JPS6195602A - 周波数情報検出方法 - Google Patents
周波数情報検出方法Info
- Publication number
- JPS6195602A JPS6195602A JP59216894A JP21689484A JPS6195602A JP S6195602 A JPS6195602 A JP S6195602A JP 59216894 A JP59216894 A JP 59216894A JP 21689484 A JP21689484 A JP 21689484A JP S6195602 A JPS6195602 A JP S6195602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- signal
- circuit
- phase
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は周波数検出itに関し、例えば自動周波数制御
装置(AFC)に適用して好適なものである。
装置(AFC)に適用して好適なものである。
従来、PSK (位相シフトキーイング変調)通信シス
テムや、FM(周波数変調)通信システムなどにおいて
は、受信復調装置において、局部発振器から発生された
周波数信号を受信信号のキャリア周波数に追従させるた
め、AFC回路が設けられている。
テムや、FM(周波数変調)通信システムなどにおいて
は、受信復調装置において、局部発振器から発生された
周波数信号を受信信号のキャリア周波数に追従させるた
め、AFC回路が設けられている。
ところで受信信号のキャリア周波数は例えばドツプラー
効果などの影響によって周波数が変動したり、復調装置
の局部発振器の発振周波数がずれたりすることを避は得
ないため、受信装置の自動周波数制御機能として、引込
範囲を広げて周波数変動が大きくなっても周波数ロック
状態に引込むことができるようにすると共に、一旦ロツ
ク状態に引込んだ後は、等価雑音帯域幅を狭くして受信
信号の信号レベルをできるだけ高くする必要があると考
えられている。
効果などの影響によって周波数が変動したり、復調装置
の局部発振器の発振周波数がずれたりすることを避は得
ないため、受信装置の自動周波数制御機能として、引込
範囲を広げて周波数変動が大きくなっても周波数ロック
状態に引込むことができるようにすると共に、一旦ロツ
ク状態に引込んだ後は、等価雑音帯域幅を狭くして受信
信号の信号レベルをできるだけ高くする必要があると考
えられている。
しかし十分に広い引込範囲を設定すれば、C/Nが劣化
した場合ノイズのために正しい同期動作をすることがで
きなくなるおそれがある。この問題に対処するため、局
部発振周波数を受信信号に引込む際に、周波数比較回路
によって周波数エラーを検出し、この周波数エラーに基
づいて局部発振周波数を制御することによって比較的短
い時間で確実に同期が取れる状態に引込むようにする方
法が考えられている。
した場合ノイズのために正しい同期動作をすることがで
きなくなるおそれがある。この問題に対処するため、局
部発振周波数を受信信号に引込む際に、周波数比較回路
によって周波数エラーを検出し、この周波数エラーに基
づいて局部発振周波数を制御することによって比較的短
い時間で確実に同期が取れる状態に引込むようにする方
法が考えられている。
この周波数比較回路は、従来受信信号のゼロクロス点を
カウントして当該カウント値の偏差に基づいて周波数差
を検出する方法が用いられているが、この方法によると
C/Nが劣化すると誤差が無視し得ない程度に大きくな
る欠点がある。
カウントして当該カウント値の偏差に基づいて周波数差
を検出する方法が用いられているが、この方法によると
C/Nが劣化すると誤差が無視し得ない程度に大きくな
る欠点がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、比較的簡
易な構成によって、入力周波数信号の各時点における周
波数を確実に検出し得るようにし; た周波数
検出回路を提案しようとするものである。
易な構成によって、入力周波数信号の各時点における周
波数を確実に検出し得るようにし; た周波数
検出回路を提案しようとするものである。
かかる問題点を解決するため本発明においては、入力信
号SINのキャリアのπ/2の位相差に相当する時間間
隔を有する一対のサンプリング時点において入力信号S
INの瞬時値を順次サンプルリングし、当該1回のサン
プリング処理によって得られる一対のサンプル値SQ及
びS、に基づいて位相値を求め、順次続くサンプリング
処理において得られた第1の位相値Φ、及び第2の位相
値Φに−1の差を求めることによって近似微分値Φニー
Φl[−1/Δtを得、この近似微分値を周波数情報検
出出力として送出する。
号SINのキャリアのπ/2の位相差に相当する時間間
隔を有する一対のサンプリング時点において入力信号S
INの瞬時値を順次サンプルリングし、当該1回のサン
プリング処理によって得られる一対のサンプル値SQ及
びS、に基づいて位相値を求め、順次続くサンプリング
処理において得られた第1の位相値Φ、及び第2の位相
値Φに−1の差を求めることによって近似微分値Φニー
Φl[−1/Δtを得、この近似微分値を周波数情報検
出出力として送出する。
このようにして入力信号の瞬時値についてのサンプルデ
ータを用いて、各時点における瞬時周波数を検出するこ
とができ、かくするにつき入力信号のC/Nが悪い場合
にも比較的高い精度で周波数を検出し得る。
ータを用いて、各時点における瞬時周波数を検出するこ
とができ、かくするにつき入力信号のC/Nが悪い場合
にも比較的高い精度で周波数を検出し得る。
以下図面について本発明の一実施例を詳述する。
第4図において、1は全体として自動周波数制御装置(
A F C)を示し、入力周波数信号SINを周波数比
較回路2において比較信号S、。イと比較し、その周波
数差に応じたエラー出力S□を制御電圧発生回路3に与
える。制御電圧発生回路3はエラー出力SEWに応じた
直流レベルの制御信号SCTを局部発振回路としての電
圧制御型発振回路(VCO)4に制御信号として与える
。かくしてVCO4はエラー出力S□が0になるような
比較周波数信号S CoHを周波数比較回路2に送出す
ると共に、周波数出力S。、Tとして送出する。
A F C)を示し、入力周波数信号SINを周波数比
較回路2において比較信号S、。イと比較し、その周波
数差に応じたエラー出力S□を制御電圧発生回路3に与
える。制御電圧発生回路3はエラー出力SEWに応じた
直流レベルの制御信号SCTを局部発振回路としての電
圧制御型発振回路(VCO)4に制御信号として与える
。かくしてVCO4はエラー出力S□が0になるような
比較周波数信号S CoHを周波数比較回路2に送出す
ると共に、周波数出力S。、Tとして送出する。
周波数比較回路2は第1図に示すように、入力周波数信
号SINをアナログ−ディジタル変換回路11において
ディジタルデータS2に変換される。
号SINをアナログ−ディジタル変換回路11において
ディジタルデータS2に変換される。
ここでディジタルデータS2は第2図に示すように正弦
波キャリアでなる入力周波数信号SINを所定のサンプ
リング周波数に設定されたクロック信号CL、によって
ディジタルデータS2に変換して得られる。
波キャリアでなる入力周波数信号SINを所定のサンプ
リング周波数に設定されたクロック信号CL、によって
ディジタルデータS2に変換して得られる。
このディジタルデータS2は■アームラッチ回路121
及びQアームラッチ回路12Qに入力される。Qアーム
ラッチ回路12Qはサンプリング周波数に選定されたク
ロック信号CL、がラッチ指令信号として与えられ、こ
れにより入力周波数信号SINがアナログ−ディジタル
変換回路11においてサンプリングされてディジタルデ
ータに変換されたとき、その瞬時値が順次Qアームラッ
チ回路12Qにラッチされて行(。これによりQアーム
ラッチ回路12Qには、第2図において○印で示すサン
プリング時点の瞬時値のデータがラッチされることにな
る。
及びQアームラッチ回路12Qに入力される。Qアーム
ラッチ回路12Qはサンプリング周波数に選定されたク
ロック信号CL、がラッチ指令信号として与えられ、こ
れにより入力周波数信号SINがアナログ−ディジタル
変換回路11においてサンプリングされてディジタルデ
ータに変換されたとき、その瞬時値が順次Qアームラッ
チ回路12Qにラッチされて行(。これによりQアーム
ラッチ回路12Qには、第2図において○印で示すサン
プリング時点の瞬時値のデータがラッチされることにな
る。
クロック信号CL!はπ/2遅延回路13において遅延
されてIアームラッチ回路121にラッチ指令信号とし
て与えられる。従って■アームラッチ回路12IにはQ
アームラッチ回路12Qにデータが取込まれた後π/2
だけ遅れた時点においてアナログ−ディジタル変換回路
11から送出されて来るディジタルデータS2をラッチ
する。
されてIアームラッチ回路121にラッチ指令信号とし
て与えられる。従って■アームラッチ回路12IにはQ
アームラッチ回路12Qにデータが取込まれた後π/2
だけ遅れた時点においてアナログ−ディジタル変換回路
11から送出されて来るディジタルデータS2をラッチ
する。
これによりIアームラッチ回路121には、第2図にお
いて×印で示すように、 入力周波数信号SINのうち
、Qアームラッチ回路12Qにラッチされた瞬時値に対
してπ/2だけ位相がずれた時点における瞬時値のデー
タがラッチされることになる。
いて×印で示すように、 入力周波数信号SINのうち
、Qアームラッチ回路12Qにラッチされた瞬時値に対
してπ/2だけ位相がずれた時点における瞬時値のデー
タがラッチされることになる。
このようにして入力周波数信号SINから互いにπ/2
(90°)の位相差をもつ時点における瞬時値がラッチ
回路12Q及び121に順次サンプリングラッチされて
行くのに対して、ラッチ回路12Q及び121はこれら
互いにπ/2の位相差をもつデータを同じタイミングで
読出して一対のサンプルデータS9及びSlを例えばR
OM構成のjan”’変換回路14に入力する。従って
実質上、tan−’変換回路14には第3図に示すよう
に正弦波sinΦで表し得るQアーム側すンプルデータ
S。
(90°)の位相差をもつ時点における瞬時値がラッチ
回路12Q及び121に順次サンプリングラッチされて
行くのに対して、ラッチ回路12Q及び121はこれら
互いにπ/2の位相差をもつデータを同じタイミングで
読出して一対のサンプルデータS9及びSlを例えばR
OM構成のjan”’変換回路14に入力する。従って
実質上、tan−’変換回路14には第3図に示すよう
に正弦波sinΦで表し得るQアーム側すンプルデータ
S。
と、余弦波cosΦで表し得る■アーム側すンプルデー
タSIとが同時に入力されることになる。
タSIとが同時に入力されることになる。
ここでQアーム側サンプルデータS0を次式、So =
A sin (a+、 t+φ)=AsinΦ
・・・・・・(1)で表し得る値とすると、
■アーム側すンプルデータSIは次式、 St −A sin (ωc 、(t+Δtx)十φ〕
・・・・・・(2) で表されるようにπ/2遅延回路13における遅延時間
Δ1xだけQアーム側サンプルデータS0に対して遅延
した時点の値を表す、ただしAは振幅、ωCは入力周波
数信号SINのキャリア信号の周波数、φは初期位相ず
れをそれぞれ表す、ここでΔt8は ωc2 で表されるように入力周波数信号S工のキャリアの中心
角周波数ω。に対して位相π/2に相当する時間遅れを
もつようにπ/2遅延回路13において予め設定されて
いるから、この値を(2)弐に代入すると、 ±Acos (ωc t+φ) =Acos Φ ・・・・・・(4)で
表される。従ってサンプリングデータS、は、位相Φの
ときの瞬時値を意味することになる。
A sin (a+、 t+φ)=AsinΦ
・・・・・・(1)で表し得る値とすると、
■アーム側すンプルデータSIは次式、 St −A sin (ωc 、(t+Δtx)十φ〕
・・・・・・(2) で表されるようにπ/2遅延回路13における遅延時間
Δ1xだけQアーム側サンプルデータS0に対して遅延
した時点の値を表す、ただしAは振幅、ωCは入力周波
数信号SINのキャリア信号の周波数、φは初期位相ず
れをそれぞれ表す、ここでΔt8は ωc2 で表されるように入力周波数信号S工のキャリアの中心
角周波数ω。に対して位相π/2に相当する時間遅れを
もつようにπ/2遅延回路13において予め設定されて
いるから、この値を(2)弐に代入すると、 ±Acos (ωc t+φ) =Acos Φ ・・・・・・(4)で
表される。従ってサンプリングデータS、は、位相Φの
ときの瞬時値を意味することになる。
jan−’変換回路14は、(1)式及び(4)式で表
されるサンプルデータS0及びSlに基づいて入力周波
数信号SINからサンプリングされた各値を位相Φで表
す位相信号Φを得るもので、予めROMに次式、 Sl の変換値をルックアップテーブルとして記憶しておき、
当該記憶データをサンプルデータS0及びSIによって
読出すようになされている。かくしてtan−’変換回
路はサンプルデータS、及びS。
されるサンプルデータS0及びSlに基づいて入力周波
数信号SINからサンプリングされた各値を位相Φで表
す位相信号Φを得るもので、予めROMに次式、 Sl の変換値をルックアップテーブルとして記憶しておき、
当該記憶データをサンプルデータS0及びSIによって
読出すようになされている。かくしてtan−’変換回
路はサンプルデータS、及びS。
に基づいて位相を検出する位相検出回路を構成する。
この位相信号Φは位相比較回路15に入力され、第4図
について上述した比較周波数信号S、。9と比較される
。位相比較回路15は減算回路でなり、位相信号Φのデ
ータ値から比較周波数信号S C(INのデータ値を減
算して位相エラーデータΦkを得てこれを近似微分回路
16に第1の入力として供給される。またこの位相エラ
ーデータΦうは、サンプリング時間に同期したクロック
信号CL、によって駆動される1サンプル時間遅延回路
17において1サンプリング時間だけ遅延され、その遅
延データΦに−1が近()2微分回路16に第2の入力
として供給される。
について上述した比較周波数信号S、。9と比較される
。位相比較回路15は減算回路でなり、位相信号Φのデ
ータ値から比較周波数信号S C(INのデータ値を減
算して位相エラーデータΦkを得てこれを近似微分回路
16に第1の入力として供給される。またこの位相エラ
ーデータΦうは、サンプリング時間に同期したクロック
信号CL、によって駆動される1サンプル時間遅延回路
17において1サンプリング時間だけ遅延され、その遅
延データΦに−1が近()2微分回路16に第2の入力
として供給される。
近似微分回路16は位相エラーデータφ6及び遅延エラ
ーデータΦに−1に基づいて次式、で表されるエラー出
力SEWを得る。ここでΔt。
ーデータΦに−1に基づいて次式、で表されるエラー出
力SEWを得る。ここでΔt。
はサンプリング時間間隔、Δω、はエラー角周波数であ
り、このエラー角周波数Δωヶから次式、Δω8=2π
Δf ・・・・・・(7)に基づいてエ
ラー周波数Δfに対応するエラー出力5E11を得るこ
とができる。
り、このエラー角周波数Δωヶから次式、Δω8=2π
Δf ・・・・・・(7)に基づいてエ
ラー周波数Δfに対応するエラー出力5E11を得るこ
とができる。
(6)弐においてサンプリング時間間隔Δt。
は実際上十分小さい値であるので、 エラー出力5E1
1は実用上VCO4(第4図)の発振周波数と、入力周
波数信号SINの周波数との偏差を表しておリ、この偏
差がOになるようにVCO4の発振周波数を制御するこ
とによって、VCO4の発振周波数を人力周波数信号S
INに追従ロックさせることができる。
1は実用上VCO4(第4図)の発振周波数と、入力周
波数信号SINの周波数との偏差を表しておリ、この偏
差がOになるようにVCO4の発振周波数を制御するこ
とによって、VCO4の発振周波数を人力周波数信号S
INに追従ロックさせることができる。
第1図の構成において、ラッチ回路12Q及び121に
おいてサンプリングした情報信号の周波数帯域をBとし
た場合、2B以上の周波数で標本化することによってサ
ンプルデータSQ及びSlを得るようにすれば、各サン
プルごとの位相の変化は一π〜+πの範囲に生じること
になり、これにより瞬時周波数を求めることができる。
おいてサンプリングした情報信号の周波数帯域をBとし
た場合、2B以上の周波数で標本化することによってサ
ンプルデータSQ及びSlを得るようにすれば、各サン
プルごとの位相の変化は一π〜+πの範囲に生じること
になり、これにより瞬時周波数を求めることができる。
かくして求めた瞬時周波数は帯域Bを越えることはない
から、たとえ雑音が混入しても、フィルタリングによっ
て除去することができる。従ってたとえC/Nが低い入
力周波数信号SINが到来しても、その誤差をフィルタ
リングにおいて用いたフィルタi の帯域以
下に制限できることにより、周波数に関する情報を確実
に検出することができる。
から、たとえ雑音が混入しても、フィルタリングによっ
て除去することができる。従ってたとえC/Nが低い入
力周波数信号SINが到来しても、その誤差をフィルタ
リングにおいて用いたフィルタi の帯域以
下に制限できることにより、周波数に関する情報を確実
に検出することができる。
また第1図の構成において、 入力周波数信号SINと
して周波数変調(FM)信号が到来した場合には、入力
周波数信号SINの周波数が変調されている情報信号の
置火偏移の範囲で変動するのに対して、ラッチ回路12
Q及び121に対してデータをラッチするサンプリング
周波数はクロック信号CL!によって固定されているが
、そのために生ずる誤差は、実用上十分無視し得る。
して周波数変調(FM)信号が到来した場合には、入力
周波数信号SINの周波数が変調されている情報信号の
置火偏移の範囲で変動するのに対して、ラッチ回路12
Q及び121に対してデータをラッチするサンプリング
周波数はクロック信号CL!によって固定されているが
、そのために生ずる誤差は、実用上十分無視し得る。
すなわち入力周波数信号SINのキャリアの周波数が、
中心角周波数ω。からΔωだけ偏移した場合を考えると
、ラッチ回路12Qから得られるサンプルデータS、は
次式、 SO=A sin ((ω(+Δ(77) t+φ〕
・・・・・・(8) になるのに対して、ラッチ回路12Iのサンプルデータ
Slは Sl =A sin ((ωe+Δω)(t+Δt)+
φ〕=A sin ((ω。+Δω)t+φ+wA
cos ((ωゎ +Δω) t+φ+ωは実用上キャ
リアの中心角周波数ωGに対して十分小さな値に選定す
れば(例えばキャリアの中心周波数が10 (MB2
)のとき、角周波数偏移を数(kHz 3程度に選定す
る)、(Δω/ω、)・ (π/2)の値を実用上無視
し得る。その結果ラッチ回路121のサンプルデータS
1は S、 =A cos ((ωε+Δω)t+φ〕・・・
・・・(10) で表し得、従ってQアーム側サンプルデータS0に対し
てπ/2だけ位相がずれたサンプルデータS1を実用上
誤差なく得ることができる。
中心角周波数ω。からΔωだけ偏移した場合を考えると
、ラッチ回路12Qから得られるサンプルデータS、は
次式、 SO=A sin ((ω(+Δ(77) t+φ〕
・・・・・・(8) になるのに対して、ラッチ回路12Iのサンプルデータ
Slは Sl =A sin ((ωe+Δω)(t+Δt)+
φ〕=A sin ((ω。+Δω)t+φ+wA
cos ((ωゎ +Δω) t+φ+ωは実用上キャ
リアの中心角周波数ωGに対して十分小さな値に選定す
れば(例えばキャリアの中心周波数が10 (MB2
)のとき、角周波数偏移を数(kHz 3程度に選定す
る)、(Δω/ω、)・ (π/2)の値を実用上無視
し得る。その結果ラッチ回路121のサンプルデータS
1は S、 =A cos ((ωε+Δω)t+φ〕・・・
・・・(10) で表し得、従ってQアーム側サンプルデータS0に対し
てπ/2だけ位相がずれたサンプルデータS1を実用上
誤差なく得ることができる。
第5図は本発明の他の実施例を示すもので、この場合は
入力周波数信号31.4の周波数を表す周波数検出出力
F。LITを得るものである。
入力周波数信号31.4の周波数を表す周波数検出出力
F。LITを得るものである。
第5図において、第2図との対応部分に同一符号を付し
て示すように、jan−’変換回路14の位相出力Φが
直接近似微分回路16に対して第1の入力Φ、として供
給されると共に、位相出力Φを1サンプル時間遅延回路
17において1サンプル時間だけ遅延させて得られる遅
延データΦウー、を近似微分回路16に第2の入力とし
て与える。かくして近似微分回路16の出力端には、(
6)式について上述したと同様にして位相データφを近
似微分することによって角周波数出力Δω、を得゛るこ
とができる。この角周波数出力Δωヤは、積分回路21
において積分されることによってフィルタリング処理さ
れた後、入力周波数信号SINの周波数を表す周波数検
出信号F。LITとして送出される。
て示すように、jan−’変換回路14の位相出力Φが
直接近似微分回路16に対して第1の入力Φ、として供
給されると共に、位相出力Φを1サンプル時間遅延回路
17において1サンプル時間だけ遅延させて得られる遅
延データΦウー、を近似微分回路16に第2の入力とし
て与える。かくして近似微分回路16の出力端には、(
6)式について上述したと同様にして位相データφを近
似微分することによって角周波数出力Δω、を得゛るこ
とができる。この角周波数出力Δωヤは、積分回路21
において積分されることによってフィルタリング処理さ
れた後、入力周波数信号SINの周波数を表す周波数検
出信号F。LITとして送出される。
ここでラッチ回路12Q及び121にサンプリングされ
るサンプリングデータS、及びS、は、入力周波数信号
SINのキャリアに変調されている情報信号の周波数帯
域Bの2倍の周波数2Bで標本化されているので、これ
らのサンプリングデータS9及びS、に基づいて得た周
波数出力Δω1の周波数は、FM変調信号を受信する場
合入力周波数信号SINに含まれている情報信号成分を
表し、またPSK変調信号を受信する場合ドツプラー成
分局部発振周波数のキャリア信号に対する偏差を表すこ
とになる。
るサンプリングデータS、及びS、は、入力周波数信号
SINのキャリアに変調されている情報信号の周波数帯
域Bの2倍の周波数2Bで標本化されているので、これ
らのサンプリングデータS9及びS、に基づいて得た周
波数出力Δω1の周波数は、FM変調信号を受信する場
合入力周波数信号SINに含まれている情報信号成分を
表し、またPSK変調信号を受信する場合ドツプラー成
分局部発振周波数のキャリア信号に対する偏差を表すこ
とになる。
第5図のように構成した場合にも、第2図について上述
したと同様にして、簡易な構成において実用上誤差を無
視し得る周波数情報を確実に得ることが出来る。
したと同様にして、簡易な構成において実用上誤差を無
視し得る周波数情報を確実に得ることが出来る。
なお上述の実施例においては、近似微分回路16に入力
する位相データΦ、及びΦに−1として、現在サンプリ
ングしているデータと1つ前のサンプリング時点におい
てサンプリングされたデータとを用いるようにしたが、
これに代え、現在のサンプリングしているデータと1つ
後のサンプリング時点において得られたデータとを用い
るようにしても良い、また2つの位相データのサンプリ
ング時間間隔も、1サンプリング時間に限らず、複数サ
ンプリング時間に選定しても良い。
する位相データΦ、及びΦに−1として、現在サンプリ
ングしているデータと1つ前のサンプリング時点におい
てサンプリングされたデータとを用いるようにしたが、
これに代え、現在のサンプリングしているデータと1つ
後のサンプリング時点において得られたデータとを用い
るようにしても良い、また2つの位相データのサンプリ
ング時間間隔も、1サンプリング時間に限らず、複数サ
ンプリング時間に選定しても良い。
また上述の実施例においては、キャリアのπ/2の位相
差に相当する時間間隔を有する一対のサンプル時点にお
ける入力信号の瞬時値をjan −’変換して位相信号
Φを得るようにしたが、これに代え、時間間隔をπ/2
以外の値に選定しても良く、またtan−’変換をする
際にROMを用いず演算によって求めるようにしても良
い。
差に相当する時間間隔を有する一対のサンプル時点にお
ける入力信号の瞬時値をjan −’変換して位相信号
Φを得るようにしたが、これに代え、時間間隔をπ/2
以外の値に選定しても良く、またtan−’変換をする
際にROMを用いず演算によって求めるようにしても良
い。
以上のように本発明によれば、S/Nが悪い入力周波数
信号が到来した場合にも実用上十分な精度の周波数情報
を得ることができる簡易な構成の周波数情報検出回路を
、容易に実現し得る。
信号が到来した場合にも実用上十分な精度の周波数情報
を得ることができる簡易な構成の周波数情報検出回路を
、容易に実現し得る。
第1図は本発明による周波数情報検出回路の一実施例を
示すブロック図、第2図及び第3図はそのラッチ回路1
2Q及び121の動作の説明に供する信号波形図、第4
図は第1図の構成を適用するAFCを示すブロック図、
第5図は本発明の他の実施例を示すブロック図である。 ■・・・・・・AFC,2・・・・・・周波数比較回路
、11・・・・・・アナログ−ディジタル変換回路、1
21.12Q・・・・・・ラッチ回路、14・・・・・
・tan−’変換回路、15・・・・・・位相比較回路
、16・・・・・・近似微分回路、17・・・・・・1
サンプル時間遅延回路、21・・・・・・積分回路。
示すブロック図、第2図及び第3図はそのラッチ回路1
2Q及び121の動作の説明に供する信号波形図、第4
図は第1図の構成を適用するAFCを示すブロック図、
第5図は本発明の他の実施例を示すブロック図である。 ■・・・・・・AFC,2・・・・・・周波数比較回路
、11・・・・・・アナログ−ディジタル変換回路、1
21.12Q・・・・・・ラッチ回路、14・・・・・
・tan−’変換回路、15・・・・・・位相比較回路
、16・・・・・・近似微分回路、17・・・・・・1
サンプル時間遅延回路、21・・・・・・積分回路。
Claims (1)
- 入力信号のキャリアの所定位相差に相当する時間間隔を
有する一対のサンプリング時点において上記入力信号の
瞬時値を順次サンプリングし、当該1回のサンプリング
処理によつて得られる一対のサンプル値に基づいて位相
値を求め、順次続くサンプリング処理において得られた
第1の位相値及び第2の位相値の差を求めることによつ
て近似微分値を得、この近似微分値を周波数情報検出出
力として送出することを特徴とする周波数情報検出装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59216894A JPH0744446B2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 周波数情報検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59216894A JPH0744446B2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 周波数情報検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6195602A true JPS6195602A (ja) | 1986-05-14 |
JPH0744446B2 JPH0744446B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=16695579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59216894A Expired - Lifetime JPH0744446B2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 周波数情報検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744446B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63285771A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-22 | Pioneer Electronic Corp | Tan形式fm復調回路 |
JPS63288503A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-25 | Mitsubishi Electric Corp | Fm復調器 |
JPS647705A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-11 | Pioneer Electronic Corp | Fm detecting device |
JPS6448504A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | Fm demodulator |
JPH01115250A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-08 | Yagi Antenna Co Ltd | 復調搬送波生成方式 |
KR100847148B1 (ko) | 2006-12-01 | 2008-07-18 | 한국전자통신연구원 | 주파수 센싱 장치 |
JP2008531386A (ja) * | 2005-02-28 | 2008-08-14 | べーベーエス モータースポーツ ウント エンジニアリング ゲーエムベーハー | リム・フランジ用保護リングを備えたホイール |
JP2011053117A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Toshiba Corp | 無線通信装置 |
WO2016132520A1 (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-25 | 三菱電機株式会社 | Fm-cwレーダおよびfm-cw信号の生成方法 |
CN106796288A (zh) * | 2014-10-03 | 2017-05-31 | 三菱电机株式会社 | 信号生成电路 |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP59216894A patent/JPH0744446B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63285771A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-22 | Pioneer Electronic Corp | Tan形式fm復調回路 |
JPS63288503A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-25 | Mitsubishi Electric Corp | Fm復調器 |
JPH0775287B2 (ja) * | 1987-05-20 | 1995-08-09 | 三菱電機株式会社 | Fm復調器 |
JPS647705A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-11 | Pioneer Electronic Corp | Fm detecting device |
JPS6448504A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | Fm demodulator |
JPH01115250A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-08 | Yagi Antenna Co Ltd | 復調搬送波生成方式 |
JP2008531386A (ja) * | 2005-02-28 | 2008-08-14 | べーベーエス モータースポーツ ウント エンジニアリング ゲーエムベーハー | リム・フランジ用保護リングを備えたホイール |
KR100847148B1 (ko) | 2006-12-01 | 2008-07-18 | 한국전자통신연구원 | 주파수 센싱 장치 |
JP2011053117A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Toshiba Corp | 無線通信装置 |
US8467732B2 (en) | 2009-09-02 | 2013-06-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Wireless communication apparatus |
CN106796288A (zh) * | 2014-10-03 | 2017-05-31 | 三菱电机株式会社 | 信号生成电路 |
EP3203260A4 (en) * | 2014-10-03 | 2018-06-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Signal-generating circuit |
US10585169B2 (en) | 2014-10-03 | 2020-03-10 | Mitsubishi Electric Corporation | Signal generating circuit |
WO2016132520A1 (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-25 | 三菱電機株式会社 | Fm-cwレーダおよびfm-cw信号の生成方法 |
JPWO2016132520A1 (ja) * | 2015-02-19 | 2017-07-13 | 三菱電機株式会社 | Fm−cwレーダおよびfm−cw信号の生成方法 |
US10520596B2 (en) | 2015-02-19 | 2019-12-31 | Mitsubishi Electric Corporation | FM-CW radar and method of generating FM-CW signal |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0744446B2 (ja) | 1995-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6564636B2 (en) | Wide band digital phase locked loop (PLL) with a half-frequency output | |
JPS6195602A (ja) | 周波数情報検出方法 | |
EP0527034A2 (en) | Digital phase-locked loop circuit | |
US5675498A (en) | Measuring amplitude of sparsely sampled sinusoidal signal | |
JPS6347182B2 (ja) | ||
EP0072241B1 (en) | Carrier recovery circuit | |
JPS6313552A (ja) | 4相位相復調器 | |
JPH04207802A (ja) | デジタル型fm信号復調装置 | |
JPS644386B2 (ja) | ||
JPH0683281B2 (ja) | 搬送波抽出回路 | |
JPH0479183B2 (ja) | ||
JPH02203645A (ja) | 準同期型復調器 | |
JPH04103221A (ja) | 自動周波数制御回路 | |
JPH0671277B2 (ja) | Afc方式 | |
JPS6351706A (ja) | 同期検波回路 | |
JPH0722291B2 (ja) | 周波数変調信号用復調器 | |
JPS63224409A (ja) | 自動周波数制御回路 | |
JPS60223243A (ja) | タイミング位相同期装置 | |
EP0154963A2 (en) | Quarternary differential PSK demodulator | |
JPH0993234A (ja) | クロック抽出方法 | |
JPS6330805B2 (ja) | ||
JPH043639A (ja) | 復調回路 | |
JPH01160239A (ja) | キャリアロック検出回路 | |
JP2001513604A (ja) | エネルギ分散されたqpsk信号の搬送波に対する簡単な同期化の支援のための方法 | |
JPS63287145A (ja) | 搬送波再生回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |