JPH0210188Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0210188Y2
JPH0210188Y2 JP5043183U JP5043183U JPH0210188Y2 JP H0210188 Y2 JPH0210188 Y2 JP H0210188Y2 JP 5043183 U JP5043183 U JP 5043183U JP 5043183 U JP5043183 U JP 5043183U JP H0210188 Y2 JPH0210188 Y2 JP H0210188Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative sheet
sheet
pattern
cellulose
protective layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5043183U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59157035U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5043183U priority Critical patent/JPS59157035U/ja
Publication of JPS59157035U publication Critical patent/JPS59157035U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0210188Y2 publication Critical patent/JPH0210188Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は接着剤を介して床材用の基材に積層し
て使用する化粧シートに関するものであつて、特
に寸法安定性が非常に良好であることを特徴とす
るものである。
床材用の化粧シートとしては、突板や模様を施
した塩化ビニルシート等が広く用いられている
が、突板は同系統の意匠を有するものを大量に確
保することが困難であり、塩化ビニルシートのよ
うな熱可塑性樹脂フイルムは熱収縮が大きく、基
材からの剥離や薄い基材が反るといつた問題点を
有していた。
本考案の化粧シートは熱に対して非常に安定で
あり、基材からの剥離等は全く生じない。
以下図面に従つて本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の化粧シートの一例を示す断面
図であり、セルロース−ポリオレフイン系シート
1の片面に所望の模様2と表面保護層3とが形成
されたものである。
セルロース−ポリオレフイン系シートは熱に対
して非常に安定があつて、例えば100℃で30分間
加熱した場合に、同一の厚さの塩化ビニルシート
(可塑剤含有量20重量部)が縦方向で3〜5%収
縮するのに対して、セルロース−ポリオレフイン
系シートは縦、横共に0.5%以下の変化しか起こ
らない。
表面保護層はウレタン系、アクリル系、エポキ
シ系等の樹脂をグラビアコーター、フローコータ
ー、ロールコーター等を用いて形成する。
第2図はエンボスを施した場合の化粧シートの
断面図である。エンボスを施す時期は模様を形成
する前でも後でもどちらでも良い。
エンボスした凹部には着色剤を埋め込むことが
できる。その方法としては、エンボスと同時に着
色するバーレープリント法、着色剤を全面に塗布
して凹部以外に付着した分を除去するワイピング
法等がある。ワイピング法を用いた場合に模様が
悪影響を受ける心配がある場合には、第3図に示
すように模様2の上の部分のみに補助の表面保護
層3′を設けることもできる。
本考案の化粧シートを床材用の基板に接着する
のに使用する接着剤としては、酢酸ビニル系、エ
チレン酢酸ビニル系、アクリル系、尿素系、ウレ
タン系、その他のものが使用できる。なお、エチ
レン酢酸ビニル系の接着剤は耐熱性にやや劣るの
で、耐熱性を要求される用途については耐熱性の
良い酢酸ビニル系の接着剤を用いるのが好まし
い。
なお、化粧シートの接着面をコロナ放電処理し
ておくと接着力が向上し、より安価な接着剤の使
用が可能となる。
以上のような構成からなる本考案の化粧シート
は、塩化ビニルシート等に比べて熱による収縮が
非常に小さく、従つて寸法安定性が格段に優れて
いる。又、熱収縮の比較的小さい樹脂含有紙等に
比べて印刷適性が優れており、意匠性の点におい
ても充分に満足できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の化粧シートの実施例を示すもの
であり、第1図は模様と表面保護層を設けた場
合、第2図はそれにエンボスを加えた場合、第3
図は更に凹部への着色と補助の表面保護層とを加
えた場合を各々示す断面図である。 1……セルロース−ポリオレフイン系シート、
2……模様、3……表面保護層、3′……補助の
表面保護層、4……着色剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚さ0.1mm以上のセルロース−ポリオレフイン
    系シートの片面に、印刷、エンボス等の装飾を施
    してなる寸法安定性の良好な床材用化粧シート。
JP5043183U 1983-04-05 1983-04-05 寸法安定性の良好な床材用化粧シ−ト Granted JPS59157035U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5043183U JPS59157035U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 寸法安定性の良好な床材用化粧シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5043183U JPS59157035U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 寸法安定性の良好な床材用化粧シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157035U JPS59157035U (ja) 1984-10-22
JPH0210188Y2 true JPH0210188Y2 (ja) 1990-03-14

Family

ID=30180893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5043183U Granted JPS59157035U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 寸法安定性の良好な床材用化粧シ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59157035U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59157035U (ja) 1984-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0210188Y2 (ja)
JP4423742B2 (ja) 粘着剤付き化粧シート
JPH0210000Y2 (ja)
JPH0524168A (ja) ラミネート化粧材
JPH01249399A (ja) 凹凸転写材
JP2615468B2 (ja) 金属光沢をもつ化粧材およびその製造方法
JPH033430Y2 (ja)
JPH1016140A (ja) プラスチック化粧シートとその製造方法
JPH0399548U (ja)
JPS6346580Y2 (ja)
JPH0624203Y2 (ja) 化粧材
JP2558382Y2 (ja) 化粧単板シート
JPS5826989Y2 (ja) 窓ガラス用接着テ−プもしくはシ−ト
JPS593887Y2 (ja) 化粧板用化粧紙
JPS6023984B2 (ja) 銅調化粧シ−トおよびその製造方法
JPS6246725Y2 (ja)
JPH04226386A (ja) 転写シートおよびその使用方法
JPH0526605Y2 (ja)
JPH02210386A (ja) シート状物の部分剥離方法
JPH051417Y2 (ja)
JPH11170438A (ja) ワイピング調エンボス化粧シートの製造方法および転写材
JPH028751Y2 (ja)
JPH0389472U (ja)
JPH06182721A (ja) 曲面化粧部材の製造方法
JPH0661902B2 (ja) 化粧板及びその製造方法