JPS6023984B2 - 銅調化粧シ−トおよびその製造方法 - Google Patents

銅調化粧シ−トおよびその製造方法

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JPS6023984B2
JPS6023984B2 JP18655880A JP18655880A JPS6023984B2 JP S6023984 B2 JPS6023984 B2 JP S6023984B2 JP 18655880 A JP18655880 A JP 18655880A JP 18655880 A JP18655880 A JP 18655880A JP S6023984 B2 JPS6023984 B2 JP S6023984B2
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JP
Japan
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copper
pvc film
ink
decorative sheet
sheet
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JP18655880A
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JPS57110446A (en
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秀夫 石沢
宏顕 永長
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は銅調化粧シートおよびその製造方法に関するも
のである。
従来鋼調化粧シートは、基材と銅箔を貼合せたシートに
ウレタン、ェポキシ、ポリエステル等の熱硬化型の透明
合成樹脂を塗布、ェンボスロールでェンボスし、ェンボ
ス部に熱硬化型の着色インキで着色、ワィピングを行う
か、または基材と鋼箔を貼合せ、熱硬化型インキで直接
その上に印刷またはプラィマーコート後印刷し、その上
に熱硬化型合成樹脂を塗布したものである。
また第1図の断面説明図に示されるように菱打紙10上
に紡錆塗料層9を設けその上に銅箔8を貼着し、その表
面に熱硬化型着色インキで印刷7を施た上に熱硬化型塗
料層6を設けてこれをェンボスしたものがある。いずれ
も鋼箔を使用しているので銅そのものの輝きをもってい
るが銅の表裏とも皮覆しないと錆の発生の危険があり、
また表面の樹脂皮膜に傷の入った場合、またはシートの
切断面を処理しないと鈴を生ずること、また硬質である
銅箔を使用しているから壁紙等の場合は可犠牲に乏しく
、出ずみ、入ずみの貼合せが難かしく、施工も従釆の壁
紙よりもむずかしい。さらに銅箔が高価であるため、ど
うしてもコスト高となるなど多くの欠点を有している。
本発明は上記の従来の銅調シートを著しく改善したもの
であって以下、本発明を図示の断面説明図、第2図およ
び第3図によって説明する。
先ず透明塩ビフィルム2の表面に樹脂で表面処理をした
銅粉、ないしフレーク状の銅小片を含んだグラビアイン
キでべタ印刷3を施す。次いで着色メタリックプラスチ
ックフィルム(主として塩ビフィルム)4を、上記べタ
印刷面3の下に来るように重ね、任意の図柄の熱ェンボ
ス(ダブリングェンボスという)を銅含有インキ層3を
中心として両フィルムを接着1体化する。次にこのェン
ポス面全体に反応型インキをコートする。このィンキの
禾硬化の状態の時ワィピングによりェンボス凹部にイン
キを残し、硬化(経時的に進行する)させるものである
。上記の透明塩ビフィルムは50〜200ムのものが好
ましく、銅含有グラビアインキはその中に含まれる顔料
に対し約20%とするのがよい。
本発明における着色メタリックプラスチックフィルム4
は50〜200一の塩ビフィルムがよい(これは理研ビ
ニル社あるいは三宝樹脂社で販売しているものを使用す
るのが便利である)。
ェンボス面に施す反応型インキは二液型ウレタン、二液
型ポリエステル、二液型ェポキシ樹脂等で、ロールコー
ト、ナチュラルコート、リバースコート、ナイフコート
等の方法によりコートされる。
またワィピングには回転ブラシ、フェルトロール等によ
るワィピングのほか、ゴム、スチール刃等のブレード状
のもので行うこともできる。
このようにしてワイピングされたェンボス面凹部で反応
型インキは経時的に硬化する。iはこの硬化インキであ
る。またェンボスに際し、上記のフィルムを壁紙、不織
布、寒冷紗、プラスチックシート等5や、合板等5′の
基材シート上に置き一体化することも本発明方法に属す
る。
実施例 1可塑剤23%PHRを有する厚さ100ムの
透明塩ビフィルムの一面に上記の銅粉入りグラビアイン
キでべタ印刷し、この印刷面を下にして厚さ100仏の
可塑剤23%PHR入りの着色メタリック塩ビフィルム
(理研ビニル社製)上に重ね、ダブリングェンボスを行
った。
この際先ずフィルムを150〜20000に子熱し、5
〜30m/secの速度で送り出し60〜80つ0のェ
ンボスロールでェンボスした。圧は1のn/のであった
。次いでェンボス部にリバースコートにより反応型黒色
ウレタンインキで全面コートし、直ちに回転ブラシでワ
ィピングを行った。
反応型インキの反応が完了した後このシートを約3側の
合板に貼着した。凹部が黒色、凸部が銅調の美麗な化粧
合板ができた。実施例 2 実施例1のダブリングェンボスに際し、着色メタリック
塩ビシートの下に80夕/〆の壁紙用裏打紙を用いてェ
ンボスして一体とした。
このものをそのェンボス凹部に実施例1と同様黒色反応
型ウレタンインキを全面にコートし、直ちにワィピング
の後、反応を完結させて硬化した。美麗な銅調〆タリッ
ク壁紙となった。本発明によると外観として充分に銅の
感じを表現しており、構造上、錆の発生の心配は全くな
く、ポリ塩化ビニールシートや紙、不織布、寒冷紗等で
裏打ちされた壁紙は、通常の壁紙と同様に可嬢性に富み
作業を楽に行うことができ、合板を基材としたものは銅
調の化粧板として内装に使用して美麗であり錆の心配が
全くない。
このように本発明の銅調化粧シートは銅粉または銅小片
を使用しているので極めて低廉な化粧シートである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の銅調化粧シートの断面説明図、第2図は
本発明の銅調化粧シートの断面説明図、第3図は本発明
の他の1例を示す銅調イひ荘シートの断面説明図である
。 1・・・ェンボス凹部に残した硬化した着色反応型イン
キ、2・・・透明塩ビフィルム、3・・・銅含有グラビ
アインキ層、4・・・着色メタリック塩ビフィルム、5
,5′・・・裏打基材。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透明塩ビフイルムと着色メタリツク塩ビフイルムと
    が銅粉含有インキ層を中間に有して、前記着色メタリツ
    ク塩ビフイルム側に基材シートを含有するかまたはしな
    いで積層一体化されているとともに、その表面には前記
    二つのフイルムが同調して凹部模様を有し、該凹部のみ
    に着色反応型インキが施されていることを特徴とする銅
    調化粧シート。 2 透明塩ビフイルムの一面を銅粉を含有するグラビア
    インキでベタ印刷し、この印刷面を下にして、その下に
    着色メタリツクフイルムを置きあるいは更にその下に壁
    紙、合板等の基材シートを置き、任意の図柄でこれを熱
    エンボスして一体となし、その未硬化の中にワイピング
    によりエンボス凹部にこれを残し、次いでこれを硬化す
    ることを特徴とする銅調化粧シートの製造方法。
JP18655880A 1980-12-29 1980-12-29 銅調化粧シ−トおよびその製造方法 Expired JPS6023984B2 (ja)

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JPS57110446A JPS57110446A (en) 1982-07-09
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JPH0529049B2 (ja) * 1986-06-30 1993-04-28 Teraoka Seiko Kk

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