JPS6155391B2 - - Google Patents

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JPS6155391B2
JPS6155391B2 JP58113006A JP11300683A JPS6155391B2 JP S6155391 B2 JPS6155391 B2 JP S6155391B2 JP 58113006 A JP58113006 A JP 58113006A JP 11300683 A JP11300683 A JP 11300683A JP S6155391 B2 JPS6155391 B2 JP S6155391B2
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JP
Japan
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weight
gel
water
layer
polyvinyl alcohol
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JP58113006A
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JPS598966A (ja
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Hoofuedeitsutsu Borufugangu
Horunihi Yoahimu
Karuman Berunaa
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Beiersdorf AG
Original Assignee
Beiersdorf AG
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Publication date
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Publication of JPS598966A publication Critical patent/JPS598966A/ja
Publication of JPS6155391B2 publication Critical patent/JPS6155391B2/ja
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L26/00—Chemical aspects of, or use of materials for, wound dressings or bandages in liquid, gel or powder form
    • A61L26/0009—Chemical aspects of, or use of materials for, wound dressings or bandages in liquid, gel or powder form containing macromolecular materials
    • A61L26/0014—Chemical aspects of, or use of materials for, wound dressings or bandages in liquid, gel or powder form containing macromolecular materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、好ましくはフイルムの形態にあり且
つ、場合によつては、中間及び／又は被覆層とし
ての１層以上の別のキヤリヤー材料と組み合わせ
ることができる、透明な、水を含有する、柔軟な
ポリビニルアルコールゲルに基づく新規包帯剤材
料及び包帯剤材料の製造方法に関するものであ
る。
きわめて広汎なゲル形成剤、たとえばビニル架
橋したポリエチレンオキシド、ポリウレタン―尿
素、ポリシロキサン、ゲル化可能な多糖類及び／
又は蛋白質の混合物、加水分解した殿粉の親水性
重合体又はグラフト重合体及びポリアクリロニト
リルのヒドロゲル及びヒドロゲル含有包帯剤材料
は特許文献から公知である。これらのゲルの欠点
は、多くの場合に膨潤状態における機械的強度が
低く、そのために機械的な荷重下に砕けて崩壊す
ることである。それ故、特に広い区域の火傷及び
類似の傷のための、このような包帯剤に対しては
大きな需要があるけれども、従来はこれらは全く
実用にならないか又は限られた実用性が認められ
るのみである。
更に、水溶性のポリビニルアルコールフイルム
をたとえばホルムアルデヒド、グリオキサール及
びグルタルジアルデヒドのような、アルデヒドに
よる処理によつて硬化させ、それによつて水に不
溶性とすることもまた公知である。ホルムアルデ
ヒド架橋したポリビニルアルコールに基づくフオ
ームもまた公知である。それらの良好な生理学的
耐性の故に、それらは傷の治療に用いられる。し
かしながら、これらのフイルム及びフオームは乾
燥状態では硬質で柔軟性がない。
それ故、本発明の目的は、場合によつては中間
層又は被覆層として付加的に他の支持又は吸収材
料を伴なつている、乾燥状態及び膨潤状態の両方
で高い機械的安定性と高度の柔軟性を有する、少
なくとも１層の弾性的で透明な水膨潤性であるが
水に不溶性の生理学的にきわめて良く耐えるゲル
フイルムから成る包帯剤材料を開発することにあ
つた。
この目的は、少なくとも１層の親水性重合体ゲ
ル及び、所望に応じ、中間及び／又は被覆層とし
ての、１層以上のキヤリヤー材料の層から成り、
その場合のゲルは重量で40〜50％のホルムアルデ
ヒドで架橋し且つアセタール化してあるポリビニ
ルアルコール、重量で15〜30％の水、重量で15〜
45％の２〜6C原子を有する多価アルコール及
び、場合によつては、少量の添加剤及び／又は助
剤から成ることを特徴とする包帯剤材料によつて
達成される。
85〜90％、好ましくは88％の加水分解度及び濃
度４％の水溶液として20℃において３〜40cP、
好ましくは約18cPの粘度を有するポリビニルア
ルコールを、ホルムアルデヒドによつて実質的に
架橋及びアセタール化してあり且つもはや冷水及
び熱水中にほとんど不溶である、すなわち多くと
も５〜10％の程度に溶解するのみであるポリビニ
ルアルコールの製造のための出発材料として使用
する。
フイルムに対して可塑剤として作用する特に適
当な多価アルコールは、２〜6C原子を有するも
の、特にエチレングリコール、ジ―グリコール、
トリ―グリコール、グリセリン、プロパンジオー
ル、ブタンジオール、ヘキサンジオール及びヘキ
サントリオールである。ゲルは、ゲルフイルムに
ついて所望する柔軟性に依存して、重量で15〜45
％、好ましくは重量で20〜30％の量のアルコール
を、個々に又は混合物として、含有することがで
きる。１，２―プロパンジオールが特に有利であ
ることが認められている。
ゲルが少量で含有することができる添加剤及
び／又は助剤は、特に抗生物質、たとえばゲンタ
マイシン、又はポリビニルピロリドン―沃素のよ
うな、医薬として活性な化合物、生理学的に受容
しうる染料、顔料、芳香剤、繊維又は粉末状の充
てん剤、あるいは防腐剤を意味するものと理解す
べきである。
本発明による柔軟なゲルは、未架橋のポリビニ
ルアルコール（PVAL）を水中に溶解し、この溶
液を酸、好ましくは塩酸、で酸性化し、反応が終
了したときにもはや遊離のアルデヒドを検出する
ことができないような量のホルムアルデヒド水溶
液を加え、その溶液を50〜80℃、好ましくは60〜
70℃において数時間反応させる、すなわち、予備
架橋させることによつて製造されるが、それによ
つて反応生成物（プリポリマー）がゼラチン状の
固まりとして得られる。望ましくは水酸化ナトリ
ウム溶液による中和及びその後の水を用いる数回
の水洗によつて塩酸を除去したのちにプラスチツ
ク状の軟らかい、含水物が得られるが、その中に
混合することによつて前記の添加剤及び可塑剤を
容易に配合することができる。
予備架橋したゲルを、補助支持体、たとえばシ
リコーン処理したクラフト紙上に、原則として約
0.5mm乃至数mmの所望の厚さの層に塗布するか又
は注下し、次いで引続く加熱処理（80〜100℃で
約１時間）によつて、重量で15〜30％、好ましく
は重量で約25％の残留水分となるまで乾燥すると
同時に更に架橋させる。
このようにして取得したゲルフイルムは、可塑
剤と水分の結果として柔軟且つエラストマー性で
ある；これらは高い架橋度の結果として耐引裂性
で且つほとんど水に不溶性であり且つなお約600
〜800％の水吸収能力を有しているが、それは包
帯剤としての有用性に対して特に重要なことであ
る。フイルムは透明でもあり、そのためにそれを
通して傷を観察することができるが、細菌に対し
ては不透過性である。水分は気体状態でフイルム
中を拡散することができる。
本発明によるゲルフイルムは十分な分泌物吸収
性と引裂強さを有しているから、そのままで傷の
上に載せることができるが、それを１層以上の他
のキヤリヤー材料との積層品へと加工して、その
形態で使用することが好ましい。そのために特に
適当な材料は、たとえばポリアミド、ポリウレタ
ン又はポリエステルに基づく細かい織布又は不織
布あるいは連続気泡フオームであり、それを製造
の間にゲル中に埋め込むか、あるいはプラスチツ
ク又は天然物質に基づくフオーム、織布、編布又
は不織布であり、それらをゲルフイルム上に積層
する。水蒸気に対して不透過性であつてもよい保
護フイルムを被覆層としてゲル上に付与してもよ
い。
これらの追加のキヤリヤー層は、それがよく接
着する予備架橋したゲル層中に又はその上に積層
したのち、引続くいつそうの架橋の間に、このゲ
ルと更に強固に結合させることが有利である。
次いで、所望の方法で、好ましくは水蒸気に対
して不透過性の袋中に封入して、たとえばγ線に
よつて殺菌することにより、そのまま使用しうる
包帯剤材料を仕上げることができる。
本発明による弾性的であり且つ水を含有してい
るポリビニルアルコールフイルムは、これまで手
当てが難かしかつた、たとえば広範囲の火傷及び
擦過傷のような傷に対して、あるいは皮膚がはが
れている場所を覆うために、特に適している。こ
れらのフイルムは傷の場所を湿つているがぬれて
はいない状態に保つと共に過剰の水を拡散によつ
て徐々に除去することにより治癒に好都合な温度
を与えることによつて最適な環境を提供する、合
成皮膚又は膜のように働らく。同時に、それは細
菌汚染を含む外部的な汚染から傷を保護する。実
験が示すように、毛管枝や整列したコラーゲン繊
維を有する正常な肉芽組織が被覆下に生成する。
ゲルを活性化合物、たとえば重量で0.25〜0.5％
のゲンタマイシン又は重量で0.1〜0.15％のポリ
ビニルピロリドン―沃素でドープするときは、そ
れによつて付加的に殺菌作用を持ち、かくして治
癒を促進する。
以下の実施例は本発明による包帯剤材料の製造
を例証するためのものである。
実施例 １ 416.5gのポリビニルアルコール水溶液（濃度12
％、加水分解度約88％、濃度４％の水溶液の20℃
における粘度：18cP）と96.5gの塩酸（濃度32
％）を、共通ずりの継手と撹拌機を有するフラス
コ中に入れ、70℃に加熱し、14gのホルムアルデ
ヒド水溶液（濃度35％）を滴加する。
この混合物をこの温度で３時間反応させ、水酸
化ナトリウムによつて中和したのち、ゲル層とし
て沈殿した反応物を熱水で充分に洗浄する。予備
架橋したポリビニルアルコールを過剰の洗浄水か
ら分離し且つ重量で20％のグリセリンを加える。
この段階において、所望するならば、追加の染
料、活性化合物及びその他の添加剤をも混合する
ことができる。
次いで均一な柔軟物を、望ましいコーテイング
の厚さ（約0.2〜２mm）まで剥離紙（シリコーン
処理したクラフト紙）上に塗り、80〜90℃の熱空
気室中で１時間乾燥し且つ更に架橋する。
このようにして得たフイルムは10〜15％の残留
水分、約600〜800％の吸水能力及び膨潤状態で35
〜40mg／cm2／24時間の水蒸発速度を有している。
これは乾燥状態及び膨潤状態の何れにおいて
も、透明で、弾性的であり且つ機械的にきわめて
安定である。
実施例 ２〜４ 実施例１に記したものと同様な手順に従がう
が、但し可塑剤としてのグリセリンの代りに、25
％のプロパン―１，２―ジオール又は、プロパン
ジオールに加えて、６％のアルミニウム粉あるい
は２％のポリビニルピロリドン―沃素を、沈殿し
たプレポリマー中に配合する。
これらのゲルフイルムもまたしなやかで弾性的
であり且つ可塑剤含量に依存して、多かれ少なか
れ柔軟である。
実施例 ５〜６ 実施例２に従つて塗布した、20％のプロパン―
１，２―ジオールの可塑剤含量を有する、予備架
橋した、なお湿つているゲルフイルムを、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリウレタン又はポリ
エステルの不織布は連続気泡フオームと積層し、
次いでその積層物に乾燥及び二次架橋工程を加え
る。
何れの場合も、高い水分吸収能力及び複合した
材料の性質を有する積層製品が生成する。
実施例 ７ 薄いポリアミド織布を実施例２に従がう予備架
橋物で含浸すると、それによつて、乾燥及び後架
橋後に、織布はゲルフイルム中に包含されて内部
的にフイルムを強化するために働らく。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ ゲルは、重量で40〜50％のホルムアルデヒド
    で架橋及びアセタール化してあり且つ少なくとも
    90％の程度まで水に不溶性であるポリビニルアル
    コール、重量で15〜30％の水、重量で15〜45％の
    ２〜６炭素原子を有する１種以上の多価アルコー
    ル及び、場合によつては、少量の添加剤及び／又
    は助剤から成ることを特徴とする、少なくとも１
    層の親水性重合体ゲル及び、場合によつては、中
    間及び／又は被覆層としての１層以上のキヤリヤ
    ー材料から成る包帯剤材料。 ２ ポリビニルアルコールは、ホルムアルデヒド
    との反応前に、85〜90％、好ましくは88％の加水
    分解度及び濃度４％の水溶液として３〜40cP、
    好ましくは18cPの粘度を有することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第１項記載の包帯剤材料。 ３ ゲルは、多価アルコールとしてエチレングリ
    コール、ジ―グリコール、トリ―グリコール、グ
    リセリン、プロパンジオール、ブタンジオール、
    ヘキサンジオール又はヘキサントリオールを、
    個々に又は混合物として、含有することを特徴と
    する、特許請求の範囲第１項又は第２項記載の包
    帯剤材料。 ４ ゲルは重量で20〜30％のプロパン―１，２―
    ジオールを含有する、特許請求の範囲第３項記載
    の包帯剤材料。 ５ ゲル層は、織布、編布、不織布又は合成ある
    いは天然材料に基づくフオームの中間及び／又は
    被覆層と組み合わせて積層製品としてある、特許
    請求の範囲第１〜４項の何れかに記載の包帯剤材
    料。 ６ 重量で40〜50％（何れの場合も最終生成物に
    基づく）のポリビニルアルコールを水中に溶解
    し、その溶液を高い温度でホルムアルデヒドと反
    応させ、沈殿させ且つ洗浄した反応生成物（プリ
    ポリマー）中に重量で15〜45％の２〜６炭素原子
    を有する１種以上の多価アルコール及び、場合に
    よつては、少量の他の添加剤又は助剤を混入し、
    軟らかい固まりを所望の厚さのシート又はウエブ
    の形態にシート出しし、次いでそれを重量で15〜
    30％の残留水分まで乾燥すると同時に更に架橋す
    るために、約80〜100℃において約１時間にわた
    つて、更に熱処理を施すことを特徴とする、重量
    で40〜50％のホルムアルデヒドで架橋及びアセタ
    ール化してあり且つ少なくとも90％の程度まで水
    に不溶性であるポリビニルアルコール、重量で15
    〜30％の水、重量で15〜45％の２〜６炭素原子を
    有する１種以上の多価アルコール及び、場合によ
    つては、少量の添加剤及び／又は助剤から成る柔
    軟なゲル層の製造方法。 ７ 天然物質又はプラスチツクに基づく織布、不
    織布、フイルム又は連続気泡フオームのウエブ
    を、延ばし広げた予備架橋ゲルの層中に埋め込み
    あるいはこの層上に積層し、次いで積層生成物に
    対して乾燥し且つ更に架橋するための熱処理を施
    すことによつて、ゲル層に中間及び／又は被覆層
    を与える、特許請求の範囲第６項記載の方法。
JP58113006A 1982-06-30 1983-06-24 ヒドロゲルに基づく包帯剤材料及びその製造方法 Granted JPS598966A (ja)

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DE19823224382 DE3224382A1 (de) 1982-06-30 1982-06-30 Verbandmaterial auf hydrogelbasis und verfahren zu dessen herstellung
DE3224382.0 1982-06-30

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JPS598966A JPS598966A (ja) 1984-01-18
JPS6155391B2 true JPS6155391B2 (ja) 1986-11-27

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EP (1) EP0097846B1 (ja)
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AT (1) ATE38153T1 (ja)
DE (2) DE3224382A1 (ja)

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