JPH06141856A - 環状イヌロオリゴ糖及び環状イヌロオリゴ糖生成酵素の製造方法 - Google Patents
環状イヌロオリゴ糖及び環状イヌロオリゴ糖生成酵素の製造方法Info
- Publication number
- JPH06141856A JPH06141856A JP4296136A JP29613692A JPH06141856A JP H06141856 A JPH06141856 A JP H06141856A JP 4296136 A JP4296136 A JP 4296136A JP 29613692 A JP29613692 A JP 29613692A JP H06141856 A JPH06141856 A JP H06141856A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 イヌリン及び0.01〜1.0%の有機窒素
源を含む培養液中で、環状イヌロオリゴ糖生成酵素(C
FTase)産生能を有する微生物を培養してCFTa
seを製造する。そのCFTaseをイヌリンと反応さ
せて環状イヌロオリゴ糖を製造する。 【効果】 本発明の方法によればCFTaseを効率よ
く生産させることができ、そのCFTaseを用いるこ
とにより環状イヌロオリゴ糖を効率良く経済的に取得す
ることが可能となる。
源を含む培養液中で、環状イヌロオリゴ糖生成酵素(C
FTase)産生能を有する微生物を培養してCFTa
seを製造する。そのCFTaseをイヌリンと反応さ
せて環状イヌロオリゴ糖を製造する。 【効果】 本発明の方法によればCFTaseを効率よ
く生産させることができ、そのCFTaseを用いるこ
とにより環状イヌロオリゴ糖を効率良く経済的に取得す
ることが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環状イヌロオリゴ糖の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする問題点】環状
イヌロオリゴ糖は6個以上のフラクトース分子がβ−
2、1結合した環状オリゴ糖類であり、川村らにより1
989年に単離同定されていた(Carbohydra
te Research,192,83−90,198
9)。環状イヌロオリゴ糖は、サイクロデキストリンと
異なり、水に対する溶解性が非常に高く、新しい包括剤
としての利用や、クラウンエーテル用の作用があること
から今後様々な分野における利用が期待される。環状イ
ヌロオリゴ糖は、バチルス・サーキュランス MZ−N
o.31(微工研菌寄第9943号)(特開平2−25
2701号公報)、バチルス・サーキュランスMCI−
2554(微工研菌寄第11940号)(特開平4−2
37496号公報)の生産する環状イヌロオリゴ糖生成
酵素を用いてイヌリンから環状イヌロオリゴ糖を生産さ
せることが提案されている。しかし、それらの環状イヌ
ロオリゴ糖生産力は工業的に使用するには、いまだ十分
とはいえず、環状イヌロオリゴ糖の製造法については、
まだ経済的に採用することは困難であり、効率的に酵素
を生産させて環状イヌロオリゴ糖を生産させる方法の提
供が要望されていた。
イヌロオリゴ糖は6個以上のフラクトース分子がβ−
2、1結合した環状オリゴ糖類であり、川村らにより1
989年に単離同定されていた(Carbohydra
te Research,192,83−90,198
9)。環状イヌロオリゴ糖は、サイクロデキストリンと
異なり、水に対する溶解性が非常に高く、新しい包括剤
としての利用や、クラウンエーテル用の作用があること
から今後様々な分野における利用が期待される。環状イ
ヌロオリゴ糖は、バチルス・サーキュランス MZ−N
o.31(微工研菌寄第9943号)(特開平2−25
2701号公報)、バチルス・サーキュランスMCI−
2554(微工研菌寄第11940号)(特開平4−2
37496号公報)の生産する環状イヌロオリゴ糖生成
酵素を用いてイヌリンから環状イヌロオリゴ糖を生産さ
せることが提案されている。しかし、それらの環状イヌ
ロオリゴ糖生産力は工業的に使用するには、いまだ十分
とはいえず、環状イヌロオリゴ糖の製造法については、
まだ経済的に採用することは困難であり、効率的に酵素
を生産させて環状イヌロオリゴ糖を生産させる方法の提
供が要望されていた。
【0003】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、イヌリ
ンから環状イヌロオリゴ糖をさらに、効率よく製造する
方法について培養条件に着目して鋭意研究を進めた結
果、環状イヌロオリゴ糖生成酵素(サイクロイヌロオリ
ゴサッカライドフラクタノトランスフェラーゼ=CFT
ase,CFTaseと称することもある)産生能を有
する微生物を特定の割合の窒素源を含む培養液で培養す
ることによりCFTaseを良好に産生させることがで
き、該CFTaseを用いると、環状イヌロオリゴ糖を
さらに効率よく生産させ得ることを見出だし、本発明を
完成するに至った。
ンから環状イヌロオリゴ糖をさらに、効率よく製造する
方法について培養条件に着目して鋭意研究を進めた結
果、環状イヌロオリゴ糖生成酵素(サイクロイヌロオリ
ゴサッカライドフラクタノトランスフェラーゼ=CFT
ase,CFTaseと称することもある)産生能を有
する微生物を特定の割合の窒素源を含む培養液で培養す
ることによりCFTaseを良好に産生させることがで
き、該CFTaseを用いると、環状イヌロオリゴ糖を
さらに効率よく生産させ得ることを見出だし、本発明を
完成するに至った。
【0004】すなわち、本発明の要旨は、イヌリン及び
0.01〜1.0%の有機窒素源を含む培養液中で培養
した環状イヌロオリゴ糖生成酵素産生能を有する微生物
の菌体またはその菌体処理物をイヌリンと反応させるこ
とを特徴とする環状イヌロオリゴ糖の製造方法及び環状
イヌロオリゴ糖生成酵素産生能を有する微生物をイヌリ
ン及び0.01〜1.0%の有機窒素源を含む培養液中
で培養することを特徴とする環状イヌロオリゴ糖生成酵
素の製造方法に存する。
0.01〜1.0%の有機窒素源を含む培養液中で培養
した環状イヌロオリゴ糖生成酵素産生能を有する微生物
の菌体またはその菌体処理物をイヌリンと反応させるこ
とを特徴とする環状イヌロオリゴ糖の製造方法及び環状
イヌロオリゴ糖生成酵素産生能を有する微生物をイヌリ
ン及び0.01〜1.0%の有機窒素源を含む培養液中
で培養することを特徴とする環状イヌロオリゴ糖生成酵
素の製造方法に存する。
【0005】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明で使用するCFTaseは、CFTase産生能を有
する微生物由来の酵素を使用するが、酵素は、精製して
用いても良いし、培養上清をそのまま用いても良い。ま
た固定化して用いても良い。環状イヌロオリゴ糖生成酵
素産生能を有する微生物としては、例えば、バチルス・
サーキュランス MZ−No.31(微工研菌寄第99
43号)、バチルス・サーキュランスMCI−2554
(微工研菌寄第11940号)が挙げられるが、環状イ
ヌロオリゴ糖生成酵素産生能を有する菌であれば上記の
菌以外でも良い。
明で使用するCFTaseは、CFTase産生能を有
する微生物由来の酵素を使用するが、酵素は、精製して
用いても良いし、培養上清をそのまま用いても良い。ま
た固定化して用いても良い。環状イヌロオリゴ糖生成酵
素産生能を有する微生物としては、例えば、バチルス・
サーキュランス MZ−No.31(微工研菌寄第99
43号)、バチルス・サーキュランスMCI−2554
(微工研菌寄第11940号)が挙げられるが、環状イ
ヌロオリゴ糖生成酵素産生能を有する菌であれば上記の
菌以外でも良い。
【0006】本発明で使用する培養液は、キクイモ、ゴ
ボウ、チコリ等のイヌリン含有量の高い植物の抽出液及
び/またはイヌリンを唯一の炭素源として含む。通常、
イヌリン量は培養液中0.1%以上、好ましくは、0.
5〜2%含む。また本発明の培養液は、有機窒素源とし
て、大豆粉、小麦胚芽、コーンスティープリカー、綿実
粕、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、好ましくは、コ
ーンスティープリカーを0.01〜1.0%、特に好ま
しくは0.05〜0.5%含み、有機炭素源と有機窒素
源との比(C/N比)を1〜15とすることが好まし
い。従来、環状イヌロオリゴ糖生成酵素産生能を有する
バチルス・サーキュランスに属する微生物を培養する
際、C/N比は、20程度であったが、上記範囲とする
ことによって、該酵素を培養上清に効率良く産生させる
ことができる。その他、培養液中には、無機窒素源とし
て、硫酸アンモニウム、硝酸ソーダ、尿素、硝酸カリウ
ム、等、その他必要に応じて、ナトリウム、カリウム、
カルシウム、コバルト、塩素、燐酸、硫酸、及びその他
のイオンを生成する無機塩類を添加することは有効であ
る。具体的には、例えば、下記のような組成の培養液が
好適に使用できる。
ボウ、チコリ等のイヌリン含有量の高い植物の抽出液及
び/またはイヌリンを唯一の炭素源として含む。通常、
イヌリン量は培養液中0.1%以上、好ましくは、0.
5〜2%含む。また本発明の培養液は、有機窒素源とし
て、大豆粉、小麦胚芽、コーンスティープリカー、綿実
粕、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、好ましくは、コ
ーンスティープリカーを0.01〜1.0%、特に好ま
しくは0.05〜0.5%含み、有機炭素源と有機窒素
源との比(C/N比)を1〜15とすることが好まし
い。従来、環状イヌロオリゴ糖生成酵素産生能を有する
バチルス・サーキュランスに属する微生物を培養する
際、C/N比は、20程度であったが、上記範囲とする
ことによって、該酵素を培養上清に効率良く産生させる
ことができる。その他、培養液中には、無機窒素源とし
て、硫酸アンモニウム、硝酸ソーダ、尿素、硝酸カリウ
ム、等、その他必要に応じて、ナトリウム、カリウム、
カルシウム、コバルト、塩素、燐酸、硫酸、及びその他
のイオンを生成する無機塩類を添加することは有効であ
る。具体的には、例えば、下記のような組成の培養液が
好適に使用できる。
【0007】
【表1】 培養液1Lあたり イヌリン 10g コーンスティープリカー 5 NaNO3 2 KH2 PO4 0.5 MgSO4 ・7H2 O 0.5 KCl 0.5 FeSO4 ・7H2 O 0.01 (pH7.5) かかる培養液中で、例えば、上記バチルス・サーキュラ
ンスに属する細菌を培養する場合は、培養温度20〜5
0℃で、12〜120時間程度振盪培養を行うのが好適
である。
ンスに属する細菌を培養する場合は、培養温度20〜5
0℃で、12〜120時間程度振盪培養を行うのが好適
である。
【0008】本発明においては、イヌリン或いはキクイ
モ、ゴボウ等のイヌリン含有量の高い植物の抽出物を唯
一の炭素源として含む溶液中で、上記のようにして得ら
れるCFTaseを作用させる。その際、該微生物の菌
体その物を作用させても良いし、また、該微生物から該
酵素を抽出し、それを作用させても良い。酵素を作用さ
せる場合、まず上記の方法により培養をおこなった培養
液を遠心分離により除菌し、得られた濾液に硫安(65
%飽和)を加え塩析を行い、析出した沈殿物を取得し、
少量の水に懸濁させたのち透析を行い、粗酵素液を得
る。この粗酵素液を例えばpH7.0に調整した0.0
1〜0.1Mのリン酸緩衝液中でイヌリンに作用させる
ことによって所望の環状イヌロオリゴ糖が得られる。本
酵素液は、例えばDEAE−Tyopearl M,Q
AE−Toyopearl 650Mカラム(東ソー
製)によるイオン交換クロマトグラフィーにて精製を行
うことにより、電気泳動的に単一のバンドを示す酵素標
品とすることができる。
モ、ゴボウ等のイヌリン含有量の高い植物の抽出物を唯
一の炭素源として含む溶液中で、上記のようにして得ら
れるCFTaseを作用させる。その際、該微生物の菌
体その物を作用させても良いし、また、該微生物から該
酵素を抽出し、それを作用させても良い。酵素を作用さ
せる場合、まず上記の方法により培養をおこなった培養
液を遠心分離により除菌し、得られた濾液に硫安(65
%飽和)を加え塩析を行い、析出した沈殿物を取得し、
少量の水に懸濁させたのち透析を行い、粗酵素液を得
る。この粗酵素液を例えばpH7.0に調整した0.0
1〜0.1Mのリン酸緩衝液中でイヌリンに作用させる
ことによって所望の環状イヌロオリゴ糖が得られる。本
酵素液は、例えばDEAE−Tyopearl M,Q
AE−Toyopearl 650Mカラム(東ソー
製)によるイオン交換クロマトグラフィーにて精製を行
うことにより、電気泳動的に単一のバンドを示す酵素標
品とすることができる。
【0009】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明の方法をさらに
具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り
これらに限定されるものではない。 実施例1 硝酸ナトリウム0.2%、硫酸マグネシウム0.05
%、塩化カリウム0.05%、リン酸1カリウム0.0
5%、塩化第二鉄0.001%を含んだ基本培地にイヌ
リンを表−1に示す量、及び、コーンスティープリカー
を表−1に示す量を加えた培地100mlをpH7.5
に調整して500mlの坂口フラスコに入れ、120℃
20分間蒸気滅菌した。この滅菌した培地にバチルス・
サーキュランスMCI−2554菌を1白金耳接種し、
160rpmで27℃、30時間培養した。培養終了後
遠心分離により菌体を除去し、培養濾液を得た。得られ
た培養濾液を粗酵素液とする。粗酵素液中のCFTas
e活性を測定したところ、1.9U/mlであった。こ
の粗酵素液を用いて環状イヌロオリゴ糖を生産させた。
反応液は、50mMリン酸緩衝液pH7.0、イヌリン
25%および粗酵素液を最終活性として0.8U/ml
含み、全量50mlとした。37℃で10時間反応さ
せ、反応溶液中に蓄積する環状イヌロオリゴ糖を定量し
たところ、12.5gのイヌリンから8.12gの環状
イヌロオリゴ糖が生成した。
具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り
これらに限定されるものではない。 実施例1 硝酸ナトリウム0.2%、硫酸マグネシウム0.05
%、塩化カリウム0.05%、リン酸1カリウム0.0
5%、塩化第二鉄0.001%を含んだ基本培地にイヌ
リンを表−1に示す量、及び、コーンスティープリカー
を表−1に示す量を加えた培地100mlをpH7.5
に調整して500mlの坂口フラスコに入れ、120℃
20分間蒸気滅菌した。この滅菌した培地にバチルス・
サーキュランスMCI−2554菌を1白金耳接種し、
160rpmで27℃、30時間培養した。培養終了後
遠心分離により菌体を除去し、培養濾液を得た。得られ
た培養濾液を粗酵素液とする。粗酵素液中のCFTas
e活性を測定したところ、1.9U/mlであった。こ
の粗酵素液を用いて環状イヌロオリゴ糖を生産させた。
反応液は、50mMリン酸緩衝液pH7.0、イヌリン
25%および粗酵素液を最終活性として0.8U/ml
含み、全量50mlとした。37℃で10時間反応さ
せ、反応溶液中に蓄積する環状イヌロオリゴ糖を定量し
たところ、12.5gのイヌリンから8.12gの環状
イヌロオリゴ糖が生成した。
【0010】実施例2〜11 表−1に示すように、有機炭素源と有機窒素源の組成を
変える以外は、実施例1に示したと同様に行った。結果
を表−1に示す。
変える以外は、実施例1に示したと同様に行った。結果
を表−1に示す。
【0011】
【表2】 表−1 ──────────────────────────────────── イヌリン コーンスティープリカー C/N CFTase活性 (g/L) (g/L) (U/ml) ──────────────────────────────────── 実施例1 10 5 2 1.9 2 10 1 10 1.8 3 10 10 1 1.4 4 5 1 5 1.3 5 5 5 1 1.4 6 20 5 4 1.8 7 20 10 2 1.3 8 5 20 0.25 0.6 9 1 5 0.2 0.9 10 1 10 0.1 0.5 11 1 20 0.05 0.2 ────────────────────────────────────
【0012】
【発明の効果】本発明の製法によれば、環状イヌロオリ
ゴ糖生成酵素を効率良く生産させることができ、該酵素
とイヌリンとを反応させることにより、環状イヌロオリ
ゴ糖を効率良く経済的に取得することが可能となる。
ゴ糖生成酵素を効率良く生産させることができ、該酵素
とイヌリンとを反応させることにより、環状イヌロオリ
ゴ糖を効率良く経済的に取得することが可能となる。
Claims (3)
- 【請求項1】 イヌリン及び0.01〜1.0%の有機
窒素源を含む培養液中で培養した環状イヌロオリゴ糖生
成酵素産生能を有する微生物の菌体またはその菌体処理
物をイヌリンと反応させることを特徴とする環状イヌロ
オリゴ糖の製造方法。 - 【請求項2】 炭素源と窒素源との混合比を1〜15
(炭素源/窒素源)とすることを特徴とする請求項1記
載の環状イヌロオリゴ糖の製造方法。 - 【請求項3】 環状イヌロオリゴ糖生成酵素産生能を有
する微生物をイヌリン及び0.01〜1.0%の有機窒
素源を含む培養液中で培養することを特徴とする環状イ
ヌロオリゴ糖生成酵素の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296136A JPH06141856A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 環状イヌロオリゴ糖及び環状イヌロオリゴ糖生成酵素の製造方法 |
PCT/JP1993/001607 WO1994010295A1 (en) | 1992-11-05 | 1993-11-05 | Processes for producing cyclic inulo-oligosaccharide and for producing enzyme that produces the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296136A JPH06141856A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 環状イヌロオリゴ糖及び環状イヌロオリゴ糖生成酵素の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141856A true JPH06141856A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17829622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4296136A Pending JPH06141856A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 環状イヌロオリゴ糖及び環状イヌロオリゴ糖生成酵素の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06141856A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003077952A1 (en) * | 2002-03-18 | 2003-09-25 | Novartis Ag | Topical composition comprising a cyclofructan, a carrier and a drug |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP4296136A patent/JPH06141856A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003077952A1 (en) * | 2002-03-18 | 2003-09-25 | Novartis Ag | Topical composition comprising a cyclofructan, a carrier and a drug |
JP2005523299A (ja) * | 2002-03-18 | 2005-08-04 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | シクロフルクタン、担体および薬物を含む局所用組成物 |
CN1313155C (zh) * | 2002-03-18 | 2007-05-02 | 诺瓦提斯公司 | 包含环果聚糖、载体和药物的局部用组合物 |
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