JPS6153396B2 - - Google Patents
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- JPS6153396B2 JPS6153396B2 JP56198679A JP19867981A JPS6153396B2 JP S6153396 B2 JPS6153396 B2 JP S6153396B2 JP 56198679 A JP56198679 A JP 56198679A JP 19867981 A JP19867981 A JP 19867981A JP S6153396 B2 JPS6153396 B2 JP S6153396B2
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は輝きの優れたメタリツク調粘着シート
に関する。
に関する。
従来、粘着剤の薄層に粒度の小さい均一粒度の
金属粉末を均密に分散させた薄層を透明プラスチ
ツクフイルムと剥離紙の間に挾持したメタリツク
調粘着シートは知られている。しかし、このメタ
リツク調粘着シートには問題点として、金属粒子
の粒度が均一なために輝き方も均一となりメタリ
ツク特有の変化に富んだ不均一ともいえる輝きに
欠ける点があつた。
金属粉末を均密に分散させた薄層を透明プラスチ
ツクフイルムと剥離紙の間に挾持したメタリツク
調粘着シートは知られている。しかし、このメタ
リツク調粘着シートには問題点として、金属粒子
の粒度が均一なために輝き方も均一となりメタリ
ツク特有の変化に富んだ不均一ともいえる輝きに
欠ける点があつた。
また粘着剤の薄層に金属粉末の粒度の大きいも
のと小さいものを分散させた薄層を透明プラスチ
ツクフイルムと剥離紙の間に挾持してつくつたメ
タリツク調粘着シートでは両粒子の比重差の関係
から輝きのよい大粒子が沈降してしまい。小粒子
がその上を覆つてしまうために好ましい輝きは得
られない。そしてまた粘着剤の薄層に金属粉末の
粒度の大きいものだけを分散させた薄層を透明プ
ラスチツクフイルムと剥離紙の間に挾持してつく
つたメタリツク調粘着性シートでは隠蔽性に欠け
る欠点がある。これを補うために粒度の大きい金
属粉末の添加量を増量すると、被着体と接着する
粘着剤界面の凹凸が激しくなり接着面積の減少に
より粘着シート本来の特性である接着性能が著し
く悪化する。
のと小さいものを分散させた薄層を透明プラスチ
ツクフイルムと剥離紙の間に挾持してつくつたメ
タリツク調粘着シートでは両粒子の比重差の関係
から輝きのよい大粒子が沈降してしまい。小粒子
がその上を覆つてしまうために好ましい輝きは得
られない。そしてまた粘着剤の薄層に金属粉末の
粒度の大きいものだけを分散させた薄層を透明プ
ラスチツクフイルムと剥離紙の間に挾持してつく
つたメタリツク調粘着性シートでは隠蔽性に欠け
る欠点がある。これを補うために粒度の大きい金
属粉末の添加量を増量すると、被着体と接着する
粘着剤界面の凹凸が激しくなり接着面積の減少に
より粘着シート本来の特性である接着性能が著し
く悪化する。
本発明は上記した欠点のない輝きの非常に優れ
たメタリツク調粘着シートを提供することを目的
とするものであつて、本発明はアクリル系粘着剤
に粒度1〜50μの隠蔽性の有る金属粉末を均密に
混練、分散させて得られる粘着剤の薄層とアクリ
ル系粘着剤に粒度が上記金属粉末よりも少くとも
5μ以上大きくかつ10〜500μの範囲内にある金
属粉末を均密に混練、分散させて得られる粘着剤
の薄層とからなる2層の粘着剤の薄層を透明プラ
スチツクフイルムと剥離紙との間に挾持したこと
を特徴とする輝きの優れたメタリツク調粘着シー
トである。
たメタリツク調粘着シートを提供することを目的
とするものであつて、本発明はアクリル系粘着剤
に粒度1〜50μの隠蔽性の有る金属粉末を均密に
混練、分散させて得られる粘着剤の薄層とアクリ
ル系粘着剤に粒度が上記金属粉末よりも少くとも
5μ以上大きくかつ10〜500μの範囲内にある金
属粉末を均密に混練、分散させて得られる粘着剤
の薄層とからなる2層の粘着剤の薄層を透明プラ
スチツクフイルムと剥離紙との間に挾持したこと
を特徴とする輝きの優れたメタリツク調粘着シー
トである。
本発明においてアクリル系粘着剤としては、例
えばアクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸−2−エチルヘキシルなどのアクリル酸エ
ステルを重合させて得られる樹脂を基礎とする粘
着剤が挙げられる。
えばアクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸−2−エチルヘキシルなどのアクリル酸エ
ステルを重合させて得られる樹脂を基礎とする粘
着剤が挙げられる。
このアクリル系粘着剤に混練、分散させる金属
粉末としては、例えばアルミニウム、銅、真鍮、
金、銀、ニツケルなどが挙げられる。
粉末としては、例えばアルミニウム、銅、真鍮、
金、銀、ニツケルなどが挙げられる。
また、透明プラスチツクフイルムとしては、例
えば塩化ビニル樹脂、フツ素樹脂、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂など
よりなる群から選ばれる樹脂よりなる透明フイル
ムが用いられ、剥離紙としては粘着シートの粘着
面を保護する剥離紙であればすべて用いることが
でき、この剥離紙には、いわゆる剥離紙ばかりで
なく、剥離性のあるフイルムも含まれる。
えば塩化ビニル樹脂、フツ素樹脂、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂など
よりなる群から選ばれる樹脂よりなる透明フイル
ムが用いられ、剥離紙としては粘着シートの粘着
面を保護する剥離紙であればすべて用いることが
でき、この剥離紙には、いわゆる剥離紙ばかりで
なく、剥離性のあるフイルムも含まれる。
本発明はこの透明プラスチツクフイルムと剥離
紙との間に、アクリル系粘着剤に粘度1〜50μ、
好ましくは5〜40μの隠蔽性の有る金属粉末を均
密に混練、分散させて得られる粘着剤(以下、小
粒子金属粉末分散粘着剤という)の薄層(以下、
小粒子層という)とアクリル系粘着剤に粒度が上
記金属粉末よりも少なくとも5μ以上大きくかつ
10〜500μ、好ましくは100〜400μの範囲内にあ
る金属粉末を均密に混練、分散させて得られる粘
着剤(以下、大粒子金属粉末分散粘着剤という)
の薄層(以下、大粒子層という)とからなる2層
の粘着剤の薄層を挾持したメタリツク調粘着シー
トである。
紙との間に、アクリル系粘着剤に粘度1〜50μ、
好ましくは5〜40μの隠蔽性の有る金属粉末を均
密に混練、分散させて得られる粘着剤(以下、小
粒子金属粉末分散粘着剤という)の薄層(以下、
小粒子層という)とアクリル系粘着剤に粒度が上
記金属粉末よりも少なくとも5μ以上大きくかつ
10〜500μ、好ましくは100〜400μの範囲内にあ
る金属粉末を均密に混練、分散させて得られる粘
着剤(以下、大粒子金属粉末分散粘着剤という)
の薄層(以下、大粒子層という)とからなる2層
の粘着剤の薄層を挾持したメタリツク調粘着シー
トである。
上記の小粒子層および大粒子層を得る場合の金
属粉末の添加量は適当に選ぶことができるが、粘
着剤と金属粉末との混合比が重量で100:1〜100
位の範囲内にあるのが適当である。
属粉末の添加量は適当に選ぶことができるが、粘
着剤と金属粉末との混合比が重量で100:1〜100
位の範囲内にあるのが適当である。
また、透明プラスチツクフイルムと剥離紙との
間に小粒子層と大粒子層とからなる2層の粘着剤
の薄層を挾持する場合、透明プラスチツク側に大
粒子層、その外側に小粒子層があるようにしても
よく、透明プラスチツク側に小粒子層、その外側
に大粒子層があるようにしてもよい。
間に小粒子層と大粒子層とからなる2層の粘着剤
の薄層を挾持する場合、透明プラスチツク側に大
粒子層、その外側に小粒子層があるようにしても
よく、透明プラスチツク側に小粒子層、その外側
に大粒子層があるようにしてもよい。
次に図面にしたがつて本発明のメタリツク調粘
着シートを従来のメタリツク調粘着シートと比較
して説明する。第1図は従来のメタリツク調粘着
シートの拡大縦断面図であり、第2図および第3
図は本発明のメタリツク調粘着シートの拡大縦断
面図である。
着シートを従来のメタリツク調粘着シートと比較
して説明する。第1図は従来のメタリツク調粘着
シートの拡大縦断面図であり、第2図および第3
図は本発明のメタリツク調粘着シートの拡大縦断
面図である。
第1図において、1は透明プラスチツクフイル
ム、2は粒度の小さい均一粒度の金属粉末を分散
させた粘着剤の薄層、3は剥離紙、4は粒度の小
さい均一粒度の金属粉末である。
ム、2は粒度の小さい均一粒度の金属粉末を分散
させた粘着剤の薄層、3は剥離紙、4は粒度の小
さい均一粒度の金属粉末である。
第2図および第3図において、5は透明プラス
チツクフイルム、6は大粒子層、7は小粒子層、
8は剥離紙、9は大粒子の金属粉末、10は小粒
子の金属粉末である。
チツクフイルム、6は大粒子層、7は小粒子層、
8は剥離紙、9は大粒子の金属粉末、10は小粒
子の金属粉末である。
本発明のメタリツク調粘着シートは、例えば次
のようにして製造することができる。
のようにして製造することができる。
透明プラスチツクフイルムに大粒子金属粉末
分散粘着剤を塗布して大粒子層を作成し、この
大粒子層の上に、小粒子金属粉末分散粘着剤を
塗布して小粒子層を作成し、この小粒子層の上
に剥離紙を貼り合せて本発明のメタリツク調粘
着シートを得る。また、上記の方法において大
粒子金属粉末分散粘着剤と小粒子金属粉末分散
粘着剤の塗布の順序を逆にして本発明のメタリ
ツク調粘着シートを得る。
分散粘着剤を塗布して大粒子層を作成し、この
大粒子層の上に、小粒子金属粉末分散粘着剤を
塗布して小粒子層を作成し、この小粒子層の上
に剥離紙を貼り合せて本発明のメタリツク調粘
着シートを得る。また、上記の方法において大
粒子金属粉末分散粘着剤と小粒子金属粉末分散
粘着剤の塗布の順序を逆にして本発明のメタリ
ツク調粘着シートを得る。
透明プラスチツクフイルムに大粒子金属粉末
分散粘着剤を塗布して大粒子層を作成し、この
大粒子層の上に剥離紙を貼り合わせる。別に剥
離紙に小粒子金属粉末分散粘着剤を塗布し小粒
子層を作成する。上記大粒子層上の剥離紙を剥
がし、この大粒子層の面と上記小粒子層の面と
を貼り合せて本発明のメタリツク調粘着剤シー
トを得る。また、透明プラスチツクフイルムに
小粒子金属粉末分散粘着剤を塗布して小粒子層
を作成し、この小粒子層の上に剥離紙を貼り合
わせる。別に剥離紙に大粒子金属粉末分散粘着
剤を塗布して大粒子層を作成し、上記小粒子層
上の剥離紙を剥がし、この小粒子層の面と上記
大粒子層の面とを貼り合せて本発明のメタリツ
ク調粘着シートを得る。
分散粘着剤を塗布して大粒子層を作成し、この
大粒子層の上に剥離紙を貼り合わせる。別に剥
離紙に小粒子金属粉末分散粘着剤を塗布し小粒
子層を作成する。上記大粒子層上の剥離紙を剥
がし、この大粒子層の面と上記小粒子層の面と
を貼り合せて本発明のメタリツク調粘着剤シー
トを得る。また、透明プラスチツクフイルムに
小粒子金属粉末分散粘着剤を塗布して小粒子層
を作成し、この小粒子層の上に剥離紙を貼り合
わせる。別に剥離紙に大粒子金属粉末分散粘着
剤を塗布して大粒子層を作成し、上記小粒子層
上の剥離紙を剥がし、この小粒子層の面と上記
大粒子層の面とを貼り合せて本発明のメタリツ
ク調粘着シートを得る。
剥離紙に小粒子金属粉末分散粘着剤を塗布し
て小粒子層を作成し、この小粒子層の上に、大
粒子金属粉末分散粘着剤を塗布して大粒子層を
作成し、この大粒子層の上に透明プラスチツク
フイルムを貼り合わせて本発明のメタリツク調
粘着シートを得る。また、上記の方法におい
て、小粒子金属粉末分散粘着剤と大粒子金属粉
末分散粘着剤の塗布の順序を逆にして本発明の
メタリツク調粘着剤シートを得る。
て小粒子層を作成し、この小粒子層の上に、大
粒子金属粉末分散粘着剤を塗布して大粒子層を
作成し、この大粒子層の上に透明プラスチツク
フイルムを貼り合わせて本発明のメタリツク調
粘着シートを得る。また、上記の方法におい
て、小粒子金属粉末分散粘着剤と大粒子金属粉
末分散粘着剤の塗布の順序を逆にして本発明の
メタリツク調粘着剤シートを得る。
剥離紙に大粒子金属粉末分散粘着剤を塗布し
て大粒子層を作成し、この大粒子層の上に透明
プラスチツクフイルムを貼り合せる。別に剥離
紙に小粒子金属粉末分散粘着剤を塗布して小粒
子層を形成する。上記大粒子層上の剥離紙を剥
がし、この大粒子層の面と上記小粒子層の面と
を貼り合せて本発明のメタリツク調粘着シート
を得る。また、剥離紙に小粒子金属粉末分散粘
着剤を塗布して小粒子層を作成し、この小粒子
層の上に透明プラスチツクフイルムを貼り合せ
る。別に剥離紙に大粒子金属粉末分散粘着剤を
塗布して大粒子層を形成し、上記小粒子層上の
剥離紙を剥がし、この小粒子層の面と上記大粒
子層の面とを貼り合せて本発明のメタリツク調
粘着シートを得る。
て大粒子層を作成し、この大粒子層の上に透明
プラスチツクフイルムを貼り合せる。別に剥離
紙に小粒子金属粉末分散粘着剤を塗布して小粒
子層を形成する。上記大粒子層上の剥離紙を剥
がし、この大粒子層の面と上記小粒子層の面と
を貼り合せて本発明のメタリツク調粘着シート
を得る。また、剥離紙に小粒子金属粉末分散粘
着剤を塗布して小粒子層を作成し、この小粒子
層の上に透明プラスチツクフイルムを貼り合せ
る。別に剥離紙に大粒子金属粉末分散粘着剤を
塗布して大粒子層を形成し、上記小粒子層上の
剥離紙を剥がし、この小粒子層の面と上記大粒
子層の面とを貼り合せて本発明のメタリツク調
粘着シートを得る。
本発明のメタリツク調粘着シートでは、全体の
輝きの中に大きな輝きが独立して見えるというよ
うにメタリツク調の輝きが2段階に見えるため、
本発明のメタリツク調粘着シートは従来のメタリ
ツク調粘着シートに比べて輝きが非常に優れ輝き
に深みが感じられ人目を引く効果が大である。
輝きの中に大きな輝きが独立して見えるというよ
うにメタリツク調の輝きが2段階に見えるため、
本発明のメタリツク調粘着シートは従来のメタリ
ツク調粘着シートに比べて輝きが非常に優れ輝き
に深みが感じられ人目を引く効果が大である。
本発明のメタリツク調粘着シートの用途として
は装飾が主に考えられ、内装材、外装材、ラベ
ル、ステツカー類、カーサイドストライプ等、表
面の透明プラスチツクフイルムの種類を選択する
ことにより巾広い用途が考えられ、従来のものに
比べはるかに人目を引くため、宣伝効果も大き
い。
は装飾が主に考えられ、内装材、外装材、ラベ
ル、ステツカー類、カーサイドストライプ等、表
面の透明プラスチツクフイルムの種類を選択する
ことにより巾広い用途が考えられ、従来のものに
比べはるかに人目を引くため、宣伝効果も大き
い。
また本発明のメタリツク調粘着シートを透明プ
ラスチツク板(例えばアクリル板、ポリカーボネ
ート板など)やガラス板に貼つた場合、板面を通
して見た場合と透明プラスチツクフイルム側から
見た場合では違つたメタリツク調となり、変つた
効果が得られる。
ラスチツク板(例えばアクリル板、ポリカーボネ
ート板など)やガラス板に貼つた場合、板面を通
して見た場合と透明プラスチツクフイルム側から
見た場合では違つたメタリツク調となり、変つた
効果が得られる。
本発明のメタリツク調粘着シートは特に店装用
としては最適であるが、この場合は透明プラスチ
ツクフイルム側に小粒子層が被着体側に大粒子層
があるようにしたものの方がより良い効果が得ら
れる。
としては最適であるが、この場合は透明プラスチ
ツクフイルム側に小粒子層が被着体側に大粒子層
があるようにしたものの方がより良い効果が得ら
れる。
次に実施例を示して本発明を更に具体的に説明
するが、本発明はこれにより制限されるものでは
ない。
するが、本発明はこれにより制限されるものでは
ない。
実施例 1
アクリル系粘着剤〔東亜合成(株)製、商品名:ア
ロンSC3401〕100重量部に粒度30μのアルミ粉末
〔東洋アルミ(株)製、商品名:アルペースト〕を10
重量部添加し、均一に混練して金属粉末分散粘着
剤を作成し、これをポリエステルフイルム〔東洋
レイヨン(株)製、商品名:ルミラー〕50μ厚に、乾
燥後の粘着剤が50μになる様に均一に塗布し、更
にこの粘着剤層の上に、上記粘着剤100重量部に
粒度15μのアルミ粉末〔東洋アルミ(株)製、商品
名:アルペースト〕を10重量部添加し均一に混練
した金属粉末分散粘着剤を乾燥後の粘着剤厚が30
μになる様に均一に塗布し、乾燥後、剥離紙〔四
国製紙(株)製、商品名:MLAY〕と貼り合わせて
メタリツク調粘着シートを完成した。
ロンSC3401〕100重量部に粒度30μのアルミ粉末
〔東洋アルミ(株)製、商品名:アルペースト〕を10
重量部添加し、均一に混練して金属粉末分散粘着
剤を作成し、これをポリエステルフイルム〔東洋
レイヨン(株)製、商品名:ルミラー〕50μ厚に、乾
燥後の粘着剤が50μになる様に均一に塗布し、更
にこの粘着剤層の上に、上記粘着剤100重量部に
粒度15μのアルミ粉末〔東洋アルミ(株)製、商品
名:アルペースト〕を10重量部添加し均一に混練
した金属粉末分散粘着剤を乾燥後の粘着剤厚が30
μになる様に均一に塗布し、乾燥後、剥離紙〔四
国製紙(株)製、商品名:MLAY〕と貼り合わせて
メタリツク調粘着シートを完成した。
実施例 2
実施例1に記載したと同じ粘着剤100重量部に
粒度20μのアルミ粉末〔東洋アルミ(株)製、商品
名:アルペースト〕を10重量部添加し、均一に混
練、分散して金属粉末分散粘着剤を作成し、これ
をポリプロピレンフイルム〔本州製紙(株)製、商品
名:アルフアン〕60μ厚に、乾燥後の粘着剤厚が
50μになる様に均一に塗布し、実施例1に記載の
剥離紙と貼り合わせる。
粒度20μのアルミ粉末〔東洋アルミ(株)製、商品
名:アルペースト〕を10重量部添加し、均一に混
練、分散して金属粉末分散粘着剤を作成し、これ
をポリプロピレンフイルム〔本州製紙(株)製、商品
名:アルフアン〕60μ厚に、乾燥後の粘着剤厚が
50μになる様に均一に塗布し、実施例1に記載の
剥離紙と貼り合わせる。
別に、実施例1に記載の剥離紙に粒度10μの銅
粉〔福田金属(株)製、商品名:HRS〕を20重量部
添加し、均一に混練、分散させた金属粉末分散粘
着剤を、乾燥後の粘着剤厚が30μになる様に均一
に塗布し、乾燥後、この面と上記の粒度20μのア
ルミ粉末を分散した金属粉末分散粘着剤層上の剥
離紙を剥した面とを貼り合わせメタリツク調粘着
シートを完成した。
粉〔福田金属(株)製、商品名:HRS〕を20重量部
添加し、均一に混練、分散させた金属粉末分散粘
着剤を、乾燥後の粘着剤厚が30μになる様に均一
に塗布し、乾燥後、この面と上記の粒度20μのア
ルミ粉末を分散した金属粉末分散粘着剤層上の剥
離紙を剥した面とを貼り合わせメタリツク調粘着
シートを完成した。
実施例 3
実施例1に記載したと同じ粘着剤100重量部に
粒度10μの実施例2に記載の銅粉を20重量部添加
し均一に混練、分散させた金属粉末分散粘着剤を
実施例1に記載の剥離紙に、乾燥後の粘着剤厚が
30μになる様に均一に塗布し、更にこの粘着剤層
の上に上記粘着剤100重量部に粒度20μの実施例
2に記載のアルミ粉末を10重量部添加し、均一に
混練した金属粉末分散粘着剤を、乾燥後の粘着剤
厚が50μになる様に均一に塗布し、乾燥後、透明
塩ビフイルム〔三晃プラスチツク(株)製、商品名:
ロイハン〕50μ厚と貼り合わせてメタリツク調粘
着シートを完成した。
粒度10μの実施例2に記載の銅粉を20重量部添加
し均一に混練、分散させた金属粉末分散粘着剤を
実施例1に記載の剥離紙に、乾燥後の粘着剤厚が
30μになる様に均一に塗布し、更にこの粘着剤層
の上に上記粘着剤100重量部に粒度20μの実施例
2に記載のアルミ粉末を10重量部添加し、均一に
混練した金属粉末分散粘着剤を、乾燥後の粘着剤
厚が50μになる様に均一に塗布し、乾燥後、透明
塩ビフイルム〔三晃プラスチツク(株)製、商品名:
ロイハン〕50μ厚と貼り合わせてメタリツク調粘
着シートを完成した。
実施例 4
実施例1に記載の剥離紙に実施例1に記載の粘
着剤に粒度20μの実施例2に記載のアルミ粉末を
10重量部添加し、均一に混練、分散した粘着剤
を、乾燥後の粘着剤厚が50μになる様に均一に塗
布し、乾燥後、透明アクリルフイルム〔三菱レー
ヨン(株)製、商品名:アクリプレン〕と貼り合わせ
る。別に実施例1に記載の剥離紙に上記粘着剤に
粒度5μのアルミ粉末〔東洋アルミ(株)製、商品
名:アルペースト〕を10重量部添加し均一に混
練、分散させたものを、乾燥後の塗布厚が30μに
なる様に均一に塗布し、乾燥後、この面と、上記
の粒度20μのアルミ粉末を分散した粘着剤層上の
剥離紙を剥がした面とを貼り合せてメタリツク調
粘着シートを完成した。
着剤に粒度20μの実施例2に記載のアルミ粉末を
10重量部添加し、均一に混練、分散した粘着剤
を、乾燥後の粘着剤厚が50μになる様に均一に塗
布し、乾燥後、透明アクリルフイルム〔三菱レー
ヨン(株)製、商品名:アクリプレン〕と貼り合わせ
る。別に実施例1に記載の剥離紙に上記粘着剤に
粒度5μのアルミ粉末〔東洋アルミ(株)製、商品
名:アルペースト〕を10重量部添加し均一に混
練、分散させたものを、乾燥後の塗布厚が30μに
なる様に均一に塗布し、乾燥後、この面と、上記
の粒度20μのアルミ粉末を分散した粘着剤層上の
剥離紙を剥がした面とを貼り合せてメタリツク調
粘着シートを完成した。
第1図は従来のメタリツク調粘着シートの拡大
縦断面図であり、第2図および第3図は本発明の
メタリツク調粘着シートの拡大縦断面図である。 1……透明プラスチツクフイルム、2……粒度
の小さい均一粒度の金属粉末を分散させた粘着剤
の薄層、3……剥離紙、4……粒度の小さい均一
粒度の金属粉末、5……透明プラスチツクフイル
ム、6……大粒子層、7……小粒子層、8……剥
離紙、9……大粒子の金属粉末、10……小粒子
の金属粉末。
縦断面図であり、第2図および第3図は本発明の
メタリツク調粘着シートの拡大縦断面図である。 1……透明プラスチツクフイルム、2……粒度
の小さい均一粒度の金属粉末を分散させた粘着剤
の薄層、3……剥離紙、4……粒度の小さい均一
粒度の金属粉末、5……透明プラスチツクフイル
ム、6……大粒子層、7……小粒子層、8……剥
離紙、9……大粒子の金属粉末、10……小粒子
の金属粉末。
Claims (1)
- 1 アクリル系粘着剤に粒度1〜50μの隠蔽性の
有る金属粉末を均密に混練、分散させて得られる
粘着剤の薄層とアクリル系粘着剤に粒度が上記金
属粉末よりも少くとも5μ以上大きくかつ10〜
500μの範囲内にある金属粉末を均密に混練、分
散させて得られる粘着剤の薄層とからなる2層の
粘着剤の薄層を透明プラスチツクフイルムと剥離
紙との間に挾持したことを特徴とする輝きの優れ
たメタリツク調粘着シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56198679A JPS58101176A (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 輝きの優れたメタリツク調粘着シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56198679A JPS58101176A (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 輝きの優れたメタリツク調粘着シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58101176A JPS58101176A (ja) | 1983-06-16 |
JPS6153396B2 true JPS6153396B2 (ja) | 1986-11-17 |
Family
ID=16395239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56198679A Granted JPS58101176A (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 輝きの優れたメタリツク調粘着シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58101176A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0433280Y2 (ja) * | 1985-09-27 | 1992-08-10 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4511320B2 (ja) * | 2004-11-11 | 2010-07-28 | 北川工業株式会社 | 片面粘着性シート及びその製造方法 |
JP2010100757A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Dic Corp | プラスチックフィルムラミネート鋼板用接着剤組成物 |
JP6729260B2 (ja) | 2016-09-30 | 2020-07-22 | ブラザー工業株式会社 | 粘着テープカートリッジ |
JP6674662B2 (ja) | 2016-09-30 | 2020-04-01 | ブラザー工業株式会社 | 粘着テープカートリッジ |
JP6729259B2 (ja) | 2016-09-30 | 2020-07-22 | ブラザー工業株式会社 | 粘着テープロールの製造方法及び粘着テープカートリッジの製造方法 |
-
1981
- 1981-12-11 JP JP56198679A patent/JPS58101176A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0433280Y2 (ja) * | 1985-09-27 | 1992-08-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58101176A (ja) | 1983-06-16 |
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