JPS6175507A - 磁性塗料用フエライト磁性粉体の製造方法 - Google Patents
磁性塗料用フエライト磁性粉体の製造方法Info
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- JPS6175507A JPS6175507A JP19686584A JP19686584A JPS6175507A JP S6175507 A JPS6175507 A JP S6175507A JP 19686584 A JP19686584 A JP 19686584A JP 19686584 A JP19686584 A JP 19686584A JP S6175507 A JPS6175507 A JP S6175507A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/14—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates
- H01F41/16—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates the magnetic material being applied in the form of particles, e.g. by serigraphy, to form thick magnetic films or precursors therefor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、空心コイル又は磁心入りコイル等を被覆する
磁性塗料用フェライト磁性粉体の製造方法に関する。
磁性塗料用フェライト磁性粉体の製造方法に関する。
（従来の技術）
例えば空心コイル又は磁心入りコイルのインダクタンス
、Ｑの向上及び小型化のために、コイルをフェライト磁
性粉体と熱硬化性樹脂とを混合した磁性塗料で被覆する
ことが例えば特開昭５４−１２９３５７号公報や特開昭
５８−７３１０６号公報に開示されている。この磁性塗
料のフェライト磁性粉体は通常のフェライト製造手順に
従って作製される。すなわち、先ずフェライト原ＩＩ粉
末を目的の組成となるように秤量し、次で混合した後仮
焼成し、これを粉砕し、造粒した後成形して本焼成し、
再度粉砕することによりフェライト磁性粉体が得られる
。
、Ｑの向上及び小型化のために、コイルをフェライト磁
性粉体と熱硬化性樹脂とを混合した磁性塗料で被覆する
ことが例えば特開昭５４−１２９３５７号公報や特開昭
５８−７３１０６号公報に開示されている。この磁性塗
料のフェライト磁性粉体は通常のフェライト製造手順に
従って作製される。すなわち、先ずフェライト原ＩＩ粉
末を目的の組成となるように秤量し、次で混合した後仮
焼成し、これを粉砕し、造粒した後成形して本焼成し、
再度粉砕することによりフェライト磁性粉体が得られる
。
（発明が解決しようとする問題点）
前記のようにして作製されたフェライト磁性粉体と熱硬
化性樹脂とを混合した磁性塗料は、フェライト磁性粉体
の含有率が高い程これで被覆されたコイルのインダクタ
ンス、Ｑが大きくなるので好ましいが、容積比率が７０
％以上になると、磁性塗料の硬化処理時にクラックが発
生するためインダクタンス、Ｑを大きく向上できず、外
観上も好ましくなかった。そこでフェライトｌ１ｆｌ粉
体の容積比率が５０〜７５％の範囲の磁性塗料が実用さ
れでおり、コイルのインダクタンス、Ｑの向上があまり
期待できない不都合があった。
化性樹脂とを混合した磁性塗料は、フェライト磁性粉体
の含有率が高い程これで被覆されたコイルのインダクタ
ンス、Ｑが大きくなるので好ましいが、容積比率が７０
％以上になると、磁性塗料の硬化処理時にクラックが発
生するためインダクタンス、Ｑを大きく向上できず、外
観上も好ましくなかった。そこでフェライトｌ１ｆｌ粉
体の容積比率が５０〜７５％の範囲の磁性塗料が実用さ
れでおり、コイルのインダクタンス、Ｑの向上があまり
期待できない不都合があった。
本発明は、従来のフェライト磁性粉体を含有する磁性塗
ｉＦ！１よりもフェライト磁性粉体の容積比率が大きい
磁性塗膜でコイル等を被覆しても、その磁性塗膜にクラ
ックが発生せず、コイル等のインダクタンス、Ｑを大き
くすることができる磁性塗料用フェライト磁性粉体のｌ
！ｊ造方法を提供することをその目的としたものである
。
ｉＦ！１よりもフェライト磁性粉体の容積比率が大きい
磁性塗膜でコイル等を被覆しても、その磁性塗膜にクラ
ックが発生せず、コイル等のインダクタンス、Ｑを大き
くすることができる磁性塗料用フェライト磁性粉体のｌ
！ｊ造方法を提供することをその目的としたものである
。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、フェライト原料粉末を混合してこれを仮焼成
し、粉砕後造粒し、造粒した粒子を成形することなく焼
成し、再び粉砕することを特徴とする。
し、粉砕後造粒し、造粒した粒子を成形することなく焼
成し、再び粉砕することを特徴とする。
（実施例）
［ｅ２０３を２３００ｇ 、 ＮｉＯを５８２．６ｇ、
ＺｎＯを６３３ｇを秤量して純水６ｆｔと共にクローム
メッキした鋼ボールをメディアとする鉄製のボールミル
で２５時間攪拌して泥状混合物を得た後、これを１２０
メツシユの篩を通してメディアと分離し、この泥状混合
物を１５０℃の乾燥器内で１０時間乾燥した。乾燥した
混合物は塊状となっているが薬用スプーン等で容易にほ
ぐれて粉体となる。
ＺｎＯを６３３ｇを秤量して純水６ｆｔと共にクローム
メッキした鋼ボールをメディアとする鉄製のボールミル
で２５時間攪拌して泥状混合物を得た後、これを１２０
メツシユの篩を通してメディアと分離し、この泥状混合
物を１５０℃の乾燥器内で１０時間乾燥した。乾燥した
混合物は塊状となっているが薬用スプーン等で容易にほ
ぐれて粉体となる。
この粉体をさやに入れて全所要時間１１時間、最高温度
１１００℃５時間保持する温度プ「１フアイルに設定し
た１ヘンネル炉を通過ざＶて仮焼成した。仮焼成り、た
後硬質メディア例えばクロームメッキの網成のボールを
用いた鉄製ボールミルで粉砕して粉体を１９だ。この粉
体ｅｏｏ ｇとバインダどしてのポリビニールアルコー
ル６０ｇとを１雷潰別によって混合して幾つかの粉体を
集合した粒子に形成した（これを造粒という）。この造
粉粒子から３０メツシコの篩を通過するが９ｏメツシコ
の篩を通過しない粒子のみを選別し、これをざヤ）に入
れて全所要時間１１時間、最高温度１３００℃、５時間
保持の温度プロファイルに設定した］〜ンネルを通過さ
せて焼成した。この焼成物は粒子の一部が互に反応し合
って塊状となっているので、これをボールミルに入れウ
レタンボールをメディアとして１００１Ｆ７間粉砕して
フエライ１へ磁性粉体を得た。
１１００℃５時間保持する温度プ「１フアイルに設定し
た１ヘンネル炉を通過ざＶて仮焼成した。仮焼成り、た
後硬質メディア例えばクロームメッキの網成のボールを
用いた鉄製ボールミルで粉砕して粉体を１９だ。この粉
体ｅｏｏ ｇとバインダどしてのポリビニールアルコー
ル６０ｇとを１雷潰別によって混合して幾つかの粉体を
集合した粒子に形成した（これを造粒という）。この造
粉粒子から３０メツシコの篩を通過するが９ｏメツシコ
の篩を通過しない粒子のみを選別し、これをざヤ）に入
れて全所要時間１１時間、最高温度１３００℃、５時間
保持の温度プロファイルに設定した］〜ンネルを通過さ
せて焼成した。この焼成物は粒子の一部が互に反応し合
って塊状となっているので、これをボールミルに入れウ
レタンボールをメディアとして１００１Ｆ７間粉砕して
フエライ１へ磁性粉体を得た。
磁性塗わ１は、このフェライト磁性粉体５２２ｇとフェ
ノール樹脂（群栄化学ＰＬ−２１０５） ６０．７ｇと
を真空攪拌機にて１０−’ Ｔｏｒｒの真空度に減圧し
た状態のまま３時間混合して作製した。尚、この塗料に
含まれる磁性粉体の容積比率Ｒｍは８０％である。
ノール樹脂（群栄化学ＰＬ−２１０５） ６０．７ｇと
を真空攪拌機にて１０−’ Ｔｏｒｒの真空度に減圧し
た状態のまま３時間混合して作製した。尚、この塗料に
含まれる磁性粉体の容積比率Ｒｍは８０％である。
この塗料で被覆されるコイルとして次のものを用いた。
Ｎｉ−Ｚｎ系フエライトロロッド外径１．８ｍ、長さ４
．２ｍｍ＞の両端にロッドの軸方向に０．４ｓφのリー
ド線が半田付けされ、ロッドの中央に０．８＃φのウレ
タン被覆銅線の単層密着巻きで２０回巻回されてその両
端がリード線に巻きつけられて接続されたものである。
．２ｍｍ＞の両端にロッドの軸方向に０．４ｓφのリー
ド線が半田付けされ、ロッドの中央に０．８＃φのウレ
タン被覆銅線の単層密着巻きで２０回巻回されてその両
端がリード線に巻きつけられて接続されたものである。
このコイルを５０個作製し、それぞれを石膏型に入れて
前記塗料を注入し、８０℃で３０分、１８０℃で１時間
の熱処理をして磁器塗料を硬化させ、磁性塗膜を形成し
た。
前記塗料を注入し、８０℃で３０分、１８０℃で１時間
の熱処理をして磁器塗料を硬化させ、磁性塗膜を形成し
た。
これらのコイルのＩＨＨ２におけるインダクタンスしく
μＨ）、Ｑをインピーダンスアナライザ（Ｙｌ−（Ｐ製
／１１９２Ａ−ＬＦ）を用いて測定した。
μＨ）、Ｑをインピーダンスアナライザ（Ｙｌ−（Ｐ製
／１１９２Ａ−ＬＦ）を用いて測定した。
下記の表に示すようにこれ等のコイル（試料Δ）のイン
ダクタンス及びＱ（平均値）はそれぞれ１３．３４及び
６５であり、磁性塗膜にクラックが発生しなかった。
ダクタンス及びＱ（平均値）はそれぞれ１３．３４及び
６５であり、磁性塗膜にクラックが発生しなかった。
表
また磁気塗料としては、前記磁性粉体６８５ｇをフェノ
ール樹脂と前記と同様の方法で混合して磁性粉体の容積
比率を８４％としたものを作製し、これで前記のコイル
に前記と同じ条件、同じ方法で磁性塗膜を形成した。
ール樹脂と前記と同様の方法で混合して磁性粉体の容積
比率を８４％としたものを作製し、これで前記のコイル
に前記と同じ条件、同じ方法で磁性塗膜を形成した。
これ等のコイル（試料Ｂ）のインダクタンス及びＱは上
記表に示寸ようにそれぞれ１３．８／ＩＩ）Ｉ及び６７
で、磁性塗膜にクラックが発生しなかった。
記表に示寸ようにそれぞれ１３．８／ＩＩ）Ｉ及び６７
で、磁性塗膜にクラックが発生しなかった。
更に磁性塗料として、前記磁性粉体７３９ｇをフェノー
ル樹脂と前記と同様の方法で混合して磁性粉体の容積比
率を８５％どしたものを作製し、これで前記のコイルに
前記ど同じ条件、同じ方法で磁性塗膜を形成した。
ル樹脂と前記と同様の方法で混合して磁性粉体の容積比
率を８５％どしたものを作製し、これで前記のコイルに
前記ど同じ条件、同じ方法で磁性塗膜を形成した。
これ等のコイル（試料Ｃ）のインダクタンス及びＱは表
に示すようにそれぞれ１０．５謝及び５８で、磁性塗膜
にはクラックが発生した。
に示すようにそれぞれ１０．５謝及び５８で、磁性塗膜
にはクラックが発生した。
尚、前記試ＦＩＩＡ、Ｂ、Ｃのインダクタンス及びＱは
それぞれ５０個の平均値を示した。
それぞれ５０個の平均値を示した。
比較例
実施例１ど同じフェライト原料粉末と同じ組成比で混合
した混合物を１１００℃で５時間仮焼成し、これを鉄製
のボールミルポットに入れ硬質メディア例えばクローム
メツ、キした鋼ボールを用いて粉砕し、得られた粉末に
バインダとしてのポリビニールアルコールを粉体の１０
重量％加えて混合した後所定の形状に成形して１２５０
℃で５時間の焼成を行なった。この焼成物を再び上記ボ
ールミルにより粉砕してフェライト磁性粉体 を １ｒ
′１ ノご 。
した混合物を１１００℃で５時間仮焼成し、これを鉄製
のボールミルポットに入れ硬質メディア例えばクローム
メツ、キした鋼ボールを用いて粉砕し、得られた粉末に
バインダとしてのポリビニールアルコールを粉体の１０
重量％加えて混合した後所定の形状に成形して１２５０
℃で５時間の焼成を行なった。この焼成物を再び上記ボ
ールミルにより粉砕してフェライト磁性粉体 を １ｒ
′１ ノご 。
磁性塗料は、このフェライト磁性粉体５２２ｇとフェノ
ール樹脂６ｏ、ｙｇとを前記実施例と同じ方法で混合す
ることにＪ：って磁性粉体の容積比率１ｍが８０％のも
のを得た。
ール樹脂６ｏ、ｙｇとを前記実施例と同じ方法で混合す
ることにＪ：って磁性粉体の容積比率１ｍが８０％のも
のを得た。
この磁ｔａ塗ｒ１で被覆されるコイル及びこれに施づ磁
性塗膜も実施例と同じ方法、同じ条件で作製した。
性塗膜も実施例と同じ方法、同じ条件で作製した。
このようにして作製したコイル（比較例）のインダクタ
ンス及びＱは表に示すようにそれぞれ８．３川（及び５
１Ｆあり、磁性塗膜にクラックが発生した。
ンス及びＱは表に示すようにそれぞれ８．３川（及び５
１Ｆあり、磁性塗膜にクラックが発生した。
尚、本発明の実施例及び比較例のフェライト磁性粉体を
顕微鏡で観察したところ、前者は丸味を帯びた粒子であ
り、後者は細長いもの、板状のもの、大小のごつごつし
たｊｔＱ状の−ｂのなどが混在していＩＪ。
顕微鏡で観察したところ、前者は丸味を帯びた粒子であ
り、後者は細長いもの、板状のもの、大小のごつごつし
たｊｔＱ状の−ｂのなどが混在していＩＪ。
前記式に示づように、本発明の）Ｔライ１〜Ｉ磁性粉体
を含む磁性率１１は、従来の磁性塗料Ｊ：りも磁ゼ１粉
体が多く含まれていてもコイルに形成された磁性塗膜に
クラックが発生することがなくインダクタンス及びＱの
大きいコイルが得られた。そして同じ容積比率の従来の
磁性塗料よりも大きなインダクタンス及びＱ ｌ）＜
１％られた。
を含む磁性率１１は、従来の磁性塗料Ｊ：りも磁ゼ１粉
体が多く含まれていてもコイルに形成された磁性塗膜に
クラックが発生することがなくインダクタンス及びＱの
大きいコイルが得られた。そして同じ容積比率の従来の
磁性塗料よりも大きなインダクタンス及びＱ ｌ）＜
１％られた。
（発明の効果）
本発明は、フェライト原料粉末を混合してこれを仮焼成
し、粉砕後造粒し、造粒した粒子を成形することなく焼
成し、再び粉砕して磁性塗料のフェライト磁性粉体を製
造するので、従来の磁性塗料よりフェライト磁性粉体の
含有量が多い磁性塗料でコイルを被覆して磁性塗膜を形
成してもクラックが発生せず、インダクタンス、Ｑの大
きいコイル等が得られる効果を有する。
し、粉砕後造粒し、造粒した粒子を成形することなく焼
成し、再び粉砕して磁性塗料のフェライト磁性粉体を製
造するので、従来の磁性塗料よりフェライト磁性粉体の
含有量が多い磁性塗料でコイルを被覆して磁性塗膜を形
成してもクラックが発生せず、インダクタンス、Ｑの大
きいコイル等が得られる効果を有する。
手続補正書
Claims (1)
- フェライト原料粉末を混合してこれを仮焼成し、粉砕後
造粒し、造粒した粒子を成形することなく焼成し、再び
粉砕することを特徴とする磁性塗料用フェライト磁性粉
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19686584A JPS6175507A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 磁性塗料用フエライト磁性粉体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19686584A JPS6175507A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 磁性塗料用フエライト磁性粉体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6175507A true JPS6175507A (ja) | 1986-04-17 |
Family
ID=16364934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19686584A Pending JPS6175507A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 磁性塗料用フエライト磁性粉体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6175507A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS617851A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-14 | Hitachi Metals Ltd | フエライトキヤリアの製造方法 |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP19686584A patent/JPS6175507A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS617851A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-14 | Hitachi Metals Ltd | フエライトキヤリアの製造方法 |
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