JP3162280U - モータの配線カバー - Google Patents

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弘之 大内
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【課題】モータリード線の絶縁と整理整頓を確実に行えるようにしたモータの配線カバーを提供する。【解決手段】配線カバー9は、配線回路基板7の突出部T正面から該配線回路基板7の突出部T両側縁に差込む差込溝91と、配線回路基板7の突出部Tに位置するモータリード線Lの金属接続部Pを覆う絶縁性カバー部92と、モータリード線Lを嵌め込み固定するリード線固定溝と、モータに形成されている係合凹部20に引っ掛かる係合爪94とを備えて構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、外部に突出した配線回路基板を有するモータの配線カバーに関し、特に、モータリード線の金属接続部と他部材との絶縁や、モータリード線の整理整頓を確実に行えるようにしたものである。
図3(a)は、外部に突出した配線回路基板を有するモータの一例として、アウターロータ型モータの固定子の断面図を示したものであり、同図(b)はB矢視図である。この図3(a)のアウターロータ型モータの固定子は、モータブラケット2内面に界磁鉄心からなるステータ3を立設し、そのステータ3の外周面に複数(本例では4つ)のコア4を設けるとともに、これらのコア4にコイル5を巻き付けた構造になっている。
また、モータブラケット2内面には配線回路基板7が設けられており、この配線回路基板7はその一部がモータブラケット2から外部に突出し、その突出した配線回路基板の部分(配線回路基板の突出部T)にはランド部6Aが複数設けられ、これらのランド部6Aにモータリード線が半田付け等により接続されている。
以上のように外部に突出した配線回路基板7を有するモータにあっては、配線回路基板7の突出部Tに位置するモータリード線Lの金属接続部Pが他部材と接触するおそれがあり、他部材が金属であるとショートの問題が生じる。また、モータリード線Lがばらつき易く、モータリード線の取扱い性が悪いという問題点がある。
本考案は前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、モータリード線の金属接続部と他部材との絶縁や、モータリード線の整理整頓を確実に行えるようにしたモータの配線カバーを提供することである。
前記目的を達成するために、本考案は、外部に突出した配線回路基板を有するモータの配線カバーであって、前記配線カバーは、前記配線回路基板の突出部正面から該配線回路基板の突出部両側縁に差込む差込溝と、前記配線回路基板の突出部に位置するモータリード線の金属接続部を覆う絶縁性カバー部と、前記モータリード線を嵌め込み固定するリード線固定溝と、前記モータに形成されている係合凹部に引っ掛かる係合爪と、を備えてなることを特徴とする。
本考案に係る配線カバーにあっては、配線回路基板の突出部正面から該配線回路基板の突出部両側縁に差込溝を差込むことによって配線カバーをモータに取り付けたとき、絶縁性カバー部がモータリード線の金属接続部を覆うことにより金属接続部への他部材の接触が防止されること、及び、リード線固定溝にモータリード線が嵌め込み固定されることにより当該モータリード線はばらつくことなく整理整頓されること、並びに、係合爪がモータの係合凹部に引っ掛かることによりモータからの配線カバーの脱落が防止されることから、モータリード線の金属接続部と他部材との絶縁や、モータリード線の整理整頓を確実に行うことができる。
図1(a)は本考案の一実施形態であるモータの配線カバーを装着したアウターロータ型モータの固定子の正面図、同図(b)はB矢視図。 図2(a)は本考案の一実施形態である配線カバーの正面図、(b)はその配線カバーの背面図、(c)はその配線カバーの側面図である。 図3(a)はアウターロータ型モータの固定子の断面図、同図(b)はB矢視図。
以下、本考案の実施形態について、願書に添付した図面を参照しながら説明する。
図1(a)は本考案の一実施形態であるモータの配線カバーを装着したアウターロータ型モータの固定子の正面図、同図(b)はB矢視図である。図1(a)のアウターロータ型モータの固定子1は、モータブラケット2内面に立設した界磁鉄心からなるステータ3と、ステータ3の外周面に設けた複数(本例では4つ)のコア4と、これらのコア4に巻き付けたコイル5とを備えている。
モータブラケット2内面には、所定形状の配線パターン部6とこれに接続された複数のランド部6Aを有する配線回路基板7が取り付けられており、取り付けた配線回路基板7は、その一部が図1(a)(b)のようにモータのモータブラケット2からはみ出して外部に突出するようになっている。
前記ランド部6Aは、前記のようにモータブラケット2から突出した配線回路基板7の部分(配線回路基板7の突出部T)に設けられており、このようなランド部6Aには半田付け等によりモータリード線Lが接続されている。このモータリード線Lの接続は、モータの組立て完了後に行ってもよいし、組立て前に行われてもよい。また、配線回路基板7の配線パターン部6には各コイル5の端部5Aを半田付け等で接続してある。さらに、配線回路基板7にはホール素子8を取り付けてあり、ホール素子8は図示しない回転子(マグネットロータ)の磁界を検知することにより回転子の位置を検出するセンサとして機能する。このホール素子8も半田付け等により配線回路基板7の配線パターン部6に接続してある。
図1の配線カバー9は、図2(a)(b)又は(c)に示した天板部9Aと、天板部9Aに略直角の背板部9Bと、背板部9B及び天板部9Aに略直角の左右両側板部9C、9Cとを樹脂等の絶縁素材で一体成形した形状になっているが、この形状に限定されることはなく、必要に応じて当該形状を変形することもできる。
また、図1の配線カバー9は、図2(a)(b)又は(c)に示したように、配線回路基板7の突出部T正面から該配線回路基板7の突出部T両側縁に差込む差込溝91と、前記ランド部6Aに接続されることによって前記配線回路基板7の突出部Tに位置するモータリード線Lの金属接続部Pを覆う絶縁性カバー部92と、モータリード線Lを嵌め込み固定するリード線固定溝93と、モータのモータブラケット2外面に形成されている係合凹部20に引っ掛かる係合爪94とを備えている。
差込溝91は図2(b)のように左右両側板部9C、9Cの内面に形成してあり、これらの差込溝91に配線回路基板7の突出部T両側縁を差込むことにより、本配線カバー9は配線回路基板7の突出部Tに着脱自在にワンタッチで取り付けることができる。
絶縁性カバー部92は天板部9Aからなり、前記のように配線カバー9を配線回路基板7の突出部Tに取り付けたとき、天板部9Aの内面がモータリード線Lの金属接続部Pと対向することにより、モータリード線Lの金属接続部Pは、図1(a)のように絶縁性カバー部92(天板部9A)で完全に覆われ、他部材との接触が防止されるように構成してある。
リード線固定溝93は図2(b)のように背板部9Bの内面に設けてある。このリード線固定溝93にモータリード線Lを嵌め込むことにより、当該モータリード線Lは、ばらつくことなく整理整頓されるように構成してある。特に、図1(a)(b)の配線カバー9においては、図2(b)のように、背板部9B内面に複数の凸部90を一列に一体成形し、隣り合う2つの凸部90間の隙間をリード線固定溝93として利用する形態を採用したが、この形態以外の他の形態を採用してもよい。
係合凹部20はモータブラケット2外面縁部に形成してあり、係合爪94は天板部9Aの縁部から延びたアームの先端に設けてある。そして、前記のように配線カバー9を配線回路基板7の突出部Tに取り付けたとき、図1(a)のように係合爪94が係合凹部20に引っ掛かることによってモータからの配線カバー9の脱落が防止される。
以上説明した本実施形態の配線カバー9にあっては、配線回路基板7の突出部T正面から該配線回路基板7の突出部T両側縁に差込溝91を差込むことによって配線カバー9をモータのモータブラケット2に取り付けたとき、絶縁性カバー部82(背板部9A)がモータリード線Lの金属接続部Pを覆うことにより金属接続部Pへの他部材の接触が防止されること、及び、リード線固定溝93にモータリード線Lが嵌め込み固定されることにより当該モータリード線Lはばらつくことなく整理整頓されること、並びに、係合爪94がモータの係合凹部20に引っ掛かることによりモータからの配線カバー9の脱落が防止されることから、モータリード線Lの金属接続部Pと他部材との絶縁や、モータリード線Lの整理整頓を確実に行うことができる。
1 固定子
2 モータブラケット
20 係合凹部
3 ステータ
4 コア
5 コイル
5A コイルの端部
6 配線パターン部
6A〜6E ランド部
7 配線回路基板
8 ホール素子
9 配線カバー
9A 天板部
9B 背板部
9C 側板部
90 凸部
91 差込溝
92 絶縁性カバー部
93 リード線固定溝
94 係合爪
L モータリード線
P モータリード線の金属接続部
T 配線回路基板の突出部

Claims (1)

  1. 外部に突出した配線回路基板を有するモータの配線カバーであって、
    前記配線カバーは、
    前記配線回路基板の突出部正面から該配線回路基板の突出部両側縁に差込む差込溝と、
    前記配線回路基板の突出部に位置するモータリード線の金属接続部を覆う絶縁性カバー部と、
    前記モータリード線を嵌め込み固定するリード線固定溝と、
    前記モータに形成されている係合凹部に引っ掛かる係合爪と、を備えてなること
    を特徴とするモータの配線カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107124058A (zh) * 2017-06-29 2017-09-01 广东威灵电机制造有限公司 接线装置、定子及其制作方法

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