JPS6181786A - N―アシルノイラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む組換えプラスミド及び形質転換微生物 - Google Patents
N―アシルノイラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む組換えプラスミド及び形質転換微生物Info
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- JPS6181786A JPS6181786A JP59181250A JP18125084A JPS6181786A JP S6181786 A JPS6181786 A JP S6181786A JP 59181250 A JP59181250 A JP 59181250A JP 18125084 A JP18125084 A JP 18125084A JP S6181786 A JPS6181786 A JP S6181786A
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- acid aldolase
- acylneuraminic acid
- acylneuraminic
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、エシェリヒア属に8するN−アシルノイラミ
ン酸アルドラーゼ生産菌由来のN−アシルノイラミン酸
アルドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込んで
なる新しい組換えプラスミド、該プラスミドを導入して
形質転換した微生物及び該微生物よりN−アシルノイラ
ミン酸アルドラーゼを製造する方法に関する。
ン酸アルドラーゼ生産菌由来のN−アシルノイラミン酸
アルドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込んで
なる新しい組換えプラスミド、該プラスミドを導入して
形質転換した微生物及び該微生物よりN−アシルノイラ
ミン酸アルドラーゼを製造する方法に関する。
□従来の技術
N−アシルノイラミン酸アルドラーゼ(N−acyln
euraminate aldolase)は、別名
シアル酸アルドラーゼとも呼ばれ、国際生化学連合酵素
委員会の酵素番号E 、 C,4,1,3,3,に分類
され、系統名ではN−アシルノイラミン酸:ピルビン酸
リアーゼ(N −acylneuraminate :
pyruvate 1yase)と呼ばれている酵素
である。本酵素は下記の反応式に示す如く、シアル!m
(N−アシルノイラミン酸)の分解及び合成反応を触媒
する酵素である。
euraminate aldolase)は、別名
シアル酸アルドラーゼとも呼ばれ、国際生化学連合酵素
委員会の酵素番号E 、 C,4,1,3,3,に分類
され、系統名ではN−アシルノイラミン酸:ピルビン酸
リアーゼ(N −acylneuraminate :
pyruvate 1yase)と呼ばれている酵素
である。本酵素は下記の反応式に示す如く、シアル!m
(N−アシルノイラミン酸)の分解及び合成反応を触媒
する酵素である。
シアルlm−N−アシルマンノサミン+ピルビン酸本発
明者らは、先にエシェリヒア属、その他の数種の属に屈
する公知菌を、シアル酸の存在下に培養する時には、上
記N−アシルノイラミン酸アルドラーゼが工業的規模で
容易に製造できることを見出し、該酵素の製造技術を確
立した(特公昭56−54153号、特許第11113
46号)。
明者らは、先にエシェリヒア属、その他の数種の属に屈
する公知菌を、シアル酸の存在下に培養する時には、上
記N−アシルノイラミン酸アルドラーゼが工業的規模で
容易に製造できることを見出し、該酵素の製造技術を確
立した(特公昭56−54153号、特許第11113
46号)。
しかるに上記確立された方法では、培地へのシアル酸の
添加が必須であり、このシアル酸自体その!!1製に繁
雑な操作等を要し且つ高価なものである不利があった。
添加が必須であり、このシアル酸自体その!!1製に繁
雑な操作等を要し且つ高価なものである不利があった。
しかもこのシアル酸添加を行なわない限り、N−アシル
ノイラミン酸アルドラーゼは生産されないかあるいは極
微量生産されるのみで、側底工業的実施はできないもの
であった。即ち上記方法に利用される微生物は、それ自
体シアル酸の不存在下ではN−アシルノイラミン酸生産
能を実質的に発現できないものであった。
ノイラミン酸アルドラーゼは生産されないかあるいは極
微量生産されるのみで、側底工業的実施はできないもの
であった。即ち上記方法に利用される微生物は、それ自
体シアル酸の不存在下ではN−アシルノイラミン酸生産
能を実質的に発現できないものであった。
1111江
本発明者らは、上記方法の最大の欠点とするシアル酸利
用を必須とする点を解消し、該シアル酸を利用せずども
工業的規模で大量のN−アシルノイラミン酸アルドラー
ゼを製造できる技術を開発、 するべく鋭意研究を重ね
た。その結果上記確立された方法に利用される微生物の
うちエシェリヒア属に属するN−アシルノイラミン酸ア
ルドラーゼ生産菌からN−アシルノイラミン酸アルドラ
ーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を抽出し、これをベ
クターに組み込んで組換えプラスミドを作成し、該プラ
スミドの導入により形質転換させた微生物を得るに成功
すると共に、該微生物がシアル酸無添加培地での培養に
より、目的とする酵素を著聞生産できるという事実を発
見した。本発明はこの新しい知見に基づいて完成された
ものである。
用を必須とする点を解消し、該シアル酸を利用せずども
工業的規模で大量のN−アシルノイラミン酸アルドラー
ゼを製造できる技術を開発、 するべく鋭意研究を重ね
た。その結果上記確立された方法に利用される微生物の
うちエシェリヒア属に属するN−アシルノイラミン酸ア
ルドラーゼ生産菌からN−アシルノイラミン酸アルドラ
ーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を抽出し、これをベ
クターに組み込んで組換えプラスミドを作成し、該プラ
スミドの導入により形質転換させた微生物を得るに成功
すると共に、該微生物がシアル酸無添加培地での培養に
より、目的とする酵素を著聞生産できるという事実を発
見した。本発明はこの新しい知見に基づいて完成された
ものである。
1旦1」11
即ち本発明は、エシェリヒア属に属するN−アシルノイ
ラミン酸アルドラーゼ生産菌由来のN−アシルノイラミ
ン酸アルドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込
んだことを特徴とする大腸菌にて?!製できる組換えプ
ラスミド、該組換えプラスミドを上記N−アシルノイラ
ミン酸アルドラーゼ生産菌又はN−アシルノイラミン酸
アルドラーゼ欠損株に導入して形質転換させた微生物及
び該形質転換微生物を培養して培養物からN−アシルノ
イラミン酸アルドラーゼを採取することを特徴とするN
−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法に係わる。
ラミン酸アルドラーゼ生産菌由来のN−アシルノイラミ
ン酸アルドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込
んだことを特徴とする大腸菌にて?!製できる組換えプ
ラスミド、該組換えプラスミドを上記N−アシルノイラ
ミン酸アルドラーゼ生産菌又はN−アシルノイラミン酸
アルドラーゼ欠損株に導入して形質転換させた微生物及
び該形質転換微生物を培養して培養物からN−アシルノ
イラミン酸アルドラーゼを採取することを特徴とするN
−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法に係わる。
本発明の上記組換えプラスミド及びこれを導入した形質
転換株の利用によれば、調製が面倒なシアル酸、その類
縁体等のN−アシルノイラミン酸アルドラーゼの誘導物
質を培地に添加せずとも、通常の微生物の培養用培地を
用いて工業的規模で大量の目的酵素を容易に製造採取す
ることができる。
転換株の利用によれば、調製が面倒なシアル酸、その類
縁体等のN−アシルノイラミン酸アルドラーゼの誘導物
質を培地に添加せずとも、通常の微生物の培養用培地を
用いて工業的規模で大量の目的酵素を容易に製造採取す
ることができる。
以下、本発明組換えプラスミド及びこれを導入した形質
転換株の製造法につき詳述する。
転換株の製造法につき詳述する。
本発明プラスミドは、エシェリヒア属に馬するN−アシ
ルノイラミン酸アルドラーゼ生産菌由来のN−アシルノ
イラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片
をベクターに組込むことにより製造される。ここで染色
体DNA供与菌として用いるエシェリヒアWAfIll
菌は、例えばエシェリヒア・コリー(E、 coli
)のようなN−アシルノイラミン酸アルドラーゼ高生産
性のものであるのが好ましいが、N−アシルノイラミン
酸アルドラーゼ産生能を有する限り特に制限はなく、公
知の各種細菌をいずれも使用可能である。
ルノイラミン酸アルドラーゼ生産菌由来のN−アシルノ
イラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片
をベクターに組込むことにより製造される。ここで染色
体DNA供与菌として用いるエシェリヒアWAfIll
菌は、例えばエシェリヒア・コリー(E、 coli
)のようなN−アシルノイラミン酸アルドラーゼ高生産
性のものであるのが好ましいが、N−アシルノイラミン
酸アルドラーゼ産生能を有する限り特に制限はなく、公
知の各種細菌をいずれも使用可能である。
上記N−アシルノイラミン酸アルドラーゼ生産菌からの
染色体DNAの調製は、通常の方法、例えばフェノール
を用いる方法(S aito −M 1tjra法、B
10Chi11. Biophys、 ACta 、
、 72.619<1963))等により行なわれる。
染色体DNAの調製は、通常の方法、例えばフェノール
を用いる方法(S aito −M 1tjra法、B
10Chi11. Biophys、 ACta 、
、 72.619<1963))等により行なわれる。
調製された染色体DNAは、次いでベクターと連結する
ために切断される。この染色体DNAの切断は、通常の
制限エンドヌクレアーゼを用いる方法により行なわれる
が、特にこの方法に限定されず、N−アシルノイラミン
酸アルドラーゼ遺伝子を切断しない限り例えば物理的に
剪断力を加えて切断する方法によることもできる。制限
エンドヌクレアーゼを用いて染色体DNAを切断する方
法の実施に当り、完全切断を起こす反応条件を採用する
場合には、目的とするN−アシルノイラミン酸アルドラ
ーゼ遺伝子に切断部位を持たない各種の制限エンドヌク
レアーゼを用いることができ、また部分的にしか切断を
起こさない反応条件を採用する場合には、全ての種類の
制限エンドヌクレアーゼを用いることができる。特にベ
クターとの連結の容易さから該制限エンドヌクレアーゼ
としては、用いられるベクターに唯一の切断部位を有す
るものが好ましい。
ために切断される。この染色体DNAの切断は、通常の
制限エンドヌクレアーゼを用いる方法により行なわれる
が、特にこの方法に限定されず、N−アシルノイラミン
酸アルドラーゼ遺伝子を切断しない限り例えば物理的に
剪断力を加えて切断する方法によることもできる。制限
エンドヌクレアーゼを用いて染色体DNAを切断する方
法の実施に当り、完全切断を起こす反応条件を採用する
場合には、目的とするN−アシルノイラミン酸アルドラ
ーゼ遺伝子に切断部位を持たない各種の制限エンドヌク
レアーゼを用いることができ、また部分的にしか切断を
起こさない反応条件を採用する場合には、全ての種類の
制限エンドヌクレアーゼを用いることができる。特にベ
クターとの連結の容易さから該制限エンドヌクレアーゼ
としては、用いられるベクターに唯一の切断部位を有す
るものが好ましい。
かくして切断された染色体DNA断片を挿入結合される
ベクターDNAとしては、通常用いられる各種のものを
いずれも利用することができ、特にエシェリヒア・コリ
ー系ベクターが好適である。
ベクターDNAとしては、通常用いられる各種のものを
いずれも利用することができ、特にエシェリヒア・コリ
ー系ベクターが好適である。
上記ベクターの例としては、例えばCo1E1の系統、
I)SC101の系統、I)BR322の系統、p A
CYCl 77の系統、E)CR1の系統、R6にの系
統、ラムダファージの系統等を例示できる。
I)SC101の系統、I)BR322の系統、p A
CYCl 77の系統、E)CR1の系統、R6にの系
統、ラムダファージの系統等を例示できる。
上記染色体DNAとベクターDNAとの結合は、一般的
に行なわれている方法、例えば供与染色体とベクターと
を同一の制限エンドヌクレアーゼで切断し、しかる後に
之等をDNAリガーゼを用いて結合させる方法により行
なわれるが、この方法に限定されることなく、他の如何
なる方法によってもよい。かくして本発明組換えプラス
ミド(組換え体DNA分子、即ち供与染色体[)NA断
片とベクターとの結合体)を得る。
に行なわれている方法、例えば供与染色体とベクターと
を同一の制限エンドヌクレアーゼで切断し、しかる後に
之等をDNAリガーゼを用いて結合させる方法により行
なわれるが、この方法に限定されることなく、他の如何
なる方法によってもよい。かくして本発明組換えプラス
ミド(組換え体DNA分子、即ち供与染色体[)NA断
片とベクターとの結合体)を得る。
本発明は、また上記プラスミドを導入して形質転換させ
た微生物をも提供するものである。本発明組換えプラス
ミドを導入して形質転換される宿主としての受容菌とし
ては、エシェリヒア属刊菌、特に上記染色体DNA供与
菌又はこれより誘導したN−アシルノイラミン酸アルド
ラーゼ欠損株が使用される。これらの内で特にN−アシ
ルノイラミン酸アルドラーゼ欠損株は、本発明プラスミ
ドを保有する形質転換株の選択の際に好適である。
た微生物をも提供するものである。本発明組換えプラス
ミドを導入して形質転換される宿主としての受容菌とし
ては、エシェリヒア属刊菌、特に上記染色体DNA供与
菌又はこれより誘導したN−アシルノイラミン酸アルド
ラーゼ欠損株が使用される。これらの内で特にN−アシ
ルノイラミン酸アルドラーゼ欠損株は、本発明プラスミ
ドを保有する形質転換株の選択の際に好適である。
宿土菌としてのエシェリヒア属細菌に本発明プラスミド
を導入して形質転換を行なわせる方法は、公知の方法、
例えば代表的にはコンピテント細胞を用いる形質転換法
(Mol、 Gen、Genet、 。
を導入して形質転換を行なわせる方法は、公知の方法、
例えば代表的にはコンピテント細胞を用いる形質転換法
(Mol、 Gen、Genet、 。
167.251 (1979))等に従うことができる
。本発明では特にこの方法に限定されることな(他の公
知の8秤の方法をいずれも採用することができる。
。本発明では特にこの方法に限定されることな(他の公
知の8秤の方法をいずれも採用することができる。
上記方法により得られる形質転換株から目的とするN−
アシルノイラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む供与染色
体DNA供与菌片を保有し、該酵素をシアル口等の誘導
物質の不存在下に生産する能力を有する微生物の選択分
離は、何ら特殊な方法を採用することなく、所望の染色
体上の遺伝形質もしくはベクターの持つ形質又はこれら
の両者を合せ持つ菌のクローンを運択的に生育させ得る
培地を利用して容易に実施できる。
アシルノイラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む供与染色
体DNA供与菌片を保有し、該酵素をシアル口等の誘導
物質の不存在下に生産する能力を有する微生物の選択分
離は、何ら特殊な方法を採用することなく、所望の染色
体上の遺伝形質もしくはベクターの持つ形質又はこれら
の両者を合せ持つ菌のクローンを運択的に生育させ得る
培地を利用して容易に実施できる。
かくして抗生物質耐性を有し、シアル酸最小培地に生育
し、シアル酸などの誘導物質の無添加培地で著量のN−
アシルノイラミン酸アルドラーゼ生産能を有する目的と
する形質転換株を収得できる。
し、シアル酸などの誘導物質の無添加培地で著量のN−
アシルノイラミン酸アルドラーゼ生産能を有する目的と
する形質転換株を収得できる。
従来かかる顕著に向上された酵素生産能を有するエシェ
リヒア属細菌は全く知られておらず、勿論公知のエシェ
リヒア属細菌が遺伝子組換え法によりかかる酵素生産能
を発現させ得るという事実、更にシアル酸無添加培地で
著量のN−アシルノイラミン酸アルドラーゼ生産能を有
する形質転換株を育種するという事実も知られていない
。
リヒア属細菌は全く知られておらず、勿論公知のエシェ
リヒア属細菌が遺伝子組換え法によりかかる酵素生産能
を発現させ得るという事実、更にシアル酸無添加培地で
著量のN−アシルノイラミン酸アルドラーゼ生産能を有
する形質転換株を育種するという事実も知られていない
。
本発明は、上記のごとくして得られる形質転換株を培養
してN−アシルノイラミン酸アルドラーゼを採取する方
法をも提供するものである。
してN−アシルノイラミン酸アルドラーゼを採取する方
法をも提供するものである。
上記形質転換株の培養のための培地としては炭素源、窒
素源、無機化合物その他の栄養素を含み、細菌の培養に
一般に用いられている合成培地、半合成培地或いは天然
培地のいずれをも使用することができる。上記各培地に
利用される炭素源としては、例えばブドウ糖、果糖、転
化糖、澱粉糖化液、ソルビトール、グリセロール等の糖
質液、ビルビン口、リンゴ酸、コハク酸等の有機酸類等
を例示できる。窒素源としては、例えば硫酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、リン酸アン
モニウム、水酸化アンモニウム、酒石酸アンモニウム、
酢酸アンモニウム、尿素等を例示できる。炭素源として
も窒素源としても利用できるものとしては、倒えばペプ
トン、肉エキス、コーンステイープリカー等を例示でき
る。無機化合物としては、例えばリン酸−カリウム、リ
ン酸二カリウム、リン酸−ナトリウム、リン酸二ナトリ
ウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリ
ウム、塩化ナトリウム、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硫酸
第二鉄、塩化第二鉄、硫酸マンガン、塩化マンガン等を
例示できる。その他の栄養素としては、例えば酊母エキ
ス、ビタミン等を例示できる。
素源、無機化合物その他の栄養素を含み、細菌の培養に
一般に用いられている合成培地、半合成培地或いは天然
培地のいずれをも使用することができる。上記各培地に
利用される炭素源としては、例えばブドウ糖、果糖、転
化糖、澱粉糖化液、ソルビトール、グリセロール等の糖
質液、ビルビン口、リンゴ酸、コハク酸等の有機酸類等
を例示できる。窒素源としては、例えば硫酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、リン酸アン
モニウム、水酸化アンモニウム、酒石酸アンモニウム、
酢酸アンモニウム、尿素等を例示できる。炭素源として
も窒素源としても利用できるものとしては、倒えばペプ
トン、肉エキス、コーンステイープリカー等を例示でき
る。無機化合物としては、例えばリン酸−カリウム、リ
ン酸二カリウム、リン酸−ナトリウム、リン酸二ナトリ
ウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリ
ウム、塩化ナトリウム、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硫酸
第二鉄、塩化第二鉄、硫酸マンガン、塩化マンガン等を
例示できる。その他の栄養素としては、例えば酊母エキ
ス、ビタミン等を例示できる。
培養は、液体培地又は固体培地のいずれでも行なうこと
ができるが、通常液体培地の方が有利であって、特に振
盪培養又は通気撹拌培養を行なうのが量産上有利である
。培養温度は20〜45℃、好ましくは28〜37℃と
するのが好適である。
ができるが、通常液体培地の方が有利であって、特に振
盪培養又は通気撹拌培養を行なうのが量産上有利である
。培養温度は20〜45℃、好ましくは28〜37℃と
するのが好適である。
培養中は適当な中和剤を用いてE)Hを6〜9に調整す
るのが好ましい。上記培養を通常10〜50時間行なう
ことにより、目的とするN−アシルノイラミン酸アルド
ラーゼの活性は最高に達する。
るのが好ましい。上記培養を通常10〜50時間行なう
ことにより、目的とするN−アシルノイラミン酸アルド
ラーゼの活性は最高に達する。
本酵素は一般に菌体内酵素であるので、培養物からの本
酵素の採取、精製に当っては、上記培養液から遠心分離
等の方法で菌体を集め、得られた菌体を超音波処理、ガ
ラスピーズを用いる磨砕処理、或いはフレンチプレス処
理等によって破砕し、酵素を抽出するのが好ましい。抽
出液はこれを硫安塩析法、イオン交換クロマトグラフィ
ー、ゲル濾過法等の常法により処理して精製N−アシル
ノイラミン酸アルドラーゼとすることができる。
酵素の採取、精製に当っては、上記培養液から遠心分離
等の方法で菌体を集め、得られた菌体を超音波処理、ガ
ラスピーズを用いる磨砕処理、或いはフレンチプレス処
理等によって破砕し、酵素を抽出するのが好ましい。抽
出液はこれを硫安塩析法、イオン交換クロマトグラフィ
ー、ゲル濾過法等の常法により処理して精製N−アシル
ノイラミン酸アルドラーゼとすることができる。
哀−」L」1
以下、実施例を挙げ本発明を更に詳しく説明する。
実施例1
(1) N−アシルノイラミン酸アルドラーゼ生産株E
、coli K12C600株からの染色体DNAの
調製 下記組成のし培地1Q中でエシェリヒア・コリー (E
、coli)K12G600株を37℃で約3時間振盪
培養し、対数増殖期の菌体を集めた。
、coli K12C600株からの染色体DNAの
調製 下記組成のし培地1Q中でエシェリヒア・コリー (E
、coli)K12G600株を37℃で約3時間振盪
培養し、対数増殖期の菌体を集めた。
くL培地組成〉
ペプトン l/dQ
醪母エキス 0.5(II /d Qグルコース
0.1/dQ NaCQ O,5111/d(2゛pH7,
2に調整 上記菌体につきフェノール法によるDNA抽出操作を行
なって、最終3.8maの染色体DNAを抽出精製した
。
0.1/dQ NaCQ O,5111/d(2゛pH7,
2に調整 上記菌体につきフェノール法によるDNA抽出操作を行
なって、最終3.8maの染色体DNAを抽出精製した
。
(2) ベクターDNAの調製と制限酵素による切断
ベクターとしてのプラスミドpBR322のDNAを以
下の通り調製した。即ち、まずpBR322をプラスミ
ドとして保有するエシェリヒア・コリーに12株の一種
を下記組成のGPM培地に接種し、37℃で対数期中期
まで培養した後、最終濃度100μg/鶴のクロラムフ
ェニコールを添加し、更に一夜培養した。
下の通り調製した。即ち、まずpBR322をプラスミ
ドとして保有するエシェリヒア・コリーに12株の一種
を下記組成のGPM培地に接種し、37℃で対数期中期
まで培養した後、最終濃度100μg/鶴のクロラムフ
ェニコールを添加し、更に一夜培養した。
<GPM組成〉
グルコース 10g
ペプトン j(I
NHAC91g
Naa HPOa ・12H2015,20に82 P
Oム 3gNa CQ
3111Na2Sot
0.115(1MgC+22 ・6H200,083!
II酵母エキス 1g 脱塩水 全体を1Qとする量上記操作に
より、細胞内にプラスミドDNAを多量に生産させた。
Oム 3gNa CQ
3111Na2Sot
0.115(1MgC+22 ・6H200,083!
II酵母エキス 1g 脱塩水 全体を1Qとする量上記操作に
より、細胞内にプラスミドDNAを多量に生産させた。
クロラムフェニコール添加の16時間目に菌体を集め、
リゾチーム・SO3処理して溶菌させ、30000xg
、1時間の超遠心により上清を得た。これよりプラス
ミドDNAを溌縮し、セシウムクロライドーエチジウム
ブムロマイド平衡密度勾配遠心法によって最終700μ
Qのp BR322のプラスミドDNAを分画採取した
。
リゾチーム・SO3処理して溶菌させ、30000xg
、1時間の超遠心により上清を得た。これよりプラス
ミドDNAを溌縮し、セシウムクロライドーエチジウム
ブムロマイド平衡密度勾配遠心法によって最終700μ
Qのp BR322のプラスミドDNAを分画採取した
。
(3) 染色体DNA溶液0片のベクターへの導入上記
(1)で得た染色体DNA10μgを取り、制限エンド
ヌクレアーゼHindnlを37℃で30分間、60分
間又は120分間それぞれ反応させ、DNAの部分的切
断を行なった。
(1)で得た染色体DNA10μgを取り、制限エンド
ヌクレアーゼHindnlを37℃で30分間、60分
間又は120分間それぞれ反応させ、DNAの部分的切
断を行なった。
予め65℃で10分間熱処理し、制限エンドヌクレアー
ゼ1(indl[を用いて完全に切断後、アルカリフォ
スファターゼで処理してE)BR322のDNA断片を
調製した。
ゼ1(indl[を用いて完全に切断後、アルカリフォ
スファターゼで処理してE)BR322のDNA断片を
調製した。
上記染色体DNA断片とDBR322のDNA断片5μ
gとを混合し、ATP及びジチオスレイトールの存在下
に、T4ファージ由来のDNAリガーゼを用いて、10
℃で16時間を要してDNAtlの連結反応を行なった
。65℃で10分間の熱処理後、反応波に2倍容のエタ
ノールを加えて連結反応終了後のDNAを沈澱させ、採
取した。
gとを混合し、ATP及びジチオスレイトールの存在下
に、T4ファージ由来のDNAリガーゼを用いて、10
℃で16時間を要してDNAtlの連結反応を行なった
。65℃で10分間の熱処理後、反応波に2倍容のエタ
ノールを加えて連結反応終了後のDNAを沈澱させ、採
取した。
(4) 組換えプラスミドDNAによる形質転換エシェ
リヒア・コリーKl 2C600株から、ニトロソグア
ニジン変異処理によって誘導したN−アシルノイラミン
酸アルドラーゼ欠損株を、L培地10戒にて対数則殖中
期まで生育させた後、塩化カルシウム501Mを含むト
リス緩衝液(50i M、p H7,0)で2回洗浄す
ることにより、コンピテントな(DNA取り込み能を有
する)ll[l胞を調製した。このコンピテント1If
11懸濁液0.4戒に上記(3)で得たDNA溶液0.
1四を加えて、0℃で30分間保持した後、直ちに42
℃、2分間の熱パルスを与え、DNAを細胞内に取込ま
せた。
リヒア・コリーKl 2C600株から、ニトロソグア
ニジン変異処理によって誘導したN−アシルノイラミン
酸アルドラーゼ欠損株を、L培地10戒にて対数則殖中
期まで生育させた後、塩化カルシウム501Mを含むト
リス緩衝液(50i M、p H7,0)で2回洗浄す
ることにより、コンピテントな(DNA取り込み能を有
する)ll[l胞を調製した。このコンピテント1If
11懸濁液0.4戒に上記(3)で得たDNA溶液0.
1四を加えて、0℃で30分間保持した後、直ちに42
℃、2分間の熱パルスを与え、DNAを細胞内に取込ま
せた。
次にこのm胞懸濁液をし培地に接種し、37℃で2時間
静置培養を行なって形質転換反応を完了させた後、集菌
し、洗浄し、再懸濁液を最小培地プレートに塗抹し、3
7℃で2日間培養した。
静置培養を行なって形質転換反応を完了させた後、集菌
し、洗浄し、再懸濁液を最小培地プレートに塗抹し、3
7℃で2日間培養した。
尚上記最小培地プレートは、シアル酸の2g、(NH4
)2 Sotの1 g、K28 P OLの7g、KH
2PO4の20 、M(II S Ot・7H20の0
.1g、ロイシンの20111g、スレオニンノ20m
g及びチアミンの1maを19の純水に溶解し、DHを
7.0に調整したものに寒天20oを加えて殺菌した固
形培地にアンピシリンを10μg/脱となるように加え
ることにより調製したものである。
)2 Sotの1 g、K28 P OLの7g、KH
2PO4の20 、M(II S Ot・7H20の0
.1g、ロイシンの20111g、スレオニンノ20m
g及びチアミンの1maを19の純水に溶解し、DHを
7.0に調整したものに寒天20oを加えて殺菌した固
形培地にアンピシリンを10μg/脱となるように加え
ることにより調製したものである。
上記により生じたコロニーを釣菌し、アンピシリン耐性
と菌体内のN−アシルノイラミン酸アルドラーゼ活性と
を検討し、形質転換株RC−H1/l)MK2(約14
.2kb)を収得した。
と菌体内のN−アシルノイラミン酸アルドラーゼ活性と
を検討し、形質転換株RC−H1/l)MK2(約14
.2kb)を収得した。
(5) N−アシルノイラミン酸アルドラーゼの遺伝情
報を担うプラスミドのセルフクローニング 上記(4)で得た形質転換株をし培地100鶴中で培養
し、上記(2)と同様にしてクロラムフェニコール処理
を行なった。菌体を集菌、洗浄後、ビルンボイム及びド
リー(B irnboim and Doly )の方
法(Nucleic Ac1ds Re5earc
h 、 7゜1C’tlQ、1区つつ /1n7nS
)+−1−1n kl−アシルノイラミン酸アルドラ
ーゼの遺伝情報を担う組換えプラスミド(以下rl)M
K2Jと称する)を含む液を調製した。
報を担うプラスミドのセルフクローニング 上記(4)で得た形質転換株をし培地100鶴中で培養
し、上記(2)と同様にしてクロラムフェニコール処理
を行なった。菌体を集菌、洗浄後、ビルンボイム及びド
リー(B irnboim and Doly )の方
法(Nucleic Ac1ds Re5earc
h 、 7゜1C’tlQ、1区つつ /1n7nS
)+−1−1n kl−アシルノイラミン酸アルドラ
ーゼの遺伝情報を担う組換えプラスミド(以下rl)M
K2Jと称する)を含む液を調製した。
この溶液をアガロースゲル電気泳動(アガロース0.7
%、90■)にかけ、I)MK2のバンドを紫外線照射
下で切り出し、これを透析チューブに入れ、再度電気泳
動を行ない、ゲルよりDNAを抽出した。エチジウムブ
ロマイドの除去を行なった後、2倍容のエタノールを加
えて沈澱させ、得られたI)MK2の90μgを51M
トリス塩酸!!衝液(pH7,5)に溶解した。
%、90■)にかけ、I)MK2のバンドを紫外線照射
下で切り出し、これを透析チューブに入れ、再度電気泳
動を行ない、ゲルよりDNAを抽出した。エチジウムブ
ロマイドの除去を行なった後、2倍容のエタノールを加
えて沈澱させ、得られたI)MK2の90μgを51M
トリス塩酸!!衝液(pH7,5)に溶解した。
次いで上記(4)と同様にして、エシェリヒア・コリー
に120600株にDNA取り込み能を持たせた後、上
記pMK2を取り込ませた。かくして得られる菌株をア
ンピシリン10μg/IIQを含む最小培地プレートに
培養し、生じてくるコロニーを分離し、アンピシリン耐
性と菌体内のN−アシルノイラミン酸アルドラーゼ活性
を検討して、形質転換株RC−に1 ′2C600/p
MK2を収得した。
に120600株にDNA取り込み能を持たせた後、上
記pMK2を取り込ませた。かくして得られる菌株をア
ンピシリン10μg/IIQを含む最小培地プレートに
培養し、生じてくるコロニーを分離し、アンピシリン耐
性と菌体内のN−アシルノイラミン酸アルドラーゼ活性
を検討して、形質転換株RC−に1 ′2C600/p
MK2を収得した。
(6) N−アシルノイラミン酸アルドラーゼ遺伝子の
サブクローニング 上記(5)で得た形質転換株から、該(5)と同様の方
法によりプラスミドpMK2の10μgを取り、これに
2種の制限エンドヌクレアーゼEOORI及び)(in
dl[を同時に作用させて37℃で1R間部分的に切断
反応を行なった。
サブクローニング 上記(5)で得た形質転換株から、該(5)と同様の方
法によりプラスミドpMK2の10μgを取り、これに
2種の制限エンドヌクレアーゼEOORI及び)(in
dl[を同時に作用させて37℃で1R間部分的に切断
反応を行なった。
予め65℃で10分間熱処理し、制限エンドヌクレアー
ゼEC0RI及びHindl[[を同時に用いて完全に
切断後、アルカリフォスファターゼで処理してp BR
322のDNAllli片を調製した。
ゼEC0RI及びHindl[[を同時に用いて完全に
切断後、アルカリフォスファターゼで処理してp BR
322のDNAllli片を調製した。
上記1)MK2のDNAI!7i片とpBR322のD
NA断片5μQとを混合し、ATP及びジチオスレイト
ールの存在下に、T4ファージ由来のDNAリガーゼを
用いて、10℃で16時間を要して0NAt!iの連結
反応を行なってMliIAえプラスミドを調製した。
NA断片5μQとを混合し、ATP及びジチオスレイト
ールの存在下に、T4ファージ由来のDNAリガーゼを
用いて、10℃で16時間を要して0NAt!iの連結
反応を行なってMliIAえプラスミドを調製した。
次いで上記(4)と同様にしてエシェリヒア・コリーに
120600株にDNA取り込み能を持たせた後、上記
で:111した組換えプラスミドを取り込ませた。
120600株にDNA取り込み能を持たせた後、上記
で:111した組換えプラスミドを取り込ませた。
かくして得られる菌体をアンピシリン10μg/−を含
む最小培地プレートに培養し、生じてくるコロニーを分
離し、アンピシリン耐性及び菌体内のN−アシルノイラ
ミン酸アルドラーゼ活性を検討して、形質転換株RC−
に12C600/l)MK6を得た。
む最小培地プレートに培養し、生じてくるコロニーを分
離し、アンピシリン耐性及び菌体内のN−アシルノイラ
ミン酸アルドラーゼ活性を検討して、形質転換株RC−
に12C600/l)MK6を得た。
この形質転換株は二本発明のN−アシルノイラミン酸ア
ルドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込んだ組
換えプラスミドを保有するものであり、該プラスミドを
以下rp MK6Jと称する。
ルドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込んだ組
換えプラスミドを保有するものであり、該プラスミドを
以下rp MK6Jと称する。
p MK6の制限酵素切断地図は第1図に示す通りであ
る。これはp BR322に由来しPStI、PvuI
[,5alI及びBa1HIで各々切断される切断部位
を有するDNA断片と、N−アシルノイラミン酸アルド
ラーゼ生産菌由来の染色体DNA断片とが、EC0RI
及び)lindI[の切断部位で1結されてなり、約5
.5kbの大きさを有するものである。
る。これはp BR322に由来しPStI、PvuI
[,5alI及びBa1HIで各々切断される切断部位
を有するDNA断片と、N−アシルノイラミン酸アルド
ラーゼ生産菌由来の染色体DNA断片とが、EC0RI
及び)lindI[の切断部位で1結されてなり、約5
.5kbの大きさを有するものである。
また上記プラスミドl)MK6を保有する形質転換株は
、工業技術院微生物工業技術研究所にエシェリヒア・コ
リーに12C600/EI MK6なる名称にて寄託さ
れており、その寄託番号は微工研菌寄第7797号であ
る。
、工業技術院微生物工業技術研究所にエシェリヒア・コ
リーに12C600/EI MK6なる名称にて寄託さ
れており、その寄託番号は微工研菌寄第7797号であ
る。
(6) 本発明形質転換°株によるN−アシルノイラミ
ン酸アルドラーゼの生産 上記(5)で得た形質転換株につき、DNA供与菌であ
るエシェリヒア・コリーKl 20600株と対比して
、それらのシアル酸添加培地及びシアル散無添加培地(
@母エキス培地)の各々におけるN−アシルノイラミン
酸アルドラーゼ生産性を検討した。
ン酸アルドラーゼの生産 上記(5)で得た形質転換株につき、DNA供与菌であ
るエシェリヒア・コリーKl 20600株と対比して
、それらのシアル酸添加培地及びシアル散無添加培地(
@母エキス培地)の各々におけるN−アシルノイラミン
酸アルドラーゼ生産性を検討した。
各微生物の培養培地としては、以下の組成の培地をそれ
ぞれ利用した。
ぞれ利用した。
くシアル酸添加培地組成〉
シアル酸 5g
(NHa )28ot IQ
K2HPOA 7Q
K82 PO42g
入As 〇 八 −7目 八 八
16酵母エキス 0.5a 純水 全体を1Qとする最(p H6,0)く酵母エ
キス培地組成〉 酵母エキス 2Cl コハク酸 10り 純水 全体を19とする量(p H6,0)上記各培
地に各微生物を接種し、30”Cで24時間振盪培養を
行なった。その後、培i液から遠心分離法により菌体を
集め、25n+Mリンmm1i液(p H7,5>10
0IIQに懸濁させて超音波処理を行ないm胞を破砕し
、菌体内の酵素を抽出し、遠心分離により沈渣と上澄と
を分離した後、抽出液(上澄)として粗醪素液を得た。
16酵母エキス 0.5a 純水 全体を1Qとする最(p H6,0)く酵母エ
キス培地組成〉 酵母エキス 2Cl コハク酸 10り 純水 全体を19とする量(p H6,0)上記各培
地に各微生物を接種し、30”Cで24時間振盪培養を
行なった。その後、培i液から遠心分離法により菌体を
集め、25n+Mリンmm1i液(p H7,5>10
0IIQに懸濁させて超音波処理を行ないm胞を破砕し
、菌体内の酵素を抽出し、遠心分離により沈渣と上澄と
を分離した後、抽出液(上澄)として粗醪素液を得た。
得られた酵素液の活性を、バーネットらの方法(J、
E、 G、 Barnett、 D、 L、 Cori
na 。
E、 G、 Barnett、 D、 L、 Cori
na 。
and Q、Ra5ool 、 3iochemica
l’ Journal。
l’ Journal。
125.275 (1971))に従い測定した。
N−アシルノイラミン俄アルドラーゼ活性は、上記方法
により測定されるものであり、その酵素沃椅の1■位と
け E大泪附17℃L−木いT1→問に1マイクロモル
のN−アセチルノイラミン酸を分解する活性をいう。
により測定されるものであり、その酵素沃椅の1■位と
け E大泪附17℃L−木いT1→問に1マイクロモル
のN−アセチルノイラミン酸を分解する活性をいう。
得られた結果を下記第1表に示す。
第 1 表
上記第1表より、本発明によれば、シアル酸無添加培地
において著量のN−アシルノイラミン酸。
において著量のN−アシルノイラミン酸。
アルドラーゼを収得できることが明らかである。
なお、上記粗酵素液は、これを常法に従い硫安で塩析し
、遠心分離し、透析後、凍結乾燥することにより粗酵素
粉末とすることができる。また該酵素粉末は、これをイ
オン交換クロマトグラフィ、ゲル濾過等の手段により1
!製して更に純化された酵素標品とすることができる。
、遠心分離し、透析後、凍結乾燥することにより粗酵素
粉末とすることができる。また該酵素粉末は、これをイ
オン交換クロマトグラフィ、ゲル濾過等の手段により1
!製して更に純化された酵素標品とすることができる。
第1図は、本発明組換えプラスミドI)MK6の制限酵
素切断地図を示す。 (以 上) 第1図 O二 田 二==コ; pBR322@芹 ■■■■;兎色体DNA断キ 手続補正書(自制 昭和59年10月19日 特許庁長官 志賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年 特 許 願第181250 号3、補正
をする者 事件との関係 持ff出願人 丸金音油株式会社 4、代理人 大阪市東区平野町2のIO沢の鶴ビル電話06−203
−0941C代)6、補正により増加する発明の数 補 正 の 内 容 (1) 明細書第15頁第1〜2行に「エチジウムラ
ム0マイト」とあるt−rエチジウムプロマイト」と訂
正する。 (2) !!Iノ細書第15頁第9〜10行及び第1
9頁第7〜8行に「を行なった。・・・・・処理し、」
とあるを夫々法の通り訂正する。 「全行なった後、65°Cで10分間熱処理して反応を
停止させた。他方ベクター、BR322につき」 (以 上) 受託番号変更届 1 事件の表示 昭和59年特許願第181250号 2 発明の名称 N−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法3 手続
をした者 事件との関係 特許出願人 丸金醤油株式会社 4代理人 大阪市東区平野町2の10 沢の鴎ビル通商産業省工業
技術院微生物工業技術研究所6 旧受託番号 微工研菌寄第7797号 7 新寄託様関の名称
素切断地図を示す。 (以 上) 第1図 O二 田 二==コ; pBR322@芹 ■■■■;兎色体DNA断キ 手続補正書(自制 昭和59年10月19日 特許庁長官 志賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年 特 許 願第181250 号3、補正
をする者 事件との関係 持ff出願人 丸金音油株式会社 4、代理人 大阪市東区平野町2のIO沢の鶴ビル電話06−203
−0941C代)6、補正により増加する発明の数 補 正 の 内 容 (1) 明細書第15頁第1〜2行に「エチジウムラ
ム0マイト」とあるt−rエチジウムプロマイト」と訂
正する。 (2) !!Iノ細書第15頁第9〜10行及び第1
9頁第7〜8行に「を行なった。・・・・・処理し、」
とあるを夫々法の通り訂正する。 「全行なった後、65°Cで10分間熱処理して反応を
停止させた。他方ベクター、BR322につき」 (以 上) 受託番号変更届 1 事件の表示 昭和59年特許願第181250号 2 発明の名称 N−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法3 手続
をした者 事件との関係 特許出願人 丸金醤油株式会社 4代理人 大阪市東区平野町2の10 沢の鴎ビル通商産業省工業
技術院微生物工業技術研究所6 旧受託番号 微工研菌寄第7797号 7 新寄託様関の名称
Claims (3)
- (1)エシエリヒア属に属するN−アシルノイラミン酸
アルドラーゼ生産菌由来のN−アシルノイラミン酸アル
ドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込んだこと
を特徴とする大腸菌にて複製できる組換えプラスミド。 - (2)エシエリヒア属に属するN−アシルノイラミン酸
アルドラーゼ生産菌由来のN−アシルノイラミン酸アル
ドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込んでなる
組換えプラスミドを、上記N−アシルノイラミン酸アル
ドラーゼ生産菌又はエシエリヒア属に属するN−アシル
ノイラミン酸アルドラーゼ欠損株に導入したことを特徴
とする形質転換微生物。 - (3)エシエリヒア属に属するN−アシルノイラミン酸
アルドラーゼ生産菌由来のN−アシルノイラミン酸アル
ドラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込んでなる
組換えプラスミドを、上記N−アシルノイラミン酸アル
ドラーゼ生産菌又はエシエリヒア属に属するN−アシル
ノイラミン酸アルドラーゼ欠損株に導入して得られる形
質転換株を、培養して培養物からN−アシルノイラミン
酸アルドラーゼを採取することを特徴とするN−アシル
ノイラミン酸アルドラーゼの製造法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59181250A JPS6181786A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | N―アシルノイラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む組換えプラスミド及び形質転換微生物 |
DE19853530935 DE3530935A1 (de) | 1984-08-30 | 1985-08-29 | Rekombinantes plasmid, transformante und verfahren zur herstellung von n-acylneuraminat-aldolase |
JP5018292A JP2587764B2 (ja) | 1984-08-30 | 1993-02-05 | N−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59181250A JPS6181786A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | N―アシルノイラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む組換えプラスミド及び形質転換微生物 |
JP5018292A JP2587764B2 (ja) | 1984-08-30 | 1993-02-05 | N−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5018292A Division JP2587764B2 (ja) | 1984-08-30 | 1993-02-05 | N−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6181786A true JPS6181786A (ja) | 1986-04-25 |
JPH0559705B2 JPH0559705B2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=26354948
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59181250A Granted JPS6181786A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | N―アシルノイラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む組換えプラスミド及び形質転換微生物 |
JP5018292A Expired - Lifetime JP2587764B2 (ja) | 1984-08-30 | 1993-02-05 | N−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5018292A Expired - Lifetime JP2587764B2 (ja) | 1984-08-30 | 1993-02-05 | N−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS6181786A (ja) |
DE (1) | DE3530935A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62277A (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-06 | Rikagaku Kenkyusho | 新規プラスミド及びそれにより形質転換された新規微生物及びそれを用いた有用生理活性物質の製造法 |
JPS62278982A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-03 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | N−アセチルノイラミン酸リア−ゼの製造法 |
JPS62282586A (ja) * | 1986-06-02 | 1987-12-08 | Nippon Kayaku Co Ltd | 組換え遺伝子産物の製法及び培地 |
JPS63209589A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-08-31 | Toyobo Co Ltd | Nal(n―アシルノイラミン酸アルドラーゼ)の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4753904B2 (ja) | 2007-03-15 | 2011-08-24 | シャープ株式会社 | 発光装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5654153A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-14 | Fujitsu Ltd | Information system of failure congestion |
JPS611384A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-07 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | N−アセチルノイラミン酸リア−ゼの製法 |
-
1984
- 1984-08-30 JP JP59181250A patent/JPS6181786A/ja active Granted
-
1985
- 1985-08-29 DE DE19853530935 patent/DE3530935A1/de active Granted
-
1993
- 1993-02-05 JP JP5018292A patent/JP2587764B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5654153A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-14 | Fujitsu Ltd | Information system of failure congestion |
JPS611384A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-07 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | N−アセチルノイラミン酸リア−ゼの製法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS62278982A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-03 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | N−アセチルノイラミン酸リア−ゼの製造法 |
JPS62282586A (ja) * | 1986-06-02 | 1987-12-08 | Nippon Kayaku Co Ltd | 組換え遺伝子産物の製法及び培地 |
JPS63209589A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-08-31 | Toyobo Co Ltd | Nal(n―アシルノイラミン酸アルドラーゼ)の製造方法 |
JPH0665301B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1994-08-24 | 東洋紡績株式会社 | Nal(n―アシルノイラミン酸アルドラーゼ)の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0638751A (ja) | 1994-02-15 |
DE3530935C2 (ja) | 1987-06-11 |
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