JPS6151811A - 樹脂モ−ルドコイル - Google Patents
樹脂モ−ルドコイルInfo
- Publication number
- JPS6151811A JPS6151811A JP17323484A JP17323484A JPS6151811A JP S6151811 A JPS6151811 A JP S6151811A JP 17323484 A JP17323484 A JP 17323484A JP 17323484 A JP17323484 A JP 17323484A JP S6151811 A JPS6151811 A JP S6151811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding
- reinforcing material
- insulating layer
- cured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/327—Encapsulating or impregnating
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、熱硬化性樹脂を含浸した滋葉絶縁物とパテ状
樹脂を用いて絶縁被覆された変圧器等の樹脂モールドコ
イルに関する。
樹脂を用いて絶縁被覆された変圧器等の樹脂モールドコ
イルに関する。
電線を層間絶縁物を介して多層に巻回してなる巻線と、
該巻線の内外周を覆って配置された熱硬化性41LJI
]l:rを含む滋M絶縁物からなる絶縁層と、該巻参ア
の両端部を覆うように充填されたパテ状樹脂からなる絶
縁層とを備えた樹脂モールドコイルにおいては、コイル
製作過程で巻線端部にパテ状樹脂を充填するためコイル
を立向にした場合、巻線の自重により巻線各層がずれ、
第4図に示すようなコイルの変形が生じやすい。第4図
において、1.2は巻線の内外周を覆う絶縁層、3はi
li&!。
該巻線の内外周を覆って配置された熱硬化性41LJI
]l:rを含む滋M絶縁物からなる絶縁層と、該巻参ア
の両端部を覆うように充填されたパテ状樹脂からなる絶
縁層とを備えた樹脂モールドコイルにおいては、コイル
製作過程で巻線端部にパテ状樹脂を充填するためコイル
を立向にした場合、巻線の自重により巻線各層がずれ、
第4図に示すようなコイルの変形が生じやすい。第4図
において、1.2は巻線の内外周を覆う絶縁層、3はi
li&!。
4は層間絶縁物、5は巻線各層の端部である。このよう
な樹脂モールドコイルにおいては、巻線内部に樹脂が注
入されないため、短絡時のコイル軸方向の機械的強度も
十分でない。
な樹脂モールドコイルにおいては、巻線内部に樹脂が注
入されないため、短絡時のコイル軸方向の機械的強度も
十分でない。
これらの対策として、特願昭57−152712号に開
示されているように1巻線層層間に帯状激音絶縁物を挿
入し、この帯状激音に2縁物と電線との接着により層間
のずれ防止を図ったものがある。
示されているように1巻線層層間に帯状激音絶縁物を挿
入し、この帯状激音に2縁物と電線との接着により層間
のずれ防止を図ったものがある。
しかし大容量コイルでは、巻線部分のjRi7「が重ぐ
、また短絡時に発生する1に磁機械力も大きいため、前
記のような製作過程での巻線の自重による変形や短絡時
の電磁機械力による巻線の変形に十分対応できるもので
はなかった。
、また短絡時に発生する1に磁機械力も大きいため、前
記のような製作過程での巻線の自重による変形や短絡時
の電磁機械力による巻線の変形に十分対応できるもので
はなかった。
本発明の目的は、壱巌〜間のずれを止めることにより、
製作過程での巻線の自重による変形をなくし、短絡時の
コイル軸方向の機械的強度を向上させたこの種の樹脂モ
ールドコイルを提供することにある。
製作過程での巻線の自重による変形をなくし、短絡時の
コイル軸方向の機械的強度を向上させたこの種の樹脂モ
ールドコイルを提供することにある。
本発明は、電線を層間絶縁物を介して多層に巻回してな
る巻線と、該巻線の内外周を覆って配置された熱硬化性
樹脂を含む徴集絶縁物からなる絶縁層と、該巻線の両端
部を覆うように充填されたパテ状樹脂からなる絶縁層と
を備えた樹脂モールドコイルにおいて、巻線をその全層
にわたり、または複数に分割された巻線層ごとにコイル
軸方向に包むようにコイル周方向の複数箇所に配置され
た熱硬化性樹脂を含む帯状補強材を備え、巻線の内外周
に位置する該帯状補強材を巻線の内外周を覆う前記絶縁
層に接着してなることを特徴とするものである。
る巻線と、該巻線の内外周を覆って配置された熱硬化性
樹脂を含む徴集絶縁物からなる絶縁層と、該巻線の両端
部を覆うように充填されたパテ状樹脂からなる絶縁層と
を備えた樹脂モールドコイルにおいて、巻線をその全層
にわたり、または複数に分割された巻線層ごとにコイル
軸方向に包むようにコイル周方向の複数箇所に配置され
た熱硬化性樹脂を含む帯状補強材を備え、巻線の内外周
に位置する該帯状補強材を巻線の内外周を覆う前記絶縁
層に接着してなることを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を第1図〜第3図により説明する
。
。
第1図〜第3図において、1〜5は@4図と対応する部
分であり、説明を省略する。6は巻線層間のずれを防止
するための帯状補強材で、巻線の内外周を覆う絶縁層1
.2と同様に、ガラス繊維等の礒維質基材にエポキシ樹
脂等の熱硬化性樹脂を含浸しセミキュア状態とした徴集
絶縁物を用いて形成する。7は巻線層を包む帯状補強材
6の閉じ合わされた端部を示している。8は巻線の両端
部を覆うパテ状樹脂からなる絶縁層である。
分であり、説明を省略する。6は巻線層間のずれを防止
するための帯状補強材で、巻線の内外周を覆う絶縁層1
.2と同様に、ガラス繊維等の礒維質基材にエポキシ樹
脂等の熱硬化性樹脂を含浸しセミキュア状態とした徴集
絶縁物を用いて形成する。7は巻線層を包む帯状補強材
6の閉じ合わされた端部を示している。8は巻線の両端
部を覆うパテ状樹脂からなる絶縁層である。
M1図にはを線を全層にわたり包むように帯状補強層6
を配置した例を示す。製作に轟っては、まず内周絶縁層
1を形成するセミキュア状態の激音絶打物を巻型上に巻
回し、次にセミキュア状態の帯状補強材6を、コイル円
周方向の複数箇所(図示例では4箇所)に、長手方向が
コイル軸方向と一致するように展開して配置する。この
上に電&!3を層間絶縁物−4を介して多層に巻回した
後、巻線の全層を包むように帯状補強材6の両端を閉じ
、ランプ状態とした閉じ合せ部7を粘着テープ等により
巻線外周に止めておく。さらに外周絶縁〜2を形成する
セミキュア状態の激音絶毬物を巻回した後、コイル全体
を加熱し、乾燥と同時に内外周の絶縁層1.2および帯
状補強材6を硬化させる。この時点で内外周の絶縁N1
.2と帯状補強材6が接着・硬化して高い引張強度をも
つに至り、巻線全層が内外周の絶縁層1.2と帯状補強
材6により強固に結束された状態となるので、これ以降
、コイルを立向にしても第4図に示すような巻線各層の
ずれか生じにくくなる。その後、巻線の両端部に絶縁層
8を形成するノ〈テ状樹脂を充填し、加熱硬化させれば
、樹脂モールドコイルが完成する。
を配置した例を示す。製作に轟っては、まず内周絶縁層
1を形成するセミキュア状態の激音絶打物を巻型上に巻
回し、次にセミキュア状態の帯状補強材6を、コイル円
周方向の複数箇所(図示例では4箇所)に、長手方向が
コイル軸方向と一致するように展開して配置する。この
上に電&!3を層間絶縁物−4を介して多層に巻回した
後、巻線の全層を包むように帯状補強材6の両端を閉じ
、ランプ状態とした閉じ合せ部7を粘着テープ等により
巻線外周に止めておく。さらに外周絶縁〜2を形成する
セミキュア状態の激音絶毬物を巻回した後、コイル全体
を加熱し、乾燥と同時に内外周の絶縁層1.2および帯
状補強材6を硬化させる。この時点で内外周の絶縁N1
.2と帯状補強材6が接着・硬化して高い引張強度をも
つに至り、巻線全層が内外周の絶縁層1.2と帯状補強
材6により強固に結束された状態となるので、これ以降
、コイルを立向にしても第4図に示すような巻線各層の
ずれか生じにくくなる。その後、巻線の両端部に絶縁層
8を形成するノ〈テ状樹脂を充填し、加熱硬化させれば
、樹脂モールドコイルが完成する。
帯状補強材6は複数に分割した巻線層ごとに配置しても
よく、第2図には巻線各層ごとに配置した例を示す。こ
の場合、帯状補強材6は各層の巻線終了直後に閉じても
、また第2図に示すように各層の層間絶縁物4の挿入後
に閉じてもよいが、いずれの場合も、各層の帯状補強材
6は前層と後層の帯状補強材6に接触するように配置す
ることが必要である。こうすることにより、加熱硬化時
に各層の帯状補強材6が接着・硬化するとともに、最内
層および最外層の帯状補強材6がそれぞれ内外周の絶縁
層1.2と接着・硬化し、結果的圧巻線全層が内外周の
絶縁層1.2と各層の帯状補強材6により強固に結束さ
れた状態となる。この場合は、各層の帯状補強材6が前
層と後層の帯状補強利6と接着するので、ずれ止め効果
はさらに大きくなる。
よく、第2図には巻線各層ごとに配置した例を示す。こ
の場合、帯状補強材6は各層の巻線終了直後に閉じても
、また第2図に示すように各層の層間絶縁物4の挿入後
に閉じてもよいが、いずれの場合も、各層の帯状補強材
6は前層と後層の帯状補強材6に接触するように配置す
ることが必要である。こうすることにより、加熱硬化時
に各層の帯状補強材6が接着・硬化するとともに、最内
層および最外層の帯状補強材6がそれぞれ内外周の絶縁
層1.2と接着・硬化し、結果的圧巻線全層が内外周の
絶縁層1.2と各層の帯状補強材6により強固に結束さ
れた状態となる。この場合は、各層の帯状補強材6が前
層と後層の帯状補強利6と接着するので、ずれ止め効果
はさらに大きくなる。
本発明によれば、巻線を全層にわたり、寸たけ複数に分
割された巻線層ごとにコイル軸方向に包む帯状補強材と
コイル内外周の絶縁層とが一体に接着して巻線全体を強
固に結束するため、巻線重量の大きい大容量コイルにお
いても、巻線両端部にパテ状樹脂を充填する際の巻線各
層のずれ、さらに詳しくいえば各層の電線と層間絶縁物
あるいは層間絶縁物相互間のすべりにより生ずる巻線の
変形防止に非常に有効であり、また短絡時のコイル軸方
向の機械的強度を向上させることができる。
割された巻線層ごとにコイル軸方向に包む帯状補強材と
コイル内外周の絶縁層とが一体に接着して巻線全体を強
固に結束するため、巻線重量の大きい大容量コイルにお
いても、巻線両端部にパテ状樹脂を充填する際の巻線各
層のずれ、さらに詳しくいえば各層の電線と層間絶縁物
あるいは層間絶縁物相互間のすべりにより生ずる巻線の
変形防止に非常に有効であり、また短絡時のコイル軸方
向の機械的強度を向上させることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すコイル断面図、第2図
は本発明の他の実施例を示すコイル断面図、第3図は第
1図、第2図の実施例におけるパテ状樹脂充填前のコイ
ル端面図、第4図は従来例のコイル部分断面図である。 1:内周絶縁層、2:外周絶縁層、8:電線、4:層間
側縁物、6:帯状補強材、7:帯状補強材の閉じ合せ部
、8:端部絶縁層 $ 12 茅 2 z
は本発明の他の実施例を示すコイル断面図、第3図は第
1図、第2図の実施例におけるパテ状樹脂充填前のコイ
ル端面図、第4図は従来例のコイル部分断面図である。 1:内周絶縁層、2:外周絶縁層、8:電線、4:層間
側縁物、6:帯状補強材、7:帯状補強材の閉じ合せ部
、8:端部絶縁層 $ 12 茅 2 z
Claims (1)
- 電線を層間絶縁物を介して多層に巻回してなる巻線と、
該巻線の内外周を覆つて配置された熱硬化性樹脂を含む
滋葉絶縁物からなる絶縁層と、該巻線の両端部を覆うよ
うに充填されたパテ状樹脂からなる絶縁層とを備えた樹
脂モールドコイルにおいて、巻線をその全層にわたり、
または複数に分割された巻線層ごとにコイル軸方向に包
むようにコイル周方向の複数箇所に配置された熱硬化性
樹脂を含む帯状補強材を備え、巻線の内外周に位置する
該帯状補強材を巻線の内外周を覆う前記絶縁層に接着し
てなることを特徴とする樹脂モールドコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17323484A JPS6151811A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 樹脂モ−ルドコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17323484A JPS6151811A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 樹脂モ−ルドコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6151811A true JPS6151811A (ja) | 1986-03-14 |
Family
ID=15956633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17323484A Pending JPS6151811A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 樹脂モ−ルドコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6151811A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014132451A1 (ja) | 2013-03-01 | 2014-09-04 | 株式会社日立産機システム | 油入変圧器 |
WO2016017381A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | 株式会社日立産機システム | モールド変圧器 |
CN112792203A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-05-14 | 华中科技大学 | 一种电磁成形线圈轴向加固方法及装置 |
-
1984
- 1984-08-22 JP JP17323484A patent/JPS6151811A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014132451A1 (ja) | 2013-03-01 | 2014-09-04 | 株式会社日立産機システム | 油入変圧器 |
WO2016017381A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | 株式会社日立産機システム | モールド変圧器 |
JPWO2016017381A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2017-04-27 | 株式会社日立産機システム | モールド変圧器 |
CN112792203A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-05-14 | 华中科技大学 | 一种电磁成形线圈轴向加固方法及装置 |
WO2022134449A1 (zh) * | 2020-12-23 | 2022-06-30 | 华中科技大学 | 一种电磁成形线圈轴向加固方法及装置 |
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