JPS6155204A - 通気性を有する防塵作業服 - Google Patents
通気性を有する防塵作業服Info
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- JPS6155204A JPS6155204A JP59172399A JP17239984A JPS6155204A JP S6155204 A JPS6155204 A JP S6155204A JP 59172399 A JP59172399 A JP 59172399A JP 17239984 A JP17239984 A JP 17239984A JP S6155204 A JPS6155204 A JP S6155204A
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は通気性を有する防塵作業服に関する。
更に詳しくはクリーンルーム用作業服、即ち防塵作業服
として、作業服の内側から発生する塵の外部放出を抑制
するばかりでなく、通気性を大幅に向上させることによ
り、着用時のムレ、ペタツキを起させない快適なりリー
ンルーム用防塵作業服に関するものである。
として、作業服の内側から発生する塵の外部放出を抑制
するばかりでなく、通気性を大幅に向上させることによ
り、着用時のムレ、ペタツキを起させない快適なりリー
ンルーム用防塵作業服に関するものである。
従来の技術
近年、牛導体製造、光学機器製造、精密機器製造、等の
製造技術の進歩は目ざましいものがあるが、その技術も
益々微細化、高密度化へと進んでいる。それに伴い、ク
リーンルーム内の製造環境も一層条件が厳しくなシ、温
度、湿度はむろんの事、作業環境に殊遇する塵の問題に
ついても要求の厳しさが増大している。又、食品、医薬
品、病院等の細菌の汚染、感染防止における塵の問題も
極めて厳しい条件が要求されてきている。作業空間自身
については適切なフィルターを用い空気の循環を考慮し
た施設的改良によってほぼ゛目的を達しているが、クリ
ーンルーム内で作業する人間の衣服内部から発生する塵
九ついての対策は遅れているのが実情である。従来よ、
aIIAI!I衣と称するものが市販され、クリーンル
ーム用作業服として使用されているが、これは静電気に
よる帯電防止性即ち吸塵性及び作業衣服の素材自体から
発生する発塵性については考慮されているが、作業衣服
の内側即ち人体の皮ふ、下着等から発生する塵の透過抑
制としての対策は極くわずかである。特に微細粒子の塵
の透過抑制機能の効果は皆無に等しい。
製造技術の進歩は目ざましいものがあるが、その技術も
益々微細化、高密度化へと進んでいる。それに伴い、ク
リーンルーム内の製造環境も一層条件が厳しくなシ、温
度、湿度はむろんの事、作業環境に殊遇する塵の問題に
ついても要求の厳しさが増大している。又、食品、医薬
品、病院等の細菌の汚染、感染防止における塵の問題も
極めて厳しい条件が要求されてきている。作業空間自身
については適切なフィルターを用い空気の循環を考慮し
た施設的改良によってほぼ゛目的を達しているが、クリ
ーンルーム内で作業する人間の衣服内部から発生する塵
九ついての対策は遅れているのが実情である。従来よ、
aIIAI!I衣と称するものが市販され、クリーンル
ーム用作業服として使用されているが、これは静電気に
よる帯電防止性即ち吸塵性及び作業衣服の素材自体から
発生する発塵性については考慮されているが、作業衣服
の内側即ち人体の皮ふ、下着等から発生する塵の透過抑
制としての対策は極くわずかである。特に微細粒子の塵
の透過抑制機能の効果は皆無に等しい。
発明が解決しようとする問題点
本発明はこの塵の透過抑制機能を損することなく、より
通気性を向上させ、着用時のムレ、ベタツキを改良した
クリーンルーム用通気性防塵作業服を提供するものであ
り、これにより、製品製造での良品収率の向上はむろん
のこと空調質の大幅な削減に寄与すると共に、ベタツキ
、ムレtSさない快適な作業着用感が期特出来る。従来
より塵の透過抑制対策と通気性向上に上るベタツキ、ム
レの解消による着用感の向上は相反する機能としてこの
両方を同時に考えた対策に苦慮されてきたのが実情であ
ったが、本発明はこの両方を一気に改良したものであり
、クリーンルーム用通気性防塵作業服として新規な衣服
が提供できるものである0 問題点を解決するための手段 本発明は、通気度i cc/cd・秒以下の高密度布帛
で構成される作業服の適宜の部分に単繊維直径061□
〜5.0μmの極細繊維ウェブ又は、シートを一枚もし
くは複数枚積層してなる繊維合体を布帛の一面又は、サ
ンドインチ状に介在せしめ接合一体化された繊維構造物
を用いてなる通気性を有する防塵作業服である。
通気性を向上させ、着用時のムレ、ベタツキを改良した
クリーンルーム用通気性防塵作業服を提供するものであ
り、これにより、製品製造での良品収率の向上はむろん
のこと空調質の大幅な削減に寄与すると共に、ベタツキ
、ムレtSさない快適な作業着用感が期特出来る。従来
より塵の透過抑制対策と通気性向上に上るベタツキ、ム
レの解消による着用感の向上は相反する機能としてこの
両方を同時に考えた対策に苦慮されてきたのが実情であ
ったが、本発明はこの両方を一気に改良したものであり
、クリーンルーム用通気性防塵作業服として新規な衣服
が提供できるものである0 問題点を解決するための手段 本発明は、通気度i cc/cd・秒以下の高密度布帛
で構成される作業服の適宜の部分に単繊維直径061□
〜5.0μmの極細繊維ウェブ又は、シートを一枚もし
くは複数枚積層してなる繊維合体を布帛の一面又は、サ
ンドインチ状に介在せしめ接合一体化された繊維構造物
を用いてなる通気性を有する防塵作業服である。
本発明の特徴とするところは、適宜の部分に高性能なフ
ィルター効果を持つ繊維集合体と布帛を接合一体化させ
た繊維構造物で構成せしめた布帛を用いることにより、
衣服の内側から放出される塵を含んだ空気を濾過し、清
浄な空気のみを作業空間中に放出するものである。従来
は、ムレ、ベータツキを解消する為適宜な部分にメツシ
ュ、素材を用いたり、穴明布を用いたりという様なこと
は考えられ、実用化もされているが、この方法では通気
性はたしかに向上するが塵の透過抑制をすることは出来
ない。従って、作業空間内への塵の透過抑制条件が厳し
くなればな゛るほど、本発明の効果が大きく期特出来る
ものである。この繊維構造物として用いる布帛とは全て
の繊維素材からなる織編物及び不織布に適用されるがそ
れ自体層を吸着しにくいもの及び塵を発生しにくいもの
が望まれる。
ィルター効果を持つ繊維集合体と布帛を接合一体化させ
た繊維構造物で構成せしめた布帛を用いることにより、
衣服の内側から放出される塵を含んだ空気を濾過し、清
浄な空気のみを作業空間中に放出するものである。従来
は、ムレ、ベータツキを解消する為適宜な部分にメツシ
ュ、素材を用いたり、穴明布を用いたりという様なこと
は考えられ、実用化もされているが、この方法では通気
性はたしかに向上するが塵の透過抑制をすることは出来
ない。従って、作業空間内への塵の透過抑制条件が厳し
くなればな゛るほど、本発明の効果が大きく期特出来る
ものである。この繊維構造物として用いる布帛とは全て
の繊維素材からなる織編物及び不織布に適用されるがそ
れ自体層を吸着しにくいもの及び塵を発生しにくいもの
が望まれる。
また、本発明では必要に応じて帯電防止を図るようにも
できる。即ち、着用作業時の摩擦によって発生する静電
気による製品の不良発生を防止する目的及び静電気′の
帯電により空気中に浮遊する塵め吸座防止、更に衣服内
部即ち人間の皮ふ、下着等から発生する塵の吸着を防止
する目的から、基布として訓電糸を織編込んだ布帛を使
用するか、又は導電物質t−繊維集合体に付与させるか
、又は帯電防止剤を少なくとも片面に付与することによ
り温度20℃、湿度40チ条件下で摩擦帯電圧がtoo
ov以下、望ましくは500v以下の性能を持たせるよ
うにしてもよい。
できる。即ち、着用作業時の摩擦によって発生する静電
気による製品の不良発生を防止する目的及び静電気′の
帯電により空気中に浮遊する塵め吸座防止、更に衣服内
部即ち人間の皮ふ、下着等から発生する塵の吸着を防止
する目的から、基布として訓電糸を織編込んだ布帛を使
用するか、又は導電物質t−繊維集合体に付与させるか
、又は帯電防止剤を少なくとも片面に付与することによ
り温度20℃、湿度40チ条件下で摩擦帯電圧がtoo
ov以下、望ましくは500v以下の性能を持たせるよ
うにしてもよい。
本発明で言う、通気度1 cr、/d・秒以下の高密度
布帛とは、通気度はJISL 1096通気性試験法A
法(フラジール形試験機により測定した通気度であり、
この試験方法において1 cr:、/aA・秒以下の通
気度を有しているものを高密既布帛とし、織物に例えれ
ば密度250本/インチ以上で、繊維間隙10μm以下
のものを言う。
布帛とは、通気度はJISL 1096通気性試験法A
法(フラジール形試験機により測定した通気度であり、
この試験方法において1 cr:、/aA・秒以下の通
気度を有しているものを高密既布帛とし、織物に例えれ
ば密度250本/インチ以上で、繊維間隙10μm以下
のものを言う。
通気度1 cc/a/l・秒以下の高密度布帛の繊維素
材としては合成繊維素材、再生繊維素材、天然繊維素材
又はこれ等を組合せて用いることができ、その素材から
の発塵性S配慮した織編物及び不織布が含まれるが、好
ましくは合成繊維素材がよく、特に、ポリエステル系合
成長繊維、ポリアミド系合成長繊維、ポリアクリル系合
成長繊維、ポリオレフィン系合成長繊維及びこれ等の長
繊維素材のものを糸及び布帛において組合せた布帛が適
当である。単糸デニールは0.001〜1.Odの極細
糸がよく、なかでも0.05〜0.5d使いのものが好
ましい。又、高密度化にする方法としては高収縮極細糸
を用いるもの、異収縮混繊糸を用いるもの、織製上編成
上で高密度化を図るもの、加工において高密度化を図る
もの及びこれ等を組合せて高密度化を図る場合も含まれ
る。又、布帛の糸使い、目付としては、作業服の使用場
所、作業環境等により適宜選択されるものであるが糸使
い10〜150d1目付lO〜2001F/ar のも
のが適当である。
材としては合成繊維素材、再生繊維素材、天然繊維素材
又はこれ等を組合せて用いることができ、その素材から
の発塵性S配慮した織編物及び不織布が含まれるが、好
ましくは合成繊維素材がよく、特に、ポリエステル系合
成長繊維、ポリアミド系合成長繊維、ポリアクリル系合
成長繊維、ポリオレフィン系合成長繊維及びこれ等の長
繊維素材のものを糸及び布帛において組合せた布帛が適
当である。単糸デニールは0.001〜1.Odの極細
糸がよく、なかでも0.05〜0.5d使いのものが好
ましい。又、高密度化にする方法としては高収縮極細糸
を用いるもの、異収縮混繊糸を用いるもの、織製上編成
上で高密度化を図るもの、加工において高密度化を図る
もの及びこれ等を組合せて高密度化を図る場合も含まれ
る。又、布帛の糸使い、目付としては、作業服の使用場
所、作業環境等により適宜選択されるものであるが糸使
い10〜150d1目付lO〜2001F/ar のも
のが適当である。
基材となる布帛とは全ての繊維素材からなる織編物及び
不織布に適用されるが、それ自体塵を吸着しにくいもの
及び塵を発生しにくいものが望ましい。又、単繊維直径
0.1μm〜5.0μmの極細長繊維ウェブ、及びシー
トとは、極細合成長繊維を主体として溶融紡糸による長
繊維不織布により形成された繊維集合体をいう、目付は
20〜80t/♂、厚みは0.1〜1.0+u+位が適
当である。この主体となる極細合成長繊維としては、ポ
リエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン
系繊維、ポリアクリル系繊維等の合成繊維が好ましく、
その中でもポリエステル系繊維が寸法安定性の面よシ最
も好ましい。その製造方法としては特にメルトプロ一方
式なるものが最適である。これは、本発明の目的に合っ
た極細合成長繊維を得やすいばかりでなく、目付、厚み
等が均一でかつ、ピンホールの発生がしにくいウェブ又
はシートを得易い為である。
不織布に適用されるが、それ自体塵を吸着しにくいもの
及び塵を発生しにくいものが望ましい。又、単繊維直径
0.1μm〜5.0μmの極細長繊維ウェブ、及びシー
トとは、極細合成長繊維を主体として溶融紡糸による長
繊維不織布により形成された繊維集合体をいう、目付は
20〜80t/♂、厚みは0.1〜1.0+u+位が適
当である。この主体となる極細合成長繊維としては、ポ
リエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン
系繊維、ポリアクリル系繊維等の合成繊維が好ましく、
その中でもポリエステル系繊維が寸法安定性の面よシ最
も好ましい。その製造方法としては特にメルトプロ一方
式なるものが最適である。これは、本発明の目的に合っ
た極細合成長繊維を得やすいばかりでなく、目付、厚み
等が均一でかつ、ピンホールの発生がしにくいウェブ又
はシートを得易い為である。
又、繊維集合体を布帛の一面又は、サンドイッチ状に介
在せしめ接合一体化させる方法としては、低融点合成樹
脂接着剤を貼着し、化学的に接合一体化させる方法、又
、柱状流加工で物理的に接合一体化させる方法、又、ミ
シン糸で縫い合わせて接合一体化させる方法、又、ニー
ドルパンチ加工で接合一体化させる方法及び、高周波ウ
エルダー、超音波ウエルダー等による溶融接着で接合一
体化させる方法等があるが、本発明に適したウェブ又は
シートを布帛と接合一体させる方法としては、布帛に低
融点合成樹脂接着剤を貼着させ接合一体化させる方法及
び、柱状流加・工により接合一体化させる方法が最も好
ましい。これは、目付ムシ、厚みムシの発生、表面の凹
凸の発生、ピンホールの発生、接着部の硬化等のおそれ
を除くことができるばかりでなく、生産性の面からも極
めて有効な方法といえる。
在せしめ接合一体化させる方法としては、低融点合成樹
脂接着剤を貼着し、化学的に接合一体化させる方法、又
、柱状流加工で物理的に接合一体化させる方法、又、ミ
シン糸で縫い合わせて接合一体化させる方法、又、ニー
ドルパンチ加工で接合一体化させる方法及び、高周波ウ
エルダー、超音波ウエルダー等による溶融接着で接合一
体化させる方法等があるが、本発明に適したウェブ又は
シートを布帛と接合一体させる方法としては、布帛に低
融点合成樹脂接着剤を貼着させ接合一体化させる方法及
び、柱状流加・工により接合一体化させる方法が最も好
ましい。これは、目付ムシ、厚みムシの発生、表面の凹
凸の発生、ピンホールの発生、接着部の硬化等のおそれ
を除くことができるばかりでなく、生産性の面からも極
めて有効な方法といえる。
上記の0.1−5.0μmの極細繊維ウェブ又は、シー
トの繊維集合体を布帛と接合一体化させfc繊維構造愉
1を適宜の部分に使用す−るということは、作業M、2
を構成する−りのパーツとして用いる方法、例えば第1
図〜第10図は、本発明の繊維構造物をクリーンルーム
用作業服の適宜の部分に用いることを説明する為の概略
図であり1.これらの図をそれぞれ組合せて通気性を有
する作業服とすることも可能である。図に示すごとく背
のヨークに用いる場合、細膜パーツに用いる場合、袖の
上及び下軸パーツに用いる場合、スラックスのパーツと
して用いる場合等が考えられ、又、衣服の切換線、例え
ば、バストライ/、ウェストライン等に用いる場合、又
、作業服の装飾的な部分に用いる、例えば、袖の上部ラ
イン、袖の腕章的な用い方、ワッペン、刺繍的な用い方
、スラックスのサイドライン、等が考えられると共に、
これ等の用い方を種々組合せて衣服全構成することも出
来る。
トの繊維集合体を布帛と接合一体化させfc繊維構造愉
1を適宜の部分に使用す−るということは、作業M、2
を構成する−りのパーツとして用いる方法、例えば第1
図〜第10図は、本発明の繊維構造物をクリーンルーム
用作業服の適宜の部分に用いることを説明する為の概略
図であり1.これらの図をそれぞれ組合せて通気性を有
する作業服とすることも可能である。図に示すごとく背
のヨークに用いる場合、細膜パーツに用いる場合、袖の
上及び下軸パーツに用いる場合、スラックスのパーツと
して用いる場合等が考えられ、又、衣服の切換線、例え
ば、バストライ/、ウェストライン等に用いる場合、又
、作業服の装飾的な部分に用いる、例えば、袖の上部ラ
イン、袖の腕章的な用い方、ワッペン、刺繍的な用い方
、スラックスのサイドライン、等が考えられると共に、
これ等の用い方を種々組合せて衣服全構成することも出
来る。
一方、上記繊維構造物は全体衣服系材の使用総面積のl
θ〜90チの範囲で用いればよいが、使用面積が10−
の場合よりも90チの万がよシ通気性を向上できる上に
血の透過抑制性能が変わることは殆んどない。10チ以
下の使用の場合は通気性を大幅に向上させることは出来
ない。
θ〜90チの範囲で用いればよいが、使用面積が10−
の場合よりも90チの万がよシ通気性を向上できる上に
血の透過抑制性能が変わることは殆んどない。10チ以
下の使用の場合は通気性を大幅に向上させることは出来
ない。
この様に通気度1 cC/Crd・秒以下の高密度布帛
で構成されるクリーンルーム用作業服の適宜の部分に、
単繊維径0.1〜5.0μmの極細繊維ウェブ又は、シ
ートの繊維集合体を布帛の一面又は、サンド・イツチ状
に介在させ接合一体化させた繊維構造物を用いることに
より、本発明のクリーンルーム用の通気性を有する防塵
作業服としての目的を達成し得るものである。
で構成されるクリーンルーム用作業服の適宜の部分に、
単繊維径0.1〜5.0μmの極細繊維ウェブ又は、シ
ートの繊維集合体を布帛の一面又は、サンド・イツチ状
に介在させ接合一体化させた繊維構造物を用いることに
より、本発明のクリーンルーム用の通気性を有する防塵
作業服としての目的を達成し得るものである。
次に、実施例によりさらに本発明を説明する。
実施例1
ポリエステル合成長繊維(単糸デニールQ、5d)を用
い次高密度織物(経糸、緯糸とも75 d/150 f
。
い次高密度織物(経糸、緯糸とも75 d/150 f
。
目付、98 f/rls 、経糸と緯糸の密度の和30
0本/インチ導電糸はカーボン人ナイロンフィラメント
糸をポリエステル7sd/xsof と交撚し、経糸
として5jEaピツチで織込む)を加工において高収縮
加工(面積収縮15チ)を施し、通気度0.6CC/−
・秒の高密度布帛を得た。この高密度布帛で構成される
クリーンルーム用防塵作業服の適宜の部分に、単繊維直
径0.9μmを主体とするポリエステル極細長繊維メル
トプロー加工によるクエブ(目付:30f/♂) 1枚
を繊維集合体とし、ナイ四ンー6トリコット編物(−系
使い:20d、度目:28ゲージ)の片面にポリアミド
系低融点合成樹脂接着剤(8〜10 f/d )を点状
(経方向45・ポイント、緯方向45ポイント/インチ
)に貼着させた布帛2枚で上述の繊維集合体をサンドイ
ンチ状に介在せしめ加熱圧着(温度=130℃、圧カニ
21!4/atl ) をio秒間施した繊維構造
物を5チ、用いてなるクリーンルーム用通気性を有する
防塵作業服を試作した。
0本/インチ導電糸はカーボン人ナイロンフィラメント
糸をポリエステル7sd/xsof と交撚し、経糸
として5jEaピツチで織込む)を加工において高収縮
加工(面積収縮15チ)を施し、通気度0.6CC/−
・秒の高密度布帛を得た。この高密度布帛で構成される
クリーンルーム用防塵作業服の適宜の部分に、単繊維直
径0.9μmを主体とするポリエステル極細長繊維メル
トプロー加工によるクエブ(目付:30f/♂) 1枚
を繊維集合体とし、ナイ四ンー6トリコット編物(−系
使い:20d、度目:28ゲージ)の片面にポリアミド
系低融点合成樹脂接着剤(8〜10 f/d )を点状
(経方向45・ポイント、緯方向45ポイント/インチ
)に貼着させた布帛2枚で上述の繊維集合体をサンドイ
ンチ状に介在せしめ加熱圧着(温度=130℃、圧カニ
21!4/atl ) をio秒間施した繊維構造
物を5チ、用いてなるクリーンルーム用通気性を有する
防塵作業服を試作した。
実施例2
実施例1と同様に10%用いてなる作業服を試作した。
実施例3
実施例1と同様に30%用いてなる作業服を試作した。
実施例4
実施例1と同様に50チ用いてなる作業服を試作した。
実施例5
実施例1と同様に90%用いてなる作業服を試作した。
比較例1
実施例1に示した高密度布帛100%、使いの作業服を
比較例1として用いる。
比較例1として用いる。
比較例2
一般に無塵衣として市販されているポリエステル繊維使
い3綾織物(導電糸入り)を比較例2として用いる。
い3綾織物(導電糸入り)を比較例2として用いる。
比較例3
一般に無塵衣として市販されているポリエステル繊維使
い%綾織物(導電糸入り)を比較例3として用いる。
い%綾織物(導電糸入り)を比較例3として用いる。
比較例4
一般に無塵衣として市販されているポリアミド繊維使い
3綾織物(制電糸使い)を比較例4として用いる。
3綾織物(制電糸使い)を比較例4として用いる。
以上の各実施例、比較例の塵の透過率、通気性及び着用
感を第1表に示す。
感を第1表に示す。
なお、第1表に示す透過率はJISZ−8901(試験
用ダス)B法)により測定した。又、通気性はJISL
−1096により測定した゛。又、着用感の官能判定に
ついては、温度20℃、湿度65チの恒温湿状態の環境
条件におい゛て3時間通常の作業(歩く、手を上下させ
る、身体の曲げ伸し等)に促した動きをすることにより
発汗からのムレ、ペタツキを官能的に評価した。発汗に
よシムレ、ベタツキを強く感じる場合を1級とし、全く
感じない場合を5級とした5段階の判定基準にて判定し
、そのどちらとも判定が決まらない場合を中間判定(例
えば3級−4級)とし評価した6 以下余白 第 1 表 発明の効果 第1表から明らかなように、本発明によるクリーンルー
ム用の通気性を有する防塵作業服が、従来のものに比べ
、より透過率、通気性、着用感の3点を満足させうるも
のである。即ち、クリーンルーム用作業服に使用して微
細塵の透過を格段に抑制すると共に通気性を付与させた
事により着用中の発汗によるムレ、ベタツキを起させず
快適な作業が期待出来るものである。
用ダス)B法)により測定した。又、通気性はJISL
−1096により測定した゛。又、着用感の官能判定に
ついては、温度20℃、湿度65チの恒温湿状態の環境
条件におい゛て3時間通常の作業(歩く、手を上下させ
る、身体の曲げ伸し等)に促した動きをすることにより
発汗からのムレ、ペタツキを官能的に評価した。発汗に
よシムレ、ベタツキを強く感じる場合を1級とし、全く
感じない場合を5級とした5段階の判定基準にて判定し
、そのどちらとも判定が決まらない場合を中間判定(例
えば3級−4級)とし評価した6 以下余白 第 1 表 発明の効果 第1表から明らかなように、本発明によるクリーンルー
ム用の通気性を有する防塵作業服が、従来のものに比べ
、より透過率、通気性、着用感の3点を満足させうるも
のである。即ち、クリーンルーム用作業服に使用して微
細塵の透過を格段に抑制すると共に通気性を付与させた
事により着用中の発汗によるムレ、ベタツキを起させず
快適な作業が期待出来るものである。
第1図〜第10図は、本発明の通気性を有する防塵作業
服の説明用略図である。 l・・・・・・繊維構造物、 20.・0.・作業服。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第8図 第7図 第9図 第10図
服の説明用略図である。 l・・・・・・繊維構造物、 20.・0.・作業服。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第8図 第7図 第9図 第10図
Claims (1)
- 通気度1cc/cm^2・秒以下の高密度布帛で構成さ
れる作業服の適宜の部分に、単繊維直径0.1〜5.0
μmの極細長繊維ウェブ又はシートを一枚もしくは複数
枚積層してなる繊維集合体を布帛の一面又は、サンドイ
ッチ状に介在せしめ接合一体化させた繊維構造物を用い
てなる通気性を有する防塵作業服
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59172399A JPS6155204A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 通気性を有する防塵作業服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59172399A JPS6155204A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 通気性を有する防塵作業服 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6155204A true JPS6155204A (ja) | 1986-03-19 |
JPH0529682B2 JPH0529682B2 (ja) | 1993-05-06 |
Family
ID=15941218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59172399A Granted JPS6155204A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 通気性を有する防塵作業服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6155204A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010163711A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Teijin Fibers Ltd | 制電性を有するポリエステル薄地織物 |
JP2010540788A (ja) * | 2007-09-26 | 2010-12-24 | ゴア エンタープライズ ホールディングス,インコーポレイティド | 防護下着 |
JP2011503379A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-01-27 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 防塵衣服 |
-
1984
- 1984-08-21 JP JP59172399A patent/JPS6155204A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010540788A (ja) * | 2007-09-26 | 2010-12-24 | ゴア エンタープライズ ホールディングス,インコーポレイティド | 防護下着 |
JP2011503379A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-01-27 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 防塵衣服 |
JP2010163711A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Teijin Fibers Ltd | 制電性を有するポリエステル薄地織物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0529682B2 (ja) | 1993-05-06 |
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