JPH0210000Y2 - - Google Patents
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- JPH0210000Y2 JPH0210000Y2 JP1983039296U JP3929683U JPH0210000Y2 JP H0210000 Y2 JPH0210000 Y2 JP H0210000Y2 JP 1983039296 U JP1983039296 U JP 1983039296U JP 3929683 U JP3929683 U JP 3929683U JP H0210000 Y2 JPH0210000 Y2 JP H0210000Y2
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Landscapes
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テレビ、クーラー、ラジオ等の家電
製品のプラスチツクハウジングの表面絵付、ある
いはプラスチツク製自動車部品、抗具、ライタ
ー、雑貨等の表面絵付に使用される熱転写箔の構
成に関するものである。近年前記した家電製品の
ハウジング、雑貨等の表面化粧法としては、その
簡便さ及びトータルコストの低下指向によつて従
来のプラスチツクフイルムのラミネート、あるい
は塗装に変つて、熱転写方式が主流になりつつあ
る。中でも、金属感を有したいわゆるメタリツク
転写箔はその機能的な意匠感により、需要は伸び
つつある。メタリツク転写箔の中でも、特に表面
にヘアーラインの条痕を表現した転写箔は特別の
意匠感を有する為、ヘアーライン転写箔として一
つの商品形態をなしている。
製品のプラスチツクハウジングの表面絵付、ある
いはプラスチツク製自動車部品、抗具、ライタ
ー、雑貨等の表面絵付に使用される熱転写箔の構
成に関するものである。近年前記した家電製品の
ハウジング、雑貨等の表面化粧法としては、その
簡便さ及びトータルコストの低下指向によつて従
来のプラスチツクフイルムのラミネート、あるい
は塗装に変つて、熱転写方式が主流になりつつあ
る。中でも、金属感を有したいわゆるメタリツク
転写箔はその機能的な意匠感により、需要は伸び
つつある。メタリツク転写箔の中でも、特に表面
にヘアーラインの条痕を表現した転写箔は特別の
意匠感を有する為、ヘアーライン転写箔として一
つの商品形態をなしている。
ヘアーライン転写箔の製方及び構成としては、
実公昭52−16803号公報及び実公昭52−16804号公
報に示されている様に、転写フイルムの基材ベー
スにヘアーライン加工を施して条痕をつけ、その
上に剥離層、着色層あるいは絵柄層、隠蔽層、接
着層より順次なるものである。
実公昭52−16803号公報及び実公昭52−16804号公
報に示されている様に、転写フイルムの基材ベー
スにヘアーライン加工を施して条痕をつけ、その
上に剥離層、着色層あるいは絵柄層、隠蔽層、接
着層より順次なるものである。
上記したヘアーライン転写箔はヘアーライン加
工を施した基材フイルム（一般にはポリエステル
フイルム）を使用する為、以下の欠点を有する。
工を施した基材フイルム（一般にはポリエステル
フイルム）を使用する為、以下の欠点を有する。
基材ベースにヘアーライン加工を施す為、フ
イルムの強度が低下し、転写加工時にフイルム
の切断が生じ易い。又、加工時のフイルムの削
りカスによるゴミが発生し易い。
イルムの強度が低下し、転写加工時にフイルム
の切断が生じ易い。又、加工時のフイルムの削
りカスによるゴミが発生し易い。
ヘアーライン効果は基材ベースのヘアーライ
ン効果のみによるので限界が有る。（ヘアーラ
インの条痕部と非条痕部の色の違うものは得ら
れない。） 基材ベースへのヘアーライン加工は極めて高
価である。
ン効果のみによるので限界が有る。（ヘアーラ
インの条痕部と非条痕部の色の違うものは得ら
れない。） 基材ベースへのヘアーライン加工は極めて高
価である。
の理由により薄手のポリエステルフイルム
（例えば20μ以下）の使用は困難であり、基材
ベースフイルムの厚さが制限される。
（例えば20μ以下）の使用は困難であり、基材
ベースフイルムの厚さが制限される。
表面にヘアーラインエンボスが形成されるの
で転写した製品が汚れ易い。
で転写した製品が汚れ易い。
本考案は以上のような従来のヘアーライン転写
箔の欠点を解消したヘアーライン調メタリツク転
写箔の構成に関するものである。
箔の欠点を解消したヘアーライン調メタリツク転
写箔の構成に関するものである。
本考案の構成を図面に従つて説明すると、第１
図に示すようにポリエステルフイルム、ポリオレ
フインフイルム等のプラスチツクフイルム、紙、
金属箔、単体あるいはこれらの複合体もしくはこ
れらのものにあらかじめ表面処理を施した基体シ
ート１上に、該基本シートに剥離可能で、かつ転
写後は被転写体の表面保護層となる剥離ニス層
２、通常の着色インキ、あるいはメタリツク調着
色インキよりなるヘアーライン柄層３、金属蒸
着、もしくはバインダー内にメタリツク顔料を混
入したインキによるメタリツクベタ層４、必要に
応じて設ける着色隠蔽層５、被転写基材への接着
性を付与する為の接着層６を順次形成したもので
ある。
図に示すようにポリエステルフイルム、ポリオレ
フインフイルム等のプラスチツクフイルム、紙、
金属箔、単体あるいはこれらの複合体もしくはこ
れらのものにあらかじめ表面処理を施した基体シ
ート１上に、該基本シートに剥離可能で、かつ転
写後は被転写体の表面保護層となる剥離ニス層
２、通常の着色インキ、あるいはメタリツク調着
色インキよりなるヘアーライン柄層３、金属蒸
着、もしくはバインダー内にメタリツク顔料を混
入したインキによるメタリツクベタ層４、必要に
応じて設ける着色隠蔽層５、被転写基材への接着
性を付与する為の接着層６を順次形成したもので
ある。
本考案に使用される剥離ニス層、ヘアライン柄
層、メタリツクベタ層、着色隠蔽層、接着層等に
使用されるインキのバインダー及び顔料等に関し
ては、通常の熱転写箔に使用される公知のものな
らば任意に使用できる 本考案は以上のような構成よりなるので以下の
特長を有する。
層、メタリツクベタ層、着色隠蔽層、接着層等に
使用されるインキのバインダー及び顔料等に関し
ては、通常の熱転写箔に使用される公知のものな
らば任意に使用できる 本考案は以上のような構成よりなるので以下の
特長を有する。
基材ベースにヘアーライン加工を施すことな
くヘアーライン調の転写箔が得られるので、基
材ベースフイルムの強度低下がないし、又ヘア
ーライン加工時の削りカスによるゴミの発生も
ない。又、安価である。
くヘアーライン調の転写箔が得られるので、基
材ベースフイルムの強度低下がないし、又ヘア
ーライン加工時の削りカスによるゴミの発生も
ない。又、安価である。
ヘアーラインの条痕部と非条痕部の色の選択
が任意である。
が任意である。
基材ベースにヘアーライン加工を施す必要が
ないので薄手の箔が使用でき、従つて熱転写効
率が良好である。
ないので薄手の箔が使用でき、従つて熱転写効
率が良好である。
転写した製品は表面が平滑であるので耐汚染
性に優れる。
性に優れる。
実施例
厚さ25μのポリエステルフイルム上に厚さ5μの
アクリル系樹脂よりなる剥離ニス層２、白色アク
リル系着色インキよりなるヘアーライン柄層（太
さ約100μ、長さ約１cm〜２cm、ピツチ200μ〜
300μ）３、アクリル系バインダー100重量部当り
アルミペースト顔料を30重量含んだ約10μの厚さ
のメタリツクベタ層４、アクリル系隠蔽層５、厚
さ約2μのアクリル系接着剤よりなる接着層６を、
各々グラビア印刷方式によつて順に形成して、ヘ
アーライン調メタリツク転写箔を得た。
アクリル系樹脂よりなる剥離ニス層２、白色アク
リル系着色インキよりなるヘアーライン柄層（太
さ約100μ、長さ約１cm〜２cm、ピツチ200μ〜
300μ）３、アクリル系バインダー100重量部当り
アルミペースト顔料を30重量含んだ約10μの厚さ
のメタリツクベタ層４、アクリル系隠蔽層５、厚
さ約2μのアクリル系接着剤よりなる接着層６を、
各々グラビア印刷方式によつて順に形成して、ヘ
アーライン調メタリツク転写箔を得た。
図面は本考案の転写箔の断面図を示すものであ
る。 １……基本シート、２……剥離ニス層、３……
ヘアーライン柄層、４……メタリツクベタ層、５
……隠蔽層、６……接着剤層。
る。 １……基本シート、２……剥離ニス層、３……
ヘアーライン柄層、４……メタリツクベタ層、５
……隠蔽層、６……接着剤層。
Claims (1)
- 基本シート１上に透明ニスによる剥離ニス層２
着色インキによる印刷ヘアーライン柄層３、メタ
リツクベタ層４、着色隠蔽層５、および接着剤層
６を順次設けてなるヘアーライン調メタリツク転
写箔。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3929683U JPS59143766U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | ヘア−ライン調メタリツク転写箔 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3929683U JPS59143766U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | ヘア−ライン調メタリツク転写箔 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59143766U JPS59143766U (ja) | 1984-09-26 |
| JPH0210000Y2 true JPH0210000Y2 (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=30169947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3929683U Granted JPS59143766U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | ヘア−ライン調メタリツク転写箔 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59143766U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61130082A (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-17 | Toppan Printing Co Ltd | 特殊効果を有する金属類蒸着転写箔およびその製造方法 |
| JPH0343022Y2 (ja) * | 1984-12-04 | 1991-09-09 | ||
| MXPA02002033A (es) * | 1999-08-27 | 2002-11-07 | Heineken Tech Services | Etiquetas para transferencia. |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571787A (en) * | 1980-06-02 | 1982-01-06 | Nakayama Kagaku Shikoushiyo:Kk | Transfer foil base material |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848854Y2 (ja) * | 1980-03-03 | 1983-11-08 | 日本ビクター株式会社 | 木製スピ−カキヤビネツト |
| JPS5848851Y2 (ja) * | 1980-03-06 | 1983-11-08 | 日本ビクター株式会社 | スピ−カの壁面取付構造 |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP3929683U patent/JPS59143766U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571787A (en) * | 1980-06-02 | 1982-01-06 | Nakayama Kagaku Shikoushiyo:Kk | Transfer foil base material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59143766U (ja) | 1984-09-26 |
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