JPS61190903A - 樹脂モ−ルドコイル - Google Patents
樹脂モ−ルドコイルInfo
- Publication number
- JPS61190903A JPS61190903A JP3030685A JP3030685A JPS61190903A JP S61190903 A JPS61190903 A JP S61190903A JP 3030685 A JP3030685 A JP 3030685A JP 3030685 A JP3030685 A JP 3030685A JP S61190903 A JPS61190903 A JP S61190903A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive coil
- coil
- resin
- liquid
- flame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/06—Insulation of windings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、樹脂モールドコイルに係シ、%に導電コイル
の伝熱特性および絶縁特性の向上に好適な樹脂モールド
フィルに関する。
の伝熱特性および絶縁特性の向上に好適な樹脂モールド
フィルに関する。
この種、樹脂モールドコイルの従来技術として#i、特
開昭57−121207号公報や特開昭58−6680
6号公報に開示されているものがある。しかし、従来技
術はそのいずれも導電コイルの内部に空気層が形成され
ていて、この空気層が断熱層として機能し、導電コイル
の熱放散が著しく悪く。
開昭57−121207号公報や特開昭58−6680
6号公報に開示されているものがある。しかし、従来技
術はそのいずれも導電コイルの内部に空気層が形成され
ていて、この空気層が断熱層として機能し、導電コイル
の熱放散が著しく悪く。
伝熱特性を改善する必要があった。
また、導電コイルのコイル用導体間に空気層が存在する
と、空気の誘電率は層間絶縁物の誘電率に比べ、非常に
小さいため、空気l一部分の電界が強くなシ、部分放電
などがしやすくなり、絶縁性が悪くなるという問題もあ
った。
と、空気の誘電率は層間絶縁物の誘電率に比べ、非常に
小さいため、空気l一部分の電界が強くなシ、部分放電
などがしやすくなり、絶縁性が悪くなるという問題もあ
った。
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決し、導電コ
イルの伝熱特性を向上でき、しかも導電コイルの絶縁特
性の向上をも図り得る樹脂モールドコイルを提供するこ
とにある。
イルの伝熱特性を向上でき、しかも導電コイルの絶縁特
性の向上をも図り得る樹脂モールドコイルを提供するこ
とにある。
本発明は、導電コイルの内部のボイド部に1難燃性で絶
縁性を有する液体を含浸させたところに特徴を有するも
ので、この構成により、熱放牧を阻害していた空気層を
なくシ、導電コイルの伝熱特性を向上させることができ
、かつ難燃性で絶縁性を有する液体を使用することKよ
って、絶縁特性を大幅に向上させることができる。
縁性を有する液体を含浸させたところに特徴を有するも
ので、この構成により、熱放牧を阻害していた空気層を
なくシ、導電コイルの伝熱特性を向上させることができ
、かつ難燃性で絶縁性を有する液体を使用することKよ
って、絶縁特性を大幅に向上させることができる。
以下、本発明の実施例を図面によシ説明する。
第1図、第2図および第3図は、本発明の一実施例を示
すもので、これらの図に示す樹脂モールドコイルlは、
樹脂を含有した内、外周の薄葉絶縁物5.6間に、導電
コイル2が配置されている。
すもので、これらの図に示す樹脂モールドコイルlは、
樹脂を含有した内、外周の薄葉絶縁物5.6間に、導電
コイル2が配置されている。
前記導電コイル2は、コイル用導体8と層間絶縁物4と
を多数巻回して構成されている。また、導電コイル2の
両端部には層間クリープ距離を確保するための絶縁物7
が詰められている。さらに1導電コイル2は袋状の高密
度フィルム8によシ包み込まれている。
を多数巻回して構成されている。また、導電コイル2の
両端部には層間クリープ距離を確保するための絶縁物7
が詰められている。さらに1導電コイル2は袋状の高密
度フィルム8によシ包み込まれている。
前記導電コイル2の内部のボイド部には、難燃性で高い
絶縁性を有するシリコーン油等の液体10が含浸されて
いて、導電コイル2の内部に空気層が形成されないよう
にしている。
絶縁性を有するシリコーン油等の液体10が含浸されて
いて、導電コイル2の内部に空気層が形成されないよう
にしている。
前記高密度フィルム8で包み込まれた導電コイル2の両
端部には、高粘度のパテ状樹脂9が充填されている。
端部には、高粘度のパテ状樹脂9が充填されている。
前記実施例の樹脂モール゛トコイル1は、例えば次のよ
うな工程で製作される。
うな工程で製作される。
まず、離型剤を塗布した巻心(図示せず)を巻線機(図
示せず)に取り付け、#記巻心の外周に。
示せず)に取り付け、#記巻心の外周に。
ガラス繊維布、ポリエステル繊維布等の繊維質基材に予
め液状の樹脂を含浸させ、半硬化状態としたシート状ま
たはテープ状の薄葉絶縁物5を巻回する。
め液状の樹脂を含浸させ、半硬化状態としたシート状ま
たはテープ状の薄葉絶縁物5を巻回する。
ついで、前記薄葉絶縁物5の外周に、ポリエステルフィ
ルム等の高密度フィルム8を巻き、その外周にコイル用
導体8と、ポリエステルフィルムやアラミツド紙等の層
間絶縁物4とを重ねて複数回巻き、導電コイル2を形成
する。
ルム等の高密度フィルム8を巻き、その外周にコイル用
導体8と、ポリエステルフィルムやアラミツド紙等の層
間絶縁物4とを重ねて複数回巻き、導電コイル2を形成
する。
前記導電コイル2の外周にも前述の高密度フィルム8を
巻き、その外周に前記薄葉絶縁物5と同様の薄葉絶縁物
6を巻回する。
巻き、その外周に前記薄葉絶縁物5と同様の薄葉絶縁物
6を巻回する。
ついで、導電コイル20両端部に、層間り17−プ距離
を確保する絶縁物7を入れる。
を確保する絶縁物7を入れる。
次に、導電コイル2の内、外周に巻回した高密度フィル
ム8の一端部をアイロンや高周波加熱手段等を使用して
熱融着し、袋状にする。
ム8の一端部をアイロンや高周波加熱手段等を使用して
熱融着し、袋状にする。
内、外周の薄葉絶縁物5.6で覆われた前記導電コイル
2と巻心とを一緒に巻線機−・ら取シ外し、硬化炉に入
れ、導電コイル2を乾燥させると同時に、薄葉絶縁物5
.6に含浸させた樹脂を硬化させ、その硬化完了後に巻
心を抜き取る。
2と巻心とを一緒に巻線機−・ら取シ外し、硬化炉に入
れ、導電コイル2を乾燥させると同時に、薄葉絶縁物5
.6に含浸させた樹脂を硬化させ、その硬化完了後に巻
心を抜き取る。
次に、高密度フィルム8の熱融着した端部側を上方に向
けて導電コイル2を立て、この導電コイル2の一端部に
高粘度のパテ状樹脂9を入れ、硬化炉中でパテ状樹脂9
を加熱硬化させる。
けて導電コイル2を立て、この導電コイル2の一端部に
高粘度のパテ状樹脂9を入れ、硬化炉中でパテ状樹脂9
を加熱硬化させる。
ついで、前記導電コイル2を上下反転させ、導電コイル
2の内部に、難燃性で高い絶縁性を有するシリコーン油
等の液体10を注入する。これKよう、導電コイル2の
内部のボイド部、つま)コイル用導体3と層間絶縁物4
の間に形成されるボイド部に、前記液体10が浸透する
。
2の内部に、難燃性で高い絶縁性を有するシリコーン油
等の液体10を注入する。これKよう、導電コイル2の
内部のボイド部、つま)コイル用導体3と層間絶縁物4
の間に形成されるボイド部に、前記液体10が浸透する
。
さらに、前記導電コイル2の他端部に、高粘度のパテ状
樹脂9を入れ、このパテ状樹脂9の加熱硬化時に、前記
液体10が加熱温度による体積膨張して導電コイル2か
ら溢れ出てもよいように、第3図に示すごとく、小径の
管11を立て、再度硬化炉中に入れ、加熱硬化させる。
樹脂9を入れ、このパテ状樹脂9の加熱硬化時に、前記
液体10が加熱温度による体積膨張して導電コイル2か
ら溢れ出てもよいように、第3図に示すごとく、小径の
管11を立て、再度硬化炉中に入れ、加熱硬化させる。
前記パテ状樹脂9の加熱硬化後、前記管11を塞ぎ、樹
脂モールド;イル1を完成させる。
脂モールド;イル1を完成させる。
前記パテ状樹脂9の加熱硬化処理は、コイル通電時のコ
イル温度より高温で処理するため、製品である樹脂モー
ルドコイル1の運転中に、導電コイル2の゛内部の圧力
が異常に高くなるようなことはない。
イル温度より高温で処理するため、製品である樹脂モー
ルドコイル1の運転中に、導電コイル2の゛内部の圧力
が異常に高くなるようなことはない。
なお、前述の工程において、層間絶縁物4に予め液体1
0を含浸させたものを使用すれば、導電コイル2の内部
のボイド部への液体10の注入工程を省略することがで
きる。
0を含浸させたものを使用すれば、導電コイル2の内部
のボイド部への液体10の注入工程を省略することがで
きる。
前述の工程によシ製作された樹脂モールドコイル1は、
導電コイル2の内部処熱放紋を阻害する空気層が形成さ
れないので、導電コイル2の伝熱特性を向上させること
ができる。
導電コイル2の内部処熱放紋を阻害する空気層が形成さ
れないので、導電コイル2の伝熱特性を向上させること
ができる。
また、導電コイル2の内部に難燃性で高い絶縁性を有す
る液体10を含浸させているので、導電コイル2の絶縁
特性を大幅に向上させることができる。
る液体10を含浸させているので、導電コイル2の絶縁
特性を大幅に向上させることができる。
以上説明した本発明によれば、導電コイルの内部のボイ
ド部に、難燃性で絶縁性を有する液体を含浸させたこと
によシ、導電コイルの内部に熱放散を阻害する空気層が
形成されないので、導電コイルの伝熱特性を向上させ得
る効果がある。
ド部に、難燃性で絶縁性を有する液体を含浸させたこと
によシ、導電コイルの内部に熱放散を阻害する空気層が
形成されないので、導電コイルの伝熱特性を向上させ得
る効果がある。
また、本発明によれば、導電コイルの内部のボイド部に
難燃性で絶縁性を有する液体を含浸させたことKよシ、
液体自体の絶縁機能によシ絶縁性を向上させることがで
き、さらに本発明では導電コイルのコイル用導体間に空
気層が形成されず、導電コイルの内部のボイド部に液体
が充満しておシ、液体の誘電率は層間絶縁物の誘電率に
近いため、電界が集中することないため、これらの相乗
効果によシ導電コイルの絶縁特性を著しく向上させ得る
効果がある。
難燃性で絶縁性を有する液体を含浸させたことKよシ、
液体自体の絶縁機能によシ絶縁性を向上させることがで
き、さらに本発明では導電コイルのコイル用導体間に空
気層が形成されず、導電コイルの内部のボイド部に液体
が充満しておシ、液体の誘電率は層間絶縁物の誘電率に
近いため、電界が集中することないため、これらの相乗
効果によシ導電コイルの絶縁特性を著しく向上させ得る
効果がある。
また、本発明によれば、伝熱特性と絶l&特性の向上に
よシ、樹脂モールドコイル全体の小形化を図り得る派生
的効果をも有する。
よシ、樹脂モールドコイル全体の小形化を図り得る派生
的効果をも有する。
第1図は本発明樹脂モールドコイルの外観を示す斜視図
、第2図は第1図に示す樹脂モールドコイルの半部の拡
大縦断面図、第3図は第2図中の一部をさらに拡大して
示した縦断面図である。 1・・・樹脂モールドコイル、2・・・導電コイル、3
・・・コイル用導体、4・・・層間絶縁物、5.6・・
・内、外周の薄葉絶縁物、7・・・導電コイルの両端部
の絶縁物、8・・・導電コイルを包み込む高密度フィル
ム、9・・・高粘度のパテ状樹脂、10・・・導電コイ
ルの内部のボイド部に含浸させた液体。
、第2図は第1図に示す樹脂モールドコイルの半部の拡
大縦断面図、第3図は第2図中の一部をさらに拡大して
示した縦断面図である。 1・・・樹脂モールドコイル、2・・・導電コイル、3
・・・コイル用導体、4・・・層間絶縁物、5.6・・
・内、外周の薄葉絶縁物、7・・・導電コイルの両端部
の絶縁物、8・・・導電コイルを包み込む高密度フィル
ム、9・・・高粘度のパテ状樹脂、10・・・導電コイ
ルの内部のボイド部に含浸させた液体。
Claims (1)
- 樹脂を含有した内、外周の薄葉絶縁物間に、コイル用導
体と層間絶縁物とを巻回した導電コイルを配置し、この
導電コイルの両端部に高粘度のパテ状樹脂を充填した樹
脂モールドコイルにおいて、前記導電コイルの内部のボ
イド部に、難燃性で絶縁性を有する液体を含浸させたこ
とを特徴とする樹脂モールドコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3030685A JPS61190903A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 樹脂モ−ルドコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3030685A JPS61190903A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 樹脂モ−ルドコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61190903A true JPS61190903A (ja) | 1986-08-25 |
Family
ID=12300077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3030685A Pending JPS61190903A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 樹脂モ−ルドコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61190903A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0551746U (ja) * | 1991-12-16 | 1993-07-09 | 良明 河底 | セルフシール付き封かん袋 |
JPH0743152U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-18 | 有限会社クリーン・パック | 真空圧縮密封収納用袋 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP3030685A patent/JPS61190903A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0551746U (ja) * | 1991-12-16 | 1993-07-09 | 良明 河底 | セルフシール付き封かん袋 |
JPH0743152U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-18 | 有限会社クリーン・パック | 真空圧縮密封収納用袋 |
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