JPS6155205A - 通気性を有する防塵用作業服 - Google Patents
通気性を有する防塵用作業服Info
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- JPS6155205A JPS6155205A JP59174984A JP17498484A JPS6155205A JP S6155205 A JPS6155205 A JP S6155205A JP 59174984 A JP59174984 A JP 59174984A JP 17498484 A JP17498484 A JP 17498484A JP S6155205 A JPS6155205 A JP S6155205A
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は通気性を有する防塵作業服に関する。
更に詳しくはクリーンルーム用作業服、即ち防塵作業服
として、作業服の内側から発生する塵の外部放出を抑制
するばかりでなく、通気性を大幅に向上させることによ
り、着用時のムレ、ペタツキを起させない快適なりリー
フルーム用防塵作業服に関するものである。 (従来の技術) 近年、半導体製造、光学機器製造、精密機器製造、等の
製造技術の進歩は目ざましいものがあるが、その尊術も
益々微細化、高密度化へと進んηいる。それに伴い、ク
リーンルーム内の製造環境も一層条件が厳しくなり、温
度、湿度はむろんの事、作業環境に殊遇する塵の問題に
ついても要*の厳しさが増大している。又1食品、医薬
品、隼院等の細菌の汚染、感染防止における塵の問題も
砥めて厳しい条件が要求されてきている。作業空間自身
については適切なフィルターを用い空きの循環を考慮し
た施設的改良によってほぼ目的ケ達しているが、クリー
ンルーム内で作業する人間の衣服内部から発生する塵に
ついての対策は遅れているのが実情である。従来より無
塵衣と称するものが市販され、クリーンルーム用作業服
とし
として、作業服の内側から発生する塵の外部放出を抑制
するばかりでなく、通気性を大幅に向上させることによ
り、着用時のムレ、ペタツキを起させない快適なりリー
フルーム用防塵作業服に関するものである。 (従来の技術) 近年、半導体製造、光学機器製造、精密機器製造、等の
製造技術の進歩は目ざましいものがあるが、その尊術も
益々微細化、高密度化へと進んηいる。それに伴い、ク
リーンルーム内の製造環境も一層条件が厳しくなり、温
度、湿度はむろんの事、作業環境に殊遇する塵の問題に
ついても要*の厳しさが増大している。又1食品、医薬
品、隼院等の細菌の汚染、感染防止における塵の問題も
砥めて厳しい条件が要求されてきている。作業空間自身
については適切なフィルターを用い空きの循環を考慮し
た施設的改良によってほぼ目的ケ達しているが、クリー
ンルーム内で作業する人間の衣服内部から発生する塵に
ついての対策は遅れているのが実情である。従来より無
塵衣と称するものが市販され、クリーンルーム用作業服
とし
【使用されているが、これは静電気による帯電防止
性即ち吸塵性及び作業衣服の素材自体から発生する発塵
性については考慮されているが、作業衣服の内側即ち人
体の皮ふ、下着等から発生する塵の透過抑制としての対
策は極〈わずかであるt’#に微細粒子の塵の透過抑制
対策の効果は皆無に等しい。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明はこの塵の透過抑制機能を損することなく、より
通気性を向上させ、着用時のムレ、ベタツキを改良した
クリーンルーム用通気性防塵作業服を提供するものであ
り、これにより、製品製造での良品収率の向上はむろん
のこと空調費の大幅な削減に寄与すると共に、ベタツキ
、ムレを起さない快適な作業着用感が期待出来る。従来
より塵の透過抑制対策と通気性向上によるベタツキ、ム
レの解消による着用感の向上は箱尺する機能としてこの
両方を同時に考えた対策に苦慮されてきたのが実情であ
ったが、本発明はこの両方を一気に改良したものであり
、クリーンルーム用通気性防塵作業服として新規な衣服
が提供できるものである。 以下、本発明の詳細な説明する。 本発明は、繊維基材の上に無孔質重合体層を有するM1
布で構成される作業服の適宜の部分に単′繊維直径0.
3〜5.0μmの極細長繊維クエブ又は。 シートを一枚もしくは複数枚8を層してなる繊維集合体
を布帛の一面又は、サンドインチ状に介在せしめ接合一
体化された繊維構造物を用いてなる通気性を有する防塵
作業服である。 本発明の特徴とするところは、適宜の部分に高性能なフ
ィルター効果を持つ繊維集合体と布帛を接合一体化させ
た繊維構造物で構成せしめ、た布帛を用いることにより
、衣服の内側から放出される塵を含んだ空気を−F遇し
、清浄な空気のみを作業空間中に放出するものである。 従来は、ムレ、ベタツキを解消する為適宜な部分にメツ
シュ素材を用いたり、穴明布を用いたりという様なこと
は考えられ、実用化もされているが、この方法では通気
性はだしかに向上するが塵の透過抑制をすることは出来
ない。従って、作業空間内への座の透過抑制条件が厳し
くなればなるはと、本発明の効果が大きく期待出来るも
のである。この繊維構造物として用いる布帛とは全ての
繊維素材からなる織編物及び不織布に適用されるがそれ
自体塵を吸着しにくいもの及び塵を発生しkくいものが
望まれる。 ゛ また、本発明では必要に応じて帯電防止を図るようにも
できる。即ち、着用作業時の摩擦によって発生する静電
気による製品の不良発生を防止する目的及び静電気の帯
電により空気中に浮遊する塵の吸塵防止、更に衣服内部
即ち人間の皮ふ、下着等から発生する塵の吸着を防止す
る目的から、基布と°して制電糸を織編込んだ布帛を使
用するか、又は導電物質を繊維集合体に附与させるか、
又は帯電防止剤を少なくとも片面に附与することにより
一度20℃、湿度40%条件下で摩擦帯電圧が3000
V以下、望ましくは500 V以下の性能を持たせる
ようにしてもよい。 一本発廚でいう無孔質重合体層とは、矩査電子顕微鏡で
10000倍の倍率で単独気孔及び連通孔で連通した気
孔が認められない重合体層であり、この重合体層が、透
湿性を有しているものであればより好ましい。重合体層
の厚みは30μm以下が好ましいが、より好ましくは1
0μm以下が望ましい。 本発明でいう繊維基材の少なくとも片方に無孔質重合体
層を有する積層布とは、ポリウレタン系重合体6ポリア
クリル系重合体、ポリアミド系重合体、ポリ塩化ビニル
系重合体、ポリフッ素系重合体を少なくとも一種又は二
種以上組合せて用いこの重合体に二so、H,−8Os
M(M :アルカリ金属又は−NH4) 、 −COO
M、 −COOH,−NHffi、 −CN 、−OH
。 −NHCONH,等の新水基を付与させたものであれば
よい。より好ましくは、ポリウレタン系重合体を用いた
ものが適当である。 この無孔質重合体層を布帛に形成させる方法としては、
布帛に直接に樹脂コーティングする方法及びすでに無孔
JJIt重合体層が形成されている皮膜を布帛に貼り合
わせる方法とがあり、いずれの方法でもよい。又、布帛
と重合体層を接合する接着剤には、ポリウレタン系重合
体、ポリアクリル系重合体、ポリアミド系重合体、ポリ
エステル系重合体、ポリ塩化ビニル系重合体、ポリ酢酸
ビニル系重合体等が使用できるが、好ましくはポリウレ
タン系重合体を用いたものがよい。 基材となる布帛とは全ての繊維素材からなる織編物及び
不織布に適用されるが、それ自体塵を吸着しにくいもの
及び塵を発生しにくいものが望ましい。又、単繊維直径
0.】μm〜5.0μmの極細繊維ウェブ、及びシート
とは、極細合成繊維を主体として溶融紡糸による長繊維
不織布により形成された繊維集合体をいう、目付は20
/i/rn’〜80 ji/ml、厚みはO,] r
sx〜LOm位が適当である。この主体となる極細合成
繊維としては、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維
、ポリオレフイ/系繊維、ポリアクリル系繊維等の合成
繊維が好ましく、その中でもポリニス、チル系繊維が寸
法安定性の面より最も好ましい。その製造方法としては
特にメルトプロ一方式なるものが最適である。これは、
本発明の目的に合った極細合成繊維を得やすいばかりで
なく、目付、厚み等が均一でかつ、ピンホールの発生が
しにくいウェブ又はシートを得易い為である。 又、繊維集合体を布帛の一面又は、す/ドイツチ状に介
在せしめ接合一体化させる方法としては、低融点合成樹
脂接着剤を貼着し、化学的に接合一体化させる方法、又
、柱状流加工で物理的に接合一体化させる方法、又、ミ
シン糸で縫い合わせて接合一体化させる方法、又、ニー
ドルパンチ加工で接合一体化させる方法及び、高周波ウ
エルダー、超音波ウエルダー等による溶融接着で接合一
体化させる方法等があるが、本発明に適したウェブ又は
ノートを布帛と接合一体させる方法としては、布帛に低
融点合成樹脂接着剤を貼着させ接合一体化させる方法及
び、柱状流加工により接合一体化させる方法が最も好ま
しい。これは、目付ムラ、厚みムラの発生、表面の凹凸
の発生、ピンホールの発生、接着部の硬化等のおそれを
除くことができるばかりでなく、生産性の面からも極め
て有効な方法といえる。 本発明で使用する布帛とは、全ての繊維素材からなる織
編物及び不織布に適用されるが、その布帛の持つ特性と
しては、作業服の使用場所、作業環境等によって適宜選
択されるものであるが、糸使いとしては10d〜150
d位、目付としては109/rn”〜zoo9/rrr
” の織編物及び不織布が適当である。又、それ自体
塵を吸着しにくいもの及び、塵を発生しにくいものが望
まれる。−゛上記のO,l〜5.0μmの極細長繊維ウ
ェブ又は、シートの繊維集合体を布帛と接合一体化させ
た繊維構造物1を適宜の部分に使用するということは、
作業服2を構成する一つのパーツとして用いる方法、例
えば第1図〜l’lo図は、本発明の繊維構造物をクリ
ーンルーム用作業服の適宜の部分に用いることを説明す
る為の概略図であり、これらの図をそれぞれ組合せて通
気性を有する作業服とすることも可能である。図に示す
ごとく背のヨークに用いる場合、細膜パーツに用いる場
合、袖の上及び下拙パーツに用いる場合、スラックスの
パーツ゛とじて用いる場合等が考えられ、又、衣服の切
換線、例えば、バストライン、ウェストライン等に用い
る場合、又、作業服の装飾的な部分に用いる、例えば、
袖の上部ライン、袖の腕章的な用い方、ワッペン、刺繍
的な用い方、スラックスのサイドライン等が考えられる
と共に、これ等の用い方を種々組合せて衣服を構成する
。ことも出来る・一方、上記繊維構造物は全体衣服素材
の使用総面積の10%〜90%の範囲で用いればよいが
、使用面積が10%の場合よりも90%の方がより通気
性を向上できる上に塵の透過抑制性能が変わることは殆
んどない。】0%以下の使用の場合は通気性を大幅に向
上させることは出来ない。 この様に、無孔質重合体層を有する積層布で構成される
クリーンルーム用作業服の適宜の部分に、単繊維径0.
]〜5..Oμmの極細aimウェブ又は、シートの
繊維集合体を、布帛の一面又は、サンドインチ状に介在
させ接合一体化させた繊維構造物を用いることKより、
本発明のクリーンルーム用の通気性を有する防塵作業服
としての目的を達成し得るものである。 次に、実施例についてさらに本発明を説明する。 実施例1 ポリエステル織物(経糸、緯糸とも75d/36f。 経糸と緯糸の密度の和300本/イ/チ、制電糸はカー
ボン人ナイロンフィラメント糸をポリエステルア5d/
36fと交撚糸経糸として5nピツチで織込む)の片面
に無孔質重合体を塗布、乾燥及びセットして仕上げた積
層布で構成されるりIJ−/ルーム用防塵作業服の適宜
の部分に、単繊維直径0.9μmを主体とするポリエス
テル極細長繊維メルトプロー加工によるウェブ(目付:
3oi/m” )1枚を繊維集合体とし、エステル)
IJコツト編物(糸使いニー 20 d e度目2B
ゲージ)の片面にポリエステル系低融点合成樹脂接着剤
(8〜101/ml)を点状(経方向45ポイント、緯
方向45ポイント/イ/チ)K貼着させた布帛2枚で上
述の繊維集合体をサンドインチ状に介在せしめ加熱圧着
(温度:]40℃、圧カニ 3 k#/cf)をlO秒
間施した繊維構造物を5%、用いてなるクリーンルーム
用通気性を有する防塵作業服を試作した。 実施例”2 実施例】と同様に10%用いてなる作業服を試作した。 実施例3 実施例1と同様に30%用いてなる作業服を試作した。 実施例4 実施例1と同様に50%用いてなる作業服を試作した。 実施例5 実施例】と同様に90%用いてなる作業服を試作した。 比較例】 実施例】に示した積層布100%使いの作業服を比較例
1として用いる。 比較例2 一般に無塵衣として市販されているポリエステル繊維使
い2綾織物(導電糸入り)を比較例2として用いる。 比較例3 一般に無塵衣として市販されているポリエステル繊維使
い%綾織物(導電糸入り)を比較例3として用いる。 比較例4 一般に無塵衣として市販されているポリアミド繊維使い
2綾織物(制電糸使い)を比較例4として用いる。 以上の各実施例、比較例の塵の透過率、通気性及び着用
感を第1表に示す。 なお、第】表に示す透過率はJISZ〜8901 (試
験用ダス)B法)により測定した。又、通気性はJIS
L−1096により測定した。又、着用感の官能判定に
ついては、温度20℃、湿度65%の恒温湿状態の環境
条件において3時間通常の作業(歩く、手を上下させる
、身体の曲げ伸し等)に促した動きをすることKより発
汗からのムレ、ベタツキを官能的属評価した。発汗によ
りムレ、ベタツキを強く感じる場合を1級とし、全く感
じない場合を5級とした5段階の判定基準にて判定し、
そのどちらとも判定が決まらない場合を中間判定(例え
ば3級〜4級)とし評価した。 (以下余白) 第1表 (発明の効果) 第1表から明らかなように、本発明によるクリーンルー
ム用の通気性を有する防塵作業服が、薇来のものに比べ
、より透過率、通気性、着用感の3点を満足させうるも
のである。即ち、クリーンルーム用作業服に使用して微
細塵の透過を格段に抑制すると共に通気性を付与させた
事により着用中の発汗によるムレ、ベタツキを起させず
快適な作業が期待出来るものである。
性即ち吸塵性及び作業衣服の素材自体から発生する発塵
性については考慮されているが、作業衣服の内側即ち人
体の皮ふ、下着等から発生する塵の透過抑制としての対
策は極〈わずかであるt’#に微細粒子の塵の透過抑制
対策の効果は皆無に等しい。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明はこの塵の透過抑制機能を損することなく、より
通気性を向上させ、着用時のムレ、ベタツキを改良した
クリーンルーム用通気性防塵作業服を提供するものであ
り、これにより、製品製造での良品収率の向上はむろん
のこと空調費の大幅な削減に寄与すると共に、ベタツキ
、ムレを起さない快適な作業着用感が期待出来る。従来
より塵の透過抑制対策と通気性向上によるベタツキ、ム
レの解消による着用感の向上は箱尺する機能としてこの
両方を同時に考えた対策に苦慮されてきたのが実情であ
ったが、本発明はこの両方を一気に改良したものであり
、クリーンルーム用通気性防塵作業服として新規な衣服
が提供できるものである。 以下、本発明の詳細な説明する。 本発明は、繊維基材の上に無孔質重合体層を有するM1
布で構成される作業服の適宜の部分に単′繊維直径0.
3〜5.0μmの極細長繊維クエブ又は。 シートを一枚もしくは複数枚8を層してなる繊維集合体
を布帛の一面又は、サンドインチ状に介在せしめ接合一
体化された繊維構造物を用いてなる通気性を有する防塵
作業服である。 本発明の特徴とするところは、適宜の部分に高性能なフ
ィルター効果を持つ繊維集合体と布帛を接合一体化させ
た繊維構造物で構成せしめ、た布帛を用いることにより
、衣服の内側から放出される塵を含んだ空気を−F遇し
、清浄な空気のみを作業空間中に放出するものである。 従来は、ムレ、ベタツキを解消する為適宜な部分にメツ
シュ素材を用いたり、穴明布を用いたりという様なこと
は考えられ、実用化もされているが、この方法では通気
性はだしかに向上するが塵の透過抑制をすることは出来
ない。従って、作業空間内への座の透過抑制条件が厳し
くなればなるはと、本発明の効果が大きく期待出来るも
のである。この繊維構造物として用いる布帛とは全ての
繊維素材からなる織編物及び不織布に適用されるがそれ
自体塵を吸着しにくいもの及び塵を発生しkくいものが
望まれる。 ゛ また、本発明では必要に応じて帯電防止を図るようにも
できる。即ち、着用作業時の摩擦によって発生する静電
気による製品の不良発生を防止する目的及び静電気の帯
電により空気中に浮遊する塵の吸塵防止、更に衣服内部
即ち人間の皮ふ、下着等から発生する塵の吸着を防止す
る目的から、基布と°して制電糸を織編込んだ布帛を使
用するか、又は導電物質を繊維集合体に附与させるか、
又は帯電防止剤を少なくとも片面に附与することにより
一度20℃、湿度40%条件下で摩擦帯電圧が3000
V以下、望ましくは500 V以下の性能を持たせる
ようにしてもよい。 一本発廚でいう無孔質重合体層とは、矩査電子顕微鏡で
10000倍の倍率で単独気孔及び連通孔で連通した気
孔が認められない重合体層であり、この重合体層が、透
湿性を有しているものであればより好ましい。重合体層
の厚みは30μm以下が好ましいが、より好ましくは1
0μm以下が望ましい。 本発明でいう繊維基材の少なくとも片方に無孔質重合体
層を有する積層布とは、ポリウレタン系重合体6ポリア
クリル系重合体、ポリアミド系重合体、ポリ塩化ビニル
系重合体、ポリフッ素系重合体を少なくとも一種又は二
種以上組合せて用いこの重合体に二so、H,−8Os
M(M :アルカリ金属又は−NH4) 、 −COO
M、 −COOH,−NHffi、 −CN 、−OH
。 −NHCONH,等の新水基を付与させたものであれば
よい。より好ましくは、ポリウレタン系重合体を用いた
ものが適当である。 この無孔質重合体層を布帛に形成させる方法としては、
布帛に直接に樹脂コーティングする方法及びすでに無孔
JJIt重合体層が形成されている皮膜を布帛に貼り合
わせる方法とがあり、いずれの方法でもよい。又、布帛
と重合体層を接合する接着剤には、ポリウレタン系重合
体、ポリアクリル系重合体、ポリアミド系重合体、ポリ
エステル系重合体、ポリ塩化ビニル系重合体、ポリ酢酸
ビニル系重合体等が使用できるが、好ましくはポリウレ
タン系重合体を用いたものがよい。 基材となる布帛とは全ての繊維素材からなる織編物及び
不織布に適用されるが、それ自体塵を吸着しにくいもの
及び塵を発生しにくいものが望ましい。又、単繊維直径
0.】μm〜5.0μmの極細繊維ウェブ、及びシート
とは、極細合成繊維を主体として溶融紡糸による長繊維
不織布により形成された繊維集合体をいう、目付は20
/i/rn’〜80 ji/ml、厚みはO,] r
sx〜LOm位が適当である。この主体となる極細合成
繊維としては、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維
、ポリオレフイ/系繊維、ポリアクリル系繊維等の合成
繊維が好ましく、その中でもポリニス、チル系繊維が寸
法安定性の面より最も好ましい。その製造方法としては
特にメルトプロ一方式なるものが最適である。これは、
本発明の目的に合った極細合成繊維を得やすいばかりで
なく、目付、厚み等が均一でかつ、ピンホールの発生が
しにくいウェブ又はシートを得易い為である。 又、繊維集合体を布帛の一面又は、す/ドイツチ状に介
在せしめ接合一体化させる方法としては、低融点合成樹
脂接着剤を貼着し、化学的に接合一体化させる方法、又
、柱状流加工で物理的に接合一体化させる方法、又、ミ
シン糸で縫い合わせて接合一体化させる方法、又、ニー
ドルパンチ加工で接合一体化させる方法及び、高周波ウ
エルダー、超音波ウエルダー等による溶融接着で接合一
体化させる方法等があるが、本発明に適したウェブ又は
ノートを布帛と接合一体させる方法としては、布帛に低
融点合成樹脂接着剤を貼着させ接合一体化させる方法及
び、柱状流加工により接合一体化させる方法が最も好ま
しい。これは、目付ムラ、厚みムラの発生、表面の凹凸
の発生、ピンホールの発生、接着部の硬化等のおそれを
除くことができるばかりでなく、生産性の面からも極め
て有効な方法といえる。 本発明で使用する布帛とは、全ての繊維素材からなる織
編物及び不織布に適用されるが、その布帛の持つ特性と
しては、作業服の使用場所、作業環境等によって適宜選
択されるものであるが、糸使いとしては10d〜150
d位、目付としては109/rn”〜zoo9/rrr
” の織編物及び不織布が適当である。又、それ自体
塵を吸着しにくいもの及び、塵を発生しにくいものが望
まれる。−゛上記のO,l〜5.0μmの極細長繊維ウ
ェブ又は、シートの繊維集合体を布帛と接合一体化させ
た繊維構造物1を適宜の部分に使用するということは、
作業服2を構成する一つのパーツとして用いる方法、例
えば第1図〜l’lo図は、本発明の繊維構造物をクリ
ーンルーム用作業服の適宜の部分に用いることを説明す
る為の概略図であり、これらの図をそれぞれ組合せて通
気性を有する作業服とすることも可能である。図に示す
ごとく背のヨークに用いる場合、細膜パーツに用いる場
合、袖の上及び下拙パーツに用いる場合、スラックスの
パーツ゛とじて用いる場合等が考えられ、又、衣服の切
換線、例えば、バストライン、ウェストライン等に用い
る場合、又、作業服の装飾的な部分に用いる、例えば、
袖の上部ライン、袖の腕章的な用い方、ワッペン、刺繍
的な用い方、スラックスのサイドライン等が考えられる
と共に、これ等の用い方を種々組合せて衣服を構成する
。ことも出来る・一方、上記繊維構造物は全体衣服素材
の使用総面積の10%〜90%の範囲で用いればよいが
、使用面積が10%の場合よりも90%の方がより通気
性を向上できる上に塵の透過抑制性能が変わることは殆
んどない。】0%以下の使用の場合は通気性を大幅に向
上させることは出来ない。 この様に、無孔質重合体層を有する積層布で構成される
クリーンルーム用作業服の適宜の部分に、単繊維径0.
]〜5..Oμmの極細aimウェブ又は、シートの
繊維集合体を、布帛の一面又は、サンドインチ状に介在
させ接合一体化させた繊維構造物を用いることKより、
本発明のクリーンルーム用の通気性を有する防塵作業服
としての目的を達成し得るものである。 次に、実施例についてさらに本発明を説明する。 実施例1 ポリエステル織物(経糸、緯糸とも75d/36f。 経糸と緯糸の密度の和300本/イ/チ、制電糸はカー
ボン人ナイロンフィラメント糸をポリエステルア5d/
36fと交撚糸経糸として5nピツチで織込む)の片面
に無孔質重合体を塗布、乾燥及びセットして仕上げた積
層布で構成されるりIJ−/ルーム用防塵作業服の適宜
の部分に、単繊維直径0.9μmを主体とするポリエス
テル極細長繊維メルトプロー加工によるウェブ(目付:
3oi/m” )1枚を繊維集合体とし、エステル)
IJコツト編物(糸使いニー 20 d e度目2B
ゲージ)の片面にポリエステル系低融点合成樹脂接着剤
(8〜101/ml)を点状(経方向45ポイント、緯
方向45ポイント/イ/チ)K貼着させた布帛2枚で上
述の繊維集合体をサンドインチ状に介在せしめ加熱圧着
(温度:]40℃、圧カニ 3 k#/cf)をlO秒
間施した繊維構造物を5%、用いてなるクリーンルーム
用通気性を有する防塵作業服を試作した。 実施例”2 実施例】と同様に10%用いてなる作業服を試作した。 実施例3 実施例1と同様に30%用いてなる作業服を試作した。 実施例4 実施例1と同様に50%用いてなる作業服を試作した。 実施例5 実施例】と同様に90%用いてなる作業服を試作した。 比較例】 実施例】に示した積層布100%使いの作業服を比較例
1として用いる。 比較例2 一般に無塵衣として市販されているポリエステル繊維使
い2綾織物(導電糸入り)を比較例2として用いる。 比較例3 一般に無塵衣として市販されているポリエステル繊維使
い%綾織物(導電糸入り)を比較例3として用いる。 比較例4 一般に無塵衣として市販されているポリアミド繊維使い
2綾織物(制電糸使い)を比較例4として用いる。 以上の各実施例、比較例の塵の透過率、通気性及び着用
感を第1表に示す。 なお、第】表に示す透過率はJISZ〜8901 (試
験用ダス)B法)により測定した。又、通気性はJIS
L−1096により測定した。又、着用感の官能判定に
ついては、温度20℃、湿度65%の恒温湿状態の環境
条件において3時間通常の作業(歩く、手を上下させる
、身体の曲げ伸し等)に促した動きをすることKより発
汗からのムレ、ベタツキを官能的属評価した。発汗によ
りムレ、ベタツキを強く感じる場合を1級とし、全く感
じない場合を5級とした5段階の判定基準にて判定し、
そのどちらとも判定が決まらない場合を中間判定(例え
ば3級〜4級)とし評価した。 (以下余白) 第1表 (発明の効果) 第1表から明らかなように、本発明によるクリーンルー
ム用の通気性を有する防塵作業服が、薇来のものに比べ
、より透過率、通気性、着用感の3点を満足させうるも
のである。即ち、クリーンルーム用作業服に使用して微
細塵の透過を格段に抑制すると共に通気性を付与させた
事により着用中の発汗によるムレ、ベタツキを起させず
快適な作業が期待出来るものである。
第1図〜第】0図は、本発明の通気性を有する防塵作業
服の説明用略図である。 1・・・繊維構造物、2・・・作業服。 特許出履人 旭化成工業株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第8図 第7図 第9図 第10図
服の説明用略図である。 1・・・繊維構造物、2・・・作業服。 特許出履人 旭化成工業株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第8図 第7図 第9図 第10図
Claims (1)
- 繊維基材の少なくとも片面に無孔質重合体層を有する積
層布で構成される作業服の適宜の部分に、単繊維直径0
.1〜5.0μmの極細長繊維ウェブ、又は、シートを
一枚もしくは複数枚積層してなる繊維集合体を、布帛の
一面、又は、サンドイッチ状に介在せしめ接合一体化さ
せた繊維構造物を用いてなる通気性を有する防塵用作業
服
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59174984A JPS6155205A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 通気性を有する防塵用作業服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59174984A JPS6155205A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 通気性を有する防塵用作業服 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6155205A true JPS6155205A (ja) | 1986-03-19 |
JPH0529683B2 JPH0529683B2 (ja) | 1993-05-06 |
Family
ID=15988184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59174984A Granted JPS6155205A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 通気性を有する防塵用作業服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6155205A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6335807A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-16 | 東レ株式会社 | 清涼衣服 |
JPS6335806A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-16 | 東レ株式会社 | 清涼衣服 |
JPS6335805A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-16 | 東レ株式会社 | 清涼衣服 |
JPH02297813A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-12-10 | Tosoh Corp | 酸化物焼結体及びその製造方法並びにそれを用いたターゲット |
JP2011517475A (ja) * | 2008-10-01 | 2011-06-09 | クアンタム クロージング グループ リミテッド | 衣料品 |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP59174984A patent/JPS6155205A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6335807A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-16 | 東レ株式会社 | 清涼衣服 |
JPS6335806A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-16 | 東レ株式会社 | 清涼衣服 |
JPS6335805A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-16 | 東レ株式会社 | 清涼衣服 |
JPH02297813A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-12-10 | Tosoh Corp | 酸化物焼結体及びその製造方法並びにそれを用いたターゲット |
JP2011517475A (ja) * | 2008-10-01 | 2011-06-09 | クアンタム クロージング グループ リミテッド | 衣料品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0529683B2 (ja) | 1993-05-06 |
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