JPS6151006A - ポリビニルアミン類の架橋造球方法 - Google Patents
ポリビニルアミン類の架橋造球方法Info
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- JPS6151006A JPS6151006A JP17156184A JP17156184A JPS6151006A JP S6151006 A JPS6151006 A JP S6151006A JP 17156184 A JP17156184 A JP 17156184A JP 17156184 A JP17156184 A JP 17156184A JP S6151006 A JPS6151006 A JP S6151006A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、水溶性のポリビニルアミン及びポリイノプロ
ペニルアミン(以下1.「ポリビニルアミノ類」と総称
する。)の、強塩基性陰イオン交換樹脂、キレート樹脂
等としてより優れた新規な樹脂を得るだめの、架橋造球
方法に関するものである。
ペニルアミン(以下1.「ポリビニルアミノ類」と総称
する。)の、強塩基性陰イオン交換樹脂、キレート樹脂
等としてより優れた新規な樹脂を得るだめの、架橋造球
方法に関するものである。
本発明で原料として用いる上記のポリビニルアミノ類が
水C性高分子電解質でその水溶液が強塩基性を示すこと
は、従来から知られている。
水C性高分子電解質でその水溶液が強塩基性を示すこと
は、従来から知られている。
これは、炭素−炭素結合よシなる高分子主鎖にアミン基
が高密度に結合しており、この隣接するアミノ基がミク
ロ的に及び主頓の高次構造がマクロ的に相互作用するた
めである。
が高密度に結合しており、この隣接するアミノ基がミク
ロ的に及び主頓の高次構造がマクロ的に相互作用するた
めである。
(従来の技術)
ところで、従来から用いられているアルキルMM換四級
アンモニウム基を官能基とする強塩基性陰イオン交換樹
脂は、ホフマン分解による劣化のため熱的安定性が制限
されるという欠点を有する。
アンモニウム基を官能基とする強塩基性陰イオン交換樹
脂は、ホフマン分解による劣化のため熱的安定性が制限
されるという欠点を有する。
これに対して、本発明で用いられるポリビニルアミン類
は、強塩基性でちるのに加え、上記した如き従来の強塩
基性陰イオン交換樹脂に比べ、より優れた熱的安定性を
期待でき、耐熱性の強塩基性陰イオン交換樹脂としての
用途が期待される。また、かかるポリビニルアミン類は
、アミン基の立体的な配置が種々の金属イオン、とくに
絹イオン等の遷移金属イオンとのキレート生成に適した
位置を占めていて強固なキレート生成能力があること、
又その化学構造から炭素原子に対する窯素原子の含有比
率が大きく、単位重量当りの窒素、含有率即ち官能基量
が大きいことから、これを用い高交換容量を有するキレ
ート・A月旨の製造が期待される。
は、強塩基性でちるのに加え、上記した如き従来の強塩
基性陰イオン交換樹脂に比べ、より優れた熱的安定性を
期待でき、耐熱性の強塩基性陰イオン交換樹脂としての
用途が期待される。また、かかるポリビニルアミン類は
、アミン基の立体的な配置が種々の金属イオン、とくに
絹イオン等の遷移金属イオンとのキレート生成に適した
位置を占めていて強固なキレート生成能力があること、
又その化学構造から炭素原子に対する窯素原子の含有比
率が大きく、単位重量当りの窒素、含有率即ち官能基量
が大きいことから、これを用い高交換容量を有するキレ
ート・A月旨の製造が期待される。
(発明が解決しようとする間垣点)
しかしながら、かかる水溶性のポリビニルアミノ類をイ
オン交換、町脂或いはキレート樹脂等として使用できる
ようにするためには、まず不溶化する必要があり、さら
にこれらの用途の操作上からすれば球状に不溶化するこ
とが必須である。
オン交換、町脂或いはキレート樹脂等として使用できる
ようにするためには、まず不溶化する必要があり、さら
にこれらの用途の操作上からすれば球状に不溶化するこ
とが必須である。
(問題点を解決するだめの手段)
本発明者らは、上記の如く優れた多くの性能を有する水
溶性高分子電解質のポリビニルアミノ類を、強塩基性隘
イオン交換、討脂、キレート(樹脂等の用途に巾広く使
用できるように、球状に不溶化する方法を提供すること
を目的として、鋭意研究を進めた結果、本発明に到達し
たものである。すなわち、本発明のポリビニルアミノ類
;1(ポリビニルアミン及びポリイソプロペニルアミン
の総称)の架橋造球方法は、ポリビニルアミン、須の水
・4液を水と混和しない有機溶媒に懸沼させ、アルキル
基置換−級アミノ基と結合可能な水溶性或いは油溶性の
多官能性架橋剤をそれぞれ水層或いは油層に添加して反
応せしめ、架橋して球状化させることによシ行われる。
溶性高分子電解質のポリビニルアミノ類を、強塩基性隘
イオン交換、討脂、キレート(樹脂等の用途に巾広く使
用できるように、球状に不溶化する方法を提供すること
を目的として、鋭意研究を進めた結果、本発明に到達し
たものである。すなわち、本発明のポリビニルアミノ類
;1(ポリビニルアミン及びポリイソプロペニルアミン
の総称)の架橋造球方法は、ポリビニルアミン、須の水
・4液を水と混和しない有機溶媒に懸沼させ、アルキル
基置換−級アミノ基と結合可能な水溶性或いは油溶性の
多官能性架橋剤をそれぞれ水層或いは油層に添加して反
応せしめ、架橋して球状化させることによシ行われる。
本発明で原料として用いる
一般式(1)ニー←CM、−C−殆
H2
(式中、RはH又はメチル基を表わし、nは整数を表わ
す)で示されるポリビニルアミン類は、ポリビニルフタ
ルイミド又はポリイソプロペニルフタルイミドとヒドラ
ジンヒトラードとの反応によりそれぞれのフタルヒドラ
ジド塩を得た後加水分解する方法、N−ビニルアルキル
(若シくハホルム)アミド又はN−インプロペニル
□アルキル(若しくはホルム)アミドを重合後加水分
解する方法、或いはポリアクリルアミド又 ′はポ
リメタクリルアミドのホフマン反応による方法等のいず
れの方法で製造したものでも良い。
す)で示されるポリビニルアミン類は、ポリビニルフタ
ルイミド又はポリイソプロペニルフタルイミドとヒドラ
ジンヒトラードとの反応によりそれぞれのフタルヒドラ
ジド塩を得た後加水分解する方法、N−ビニルアルキル
(若シくハホルム)アミド又はN−インプロペニル
□アルキル(若しくはホルム)アミドを重合後加水分
解する方法、或いはポリアクリルアミド又 ′はポ
リメタクリルアミドのホフマン反応による方法等のいず
れの方法で製造したものでも良い。
かかるポリビニルアミノ類の重全平均分子責としては、
1000〜50万程度のものを用いることが好ましい。
1000〜50万程度のものを用いることが好ましい。
すなわち、重量平均分子量が1000より小さいポリビ
ニルアミン類を用いる場合には、架橋反応の効率が悪く
生成する不溶化eat j」iの収率が悪<ナシ、或い
は造球が困維となる。又、重量平均分子量が50万より
大きなポリビニルアミン類を用いる場合には、水に対す
る溶解度が小さく架橋反応の収率が悪くなるのに加え、
水溶液の粘度が高くなるために良好な懸6個分散状態が
得られず、造球が困滅となる。
ニルアミン類を用いる場合には、架橋反応の効率が悪く
生成する不溶化eat j」iの収率が悪<ナシ、或い
は造球が困維となる。又、重量平均分子量が50万より
大きなポリビニルアミン類を用いる場合には、水に対す
る溶解度が小さく架橋反応の収率が悪くなるのに加え、
水溶液の粘度が高くなるために良好な懸6個分散状態が
得られず、造球が困滅となる。
本発明で用いるポリビニルアミン類の水溶液は、上記し
た高分子分子量により大きくその粘匠が規定される。か
かるポリビニルアミン類水溶液の濃度としては、一般に
重量基準で3%〜70チのものが用いられる。これは、
3%よシ低くては架橋反応が順調に進行せず、又70%
よシ高くては水溶液が高粘度となり、いずれの、7
場合も造球できないhとによる。
た高分子分子量により大きくその粘匠が規定される。か
かるポリビニルアミン類水溶液の濃度としては、一般に
重量基準で3%〜70チのものが用いられる。これは、
3%よシ低くては架橋反応が順調に進行せず、又70%
よシ高くては水溶液が高粘度となり、いずれの、7
場合も造球できないhとによる。
更に本発明で用いるポリビニルアミン類は、ポリビニル
(又はインプロペニル)7タルイミドヒドラジド塩から
の遊離、ポリビニルアルキルアミド又はポリビニルホル
ムアミド若しくはポリビニルアセトアミドの変性、或い
はポリアクリルアミド又はポリメタクリルアミドのホフ
マン反応等のいずれも高分子反応によりアミノ基を生成
する方法で製造したものであるから、アミノ基前駆体を
100係アミン基に変換できない場合もある。かかる場
合も含めて、本発明の方法で架橋造球反応を有効に行い
且つ有効な官能基蛮を有する優れた性能の樹脂を得るた
めには、少なくともモル比で50%以上、好ましくはモ
ル比で70多以上のアミノ基を分子中に含有する原料ポ
リビニルアミン類を用いることが好ましい。
(又はインプロペニル)7タルイミドヒドラジド塩から
の遊離、ポリビニルアルキルアミド又はポリビニルホル
ムアミド若しくはポリビニルアセトアミドの変性、或い
はポリアクリルアミド又はポリメタクリルアミドのホフ
マン反応等のいずれも高分子反応によりアミノ基を生成
する方法で製造したものであるから、アミノ基前駆体を
100係アミン基に変換できない場合もある。かかる場
合も含めて、本発明の方法で架橋造球反応を有効に行い
且つ有効な官能基蛮を有する優れた性能の樹脂を得るた
めには、少なくともモル比で50%以上、好ましくはモ
ル比で70多以上のアミノ基を分子中に含有する原料ポ
リビニルアミン類を用いることが好ましい。
また、本発明で用いるポリビニルアミン類水溶液のpH
は、架橋造球反応に用いる前記多官能性架橋剤の種類に
よって左右される。当該架橋剤として、例えば三臭化又
はニョウ化ポリメチレフ類を用いる場合には、架橋反応
を有効に進行させるために、pH7〜12程度、又グル
タルアルデヒドを用いる場合には、pH4以下の酸性東
件を還ぶことか好ましい。
は、架橋造球反応に用いる前記多官能性架橋剤の種類に
よって左右される。当該架橋剤として、例えば三臭化又
はニョウ化ポリメチレフ類を用いる場合には、架橋反応
を有効に進行させるために、pH7〜12程度、又グル
タルアルデヒドを用いる場合には、pH4以下の酸性東
件を還ぶことか好ましい。
また、本発明における水不溶性の分散媒としては、架橋
反応に対して不活性であれぽいihfする媒体でも用い
ること′ができる。このような有機溶媒としては、例え
ば四塩化炭素、ベルクロルエチレン等のポリクロル化炭
素、クロロホルム、トリクロルエチレン、ジクロルエチ
レン。
反応に対して不活性であれぽいihfする媒体でも用い
ること′ができる。このような有機溶媒としては、例え
ば四塩化炭素、ベルクロルエチレン等のポリクロル化炭
素、クロロホルム、トリクロルエチレン、ジクロルエチ
レン。
ジクロルエタン、1,2−ジクロルプロパン等のトリー
又はジ−クロル化脂肪族炭化水素類、クロルベンゼン、
O−ジクロルベンゼン、p−ジクロルベンゼン、フロム
ベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素類、ベンゼン、
トルエン、p−キシレン、m−キシレン等の芳香族炭化
水素類、デカン、ドデカン、ウンデカン等の脂肪族炭化
水R頌、シクロヘキサン、シクロプロパン等の脂環式炭
化水素シヌ、シクロヘキサノール。
又はジ−クロル化脂肪族炭化水素類、クロルベンゼン、
O−ジクロルベンゼン、p−ジクロルベンゼン、フロム
ベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素類、ベンゼン、
トルエン、p−キシレン、m−キシレン等の芳香族炭化
水素類、デカン、ドデカン、ウンデカン等の脂肪族炭化
水R頌、シクロヘキサン、シクロプロパン等の脂環式炭
化水素シヌ、シクロヘキサノール。
シクロペンタノール等の環状アルコール類などが挙げら
れる。
れる。
また、本発明におけるポリビニルアミン頌水溶液と上記
の有f、!’i fa !l!3(水不溶性分散媒)と
の使用比率は、個々の有機溶媒の水に対する溶解度及び
分散安定性等によって決定されるが、−収約には水溶液
1体積に対して2から5休債の有機溶媒を用いる。すな
わち、水溶液1体積に対して2休債より少ない量の有機
溶媒を用いた場合には、水相と油相との通帳が生じ易く
、良好な分散状態が得られにくい。一方、水容it体積
に対して5休債より大きい量の有様溶媒を用いた場合に
は、良好な分散状態を得ることはできるが、反応1回当
たりの樹脂の収率が悪いという問題が生じる。
の有f、!’i fa !l!3(水不溶性分散媒)と
の使用比率は、個々の有機溶媒の水に対する溶解度及び
分散安定性等によって決定されるが、−収約には水溶液
1体積に対して2から5休債の有機溶媒を用いる。すな
わち、水溶液1体積に対して2休債より少ない量の有機
溶媒を用いた場合には、水相と油相との通帳が生じ易く
、良好な分散状態が得られにくい。一方、水容it体積
に対して5休債より大きい量の有様溶媒を用いた場合に
は、良好な分散状態を得ることはできるが、反応1回当
たりの樹脂の収率が悪いという問題が生じる。
また、本発明における水不溶性分散媒(上記有機溶媒)
中には、分散安定剤としてエチルセルロース、セルロー
スアセテートフチレート。
中には、分散安定剤としてエチルセルロース、セルロー
スアセテートフチレート。
エチルヒドロキシエチルセロルース等の油溶性セルロー
ス、或いはアラビアゴム、ソルビタンセスキオレート、
ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノステアレート
等の油溶性分散安定剤を添加するのが好ましい。これら
の添加子は、分散媒に対して、通常0.05〜10重f
?r%、好まし〈は0.1〜5重量係である。
ス、或いはアラビアゴム、ソルビタンセスキオレート、
ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノステアレート
等の油溶性分散安定剤を添加するのが好ましい。これら
の添加子は、分散媒に対して、通常0.05〜10重f
?r%、好まし〈は0.1〜5重量係である。
本発明における多官能性架橋剤としては、原料ポリビニ
ルアミン類の官能基単位、即ち一級アミ7基との反応に
より共有結合を生ずる官能基を1分子中に二つ又はそれ
以上有するものであれば、水溶性或いは油溶性のいずれ
でも使用することができる。かかる多官能性架橋剤の具
体例としては、三臭化ジメチレン、三臭化トリメチレン
、工具化テトラメチレン、三臭化ペンタメチレン、ニョ
ウ化ジメチレン等の三臭化又はニョウ化ポリメチレフ類
)四臭化ペンタエリスリット、p−二塩化キシリレンジ
ルー二j1%化キシリレン等のp−ニハロゲン化キシリ
レフ類、二塩化ジエチレングリコール、二塩化テトラエ
チレングリコール、工具化ジエチレングリコール2二臭
化トリエチレングリコール等のニハロゲン化ポリエチレ
フグリコール類、或いはエビクロルヒドロリンなどを挙
げることができる。
ルアミン類の官能基単位、即ち一級アミ7基との反応に
より共有結合を生ずる官能基を1分子中に二つ又はそれ
以上有するものであれば、水溶性或いは油溶性のいずれ
でも使用することができる。かかる多官能性架橋剤の具
体例としては、三臭化ジメチレン、三臭化トリメチレン
、工具化テトラメチレン、三臭化ペンタメチレン、ニョ
ウ化ジメチレン等の三臭化又はニョウ化ポリメチレフ類
)四臭化ペンタエリスリット、p−二塩化キシリレンジ
ルー二j1%化キシリレン等のp−ニハロゲン化キシリ
レフ類、二塩化ジエチレングリコール、二塩化テトラエ
チレングリコール、工具化ジエチレングリコール2二臭
化トリエチレングリコール等のニハロゲン化ポリエチレ
フグリコール類、或いはエビクロルヒドロリンなどを挙
げることができる。
以上の油溶性の架橋剤の他に、グルタルジアルデヒド等
のポリメチレンジアルデヒドμsなどの水溶性の架橋剤
が挙げられる。
のポリメチレンジアルデヒドμsなどの水溶性の架橋剤
が挙げられる。
本発明におけるこれらの多官能性架橋剤の使用量は、そ
れぞれの架橋剤の原料ポリビニルアミン類の分子中に含
まれるアミン基に対する反応性、水溶性、油溶性の度合
によって左右されるが、一般的に言えば、原料ポリビニ
ルアミン類のアミノ基1モル当り0.05〜0.5モル
である。
れぞれの架橋剤の原料ポリビニルアミン類の分子中に含
まれるアミン基に対する反応性、水溶性、油溶性の度合
によって左右されるが、一般的に言えば、原料ポリビニ
ルアミン類のアミノ基1モル当り0.05〜0.5モル
である。
本発明における架橋造球反応の方法としては、用いる前
記多官能性架橋剤を、その水溶性か油浴性かの違いによ
り、あらかじめポリビニルアミンを溶解した水溶液(水
層)又は水溶性分散媒(油層)のいずれかに溶解させ、
前記した体積比に従って分散後、架橋反応を行う方法が
挙げられる。この際の反応条件は、用いる多官能性架橋
剤の化学反応性或いは用いる水不溶性有機溶媒の沸点等
により最適化されるものであるが、一般的に言えば、反
応時間としては5時間〜40時間、反応温度としては室
温〜100℃を用いることが好ましい。
記多官能性架橋剤を、その水溶性か油浴性かの違いによ
り、あらかじめポリビニルアミンを溶解した水溶液(水
層)又は水溶性分散媒(油層)のいずれかに溶解させ、
前記した体積比に従って分散後、架橋反応を行う方法が
挙げられる。この際の反応条件は、用いる多官能性架橋
剤の化学反応性或いは用いる水不溶性有機溶媒の沸点等
により最適化されるものであるが、一般的に言えば、反
応時間としては5時間〜40時間、反応温度としては室
温〜100℃を用いることが好ましい。
(実施例)
次jC本発明を実施例により更に具体的に説明する。な
お、「%」は特に断わらない限り重役によるものである
。
お、「%」は特に断わらない限り重役によるものである
。
実施例1゜
還:元M度’7sp/C=1.4 (1規定NaCJ水
溶液。
溶液。
0、1重量%)(分子量1万〜10万)で分子中のホル
ムアミド基の加水分解率が98モル係でアル、ポリ(1
\丁−ビニルホルムアミド)の加水分解により製造した
ポリビニルアミン塩履塩10f(アミノ基含有景0.1
2 mOn )を、5.08P(o、xzmoJ)の水
酸化ナトリウムを含む200m1の水溶液に溶解させた
。
ムアミド基の加水分解率が98モル係でアル、ポリ(1
\丁−ビニルホルムアミド)の加水分解により製造した
ポリビニルアミン塩履塩10f(アミノ基含有景0.1
2 mOn )を、5.08P(o、xzmoJ)の水
酸化ナトリウムを含む200m1の水溶液に溶解させた
。
上記で得たポリビニルアミンの水溶液を、p−二塩化キ
シリレン10.39 (0,059mod )を溶解し
た二塩化エチレンi400mn中に分散させた。30分
t’x、:拌を続は水層が油層に充分に分散したことを
確認した後、徐々に加熱し60°Cで5時間反応を行っ
たところ、球状のゲルが生成した。さらに架橋反応を進
行させるだめに、仁拌を絖けながら昇温を行い、水と二
塩化エチレ/の共沸混合物を300m1fl去し、架:
l1造、球反応を完結させた。
シリレン10.39 (0,059mod )を溶解し
た二塩化エチレンi400mn中に分散させた。30分
t’x、:拌を続は水層が油層に充分に分散したことを
確認した後、徐々に加熱し60°Cで5時間反応を行っ
たところ、球状のゲルが生成した。さらに架橋反応を進
行させるだめに、仁拌を絖けながら昇温を行い、水と二
塩化エチレ/の共沸混合物を300m1fl去し、架:
l1造、球反応を完結させた。
この様にして得た球状のゲルを、500+r、Jのメタ
ノールケ用いて洗浄した゛鎚水洗し、水ご認化ナトリウ
ム水溶液及び水を用いてコンディ/ヨニン(を行った。
ノールケ用いて洗浄した゛鎚水洗し、水ご認化ナトリウ
ム水溶液及び水を用いてコンディ/ヨニン(を行った。
得られた樹脂は、水溶液中での体積は72m1゜であり
、GZO係の水分を含んでいることが判明した。
、GZO係の水分を含んでいることが判明した。
実施列λ
還元粘度ηsp/C: L、 3 (1規定Na(J水
(容赦。
(容赦。
0.1重阜裂)(分子量1万〜10万)のホフマン分解
率が94モル係でおる、ポリアクリルアミドのホフマン
分解により製造したポリビニルアミ75.4f(アミノ
基含有i 0.12 mo g )を、200mβの水
に溶解した。
率が94モル係でおる、ポリアクリルアミドのホフマン
分解により製造したポリビニルアミ75.4f(アミノ
基含有i 0.12 mo g )を、200mβの水
に溶解した。
上記で得たポリビニルアミン水54 iを、工具化プロ
パン11.99 (0,059mol )を含有するオ
ルトジクロルベンゼン液400mJ中に分散させた。3
0分損拌を続け、水層が油層に充分に分散したことを確
認した後、徐々に加熱し60℃で3時間反応を行ったと
ころ、球状のゲルが生成した。嘔らに架橋反応を進行さ
せるために、抵拌を絖けながら昇温を行い、水とλ−ル
トジクロルベンゼンの共沸混合物を300 n11留出
させ、架橋造球反応を完結させた。
パン11.99 (0,059mol )を含有するオ
ルトジクロルベンゼン液400mJ中に分散させた。3
0分損拌を続け、水層が油層に充分に分散したことを確
認した後、徐々に加熱し60℃で3時間反応を行ったと
ころ、球状のゲルが生成した。嘔らに架橋反応を進行さ
せるために、抵拌を絖けながら昇温を行い、水とλ−ル
トジクロルベンゼンの共沸混合物を300 n11留出
させ、架橋造球反応を完結させた。
イ6られた樹脂は、水溶液中での体積は6orBHであ
り、68.896の水分を含んでいることが判明した。
り、68.896の水分を含んでいることが判明した。
実施例3゜
m 元K L ηsp/ C= 1−4 (1規定Na
C17に溶液。
C17に溶液。
0、1 i−4,% ) (分子量1万〜10万)の加
水分解率が85モル係である、ポIJ(N−ビニルアセ
トアミド)の加水分解により製造したポリビニルアミン
塩酸塩52を100mJの水溶液とした。
水分解率が85モル係である、ポIJ(N−ビニルアセ
トアミド)の加水分解により製造したポリビニルアミン
塩酸塩52を100mJの水溶液とした。
1 上記で得だポリビニルアミン塩酸塩水溶液に
297のグルタルジアルデヒドを加えた水溶液を、n−
ヘキサン・四塩化炭素(3対1の体積比)混合液200
mJ中に分散させ、1時間1rト拌を続けたところ、球
状のゲルが生成した。さらに架橋反応ケ進行させるため
に、毫拌を続けなから昇温を行い、水、n−ヘキサン及
び四塩化炭素の共沸混合物100rrlJを留出させ、
架橋造球反応?完結させた。
297のグルタルジアルデヒドを加えた水溶液を、n−
ヘキサン・四塩化炭素(3対1の体積比)混合液200
mJ中に分散させ、1時間1rト拌を続けたところ、球
状のゲルが生成した。さらに架橋反応ケ進行させるため
に、毫拌を続けなから昇温を行い、水、n−ヘキサン及
び四塩化炭素の共沸混合物100rrlJを留出させ、
架橋造球反応?完結させた。
この様にして得た球状のゲルを、300mJのメタノー
ルを用いて洗浄した後水洗し、7i(酸化ナトリウム水
浴液及び水を用いてコンディ7ョニングを行った。
ルを用いて洗浄した後水洗し、7i(酸化ナトリウム水
浴液及び水を用いてコンディ7ョニングを行った。
得られた樹脂は、水溶液中での体積は30m1であり、
6s、o%の水分を含んでいることが判明した。
6s、o%の水分を含んでいることが判明した。
(発明の効果)
以上の結果から、水溶性でアミノ基含有率の高いポリビ
ニルアミン類を原料とし、これを水溶液として、当該水
溶液又は分散媒に溶解した多官能性架橋剤により架橋反
応させる本発明の架橋造球方法によれば、前記原料のア
ミノ基含有率の高い水溶性ポリビニルアミン類は水不溶
性分散媒の存在下、極めて容易に球状に不溶化され、強
塩基性陰イオン交換樹脂、キレート樹脂等として耐熱性
、高交換容量等の優れた性能を示す架橋球状樹脂が容易
に高収伏で得られるものと認められる。
ニルアミン類を原料とし、これを水溶液として、当該水
溶液又は分散媒に溶解した多官能性架橋剤により架橋反
応させる本発明の架橋造球方法によれば、前記原料のア
ミノ基含有率の高い水溶性ポリビニルアミン類は水不溶
性分散媒の存在下、極めて容易に球状に不溶化され、強
塩基性陰イオン交換樹脂、キレート樹脂等として耐熱性
、高交換容量等の優れた性能を示す架橋球状樹脂が容易
に高収伏で得られるものと認められる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、水不溶性分散媒の存在下、一般式(1)▲数式、化
学式、表等があります▼………(1) (式中、RはH又はメチル基を表わし、nは整数を表わ
す)で示されるポリビニルアミン類の水溶液を懸濁し、
アルキル基置換一級アミノ基と結合可能な多官能性架橋
剤を反応せしめて架橋造球を行うことを特徴とするポリ
ビニルアミン類の架橋造球方法。 2、ポリビニルアミン類として重量平均分子量が100
0〜50万のものを用いることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のポリビニルアミン類の架橋造球方法。 3、アルキル基置換一級アミノ基と結合可能な多官能性
架橋剤として、一般式(2) X−(CH_2)−_n′X………(2) (式中、XはBr又はIを表わし、n′は2〜10の整
数を表わす)で示される二臭化若しくは二ヨウ化ポリメ
チレン、或いは一般式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼………(3) (式中、XはCl、Br又はIを表わし、R′はH、メ
チル基、エチル基又はハロゲン原子を表わす)で示され
るp−二ハロゲン化キシリレン若しくはその核置換誘導
体を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
第2項記載のポリビニルアミン類の架橋造球方法。 4、アルキル基置換一級アミノ基と結合可能な多官能性
架橋剤として、一般式(4) OHC−(CH_2)−_mCHO………(4)(式中
、mは2〜5の整数を表わす)で示されるポリメチレン
ジアルデヒド、一般式(5)▲数式、化学式、表等があ
ります▼……(5) (式中、lは0又は1〜20の整数を表わし、R′はH
、メチル基、エチル基又はハロゲン原子を表わす)で示
される分子中にベンゼン核を有するジアルデヒド、或い
はエピクロルヒドリンを用いることを特徴とする特許請
求の範囲第1項又は第2項記載のポリビニルアミン類の
架橋造球方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17156184A JPS6151006A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | ポリビニルアミン類の架橋造球方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17156184A JPS6151006A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | ポリビニルアミン類の架橋造球方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6151006A true JPS6151006A (ja) | 1986-03-13 |
Family
ID=15925416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17156184A Withdrawn JPS6151006A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | ポリビニルアミン類の架橋造球方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6151006A (ja) |
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- 1984-08-20 JP JP17156184A patent/JPS6151006A/ja not_active Withdrawn
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