JPS618731A - 耐摩耕性磁気記録体の製造法 - Google Patents

耐摩耕性磁気記録体の製造法

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JPS618731A
JPS618731A JP12756684A JP12756684A JPS618731A JP S618731 A JPS618731 A JP S618731A JP 12756684 A JP12756684 A JP 12756684A JP 12756684 A JP12756684 A JP 12756684A JP S618731 A JPS618731 A JP S618731A
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magnetic recording
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Kyuzo Nakamura
久三 中村
Yoshifumi Oota
太田 賀文
Takeshi Momono
健 桃野
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Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Nihon Shinku Gijutsu KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐摩粍性磁気記録体の製造法に関する。従来
、磁気記録体の磁性薄膜に耐摩粍性を付与するため、そ
の磁性薄膜1忙、潤滑剤とシテ、フルオロアルキルカル
ボン酸、その金属塩、エステル、アミP等のフッ素系潤
滑剤を溶剤に溶解し、塗布、浸漬などの手段で、その塗
膜全形成していたが、その塗膜は比較的剥がれ易いなど
の欠点含有した。その欠点を改善するため、先に出願人
は、f!#願昭58−86588号において、フルオロ
アルキルカルボン酸のアルカリ金調塩又はアルカリ土金
属塩を蒸発させこれを磁性薄膜上に形成せしめた耐摩粍
性磁気記録体全提案した。
然し乍ら、か〜るフルオロアルキルカルボン酸の金属塩
を蒸発せしめるには一般に150℃〜350℃程度の比
較的高温に加熱すること金要し、熱分解を発生し、その
蒸着膜には潤滑剤として寄与しない分解生成物が混入し
ていることがしばしばみられることが、その後の検討の
結果分って来た。
本発明Fi、フルオロアルキルカルボン酸の金属塩の蒸
着膜を、上記の如き分解生成物が混じらないより良質の
該蒸着膜を磁性薄膜上に形成できるようにし耐摩粍性の
一層向上した磁気記録体を製造する方法を提供するもの
で、アルカリ金属又はアルカリ土金属の酸化物又は水酸
化物とフルオロアルキルカルボン酸とを各別に蒸発させ
、これらの蒸気金非磁性基材上に予め形成した磁性薄膜
上に蒸着中又はl及び蒸着した後接触反応させ、該磁性
薄膜上にその反応生成物、フルオロアルキルカルボ/酸
の金属塩の薄膜を形成せしめるようにしたことを特徴と
する。
上記の本発明の製造法において、該磁性薄膜上とは勿論
、予め、例えば5i02  、 OaO有機系ポリマー
等を用いた保護膜を形成してこの膜を介する場合上も含
む。父上記の接触反応は、必要に応じ、これらの蒸気が
蒸着する過程又は後において、加熱により反応を促進す
るようにし1もよい。而して、磁性薄膜上に、アルカリ
金屑又はアルカリ土金属の蒸気膜とフルオロアルキルカ
ルボン酸の蒸着膜との膜とを析出積層させこの状態に相
互に反応させフルオロアルキルカルボ/酸の金属塩を生
成せしめるには、前者のAの範囲で全体で50〜500
Aの程度と薄いことがそσ)反応生成に好結果が得られ
る。
次に本発明の製造法の実施例を添付図面に基き説明する
図面は本発明全実施する装置の1例を示し、 ’ (1
)は、真空装置に排気口(2)を介し接続する真空処理
室、 (a)(4)はいづれの方向にも回転可能なロー
ラーを示し1例えばその1方のローラー(3)tテープ
状の磁気記録体(5)全巻き付けた巻き解しローラー(
3)とし、その他方のローラー(4)を巻き取りローラ
ー(4)とし7て使用する。該磁気記録体(5)は、1
2μm厚のポリエステルフィルムから成る非磁性基材に
150OA厚のOo −20Ni −0磁性膜全形成し
て底シ、常法により作成したもノテ、これ全ローラー(
3)にロール状に用意し、ローラー(3)(4)の中間
に設けた金属製円胴状キャン(6)の周面を介してその
他方のローラー(4)に巻き付けて張設用意する。該キ
ャン(6)は、必要に応じ内部に熱媒を供給され150
℃までの適宜の温度に加熱されるようにつくられている
。該ヤヤン(6)の最下端には垂直に仕切板(7)を設
け。
そのl側にはアルカリ金属又はアルカリ土金属の水酸化
物又は酸化物a金入れたるつぼなどから成る第1蒸発源
(3)を設け、これを抵抗加熱式或は電子ビーム加熱式
(図示しない)により加熱し蒸発せしめるようにする。
その水酸化物の場合は、一般に抵抗加熱式を用い、酸化
物の場合は電子ビーム加熱式を用いて蒸発せしめる。
又該仕切板(7)の他側には、フルオロアルキルカルボ
ン酸りダ入れたるつばなどから成る第2蒸発源(9)ヲ
設ける。図示例では、Ta  @ヒーターからのふく射
熱によシ加熱して蒸発させるようにした。aOFi、回
動ギャン(6)の下端両側に配置し次防着板を示す。該
仕切板(7)は、固定式か上下動自在の可動式のいづれ
でもよい。かくして該仕切板(7)が図示のようにその
上端がキャン(6)上を移行する磁気テープ(5)面に
略近接して設けたときは、その両側の第1及びsg2蒸
発源(3)(9)の蒸気は互に混じることなく、その磁
気テープ(5)の移行方向に従って、その磁性膜上に1
先づそのいづれか1方の蒸着膜を形放し、次でその蒸着
膜上に他方の蒸着膜が形成されその積層膜相互の反応が
行なわれることとなり、その仕切板(7)全下方に移行
させその仕切全解除するときは、その両側の蒸発源(8
) (91からの蒸気は、そのテープ(5)に蒸着する
過程で両者の反応が行なわれることになる。この場合、
両者の反応を促進するにはキャン(6)の加熱によシ、
その熱がテープ(5)t−介して両積層に伝わシ反応が
促進される。
又、別の加熱手段として、該巻き取りローラー(3)又
は(4)から、蒸着処理した磁気テープをはづし、別の
真空室内又は大気中でオープンなどの加熱器により加熱
し反応を促進できる。
上記の装fILを使用し1次のように実施する。即ち%
ローラー(3)よシ磁気テープ(5)を巻き解し、回動
ギャン(6)の局面全弁して一定速度で移行させローラ
ー(4)に巻き付けるようにし、その移行途上において
、その仕切板(7)の左側において、その下向きの磁性
膜面に蒸発源(3)からの蒸気aを蒸着せしめその第1
蒸着層を形成ぜしめ、次でこれが仕切板(7)の右側に
移行したとき、蒸発源(9)からそのフルオロアルキル
カルボン酸の種類に応じ約60〜150℃に加熱してそ
の蒸気b2その第1蒸M層の上面に蒸着せしめてその第
2M着層を重合形成する。然るときは、この両種層間に
反応がおこシ、その反応生成物であるフルオロアルキル
カルボン酸の金属塩の薄膜が磁性膜を被覆結着したもの
となりローラー(4)に巻き取り、製造を完了する。尚
、この間、特に反応の比較的おそいアルカリ土金属の酸
化物の蒸着層の場合は、キャン(6)を加熱しその磁気
テープ(5)の磁性膜の温度全適宜の温度に昇温してお
くことが好ましい。加熱の場合、反ろ生成物の熱分解が
生じない、好ましくは150℃を越えない温度に保持す
ることが好ましい、又。
その両種蒸気a、bの蒸着層が前記と反対でも同様の良
好な結果が得られる、この場合は、勿論、磁気テープの
送行方向を前記とは逆にする。
尚、図示しないが、か\る2種の蒸着層の積層手段は、
各別の真空蒸発処理室を設け、順次蒸着させたり、同一
の室内で先づ1種の蒸着を行ない次でその蒸着テープ全
反対方向に移行させて次の他種の蒸着を行なうようにす
る等任意である。
上記の装置と方法を使用して下記表に示す如き。
各種の試料A1−蒸8を得た。比較のため、フルオロア
ルキルカルボン酸の金属塩を直接蒸発原料とした場合の
参考例を試料& 9 、 & 10を作成した。この場
合は、第2蒸発源(9)のみを使用した。
これらの試料の耐摩粍性につき、ビデオテープとして使
用した場合の、実用上重要なスチル再生寿命全測定した
。その結果を下記表に示す。
上記表から明らかなように、本発明によるフルオロアル
キルカルボン酸の金属塩をもつ磁気記録体は、先に提案
のフルオロアルキルカルボン酸の金属塩を蒸発させこれ
を蒸着して製造する磁気記録体に比しスチル再生寿命を
著しく向上したものが得られる。尚本発明によるその反
応生放膜の厚さは300A以下であることが好ましい。
このように本発明によるときは、アルカリ金属又はアル
カリ土金属の酸化物又は水酸化物とフルオロアルキルカ
ルボン酸と全蒸発させ、その両者を反応を介l−て磁性
膜上にその反応生成物であるフルオロアルキルカルボン
酸の金属塩を形成するようにしたので、直接フルオロア
ルキルカルボン酸の金属塩を蒸発させこれを蒸着せしめ
るようにしたものに比し、著しく耐摩粍性を向上させる
ことができる効果を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アルカリ金属又はアルカリ土金属の酸化物又は水酸
    化物とフルオロアルキルカルボン酸とを各別に蒸発させ
    、これらの蒸気を非磁性基材上に予め形成した磁性薄膜
    上に蒸着中又は1及び蒸着した後接触反応させ、該磁性
    薄膜上にその反応生成物、フルオロアルキルカルボン酸
    の金属塩の薄膜を形成せしめるようにしたことを特徴と
    する耐摩粍性磁気記録体の製造法。
JP12756684A 1984-06-22 1984-06-22 耐摩耕性磁気記録体の製造法 Granted JPS618731A (ja)

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JPS618731A true JPS618731A (ja) 1986-01-16
JPH0343689B2 JPH0343689B2 (ja) 1991-07-03

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