JPS6177619A - 珪酸カルシウム水和物 - Google Patents

珪酸カルシウム水和物

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Publication number
JPS6177619A
JPS6177619A JP19857584A JP19857584A JPS6177619A JP S6177619 A JPS6177619 A JP S6177619A JP 19857584 A JP19857584 A JP 19857584A JP 19857584 A JP19857584 A JP 19857584A JP S6177619 A JPS6177619 A JP S6177619A
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JP
Japan
Prior art keywords
calcium silicate
major axis
slurry
hydrate
silicate hydrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP19857584A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Kadota
廉田 勝俊
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は珪酸カルシウム水和物、特に金属や硝子等の表
面に対し良好な付着性を有し、耐熱、断熱被覆体として
有用ノ上iJT 、ifJ、 ’よ、i:ii lll
?カル、/ラム水和てηに係るものである。
仮保護体に対し、耐熱性?付与する要望は種々の分野に
あり、史に例えば飛行物体で代表される様な移動金体な
う仮保護体に対しては、これに加えて出来るだけlIj
?ifであることが特に二子ルギーの面から強く要求さ
れる。
従来、被保護体に対する耐熱性及び断熱性を付与する手
段としてぼ、例えば硝子繊維やボリヴレPンに代表され
る様な有機樹脂発泡体、或は結晶化硝子や各種セラミッ
クスを用いることが行なわれていた。
しかしながら硝子繊維は被保護体にこれを直接付着させ
ることは著しく困難であり、有機樹脂発泡体はこれ自身
、耐熱性特に可燃性を有しているので使用範囲がかなり
限定される欠点がある。又結晶化硝子や各檀セ2ミック
スも仮保護体に対し@接付着させることは著しく困難で
あるのみならず、かなり重量がある他、複雑な形状に沿
って被覆を行なうことは極めて困難である等の欠点を有
している。更に、最近水硝子系のかかる材料も提案され
ているが、耐熱性の付与と付着性のそれとが相反するよ
うな添加組成物となる為、未だ工業的に満足し得るもの
はないのみならず、これも軽量材とは程遠い欠点を有し
ている。
本発明暫は、これら従来品が有する諸欠点を克服し、耐
熱性、断熱性を十分有すると共に、被保護体く対し十分
な付着性を有すると共に、更に軽量である物体を見出す
ことを目的として種々研究、検討した結果、珪酸カルシ
ウムを合成によって成る特定な形状構造にせしめること
により前記目的を尽く達成し得ることを見出し九。
かくして本発明は、殻が三次元的に成長した多数のゾノ
トライト単結晶から成り、最大短径が3〜7μ、長径が
8〜15μを有する長径軸に沿った断面が楕円状の中空
体粒子から成る珪酸カル7ウム水和物を提供するにある
本発明による珪酸カル7ウム水和物は、外観が例えばほ
ぼラグビーボール状で中空体である。そしてかかる中空
体を構成する殻は、三次元的方向にランダムに成長した
ゾノトライトの多数の単結晶の集合体から構成されてい
る。
この様な形状構造は、珪酸カルシウムの製造時に形成さ
れるものであり、かかる製造法についてVi後述する。
本発明による珪酸カル/ラム水和物が有する中空体の外
径は、最大短径(中空体の太さ)は3〜7μであり、長
径は8〜15μであることが必要である。かかる範囲を
逸脱する場合には、被保護体に対する付着性の低下を来
たすと共に、耐熱性及び断熱性が不十分となった沙、軽
量性が損われるので不適当である。
又、本発明による中空体が有する殻の見掛けの厚さは、
はぼ05〜2μ程度である。この様な中空体の嵩密度は
ほぼ01〜0.6程度全有している。かかる中空体の一
例は添付した電子顕微鏡写真(4000倍)である第1
図に示した。
本発明による珪酸力ルンウム水和物の製造方法は、原料
としては珪酸源として一般に珪砂等の石英質vlJ5!
!。
が用いられ、これらは通常平均粒径が10〜50μ程度
の粉体として用いられる。又カルシウム源としては、石
灰や消石灰が通常用いられる。これら珪酸源とカルシウ
ム源との使用割合は、夫々CaOと5102に換算して
モル比で0.8〜1. l (CaO/5i02 )程
度を採用するのが過当である。
又これらは通常水性スラリーとして原料調製される。
かかるスラリー濃度と己では3〜8%程度?採用するの
が適邑である。
そしてかかるスラリーにタンパク質系等の発泡剤を0.
8〜2.5重1に%程度添加混合し、オートクレーブに
導入され加熱下に反応に供せられる。
反応は攪拌下に実施され、先づ40〜5 Q rpmで
10〜30分程斐攪拌し、次いでオートクレーブ外壁か
ら5 Q Hzで0.5〜2Gの強さの振動をかけつつ
70〜i o o rpm程度で20〜40分程度攪拌
し、次いで攪拌を停止し定前記振動だけを15〜30分
程度与え、その間頭初からオートクレーブ中の温度を1
80〜2300迄40〜90分かけて徐々に上昇せしめ
ていく。
この時間ばd斐が低い程長く、温度が高い程短かくてよ
い。
次に180〜230 ’Oの任意の温1(に達したら、
その@質を保持しつつ3〜10分程度内写物が一応完全
に混合するようにゆるく攪拌後、40分〜2時間程度か
けて温[1tl−120〜80゛C程蜜迄敵々に降温し
ていく。そして120〜80゛0の任意の設定温1髪に
達したらその温度を50分〜1.5時間程度保持し、そ
の間静置せしめておく。かくして本発明の珪酸カルシウ
ム水和物を得ることが出来る。尚、前述した機動は一回
に限ることなく、数回繰り返し、その間にゆるい攪拌を
はさむことも出来、こうする方が見掛は粒径の揃ったも
のが得易い傾向にある。
本発明による@酸カル/クム水和物は、前述の8Rを中
空体粒子の単独体の集合体であるが、これを例えば金属
や硝子の表面にスラリーとして流延したり、スプレーや
へヶ塗り等の手段により塗布することが出来、更に所望
によりそれをプレスして脱水することによりやや緻密な
表面を得ることも出来る。かかる塗布物は金種表面から
容易には剥落しない。
又、本発明による珪酸カルシウム水和物は、見掛は上は
粉粒体の様なので複雑な形状体の表面に対しても各易に
塗布することが可能となる。
次に本発明を実弛例にLす1説明す、50100jの攪
拌機付オートクレーブ中に水6511平均粒径20μの
石英粉末2.、oIK9と3OAの水Kr同和した石灰
1.95 K9及びタフバク質系発泡剤55gと?入れ
、攪拌機の速度?初速50 rl)Il+にし、約25
分後に135 rpmにすると同時にオートクレーブ外
壁から5QIlで1,2Gの振動を35分間与え、次い
で攪拌のみ全停止して前記振動だけを25分間与え、8
0分間かけて温度を2000迄昇温し念。次いで200
’0に保持しつつ25 rpmで3分間攪拌し、再び前
記同様の振動全35分間与え、同様に泣拌後65分間か
けて900迄降温し、その後60分開靜装置しめた後、
生成物?取り出した。
得られた生成物は分析の結果珪酸力ルンウムのゾノトラ
イト結晶であり、外径で最長短径が8μ、長径5μのラ
グビーボール状粒子の集合体であり、その倣細桝造は生
成した中空体を半割りにし7t!子顕微鏡写真(第2図
)の如く、殻は三次元に成長したゾノトライト単結晶で
構成され、殻の晃掛は厚さは2μであり几。
又この中空体の嵩密度l″f、 0.2であり、断熱性
能は入二0.05であった。
かかる中空体集合体に20X2Qcm角の板硝子表面に
スラリー譲並4.5%にして流延法により厚さ2■塗布
し、200’Oで1時間乾燥せしめた。又、乾燥後の塗
布面厚さは約J龍であった。その剥離性につき通常塗料
の剥離試験に用いられている粘着テープによる剥離試験
の手段によって調べた処、剥離は全く認められなかつt
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例による中空体が有する粒子構造の
電子kIji微鋭写真

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、殻が三次元的に成長した多数のゾノトライト単結晶
    から成り、最大短径が3〜7μ、長径が8〜15μを有
    する長径軸に沿ったを断面が楕円状の中空体粒子から成
    る珪酸カルシウム水和物。
JP19857584A 1984-09-25 1984-09-25 珪酸カルシウム水和物 Pending JPS6177619A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01122917A (ja) * 1987-11-04 1989-05-16 Onoda Cement Co Ltd 珪酸カルシウムおよびその製造方法
JP2003003012A (ja) * 2001-06-18 2003-01-08 Ube Material Industries Ltd ゾノトライト粉末、及び摩擦材料製造用組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4558982B2 (ja) * 2001-06-18 2010-10-06 宇部マテリアルズ株式会社 ゾノトライト粉末、及び摩擦材料製造用組成物

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