JPS6197422A - 高強度炭素繊維及びその製造方法 - Google Patents

高強度炭素繊維及びその製造方法

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JPS6197422A
JPS6197422A JP59215207A JP21520784A JPS6197422A JP S6197422 A JPS6197422 A JP S6197422A JP 59215207 A JP59215207 A JP 59215207A JP 21520784 A JP21520784 A JP 21520784A JP S6197422 A JPS6197422 A JP S6197422A
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fibers
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孝 大崎
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宏一 今井
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宮原 直正
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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    • D01F9/22Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments from polyaddition, polycondensation or polymerisation products from macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polyacrylonitriles

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は優れた機械的性質並びに表面的性質を有する高
強度炭素繊維およびその高強度炭素υ(紺を製造するこ
とに関する4)のである。
近年、炭素繊維はその1憂れた機械的性質(高強度、高
弾性、低比重等)を利用し、プラスチック、金属、セラ
ミックスと複合1ヒし、アドノ\ンスト・コンポジット
とじて使用されている。
特に、炭素繊維強化プラスチックは、宇宙航空1瓜、自
動車、産業機械、レジャー等に広く実用化されている。
〔従来の技術〕
これらの利用分野において、更に材料の高性能化が要求
され炭素繊維の高強度化が図られている。すなわち、炭
素繊維の引張強度は初期にば300 kg / m r
d前後であったが、最近は400呟/ m n(のちの
が市■すされろ様になり、更にじ1500 kg/ m
 mのものが要求される様になってきた。
しかし、500 kg/ m mの引張強度を有する炭
素繊維GJ゛、従来の製造方法の改良では容易にはi1
7ラレす、また現在市ljシされている強度400 k
g/ m rdの炭素紙¥111:でも、複合材料とし
た時、充分に繊)イト性能を発揮できないものが多い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
71ζ発明り才これらの問題点を解決し、引張強度40
0 kg/ m n(以上の炭素繊維を17、しかもこ
の炭素(哉Ifを使用した複合拐料が高強度であること
を可能にしようとするものである。
すなわち、従来の炭素紙Aid !INJ造技術におい
ては、紡糸時にプレカーサーに異物が混入することを防
止したり、繊維表面に油剤を塗布して、耐炎化、炭素化
時の繊維の膠着を防LLしたりしこ、欠陥の少ない炭素
繊維を1・!]造し、これを表面処理することによって
1削脂との馴染みを良くして複合材1′4の性能を良く
するという方法が採用されていたが、本発明においては
、炭素繊維るこ好)内なるプレカーサーを採用すること
で高強度炭素繊維が得られ、しかもその炭素繊維の形状
が起伏に富んでいる為、7トリノクスとの結合を良くし
複合材料の性能を発揮できるというまさく、こ−石二鳥
に二つの問題点が解決できること力く突きIにめられた
(tj、jl、15りを解決する為の手段〕本発明者達
は、炭素紙H51[に好適なるポリアクリロニI・リル
(PAN)プレカーサーを得る為に、従来の衣料用繊維
製造とは違った観点から検討を61εりてきた。その結
果、衣料用繊維としては欠陥とされてきた失透やフィブ
リル化が炭素ム(雑用プレカーサーとしてはマイナスに
作用せず却ってプラスに作用することを発見し、更に検
討を進めて本発明に到った。
すなわち、本発明はポリマー濃度1〜7%のポリアクリ
ロニトリル/純塩化亜鉛濃厚水溶液の紡糸原液を0.5
以上のドラフト率で凝固浴中に紡糸した後、水洗、乾燥
、延伸工程において10〜20倍の総延伸を行なって得
られる直径9μm以下のプレカーサーを得、ごれを常法
Vこより耐炎化処理、炭素化処理する高強度炭素繊維製
造方法であり、またこの方法で得ることのできる高強度
炭素繊維は、その横断面が凹凸gBを有する略円形であ
り、その最大直径5μml以下であって、この凹凸部は
繊維長手方向に沿って延在して側面に襞を形成し、隣接
する凸部から凹部−・の落差が0.1μm以上のものが
1本の繊維の1横断面当り平均10個以上ある高強度炭
素繊維であって複合材料に適した高強度炭素υll維で
ある。
本発明の持つ意味を以下順次説明する。
■ 塩化亜鉛濃厚水溶液:塩化亜鉛濃度50〜70%の
塩化亜鉛水溶液はPANの溶剤として知られているが、
特に塩化亜鉛濃度55%以上の濃厚水/8液は分子量1
00,000程度のポリマーも容易に熔解し、しかも、
ポリマー分子が戊く伸び、分子が相互にからみあった状
態(高粘度を呈示する)にすることができる。
塩化亜鉛水溶液中に塩化ナトリウム等の非溶剤を数%混
入させて紡糸原液の粘度を低下させる方法が操業を容易
にするので、衣料用繊細に採用されている様であるが、
この方法は好ましくない。
才なわぢ、この方法は貧溶剤化により、分子が良く伸び
ずに熔は込む為、粘度が低いのであって、分子が伸びて
いない為、11N A1G性能上あまり好ましくない。
塩化亜鉛の純度として98%以上、好ましくは99%以
上が良い。
(塩化亜鉛の中には、Zn OあるいはZn  (OH
)2が塩基性塩(Zn (Oft) CI)の形で1%
前後含まれることが多いが、これらは塩化亜鉛ZnCl
2として扱うものとする。純度の対象となる不++÷什
++++ 鈍物は、N a + Ca + Cu + F e +
 N 11.、、等の陽イオンから成る化合物であり、
陰イオンとしてはsoiが主なものである。) ■ ポリマー濃度:通常ポリマー濃度は、その溶剤が熔
解しうる最大重のポリマー濃度が採用されている。その
理由は、溶剤使用量を少なくするという経済的理由もあ
るが、凝固浴内での凝固速度を低下せしめ、内部にボイ
ドの少ない緻密な構造の繊維を作るというか明が大きい
。炭素υk l’fli用のプレカーサーを作る場合に
おいても、蛾χ、11内部を緻密化する為、l目iポリ
マー濃度、凝固浴低温化、紡糸(゛ラフトの低減等が採
用されてきた。しかし、これらの方法によるプレカーサ
ーから得られた炭素繊維゛は表層部のみが発達したグラ
ファイト(荷造を有し、内部ば、グラファイトの配列、
結晶1ヒが不充分なものであった。
純度の高い塩化亜67)を使用すると、溶液重合法では
、股大約13重量%のポリマー濃度1・こすることか可
能であるにもかかわらず、我々が1〜7市計%(好まし
くは2〜6%)を採用するr11!由は、凝1Mしてx
il!((f:となる1緊にポリマー濃度が低いと繊維
表面から繊維内部への凝固液(希薄塩化亜鉛水溶液)の
拡1)kが速くなる為、繊に、1「表面と内部の差がで
きなくなるからである。ずなわぢ、ポリマー濃度を下げ
ることば繊維内部力言共維表面に1斤い条件で形成され
ることδこなるので、この様な条件下で作成されたプレ
カーサーから得られる炭素をへ維δ11:、内1N” 
TIEでよく発達したグラファイト構造を有し、高強度
を示す。
ポリマー濃度を下げることによって得られるもう一つの
メリットは繊肺:の細径化である。
紡糸条件(紡糸原液吐出速度、ドラフト率、その1lh
o−ラ速度等)を一定にしておき、ポリマー濃度のみを
変えると、例えば8%のポリマー濃度に対し4%のポリ
マー濃度では1/モ繊維径のプレカーサーを得るこ七が
できる。プレカーサーをhm径化すると耐炎1ヒ、炭素
化時の繊維表面一内部不均質化を防1Fでき、高強度炭
素繊維をf!7やすい。
以上の様な効果を得る為乙こば、ポリマー濃度が低い程
良いが、1%以下のポリマー濃度1、こすることばポリ
マーの分子量を非常に大きくする必要があり、コントロ
ールが困Witとなり、また経済的デノリソトも大きい
■ トラフト率;ドラフト率とは、凝固浴内で、紡糸原
液を凝固させ、繊維を形成させる際に、どれ程引っ張っ
たかの指標となるもので、(’;5V固浴の引き取りロ
ーラーの速度を紡糸ノズル孔での紡糸原液速度(吐出線
速度)で徐した ′値で示される。1−ラット率につい
ては低い方が良いという意見がある。すなわち、内部緻
密化の為、凝固浴内でばあまり配向させず、延伸工程で
一挙に配向させるという考えである。しかし、本発明の
様な低ポリマー濃度においては、トラフト率を大きくし
ないと、却ってIli維内部の空孔が多くなり好ましく
ない。
低ポリマー濃度でドラフト率を大きくすると、高ポリマ
ー濃度の場合より、ポリマー分子6才より配向され、非
常フィブリル化しやすい状態となる。従って、この方法
で得られる繊維は一本の繊維の内部が多数のミクロ繊維
の集合体となり、繊維内部がt4に維表面と同じ様な状
態になっている。繊維の側面はこれらのミクロ繊維の為
、襞が多く 、fitっで繊維横断面は周辺に顕著な凹
凸を有している。炭素繊維とした時、この側面の起伏が
炭素繊維の表面積を増やし、71へリソクスとの結合力
を良くして複合材料の強度を高めるのに役立つ。
また、ドラフト率を高めることは繊維のinnnnへの
寄与も大きい。ドラフト率は、ノズルの状態やその他の
紡糸条件によって適宜選択されるが、0.5以上好まし
くは】、0〜最大ドラフト率の90%、特に好ましくは
、 1.2〜1.8が良い。
例えばノズル孔径120μm、孔長(L)/孔径(D)
=3のとき、最大ドラフト率は2.3であったが、ドラ
フト率1.2〜1.8で非常に良い結果を得た。〔最大
ドラフト率:吐出線速度に対し、引き取りローラー速度
が大きすぎる為、凝固浴内で糸切れを起し始める時のド
ラフト率〕 本発明を実施するに際して用いるPANはアクリロニト
リルが100%のものを使用できるが、操業性改善の為
10%未満の共重合物が入っても良い。共重合モノマと
しては、α−クロルアクリロニトリル、メタアクリロニ
トリル、2−ヒドロキシエチルアクリロニトリル、アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸。
メチルアクリレート、メチルアクリレート。
バラスヂレンスルホン酸、パラスチレンスルボン酸エス
テル、等が挙げられる。
1〕八Nの分子1πし]二Go、[100〜300,0
00 (シュクウディンガーの粘度式による)が好まし
いが、ン3ミリマーIN度が低い(1〜3重1■%)場
合は高分子量が、またポリマー濃度が高い場合(5〜7
重)U%)では低分子量が紡糸原液粘度を適度(30〜
3,000ボイズ)に(采つのにに了ましい。
本発明における紡糸原液の作成方法は、溶液↑n合で直
接作成するか、あるいは別途にポリマーを作成し、これ
を純塩化亜鉛水溶l+Eに/8解するかいずれでも良い
が、前者の方が高分子量のポリマーを熔1桿しやすく、
また経済的にも良い。
本発明においては凝固浴条件を次の様にすることでより
効果的にすることができる。すなわち、凝固時に繊♀1
[内部の溶剤、凝固液の拡散は早めておくが、繊維表面
での拡散はできるだけ抑制することで繊維全体の均一化
がはかれる訳である。
・紡糸原液温度を50°C以下、好ましくは(40〜−
10°C)に保つ。
・凝固浴希薄塩化亜鉛水溶液の塩化亜鉛濃度を25〜3
0重量%に保つ。
・凝固浴温度を15°C以下、好ましくは(10〜−1
0°C)に保つ。
凝固浴を出た繊維は、常法により希薄塩化亜鉛水7FF
液もしくは水中で、必要により冷延伸。
水洗、次いで乾燥、熱延伸などの工程を経るが、この1
1ηに約10〜20倍の総延伸を受ける。延伸が不充分
であると繊維内部の分子あるいυオフィブリルの配向が
不良の為、繊維強度が低く、また繊維径も太い。延伸を
20倍以上にすると糸切れが起り工程不安定となる。こ
の繊維はそのまま耐炎化、炭素化しても良いが、一旦、
高温(蒸気、熱水、乾熱)で5〜15%収縮さモろ、い
わゆる弛緩処理を行うと、耐炎化工程の1榮業性を改善
できる。
本発明においては、’lLf固浴を出た直後の繊維径か
細い為、」−記の様な通常の紡糸方法で直径9ttm以
下の繊維(プレカーサー)にすることができる。弛緩処
理後の繊維は通常40〜70kに / m gの引張強
度と15〜25%の伸度を有している。
〔作 用〕
この様にして得られた直径9μ川以下のプレカーサーは
常法により耐炎化、炭素化工程を経て炭素繊維となるが
、直径の大きい繊維に比較して耐炎化時間が短かくなる
ばかりか、耐炎化時に伸張しやすくなり、弛緩処理した
プレカーサーは30%以上伸張でき、より細い炭素繊維
とすることができる。第1表はプレカーサーの直径と最
適耐炎化条件および得られた炭素繊維の性能である。
lll J パ * ]、 : JIS R7601に基づき糸長20c
mのストランド強度。(N−4の平均) *2:前半240°C1後半260°Cの耐炎化炉にて
の値。
以上の様にして得られた炭素繊維は、これ迄になく細く
、しかも側面に凹凸が多い為、複合材料とした時、マト
リックスとの接触面積が広くなり、従って繊維−マトリ
ツクス間の剪断強度を大ぎくでき、また複合材料の引張
強度も大きくなることが発見された。
この炭素繊維の側面の凹凸は前記した様にマトリックス
との接触面積を増やす他に、マトリックスと繊維を物理
的に結合させる、いわばクサビの役目をする。従って凹
凸の山から谷、谷から山への角度りま急な程良く、また
落差も大きい方が良い。5μm以下の炭素繊維の横II
Ji面を走査型!lit ’a境で観察すると通常30
〜60箇所の凸部(山)およびそれに対応する四fH(
(谷)が存在するが、谷の底から山の頂上までの高さ、
ずなわち凸部から凹部への落差が0.1μm以上ある処
が1本の繊維の1断面当り平均10箇所以−1−あるi
′!:11強度炭素繊維において、特にマトリックスと
の結合が良い。特に、凸部から凹部への落差が0.1μ
m以」−ある処が20箇所以上ある場合、および凸部か
ら凹部への落差が0.3〜0.5μmある処を2箇所以
」−含む場合において、川にtJ、I!維とマI・リソ
クスの結合が良かった。
第1図は本発明の高強度炭素繊維を表わず拡大111旧
り2図であり、参照符号3は側面の襞であり、同4ばl
&i断面におりる凸部、同5は溝断面におしづる凹部で
ある。
第1表の炭素繊ff、lBを同一条件下、Na0Il水
溶液中で電解表面処理した後、エポキシ樹脂と複合材料
化した時の成域的性質を第2表に示した。
第  2  表 求A:+本の繊維当り凸部から凹部への落差が0.1μ
m以上ある処の数(30本の平均) 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実)fIi例1゜ 共重合モノマーとしてメチルアクリレ−+−5%、イタ
コン酸2%を含有するアクリロニトリルを60%純塩化
亜鉛水溶液中で常法によ”1重合し、重合体濃度5.5
重量%の紡糸原11νを得た。
分子1n13万、粘度190ボイズ(45°C)であっ
た。この紡糸原液を孔径120μ印、孔数9,000の
ノズルを用い、紡糸原液f黒度30°C,凝固浴?i!
度7℃、凝固浴塩化亜鉛水溶液中塩化亜鉛濃度29%の
条件下、吐出線速度0.7 m /min、ドラフト率
】、4にて紡出した。この繊維を水洗(冷延伸を含む)
、熱水延伸、乾燥、蒸気延伸(蒸気圧2kg / m 
mゲージ)し、計14倍の総延伸を与え、しかる後90
℃湿熱弛緩させ、プレカーサーを得た。このプレカーサ
ーは直径8.2.um、引張強度56kg/mm、伸度
21%で あ っ ノこ。
このプレカーサーを前半240℃、後半260°Cの耐
炎1ヒ炉を50%の伸張を与えつつ、24分間の滞在時
間にて通過させた。
次いで高純度窒素雰囲気で1300℃に加熱された炭素
化炉内を5分間で通過させ炭素繊維とし、更に10%苛
性ソーダ水溶液中で繊維に5V。
50mAの電力を加え表面処理を行った。この炭素繊維
は直径4.6μm、引張強度502 kg / m m
、弾性率28.6 Ton/ m rrfであった。ま
た、繊維30本の断面を走査型電子)1n微鏡にて測定
した時、凸部から凹部への落差が0.1μm以−ヒある
処は1木当り平均32箇所あり、0.3μm以」二の落
差の処は平均5箇所見られた。更に、この炭素繊維とエ
ポキシ樹脂との複合材料は繊維含有率56容積%、引張
強度275 kg / m td、層間剪断強度1.3
.0kg / m mを示した。
実施例2゜ 実施例】に使用した紡糸原液に60%純塩化亜鉛水溶液
を添加し、重合体濃度4.5%、粘度85ボイズ(45
°C)の紡糸原液を得た。
これを実施例と全く同じ条件で紡糸し、直径7.4μm
、引張強度59kg7mm、伸度22%のプレカーサー
を得た。
このプレカーサーを前半240°CX後半260°Cの
耐炎化炉を55%の伸張を与えつつ、23分間の滞在時
間にて通過させ、次いで】300°C15分間で炭素化
し、更に10%苛性ソーダ水溶液中で表面処理を行った
この炭素繊維は直径3.9μm、引張強度521kH/
 m rrf、弾12に率2B、2 Ton/ m m
であった。また、繊維30本において、凸部から四部へ
の落差が0.1μm以上ある処帽°平均34箇所であり
、0.3μm以」二ある処は平均11箇所であった。
ごの炭素繊維とエポキシ(I11脂との複合材料は繊維
含有率55容積%、引張強度271 kg/ m m、
lt”?間引1度]3.3kg/m%を示した。
実施例3゜ 共重合モノマーとしてメチルアクリレート4%、イクコ
ン酸1%を含有するアクリロニトリルを62%、純塩化
亜鉛水溶液中で常法により重合し、分子計19万、重合
体濃度3.5%、粘度110ボイズ(45°C)の紡糸
原液を得た。
この紡糸原液を孔径120μm、孔数3 、000のノ
ズルを用い、紡糸原液温度25°C,凝固浴温度2℃、
凝固浴塩化亜鉛濃度28%、吐出線速度0.8m/mi
n、  ドラフト率1.25にて紡出した。
この繊維を水洗(冷延伸を含む)、熱水延伸。
乾燥、菫気延伸(茎気圧]、8kg/mn(ゲージ)し
、計15倍の総延伸を与え、しかる後、95°C湿処弛
緩させ、プレカーサーを得た。このプレカーサーは直径
6.3μm、引張強度70諭/mm、伸度23%であっ
た。このプレカーサーを前半235°C,1&半255
℃の耐炎1ヒ炉を65%の伸張を与えつつ、23分間の
滞在時間にて1ffl遇させた。次いで、1300℃、
3分間で炭素jヒし更に表面処理を行った。この炭素繊
維は直径3.4 pm 、引張強度578 kg/ m
 m 、引張弾性率28.97on/ m mであり、
この繊維とエポキシ樹脂の複合材料は繊維含有率56容
積%、引張強度304 kg/m rd、引張弾性率1
5.77on/ m m 。
層間剪断強度13.8kg/mボであった。
〔発明の効果〕
以−ヒの様に本発明を用いることにより、高強度の炭素
繊維を得ることができ、しかも本発明によれば機械的性
質の優れた複合材料を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1圓は本発明の高強度炭素紙Xtを表わす拡大略解図
である。 198.繊xttrの側面    210.繊維の横断
面381.υ111°測面の襞  4 、 、 、fJ
、1.i組構断面の凸部501.繊維横断面の凹部 FIG、1 手続補正書(吐) 画用61年 1月73日 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第215207号 2、発明の名称 高強度炭素繊組表びその製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都渋谷区恵比寿3丁目43番2号名称 日機
装株式会社 代表者 音 桂二部 4、代理人 6、補正の内容 (1)別紙記載の通り。 特願昭59−215207号 補正書 1、明細書第12頁第8〜9行 「ルT固浴温度を・・・に保つ」を 「凝固浴温度を20℃以下、好ましくは15°C以下、
特に好ましくは10″C以下に保っJと補正します。 2、 同 第20頁第12行と第13行との間に次の記
載を加入しまず。 「比較例1〜4 実施例】と対比しながら、各種条件下で製造したプレカ
ーサーより得られた炭素繊維の特許出願人   日機装
株式会社 1、  パ/2 手続補正書(關) ■計1161年 1月/グ日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)繊維の横断面が凹凸部を有する略円形であり、そ
    の最大直径5μm以下であって、この凹凸部は繊維長手
    方向に沿って延在して側面に襞を形成し隣接する凸部か
    ら凹部への落差が0.1μm以上のものが1本の繊維の
    1断面当り平均10箇以上ある高強度炭素繊維。 (2)ポリマー濃度1〜7%のポリアクリロニトリル/
    純塩化亜鉛濃厚水熔液の紡糸原液を 0.5以上のドラフト率で凝固浴中に紡出した後、水洗
    、乾燥、延伸工程において10〜 20倍の総延伸を行なって得られる直径9 μm以下のプレカーサーを得、これを常法により耐炎化
    処理、炭素化処理することを特徴とする高強度炭素繊維
    の製造方法。 (3)プレカーサーに5〜15%の弛緩処理をした後、
    30%以上の伸張率で耐炎化することを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の高強度炭素繊維の製造方法。
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