JPS619820A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS619820A
JPS619820A JP12842484A JP12842484A JPS619820A JP S619820 A JPS619820 A JP S619820A JP 12842484 A JP12842484 A JP 12842484A JP 12842484 A JP12842484 A JP 12842484A JP S619820 A JPS619820 A JP S619820A
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JP
Japan
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magnetic recording
antioxidant
magnetic
top coat
layer
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Pending
Application number
JP12842484A
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English (en)
Inventor
Osamu Hasegawa
治 長谷川
Hideki Ishizaki
石崎 秀樹
Masaharu Nishimatsu
西松 正治
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ω0狭生分厭 この発明は磁気記録媒体に関し、特に目づまり、ドロッ
プアウトの少ない、走行安定性及び耐久性等のすぐれた
磁気記録媒体に関するものである。
(ロ)従   及びその問題点 現在、磁気記録媒体は、オーディオ、ビデオ、コンピュ
ーター、磁気ディスク等の分野で広範囲に使用されるよ
うになっており、それに伴い、磁気記録媒体に記録する
情報量も年々増加の一途をたどり、そのため磁気記録媒
体に対しては記録密度の向上が益々要求されるようにな
ってきている。
塗布型の磁気記録媒体より薄型化が容易で飽和磁化も大
きい非バインダー型磁気記録媒体、即ち強磁性薄膜から
なる磁気記録媒体は、腐食、衝撃及び摩擦強度に問題が
あり、磁気信号の記録、再生及び消去の過程で磁気ヘッ
ドとの高速相対運動により摩擦もしくは破壊が生ずるこ
とがある。すなわち電気メッキ、無電解メッキ、スパッ
タリング、真空蒸着、イオンブレーティング等の方法に
よる強磁性薄膜を設けた磁気記録媒体はバインダーを含
まないため、磁気ヘッドとの接触摺動時に摩擦のため磁
気記録層が削りとられるか、破壊され易いものであった
又、強磁性薄膜からなる磁気記録媒体はその表面が腐食
し易いが、腐食が進行すると、ヘッドタッチ、耐摩耗性
等の実用特性が劣化し、電磁変換特性にも悪影響を及ぼ
す。
そのため磁気金属薄膜表面上に潤滑剤を塗布する方法(
特公昭39−25246号公報)があるが、そのような
方法では磁気ヘッド等で潤滑剤が拭きとられる等して潤
滑作用が永続的でなく、勿論この方法では防錆効果、耐
久性等の効果は期待すべくもなかった。
又、潤滑作用を継続的に磁気記録層上に供給する手段と
して磁気記録層の反対側の面に液状又は半固体状の潤滑
剤及び有機バインダーを主成分とする潤滑層(バックコ
ート層)を設ける方法(特公昭57−29769号公報
)も提案され、この方法では磁気記録層の裏面ににじみ
出た潤滑剤がロール状に巻かれた際磁気記録層に移り、
磁気記録層の表面に常に潤滑剤を供給でき、磁気記録層
の耐久性(スリキズやハガレの程度)や動摩擦係数の変
化において、すぐれた効果が奏せられるとするものであ
るが、この方法のように強磁性薄膜にトップコート層を
設けないでバックコート層のみに潤滑剤を含有させたも
のでは磁気薄膜と磁気ヘッドとの摩擦レベルは依然とし
て高く、走行不良をもたらし、又耐腐食、防錆効果にお
いても未だ充分なものとは言えないものであった。
又、塗布型の磁気記録層においても、トップコート層を
設けて磁性層の保護を図っているが、従来のトップコー
ト層は容易にはがれやすいという欠点を有していた。
(ハ)問題点を解決するための手 本発明者等はそれらの欠点を改善すべく、鋭意研究の結
果、非磁性基材上に磁気記録層を設けた磁気記録媒体に
おいて、磁気記録層表面上に特定成分のトップコート層
を設けることにより、前記欠点とされていた走行性、耐
久性等の改善されたすぐれた磁気記録媒体が得られるこ
とを見出し先に提案しているが(特願昭59−1525
8号。
特願昭59−15259号)、本発明者等が更に研究を
進めた結果、上記従来のトップコート層には微粒子顔料
が入っていないのでトップコート自体がヘッドに対して
クリーニング効果を持っていないため上記のはがれやす
い欠点を有する事を見出し、ぞしてトップコート層に特
定粒径の微粒子顔料と酸化防止剤を含有させるか、もし
くはさらにそれにモノマー、オリゴマー、ポリマーのう
ちの少なくとも1種を含有させるときに、上記の欠点が
改善され、目づまり、レベルダウン、ドロップアウトの
少ない等のすぐれた磁気記録媒体が得られる事を見出し
1本発明に到達したものである。
即ち、本発明は非磁性基材の一方の面に磁気記録層、他
方の面にバックコート層を設けた磁気記録媒体において
、磁気記録層の表面上のトップコート層が微粒子顔料と
酸化防止剤とを含有し、該微粒子顔料の平均粒径が20
0八未満であり、該バックコート層が無機顔料、有機バ
インダーを含むものであることを特徴とする磁気記録媒
体、及び非磁性基材の一方の面に磁気記録層、他方の面
にバックコート層を設けた磁気記録媒体において、磁気
記録層の表面上のトップコート層がモノマー、オリゴマ
ー、ポリマーのうちの少なくとも1種と微粒子顔料及び
酸化防止剤とを含有し、該微粒子顔料の平均粒径が20
0八未満であり、該バンクコート層が無機顔料、有機バ
インダーを含むものであることを特徴とする磁気記録媒
体に関するものである。
磁気記録層上にトップコート層が設けられると、塗布型
の磁性層にあっては、摩擦効果が改善でき、粉落ちや耐
久性が向上し、又強磁性薄膜上にトップコート層が設け
られると、防錆性、耐腐食性、耐久性、走行安定性の優
れた磁気記録媒体が得られるが、トップコート層のある
磁気記録媒体は繰返し使用されるうちに、ヘッドにトッ
プコート層の削れ物が付着し、堆積する。そのため、目
づまり、レベルダウン、ドロップアウトが起こりやすく
なる。その傾向は微粒子顔料を含有しないものにおいて
著しい。微粒子顔料を含有する事により、該微粒子顔料
が研磨剤の作用を為し、ヘッド付着物を削り落とし、ヘ
ッドへのクリーニング効果が出るため、目づまり、レベ
ルダウンがなくなり、ドロップアウトが低減できるので
ある。さらにそれに酸化防止剤及び千ツマ−、オリゴマ
ー、ポリマーのうちの少なくとも1種を含有させると、
酸化防止剤がトップコート層の磁性層に対する吸着性を
向上させるため、トップコートのはがれ及び削れが少な
くなり、又モノマー、オリゴマー、ポリマーのうちの少
なくとも1種により、酸化防止剤による磁性層に対する
接着力が均一なものとなり、それにより電磁変換特性、
エンベロープが良好となり、微少な不均一なむらがなく
なり、削れも一層少なくなる。
そして、温、湿度、特に高温、多湿下で走行性が安定と
なり、ヘッド付着、トップコート削れが少なくなり、摩
擦の変化も安定するのである。
微粒子顔料としては、ZrO2、Cr2O3、A120
3.Y203.’ CeO2、Fe304、Fe203
 、ZrS i04 、Sb20r、5n02、T i
 02等があげられる。
これら微粒子顔料の粒径は200A未満、更に好ましく
は150八以下のものである。微粒子顔料の粒径が20
0A以上になるとスペーシングロスが大となり、出力変
動も大となり、また微粒子顔料のトップコート層中での
不均一性も目立ち出し、画像むら及び歪を生じ、画像へ
の影響がある。
これら微粒子顔料は、例えばSiO2の場合、■無水硅
酸の超微粒子コロイド溶液(スノーテックス、水系、メ
タノールシリカゾル、日雇化学)■精製四塩化ケイ素の
燃焼によって製造される超微粒子状態ホシリカ(標準品
1ooA)(アエロジル、日本アエロジル株式会社)な
どが挙げられる。
又、前記■の超微粒子コロイド溶液及び■と同様の気相
法で製造される超微粒子状の酸化アルミニウム、並びに
酸化チタン及び前述微粒子顔料が使用され得る。
本発明のトップコート層に用いる酸化防止剤は金属の酸
化を防止するものであれば、いずれのものでも良いが、
次のような通常の酸化防止剤が用いられる。これらは1
)フェノール系酸化防止剤、2)アミン系酸化防止剤、
3)リン系酸化防止剤、4)硫黄系酸化防止剤、5)有
機酸、アルコール、エステル系酸化防止剤、6)キノン
系酸化防止剤、7)無機酸、無機塩系酸化防止剤のよう
に構造的に大別される。
上記各種酸化防止剤の具体例を挙げると、■)フェノー
ル系酸化防止剤としては、2,6−ジー第三ブチル−P
−クレゾール、2.6−ジー第三ブチル−フェノール、
2,4−ジ−メチル−6−第三ブチル−フェノール、ブ
チルヒドロキシアニソール、2.2’−メチレンビス(
4−メチル−6−第三ブチルフェノール)、4.4’−
ブチリデンビス(3−メチル−6−第三ブチルフェノー
ル)、4.4’−チオビス(3−メチル−〇−第三ブチ
ルフェノール)、テトラキス〔メチレン−3(3,5−
ジー第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ートコメタン、1,1゜3−トリス(2−メチル−4−
ヒドロキシ−5−第三ブチルフェニル)ブタン、ジブチ
ルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、グアヤク脂
、ノルジヒドログアヤレチン酸等がある。放射線硬化型
としてはモノグリコールサリチレート、2,5−ジ第三
ブチルハイドロキノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、2,4.5−トリヒドロキシブチロブエノン、
ハイドロキノン等のメタクリレート、アクリレートタイ
プが挙げられる。
2)アミン系酸化防止剤としては、フェニル−β−ナフ
チルアミン、メーナフチルアミン、N、N’−ジー第ニ
ブチルーP−フ二二レンジアミン、フェノチアジン、N
、N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミンの他、ア
ルカノールアミン、リン脂質等が挙げられる。アミン系
でもジメチルアミノエチルメタクリレート、アクリレー
ト等の放射線硬化可能のものが放射線硬化型として挙げ
られる。
3)リン系酸化防止剤としては放射線硬化型或いは放射
線硬化型でないものが用いられ、リン酸エステル部分の
Rとしてはアルキル基、アルキルフェニル基、その他階
化エチレン、酸化プロピレンを含有し、そのRとしてC
が1〜26が好ましく、更に好ましいのは1〜22であ
る。リン酸エステルとしてはモノ、ジ、トリのものが含
まれ、モノあるいはジの成分が多いものであってもよく
、トリタイプのものはカットされていてもよい。またリ
ン酸エステルはNH4タイプのもの及びメタクリレート
タイプ、アクリレートタイプのものも含まれる。具体的
にはトリフェニルホスファイト、トリオクタデシルホス
ファイト、トリデシルホスファイト、トリラウリルトリ
チオホスファイト等の亜リン酸エステルや、ヘキサメチ
ルホスホリックトリアミド、ブチルホスフェート、セチ
ルホスフェート、ブトキシエチルホスフェート、2−エ
チルへキシルホスフェート、β−クロロエチルホスフェ
ート、ブトキシエチルホスフェートジエチルアミン塩、
ジ(2−エチルヘキシル)ホスフェート、エチレングリ
コールアシッドホスフェート、(2−ヒドロキシエチル
)メタクリレート・ホスフェート、ブチルヒドロキシメ
タクリレート・ホスフェート、カプリルヒドロキシメタ
クリレート・ホスフェート、ミリスチルヒドロキシメタ
クリレート・ホスフェート、ステアリルヒドロキシメタ
クリレート・ホスフェート、セチルヒドロキシメタクリ
レート・ホスフェート、ブチルフェニルヒドロキシメタ
クリレート・ホスフェート、アミルフェニルヒドロキシ
メタクリレート・ホスフェート、ノニルフェニルヒドロ
キシメタクリレート・ホスフェート、及びこれらのアク
リレートタイプ、フェニルホスフェート、その他のアル
コール、及びノニルフェニル等のブチルホスフェート、
バナジウム系酸性リン酸エステル等のリン酸エステルが
挙げられる。
4)硫黄系酸化防止剤としては、ジラウリルチオジプロ
ピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、ラウ
リルステアリルチオジプロピオネート、シミリスチルチ
オジプロピオネート、ジステアリルβ、β′−チオジブ
チレート、2−メルカプトベンゾイミダゾール、ジラウ
リルサルファイドの他、4.4’−チオ−ビス(3−メ
チル−6−第三ブチル−フェノール)、2.2’−チオ
−ビス(4−メチル−6−第三ブチルフェノール)等の
メタクリレート、アクリレート等の放射線硬化型が挙げ
られる。またこれらは酸化エチレン、酸化プロピレンを
含有していてもよい。
5)有機酸、アルコール、エステル系酸化防止剤として
はソルビトール、グリセリン、プロピレングリコール、
アジピン酸、クエン酸、アスコルビン酸等が挙げられ、
これらの放射線硬化型であってもよい。
6)キノン系酸化防止剤としてはヒドロキノン、トコフ
ェロール等があり、これらの中で放射線硬化型であって
もよい。
7)無機酸、無機塩系酸化防止剤としてはリン酸がその
代表例として挙げられる。
上記酸化防止剤の中でも、強磁性薄膜への裏型転写を抑
え得るという点から、分子中にアクリル系二重結合養育
する放射線硬化型のもの、例えばモノグリコールサリチ
レートメタクリレート(アクリレート)、4−第三ブチ
ルカテコールメタクリレート(アクリレート)、ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート(アクリレート)、エチ
ルヒドロキシメタクリレート(アクリレート)ホスフェ
ート、セチルヒドロキシホスフェートメタクリレート(
アクリレート)、ステアリルメタクリレート(アクリレ
ート)ホスフェート、及び上記のもののフェニルタイプ
のもの、2,2′チオ−ビス(4−メチル−6−第三ブ
チル−フェノール)メタクリレート(アクリレート)等
が好ましい。リン酸エステルの製法としては公知の方法
で行なわれるが、特公開57−44223号公報記載の
方法も挙げられる。放射線硬化型酸化防止剤では強磁性
薄膜へのオンライン硬化ができるため熱硬化時の巻きし
まりによる裏型転写による表面性の劣化がなく、そのた
め出力の低下がない。そしてドロップアウトの防止、ロ
ール状に巻かれたときの内外径の個所による出力差の減
少といった特性上の効果の他、オンライン上での製造が
可能といった処理上の効果をもあげ得るものである。
潤滑剤としては従来この種磁気記録媒体に用いられる潤
滑剤としてシリコンオイル、弗素オイル、脂肪酸、脂肪
酸エステル、パラフィン、流動パラフィン、界面活性剤
等を用いることができるが。
脂肪酸および/又は脂肪酸エステルを用いるのが好まし
い。
脂肪酸としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸
、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リルン酸、
ステアロール酸等の炭素数12以上の脂肪酸(RCOO
H,Rは炭素数11以上のアルキル基)であり、脂肪酸
エステルとしては、炭素数12〜16個の一塩基性脂肪
酸と炭素数3〜12個の一価のアルコールからなる脂肪
酸エステル類、炭素数17個以上の一塩基性脂肪酸と該
脂肪酸の炭素数と合計して炭素数が21〜23個より成
る一価のアルコールとから成る脂肪酸エステル等が使用
され、又前記脂肪酸のアルカリ金属又はアルカリ土類金
属からなる金属石鹸。
レシチン等が使用される。
シリコーンとしては脂肪酸変性よりなるもの、一部フッ
素変性されているものが使用される。アルコールとして
は高級アルコールよりなるもの、フッ素としては電解置
換、テロメリゼーション、オリゴメリゼーション等によ
って得られるものが使用される。
潤滑剤の中では放射線硬化型のものも使用して好都合で
ある。これらは強磁性薄膜への裏型転写を抑えるため、
ドロップアウトの防止、ロール状に巻かれ九ときの内外
径の個所による出力差の減少の他、オンライン上での製
造が可能である等の利点を持つ。
放射線硬化型潤滑剤としては、滑性を示す分子鎖とアク
リル系二重結合とを分子中に有する化合物、例えばアク
リル酸エステル、メタクリル酸エステル、ビニル酢酸エ
ステル、アクリル酸アミド系化合物、ビニルアルコール
エステル、メチルビニルアルコールエステル、アリルア
ルコールエステル、グリセライド等があり、これらの潤
滑剤を構造式で表すと、        CH3CH2
=CHCOOR,CH2=C−GOORCH2= CH
CH:z COOR1 CH2=CHC0NHCH20COR1CH20COC
H= CH2、RCOOCH=CH2、RCOOCH2
−CH=CH2等で、こ、:mでRは直鎖又は分枝状の
飽和もしくは不飽和炭化水素基で、炭素数は7以上、好
ましくは12以上23以下であり、これらは弗素置換体
とすることもできる。弗素置換体としては CnF2n41−1CnFuntl(CH2)m  (
但し、m=1〜5)、    R CnF2n41  SO2NC:H2CH2−、CnF
2nヤ1CH2CH2NHCH2CH2−、等がある。
これら放射線硬化型潤滑剤の好ましい具体例としては、
ステアリン酸メタクリレート(アクリレート)、ステア
リルアルコールのメタクリレート(アクリレート)、グ
リセリンのメタクリレート(アクリレート)、グリコー
ルのメタクリレート(アクリレート)、シリコーンのメ
タクリレート(アクリレート)等が挙げられる。
本発明トップコート層で用いるポリマーとしては、従来
、磁気記録媒体用に利用されている熱可塑性、熱硬化性
又は反応型樹脂やこれらの混合物が使用されるが、得ら
れる塗膜強度等の点から硬化型、特に放射線硬化型の樹
脂が好ましい。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150°C以下、平均
分子量がio、ooo〜200.000、重合度が約2
00〜2,000程度のもので、例えば塩化ビニール−
酢酸ビニール共重合体(カルボン酸導入のものも含む)
、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体
(カルボン酸導入のものも含む)、塩化ビニール−塩化
ビニリデン共重合体、塩化ビニール−アクリロニトリル
共重合体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重
合体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、
アクリル酸エステル−スチレン共重合体、メタクリル酸
エステル−アクリロニトリル共重合体、メタクリル酸エ
ステル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステ
ル−スチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ナイロ
ン−シリコン系樹脂、ニトロセルロース−ポリアミド樹
脂、ポリフッ化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロニト
リル共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体
、ポリアミド樹脂、ポリビニールブチラール、セルロー
ス誘導体(セルロースアセテート、セルロースダイアセ
テート、セルローストリアセテート、セルロースプロピ
オネート、ニトロセルロース等)、スチレン−ブタジェ
ン共重合体、ポリエステル樹脂、クロロビニルエーテル
−アクリル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、各種の合
成ゴム系の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物が使用され
る。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては、塗布液の状態で
は200,000以下の分子量であり。
塗布、乾燥後に加熱することにより、縮合、付加等の反
応により分子量は無限大のものとなる。又、これらの樹
脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟化又は溶融
しないものが好ましい。具体的には例えばフェノール樹
脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂
、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アク
リル系反応樹脂、エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセ
ルロースメラミン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイ
ソシアネートプレポリマーの混合物、メタクリル酸塩共
重合体とジイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリ
エステルポリオールとポリイソシアネートの混合物、尿
素ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子
量ジオール/トリフェニルメタントリイソシアネートの
混合物、ポリアミン樹脂、及びこれらの混合物である。
而して好ましいものは、繊維素樹脂(硝化綿等)、塩化
ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、ウレ
タンの組合せからなる熱硬化性樹脂(硬化剤使用)、或
いは塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合
体(カルボン酸導入のものも含む)、又はアクリル変性
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体(
カルボン酸導入のものも含む)及びウレタンアクリレー
トからなる放射線硬化系樹脂からなるものであり、放射
線硬化系樹脂については前記の好ましい組合せの外に、
ラジカル重合性を有する不飽和二重結合を示すアクリル
酸、メタクリル酸、あるいはそれらのエステル化合物の
ようなアクリル系二重結合、ジアリルフタレートのよう
なアリル系二重結合、マレイン酸、マレイン酸誘導体等
の不飽和結合等の、放射線照射による架橋あるいは重合
乾燥する基を熱可塑性樹脂の分子中に含有または導入し
た樹脂等を用いることができる。その他、使用可能なバ
インダー成分としては、単量体としてアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリルアミド等がある。二重結合のあるバ
インダーとしては、種々のポリエステル、ポリオール、
ポリウレタン等をアクリル二重結合を有する化合物で変
性することもできる。更に必要に応じて多価アルコール
と多価カルボン酸を配合することによって種々の分子量
のものもできる。放射線感応樹脂として上記のものはそ
の一部であり、これらは混合して用いることもできる。
本発明トップコート層で用いられる放射線硬化型モノマ
ー、放射線硬化型オリゴマー及び放射線硬化型ポリマー
としては、イオン化エネルギーに感応し、ラジカル重合
性を示す不飽和二重結合を有すアクリル酸、メタクリル
酸、あるいはそれらのエステル化合物のようなアクリル
系二重結合、ジアリルフタレートのようなアリル系二重
結合、マレイン酸、マレイン酸誘導体等の不飽和結合等
の、放射線照射による架橋あるいは重合乾燥する基を分
子中に含有または導入したモノマー、オリゴマー及びポ
リマー等を挙げることができる。
放射線硬化型モノマーとしては分子量2,000未満の
化合物が、オリゴマーとしては分子量2゜000乃至1
万のものが用いられる。これらはスチレン、エチルアク
リレート、エチレングリコールジアクリレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコール
ジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、1.6−ヘキサングリコールジアクリレート、1,
6−ヘキサングリコールジアクリレート等も挙げられる
が、特に好ましいものとして、N−ビニルピロリドン、
ペンタエリスリトールテトラアクリレート(メタクリレ
ート)、ペンタエリスリトールトリアクリレート(メタ
クリレート)、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト(メタクリレート)、トリメチロールプロパンジアク
リレート(メタクリレート)、多官能オリゴエステルア
クリレート(アロニックスM−7100、M−5400
,5500,5700等、東亜合成)、ウレタンエラス
トマーにツボラン4040)のアクリル変性体、あるい
はこれらのものにC0OH等の官能基が導入されたもの
、フェノールエチレンオキシド付加物のアクリレート(
メタクリレート)、下記一般式で示されるペンタエリス
リトール縮合環にアクリル基(メタクリ基)又はε−カ
プロラクトン式中、m=1、a=2、b=4の化合物(
以下、特殊ペンタエリスリトール縮合物Aという)、m
=1.a=3、b=3の化合物(以下、特殊ペンタエリ
スリトール縮合物Bという)、m=1、a=6、b=o
の化合物(以下、特殊ペンタエリスリトール縮合物Cと
いう)。
m=2、a=6、b=oの化合物(以下、特殊ペンタエ
リスリトール縮合物りという)、及び下記一般式で示さ
れる特殊アクリレート類等が挙げられる。
(1) (C)12= CCH2CH3) 3− CC
H201((特殊アクリレートA) (2) (CH2=CI(COOC)+2 ) 3CC
H2CH3(特殊アクリレートB) (3)(CH2=C)IcO)OC3H4)n  OC
)+2)3  CCH2CH3(n÷3)    (特
殊アクリレートC)(特殊アクリレートD) (特殊アクリレートE) CH2C00COOCH= CH。
(特殊アクリレートF) (7)           CH2C00CH= C
H2CH3(CH2)n  C00CH2C−CHx 
OH(n÷16)      CH,C00CH= C
H。
(特殊アクリレートG) (8)C)12=CHCOO−(CH2CH,0)4−
CCH2CH3(特殊アクリレートH) (特殊アクリレートI) (特殊アクリレートJ) (11)    A     A Aニアクリル酸、X:多価アルコール、Y:多塩基酸、
  (特殊アクリレートK)又、放射線硬化型オリゴマ
ーとしては、下記一般式で示される多官能オリゴエステ
ルアクリレートやウレタンエラストマーのアクリル変性
体あるいはこれらのものにC0OH等の官能基が導入さ
れたもの、等が挙げられる。
これらのモノマー、オリゴマー、ポリマーの少なくとも
1種の有機バインダーを用いることにより、トップコー
ト層が補強され、塗膜の破断強度が上がり、塗膜の強化
が為され、トップコート削れが少なく、かつ高温多湿下
での走行性が安定となる。そこでドロップアウトの少な
い、ヘッド付着、トップコート削れが少なく、摩擦の変
化も安定した磁気記録媒体が得られる。又、放射線硬化
型バインダーを用いると、トップコート層の製造上、連
続処理が可能であり、オンラインで処理できるので、省
エネルギー、コストの低減に役立つ。
トップコート層中に、上記微粒子顔料は15゜000〜
1,000,000個/100P2含有され、好ましく
は20,000〜soo、oo。
個/100P2である。酸化防止剤はトップコート膜厚
45〇八迄電特許容範囲であるため、450Aになる程
度酸化防止剤を塗布する。5A以下のトップコート膜厚
となると酸化防止剤が少なくなり、磁気記録層への接着
性が弱まり、削れが生じ、そのため目づまり、レベルダ
ウン、ドロップアウトが生じやすく、特に強磁性薄膜の
場合、錆止め効果が弱まり、腐食が起こり、膜のダメー
ジが大きく、電磁変換特性において出力低下する。
上記モノマー、オリゴマー、ポリマーの有機バインダー
二酸化防止剤=0:100〜90:10、好ましくはO
:100〜70:30(重量)、潤滑剤は有機バインダ
ー十酸化防止剤100重量部に対し0.5〜300重量
部である。
本発明において有機バインダーが存在すると、酸化防止
剤の磁性層への均一な吸着力が得られ、削れ、目づまり
、レベルダウン、ドロップアウトが生じ難くなる。
ストップコート層に更にカーボンブラックを入れること
によりドロップアウト対策がより効果を発揮する。カー
ボンブラック粒径は電子顕微鏡撮影法により測定して2
00A未満のものが好ましい。このときカーボン/微粒
子顔料=1/9〜8/2、好ましくは179〜515で
ある。
カーボンブラックはファーネス、チャンネル、アセチレ
ン、サーマル、ランプ等、いずれの方法で製造されたも
のでもよいが、アセチレンブラック、ファーネスブラッ
ク、チャンネルブラック、ローラーおよびディスクブラ
ックおよびドイツナフタリンブラックが好ましい。
トップコート層の厚みとしては5〜800Aが好ましい
。あまり厚すぎると型持の低下を生じたり、ケズレを生
じる。又、あまり薄すぎると目づまりが発生する。強磁
性薄膜の場合は450八以下が好ましい。トップコート
なしの強磁性薄膜の表面粗度は100八以下が好ましい
ため、この上にトップコート層を形成する場合、あまり
厚すぎるとケズレを生じることが判った。あまり少なす
ぎるとトップコート層の吸着が弱すぎ、目づまりを発生
することが予想される。このようなことば本発明ではじ
めて判明したものである。特に好ましい範囲としては5
〜450Aであり、中でも10〜300八が更に好まし
い。
一方、本発明の弾性層は、強磁性微粒子およびバインダ
ーを含む塗膜からなる塗布型および強磁性金属薄膜より
なる金属薄膜型のいずれも適用でき、強磁性物質として
はン−Fe203 、 F e 304、Coドープ’
F  F C203、Coドープ1F e 203  
F e 304固溶体、Co系化合物被覆型”2F−F
e203、Co系化合物被覆型で−Fe304 (2r
−Fe203との中間酸化状態も含む、ここでいうCO
系化合物とは、酸化コバルト、水酸化コバルト、コバル
トフェライト、コバルトイオン吸着物等、コバルトの磁
気異方性を保磁力向上に活用する場合を示す)、あるい
は鉄、コバルト、ニッケルその他の強磁性金属あるいは
Fe−Go、 F e −N i、Co−N i、 F
 e−Rh、Fe−Cu、Fe−Au、Go−Cu、C
−Au、Go−Y、Co−La、Co−Pr、Co−G
d、Co−8m、Co−Pt、Ni −Cu、Fe−C
o   Nd、Mn−B1.Mn−3b、Mn −A 
l、 Fe−Co−Cr、Go−Ni−Crのような磁
性合金、更にBaフェライト、Srフェライトのような
フェライト系磁性体を挙げることができる。
従来、強磁性粉末としては例えばγ−Fe2O3、Co
含有ン−Fe203 、Fe304 、C。
含有F e 304 、 Cr 02等がよく使用され
ていたが、これら強磁性粉末の保磁力および最大残留磁
束密度等の磁気特性は高感度高密度記録用としては不十
分であり、約I Pm以下の記録波長の短い信号や、ト
ラック巾の狭い磁気記録にはあまり適していない。
磁気記録媒体に対する要求が厳しくなるにつれて、高密
度記録に適する特性を備えた強磁性粉末が開発され、ま
た提案されている。このような磁性粉末はFe、Co、
F e −Co、Fe−Go−Ni、Co−Ni等の金
属または合金、これらとA1.Cr、Si等との合金な
どがある。かかる合金粉末を用いた磁気記録層は高密度
記録の目的には高い保磁力と高い残留磁束密度とを有す
る必要があり、上記磁性粉末がこれらの基準に合致する
ように種々の製造方法或いは合金組成を選択するのが好
ましい。
合金磁性粉末については、本発明者等が種々の合金粉末
を用いて磁気記録媒体を製作したところ、BET法によ
る比表面積が48m2/g以上で。
磁性層の保磁力が10000e以上で、しかも磁性層の
表面粗度〔後述のタリステップによる測定においてカッ
トオフ0.17mmでR20(20回平均値〕のこと、
以下同じ〕が0.08P以下のときに、ノイズレベルが
充分に低く、高密度、短波長の記録に適する磁気記録媒
体が得られることを見出しているが、このような磁性層
と本発明のバックコート層及びトップコート層とを組合
せた場合には、シンチング現象(急速停止時の巻きゆる
み)、ドロップアウト、摩擦の減少という効果が生じ、
更に磁気テープのベースであるポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリア
ミド等のプラスチックフィルムが約llPm程度以下と
いう薄いものが用いられる傾向から、テープを巻装した
ときの巻締りが益々大きくなり、バックコート面の粗さ
が磁性面へ転写して出力低下の原因となってくるが、上
記磁気記録層、バックコート層及びトップコート層の組
合せでは、このような問題点も改善され好ましい。なお
、強磁性物質として強磁性金属を主成分とするものは、
塗膜の電気抵抗が高くドロップアウトを発生し易いので
帯電対策が必要であるが、本発明のトップコート層との
組合せにより、そのような問題も解決され得、極めて好
都合である。
このような磁性粉を使用する方が好ましい。
上記磁気記録層における保磁力の好ましい範囲は100
0〜20000 eであり、これ以上の範囲では記録時
に磁気ヘッドが飽和し、また消磁が困難になる。磁性粉
の比表面積は大きい程S/N比を改善する傾向があるが
、あまり比表面積が大きいと磁性粉へのバインダー中へ
の分散が悪くなり、また効果が飽和する傾向を有するこ
とが分った。一方、磁気記録層における表面粗度は記録
感度に影響を与え、その表面粗度が小さいと短波長の記
録感度が上昇する。上記の特性を満足させ得る強磁性合
金としてはCo、Fe−Co、Fe−Go −N i、
 Co −N iなど、またこれにCr、Al、Si等
を添加した微粉末が用いられる。これらは金属塩をBH
4等の還元剤で湿時還元した微粉末、酸化鉄表面をSi
化合物で被覆した後、H2ガス中で乾式還元した微粉末
、或いは合金を低圧アルゴン中で蒸発させた微粉末など
で、軸比1:5〜1:1(l有し、残留磁束密度Br=
2000〜3000ガウスのもので、且つ上記保磁力及
び比表面積の条件を満たすものである。
合金磁性粉は各種バインダーを用いて磁性塗料とするこ
とができるが、一般には熱硬化性樹脂系バインダー及び
放射線硬化系バインダーが好適であり、その他添加剤と
して分散剤、潤滑剤、帯電防止剤を常法に従って用いる
ことができる。BET比表面積が48m2/g以上の磁
性粉を用いるため1分散性に問題があるので分散剤とし
ては界面活性剤や有機チタンカップリング剤、シランカ
ップリング剤などを用いると良い。バインダーとしては
塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体、
ポリウレタンプレポリマー及びポリイソシアネートより
成るバインダー、或いはこれに更にニトロセルロースを
加えたバインダー、その他公知の熱硬化性バインダー、
或いはイオン化エネルギーに感応するアクリル系二重結
合やマレイン系二重結合などを樹脂の基として含有する
放射線硬化型バインダーなどが使用できる。
通常の方法に従って、合金磁性粉末をバインダー及び所
定の溶剤並びに各種添加剤と混合して磁性塗料とし、こ
れをポリエステルベース等の基体に塗布し、熱硬化また
は放射線硬化して磁性膜を形成し、そしてさらにカレン
ダー加工を行なう。
なお放射線硬化型のバインダーを用いる場合には、製造
上、連続硬化が可能であり、上記の夏型転写がないので
ドロップアウトが防止でき、さらに好ましい。その上、
放射線硬化はオンライン上で処理できるので省エネルギ
一対策、製造時の人員の減少にも役立ち、コストの低減
につながる。
特性面では熱硬化時の巻きしまりによるドロップアウト
の外に、ロール状に巻かれたときの内外径の個所の圧力
のちがいにより磁気テープの長さ方向の距離による出力
差が生じることもなくなる。
ベース厚が11 pm以下と薄くなり、また金属磁性粉
の硬度が7  Fe2O3などの磁性酸化物よりも小さ
いために磁性層の表面硬度が小さく巻きしまりの影響を
受は易くなるが、放射線硬化型のバックコート層ではこ
の影響を取除くことができ、内外径での出力差やドロッ
プアウトの差を除くことができるため特に好ましい。
本発明の強磁性薄膜に用いられる強磁性金属あるいは強
磁性合金としては、鉄、コバルト、ニッケルその他の強
磁性金属あるいはFe−Co、Fe −N i、Co 
−N t、 F e−Rh、 F e−Cu、Fe−A
u、Co−Cu、Co−Au、Co−Y、Co−La、
Co−Pr、Co−Gd、Co−3m、Go−Pt、N
 1−Cu、Fe−Co−Nd、Mn−B i、 Mn
−8b、 Mn −A 1. F e−Co−Cr 、
Co −N i −Crのような磁性合金を挙げること
ができる。
強磁性薄膜は非磁性基材、即ちポリエステルフィルム、
ポリアミドフィルム等のプラスチックフィルム、アルミ
板、ステンレス板等の金属板、ガラス板のような無機質
の板等の公知の基材の上に直接あるいは非磁性薄膜層を
介して、上記金属又は合金を真空蒸着、スパッタリング
、イオンブレーティング、メッキその他の方法で形成さ
れ得る。
本発明の強磁性薄膜は前記どのような方法によって製造
されたものでも勿論用いることができるが、前記特公昭
57−29769号公報実施例5に記載のような真空度
5.0X10=Torrの真空中で、その幅方向が蒸発
源に対して50°傾斜して蒸着するもの(1)よりも、
現在一般に行なわれているところの、蒸着方向が喪手方
向に傾斜(90°〜30°)し、幅方向には傾斜してい
ないもので、雰囲気として、02又は02とArを導入
しながら、〜I X 10−’To r rで蒸着した
もの(2)が好ましく用いられる。
前記の(1)の方法で製造された蒸着膜は全面金属状態
(空気中に取り出した後に自然酸化された表面を除けば
)であるのに対して、(2)の方法の微量の酸素ガスの
存在する真空中で金属又は合金を蒸着するものでは磁性
金属は酸素を含有し、その酸素は金属と固溶せず、酸化
物の状態で存在する。そして、この酸化物の存在が磁気
記録媒体にとっては好ましく、特にベースとの界面及び
ベースと反対側の表面に酸化物が多く存在する場合に、
本発明において良好な特性が得られることが判明した。
又、−強磁性金属薄膜への酸素導入法としては前記の酸
素の存在下での蒸着のほかに、酸素の存在しない真空蒸
着での蒸着膜を、例えば90℃、20%RH等の雰囲気
中で強制酸化し、そのベースと反対側の表面を酸化物の
みとすることもできる。
酸素を含有する強磁性薄膜の酸素の含有量は(0/磁性
金属)×100で3〜60%である。
磁気記録層表面に七ツマ−、オリゴマー、ポリマーの少
なくとも1種、微粒子顔料、酸化防止剤、潤滑剤等を含
むトップコート層を設ける方法としては、前記添加剤を
溶剤で希釈して磁性層表面上に薄く塗布したり、該添加
剤を大気中、不活性ガス中、あるいは真空中で気化せし
めてその蒸気を磁性層表面に当てるなどの手段があり、
これらを適用することができる。
本発明ではバックコート層が無機顔料、有機バインダー
を含むものであり、その他側滑剤等の添加剤も含むこと
ができ、これにより走行性が更に安定した磁気記録媒体
が得られる。
本発明のバックコート層に含有する無機顔料としては、
1)導電性のあるカーボンブラック、グラファイト、ま
た2)無機充填剤として5i02、TiO2、Al10
3、Cr2 o3、SiC,Cao、CaCO3,酸化
亜鉛、ゲーサイト、MFe203.タルク、カオリン、
CaSO3,窒化硼素、フッ化黒鉛、二硫化モリブデン
、ZnS等があり、中でもCaCO3,カオリン、Zn
O、ゲーサイト、ZnSやカーボンが使用される。この
様な無機顔料の使用量は1)に関してはバインダー10
0重量部に対して20〜200重量部。
又2)に関しては10〜300重量部が適当であり、無
機顔料量があまり多くなると、塗膜がもろくなり、かえ
ってドロップアウトが多くなるという欠点がある。
潤滑剤としてはトップコート層の所で述べたようなもの
が用いられ、これらの潤滑剤(分散剤)はバインダー1
00重量部に対して0.2〜20重量部の範囲で添加さ
れる。
またその他の添加剤としてはこの種のバックコートに用
いるものは何でも用いることができるが、例えば帯電防
止剤としてサポニンなどの天然界面活性剤;アルキレン
オキサイド系、グリセリン系、グリシドール系などのノ
ニオン界面活性剤;高級アルキルアミン類、第4級アン
モニウム塩類、ピリジンその他の複素環類、ホスホニウ
ム又はスルホニウム類などのカチオン界面活性剤;カル
ボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エス
テル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸
類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸また
は燐酸エステル類等の両性活性剤などが使用される。
本発明のバックコート層で用いる有機バインダーは、従
来、磁気記録媒体用に利用されている熱可塑性、熱硬化
性又は反応型樹脂やこれらの混合物が使用されるが、得
られる塗膜強度等の点から硬化型、特に放射線硬化型の
樹脂が好ましい。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150℃以下、平均分
子量が10,000〜200,000、重合度が約20
0〜2,000程度のもので、例えば塩化ビニール−酢
酸ビニール共重合体(カルボン酸導入のものも含む)、
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体(
カルボン酸導入のものも含む)、塩化ビニール−塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニール−アクリロニトリル共
重合体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合
体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、ア
クリル酸エステル−スチレン共重合体、メタクリル酸エ
ズテルーアクリロニトリル共重合体、メタクリル酸エス
テル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル
−スチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ナイロン
−シリコン系樹脂、ニトロセルロース−ポリアミド樹脂
、ポリフッ化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロニトリ
ル共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体、
ポリアミド樹脂、ポリビニールブチラール、セルロース
誘導体(セルロースアセテート、セルロースダイアセテ
ート、セルローストリアセテート、セルロースプロピオ
ネート、ニトロセルロース等)、スチレン−ブタジェン
共重合体、ポリエステル樹脂、クロロビニルエーテル−
アクリル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成
ゴム系の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物が使用される
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては、塗布液の状態で
は200,000以下の分子量であり、塗布、乾燥後に
加熱することにより、綜合、付加等の反応により分子量
は無限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、樹
脂が熱分解するまでの間に軟化又は溶融しないものが好
ましい。具体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂
、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂
、エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセルロースメラミ
ン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプ
レポリマーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソ
シアネートプレポリマーの混合物、ポリエステルポリオ
・−ルとポリイソシアネートの混合物、尿素ホルムアル
デヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジオール/
トリフェニルメタントリイソシアネートの混合物、ポリ
アミン樹脂、及びこれらの混合物である。
而して好ましいものは、繊維素樹脂(硝化綿等)、塩化
ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、ウレ
タンの組合せからなる熱硬化性樹脂(硬化剤使用)、或
いは塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合
体(カルボン酸導入のものも含む)、又はアクリル変性
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体(
カルボン酸導入のものも含む)及びウレタンアクリレー
トからなる放射線硬化系樹脂からなるものであり、放射
線硬化系樹脂については前記の好ましい組合せの外に、
ラジカル重合性を有する不飽和二重結合を示すアクリル
酸、メタクリル酸、あるいはそれらのエステル化合物の
ようなアクリル系二重結合、ジアリルブタレートのよう
なアリル系二重結合、マレイン酸、マレイン酸誘導体等
の不飽和結合等の、放射線照射による架橋あるいは重合
乾燥する基を熱可塑性樹脂の分子中に含有または導入し
た樹脂等を用いることができる。その他、使用可能なバ
インダー成分としては、単量体としてアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリルアミド等がある。二重結合のあるバ
インダーとしては、種々のポリエステル、ポリオール、
ポリウレタン等をアクリル二重結合を有する化合物で変
性することもできる。更に必要に応じて多価アルコール
と多価カルボン酸を配合することによって種々の分子量
のものもできる。放射線感応樹脂として上記のものはそ
の一部であり、これらは混合して用いることもできる。
さらに好ましいのは(A、)放射線により硬化性をもつ
不飽和二重結合を2個以上有する、分子量5,000〜
100,000のプラスチック状化合物、(B)放射線
により硬化性をもつ不飽和二重結合を1個以上有するが
、又は放射線硬化性を有しない、分子量3,000〜1
00,000のゴム状化合物、および(C)放射線によ
り硬化性をもつ不飽和二重結合を1個以上有する1分子
量200−3,000(7)化合物を、(A)20〜7
0重量%、(B)20〜80重量%、(C)10〜40
重量%の割合で用いた組合せである。
これにより、塗膜の破断強度が上り、塗膜の強化が為さ
れ、バックコート削れが少なく、バックコート層から磁
性層への無機充填剤粉末の移転がないためドロップアウ
トの少ない、がっ、ロール状に巻き取った形での硬化の
際の巻きしまりのない、長さ方向で均一の特性を有する
磁気記録媒体が得られる。
・  本発明の磁気記録媒体の製造において、有機バイ
ンダーが熱硬化型では、製造過程において、バックコー
ト層の潤滑剤が磁性薄膜に裏型転写し、前述のような不
安定な走行による出力ダウンが発生し、画像が出なくな
るとか、或いは摩擦レベルが未だ大きく不十分であり、
裏型転写により強磁性  ゛薄膜が取れたり或いは破壊
されるという現象が生じ好ましくない。そのためトップ
コートを最初に行なうことが考えられるが、操作上、傷
つきやすく不都合な場合が多い。更に、熱硬化型の場合
、硬化時の巻きしまりによるバックコート面の夏型転移
のため、熱硬化中のジャンボロールの内側、外側での電
磁変換特性の差が問題となる。
これに対して、放射線硬化型樹脂の場合、製造上、連続
硬化が可能であり、硬化時間も短かく、上記の裏型転写
がないのでドロップアウトが防止でき、その上、放射線
硬化及びトップコート処理がオンライン上で処理できる
ので、省エネルギ一対策、製造時の人員の減少にも役立
ち、コストの低減にもつながる。特性面では熱硬化時の
巻きしまりによるドロップアウトの外に、ロール状に巻
かれたときの内外径の個所の圧力のちがいにより磁気テ
ープの長さ方向の距離による出方差が生じることもなく
なる。
前記(A)、CB)及び(C)からなる放射線硬化型樹
脂バインダーにおいて、(A)だけでは柔軟性がなくも
ろ<、(B)だけでは弾性の欠けたものであり、(A)
、(B)を組合せることにより破壊エネルギー大となる
が、脆性エネルギーを大とするには限度があり、また(
A)、(B)だけでは硬度が低いためか、高温多湿下で
粘着性を生じ静摩擦が高くなった。これに対し、(A)
、(B)に更に(C)を組合せることにより、架橋性が
増大し、バインダーの引張り強度大、破断エネルギー、
脆性エネルギーが大となり、バックコートケズレもなく
、硬化度が高い強靭な塗膜になる。
そのため50℃、80%、5日間の高温保存下においた
ところ、粘着を生ぜず、摩擦係数も低く、画像ひずみを
生じなかった。これは(C)を加えることによりバック
コート膜の架橋性が増し、硬化度が増したためである。
(A)、(B)に更に(C)を加えることにより、(A
)、(B)のみよりなる組成の場合に比べ、(A)成分
が低分子量の方迄使えるようになった。これは(A)成
分よりなるプラスチック状のものを、(C)成分を導入
することにより可塑性を向上させた硬化度の向上となる
ため、粘弾性に富んだ脆性エネルギーの大なる塗膜とな
ったものである。
本発明の放射線硬化型樹脂バインダーにおいて、(A)
の分子量5,000未満、(B)の分子量3.500未
満では塗膜が固くなってバンクコート削れが激しく、電
磁変換特性も低下し、また(B)の分子量100,00
0を超えると分散不良のため電磁変換特性が低下すると
共に、(B)が放射線硬化性の場合にはその特性が低下
して強度低下を生じる。(C)については、分子量が3
゜000を超えると架橋性が低下し、塗膜の強度が低下
する。(A)はio、ooo〜80,000、(B)は
3,000〜80,000、(C)は200〜2’、5
00が好ましい分子量範囲で、(B)は放射線硬化性の
ものが、架橋性を上げ、塗膜強度が大となるので好まし
い。
(A)、(B)、(C)の配合比率は、(A)が20〜
70重量%、好ましくは30〜70重量%、(B)が2
0〜80重量%、好ましくは20〜60重量%、(C)
が10〜40重量%、好ましく(土10〜30重量%で
ある。
本発明の(A)、(B)、(C)の化合物及びトップコ
ート層のオリゴマー、ポリマーの分子量(よ次のような
測定方法による数平均分子Rtこよってしする。
※GPCによるバインダーの平均分子量測定GPC(G
el  Permeation  Chlomatog
raphy)とは試料中の分子を移動相中のその大きさ
に基νAて分離する方法で、分子ふるいの役をする多孔
質ゲルをカラムに充填し液体グロマトグラフイーを行な
う方法である。
平均分子量を算出するには標準試料として分子量既知の
ポリスチレンを使v1その溶出時間力1ら検量線を作成
する。これよりポリスチレン換算の平均分子量を計算す
る。
与えられた高分子量物質中番二分子量Miである分子が
N1個あったとすると 数平均分子量M n =  ΣN i M i  で表
わせる8ΣNi 本発明の(A)、(B)、(C)の化合物における不飽
和二重結合は1分子当り(A)は2以上、好ましくは5
以上、(B)は1以上、好ましくは5以上、(C)は1
以上、好ましくは3以上である。
本発明のバックコート層で有機バインダーが放射線硬化
型である場合、トップコート層で用L1られる放射線硬
化型ポリマーと同様のものが用し1られ、その樹脂組成
物の種類、組合せ、製法等に関してトップコート層の項
で示した例示は全てノベツクコート層についても当ては
めることができるものである。
高分子には放射線照射により崩壊するものと分子間に架
橋を起こすものが知られている。分子間に架橋を起こす
ものとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリルアミド
、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリビニルピロリド
ンゴム、ポリビニルアルコール、ポリアクロレインがあ
る。この様な架橋型ポリマーであれば上記のような変性
を特に施さなくても、架橋反応が起るので、前記変性体
の他に、これらの樹脂はそのまま放射線架橋用バックコ
ート樹脂として使用可能である。
更にまた、この方法によれば溶剤を使用しない無溶剤型
の樹脂であっても短時間で硬化することができるので、
この様な樹脂をバックコート用として用いることができ
る。
本発明の放射線硬化性バインダー用組成物の特に好まし
い組合せとしては、(A)の化合物が一部ケン化した塩
化ビニール−酢酸ビニール共重合体、カルボン酸が導入
された塩化ビニール−酢酸ビニール共重合体、フェノキ
シ樹脂にポリイソシアネート化合物を反応させて得られ
たイソシアネート基を有する化合物に、イソシアネート
基との反応性を有する官能基をもつアクリル化合物ある
いはメタクリル化合物を反応させてなる化合物であり、
(B)の化合物がポリオールにイソシアネート化合物を
反応させて得られた、イソシアネート化合物又はポリオ
ール(ポリウレタンエラストマー)に、反応性を有する
官能基をもつアクリル化合物あるいはメタクリル化合物
を反応させてなる化金物であり、(C)は多官能(メタ
)クリレートモノマー、オリゴエステルアクリレートま
たは(B)の低分子量化合物というものである。
また本発明のトップコート層の放射線硬化型ポリマーの
架橋、バックコート層に用いる有機バインダー、トップ
コート層あるいはバックコート層に含まれる潤滑剤、酸
化防止剤が放射線硬化型の場合の架橋に当って使用する
活性エネルギー線としては、放射線加速器を線源とした
電子線、0060を線源としたγ−線、5r90を線源
としたβ−線、X線発生器を線源としたX線あるいは紫
外線等が使用される。
特に照射線源としては吸収線量の制御、製造工程ライン
への導入、電離放射線の遮蔽等の見地から放射線加熱器
により放射線を使用する方法が有利である。
上記バックコート層、及びトップコート層を硬化する際
に使用する放射線特性としては、透過力の面から加速電
圧100〜750KeV、好ましくは150〜300K
eVの放射線加速器を用い吸収線量を0.5〜20メガ
ラツトになるように照射するのが好都合である。
本発明の放射線硬化に際しては、米国エナージーサイエ
ンス社にて製造されている低線量タイプの放射線加速器
(エレクトロカーテンシステム)等がテープコーティン
グ加エラインへの導入、加速器内部の2次X線の遮蔽等
に極めて有利である。
勿論、従来より放射線加速材として広く活用されている
ところのファンデグラフ型加速器を使用してもよい。
また放射線架橋に際しては、N2ガス、Heガス等の不
活性ガス気流中で放射線をバックコート層、トップコー
ト層に照射することが重要であり、空気中で放射線を照
射することは、バインダー成分の架橋に際し放射線照射
により生じた03等の影響でポリマー中に生じたラジカ
ルが有利に架橋反応に働くことを阻害するので極めて不
利である。
従って、活性エネルギー線を照射する部分の雰囲気は、
特に酸素濃度が最大で5%である、N2、He、CO2
等の不活性ガス雰囲気に保つことが重要となる。
本発明のトップコート層には光重合増感剤を加えること
により紫外線硬化を行なうこともできる。
該光重合増感剤としては従来公知のものでよく。
例えばベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、メーメチルベンゾイン、払−クロルデオキシベ
ンゾイン等のベンゾイン系、ベンゾフェノン、アセトフ
ェノン、ビスジアルキルアミノベンゾフェノン等のケト
ン類、アントラキノン、フエナントラキノン等のキノン
類、ベンジルジスルフィド、テトラメチルチウラムモノ
スルフィド等のスルフィド類、等を挙げることができる
。光重合増感剤は樹脂固形分に対し、0.1〜10重量
%の範囲が望ましい。
磁気記録媒体の製造に際し、熱硬化系バックコート面形
成においては、バックコート面を磁ゝ性面より先に形成
するとバックコート面の熱硬化処理はベースとの巻きし
まりのためベース面の表面粗度を低下させ好ましくない
。そのため磁性面を形成した後熱硬化処理を行なってい
た。そのため、バツクコート処理は、磁性塗膜を支持体
上に形成した後、その支持体の裏面になされるのが普通
であるが、本発明で放射線硬化性バインダーを用いた時
は、バックコート面での巻きしまりがなく、またオンラ
イン硬化が可能なため、トップコート。
バックコートの形成順序はどちらが先でもよい。
t→且里少羞米 以上記載のとおり、本発明にあっては磁気記録層上のト
ップコート層に微粒子顔料(200八未満)及び酸化防
止剤を含有させるか、或いはそれにさらにモノマー、オ
リゴマー、ポリマーの少なくとも1種を含有させること
により、トップコート層を設けることにより奏せられる
摩擦効果が増し、防錆性、耐腐食性、耐久性、走行安定
性がすぐれていることに加えて、酸化防止剤によりトッ
プコート層が強固に結着し、該酸化防止剤の吸着力を、
前記のモノマー、オリゴマー、ポリマーによりさらに均
一となし、型持、エンベロープが良好となり、微少なむ
らから生ずる削れも少く、強固なトップコート層が形成
され、膜のダメージがなく、高温多湿下での走行性が安
定となり、ヘッド付着、トップコート削れが少なく、摩
擦の変化も安定すると共に、バックコート層を設けるこ
とによりさらに走行性が安定する等のすぐれた効果が奏
せられるものである。
(ホ  ■の1 本発明の磁気記録媒体は、オーディオテープ、ビデオテ
ープ、コンピューター用テープ、エンドレステープ、磁
気ディスク、磁気カメラ等として利用でき、中でもドロ
ップアウトが最も重要な特性の1つであるビデオテープ
、コンピューター用テープ、ビデオフロッピーとして用
いることができ非常に有用である。
近年、特に技術進歩が著しく、しかも市場性の拡大して
いるビデオカセットテープ、ビデオテープ接触転写プリ
ント用マスターテープ、市場の拡大が予想される8ミリ
ビデオカセツトテープ、ビデオフロッピー等には本発明
の、モノマー、オリゴマー、ポリマーの少なくとも1種
と微粒子顔料(200部未満)及び酸化防止剤含有トッ
プコート層を設けた磁気記録層を用いることにより、極
めて良好な電磁変換特性と物性信頼性を有する高性能テ
ープを得ることができ、本発明の磁気記録媒体は有用性
の大きいすぐれたものであるということができる。
(へ)明の具 的 以下に本発明の実施例を示す。なお1本発明がこの実施
例に限定されるものでないことは理解されるべきである
実施例 (1)複作夏勿星處 1     ヒ型        重量部コバルト被覆
針状ン−Fe203  120部(長軸0.4P、単軸
0.05P、 He 6000 e )カーボンブラッ
ク           5部(帯電防止用三菱カーボ
ンブラックM A −600)び−Al2O3粉末(0
,5,−粉状)    2部分散剤(大豆油精製レシチ
ン)     3部溶剤(MEK/トルエン50150
)    100部上記組成物をボールミル中にて3時
間混合し、針状磁性酸化鉄を分散剤により良く湿潤させ
る。
次に アクリル二重結合導入飽和ポリエステル樹脂10部(固
型分換算) アクリル二重結合導入塩酢ビ共重合体 10部(固型分換算) アクリル二重結合導入ポリエーテルウレタンエラストマ
ー       10部(固型分換算)溶剤(MEK/
トルエン50150)   200部潤滑剤(高級脂肪
酸変性シリコンオイル)3部のバインダーの混合物を良
く混合溶解させる。これを先の磁性粉処理を行なったボ
ールミル中に投入し再び42時間混合分散させる。
この様にして得られた磁性塗料を15Pのポリエステル
フィルム上に塗布し、永久磁石(1600ガウス)上で
配向させ、赤外線ランプ又は熱風により溶剤を乾燥させ
た後、表面平滑化処理後、ESI社製エレクトロカーテ
ンタイプ電子線加速装置を使用しで、加速電圧150K
eV、電極電流20mA、全照射量5 M r a d
の条件下でN2雰囲気下にて電子線を照射し、塗膜を硬
化させた。
黒」L腎」−重量部 Fe−Co−Ni合金粉末       100(Hc
=12000e、長軸0.4Pm、短軸0゜05、”m
、BET比表面積52m”/g)塩化ビニル・酢酸ビニ
ル・ビニルアルコール共重合体(米国UCC社製VAG
H)      15ポリビニルブチラール樹脂   
     1゜アクリル二重結合導入ウレタン    
  1゜メチルエチルケトン/トルエン(50150)
   250をポリエステルフィルムに3.5Pの厚さ
に塗布し、電子線硬化とカレンダー加工を行った。
層3   ン ) 厚さ12.wmのポリエステルフィルムを円筒状冷却キ
ャンの周面に沿わせて移動させ、02+Ar(容積比1
:1)を毎分800ccの速さで流し真空度を1.0X
IO−’Torrとしたチャンバー内で、Co 80、
N i 20よりなる合金を溶融し、入射角900=3
0”の部分のみ斜め蒸着し膜厚0.15とmのCo −
N i −0薄膜を形成した。酸素はベースとの界面お
よびベースと反対側の表面に多く偏在していた。またベ
ースと反対側の表面はほぼ酸化物のみで覆われていた。
He=10000e、膜中の平均酸素量はCoどNiに
対する原子比(0/CoN i)X 100で40%で
あった。
磁性 4(強 性膜) 厚さ12Pmのポリエステルフィルムを円筒状冷却キャ
ンの局面に沿わせて移動させ、真空度を5、OX 10
−6To r rとしたチャンバー内で、倣i1L!I
L上の場合と同様に蒸着した。膜厚は0゜15Pmで実
質的にG o −N iより成る。
このテープを90℃、20%RH雰囲気中で強制酸化し
、そのベースと反対側の表面を酸化物のみとした。HC
” 9000 e。膜中の平均酸素量はCoとNiに対
する原子比で45%であった。
5(9磁 薄膜) 酸素による酸化工程を省略した以外はULと同様に厚さ
12 Pmのポリエステルフィルムを円筒状冷却キャン
の周面に沿わせて移動させ、真空度を5.0XIO−6
Torrとしたチャンバー内で、強m−の場合と同様に
蒸着した。膜厚は0.15Pmで実質的にCo−Niよ
りなるものであった。Hc=9500e。
■l111」炭鼾館り 厚さ12 pm幅1/2インチのポリエチレンテレフタ
レートベースを真空度4.0X10−15T。
rrの真空中で、その幅方向が蒸発源に対して500に
傾斜するように走行させつつ、Co75−Ni25(重
量比)の合金を蒸着せしめた。膜厚0.2Pmでベース
の長さの方向の磁気特性が抗磁力4200e、角型比0
.80の磁性薄膜が得られた。
(2)バックコート層の形成 バXス且ニド豊↓(熱硬化型)     重量部酸化亜
鉛      80m、−200硬化剤 コロネートL
          20潤滑剤 ステアリン酸変性シ
リコーン   4ステアリン酸ブチル       2 硝化綿                4゜塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体(積木化学
製、エスレックA)    30ポリウレタンエラスト
マー        30(B、Fグツドリッチ社製、
エラセン5703)混合溶剤(MIBK/トルエン)2
50重量部の混合物を良く混合溶解させる。
この塗料を15/−のポリエステルフィルム上に塗布し
、赤外線ランプまたは熱風により溶剤を乾燥させた後、
表面平滑化処理後、80’Cに保持したオーブン中にロ
ールを48時間保持し、イソシアネートによる架橋反応
を促進させた。
4.5先2よ、ト簾」−重量部 カーボンブラック 30m、−50 (A)アクリル変性基ビー酢ビ〜ビニルアルコール共重
合体   分子量45.000   50(B)アクリ
ル変性ポリウレタンエラストマー分子量 5.000 
      50ステアリン酸           
    5混合溶剤(MIBK/トルエン=1/1) 
3o。
上記混合物をボールミル中5時間分散させ、磁性面が形
成されているポリエステルフィルムの裏面に乾燥厚1)
−になるように塗布し、エレクトロカーテンタイプ電子
線加速装置を用いて加速電圧150KeV、電極電流1
0mA、吸収線量5Mrad、N2ガス中で電子線をバ
ックコート層に照射した。
バックコート 3           重量部硫化亜
鉛  50mP         30カーボンブラツ
ク 25m□      25アクリル変性塩化ビニル
−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体(分子量3万
)     40アクリル変性ポリウレタン工ラストマ
ー分子量20.000    40 多官能アクリレ一ト分子量1.000    20オレ
イン酸                4ミリスチン
酸変性シリコーン       2混合溶剤(MIBK
/トルエン)   25゜これらをバックコート層2と
同様に処理、製造した。
バ1文旦二上屋k           重量部CaC
O380mP               50アク
リル変性塩ビ一酢ビービニルアルコール共重合体 分子
量30.000        30アクリル変性ポリ
ウレタン工ラストマー分子量50.000      
  30アクリル変性フエノキシ樹脂 分子量35.000        20多官能アクリ
レ一ト分子量500     20ステアリン酸   
            4フツ素(電解置換法)0.
5 溶剤(MEK/トルエン=1/1)    300これ
らを上記と同様に処理、製造した。
(3)トップコート層の形成 ◎トップニー8組成 トップコート組 上          重量部モノグ
リコールサリチレーチアクリレ−1−〇、5に コロイダ/L/5i02 150八    〇、001
フッ素変性ス素子性ステアリン酸シリコーン4万MEK
                  100トップコ
ート組 2         重量部ジメチルアミノエ
チルメタアクリレート 0.5T102(■の製法のコ
ロイダル)100A  0.004フツ素(電解法)0
.3 MEK/ トルエン(1/1)       100ト
ップコート組 3 ヒドロキシエチルメタクリレートホスフェート1.5 Cr203(■と同様の気相法)18〇八 0.001
ステアリン酸             0.2トルエ
ン               100トツプコート
 成4         重量部ステアリル(2)ヒド
ロキシアクリレートホスフェート(モノ、ジの混合物)
1.O 3i○2(■の気相法)          0.00
2ペンタエリスリ1ヘールテトラアクリレート(分子量
352)       0.IN−ビニルピロリドン(
分子量111)   0.1ステアリン酸アクリレート
        0.2ミリスチルミリスチレート  
     0.1MEK/ トルエン(1/1)   
     100トツプコート J゛5       
     重量部ジメチルアミノエチルメタクリレート
  0.5コロイダル5i02(■と同様の製法)50
八〇、002フ工ノキシ変性体、°分子量30,000
    0.2アクリル変性ポリウレタン工ラストマー
分子量4,000    0. 1 多官能アクリレート、分子量500     0.1ス
テアリン酸アクリレート       0.5MEK/
トルエン(1/1)        to。
実施例1 (トップコート組成l−バックコート組成2
) モノグリコールサリチレートアクリレートとフッ素変性
ステアリン酸シリコーンを0.5に:0゜4にとし、K
を変えることにより膜厚の調整を行った。そ九ぞれ磁性
層1.2.3の上に塗布し、150KeV、8mA、4
Mrad、N2ガス中で照射した。5i02量は電子顕
微鏡より20万個/10100Pであった。この膜厚と
出力との関係を第1図に示す。図中、(1)が磁性層1
のもの、(2)、(3)が磁性層2.3のものである。
第1図から、磁性層1のものについては膜厚800A以
下のものが出力低下3.5dB以内であり、磁性層2.
3のものについては膜厚45〇八以下のものが出力低下
3.5dB以内でそれぞれよい事がわかった。5A以下
のものは吸着性が悪く塗膜からの脱落が大であり、使用
不能であった。
寒胤貫2.3 磁性層1の上にトップコート組成2を塗布し、加熱乾燥
し、150KeV、10mA、5Mrad、N2ガス中
で照射を行った。膜厚が60Aであった。比較例として
トップコート組成2からTiO2を除いたもの(比1)
、トップコートなしのもの(比2)を採用した。又、磁
性層1とトップコート4を組合せた実施例3も取り上げ
、これらの磁気記録媒体の特性を第1表に示した。
第1表から次のことが言える。
1、TiO2入りのトップコート(実2)はTiO2が
トップコート層中に80万個/100P2含有されてお
り、50回後の摩擦でも0.22−0.26と変化が小
さく安定している。ヘッド付着、目づまり、出力変動、
トップコート削れが小であり、面荒れも無く、ドロップ
アウトも少ないし、スチール特性が自己クリーニング作
用があるためか、トップコートなしのものより良くなっ
ている。
T i O2なしのものは自己クリーニング作用がない
ためか全ての面で悪い。
2、有機バインダーの入ったもの(実3)は50回後の
摩擦変化もなく、他の特性でも更に安定している。
ヌ11鮮Aニー晃 磁性層2の上にトップコート組成3を塗布し、加熱乾燥
し150KeV、8mA、4 M r a d、N2ガ
ス中で照射を行った。膜厚が15OAであった。このも
のとバック層4とを組合せたものを実施例4とした。比
較例として、実施例4のバック層を無しにしたもの(比
3)、実施例4のトップコート組成3からCr2O3を
除いたもの(比4、トップコート組成3″)を挙げた。
さらに磁性層2−バック層2−トップコート組成4の組
合せの実施例5も取り上げ、これらの磁気記録媒体の特
性を第2表に示す。
第2表から次のことが言える。
1、トップコートに微粒子顔料と酸化防止剤を含み、バ
ックコートが組合わされているものは、ヘッド付着、目
づまり、レベルダウン、トップコートケズレ、面荒れも
無く、ドロップアウトも少なくなっている。
2、有機バインダーが入っているものは摩擦も低くさら
に良くなっている。
3、バックコートなしのものは摩擦が高く、そのためヘ
ッド付着、目づまり、レベルダウン、ドロップアウトが
多い。
4、Cr2O3なしのものは全て悪い結果となっている
6〜9、比 5〜7 第3表に示すように磁性層3.4.5と各種トップコー
ト、バックコートを組合わせた。なお、この場合、バッ
クコート形成後、トップコートを形成している。
又、比較例としてトップコートのないもの(比5)、ト
ップコート組成3からCr2O3を除いたもの(比6)
、比較強磁性膜を用いると共にトップコートなしのもの
(比7)を採用した。
これらの磁気記録媒体の各種特性を第3表に示す。
第3表から次のことが言える。
1.トップコートに微粒子無機顔料入りで、バックコー
ト有りのものはヘッド付着、目づまり、レベルダウン、
トップコート削れが無く、ドロップアウトが少ない。
2、比較例7はバック面からの裏型転写のため目づまり
が出る。一方、比較例5は強磁性薄膜02導入膜のため
バック面からの裏型転写の影響が少ないが、摩擦が高く
2回で走行ストップを生じる。
3、Cr2O3なしのトップコートは全ての面で悪く、
ドロップアウトも多発している。
このように微粒子無機顔料を入れる事により自己クリー
ニング作用が出て来て、ヘッド付着、目づまり、レベル
ダウン、トップコートケズレが無くなってきている。
4.3成分よりなるバックコートのものは摩擦が低く安
定している。熱硬化型のバックコートのもの(実施例6
)は裏型転写のため面が悪くなりヘッド付着、トップコ
ート削れをやや生じる。
実施例6についてバックコート、トップコートの形成順
序を逆にすると、バックコート時の巻きしまりにより出
力低下が−3,0dBとなった。
実用上は問題なかったが、形成順序はバックコートを先
に形成する方がよかった。
5、ポリマー入りのものは上記特性の中ですぐれており
、一番すぐれていた。
6、実施例6.8にカーボンブラック150A、0.0
1重量部を添加したものは各々ドロップアウトが150
→80個/分、100→40個/分と低下し、カーボン
ブラックの添加効果があった。
上記特性の測定方法は以下のようである。
1、目づまり VH8を改造し、目づまりの出やすい条件に設定し、各
温度、湿度で測定した。
2、ドロップアウト VH8を改造し、ドロップアウトの出やすい条件に設定
し、各温度、湿度で5 M Hzの単一信号を記録し、
再生した場合の信号が、平均再生レベルより18dB以
上低下する時間が15P秒以上のであるものの個数を、
サンプル10個について1分間当りで数え、その平均を
とる。
3、出力変動 2のドロップアウト測定時に出力変動も合わせて測定し
た。
4、ヘッド付着、トップコートケズレ VH3を改造し、上記状態のデツキを各温度、湿度で一
定回数走行させ、ヘッド付着及びトップコートケズレを
顕微鏡写真で観察した。
5、平均粒径、個数 a、走査型電顕、加速電圧0.5に〜20KeV、倍率
1万〜10万倍、によるトップコート層に含まれている
微粒子顔料の平均粒子径を推定し、100P2の視野で
10点を数える。この場合、粒子が凝集している場合が
あるので、バラツキが大の場合は一次粒子径をかぞえる
50個数 100P2の視野で10点を数え、100P2当りにな
おす。
【図面の簡単な説明】
第1図は各種磁性層におけるトップコート膜厚と出力と
の関係の一例を示すグラフである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性基材の一方の面に磁気記録層、他方の面に
    バックコート層を設けた磁気記録媒体において、磁気記
    録層の表面上のトップコート層が微粒子顔料と酸化防止
    剤とを含有し、該微粒子顔料の平均粒径が200Å未満
    であり、該バックコート層が無機顔料、有機バインダー
    を含むものであることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. (2)非磁性基材の一方の面に磁気記録層、他方の面に
    バックコート層を設けた磁気記録媒体において、磁気記
    録層の表面上のトップコート層がモノマー、オリゴマー
    、ポリマーのうちの少なくとも1種と微粒子顔料及び酸
    化防止剤とを含有し、該微粒子顔料の平均粒径が200
    Å未満であり、該バックコート層が無機顔料、有機バイ
    ンダーを含むものであることを特徴とする磁気記録媒体
  3. (3)酸化防止剤が放射線硬化型である特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の磁気記録媒体。
  4. (4)トップコート層が潤滑剤を含有する特許請求の範
    囲第1項、第2項又は第3項記載の磁気記録媒体。
  5. (5)磁気記録層が強磁性合金粉末を樹脂バインダー中
    に分散したものからなる、特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項又は第4項記載の磁気記録媒体。
  6. (6)磁気記録層が強磁性薄膜からなる、特許請求の範
    囲第1項、第2項、第3項又は第4項記載の磁気記録媒
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635730A (ja) * 1986-06-27 1988-01-11 山内 英徳 口腔内装着物による個人識別の方法
JP2006333664A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Saginomiya Seisakusho Inc 電磁コイルのリード線保持構造

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JPS635730A (ja) * 1986-06-27 1988-01-11 山内 英徳 口腔内装着物による個人識別の方法
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