JP2006333664A - 電磁コイルのリード線保持構造 - Google Patents

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【課題】リード線の保持を、特別な部品等を用いることなく、適切に行い、リード線の装着保持時に、リード線の絶縁被覆に傷を付けたり、リード線保持部の変形、破損を招かないようにすること。
【解決手段】リード線接続用配線基板30を逆止形状爪24によってボビン15に装着することで、リード線保持用凹溝23の凹溝開口側23Aをリード線接続用配線基板30によって塞ぎ、リード線32の保持を行う。
【選択図】図6

Description

この発明は、電磁コイルのリード線保持構造に関し、特に、電動弁駆動用のキャンド(キャン型)ステッピングモータの樹脂封止型電磁コイルのリード線保持構造に関するものである。
樹脂封止型電磁コイルのリード線保持構造として、電磁コイルのボビンやステータ部材等の基本構成部品に、リード線の巻線接続端近傍を嵌め込み保持する凹溝形状のリード線保持部が形成され、このリード線保持部に、リード線の絶縁被覆が弾性変形した状態で、リード線が嵌め込れることにより、リード線を抜け止め保持するものがある(例えば、特許文献1)。
このリード線保持構造は、部品点数の増加を招くことなく、簡便にリード線保持を行うことができるが、リード線の絶縁被覆が適度に弾性変形してリード線を適切に抜け止め保持するためには、リード線保持部の凹溝形状の高い寸法精度が要求され、リード線保持部が適正寸法より小さいと、リード線の絶縁被覆が過剰に弾性変形するなどして損傷を受ける虞れがある。これに対してリード線保持部が適正寸法より大きいと、所要の抜け止め保持が行われない。
また、リード線の絶縁被覆やリード線保持部を形成される樹脂製ボビンの硬さによっても、リード線保持部における適切な弾性変形代が異なり、これらのことに応じてリード線保持部の寸法を設定しなくてはならない。しかも、夏冬での気温の違いによって、それらの硬さが変化するので、実際には適切な弾性変形代を与えることが難しいことがあり、リード線の嵌め込み装着時に、リード線の絶縁被覆に傷を付けたり、リード線保持部の変形、破損を招く虞れがある。
特開2003−199279号公報
この発明が解決しようとする課題は、嵌め込みの弾性変形によらずに、リード線の保持を、特別な部品等を用いることなく、適切に行い、リード線の装着保持時に、リード線の絶縁被覆に傷を付けたり、リード線保持部の変形、破損を招かないようにすることである。
この発明による電磁コイルのリード線保持構造は、電磁コイルのボビンに巻回された巻線に通電を行うためのリード線の保持構造であって、前記ボビンの径方向に延設された前記巻線の接続端子と前記リード線の先端とが貫通する複数の貫通孔と、対応する2以上の前記貫通孔に跨って形成された導体パターンとを有するリード線接続用配線基板と、前記電磁コイルのボビン又はステータ部材に形成された、前記リード線を受け入れるリード線保持用凹溝を有しており、前記リード線保持用凹溝は、少なくとも前記リード線の直径以上の受け入れ間口寸法で形成されており、前記貫通孔を貫通した先端が前記導体パターンにはんだ付けされた前記リード線を、前記リード線保持用凹溝に受け入れさせた状態で、前記貫通孔に貫通された前記巻線の接続端子が前記導体パターンにはんだ付けされることで、前記リード線接続用配線基板が前記ボビンに対して固定されていると共に、前記リード線保持用凹溝の開口が前記リード線接続用配線基板により閉塞されて前記リード線の保持孔が形成されていて、前記リード線接続用配線基板と前記リード線保持用凹溝との間に、前記リード線がその延在方向において弾性変形されて前記貫通孔の貫通方向から前記保持孔の軸方向に延在方向が変更されたリード線湾曲部が形成されていることを特徴とする。
この発明による電磁コイルのリード線保持構造は、好ましくは、前記電磁コイルのボビン又はステータ部材に形成された、前記リード線接続用配線基板の取付用係止部をさらに有し、前記巻線の接続端子を前記貫通孔に貫通させた状態で前記リード線接続用配線基板が前記取付用係止部に係止されることで、前記ボビンに対して前記リード線接続用配線基板が位置決めされる。
この発明による電磁コイルのリード線保持構造によれば、電磁コイルの巻線の接続端子をリード線接続用配線基板にはんだ付けしてボビンに対してリード線接続用配線基板を固定することで、リード線を受け入れているリード線保持用凹溝の開口がリード線接続用配線基板により閉塞されてリード線の保持孔が形成されて、リード線保持用凹溝とリード線接続用配線基板との間に、リード線がその延在方向において弾性変形されて貫通孔の貫通方向から保持孔の軸方向に延在方向が変更されるリード線湾曲部が形成され、このリード線湾曲部が弾性変形状態から元の状態に復元しようとする弾発力により、保持孔に保持されたリード線部分の保持孔(リード線保持用凹溝)に対する圧接力が増すので、リード線保持用凹溝の受け入れ間口寸法を、少なくともリード線の直径以上で形成して、リード線保持用凹溝に対してリード線をその径方向に弾性変形させて嵌め込まないように構成しても、リード線保持用凹溝によるリード線の保持が確実に行われる。
このため、リード線の装着保持時に、リード線の絶縁被覆を傷付けたり、リード線保持部を変形、破損することがない。
この発明によるリード線保持構造をステッピングモータのステータコイルに適用した一つの実施の形態を、図1〜図6を参照して説明する。
ステータコイルは、図1に示されているように、上下2段の金属製の上側ステータ部材11、12と、下側ステータ部材13、14とをインサート成形された合成樹脂製のボビン15と、ボビン15に上下2段に巻装された導線による巻線部16、17と、ボビン15を取り囲むように配置された金属製のフレームヨーク部材18と、内部にボビン15、フレームヨーク部材18を収容した合成樹脂製のアウタケース19と、アウタケース19内に充填(ポッティング)された封止樹脂20と、当該ステータコイルをステッピングモータの図示されていないロータケースに取り付けるための取付部材21とを有する。
上側ステータ部材11、12と、下側ステータ部材13、14は、各々、フランジ付きの円環状をなし、各々円周周りに複数個の磁極歯11A、12A、13A、14Aを有する。磁極歯11A、12A、13A、14Aはボビン15の内周面15Aに露呈している。
ボビン15は、上側フランジ部15Bと、中間フランジ部15C、下側フランジ部15Dとを有し、上側フランジ部15Bと中間フランジ部15Cとの間に上段の巻線部16を、中間フランジ部15Cと下側フランジ部15Dとに下段の巻線部17を、各々巻装されている。
ボビン15の中間フランジ部15Cには端子配置突出部15Eが一体成形されている。端子配置突出部15Eには、巻線部16、17と導通接続されて、これらに通電を行うための複数個のピン端子(接続端子)22が圧入等によって固定装着されている。ピン端子22は、四角柱で、図6に示されているように、千鳥状に配置されており、全て水平方向に延設されて端子配置突出部15Eより外方に突出している。
以降、端子配置突出部15Eの側をボビン正面と云う。
ボビン正面部分にはリード線接続用配線基板30が垂直姿勢で配置されている。リード線接続用配線基板30は、図2に示されているように、リジット絶縁基板30Aの片面(又は両面)に銅箔等による導体パターン30Bを形成されているものであり、ピン端子22との接続部に、各ピン端子22毎に、図6に示されているように、複数個の貫通孔31を形成されている。
各貫通孔31には対応するピン端子22が、図4に示されているように挿入されている。ピン端子22は、この挿入状態でリード線接続用配線基板30にはんだ付けされている。このはんだ付け(はんだ付け部34)により、ピン端子22はリード線接続用配線基板30の導体パターン30Bと導通接続される。
リード線接続用配線基板30には、巻線部16、17に対して通電を行うための複数個、この実施形態では5本のリード線32の各々の先端(導体)32Aがはんだ付けされている。このはんだ付け(はんだ付け部35)により、リード線32はリード線接続用配線基板30の導体パターン30Bと導通接続される。
これにより、リード線接続用配線基板30を介してリード線32がピン端子22、つまり巻線部16、17に導通接続される。
なお、リード線接続用配線基板30には、リード線32の接続部にも、ピン端子22の接続部と同様に、図1に示されているように、各リード線32毎に複数個の貫通孔33が明けられており、この貫通孔33にリード線32の先端32Aが通された状態で、図4に示されているようなはんだ付けが行われている。
図6に示されているように、下側フランジ部15Dのボビン正面側にはリード線保持・基板取付突出部15Fが一体成形されている。リード線保持・基板取付突出部15Fの先端部には、各リード線32を径方向に受け入れるU形の溝断面を有する複数個(リード線32の本数と同数)のリード線保持用凹溝23が所定間隔をおいて一列に形成されており、全体で見て櫛歯状になっている。
リード線保持用凹溝23は、U形の溝断面であることにより、ボビン正面側が凹溝開口側23Aになっている。
リード線保持用凹溝23の各々には、その凹溝開口側23Aから対応するリード線32がその径方向に挿入されている。これにより、図3によく示されているように、リード線保持用凹溝23の各々にリード線32が一本ずつ配置される。
リード線保持用凹溝23の横幅、深さは、ともにリード線32の外径より少し大きく、リード線保持用凹溝23にリード線32が挿入されても、リード線32、リード線保持・基板取付突出部15Fがリード線32の径方向において弾性変形することがない。つまり、リード線32やリード線保持・基板取付突出部15Fに押圧力が作用することがない。また、リード線保持用凹溝23にリード線32を入れ易くするために、リード線保持用凹溝23の凹溝開口側23Aの両側が面取りされた面取り形状23Bになっている。
リード線保持・基板取付突出部15Fのリード線保持用凹溝23の櫛歯状配列部の両側には、各々、リード線接続用配線基板30の固定取付部として、逆止形状爪24(取付用係止部)が一体成形されている。
逆止形状爪24は、図5によく示されているように、傾斜面部24Aと、リード線保持・基板取付突出部15Fの先端面15Gと平行な戻り止め面24Bとを有し、戻り止め面24Bと先端面15Gとの間に、リード線接続用配線基板30の板厚にほぼ等しい幅の基板受入凹部24Cを画定している。
リード線接続用配線基板30の取り付けは、図6に示されているように、リード線接続用配線基板30にリード線32だけがはんだ付けされ、ボビン15側のピン端子22が、まだ接続されてない状態(勿論、ボビン15がアウタケース19内に収容される以前で、封止樹脂20による樹脂封止が行われる以前の状態)で、リード線接続用配線基板30を、ボビン正面よりリード線保持・基板取付突出部15Fの先端側に近づける。
これにより、まず、ボビン15側のピン端子22の各々が、リード線接続用配線基板30の対応する貫通孔31に挿入され、リード線32の各々が、対応するリード線保持用凹溝23に、凹溝開口側23Aの側から径方向に入れられる。つまり、リード線保持用凹溝23がリード線32を径方向に受け入れる。
この状態より、更に、リード線接続用配線基板30がリード線保持・基板取付突出部15Fの先端側に近づけられることにより、リード線接続用配線基板30の両端面30C(図5参照)が、逆止形状爪24が傾斜面部24Aに当接し、逆止形状爪24を外側に押し広げながら進み、傾斜面部24Aを乗り越える。
これにより、図3、図4によく示されているように、リード線接続用配線基板30の両側が戻り止め面24Bと先端面15Gとの間の基板受入凹部24Cに入り込み、逆止係合状態で、リード線接続用配線基板30がボビン15に対して位置決めされる。
これと同時に、つまり、リード線接続用配線基板30がボビン15に対して位置決めされると同時に、リード線接続用配線基板30は、リード線保持用凹溝23の配列方向を横切る方向(図3で見て左右方向)に延在し、先端面15Gと当接して複数個のリード線保持用凹溝23を一斉に塞ぐことになる。
これにより、リード線保持用凹溝23の凹溝開口側23Aがリード線接続用配線基板30により閉塞されてリード線32の保持孔が形成されて、リード線保持用凹溝23とリード線接続用配線基板30との間に、リード線32がその延在方向において弾性変形されてリード線接続用配線基板30の貫通孔31、33の貫通方向から保持孔の軸方向に延在方向が変更されるリード線湾曲部が形成され、このリード線湾曲部が弾性変形状態から元の状態に復元しようとする弾発力により、保持孔に保持されたリード線32部分の保持孔(リード線保持用凹溝23)に対する圧接力が増すので、リード線保持用凹溝23に対してリード線32をその径方向に弾性変形させて嵌め込まなくても、リード線保持用凹溝23によるリード線32の保持が確実に行われ、各リード線保持用凹溝23に入れられたリード線32が、リード線保持用凹溝23より抜け出すことなくボビン15より保持される。
この保持は、リード線保持用凹溝23の横幅、深さが、ともにリード線32の外径より少し大きいから、弾性変形によらずに行われ、リード線32の装着保持時に、リード線32の絶縁被覆を傷付けたり、リード線保持部を変形、破損させることがない。
また、確実な電気的接続のために必要なリード線接続用配線基板30によってリード線保持用凹溝23の凹溝開口側23Aを蓋するように閉じるから、リード線32の保持が、特別な部品等を用いることなく、適切に、確実に行われる。
このボビン15に対するリード線接続用配線基板30の位置決め完了後に、図4に示されているように、ピン端子22のはんだ付けが行われ、電気的な接続と、ボビン15に対するリード線接続用配線基板30の固定とを完了する。
リード線接続用配線基板30は、ピン端子22のはんだ付け部34によっても、ボビン15に固定される。このはんだ付け部34による固定部と、リード線接続用配線基板30が基板受入凹部24Cに入り込んでいることによる位置決め部とは、高さ方向に離れているから、リード線接続用配線基板30は上下2箇所でボビン15に対して位置決めされ、安定した固定状態が得られる。
上述したように、ボビン15に対するリード線接続用配線基板30の取付完了後に、ボビン15をアウタケース19内に入れ、アウタケース19内に封止樹脂20を充填する。これにより、図1に示されているように、ボビン15、リード線接続用配線基板30およびその固定取付部、リード線保持用凹溝23が樹脂封止され、樹脂封止型のステッピングモータ用ステータコイルが完成する。
上述の実施形態では、リード線保持用凹溝23、基板取付用の逆止形状爪24をボビン15に一体成形したが、本発明によるリード線の保持構造は、これに限られることなはなく、リード線保持用凹溝23、基板取付用の逆止形状爪24は、ステータ部材に形成されていてもよい。
この実施形態を、図7を参照して説明する。なお、図7において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、リード線保持用凹溝23、基板取付用の逆止形状爪24が、金属製の下側ステータ部材14にプレス成形等により一体成形されている。
なお、この実施形態では、上段、下段の巻線部16、17が個別の上段ボビン151、下段ボビン152に巻装され、上段ボビン151、下段ボビン152、上側ステータ部材11、12、下側ステータ部材13、14が別部品状態で、樹脂封止されている。
この実施形態でも、前述の実施形態と同様に、リード線保持がリード線32の径方向への弾性変形によらずに行われるから、リード線32の装着保持時に、リード線32の絶縁被覆を傷付けたり、リード線保持部を変形、破損させることがない。
また、確実な電気的接続のために必要なリード線接続用配線基板30によってリード線保持用凹溝23の凹溝開口側23Aを蓋するように閉じるから、リード線32の保持が、特別な部品等を用いることなく、適切に、確実に行われる。
なお、リード線接続用配線基板30の固定は、逆止形状爪24によることが、ワンタッチで、工具、固定部品を必要としないことにより、好適であるが、リード線接続用配線基板30の固定は、クリップ等を用いて行うこともできる。
この発明によるリード線保持構造が適用されたキャンド(キャン型)ステッピングモータのステータコイルの一つの実施形態を示す側断面図である。 一つの実施形態によるキャンド型ステッピングモータのステータコイルの正面側の断面図である。 一つの実施形態によるキャンド型ステッピングモータのステータコイルの一部截断底面図である。 一つの実施形態によるリード線保持構造を示す斜視図である。 一つの実施形態によるリード線保持構造の要部の拡大斜視図である。 一つの実施形態によるリード線保持構造を示す分解組立斜視図である。 この発明によるリード線保持構造が適用されたキャンド(キャン型)ステッピングモータのステータコイルの他の実施形態を示す側断面図である。
符号の説明
11、12 上側ステータ部材
11A、12A 磁極歯
13、14 下側ステータ部材
13A、14A 磁極歯
15 ボビン
15A 内周面
15B 上側フランジ部
15C 中間フランジ部
15D 下側フランジ部
15E 端子配置突出部
15F リード線保持・基板取付突出部
15G 先端面
151 上段ボビン
152 下段ボビン
16、17 巻線部
18 フレームヨーク部材
19 アウタケース
20 封止樹脂
21 取付部材
22 ピン端子
23 リード線保持用凹溝
23A 凹溝開口側
24 逆止形状爪
24A 傾斜面部
24B 戻り止め面
24C 基板受入凹部
30 リード線接続用配線基板
30A リジット絶縁基板
30B 導体パターン
31、33 貫通孔
32 リード線
32A 先端
34、35 はんだ付け部

Claims (2)

  1. 電磁コイルのボビンに巻回された巻線に通電を行うためのリード線の保持構造であって、
    前記ボビンの径方向に延設された前記巻線の接続端子と前記リード線の先端とが貫通する複数の貫通孔と、対応する2以上の前記貫通孔に跨って形成された導体パターンとを有するリード線接続用配線基板と、
    前記電磁コイルのボビン又はステータ部材に形成された、前記リード線を受け入れるリード線保持用凹溝を有しており、
    前記リード線保持用凹溝は、少なくとも前記リード線の直径以上の受け入れ間口寸法で形成されており、
    前記貫通孔を貫通した先端が前記導体パターンにはんだ付けされた前記リード線を、前記リード線保持用凹溝に受け入れさせた状態で、前記貫通孔に貫通された前記巻線の接続端子が前記導体パターンにはんだ付けされることで、前記リード線接続用配線基板が前記ボビンに対して固定されていると共に、前記リード線保持用凹溝の開口が前記リード線接続用配線基板により閉塞されて前記リード線の保持孔が形成されていて、前記リード線接続用配線基板と前記リード線保持用凹溝との間に、前記リード線がその延在方向において弾性変形されて前記貫通孔の貫通方向から前記保持孔の軸方向に延在方向が変更されたリード線湾曲部が形成されている、
    ことを特徴とする電磁コイルのリード線保持構造。
  2. 前記電磁コイルのボビン又はステータ部材に形成された、前記リード線接続用配線基板の取付用係止部をさらに有し、前記巻線の接続端子を前記貫通孔に貫通させた状態で前記リード線接続用配線基板が前記取付用係止部に係止されることで、前記ボビンに対して前記リード線接続用配線基板が位置決めされる請求項1記載の電磁コイルのリード線保持構造。
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