JPS6185437A - ポリエステル水分散体 - Google Patents
ポリエステル水分散体Info
- Publication number
- JPS6185437A JPS6185437A JP59205490A JP20549084A JPS6185437A JP S6185437 A JPS6185437 A JP S6185437A JP 59205490 A JP59205490 A JP 59205490A JP 20549084 A JP20549084 A JP 20549084A JP S6185437 A JPS6185437 A JP S6185437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyester
- acid
- glycol
- water
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ポリエステル水分散体に関し、更に詳しくは
ポリエステルフィルムの少くとも一面に塗布し、該フィ
ルムに易接着性と優れた耐湿性を付与するポリエステル
系水分散体に関する。
ポリエステルフィルムの少くとも一面に塗布し、該フィ
ルムに易接着性と優れた耐湿性を付与するポリエステル
系水分散体に関する。
[従来技術]
熱可塑性ポリエステル、例えばポリエチレン7レフタレ
ートもしくはその共重合体、ポリエチレンナフタレート
もしくはその共重合体、あるいはこれらと小割合の他樹
脂とのブレンド物等を溶融押出し、二輪延伸後熱固定し
たポリエステルフィルムは、機械強度、耐熱性、耐薬品
性等に優れ、産業上の利用分野で利用されている。その
用途の中で最も有用なものに磁気記録用途であるが、ポ
リエステルフィルムの表面は高度に結晶配向されている
ので、磁気塗料の受容性に乏しいという問題がある。
ートもしくはその共重合体、ポリエチレンナフタレート
もしくはその共重合体、あるいはこれらと小割合の他樹
脂とのブレンド物等を溶融押出し、二輪延伸後熱固定し
たポリエステルフィルムは、機械強度、耐熱性、耐薬品
性等に優れ、産業上の利用分野で利用されている。その
用途の中で最も有用なものに磁気記録用途であるが、ポ
リエステルフィルムの表面は高度に結晶配向されている
ので、磁気塗料の受容性に乏しいという問題がある。
そこで、かかるポリエステルフィルムの表面に種々の合
成樹脂を下引き塗布し、磁気塗料との接着性を向上せし
めようとず試みがなされている。
成樹脂を下引き塗布し、磁気塗料との接着性を向上せし
めようとず試みがなされている。
これらの下塗り層(プライマ一層)は、従来、ポリエス
テルフィルムの製膜工程と切離した別の塗布処理プロセ
スで形成されていたが、両者を切離すことは合理性を欠
き、また経済的あるいは工業技術上も有利とは言えない
。そこで、これらのプライマ一層を、フィルム製造プロ
セス内で塗布形成されることが検討されている。
テルフィルムの製膜工程と切離した別の塗布処理プロセ
スで形成されていたが、両者を切離すことは合理性を欠
き、また経済的あるいは工業技術上も有利とは言えない
。そこで、これらのプライマ一層を、フィルム製造プロ
セス内で塗布形成されることが検討されている。
従来技術にあっては、ポリエステルフィルム表面へのブ
ライマー処理による易接着性向上は多くの場合、有は溶
剤に溶解せしめた組成物をフィルム表層部に塗設するこ
とによって達成されて来た。
ライマー処理による易接着性向上は多くの場合、有は溶
剤に溶解せしめた組成物をフィルム表層部に塗設するこ
とによって達成されて来た。
かかる方法をフィルム製造中に行う場合、逸敗有曙溶剤
による周囲環境の汚染、安全および衛生上好ましからざ
る状態を招来し、製膜工程に悪影響を及ぼすため、有機
溶媒の使用は極力最少限にとどめるべきである。従って
製膜ブ[1セスでのYンライン下引処理を行う場合、水
を溶媒どした組成物を用いることが工程的、経済的及び
安全上の点からも好ましい。
による周囲環境の汚染、安全および衛生上好ましからざ
る状態を招来し、製膜工程に悪影響を及ぼすため、有機
溶媒の使用は極力最少限にとどめるべきである。従って
製膜ブ[1セスでのYンライン下引処理を行う場合、水
を溶媒どした組成物を用いることが工程的、経済的及び
安全上の点からも好ましい。
水を溶媒としたブライマー組成物は、従来より数多く知
られており、特にポリエステル共重合体の水溶液または
水分散体については多くのR’Aがなされている。しか
しながら、これらは水溶化のためにポリマー中に多mの
親水性基の導入を要し、得られるブライマー被膜は耐水
性の劣ったものとなり、また耐水性向上を目的に親水性
基のωを抑えるとポリマーの分散性が悪く、分散のため
の生母の有機溶剤の添加を必要とし環境汚染等の観点か
ら好ましくない。例えば ■ 特公昭47−40873号公報には、ポリエステル
を水に消散させるためには仝酸成分に対して8モル%以
上のスルホン酸金属塩基含有化合物と全グリコール成分
に対して20モル%以」このポリエチレングリコールの
使用が必要であると記載されており、 ■ 特公昭56−5476号公報ではポリエステル共重
合成分どしてのエステル形成性スルホン酸アルカリ金属
塩3.5〜1.5モル%の使用とグリコール成分として
のジエチレングリコール30〜100モル%の使用とを
組合せることが提案され、また ■ 特開昭56−88454号公報ではポリエステルの
共重合成分としてスルホン酸金属塩基含有芳香族ジカル
ボン酸を0.5〜10モル%使用することと分散液とし
て沸点が60〜200℃の水溶性有線化合物を2〜66
%含有する水を使用することの組合せが提案されている
。
られており、特にポリエステル共重合体の水溶液または
水分散体については多くのR’Aがなされている。しか
しながら、これらは水溶化のためにポリマー中に多mの
親水性基の導入を要し、得られるブライマー被膜は耐水
性の劣ったものとなり、また耐水性向上を目的に親水性
基のωを抑えるとポリマーの分散性が悪く、分散のため
の生母の有機溶剤の添加を必要とし環境汚染等の観点か
ら好ましくない。例えば ■ 特公昭47−40873号公報には、ポリエステル
を水に消散させるためには仝酸成分に対して8モル%以
上のスルホン酸金属塩基含有化合物と全グリコール成分
に対して20モル%以」このポリエチレングリコールの
使用が必要であると記載されており、 ■ 特公昭56−5476号公報ではポリエステル共重
合成分どしてのエステル形成性スルホン酸アルカリ金属
塩3.5〜1.5モル%の使用とグリコール成分として
のジエチレングリコール30〜100モル%の使用とを
組合せることが提案され、また ■ 特開昭56−88454号公報ではポリエステルの
共重合成分としてスルホン酸金属塩基含有芳香族ジカル
ボン酸を0.5〜10モル%使用することと分散液とし
て沸点が60〜200℃の水溶性有線化合物を2〜66
%含有する水を使用することの組合せが提案されている
。
前記■は耐水性の著しく劣ったものとなり、更に前記■
はエステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩が少いとき
には多母のジエチレングリコールを必要とし、やや耐水
性は向上するものの十分とは云えない。また前記■では
耐水性は可成り向上するが有は溶剤が必要であり、イン
ライン処理には不向きである。
はエステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩が少いとき
には多母のジエチレングリコールを必要とし、やや耐水
性は向上するものの十分とは云えない。また前記■では
耐水性は可成り向上するが有は溶剤が必要であり、イン
ライン処理には不向きである。
し発明の目的]
本発明者は、従来の水溶性あるいは水分散性ポリエステ
ルの欠点である耐水性を向上させ、かつ優れた易接着性
をベースポリエステルフィルムに付与するためのポリエ
ステル水分子li体についてi5J意検討した結果、本
発明に到)1した。
ルの欠点である耐水性を向上させ、かつ優れた易接着性
をベースポリエステルフィルムに付与するためのポリエ
ステル水分子li体についてi5J意検討した結果、本
発明に到)1した。
従って、本発明の目的は、種々の被覆物、とりわけ磁気
塗料とポリエステルフィルムとの後掲性を良好ならしめ
、かつ耐湿ブロッキングの良好4Tプライマーコート剤
としてずぐれた特性を石りるポリエステル水分散体を提
供することにある。
塗料とポリエステルフィルムとの後掲性を良好ならしめ
、かつ耐湿ブロッキングの良好4Tプライマーコート剤
としてずぐれた特性を石りるポリエステル水分散体を提
供することにある。
[発明−の構成1
本発明の目的は、本発明によれば、
固有粘度0.2〜0.8の、実質的に水に不溶なポリエ
ステル微粒子を有機溶媒を含まない水に均一分散させた
ポリエステル水分散体であって、該ポリエステルが、ポ
リマーを構成する全酸成分当り40〜95モル%のテレ
フタル酸及び0.5〜5モル%の5−ソジウムスルホイ
ソフタル酸を含イjする酸成分と、1,4−シクロヘギ
勺゛ンジメタノールおよび下記式で表わされるエーテル
グリコールを含イイし、かつ該1.4−シクロヘキサリ
ンメタノールおよび1−チルグリコールがポリマーを構
成する全グリコール成分当りそれぞれ10〜80%、1
0〜50%モル%の割合であるグリコール成分とのエス
テルよりなる共重合ポリエステルであることを特徴とす
るポリエステル水分散体 によって達成される。
ステル微粒子を有機溶媒を含まない水に均一分散させた
ポリエステル水分散体であって、該ポリエステルが、ポ
リマーを構成する全酸成分当り40〜95モル%のテレ
フタル酸及び0.5〜5モル%の5−ソジウムスルホイ
ソフタル酸を含イjする酸成分と、1,4−シクロヘギ
勺゛ンジメタノールおよび下記式で表わされるエーテル
グリコールを含イイし、かつ該1.4−シクロヘキサリ
ンメタノールおよび1−チルグリコールがポリマーを構
成する全グリコール成分当りそれぞれ10〜80%、1
0〜50%モル%の割合であるグリコール成分とのエス
テルよりなる共重合ポリエステルであることを特徴とす
るポリエステル水分散体 によって達成される。
H(OCn HontOA O(Cn HznO+i
H本発明における共重合ポリエステルは、ポリマーを構
成する酸成分がテレフタル酸及び5−ソジウムスルホイ
ソフタル酸を含有し、該テレフタル1”lIiは全酸成
分の40〜95モル%である必要があり、さらに5−ソ
ジウムスルホイソフタル酸は全酸成分の0.5〜5モル
%である必要がある。テレフタル酸の割合が40モル%
未満になると、また5−ソジウムイソフタル酸の割合が
5モル%を越えると、プライマ一層を形成したフィルム
の耐湿ブロッキング性が低下するので好ましくない。ま
たテレフタル酸の割合が95モル%を越えると、五た5
−ソジウムスルホイソフタル酸の割合が0.5モル%未
満になると共重合ポリエステルの水分散化が困難となる
ので好ましくない。テレフタル酸の好ましい割合は60
モル%以上であり、史にりfましい311合は80モル
%を越える割合であり、 4:rにりfましいρ[合は
85モル%以上である。また5−ソジウムイソフタル酸
は共重合ポリエステルの水分散性と塗膜の耐湿ブロッキ
ング性に大きな影響を与えるものであり、この好ましい
割合は1〜5モル%であり、特に好ましい割合は1〜3
モル%Cある。
H本発明における共重合ポリエステルは、ポリマーを構
成する酸成分がテレフタル酸及び5−ソジウムスルホイ
ソフタル酸を含有し、該テレフタル1”lIiは全酸成
分の40〜95モル%である必要があり、さらに5−ソ
ジウムスルホイソフタル酸は全酸成分の0.5〜5モル
%である必要がある。テレフタル酸の割合が40モル%
未満になると、また5−ソジウムイソフタル酸の割合が
5モル%を越えると、プライマ一層を形成したフィルム
の耐湿ブロッキング性が低下するので好ましくない。ま
たテレフタル酸の割合が95モル%を越えると、五た5
−ソジウムスルホイソフタル酸の割合が0.5モル%未
満になると共重合ポリエステルの水分散化が困難となる
ので好ましくない。テレフタル酸の好ましい割合は60
モル%以上であり、史にりfましい311合は80モル
%を越える割合であり、 4:rにりfましいρ[合は
85モル%以上である。また5−ソジウムイソフタル酸
は共重合ポリエステルの水分散性と塗膜の耐湿ブロッキ
ング性に大きな影響を与えるものであり、この好ましい
割合は1〜5モル%であり、特に好ましい割合は1〜3
モル%Cある。
前記共重合ポリエステルの酸成分は上述した割合のテレ
フタル酸及び5−ソジウムスルホイソフタル酸を含有す
るが、これらと−緒に使用できる他の芳香族ジカルボン
酸成分としては例えばイソフタル酸、フタル酸、ジフェ
ニルジカルボン酸等を挙げることができる。これらの中
でイソフタル酸が特に好ましい。またこの他の芳’fa
bXジカルボン酸は、全酸成分の10モル%未満の割
合であれば脂肪族ジノノルボン酸および/または脂環族
ジカルボンM ′r:iil:i 換されてもよい。脂
肪族ジカルボン酸としてはアジピン酸、アゼライン酸、
セバシン酸等が例示でさ、また脂環族ジカルボン酸とし
ては1.3−シクロヘキサンジカルボンM、 1.4
−シクロヘキサンジカルボン酸等が例示できる。
フタル酸及び5−ソジウムスルホイソフタル酸を含有す
るが、これらと−緒に使用できる他の芳香族ジカルボン
酸成分としては例えばイソフタル酸、フタル酸、ジフェ
ニルジカルボン酸等を挙げることができる。これらの中
でイソフタル酸が特に好ましい。またこの他の芳’fa
bXジカルボン酸は、全酸成分の10モル%未満の割
合であれば脂肪族ジノノルボン酸および/または脂環族
ジカルボンM ′r:iil:i 換されてもよい。脂
肪族ジカルボン酸としてはアジピン酸、アゼライン酸、
セバシン酸等が例示でさ、また脂環族ジカルボン酸とし
ては1.3−シクロヘキサンジカルボンM、 1.4
−シクロヘキサンジカルボン酸等が例示できる。
また前記共重合ポリエステルを構成するグリコール成分
は1,4−シクロヘキサリンメタノールおよび前記一般
式で表わされるエーテルグリコールを含有し、かつ該1
.4−シクロヘキサリンメタノールおよびエーテルグリ
コールがポリエステル中の全グリコール成分に対しそれ
ぞれ10〜80モル%。
は1,4−シクロヘキサリンメタノールおよび前記一般
式で表わされるエーテルグリコールを含有し、かつ該1
.4−シクロヘキサリンメタノールおよびエーテルグリ
コールがポリエステル中の全グリコール成分に対しそれ
ぞれ10〜80モル%。
10〜50モル%の割合であることが必要である。
1.4−シクロヘキサリンメタノールが10モル%未満
では(昇られるプライマ一層の耐湿ブロッキング性が不
十分であり、また80モル%を越えると水分散化が困テ
Lとなり、好ましくない。1.4−シクロヘキサリンメ
タノールのより好ましい辺範囲は20〜70モル%であ
る。また、前記エーテルグリコールが10モル%未満で
は10られるプライマ一層の接着性が不十分であり、5
0モル%を越えるとプライマ一層の耐湿ブロッキング性
が不七分となり、U(ましくない。エーテルグリコール
のより好ましい命範囲は15〜40モル%である。
では(昇られるプライマ一層の耐湿ブロッキング性が不
十分であり、また80モル%を越えると水分散化が困テ
Lとなり、好ましくない。1.4−シクロヘキサリンメ
タノールのより好ましい辺範囲は20〜70モル%であ
る。また、前記エーテルグリコールが10モル%未満で
は10られるプライマ一層の接着性が不十分であり、5
0モル%を越えるとプライマ一層の耐湿ブロッキング性
が不七分となり、U(ましくない。エーテルグリコール
のより好ましい命範囲は15〜40モル%である。
本発明で用いられる前記一般式〇表わされる1−チルグ
リコールにおいて、A(ま炭、Ra 6〜20の2価の
芳香族炭化水素基である。この具体例として である。
リコールにおいて、A(ま炭、Ra 6〜20の2価の
芳香族炭化水素基である。この具体例として である。
更に、前記一般式において、nは?数で2〜4であり、
またl、又は同一または(1+なるOよた(J1以上の
整数で、2≦<m+1>≦10である。水分散性の高い
共m合ポリエステルを得るためには、nは2が最も好ま
しい。(1+u)が2より小さいと水分散性が不十分で
あり、また(m−11)が10より大きいと耐湿熱ブロ
ッキングが不十分となる。より好ましい範囲は2≦(I
II−11>≦8である。
またl、又は同一または(1+なるOよた(J1以上の
整数で、2≦<m+1>≦10である。水分散性の高い
共m合ポリエステルを得るためには、nは2が最も好ま
しい。(1+u)が2より小さいと水分散性が不十分で
あり、また(m−11)が10より大きいと耐湿熱ブロ
ッキングが不十分となる。より好ましい範囲は2≦(I
II−11>≦8である。
前記共重合ポリエステルのグリコール成分は、上述した
割合の1.4−シクロヘキサリンメタノールおよび前記
一般式のエーテルグリコールを含有するが、これらと−
緒に使用できる他のグリコール成分としては、例えばエ
チレングリコール。
割合の1.4−シクロヘキサリンメタノールおよび前記
一般式のエーテルグリコールを含有するが、これらと−
緒に使用できる他のグリコール成分としては、例えばエ
チレングリコール。
1.3−プロパンジオール、1.4−ブタンジオール。
1.6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールを
挙げることかできる。これらの中で、1.4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオールが特に好ましい。こ
の他のグリコール成分は20モル%未満、更には10モ
ル%未満の割合であることが望ましい。
挙げることかできる。これらの中で、1.4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオールが特に好ましい。こ
の他のグリコール成分は20モル%未満、更には10モ
ル%未満の割合であることが望ましい。
本発明における共重合ポリエステルは、上述の成分より
構成されるが、固イi粘度0.2〜0.8である必要が
ある。ここで固有粘度とはO−クロ1」フェノールを用
いて35℃で測定した1iriである。共重合ポリエス
テルの固有粘度が0.2未満であると接着性が低下し、
また0、8を越えると水分散1(1が低下するので好ま
しくない。また前記」]、Φ合ポリエステルは水に対し
て実質的に不溶でなければ4Tらないが、ここで云う水
に対して実質的に不溶′。
構成されるが、固イi粘度0.2〜0.8である必要が
ある。ここで固有粘度とはO−クロ1」フェノールを用
いて35℃で測定した1iriである。共重合ポリエス
テルの固有粘度が0.2未満であると接着性が低下し、
また0、8を越えると水分散1(1が低下するので好ま
しくない。また前記」]、Φ合ポリエステルは水に対し
て実質的に不溶でなければ4Tらないが、ここで云う水
に対して実質的に不溶′。
とは共重合ポリエステルを3〜5姻の角状プツシとし、
該チップを90℃の温水中に添加して3時間加熱したと
きの溶出減mが1東岸%以下、好ましくは0.5重Φ%
以下、特に好ましくは0゜1tJjψ%以下であること
を意味する。
該チップを90℃の温水中に添加して3時間加熱したと
きの溶出減mが1東岸%以下、好ましくは0.5重Φ%
以下、特に好ましくは0゜1tJjψ%以下であること
を意味する。
本発明における共重合ポリエステルは、従来からのポリ
エステルの製造技術によって製造りることができる。例
えば、テレフタル酸またはそのエステル形成性M1体と
5−ソジウムスル小イソフタル酸またはそのエステル形
成性ニス導体とを、更に必要であれば他の芳香族ジカル
ボン酸またはそのエステル形成性誘導体を1.4−シク
ロヘキサンジメタノール。前記一般式のエーテルグリコ
ールd3よびアルキレングリコールど反応せしめて七ツ
マ−もしくはオリゴマーを形成し、その後真空下でm縮
合せしめることによって所定の固有粘度のポリエステル
とする方法で製造することができる。
エステルの製造技術によって製造りることができる。例
えば、テレフタル酸またはそのエステル形成性M1体と
5−ソジウムスル小イソフタル酸またはそのエステル形
成性ニス導体とを、更に必要であれば他の芳香族ジカル
ボン酸またはそのエステル形成性誘導体を1.4−シク
ロヘキサンジメタノール。前記一般式のエーテルグリコ
ールd3よびアルキレングリコールど反応せしめて七ツ
マ−もしくはオリゴマーを形成し、その後真空下でm縮
合せしめることによって所定の固有粘度のポリエステル
とする方法で製造することができる。
その際反応を促進する触媒、例えばエステル化もしくは
エステル交換触媒1型縮合触媒を用いることがCさ゛、
また種々の添加剤例えば安定剤等を添加づることもでき
る。
エステル交換触媒1型縮合触媒を用いることがCさ゛、
また種々の添加剤例えば安定剤等を添加づることもでき
る。
本発明のポリエステル水分散体、殊にポリニスデルフィ
ルムに塗布するためのポリニスデル水分散体は、以下の
方法で製造することができる。
ルムに塗布するためのポリニスデル水分散体は、以下の
方法で製造することができる。
共重合ポリエステルは先ず、20℃で1旦の水7に対す
る溶解度が20U以上でかつ沸点が100℃以下、また
は100℃以下で水と共沸する親水性の有義溶剤に溶M
り゛る。この有別溶剤としてはジオキサン。
る溶解度が20U以上でかつ沸点が100℃以下、また
は100℃以下で水と共沸する親水性の有義溶剤に溶M
り゛る。この有別溶剤としてはジオキサン。
アセトン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、メチルエ
チルケトン等を例示することができる。
チルケトン等を例示することができる。
共m合ポリエステルを溶解した有線溶液には次いで、撹
拌下好ましくは加温高速撹拌下で水を添加し、青白色か
ら乳白色の分散体どする。また撹拌下の水に前記有線溶
液を滴1・りる方法によっても青白色から乳白色の分散
体とすることもでさる。
拌下好ましくは加温高速撹拌下で水を添加し、青白色か
ら乳白色の分散体どする。また撹拌下の水に前記有線溶
液を滴1・りる方法によっても青白色から乳白色の分散
体とすることもでさる。
得られた分散体を、更に、常圧好ましくは減圧上に蒸留
し親水性の有曙溶剤を留ノ、す゛ると目的のポリエステ
ル水分散体が得られる。共重合ポリエステルを水と共沸
する親水性の有機溶剤に溶解した場合には、該有磯溶剤
留去時に水が共沸するので水の減量分〈共沸分)を4虞
し、前しつで多めの水に分散しておくことが望ましい。
し親水性の有曙溶剤を留ノ、す゛ると目的のポリエステ
ル水分散体が得られる。共重合ポリエステルを水と共沸
する親水性の有機溶剤に溶解した場合には、該有磯溶剤
留去時に水が共沸するので水の減量分〈共沸分)を4虞
し、前しつで多めの水に分散しておくことが望ましい。
蒸留後の固形分濃度は40重9%以下とすることが望ま
しり、40重量%を越えると水に分散する共重合ポリエ
ステル微粒子の再凝集が起り易く、水分散体の安定性が
低下する。水分散体の固形分濃度は20重帛%以下とす
るのが好ましい。一方、固形分濃度の下限は特にないが
、0.1重口%以上とづるのが好ましい。前記共重合ポ
リエステル微粒子の平均粒仔は通常1μ以下であり、好
ましくは0.8μ以下゛Cある。
しり、40重量%を越えると水に分散する共重合ポリエ
ステル微粒子の再凝集が起り易く、水分散体の安定性が
低下する。水分散体の固形分濃度は20重帛%以下とす
るのが好ましい。一方、固形分濃度の下限は特にないが
、0.1重口%以上とづるのが好ましい。前記共重合ポ
リエステル微粒子の平均粒仔は通常1μ以下であり、好
ましくは0.8μ以下゛Cある。
かくして得られるポリニスフル水分散体は、19’rL
fるポリニスデルフィルムの片面または両面に’44
5し、乾燥することによって該フィルムに易接着性をH
!i ?lることができる。
fるポリニスデルフィルムの片面または両面に’44
5し、乾燥することによって該フィルムに易接着性をH
!i ?lることができる。
ポリ上スプル水分散体は、塗布に際してはアニオンIv
l界面活性剤、ノニオン型界面活性剤等の界面活性剤を
必要量添加して用いることができる。
l界面活性剤、ノニオン型界面活性剤等の界面活性剤を
必要量添加して用いることができる。
右動4j界面活竹剤としてはポリエステル水分散体の表
面張力を40dyne/car以下に降下でき、ポリエ
ステルフィルムへの漏れを促進するものであり、公知の
多くの界面活性剤を使用することができる。
面張力を40dyne/car以下に降下でき、ポリエ
ステルフィルムへの漏れを促進するものであり、公知の
多くの界面活性剤を使用することができる。
その−例としてポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸ニスデル、脂肪酸
金属石けん、アルキル硫酸塩。
ーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸ニスデル、脂肪酸
金属石けん、アルキル硫酸塩。
アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、第
四級アンモニウムクロライド、アルキルアミン塩酸塩、
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ塩等を挙げることが
できる。塗布についてはポリエステルフィルムの表層が
塗膜によって完全に覆われる程度の厚みであればよい。
四級アンモニウムクロライド、アルキルアミン塩酸塩、
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ塩等を挙げることが
できる。塗布についてはポリエステルフィルムの表層が
塗膜によって完全に覆われる程度の厚みであればよい。
プライマ一層の形成に際してはポリ1ステルフイルムが
結晶配向が完了づる〆11.:a用することが好ましい
。その際延伸配向前のポリ」−ス戸ル−ノイルムの表面
にかかるポリエステル水分散体を塗膜iする方法として
公知の(f息の塗]法が適用でさる。
結晶配向が完了づる〆11.:a用することが好ましい
。その際延伸配向前のポリ」−ス戸ル−ノイルムの表面
にかかるポリエステル水分散体を塗膜iする方法として
公知の(f息の塗]法が適用でさる。
例えばロールツー1〜法、グラビアコート法、目−ルプ
ラッシュ法、スプレーコート、エアーナイフコート、含
浸法およびカーテンコート法などを独立または組み合せ
て適用するとよい。
ラッシュ法、スプレーコート、エアーナイフコート、含
浸法およびカーテンコート法などを独立または組み合せ
て適用するとよい。
塗工を施す工程では、ポリ1ステルを溶融押出してキャ
スティングした未延伸状態のフィルムの表層が、または
タテよノ〔はヨコのいずれか−/J向に延伸を施した直
後のフィルム表層が好ましく対象となる。プライマ一層
を形成せしめ、少くともその効能を発現させるためには
、熱固定を受ける直前までに塗膜を乾燥せしめ、そのあ
と少くとし120℃以上の温度で2秒間以上塗膜を加熱
り゛ることが好ましい。またプライマ一層の塗膜は、予
め未延伸フィルム又は−軸延伸フィルムを採取し、これ
に塗布乾燥をフィルム製造ライン外て゛行い、続いて二
軸延伸又は−軸延伸と熱固定を行うことらできるか、ブ
ライマー処理効果および経済性の点から、フィルム製造
ラインの中で適用することが好ましい。
スティングした未延伸状態のフィルムの表層が、または
タテよノ〔はヨコのいずれか−/J向に延伸を施した直
後のフィルム表層が好ましく対象となる。プライマ一層
を形成せしめ、少くともその効能を発現させるためには
、熱固定を受ける直前までに塗膜を乾燥せしめ、そのあ
と少くとし120℃以上の温度で2秒間以上塗膜を加熱
り゛ることが好ましい。またプライマ一層の塗膜は、予
め未延伸フィルム又は−軸延伸フィルムを採取し、これ
に塗布乾燥をフィルム製造ライン外て゛行い、続いて二
軸延伸又は−軸延伸と熱固定を行うことらできるか、ブ
ライマー処理効果および経済性の点から、フィルム製造
ラインの中で適用することが好ましい。
、した本発明のポリエステル水分散体は、単に磁気記録
用途のブライマー処理にとどまらず、写真用ポリエステ
ルフィルムの下引き処理やグラビア印刷用−フィルムの
接カ性向上等にも有用である。
用途のブライマー処理にとどまらず、写真用ポリエステ
ルフィルムの下引き処理やグラビア印刷用−フィルムの
接カ性向上等にも有用である。
[発明の効果]
本発明のポリエステル水分散体は、ポリエステルIs2
tn子の分散性にすぐれ、かつポリエステルフィル1
1に適用すると該フィルムに易接着性とすぐれた耐湿性
を付与するという作用を奏する。更に上記適用がポリエ
ステルフィルム製造工程内で実施できるという特長を有
する。
tn子の分散性にすぐれ、かつポリエステルフィル1
1に適用すると該フィルムに易接着性とすぐれた耐湿性
を付与するという作用を奏する。更に上記適用がポリエ
ステルフィルム製造工程内で実施できるという特長を有
する。
[実fIl!1例]
以下、実施例をあげて詳しく説明する。なお、実施(ζ
1中の部は重り部を意味する。またポリエステル水分散
体の特性は次の方法で評価した。
1中の部は重り部を意味する。またポリエステル水分散
体の特性は次の方法で評価した。
1、接る性
ブライマー被覆処理上ポリ1ステルフイルムに磁気塗料
を所定の条件におい(コーフイングし、スコッチテープ
No、600(スリー〜1着’!’! )巾19.4f
i、長さ8 cmを気泡のはいらないJ、うに粘着し、
この上をJ I S 、 C2701(1975)記I
桟の手動式荷重ロールでならし粘る積層rJl り c
ttr間を東洋ボールドウィン社製′jンシロンUM−
TIを使用してヘッド速度300s+/分で、この試f
lを1字剥離し、この際の剥離強さを求め、これをテー
プ巾で除してg/ ctttとして求める。なお1字剥
離において積層体はテープ側を下にしC引取りチャック
間を5 cmとりる。
を所定の条件におい(コーフイングし、スコッチテープ
No、600(スリー〜1着’!’! )巾19.4f
i、長さ8 cmを気泡のはいらないJ、うに粘着し、
この上をJ I S 、 C2701(1975)記I
桟の手動式荷重ロールでならし粘る積層rJl り c
ttr間を東洋ボールドウィン社製′jンシロンUM−
TIを使用してヘッド速度300s+/分で、この試f
lを1字剥離し、この際の剥離強さを求め、これをテー
プ巾で除してg/ ctttとして求める。なお1字剥
離において積層体はテープ側を下にしC引取りチャック
間を5 cmとりる。
2、耐ブロツキング性
2枚のフィルム(50#1Ill X !101111
11 )を処理面同志重ね合せて、これに2に’I /
CIiの圧力を60℃x80%RHの雰囲気で24h
rかけたのら、4JJ rJIしその状況を5段階で表
した。
11 )を処理面同志重ね合せて、これに2に’I /
CIiの圧力を60℃x80%RHの雰囲気で24h
rかけたのら、4JJ rJIしその状況を5段階で表
した。
5:全く音がせず抵抗なく剥回する
4:軽い音がして剥離する
3:音と共に抵抗が少しあつ(、!、1j1i!lψる
2:ばりばりと音がして抵抗大で剥離する1:粘着して
剥離不能 [評価用塗料の調装] 磁気塗料 塗料用ラッノj−シンナーにニトロヒルローズR31/
2 [イソプロパツール25%含有フレーウス:タイ
セル(掬装]を溶解し、40wt%溶液を調製し、譲渡
を43.9部、続いてポリエステル樹脂(デスモフエン
#1700:バイエル社1)32.5部、二酸化クロム
磁性粉末26.0部、分散剤・湿潤剤として大豆油脂肪
1’li(レジオンP:理研ビタミン■製)、カチオン
系活性剤(カチオンAB:日本油脂■製)およびスクワ
レン(鮫肝油)を夫々1部、0.5部および0.8部を
ボールミルに投入する。メチルエチルケトン(MEKと
以下略記)/シクロへキサノン/トルエン= 3/ 4
/3 (重1比)からなる混合溶M 282部をさら
に追加混合して、充分微粉化して母液塗n (45wt
%)を調整する。この母液50部に対し、トリメチロー
ルプロパンとトルレインジイソシアナートとの付加反応
物48部(コロネートし二日本ポリウレタンエ菜(体製
)と耐酸ブチル6.25部を加え、R柊的に42.75
+v1%の評価用磁気塗料を得た。
2:ばりばりと音がして抵抗大で剥離する1:粘着して
剥離不能 [評価用塗料の調装] 磁気塗料 塗料用ラッノj−シンナーにニトロヒルローズR31/
2 [イソプロパツール25%含有フレーウス:タイ
セル(掬装]を溶解し、40wt%溶液を調製し、譲渡
を43.9部、続いてポリエステル樹脂(デスモフエン
#1700:バイエル社1)32.5部、二酸化クロム
磁性粉末26.0部、分散剤・湿潤剤として大豆油脂肪
1’li(レジオンP:理研ビタミン■製)、カチオン
系活性剤(カチオンAB:日本油脂■製)およびスクワ
レン(鮫肝油)を夫々1部、0.5部および0.8部を
ボールミルに投入する。メチルエチルケトン(MEKと
以下略記)/シクロへキサノン/トルエン= 3/ 4
/3 (重1比)からなる混合溶M 282部をさら
に追加混合して、充分微粉化して母液塗n (45wt
%)を調整する。この母液50部に対し、トリメチロー
ルプロパンとトルレインジイソシアナートとの付加反応
物48部(コロネートし二日本ポリウレタンエ菜(体製
)と耐酸ブチル6.25部を加え、R柊的に42.75
+v1%の評価用磁気塗料を得た。
実施例−1
テレフタル酸ジメチル1000i、 5−・ソジウム
スルホイソフタル酸ジメヂル38部、イソフタル酸ジメ
チル165部、1,4−シクロへキサンジメタツール4
50部、下記M44部で示されるグリコール420部お
よび1.6−ヘキサンジオール740部を1ステル交換
反応器に仕込み、これにチタンテトラブi・キシド1部
を添加して、窒素気流中で温度をj00℃にコントロー
ルしながら副生ずるメタノールを留去せしめて、エステ
ル交換反応を行なった。
スルホイソフタル酸ジメヂル38部、イソフタル酸ジメ
チル165部、1,4−シクロへキサンジメタツール4
50部、下記M44部で示されるグリコール420部お
よび1.6−ヘキサンジオール740部を1ステル交換
反応器に仕込み、これにチタンテトラブi・キシド1部
を添加して、窒素気流中で温度をj00℃にコントロー
ルしながら副生ずるメタノールを留去せしめて、エステ
ル交換反応を行なった。
m+1=4(平均11’Q >
つづいて、この反応系に、イルガノックス1010(チ
バガイギー社製)を6部添加した19、系内の徐々に2
60℃まで上昇させながら、系内を0.3#1−1gま
で真空にし、過剰のグリコールを留去せしめ、固有粘度
0.55の共重合ポリエステルを得た。
バガイギー社製)を6部添加した19、系内の徐々に2
60℃まで上昇させながら、系内を0.3#1−1gま
で真空にし、過剰のグリコールを留去せしめ、固有粘度
0.55の共重合ポリエステルを得た。
このポリ1ステルをメタノールで加熱分解したときの溶
液部のガスクロマトグラムから1,4−シクロヘキサリ
ンメタノールと前記構造式で示されるグリコールは、ポ
リエステル中の全グリコールのそれぞれ46モル%、1
7モル%であった。
液部のガスクロマトグラムから1,4−シクロヘキサリ
ンメタノールと前記構造式で示されるグリコールは、ポ
リエステル中の全グリコールのそれぞれ46モル%、1
7モル%であった。
この共重合ポリエステル20部をジオキサン80部に溶
解し、(qられ/、−溶液にi oooo回転/分の高
速撹拌下で水180部を滴下して青みがかった乳白色の
分散体を得た。次いでこの分散体を20IInHgの減
圧下で蒸留し、ジオキサンを留去した。かくして固形分
濃度10w【%のポリエステル水分散体を得た。
解し、(qられ/、−溶液にi oooo回転/分の高
速撹拌下で水180部を滴下して青みがかった乳白色の
分散体を得た。次いでこの分散体を20IInHgの減
圧下で蒸留し、ジオキサンを留去した。かくして固形分
濃度10w【%のポリエステル水分散体を得た。
更に、該ポリエステル水分散体180部にノニオン系界
面活性剤:ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(HL B = 12.8) 2部を加え、更に水61
8部を加えて塗布液を調製した。
面活性剤:ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(HL B = 12.8) 2部を加え、更に水61
8部を加えて塗布液を調製した。
〈易接着性ポリエステルフィルムの製造〉35℃のO−
クロロフェノール中で測定した固イJ粘190.65の
ポリエチレンテレツクレートを溶811押出して196
μの未延伸フィルムを(q、次にこれを機械軸方向に3
.5倍延伸したのち前記で調製した塗布液を一軸延伸フ
イルム片面に塗イbした。イの後、110℃で4.0倍
に横方向に延沖し、210″Cで5秒間熱処理を施し平
均F4 イli ;J 15■/rItで厚さ14.6
μの二輪延伸ブライマー被覆ポリニスデルフィルムを得
た。このフィルムの処理面の接る性。
クロロフェノール中で測定した固イJ粘190.65の
ポリエチレンテレツクレートを溶811押出して196
μの未延伸フィルムを(q、次にこれを機械軸方向に3
.5倍延伸したのち前記で調製した塗布液を一軸延伸フ
イルム片面に塗イbした。イの後、110℃で4.0倍
に横方向に延沖し、210″Cで5秒間熱処理を施し平
均F4 イli ;J 15■/rItで厚さ14.6
μの二輪延伸ブライマー被覆ポリニスデルフィルムを得
た。このフィルムの処理面の接る性。
耐ブロッキング性を測定した。その結果を表1に示す。
実施例−2〜4及び比較例−1〜5
テレフタル酸ジメチル、5−ソジウムスルホイソフタル
酸ジメチル、イソフタル酸ジメヂルの割合、1,4−シ
クロヘキサリンメタノール、前記構造式のグリコール及
び1.6−ヘキサンジオールの割合を変える以外は実施
例−1と同様にして表1に示す組成の共重合ポリエステ
ルを(qだ。さらにこれら共重合ポリニスデルを用いる
以外は実施例−1と同(革にしてポリエステル水分散体
、更には塗布液を調製した。
酸ジメチル、イソフタル酸ジメヂルの割合、1,4−シ
クロヘキサリンメタノール、前記構造式のグリコール及
び1.6−ヘキサンジオールの割合を変える以外は実施
例−1と同様にして表1に示す組成の共重合ポリエステ
ルを(qだ。さらにこれら共重合ポリニスデルを用いる
以外は実施例−1と同(革にしてポリエステル水分散体
、更には塗布液を調製した。
上記塗イ11液を用いる以外は実施例−1と同様にして
二軸延伸ブライマー被覆ポリエステルフィルムをIn
/ζ0このフィルムの処理面の接着性、耐ブ【」ツキン
グ性を測定した。その結果を表1にまとめて示す。
二軸延伸ブライマー被覆ポリエステルフィルムをIn
/ζ0このフィルムの処理面の接着性、耐ブ【」ツキン
グ性を測定した。その結果を表1にまとめて示す。
実施例−6
1,6−ヘキサンジオールを320部の1.4−ブタン
ジオールに代える以外は、実施例−1と同様にして、共
重合ポリエステル(固有粘度: 0.54 ) 。
ジオールに代える以外は、実施例−1と同様にして、共
重合ポリエステル(固有粘度: 0.54 ) 。
およびその水分散体、塗布液、さらには二輪延伸ゾライ
マー処理ポリエステルフィルムを得た。このJl−iT
!合ポリエステルのグリコール組成及びフィルムの接石
性および耐ブロッキング性の測定結果を表1に01記す
る。共にすぐれた性能を示している。
マー処理ポリエステルフィルムを得た。このJl−iT
!合ポリエステルのグリコール組成及びフィルムの接石
性および耐ブロッキング性の測定結果を表1に01記す
る。共にすぐれた性能を示している。
比較例−8,9
前記構造式の化合物に代えて、(m十す)が平均値で1
djよび12のグリコールをそれぞれ280部。
djよび12のグリコールをそれぞれ280部。
790部用いる以外実施例−1と同様にして共重合ポリ
エステルを17kが、前者のポリエステル(固有粘度:
0.47 )は水分散化が困難であり、ポリエステ
ル水分散体として不適当であった。また後者のポリエス
テル(固有粘度: 0.44 )を用いて水分散体、
塗布液、二軸延伸ブライマー処理ポリエステルフィルム
を実施例−1と同様にして得たが、このフィルムの耐ブ
ロッキング性は2級であり、不十分であった。
エステルを17kが、前者のポリエステル(固有粘度:
0.47 )は水分散化が困難であり、ポリエステ
ル水分散体として不適当であった。また後者のポリエス
テル(固有粘度: 0.44 )を用いて水分散体、
塗布液、二軸延伸ブライマー処理ポリエステルフィルム
を実施例−1と同様にして得たが、このフィルムの耐ブ
ロッキング性は2級であり、不十分であった。
比較例−10
前記構造式の化合物に代えて、下記構造式のグリコール
を320部用いる以外実施例−1と同様にして、共m合
ポリエステル(固有粘度: 0.45 ) 。
を320部用いる以外実施例−1と同様にして、共m合
ポリエステル(固有粘度: 0.45 ) 。
およびその水分散体、塗布液、さらには二輪延伸プライ
マー処理ポリエステルフィルムを得た。このフィルムは
耐ブロッキング性が2級であり、この目的には使用でき
なかった。
マー処理ポリエステルフィルムを得た。このフィルムは
耐ブロッキング性が2級であり、この目的には使用でき
なかった。
C](3
H(OCH2CH2+m 0CH2−C−CH2−0(
−CH2CH> O−h+ l−1CH3 トド文−5)(LLL均値) 手続補正書 昭和60年1月2日
−CH2CH> O−h+ l−1CH3 トド文−5)(LLL均値) 手続補正書 昭和60年1月2日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 固有粘度0.2〜0.8の、実質的に水に不溶なポリエ
ステル微粒子を有機溶媒を含まない水に均一分散させた
ポリエステル水分散体であって、該ポリエステルが、ポ
リマーを構成する全酸成分当り40〜95モル%のテレ
フタル酸及び0.5〜5モル%の5−ソジウムスルホイ
ソフタル酸を含有する酸成分と、1,4−シクロヘキサ
リンメタノールおよび下記式で表わされるエーテルグリ
コールを含有し、かつ該1,4−シクロヘキサリンメタ
ノールおよびエーテルグリコールがポリマーを構成する
全グリコール成分当りそれぞれ10〜80%、10〜5
0%モル%の割合であるグリコール成分とのエステルよ
りなる共重合ポリエステルであることを特徴とするポリ
エステル水分散体。 H(OCnH_2_n)−_mO−A−O(CnH_2
_nO)−_lH〔式中、Aは炭素数6〜20個の2価
の芳香族炭化水素基、nは2〜4の整数、m、lは同一
または異なる0または1以上の整数で2≦ (m+l)≦10である。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59205490A JPS6185437A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | ポリエステル水分散体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59205490A JPS6185437A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | ポリエステル水分散体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6185437A true JPS6185437A (ja) | 1986-05-01 |
JPH0428028B2 JPH0428028B2 (ja) | 1992-05-13 |
Family
ID=16507716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59205490A Granted JPS6185437A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | ポリエステル水分散体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6185437A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63315674A (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-23 | 旭化成株式会社 | 水系分散液 |
JPH04261423A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-09-17 | Polyplastics Co | 溶融熱安定性の高い成形用ポリエステル樹脂及びその成形品 |
JP2015124291A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | ユニチカ株式会社 | 易接着層形成用水性接着剤 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS555938A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-17 | Toray Ind Inc | Water-soluble polyester adhesive |
JPS56144150A (en) * | 1980-04-10 | 1981-11-10 | Toyo Boseki | Polyester laminate |
JPS5770177A (en) * | 1980-10-17 | 1982-04-30 | Toyobo Co Ltd | Antidripping agent |
-
1984
- 1984-10-02 JP JP59205490A patent/JPS6185437A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS555938A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-17 | Toray Ind Inc | Water-soluble polyester adhesive |
JPS56144150A (en) * | 1980-04-10 | 1981-11-10 | Toyo Boseki | Polyester laminate |
JPS5770177A (en) * | 1980-10-17 | 1982-04-30 | Toyobo Co Ltd | Antidripping agent |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63315674A (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-23 | 旭化成株式会社 | 水系分散液 |
JPH04261423A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-09-17 | Polyplastics Co | 溶融熱安定性の高い成形用ポリエステル樹脂及びその成形品 |
JP2015124291A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | ユニチカ株式会社 | 易接着層形成用水性接着剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0428028B2 (ja) | 1992-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3615324B2 (ja) | ポリエステル水分散体及びこれを塗布したポリエステルフイルム | |
US5380590A (en) | Water-dispersible aromatic polyester, aqueous dispersion thereof and polyester film coated therewith which permits fast adhesion | |
JP2605816B2 (ja) | 蒸着ポリエステルフィルム | |
JP2593188B2 (ja) | 水分散体用ポリエステル、これを塗布したフイルム及びその製造法 | |
JP2856993B2 (ja) | ポリエステル水分散体及びこれを塗布した易接着性ポリエステルフイルム | |
JPS6185437A (ja) | ポリエステル水分散体 | |
JPH0428027B2 (ja) | ||
JPH04332756A (ja) | ポリエステル水分散体及びこれを塗布した易接着性ポリエステルフイルム | |
JP3160203B2 (ja) | ポリエステル水分散体及びこれを塗布したポリエステルフイルム | |
JPS581727A (ja) | 易接着性ポリエステルフイルムの製造法 | |
JP2926889B2 (ja) | 被覆ポリエステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フイルム | |
JPH07268189A (ja) | ポリエステル水分散体及びポリエステルフイルム | |
JP3040532B2 (ja) | ポリエステル水分散体及びこれを塗布した易接着性ポリエステルフイルム | |
JPH0681714B2 (ja) | 被覆プラスチックフィルム | |
JP2605817B2 (ja) | 被覆ポリエステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フィルム | |
KR0179392B1 (ko) | 수분산성 방향족 폴리에스테르, 그의 수성 분산체 및 이것으로 코우팅된 접착이 빠른 폴리에스테르 필름 | |
EP0669359B1 (en) | Water-dispersible aromatic polyester, aqueous dispersion thereof and polyester film coated therewith which permits fast adhesion | |
JPH09316309A (ja) | ポリエステル水分散体及びこれを塗布したポリエステルフイルム | |
JPH0473466B2 (ja) | ||
JPH05247187A (ja) | 水性ポリエステル樹脂及びこれを塗布した易接着性ポリエステルフイルム | |
JPH0574463B2 (ja) | ||
JPH08176284A (ja) | 水溶性ポリエステル及びその製造法 | |
JPS60248231A (ja) | ポリエステル水分散体及びこれを塗布する易接着性ポリエステルフイルムの製造方法 | |
JPS60248735A (ja) | 水分散コ−テイング組成物の製造法 | |
JPH01236247A (ja) | ポリエステル系被覆フィルム |