JPH0671277B2 - Afc方式 - Google Patents
Afc方式Info
- Publication number
- JPH0671277B2 JPH0671277B2 JP1044063A JP4406389A JPH0671277B2 JP H0671277 B2 JPH0671277 B2 JP H0671277B2 JP 1044063 A JP1044063 A JP 1044063A JP 4406389 A JP4406389 A JP 4406389A JP H0671277 B2 JPH0671277 B2 JP H0671277B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- output
- phase
- received signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はPSK成分のディジタル復調におけるAFCに関す
る。
る。
(従来の技術) 従来のPSK波の復調におけるAFCについては、一度キャリ
アを引込んだ後は復調部においてフィルタ出力信号に対
して位相制御を施した際生じる位相誤差等により受信信
号の周波数変動量を検出し、その出力にのみ基づいてロ
ーカル信号の出力周波数を制御している。BPSK波の復調
に用いられる従来例を第4図に示す。復調部3の入力信
号は複素信号に変換され、位相制御器34の2つの出力39
a,39bから位相誤差検出器35で周波数変動量が検出さ
れ、誤差電圧として出力される。
アを引込んだ後は復調部においてフィルタ出力信号に対
して位相制御を施した際生じる位相誤差等により受信信
号の周波数変動量を検出し、その出力にのみ基づいてロ
ーカル信号の出力周波数を制御している。BPSK波の復調
に用いられる従来例を第4図に示す。復調部3の入力信
号は複素信号に変換され、位相制御器34の2つの出力39
a,39bから位相誤差検出器35で周波数変動量が検出さ
れ、誤差電圧として出力される。
(発明が解決しようとする課題) このような制御方式においては、フェージングやブロッ
キングといつた回線品質の劣化やバースト信号に対しそ
のガードタイムにおけるキャリアレスの状態ではローカ
ル信号発生部に対する情報に、信頼性が十分ではなく、
ローカル信号の出力周波数の過剰制御を引き起こす事と
なる。
キングといつた回線品質の劣化やバースト信号に対しそ
のガードタイムにおけるキャリアレスの状態ではローカ
ル信号発生部に対する情報に、信頼性が十分ではなく、
ローカル信号の出力周波数の過剰制御を引き起こす事と
なる。
(課題を解決するめの手段) 上記の課題を解決する為に、本発明は、受信信号のPSK
波をローカル信号により周波数変換する周波数変換部
と、該周波数変換部の出力から不要周波数成分を除去す
るフィルタと、該フィルタの出力を複素信号に変換して
前記PSK波の復調出力信号と該復調出力信号の同相及び
直交成分とを出力する位相制御器及び前記受信信号と前
記ローカル信号との周波数差を前記位相制御器の出力を
用いることによって検出する位相誤差検出器を備えた復
調部と、該復調部の前記位相誤差検出器の出力により前
記受信信号の周波数を所定周波数に変換する為前記ロー
カル信号の周波数を可変するローカル信号発生器とから
構成されるAFC方式において、前記復調部に、前記変換
された複素信号若しくは前記復調出力信号の同相及び直
交成分からその振幅自乗和を求めて前記受信信号のレベ
ルを常時検出するレベル検出器と、その出力により周波
数誤差の平均化の時定数を変更するループフィルタとを
設けたものである。
波をローカル信号により周波数変換する周波数変換部
と、該周波数変換部の出力から不要周波数成分を除去す
るフィルタと、該フィルタの出力を複素信号に変換して
前記PSK波の復調出力信号と該復調出力信号の同相及び
直交成分とを出力する位相制御器及び前記受信信号と前
記ローカル信号との周波数差を前記位相制御器の出力を
用いることによって検出する位相誤差検出器を備えた復
調部と、該復調部の前記位相誤差検出器の出力により前
記受信信号の周波数を所定周波数に変換する為前記ロー
カル信号の周波数を可変するローカル信号発生器とから
構成されるAFC方式において、前記復調部に、前記変換
された複素信号若しくは前記復調出力信号の同相及び直
交成分からその振幅自乗和を求めて前記受信信号のレベ
ルを常時検出するレベル検出器と、その出力により周波
数誤差の平均化の時定数を変更するループフィルタとを
設けたものである。
(作用) 雑音信号と希望信号とが加算された受信信号からその周
波数の変動量を検出する位相誤差検出器の出力は、一般
にC/Nのレベルによりその信頼性は十分なものではなく
なる為、現時点でのC/Nレベルをレベル検出器にて検出
し、その出力に応じループフィルタの時定数を可変し、
また、時にはループフィルタの出力を保持するなどの操
作によりローカル信号発生部への過剰制御を防ぎ、或は
復調部におけるキャリアトラッキングのロック外れの頻
度を下げるものである。以下実施例につき図面により詳
細に説明する。
波数の変動量を検出する位相誤差検出器の出力は、一般
にC/Nのレベルによりその信頼性は十分なものではなく
なる為、現時点でのC/Nレベルをレベル検出器にて検出
し、その出力に応じループフィルタの時定数を可変し、
また、時にはループフィルタの出力を保持するなどの操
作によりローカル信号発生部への過剰制御を防ぎ、或は
復調部におけるキャリアトラッキングのロック外れの頻
度を下げるものである。以下実施例につき図面により詳
細に説明する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す基本ブロック図であ
る。図において1は周波数変換部2は、フィルタ、3は
復調部、4はローカル信号発生部であり、これらでAFC
ループを構成する。また復調部3からは受信PSK波5の
復調出力信号6が取り出される。
る。図において1は周波数変換部2は、フィルタ、3は
復調部、4はローカル信号発生部であり、これらでAFC
ループを構成する。また復調部3からは受信PSK波5の
復調出力信号6が取り出される。
第2図は本発明をBPSKに適用した場合の復調部3の内部
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
第2図において、第1図のフィルタ2の出力信号はA/D
変換器31でA/D変換された後(複素信号37)不要周波数
成分除去の為LPF32へ入力される。その後LPF32の出力信
号38はレベル検出器33及び位相制御器34へ入力される。
位相制御器34では受信信号の位相制御を行い、復調出力
信号6及び復調出力信号6のcos成分39aとsin成分39bを
出力する。。位相誤差検出器35では位相制御器34の2つ
の出力39a,39bから受信信号の周波数変動量を検出し、
その出力をループフィルタ36へ与える。一方、レベル検
出器33では位相制御器34に入力した信号と同じタイミン
グの信号を入力し、現時点での受信信号レベル(C/Nレ
ベルやキャリアの有無)を検出した後その出力をループ
フィルタ36へ加える。ループフィルタ36では予め得てお
いたC/Nレベルと時定数との関係をテーブルとして持た
せ、レベル検出器33の出力に応じて位相誤差検出器35の
出力の平均化の時定数を変更(保持も含む)し、ローカ
ル信号発生部4の出力周波数を制御する事で周波数変換
部1の低C/N時等における出力周波数の変動量を一定の
帯域内に抑える。
変換器31でA/D変換された後(複素信号37)不要周波数
成分除去の為LPF32へ入力される。その後LPF32の出力信
号38はレベル検出器33及び位相制御器34へ入力される。
位相制御器34では受信信号の位相制御を行い、復調出力
信号6及び復調出力信号6のcos成分39aとsin成分39bを
出力する。。位相誤差検出器35では位相制御器34の2つ
の出力39a,39bから受信信号の周波数変動量を検出し、
その出力をループフィルタ36へ与える。一方、レベル検
出器33では位相制御器34に入力した信号と同じタイミン
グの信号を入力し、現時点での受信信号レベル(C/Nレ
ベルやキャリアの有無)を検出した後その出力をループ
フィルタ36へ加える。ループフィルタ36では予め得てお
いたC/Nレベルと時定数との関係をテーブルとして持た
せ、レベル検出器33の出力に応じて位相誤差検出器35の
出力の平均化の時定数を変更(保持も含む)し、ローカ
ル信号発生部4の出力周波数を制御する事で周波数変換
部1の低C/N時等における出力周波数の変動量を一定の
帯域内に抑える。
なお、本実施例におけるレベル検出器33においてはLPF3
2の出力の振幅自乗和の方法が適用可能であり、また、
検出箇所についてはLPF32の直後以外に例えば位相制御
器34の出力についても適用可能であり、この場合の実施
例を第3図に示す。
2の出力の振幅自乗和の方法が適用可能であり、また、
検出箇所についてはLPF32の直後以外に例えば位相制御
器34の出力についても適用可能であり、この場合の実施
例を第3図に示す。
また、本実施例ではBPSKについて述べたがQPSK等の他の
PSKについても適用可能である。
PSKについても適用可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば受信信号のレベル変動やバ
ース信号のガードタイムにおけるキャリアレスといった
状態におけるローカル信号の過剰制御やキャリアトラッ
キキングのロック外れの防止が可能となり、また、C/N
レベル復帰時の再引込み時間の短縮も可能となる。
ース信号のガードタイムにおけるキャリアレスといった
状態におけるローカル信号の過剰制御やキャリアトラッ
キキングのロック外れの防止が可能となり、また、C/N
レベル復帰時の再引込み時間の短縮も可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示すAFCループの基本ブロ
ック図、第2図は本発明をBPSKに適用した場合の復調部
のブロック図、第3図は本発明におけるレベル検出箇所
の変更例を示すブロック図、第4図は従来のAFCループ
における復調部のブロック図である。 1……周波数変換器、2……フィルタ、3……復調部、
4……ローカル信号発生部、5……受信信号、6……復
調出力信号、31……A/D変換器、32……LPF、33……レベ
ル検出器、34……位相制御器、35……位相誤差検出器、
36……ループフィルタ、37,38……複素信号、39a……復
調出力信号cos成分、39b……復調出力信号sin成分。
ック図、第2図は本発明をBPSKに適用した場合の復調部
のブロック図、第3図は本発明におけるレベル検出箇所
の変更例を示すブロック図、第4図は従来のAFCループ
における復調部のブロック図である。 1……周波数変換器、2……フィルタ、3……復調部、
4……ローカル信号発生部、5……受信信号、6……復
調出力信号、31……A/D変換器、32……LPF、33……レベ
ル検出器、34……位相制御器、35……位相誤差検出器、
36……ループフィルタ、37,38……複素信号、39a……復
調出力信号cos成分、39b……復調出力信号sin成分。
Claims (1)
- 【請求項1】受信信号のPSK波をローカル信号により周
波数変換する周波数変換部と、該周波数変換部の出力か
ら不要周波数成分を除去するフィルタと、該フィルタの
出力を複素信号に変換して前記PSK波の復調出力信号と
該復調出力信号の同相及び直交成分とを出力する位相制
御器及び前記受信信号と前記ローカル信号との周波数差
を前記位相制御器の出力を用いることによって検出する
位相誤差検出器を備えた復調部と、該復調部の前記位相
差誤差検出器の出力により前記受信信号の周波数を所定
周波数に変換する為前記ローカル信号の周波数を可変す
るローカル信号発生器とから構成されるAFC方式におい
て、前記復調部に、前記変換された複素信号若しくは前
記復調出力信号の同相及び直交成分からその振幅自乗和
を求めて前記受信信号のレベルを常時検出するレベル検
出器と、その出力により周波数誤差の平均化の時定数を
変更するループフィルタとを設けたことを特徴とするAF
C方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1044063A JPH0671277B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | Afc方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1044063A JPH0671277B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | Afc方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02222343A JPH02222343A (ja) | 1990-09-05 |
JPH0671277B2 true JPH0671277B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=12681167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1044063A Expired - Lifetime JPH0671277B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | Afc方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671277B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0786925A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-03-31 | Nec Corp | 周波数制御装置 |
JP2002152081A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 受信装置及び受信装置における基準周波数制御方法 |
JP4286287B2 (ja) * | 2004-05-17 | 2009-06-24 | 三菱電機株式会社 | 無線通信装置及び復調方法及び周波数偏差補正回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63120440U (ja) * | 1987-01-27 | 1988-08-04 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP1044063A patent/JPH0671277B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02222343A (ja) | 1990-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070907 Year of fee payment: 13 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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