 - 【請求項4】 酸化物基準の概算の重量%で計算して、
68.4%のSiO2 、19.5%のAl2 O3 、3.
5%のLi2 O、1.2%のMgO、1.6%のZn
O、2.6%のTiO2 、1.7%のZrO2 、0.8
%のBaO、0.6%のAs2 O3 、1400ppmの
CeO2 、900ppmのFe2 O3 、及び10から2
0ppmのCo3 O4 を実質的に含有することを特徴と
する請求項3記載のガラスセラミック。 - 【請求項5】 ベータリチア輝石固溶体を主結晶相とし
て有するガラスセラミック材料中の象牙色を調節する方
法であって、CeO2 の含有量を1000ppmから2
000ppmの間、Fe2 O3 の含有量を500ppm
から1000ppmの間、及びCo3 O4 の含有量を2
0ppm以下に調節することを特徴とする方法。 - 【請求項6】 酸化物基準の重量%で計算して、55%
から75%のSiO2 、12%から36%のAl
2 O3 、2%から6.5%のLi2 O、合計で3%から
6%のTiO2 +ZrO2 、合計で0.1%から0.6
%のLi2 O+Al2 O3 から実質的に成り、上記必須
成分の合計量が少なくとも95%を占める前駆体ガラス
にCeO2 着色剤を加えることによりLi2 O−Al2
O3 −SiO2 前駆体ガラスに与えた色を調節する工程
を含むことを特徴とする請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 前記着色剤を加えた前駆体ガラスを約8
00℃まで加熱し、800℃から850℃の範囲の温度
に保持し、1140℃から1150℃の範囲の温度まで
加熱し、この温度を保持して象牙色を有するベータリチ
ア輝石結晶相を成長させる工程を含むことを特徴とする
請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 溶融した前記前駆体ガラスが溶融装置の
前炉床を通過する時に少なくともCeO2 の含有量の一
部を該溶融した前駆体ガラスに添加する工程を含むこと
を特徴とする請求項6記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/338,440 US5512520A (en) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | Ivory color in opaque glass-ceramic |
US338440 | 1994-11-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08253346A true JPH08253346A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=23324834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7295214A Withdrawn JPH08253346A (ja) | 1994-11-14 | 1995-11-14 | 象牙色の不透明ガラスセラミック及びその色を調節する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5512520A (ja) |
EP (1) | EP0711737A1 (ja) |
JP (1) | JPH08253346A (ja) |
CA (1) | CA2161755C (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010507558A (ja) * | 2006-10-27 | 2010-03-11 | ユーロケラ・エス・エヌ・セー | リチウムアルミノシリケートガラスの精製方法および得られたガラス−セラミック |
JP2014148461A (ja) * | 2011-07-15 | 2014-08-21 | Asahi Glass Co Ltd | 結晶化ガラス筐体及び電子機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2766816B1 (fr) * | 1997-08-01 | 1999-08-27 | Eurokera | Plaque vitroceramique et son procede de fabrication |
KR100414242B1 (ko) * | 1998-11-24 | 2004-01-07 | 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 | 세라믹 물품 |
US6071839A (en) * | 1999-08-26 | 2000-06-06 | Corning Inc. | Colorant glasses |
DE50003541D1 (de) | 2000-07-04 | 2003-10-09 | Schott Glas | Transluzente Glaskeramik, Verfahren zur Herstellung einer transluzenten Glaskeramik sowie deren Verwendung |
US7727917B2 (en) * | 2003-10-24 | 2010-06-01 | Schott Ag | Lithia-alumina-silica containing glass compositions and glasses suitable for chemical tempering and articles made using the chemically tempered glass |
FR2864071A1 (fr) * | 2003-12-17 | 2005-06-24 | Snc Eurokera | Vitroceramiques, verres precurseurs, articles en lesdites vitroceramiques, elaboration desdits vitroceramiques et articles |
US9546106B2 (en) | 2014-06-30 | 2017-01-17 | Corning Incorporated | White, opaque, βspodumene glass-ceramic articles with tunable color and methods for making the same |
US20190256407A1 (en) * | 2016-06-24 | 2019-08-22 | Corning Incorporated | Zirconia-toughened glass ceramics |
US11358897B2 (en) | 2017-11-30 | 2022-06-14 | Corning Incorporated | Black b-spodumene glass ceramics with an optimized color package |
US10723649B2 (en) | 2017-11-30 | 2020-07-28 | Corning Incorporated | Black lithium silicate glass ceramics |
KR20210097746A (ko) | 2018-11-30 | 2021-08-09 | 코닝 인코포레이티드 | 블랙 베타-스포듀민 리튬 실리케이트 유리 세라믹 |
US11390558B2 (en) | 2019-05-29 | 2022-07-19 | Corning Incorporated | Colored glass-ceramics having petalite and lithium silicate structures |
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US2683666A (en) * | 1951-09-26 | 1954-07-13 | Pittsburgh Plate Glass Co | Opalescent ivory-colored glass |
BE557975A (ja) * | 1956-06-04 | 1957-11-30 | ||
NL236367A (ja) * | 1958-03-03 | |||
US3788865A (en) * | 1964-07-31 | 1974-01-29 | C Babcock | Crystallized glass ceramics and process for forming same |
US4336303A (en) * | 1979-12-13 | 1982-06-22 | Corning Glass Works | Integral vitreous article composed of opaque and transparent portions |
US4461839A (en) * | 1982-12-20 | 1984-07-24 | Corning Glass Works | Colored transparent, translucent and opaque glass-ceramics |
JP2668075B2 (ja) * | 1987-01-19 | 1997-10-27 | 日本板硝子株式会社 | 透明結晶化ガラス |
FR2657079B1 (fr) * | 1990-01-12 | 1993-04-09 | Corning France | Verres precurseurs de vitroceramiques, procede de conversion de ces verres en vitroceramiques a dilation tres faible ou nulle et vitroceramiques obtenues. |
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JPH03271130A (ja) * | 1990-03-19 | 1991-12-03 | Ishizuka Glass Co Ltd | 人工象牙材 |
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-
1994
- 1994-11-14 US US08/338,440 patent/US5512520A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-10-30 EP EP95117047A patent/EP0711737A1/en not_active Withdrawn
- 1995-10-30 CA CA002161755A patent/CA2161755C/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-14 JP JP7295214A patent/JPH08253346A/ja not_active Withdrawn
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0711737A1 (en) | 1996-05-15 |
CA2161755C (en) | 2007-09-04 |
US5512520A (en) | 1996-04-30 |
CA2161755A1 (en) | 1996-05-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |