JPS58500284A - 焼結されたガラス状および/または結晶性物質から成る多孔性成形体およびこのような多孔性成形体の製造方法 - Google Patents

焼結されたガラス状および/または結晶性物質から成る多孔性成形体およびこのような多孔性成形体の製造方法

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JPS58500284A
JPS58500284A JP50058182A JP50058182A JPS58500284A JP S58500284 A JPS58500284 A JP S58500284A JP 50058182 A JP50058182 A JP 50058182A JP 50058182 A JP50058182 A JP 50058182A JP S58500284 A JPS58500284 A JP S58500284A
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キ−フエル・ヴエルナ−
スラ・マリア
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シヨツト、グラスヴエルケ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 焼結されたガラス状および/または納 品性物質から成る多孔性成形体および このような多孔性成形体の製造方法 本発明は、l f/−未満の密度と等方性に分布されその90%以上が開孔式れ ている所定寸法の気孔を有する焼結されたガラス状および/または結晶性の物質 から成る多孔性の成形体に関するものである。本発明はtfC1開放気孔と低い 密度とを有する多孔性のガラス、多孔性のガラスセラミックおよび多孔性のセラ ミック焼結’[Jtの製造方法に関するものである。
ガラス状および/または結晶性の物質から成る一連の多孔性の発泡成形体は、既 に公知である。これらの製品の大部分は、断熱の目的で使用きれる。従ってこれ らの製品の多くは、直接的な通気を阻止するために、独立気孔を有している。例 えばフィルタプレートのような他の製品は、なるほど開放空隙を有してはいるが 、上述の如き低い密度と予め正確に定められた寸法の気孔とを有しておらず、一 定の気孔寸法分布を有している。また、開放通路を有する浸出加工されたガラス も公知であるが、このガラスもやはり比較的高い密度を有する。
同様に、多孔性物質を製造するための一連の方法が既に公知となっている。この 種の一群の方法は、例えば発泡ガラスおよび発泡ガラスセラミンクのような発泡 体の製法に関する。この方法においては、発泡プロセスに際して気孔が大抵の場 合高温で生ぜしめられる。この場合利用する方法にもよるが、大概は程度の差こ そあれ気孔の大部分が閉じられている(独立気孔)。
別のグループに属する方法としては、種々異なる寸法の開放気孔を有するフィル タプレートの製法が挙げられる。この方法の場合には、種々異なる程度のガラス 又は七ラドツク粉末を焼結することにより、それぞれ異なった寸法の気孔が得ら れる。しかし、この場合も、著しく低い密度は得られない。
さらに、凝離されたガラスの浸出加工によっても多孔性のガラスを得ることが出 来るが、この場合も代替可能な費用で低い密度を得ることは出来ない。
ところで、特定の製品については、多孔性物質の気孔が開放これていること、つ まりこれらの気孔が大気と接していると共に、気孔相互間も接続状態にあること 、並びに多孔性物質の密度が僅かであることを必要とする。
例えば、宇宙空間で用いる反射鏡の支持体の場合には、開放気孔と出来るだけ小 さな密度、例えば有利には0.3f / cril以下の密度とを有する多孔性 のガラスセラζツクが必要とされる。烙らに、この多孔性ガラスセラミックは、 出来るだけ低い熱膨張率、有利にはゼロの熱膨張率と、ガラスセラεツク全体に 亘る完全に均等な気孔分布と、充分な機械的強度とを有していなければならない 〇この開放気孔性が必要である理由は、気孔が閉じていてこれに空気が封入され ていると、真空中で長は変化を生起せしめかねないという点にある。
従って、本発明の目的は、密度がl 9 / crA未満(<IV/−)であり 、90パーセントを超え(〉90%)、好壕しくに99パーセントを超える開放 気孔を有するガラス状および/または結晶性の製品を提供することにある。この 場合開放気孔とは、孔相互間並びに孔と大気とが連通状態にある気孔を意味する 。このような物質は、例えば真空中で長さ変化を生ぜしめることなく焼成可能で ある。
本発明による成形体の別の特徴は、気孔が一定の直径を有し、完全に等方性を示 すように分布されていることにある。この場合、等方性の気孔分布とは、気孔の 分布が全ての方向に等しいことを意味する。つまり換言するならば、この成形体 は全ての方向に等しい特性、例えば強度特性を有している。気孔の直径は全ゆる 部分で等しく、例えば2I+II+1もしくは4Nである。しかし、この成形体 は、所定の二つの直径、例えば2I+Imおよび4簡の直径を有する気孔を具備 していてもよい。さらに、この小さい気孔と大きい気孔との比も異なるものであ ってもよい(例えば20パーセントの2請気孔と80パーセントの4頭気孔)。
一般にこの比率は、成形体のどの個所でも等しい。
しかしながら、必要であれば、成形体内で気孔寸法の調整を行なうことも出来る 0このことは、等方向に分布された気孔を有する多孔性の成形体内の所定の個所 に、比較的大きな中空空間(例えばファクター10の中空空間)を設けた場合に も、孔を等方向に分布させるという要求と矛盾しない。
をらに、本発明による製品の他の特徴は、その密度がl ? / c++1未満 であるところにある。この種の多孔性成形体の強度は、その密度によって著しく 左右されるので、その使用領域に応じて前記の二つの数値の間に適宜な妥協が見 出されねばならない。申し分のない気孔分布に基づいて、0.5 f’ / c r1未満の密度を有する成形体は、充分に高い取り扱い強度を有している。特殊 な用途、例えば宇宙空間内に搬入しなければならない天体反射鏡用の支持体材料 として用いる場合には、0.39/c−未満の密度が必要とでれる。
かくして1本発明による新規な成形体は、焼結烙れたガラス状および/または結 晶性の物質から成っており、その素材としては、ガラス、結晶化孕れたカラスろ う(Glaslot ) 、ガラスセラミック、セラミック材料またはこれらの 混合物を用いることが出来る。
本発明のもう一つの目的は、開放気孔性と均等な気孔分布と極めて小さな密度と いつ条件を同時に/Rたすことの出来る製造方法を提供するところにある。
l ? / crd未滴の密度と90パーセントを超える所定寸法の開放でれか つ等力分布をれた気孔とを有するガラス状および/捷りは結晶性の物質から成る 本発明による製品は、以下に述べるような方法で製造畑れる:壕ず、微粉砕きれ た焼結加工可能な粉末を、液体を添加しながら有機物質と混合し、型内に入れて 予備乾燥し、ついで焼き戻す。予備乾燥は室温で行なわれる。予備乾燥後に成形 体は型から取り出す。予備成形でれたこの成形体は、少なくとも工時間に亘り加 熱する。第一の加熱工程では、有機物質の燃焼と開放気孔の形成とが行なわわる 。第二の加熱工程では、材料粉末の焼結が行なわれる。この場合の焼結温度は、 焼結工程に際し気孔が開いた状態を維持するように定められる。
この方法によれば、多孔性のガラスが最も簡単に製造ざ力る。何となれば、カラ スは比較的低い温度で焼結はれ、しかもその除土じた気孔が閉じられることはな いからである。焼結孕れたガラスから成る多孔性の成形体は、原料カラスと略々 同じ物理的並びに化学的特性を有する。
本発明によれば、ガラスセラεツク、有利にはβ石英混合結晶(Hochqua rzmtschkγtstallen)を含むガラスセラミックからも多孔性の 成形体を製造することができる。
この成形体の特性は、ガラスセラミンクにおける残留ガラス相と結晶相との量お よび組成によって定められる。
β石英混合結晶を含むガラスセラミックから成る成形体は、l X I O−6 に=未満の線熱膨張率を示しうる0ガラスセラミツクの代りに、結晶化きれたガ ラスろうからも多孔性の成形体を製造することができる0結晶化きれるガラスろ うは、そのろう温度(融解温度)に達するまでガラス特性を維持し、ろう温度に 達すると結晶を析出する。この場合有利には、結晶相として主にβ石英混合結晶 を含有している結晶化されたガラスろうから成形体が製造される。この成形体の 場合にも、一連の特性が結晶化されたガラスろうにおける残留ガラス相と結晶相 との量および組成によって定められ、l X I 0−61=−’未満の線熱膨 張率を得ることができる。
例えば天然のユークリプタイトのようなセラばツク物質から成る多孔性の成形体 は、特に、成形体の強度を高めるガラス捷たは結晶化されたガラスろうの成分を 僅かしか有していない。
さらに本発明は、ガラス、結晶化をれたガラスろう。
ガラスセラミックおよびセラミック物質などのグループのうちの複数の物質を混 合したものから成る多孔性成形体をも含む。
従って1例えば、0±O,I X I O−6に= の低い熱膨張率を有するガ ラスセラミックと結晶化されたガラスろうとから成る成形体、またはガラスセラ ミックとガラスとから成る成形体を製造することができる。これらの成形体にお いては、ガラスセラばツクおよび結晶化されたガラスろうが、β石英混合結晶を 含有している。25パーセント以下(≦25%)の僅かな量しか含まれていない 結晶化烙れたガラスろう乃至ガラスは、ガラスセラミツク粒子を結合芒せる作用 を有している。このことが重要である理由は、低い熱膨張率を有する当該成形体 を製造するための焼結プロセスを、 900℃以下O温度で行なわなければなら ないというところにある。
容易に結晶化されるガラス又は芽晶剤(Keim hildner)を用いて容 易に結晶化きれるガラスから成る粉末を用いる場合には、焼結プロセスが結晶化 プロセスと競合する。
組成および加熱速度が等しいならば、芽晶剤を用いたガラスはこれを用いないガ ラスと較べてより早く結晶化する。しかし、その差は、加熱が緩慢に行なわれれ ば行なわれる程それだけ小さくなり、加熱プロセスの経過が迅速であればある程 、それだけ良好にこれらのガラスの焼結が行なわれる。しかしながら、この加熱 速度にも限界がある。というのは、まず第一に、有機物質を完全燃焼畑せねばな らないからであり、第二に、加熱が迅速に行なわれれば行なわれる程、また気泡 成形体の寸法が太きければ大きい程、結晶化工程に際して生ずる収縮作用がそわ だけ顕著になるからである。
結晶化さifcガラスセラξツクまたは結晶性の生成物から成る粉末の場合、加 熱および焼結工程時に再結晶とか結晶水の放出とかの組織変化が行なわれないな らば、収縮という問題が生ずることはない。結晶性の生成物における焼結温度は 、一般にかなり高く、大抵は900℃以上である。
低く、有利にはゼロの熱膨張率を有する多孔性ガラスセラεツクを製造するため には、β石英混合結晶を含有するガラスセラミックを原料としなければならない 0β石英混合結晶からスポジュメンへの変換は、既に800℃以上で開始される ので、この場合の焼結温度は850℃以下、有利には800℃以下にしなければ ならない。実験の示すところによれば、熱膨張率ゼロの結晶化されたガラスセラ ミックの場合、焼戻しに際して殆んど焼結が行なわれず、従って850℃以下の 温度では、低い密度でかつ申し分のない機械的強度を得ることが出来ない。
この難点を回避するために、本発明によれば、成る所定の割合のガラス粉末が結 晶性の粉末に添加嘔れる。添加混合されるこのガラス粉末の役割は、結晶性の物 質量を結合することにある。多孔性成形体の機械的強度は。
ガラス粉末の割合と、ガラス粉末粒度と、熱膨張率に関して結晶性粉末に対する ガラス粉末の調整とによって左右きれる。
低い熱膨張率を有する多孔性のガラスセラミックにおいては、ガラス粉末の割合 を出来る限り低く抑えておかねばならない。何故ならば、この場合ガラス粉末の 熱膨張率が結晶性粉末の熱膨張率より高いからである。多孔性ガラスセラミック の熱膨張率は、個々の成分の熱膨張率を合計したものより幾分大きい。従って、 ガラス粉末におけるプラスの熱膨張率を補償するためには、結晶性粉末の部分が マイナスの熱膨張率を有していなければならない。マイナスの熱膨張率を有する 結晶性の粉末としては、ガラスセラミックを用いてもよいし、例えばユークリプ タイトのような鉱物を用いてもよい。
ガラス粉末乃至ガラスろうの代りに、結晶性のガラスろうを用いることも可能で ある。結晶性のガラスろうの利点は、比較的低い温度で結晶質粒子間の結合が行 なわれ、それ自体結晶化された後で低い熱膨張率を示すことにある。この低い熱 膨張率に基づき、ガラス粉末の割合と、ひいては多孔性ガラスセラミックの機械 的強度とを高めることが可能になる。
この方法の利点は、気孔の寸法とその分布とを極めて正確に予め設定することが 出来るところにある0有機物質、有利には発泡さi″したプラスチック球体の寸 法によって、気孔の寸法が定められる。従って、同一寸法の気孔もしくは種々異 なる寸法の気孔を所定の比率で生せしめることが出来る。
本発明によれば、発泡畑れたプラスチックの容量に対する焼結可能な粉末の重量 の比によって、0.59 / crl以下(≦0.59 / tri )の密度 を正確に調整することが可能である。
発泡処理されるプラスチックを用いる利点は、気孔を形成するに当り比較的価か な量の有機物質しか必要としないところにある。高い機械的強度を生ぜしめるた めには、加熱プロセスおよび焼結プロセス中に有機成分を出来る限り完全に燃焼 芒せることが重要である。この場合の開放気孔は、有機物質の燃焼ガスによって 生せしめられる。従って焼結プロセスは、その焼結中に気孔が再び閉じられてし まうような温度で行なわれてはならない0本発明において添加される液体には、 主として二つの役割がある。その一つは、焼結可能な粉末と有機物質とを均等に 分布させることであり、もう一つは、有機物質の完全燃焼を促進することである 。従って、純粋な水は焼結可能な粉末を沈澱させ易いため、この液体として用い るのには適していない。他方、親水基盤ひに疎水基を有するような液体、例えば グリセリンを添加すると効果的−あることが明らかに畑れている。このような液 体を月)、 らば、有機物質例えば発泡されたプラスチン々における一Vf末の 付着特性が良好ならしめられるのみな1−2ず、混練及び捏和工程に際するすべ り特性が著しく高められる。なお、少量の硫酸及び硫酸アンモニウム(NH4) 2SO4も付着特性とすべり特性とに対して効果的に作用する。
実験で明らかにされたところによれば、液体に過酸化水素H2O2を添加するこ とにより、有機物質の燃焼が迅速かつ完全に行なわれるよ′)になる。この場合 、過酸化水素H2O2の酸素を遊離でせる触媒が促進的に作用する。その触媒と しては、例えば01重量パーセント以下の二酸化マンガンMnO2が有効である 。
多孔性成形体の密度と強度とは、焼結可能な粉末の粒度によっても左右芒ねる。
粉末の粒度は、200μm未満とするべきである。密度が0.5r/m以下の場 合には、粒度を20μm未満にする方がよい。申し分のない焼結もしくはろう化 を行なわせるため、結晶質の粉末にガラスろう乃至結晶性のガラスろうを添加す る場合には、そのガラスろうの粒度を20μm未満、有利には5μm未満にする べきである。
出来うる限り均質な混合物を得るためには、まず第一に、焼結可能な粉末とカラ スろうおよび硫酸アンモニウム(Nfl< )2S04のような添加物とを充分 に混合し、次に焼結可能な粉末と有機物質、例えば発泡されたプラスチックとを 、液体を徐々に添加しながら混合する。次いで、この均質ならしめられた混合物 を、例えは七うεツク製の型内に装入する。小ジな間隙(中空空間)が形成場れ ることを阻止するために、混合物は型内に緊密に押し込まれる。
装入てれた混合物は、添加嘔れた水をゆっくり蒸発きせるため、焼結成形体の寸 法に応じてかなり長時間に亘り室温に保たれねばならない。対象物体表面をグリ セリン含浸された布で覆っておくと効果的であることが証明されている。室温で の予備乾燥後には、外側の型を除去してもよい。
加熱は少なくとも工時間に亘って行なわれる。
第一の加熱工程においては、有機物質の完全燃焼と開放気孔の形成とが行なわれ る。
第二の加熱工程においては、ガラス質ガラスセラiツク″!、たは結晶性ガラス ろうの芽晶生成が行なわれる。
第三の加熱工程は、開いた孔と外側の型とを維持した状態での焼結を行なうため のものでるる。
ガラス質ガラスセラξツクまたは結晶性ガラスろうにおける結晶化は、焼結工程 中もしくは該工程に続いて行なわれる。
加熱速度は、多孔性成形体の寸法と使用される焼結可能な粉末の種類とによって 左右される。加熱プロセス中には、過度に大きな温度差が多孔性成形体中に生じ てはならない。この温度差は、特に焼結温度領域内になければならない。
ガラス粉末を用いる場合%または結晶質の粉末にガラス粉末乃至ガラスろうを添 加する場合には、極めて緩慢に加熱を行なうことが出来る。これに対し、容易に 結晶化するガラス粉末または芽晶剤を介して容易に結晶化するガラス粉末を用い る場合には、その値を下回ることの許されない所定の加熱速度がある。このMt 定の加熱速度に基づいて、また特に加熱中に生じつる多孔性成形体内の温度公差 によって、多孔性成形体の寸法も間接的に予め設定される。結晶性のガラスろう を使用する場合には、そのガラスろうの焼戻しプログラム(芽晶形成および結晶 化)を維持しなければならない。
多孔性のカラス、多孔性のガラスセラばツクおよび多孔性のセラミック焼結物質 を製造するための本発明による方法の利点は、小婆な密度と開放気孔性とを同時 に得ることが出来るところにあり、はらに気孔を均等に分布しかつ気孔の直径を 正確に規定することが可能である。
本発明による方法は、多孔性成形体において得ようとする特性及び形状の面で極 めて融通性に富んでいる。従って、適宜な焼結性粉末を用いるならば、ゼロの線 熱膨張率を有する多孔性のガラスセラミックを製造することが出来る。
以下に実施例を示して、本発明による方法を詳細に説明する 実施例1 混合器内で、粒度60μm未満のゼロデユア(ZerodLLr)粉末1359 と、粒度20am未満のデユラン(IJ)u、ran )粉末15?と、硫酸ア ンモニウムlofとを混合する。(ここで、ゼロデユアとは、線熱膨張率がゼロ である市販のガラスセラミンクであり、デユランとは、実験室用の公知の硼珪酸 塩ガラスである。)この焼結可能な粉末に、44ミリリツトルの液体を添加しな がら、有機物質としテl Of ノx −f−oボール(5tyropor)  P 401 (ポリスチロール)を混合しかつ捏和する。この場合に用いる液体 は、12ミリリツトルの過酸化水素(30)ζ−セント)と12ミリリツトルの グリセリン(87)く−セント)と20ミリリツトルの水とから成っている0捏 和をれた物質は、型内に入れられて20時間に亘り75℃で乾燥される。この乾 燥工程後に、型が除去これ、成形体は2に/minで850℃にまで加熱きれ、 再び冷却する前にこの温度下で工時間放置される。
気孔が完全に均等に分布されているので、当該多孔性ガラスセラミック成形体は 、 0.32 f / cJの密度、340八/−のE−弾性率、0.24N/ −の耐圧強度および90ノζ−セントを上回る開放気孔率を有する。
第二の試料としては、粒度20μm未満のゼロデユア5401と1粒度20μm 未満のデユラン60fと、硫酸アンモニウム(HF2)250440 fと、過 酸化水素1120□(30パーセント)60<リリットルとグリセリン(87) ;−セント ) 75 ミ リ リ ッ ト ル と 水H20150ミ リ  リ ソ ト ル、 お よびスチロポールP401505’とを用い、これらを 第一の試料の場合と同様に混合・捏和し、乾燥し、焼成した。
この第二の試料においては、鑑・度が0.25 ? / crd 、E −弾性 率が230#/+iJ、耐圧強度が0.23 A’ / Rjとなり、その開放 気孔率は99バーセ・ントを上回った。
ゼロデユアの粒度をより小をくすることにより、密度値をo32y/−から0. 25r/−に減することが可能となり、しかもこの場合耐圧強度の著しい低下が 生ずる゛ことはなかった。
実施例2 添付の第1表には、種々異なる焼結可能な粉末の例を示す。この場合、滑剤と酸 化剤と有機物質と液体との組成は、各粉末について全て同じである。slでは、 粒度60μm未満のガラス粉末から開放気孔性の多孔質ガラスが製造され、/% 2,3.4および5では、多孔性のガラスセラεツクが製造きれる。結晶性のガ ラスセラミック粉末は、850℃を下回る温度では焼結され得ない。従ってこの ガラスセラミック粉末には、ガラス粉末(A2)またはガラスろう乃至は結晶性 のガラスろうが添加これねばならない。
才だセラεツク化きれてないガラスセラミック(ゼロデユア)から成る焼結可能 な粉末(,163)を用いる場合、迅速な加熱によっては多孔性のガラスセラミ ック成形体を製造することが出来ない。表面結晶化しやすい傾向のある焼結可能 な粉末の場合にも、これと同じことが当てはまる。このような粉末は、例えば、 ゼロデユアの組成を有しているが芽晶剤としての二酸化チタンTie2および二 酸化ンルコニウムZrQ2を含まないカラス粉末である(屋4)。
熱膨張率を調整するためには、マイナスの熱膨張率を有するガラスセラミック又 は鉱物(ユークリプタイト)を焼結可能な粉末に添加することが出来る(腐5) 。ユークリプタイトはセラミック化されたガラスセラミックと同時に、850℃ を下回る温度では焼結烙ねない(況6)。
ガラス粉末またはガラスろう乃至は結晶性のガラスろうを添加することによって 、鉱物からも多孔性の焼結物質を製造することが出来る( 47 ) 。
実施例3 第2表には、種々異なる滑剤及び酸化剤を添加した場合の影響が示をれている。
この場合の混合、乾燥および焼戻しく焼成)は、実施例1におけるのと同様にし て行なわれた。酸化剤を用いない場合には、有機物質(スチロポールP401) の燃焼が不完全にしか行なわれなかった。無機物質の残留物を有する層は、砕は 易い。
実施例4 第3表には、有機物質(スチロポール)の影響が示きれている。このプラスチッ ク球体の寸法が密度値に及ぼす影響は、極く僅かなものである(AI、2および 3)。
最低の密度値が得られたのは、P40+(A62)の寸法であった。それぞれ異 なった寸法の球体を混合することにより、密度値を幾分低下尽せることが出来る (、%4 、5および8)。
しかしながら、プラスチックの添加量に応じて密度値は著しく左右てれる(/% 2 、6および7)。
7 9 21 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 焼結烙れたガラス状および/捷たは結晶状の多孔性物質から成り、1.  O? / ctA未満の密度を有する成形体において、その気孔の90パ一セン ト以上が開放気孔であり、気孔分布が等方性であるという特性を有することを特 徴とする成形体。 2 成形体密度が0.3 f /−未満であるという特性を有することを特徴と する請求の範囲第1項記載の成形体。 3 多孔性の焼結された材料がガラスであり、および/または結晶性のガラスろ うであり、および/またはガラスセラミックであり、および/またはセラミック 物質であるという特性を有することを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に 記載の成形体。 4 全ての気孔が均一の寸法を有しているという特性を有することを特徴とする 請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の成形体。 5、 気孔全体が二つまたはそれ以上の異なった寸法を有する均等に分布された 気孔から構成されているという特性を有することを特徴とする請求の範囲第1項 乃至第4項のいづれかに記載の成形体。 6、 成形体が付加的に設けられた中空空間を有しており。 これらの中空空間と気孔とがその寸法(≧ファクター10)の点で異なっている という特性を有することを特徴とす体。 l 結晶化されたガラスろう、ガラスセラミックおよびセラミック物質の結晶相 が、主としてβ石英混合結晶から成っているという特性を有することを特徴とす る請求の範囲第3項記載の成形体。 8、 成形体が線熱膨張率α20〜300 < l X I O’−6に一’を 有するように、ガラス相と結晶相との間の量比並びにその組成が選定をれている という特性を有することを特徴とする請求の範囲第3項記載の成形体。 9 微粉砕きれた焼結可能な粉末と有機物質とを混合し、液体を添加して室温で 捏和し、所定の形状にプレス加工し、100℃以下の温度で予備乾燥し、開放気 孔を形成すべく第一の加熱工程で有機物質を完全燃焼させ、焼結可能な粉末を本 来の形状と開放気孔とを維持きせたまま第二の加熱工程で焼結きせることを特徴 とする開放気孔と低い密度とを有する多孔性のガラス、多孔性のガラスセラミッ クおよび多孔性のセラミック焼結物質の製造方法。 10 焼結可能な粉末として、粉砕されたガラス、芽晶剤により容易に結晶する ガラス、ガラスセラばツク、結晶質の焼結可能な生成物およびこれらの物質を混 合したものを使用することを特徴とする請求の範囲第9項記載の方法。 11、焼結温度を低下畑せるため、焼結可能な粉末に低融点のガラスろうおよび /または低融点の結晶性ガラスろうを添加混合することを特徴とする請求の範囲 第10項記載の方法。 12 低い線熱膨張率、有利にはゼロ、を有する多孔性のガラスセラミックおよ び多孔性のセラミック焼結物質を製造するために、容易に結晶化するガラス、芽 晶剤によって容易に結晶化するガラス、結晶化するガラスセラミック、結晶化す る焼結可能な生成物もしくはこれらの物質の混合物から成る焼結可能な粉末を使 用し、β石英混合結晶族の結晶が焼結プロセス前または焼結プロセス中に生ずる か、或いは既に含まれているか、または完全にこれから合成されるように前記材 料の組成を選定することを特徴とする請求の範囲第11項記載の方法。 13 低い熱膨張率を有するガラスろう乃至焼結時に低い熱膨張率を呈して結晶 化されるガラスろうを使用することを特徴とする請求の範囲第11項記載の方法 。 14、 200/j77+以下、有利には60μm以下の粒度を有する焼結可能 な粉末を使用することを特徴とする請求の範囲第10項記載の方法。 15、有機物質として、例えばポリスチロールから成りその直径が所望の気孔直 径に等しい発泡性のプラスチック球体を使用することを特徴とする請求の範囲第 9項記載の方法。 16 水もしくは水浴液を液体として使用することを特徴とする請求の範囲第9 項記載の方法。 17 滑り特性および捏和特性を良くするための物質、例えばグリセリンおよび /または硫酸および/または(NH4)2SO4を混合物に添加することを特徴 とする請求の範囲第9項記載の方法。 18、酸化剤例えばH2O2を混合物((添加することを特徴とする請求の範囲 第9項記載の方法。 +9. 焼結可能な粉末に触媒、有利には01パーセント以下のMnO2を添加 することを特徴とする請求の範囲第18項記載の方法。 20、 0.509 / cA以下、有利には0.3f/m以下の密度を有する 多孔性物質を得るために、焼結可能な粉末の重量と有機物質の容量との比を0. 5f/cf/I以下、有利には0.391crd以下にすることを特徴とする請 求の範囲第9項記載の方法。
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