JPS6174435A

JPS6174435A - デ−タ交換システムの初期化方式

Info

Publication number: JPS6174435A
Application number: JP59197229A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Mano; 真野　広
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-09-20
Filing date: 1984-09-20
Publication date: 1986-04-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、データ機器あるいはデータ端末を各送受信チ
ャネル毎にデータサービスユニットを介してデータ交換
機に接続したデータ交換システムに係わり、特に上記各
データサービスユニットを一括して初期化する方式の改
良に関する。

〔発明の技術的背景〕

近年、データ交換システムの一つとして、例えば第３図
に示す如く大形計算機（ホストＣＰＵ）からなるデータ
機器２又はファクシミリ装置等のデータ端末（ＴＳＳ＞
３を、各送受信チャネル毎にデータサービスユニット（
ＤＳＵ）４１〜４０を介してデータ交換機１に接続し、
上記データサービスユニット４１〜４ｎにより各送受信
ヤネル毎に通信制御を行ないながら所望のチャネル間で
データを伝送するようにしたものがある。尚、図中５１
〜５ｎは通信回線、６１〜６ｎは端末回線である。

第４図は、上記データサービスユニット４１〜４ｎの構
成を示すもので、各々中央制御部（ＣＰＵ）７ａと、こ
のＣＰＵ７ａの動作プログラム等を記憶したメモリ７ｂ
と、上記ＣＰＵ７ａの制■に従って所定の手順で通信制
御を行なう通信制御部７Ｃと、初期化時に動作するイニ
シャル回路７ｄとから構成されている。また、これらの
データサービスユニット４１〜４ｎは、データ橢器２毎
にブロック化されており、このブロック４単位で電源回
路８からの給電を受けるようになっている。

ところで、この様な従来の交換システムは、起動時や障
害復旧後の再起動時に電源回路８の電源を投入すると次
のように動作する。すなわち、電源回路８の電源を投入
すると、その電源出力は給電１＊８ａを介して各データ
サービスユニット４１〜４ｎにそれぞれ供給され、この
結果先ず各イニシャル回路７ｄが動作してＣＰＵ７ａを
リセットする。そうすると各ＣＰＵ７ａは、それぞれメ
モリ７ｂに記憶されているイニシャルプログラムを実行
してユニット内各部の初期化を行ない、しかる、のちデ
ータ交換機１に対し交換機チャネルリセット要求信号を
送出して初期化が行われた旨を知らせる。これに対しデ
ータ交換機１は、上記チャネルリセット要求信号の到来
を検出すると、これから実行しようとする他の処理、例
えば他のデータ礪器２やデータ端末３からの接続要求に
対する処理に優先して上記各データサービスユニット４
１〜４ｎからのチャネルリセット要求信号に対する処理
を実行する。そして全てのチャネルリセット要求信号に
対する処理を終了したのち、上記他のデータ撮器やデー
タ端末からの接続要求に対する処理を実行する。

〔背景技術の問題点〕

ところが、この様な従来の初期化方式にあっては、電源
の投入時に各データサービスユニット４１〜４ｎが同時
に初期化動作を行なってデータ交換機１ヘチヤネルリセ
ツト要求信号を送出するようにしているため、上記デー
タサービスユニットの数に相当するチャネルリセット要
求信号が同時にデータ交換機１に集中することになり、
この結果データ交換機１が上記各チャネルリセット要求
信号に対する処理に掛かり切りになって、この門地の接
続要求等に対する処理を行なえず、これらの処理が大幅
に遅延する欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は、データサービスユニットからデータ交換機へ
送られるチャネルリセット要求信号が同時に発生しない
ようにしてデータ交換機の負荷の集中を防止し、他の処
理に悪影響が生じないようにしたデータ交換システムの
初期化方式を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、初期化動作時に
、各データサービスユニットからデータ交換機へ送出さ
れるチャネルリセット要求信号の送出タイミングを各デ
ータサービスユニット間で相互に異ならせるようにし、
これによりデータ交換機で負荷の集中が発生しないよう
にしたものである。

〔発明の実施例〕

第１図は、本発明の一実施例における初期化方式を適用
したデータサービスユニットの構成を示すものである。

尚、同図において前記第４図と同一゛部分には同一符号
を付して詳しい説明は省略する。また、各データサービ
スユニット４０１〜４０ｎは同一構成であるので、構成
の説明はユニット４０１についてのみ行なう。

データサービスユニット４０１は、前記第４図に示した
ＣＰＩＪ　７　ａ、メモリアｂおよび通信制御部７Ｃを
包含した制御回路７１の他に、イニシャル回路としての
カウンタ９ａ１とコンパレータ９ｂ１とを備えている。

カウンタ９ａ１は、各データサービスユニット４０１〜
４０ｎに対し共通に設けられたリセット回路９により動
作するもので、同リセット回路９からリセット信号Ｒ８
が発生された時点から同じくリセット回路９から発生さ
れるクロック信号ＧＫの計数を開始し、その計数値をコ
ンパレータ９ｂ１に出力する。コンパレータ９ｔ）１は
、上記カウンタ９ａ１から出力された計数値を別途設定
された基準値Ｔ１と絶えず比較し、計数値が基準値Ｔ１
に達した時点で初期化信号ＩＲＩを発生してこれにより
制御回路７１に初期化動作を行なわせるものである。尚
、ここで上記コンパレータに設定される基準値Ｔは、各
データサービスユニット４０１〜４０ｎ間でそれぞれ異
ならせてあり、その値はデータサービスユニット４．０
１の値下１が最も小さくユニット４０ｎに近付くに従っ
て大きくなるように設定されている。

この様な構成であるから、電源回路８の電源が没入され
ると、その電源出力ＰＷは各データサービスユニット４
０１〜４Ｏｎに給電されるとともに、リセット回路９に
供給される。そうするとリセット回路９から、例えば第
２図に示す如く上記電源出力ＰＷが供給された時点ｔＱ
でリセット信号Ｒ８が発生され、これにより各データサ
ービスユニット４０１〜４０ｎの各カウンタ９ａ１〜９
ａｎが同時にクロック信号ＣＫのカウントを開始する。

そして、その計数値が基準値下１〜Ｔｎと等しくなった
時点で、各コンパレータ９ｂｌ〜９ｂｎからそれぞれ第
２図に示す如く初期化信号ＩＲＩ〜ＩＲｎが発生される
。この結果制御回路７１〜７ｎは、それぞれ上記初期化
信号ＩＲＩ〜ＩＲｎが発生された時点で初期化動作を開
始し、自己の初期化を終了したのち通信制御部７Ｃから
データ交換Ｒ１に対してそれぞれチャネルリセット要求
信号を送出する。しかして、各データービスユニット４
０１〜４０ｎからデータ交換機１へ送出されるチャネル
リセット信号の送出タイミングは相互にずれたものとな
る。

このように本実施例であれば、イニシャル回路にカウン
タ９ａとコンパレータ９ｂとを設けて各データサービス
ユニット４０１〜４０ｎの初期化開始タイミングを相互
にずらしたことによって、各データサービスユニット４
０１〜４０ｎからデータ交換機１へ送出されるチャネル
リセット要求信号の送出タイミングを相互に異ならせる
ことができ、これによりデータ交換′Ｒ１でのチャネル
リセット要求信号の集中を防止することができる。

この結果、上記チャネルリセット要求信号に対応する処
理期間中にデータ端末からの接続要求等の別処理要求が
発生しても、この処理要求に対応する処理を各データサ
ービスユニット　４０１〜４０ｎからのチャネルリセッ
ト要求信号に対する処理の合間に行なうことができ、こ
れにより他の処理の遅延を大幅に低減することができる
。また本実施例では、各データサービスユニット４０１
〜４０ｎの構成はすべて共通化し、各コンパレータ９ｂ
１〜９ｂｎに供給する基準値Ｔ１〜Ｔｎのみを各々異な
らせるようにしたので、例えばイニシャルプログラムを
各データサービスユニット毎に変更して初期化のタイミ
ングを異ならせるようにした場合に比べて、データサー
ビスユニットの構成を著しく簡単化することができる。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、上記実施例では各データサービスユニット４０１
〜４０ｎの初期化動作そのもののタイミングを相互に異
ならせるようにしたが、初期化動作自体は同時に行なっ
てチャネルリセット要求信号の送出タイミングのみを相
互に異ならせるようにしてもよい。また、各データサー
ビスユニット４０１〜４０ｎにそれぞれ遅延回路を設け
てその遅延口を相互にずらすことにより、チャネルリセ
ット要求信号の送出タイミングを異ならせるようにして
もよい。その他、初期化手段の構成やチャネルリセット
要求信号の送出順序およびタイミング等についても、本
発明の要旨を逸脱しない発明で種々変形して実施できる
。

〔発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、初期化動作時に、
各データサービスユニットからデータ交゛換機へ送出さ
れるチャネルリセット要求信号の送出タイミングを各デ
ータサービスユニット間で相互に異ならせるようにした
ことによって、データサービスユニットからデータ交換
機へ送られるチャネルリセット要求信号が同時に発生し
ないようにし得てデータ交換機の負荷の集中を防止しす
ることができ、これにより他の処理への悪影響を防止す
ることができるデータ交換システムの初期化方式を提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例における初期化
方式を説明するためのもので、第１図は同方式を適用し
たデータサービスユニットの構成を示す回路ブロック図
、第２図は同ユニットの動作を説明するためのタイミン
グ図、第３図および第４図は従来の初期化方式を説明す
るためのもので、第３図はデータ交換システムの構成の
一例を示す図、第４図はデータサービスユニットの構成
を示す回路ブロック図である。１・・・データ交換機、２・・・データ機器、３・・・
データ端末、４０・・・データサービスユニットブロッ
ク、４０１〜４０ｎ・・・データサービスユニット、５
１〜５ｎ・・・通信回線、６１〜６ｎ・・・端末回線、
７１〜７ｎ・・・制御回路、８・・・電源回路、９・・
・リセット回路、９ａ１〜９ａｎ・・・カウンタ、　９
ｂｌ〜９ｂｎ・・・コンパレータ、Ｒ３・・・リセット
信号、ＯＫ・・・クロック信号、ＩＲ１〜ＩＲｎ・・・
初期化信号。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図

Claims

【特許請求の範囲】

複数の送受信チャネルを有するデータ機器を各チャネル
毎にデータサービスユニットを介してデータ交換機に接
続して構成されるデータ交換システムの上記各データサ
ービスユニットを一括して初期化する初期化方式におい
て、初期化時に前記各データサービスユニットから前記
データ交換機に送出するチャネルリセット要求信号の送
出タイミングを各データサービスユニット間で相互に異
ならせるようにしたことを特徴とするデータ交換システ
ムの初期化方式。